JPH04252670A - 画質補正装置 - Google Patents

画質補正装置

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Publication number
JPH04252670A
JPH04252670A JP3009363A JP936391A JPH04252670A JP H04252670 A JPH04252670 A JP H04252670A JP 3009363 A JP3009363 A JP 3009363A JP 936391 A JP936391 A JP 936391A JP H04252670 A JPH04252670 A JP H04252670A
Authority
JP
Japan
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circuit
video signal
amplitude
signal
noise
Prior art date
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Pending
Application number
JP3009363A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Maeda
昭浩 前田
Masashi Nakazato
中里 政司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH04252670A publication Critical patent/JPH04252670A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、VTR等の映像機器に
適用され、映像の輪郭部を強調することにより画質の調
整を行う画質調整回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】VTR等の映像機器においては、再生映
像の鮮鋭度を増すために、輪郭強調回路を備えたものが
ある。上記輪郭強調回路としては、図4に示す2次微分
型のものと図6に示す遅延線型のものが主に用いられて
いる。以下に、これら輪郭強調回路について説明する。
【0003】2次微分型の輪郭強調回路では、図5の(
a)に示すようなビデオ信号が入力されると、1次微分
回路21で同図の(b)に示すような微分波形が得られ
る。
【0004】この微分波形は、さらに2次微分回路22
で同図の(c)に示すように微分されて強調信号となる
。また、ビデオ信号は、1次微分回路21および2次微
分回路22による処理で遅延したビデオ信号と時間的な
タイミングを合わせるため時間補正回路23を通過して
減算回路24に入力される。そして、減算回路24にて
遅延回路23を経たビデオ信号から上記の強調信号が減
じられることにより、同図の(d)に示すように、立ち
上がりと立ち下がりのエッジ部にプリシュートとオーバ
ーシュートが付加されたビデオ信号が得られる。
【0005】一方、遅延線型の輪郭補正回路では、図7
の(a)に示すようなビデオ信号が、減算回路25に入
力されるとともに、遅延回路26により同図の(b)に
示すように時間Δt遅延して減算回路25に入力される
。減算回路25にて遅延回路26を経たビデオ信号から
元のビデオ信号が減算され、同図の(d)に示すような
強調信号が得られる。また、遅延回路26により遅延し
たビデオ信号は、減算回路27に入力されるとともに、
遅延回路28によりさらに時間Δt遅延して減算回路2
7に入力される。減算回路27にて遅延回路26を経た
ビデオ信号から遅延回路28を経たビデオ信号が減算さ
れ、同図の(e)に示すような強調信号が得られる。そ
して、加算回路29で遅延回路26を経たビデオ信号に
減算回路25・27からの強調信号が加算されることに
より、同図の(f)に示すように、立ち上がりと立ち下
がりのエッジ部にプリシュートとオーバーシュートが付
加されたビデオ信号が得られる。
【0006】このように、上記の輪郭強調回路では、ビ
デオ信号のレベルが変化するエッジ部に強調信号を付加
することにより再生映像の輪郭部を強調するようになっ
ている。また、このような輪郭強調回路では、一般に強
調信号の振幅を調整して輪郭強調の度合を調整すること
ができるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の輪郭
強調回路では、輪郭強調を強く効かせる場合、強調信号
の振幅を増大させるように強調信号を含む高域部分を増
幅するので、その高域部分に含まれるノイズ成分も同様
に増幅されてされてしまう。このため、ビデオ信号のS
/Nが劣化して再生映像の大面積部にノイズが目立つよ
うになり、画質の低下を招来するという問題点が生じて
いた。
【0008】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであって、輪郭強調を強く効かせた場合に、ビデオ信
号の高域部分に含まれるノイズ成分の増大を抑制し、ビ
デオ信号のS/N改善を図ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の画質補正装置は
、ビデオ信号のエッジ部に強調信号を付加することによ
り再生映像の輪郭部を強調する輪郭強調回路を備え、こ
の輪郭強調回路が上記強調信号の振幅を調整しうるよう
になされている画質調整回路において、上記の目的を達
成するために、以下のように構成されていることを特徴
としている。
【0010】すなわち、上記画質補正装置は、上記輪郭
補正回路を経たビデオ信号の高域部分に含まれるノイズ
成分を抽出し、そのビデオ信号から上記ノイズ成分を減
じて除去するノイズ除去回路を備えており、このノイズ
除去回路が、上記輪郭補正回路に設けられた振幅調整手
段により、ビデオ信号から減じる上記ノイズ成分の振幅
を、ビデオ信号に付加される強調信号の振幅の調整量に
応じて調整する振幅調整手段を有している。
【0011】
【作用】上記の構成では、再生映像に輪郭強調を強く効
かせる場合、ビデオ信号に付加する強調信号を増幅する
のに伴ってビデオ信号の高域部分に含まれるノイズ成分
の振幅も増大するが、ノイズ除去回路でも同様に除去す
るノイズ成分の振幅が増幅される。従って、輪郭強調回
路を経たビデオ信号をノイズ除去回路に通過させること
により、増幅された高域部分のノイズ成分が除去され、
輪郭強調の度合に応じて確実にノイズ成分の除去が行わ
れる。
【0012】それゆえ、再生映像に輪郭強調を強く効か
せても、再生映像の大面積部には殆どノイズが現れるこ
とがなくなり、画質の品位を向上させることが可能とな
る。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例について図1ないし図3に
基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0014】本実施例に係る画質補正装置は、図1に示
すように、輪郭強調回路1と、ノイズキャンセラ回路2
と、画質調整ボリーュム3とによって構成されている。
【0015】輪郭強調回路1は、遅延線型のものであり
、遅延回路4・5と、減算回路6・7と、加算回路8と
からなっている。遅延回路4・5は、互いに直列に接続
されており、入力されるビデオ信号を時間Δtだけ遅延
させるようになっている。減算回路6は、遅延回路4を
経たビデオ信号から輪郭強調回路1に入力される元のビ
デオ信号を減じて強調信号を発生する回路である。一方
、減算回路7は、遅延回路4を経たビデオ信号から遅延
回路5を経たビデオ信号を減じて強調信号を発生する回
路である。加算回路8は、遅延回路4を経たビデオ信号
に減算回路6・7で発生した強調信号を加える回路であ
る。この加算回路8は、可変抵抗器からなる画質調整ボ
リューム3により設定される制御電圧に応じて、強調信
号を含む高域部分の振幅を調整するようになっている。 例えば、強調信号の振幅を増大させる場合、制御電圧を
大きくするように画質調整ボリューム3を調整する。
【0016】ノイズ除去回路としてのノイズキャンセラ
回路2は、ハイパスフィルタ(図中HPF)9と、増幅
器10と、リミッタ11と、極性反転回路12と、レベ
ル調整器13と、時間補正回路14と、加算回路15と
からなっている。ハイパスフィルタ9は、輪郭強調回路
1の加算回路8から出力されるビデオ信号よりノイズ成
分を含む高域部分を取り出す回路であり、増幅器10は
、その高域部分を増幅する回路である。リミッタ11は
、増幅器10を経た高域部分の振幅を所定の振幅に制限
し、微小振幅成分をノイズ成分とみなして取り出す回路
である。極性反転回路12は、そのノイズ成分の極性を
反転させる回路である。振幅調整手段としてのレベル調
整器13は、極性反転回路12を経たノイズ成分の振幅
を輪郭強調回路1からのビデオ信号に含まれるノイズ成
分の振幅に合わせるように調整する回路である。このレ
ベル調整器13は、上記加算回路8における高域部分の
振幅の調整量に応じて上記ノイズ成分の振幅を調整する
ように、画質調整ボリューム3の制御電圧に基づいてゲ
インを制御している。一方、時間補正回路14は、加算
回路15に入力する輪郭強調回路1からのビデオ信号を
、ハイパスフィルタ9以降の回路を経て遅延したビデオ
信号との時間的なタイミングを合わせるように、所定時
間遅延させる回路である。そして、加算回路15は、レ
ベル調整器13と時間補正回路14とから出力されるビ
デオ信号を加え合わせる回路である。
【0017】上記の構成において、ビデオ信号は、輪郭
強調回路1に入力されると、遅延回路4で時間Δt遅延
し、さらに遅延回路5で時間Δt遅延する。減算回路6
・7では、これらの遅延したビデオ信号に基づいて強調
信号が発生する。そして、遅延回路4を経たビデオ信号
は、加算回路8で上記強調信号が加えられて振幅が大き
く変化するエッジ部にプリシュートとオーバーシュート
が付加される。
【0018】輪郭強調回路1では、輪郭補正を標準的に
効かせるように画質調整ボリューム3が設定されている
場合、強調信号の振幅は調整されないので、図2におけ
るA部に示すように高域部分はほぼ平坦な特性を示す。 また、輪郭補正を標準より弱く効かせるように画質調整
ボリューム3が設定されている場合、強調信号の振幅が
小さくなるように調整されるので、B部に示すように高
域部分は落ち込んだ特性を示す。さらに、輪郭補正を標
準より強く効かせるように画質調整ボリューム3が設定
されている場合、強調信号の振幅が大きくなるように調
整されるので、C部に示すように高域部分は持ち上がっ
た特性を示す。
【0019】一方、ノイズキャンセラ回路2では、ハイ
パスフィルタ9により輪郭強調回路1から出力されたビ
デオ信号から高域部分が取り出される。この高域部分は
、増幅器10で増幅され、リミッタ11により振幅制限
されて主にノイズ成分が残され、極性反転回路12を通
過することにより極性が反転する。極性反転回路12か
らのノイズ成分は、レベル調整器13で画質調整ボリュ
ーム3の制御電圧に応じて振幅が調整される。このとき
、例えば、輪郭強調回路1で輪郭強調を標準より強く効
かせる場合、レベル調整器13のゲインが調整されるこ
とにより、ノイズ成分の振幅が増大する。そして、時間
補正回路14からのビデオ信号は、加算回路15でレベ
ル調整器13からのノイズ成分が加えられることにより
、ノイズ成分のみが相殺される。
【0020】ノイズキャンセラ回路2においては、輪郭
強調回路1で輪郭強調を標準的に効かせる場合、レベル
調整器13のゲインが標準値になるため、図3における
D部に示すように、高域部分は平坦な特性を示す。また
、輪郭強調回路1で輪郭強調を標準より強く効かせる場
合、それに応じてレベル調整器13でゲインが制御され
ることによりノイズ成分の振幅が増大するので、E部に
示すようにノイズ成分の多い高域部分が落ち込んだ特性
を示す。
【0021】このように、上記の構成によれば、加算回
路8で強調信号やノイズ成分を含む高域部分の振幅が大
きく調整されても、ノイズキャンセラ回路2でその増大
分に応じてビデオ信号から減じるノイズ成分の振幅が調
整されるので、結果としてビデオ信号の高域部分は平坦
な特性となる。これによって、高域部分に含まれるノイ
ズ成分は抑圧される一方、強調信号のみが振幅調整され
ることになる。それゆえ、輪郭強調を強く効かせる場合
には、再生映像の大面積部に現れるノイズを殆どなくす
ことができる。
【0022】
【発明の効果】本発明の画質補正装置は、以上のように
、輪郭補正回路を経たビデオ信号の高域部分に含まれる
ノイズ成分を抽出し、そのビデオ信号から上記ノイズ成
分を減じて除去するノイズ除去回路を備えており、この
ノイズ除去回路が、上記輪郭補正回路でビデオ信号に付
加される強調信号の振幅の調整量に応じてビデオ信号か
ら減じる上記ノイズ成分の振幅を調整する振幅調整手段
を有している構成である。
【0023】これにより、輪郭強調の度合に応じて除去
するノイズ成分の振幅が調整されるので、ビデオ信号に
輪郭強調を強く効かせる場合、強調信号とともに増幅さ
れるノイズ成分を確実に除去し、強調信号の振幅のみ増
大させることができる。それゆえ、再生映像にめりはり
を付与するとともに、再生映像の大面積部に殆どノイズ
を生じさせなくすることが可能となる。
【0024】従って、本発明を採用することにより、S
/Nを劣化させることなく画質補正を行うことができ、
再生映像の品位を容易に向上させることができるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る画質補正装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】図1の画質補正装置における輪郭強調回路の周
波数特性を示す波形図である。
【図3】図1の画質補正装置におけるノイズキャンセラ
回路の周波数特性を示す波形図である。
【図4】従来例に係る2次微分型の輪郭強調回路の構成
を示すブロック図である。
【図5】2次微分型の輪郭強調回路の動作を示す波形図
である。
【図6】従来例に係る遅延線型の輪郭強調回路の構成を
示すブロック図である。
【図7】遅延線型の輪郭強調回路の動作を示す波形図で
ある。
【符号の説明】
1  輪郭強調回路 2  ノイズキャンセラ回路(ノイズ除去回路)3  
画質調整ボリューム 8  加算回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビデオ信号のエッジ部に強調信号を付加す
    ることにより再生映像の輪郭部を強調する輪郭強調回路
    を備え、この輪郭強調回路が上記強調信号の振幅を調整
    しうるようになされている画質補正装置において、上記
    輪郭補正回路を経たビデオ信号の高域部分に含まれるノ
    イズ成分を抽出し、そのビデオ信号から上記ノイズ成分
    を減じて除去するノイズ除去回路を備えており、このノ
    イズ除去回路が、上記輪郭補正回路でビデオ信号に付加
    される強調信号の振幅の調整量に応じてビデオ信号から
    減じる上記ノイズ成分の振幅を調整する振幅調整手段を
    有していることを特徴とする画質補正装置。
JP3009363A 1991-01-29 1991-01-29 画質補正装置 Pending JPH04252670A (ja)

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JP3009363A JPH04252670A (ja) 1991-01-29 1991-01-29 画質補正装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003102038A (ja) * 2002-08-27 2003-04-04 Sharp Corp 3次元映像記録方法及び3次元映像再生方法並びに3次元映像記録フォーマット並びに3次元映像記録媒体
JP2008306656A (ja) * 2007-06-11 2008-12-18 Sony Corp 画像信号処理装置、画像信号処理方法及びプログラム

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