JPH0425230Y2 - - Google Patents

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JPH0425230Y2
JPH0425230Y2 JP1989017707U JP1770789U JPH0425230Y2 JP H0425230 Y2 JPH0425230 Y2 JP H0425230Y2 JP 1989017707 U JP1989017707 U JP 1989017707U JP 1770789 U JP1770789 U JP 1770789U JP H0425230 Y2 JPH0425230 Y2 JP H0425230Y2
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JP
Japan
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rotating body
cutting blade
recess
rotation direction
normal rotation
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JP1989017707U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、粉砕室内で、回転体の外周に切刃を
有する回転刃が、横軸中心に回転駆動される粉砕
機に関する。
(従来の技術と考案が解決しようとする課題) 従来のこの種の粉砕機として、例えば、実開昭
48−111967号公報に記載のものが公知である。
この従来のものは、回転体がヒトデ状に形成さ
れ、この回転体の突出部に切刃がもうけられてい
た。
従つて、回転体の突出部の強度が弱く、粉砕時
の衝撃等にたいして、回転体の突出部が破損する
恐れがあつた。
そこで、回転体の強度を向上させる為に、回転
体を円筒状に形成することが考えられる。
しかし、回転体を円筒状にすると、粉砕室の内
面と回転体の外周面との間〓が小さくなり、該間
〓に粉砕物が詰まり、粉砕物の流動性が悪くな
り、粉砕効率が悪化するという問題が生じた。
そこで、本考案は、回転体の強度並びに粉砕効
率の向上を図つた粉砕機を提供することを目的と
する。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案は、次の手
段を講じた。即ち、本考案の特徴とするところ
は、本体内に粉砕室が形成され、該粉砕室の内面
と所定間〓を介して回転自在な回転体が設けら
れ、該回転体の外周部に切刃が周方向所定間隔を
置いて複数個突設された粉砕機において、 前記回転体は円筒状に形成され、該円筒状回転
体の外周面にリング状の周溝が軸方向に所定間隔
を置いて列設されている点にある。
(考案の作用及び効果) 本考案によれば、回転体が円筒状に形成されて
いるので、従来のヒトデ状の突起を有する回転体
に比べて、強度が向上する。
従つて、粉砕時の衝撃等に対して、破損の恐れ
が少なくなつた。
一方、回転体を円筒状に形成することにより、
回転体の円筒面が広くなるので、回転体外周面と
粉砕室内面との間〓に粉砕物が詰まりやすくな
る。
しかし、本考案では、回転体の外周面にリング
状の周溝を軸方向に所定間隔を置いて形成してい
るので、この周溝の深さ分だけ、回転体と粉砕室
の内面との間〓が大きくなり、粉砕物の流動性が
良くなり、粉砕効率が向上する。また、この周溝
により、熱溶融性の粉砕物の溶融が防止される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
第3図乃至第5図はプラスチツク等の熱溶融性
材料の粉砕機1であつて、上部ケース2と下部ケ
ース3とで本体4が形成され、本体4内は粉砕室
5とされ、この粉砕室5の上方は材料投入ホツパ
ー6、下方は排出口7とされている。また、上部
ケース2は下部ケース3に対し揺動開閉自在とさ
れている。
8は主軸であつて、粉砕室5内で回転自在とな
るよう両端支持され、一端は本体4外に突出さ
れ、そこにベルト巻掛体9が取付けられている。
これにより、モータ(図示省略)によりベルトを
介して主軸8は回転駆動自在とされている。
10は回転体であつて、主軸8にキー11を介
して相対回転不能に嵌合されることで、粉砕室5
内において回転駆動自在とされている。
回転体10は、主軸8の軸方向に複数並列され
たブロツク状のものであり、相隣接する回転体1
0の端面同士は密接されることにより強度的にす
ぐれたものとされている。そして、回転体10の
外周は円筒面とされると共に周溝12が軸方向に
列設されている。
第1図及び第2図にも示すように、各回転体1
0の周方向等間隔三位置には、回転体10の軸方
向全長に亘る凹部13が形成されている。
この凹部13は対向面14,15と底面16と
を有する溝状とされている。その対向面14,1
5の間隔が、回転体10の径内側に向かうに従い
漸次狭小となるように、正転方向(第1図中矢印
A方向)前方側の対向面14は底面16に対し傾
斜され、他方の対向面15は底面16に対し直交
されている。
17は凹部13に遊挿されている切刃であり、
第6図及び第7図にも示すように径外端が刃先1
8とされ、その刃先18には溝19が設けられて
いる。この切刃17は回転体10の軸方向全長に
亘るものとされ、その両側面20,21間隔が、
回転体10の径内側に向かうに従い漸次幅広とな
るよう、正転方向前方側の側面20が基端面22
に対し傾斜され、他方の側面21が基端面22に
対し直交されている。そして、刃先18は回転体
10の外周から突出され、基端面22は凹部13
の底面16に接合され、正転方向後方向側の側面
21は凹部13の正転方向後方側の対向面15に
接合されている。なお、刃先18の溝19は必ず
しも設ける必要はない。
23はくさびであつて、その先細端側を回転体
10の径内側として凹部13に挿入され、切刃1
7を回転体10に対し固定するものである。
このくさび23は凹部13の軸方向全長に亘る
ものとされ、先細側端面24、基端面25、両側
面26,27を有する。そして、正転方向前方側
の側面26は凹部13の正転方向前方側の対向面
14に、正転方向後方側の側面27は切刃17の
正転方向前方側の側面20にそれぞれ接合される
ことで、くさび効果により切刃17を回転体10
に固定する。
また、くさび23の基端面22側には軸方向に
並列する一対の座ぐり部28が形成され、この座
ぐり部28の底面と先細側端面24とを貫通する
ボルト通孔29が形成されている。
30はボルトであつて、くさび23のボルト通
孔29に挿通され、その頭部31が座ぐり部28
の底面に係止され、その先端が回転体10の径内
側とされて凹部13の底面16から回転体10に
螺着されることにより、くさび23を回転体10
に固定している。
32は一対の固定刃であつて、粉砕室5の対向
位置に突出状に固定され、その刃先は前記切刃1
7の刃先18の回転軌跡と対向するものとされて
いる。
33はスクリーンで、粉砕室5内に固定され、
所定の大きさ以下に粉砕された材料のみ粉砕室5
から排出できるようにするもので、切刃17の刃
先18の回転軌跡と対向する円弧形状とされてい
る。
上記構成による材料の粉砕は、主軸8を回転駆
動することにより回転体10と切刃17とを回転
させ、ホツパー6から材料を投入し切刃17と固
定刃32との間で材料をせん断することで行な
う。
この粉砕の際、くさび23は遠心力により凹部
13から抜脱方向に付勢されるが、ボルト30で
固定されていることにより抜脱することはなく、
切刃17の固定を確保できる。さらにボルト30
にも遠心力が作用することにより、ボルト30と
回転体10とはその螺着部のネジ山を介して圧着
され、ボルト30の緩み止めがなされる。さら
に、ボルト30にはくさび23に作用する遠心力
も作用するため、ボルト30と回転体10とのネ
ジ山を介する圧着はさらに強固となり、ボルト3
0はさらに緩みにくいものとされている。これに
より、くさび作用と相俟つて切刃17の固定を確
固としたものができ、粉砕作用に支障をきたすこ
とはない。
そして、各回転体10はブロツク状とされ、さ
らに外周は円筒面とされて可及的に重量の大きな
ものとされて強度的にすぐれたものとされてい
る。また、外周を円筒面とすることにより、回転
体10とスクリーン33との間隔が狭くなり、そ
の間の材料の流動性が悪くなるのを防止するた
め、前記周溝12が列設されており、これにより
流動性が悪くなることによるプラスチツク材料の
熱による溶融を防止している。すなわち、強度面
でも材料の流動性の面でも優れたものとされてい
る。
第8図は異なつた実施例に係り、上記実施例と
の相違点は、切刃17の正転方向前方側の側面2
0が基端面22に対し直交され、他方の側面21
が基端面22に対し傾斜され、それに対応して凹
部13の回転方向後方側の対向面15が底面16
に対し傾斜するものとされた点である。
第9図はさらに異なつた実施例に係り、上記実
施例との相違点は、凹部13の正転方向前方側の
対向面14を底面16に直交させ、他方の対向面
15を底面16に対し傾斜させ、切刃17は第8
図と同様とし、切刃17の正転方向前方側の側面
20を凹部13の正転方向前方側の対向面14に
接合させ、くさび23の各側面26,27は切刃
17の回転方向後方側の側面21と凹部13の回
転方向後方側の対向面15とに接合させた点にあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る回転刃の横断面
図、第2図は同回転刃の縦断面図、第3図は同粉
砕機の半部破断平面図、第4図は同粉砕機の横断
面図、第5図は同粉砕機の半部破断側面図、第6
図は同切刃の正面図、第7図は同切刃の側面図、
第8図及び第9図はそれぞれ異なつた実施例に係
る要部断面図である。 5……粉砕室、10……回転体、12……周
溝、17……切刃。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 本体4内に粉砕室5が形成され、該粉砕室5の
    内面と所定間〓を介して回転自在な回転体10が
    設けられ、該回転体10の外周部に切刃17が周
    方向所定間隔を置いて複数個突設された粉砕機に
    おいて、 前記回転体10は円筒状に形成され、該円筒状
    回転体10の外周面にリング状の周溝12が軸方
    向に所定間隔を置いて列設されていることを特徴
    とする粉砕機。
JP1989017707U 1989-02-16 1989-02-16 Expired JPH0425230Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989017707U JPH0425230Y2 (ja) 1989-02-16 1989-02-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989017707U JPH0425230Y2 (ja) 1989-02-16 1989-02-16

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Publication Number Publication Date
JPH01137747U JPH01137747U (ja) 1989-09-20
JPH0425230Y2 true JPH0425230Y2 (ja) 1992-06-16

Family

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JP1989017707U Expired JPH0425230Y2 (ja) 1989-02-16 1989-02-16

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JPH01137747U (ja) 1989-09-20

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