JPH04250041A - 色調制御装置 - Google Patents

色調制御装置

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JPH04250041A
JPH04250041A JP3004506A JP450691A JPH04250041A JP H04250041 A JPH04250041 A JP H04250041A JP 3004506 A JP3004506 A JP 3004506A JP 450691 A JP450691 A JP 450691A JP H04250041 A JPH04250041 A JP H04250041A
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JP
Japan
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color density
density
color
ink
supply amount
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3004506A
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English (en)
Inventor
Masahito Kaneko
雅仁 金子
Hitoshi Isono
仁 磯野
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH04250041A publication Critical patent/JPH04250041A/ja
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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,印刷機械のインキ供給
装置及び湿し水装置に適用される色調制御装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】多色印刷では,周囲の温湿度変化や印刷
機械のローラの発熱による温度変化等の影響により,イ
ンキの粘度,印刷圧力,インキ中の湿し水の含有量等が
変化し,その結果,印刷物の色調が経時変化する。この
色調の変化が大きくてなって,見本刷り(例えば校正刷
り)との色の差が極端になると,色調不良と見做される
。この色調不良を防止するため,印刷中,オペレータは
常時印刷物の全面を監視して,色調を保持するための調
整を行っている。
【0003】この色調調整作業を自動化した色調制御装
置が既に提案されている。この色調制御装置は,印刷監
視ストリツプの濃度変動からインキ供給量だけを制御す
るものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の色調制御装
置には,次の問題があった。即ち,変動の色調は,イン
キ供給量の変動だけでなく,湿し水供給量の変動によっ
ても左右される。またインキ供給量の変動に対するベタ
濃度及び網点濃度の変動と湿し水供給量の変動に対する
ベタ濃度及び網点濃度の変動との傾向は異なる。ところ
が前記従来の色調制御装置では,印刷監視ストリツプの
濃度変動からインキ供給量だけを制御しており,色調を
最適に保持するのが困難であった。
【0005】本発明は前記の問題点に鑑み提案するもの
であり,その目的とする処は,印刷中,色調を最適な状
態に自動的に保持できる色調制御装置を提供しようとす
る点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに,本発明の色調制御装置は,印刷物に印刷されたベ
タと網点の印刷監視ストリツプの濃度とを印刷中に検知
する色濃度検出装置と,制御の目標になる良好な印刷物
を得られた時点で上記印刷監視ストリツプ毎に検出され
た色濃度を目標色濃度として記憶する目標色濃度記憶装
置と,上記色濃度検出装置により検知された検知色濃度
と上記目標色濃度記憶装置に記憶された目標色濃度とを
比較してその偏差を演算する色濃度差演算装置と,同色
濃度差演算装置からの演算結果と予め求めておいた関数
とによりインキ修正量及び湿し水修正量を演算するイン
キ・湿し水供給量修正の演算装置と,同演算装置からの
演算結果によりインキ供給量を調整して上記偏差を零に
するインキ供給量調整装置と,同演算装置からの演算結
果により湿し水供給量を調整して上記偏差を零にする湿
し水供給量調整装置とを具えている。
【0007】
【作用】本発明の色調制御装置は前記のように構成され
ており,印刷物の色を支配しているベタ濃度と網点濃度
とを検出し,この検出結果に基づきインキ供給量と湿し
水供給量とを制御して,色調を目標の色調に調整する。
【0008】
【実施例】本発明の色調制御装置を図1乃至図5に示す
一実施例により説明すると,図1,2,3の1がカラー
ラインカメラ,2が各インキキー毎の色濃度検出装置,
3が目標値入力スイツチ,3’が目標値入力スイツチ3
に連動したスイツチ,4が目標色濃度記憶装置,5が色
濃度差演算装置,6がインキ・湿し水供給量修正の演算
装置,7がインキ供給量調整装置,8が湿し水供給量調
整装置,図3の9が光源体,10が光フアイバー,図2
乃至図5の11が印刷物,12が印刷監視ストリツプ,
図4の13がインキキー幅,14がベタ部,15が網点
部,図5の16が墨ベタ部,17が墨網点部,18が藍
ベタ部,19が藍網点部,20が紅ベタ部,21が紅網
点部,22が黄ベタ部,23が黄網点部,図3の24が
圧胴である。
【0009】色の検出は,圧胴24上の印刷後の印刷紙
11に対して行う。キセノンランプ等からなる光源体9
からの光が光フアイバー10を透過して,印刷紙11の
表面(印刷面)を照射する。光フアイバー10は,印刷
機内部の限られた狭い空間部内へ光を導いて,カラーラ
インカメラ1の検出領域に合った帯状光を作る。光フア
イバー10は,図3に示すように印刷紙11の印刷面か
らの法線に対して約45度の角度で照射するように設置
されている。
【0010】一方,カラーラインカメラ1は,印刷紙1
1の印刷面からの反射光を受けるように設置されている
。図2に示すようにカラーラインカメラ1の検出領域は
幅方向には全幅,走行方向には1mm〜数mmである。 即ち,1ラインの検出領域は,(印刷用紙幅)×(1m
m〜数mm)である。カラーラインカメラ1の内部には
,青色,緑色,赤色フイルタのある3つの受光部があり
,それぞれが印刷紙11の1mm〜数mmの微小領域の
青色,緑色,赤色の色濃度の大小に応じた電気信号を各
ライン毎に発生する。
【0011】ライン毎の各微小領域(約1.000個)
の青色,緑色,赤色濃度の大小に応じた電気信号は色濃
度検出装置2へ順次送られる。印刷紙11の走行に従い
カラーラインカメラ1の検出領域は順次変化する。そし
て後記するように紙端からの位置と大きさ及びベタ部か
網点かの情報が既知の印刷監視ストリツプ部12の印刷
紙11上での位置を検知し,インキキーの幅13毎に印
刷されているストリツプ(ベタ部14と網点部15)部
分の色濃度の平均値を計測して,ベタ部と網点部とを色
濃度検出装置2へ送って,別々に記憶させる。
【0012】色濃度検出装置2は,4色(墨・藍・紅・
黄)刷りに対応させるため,青色,緑色,赤色の3色の
色濃度を検出するが,ここでは,1色に限定して説明す
る。そのため,以下の説明の色濃度は,或るインキの主
吸収波長のもの(例えばインキが黄色なら青色の色濃度
)1つだけに限定している。機械速度が変わるなどの外
乱に対しても,印刷紙11に印刷された印刷監視ストリ
ツプ位置を検出し,その濃度信号がいつも同じメモリ位
置に記憶させる同期装置が必要である。同期信号は,例
えば圧胴24の軸に取付けたロータリエンコーダ(R/
E)から作り出せる。ロータリエンコーダ(R/E)は
,1パルス/回転と1.500パルス/回転との2種類
のパルス信号のものを用意し,それぞれ入力スタート信
号(印刷紙11の前端に合わせる)と細分割同期信号と
する。このような同期信号を用いた一般的な方法により
印刷紙11の印刷面上において約1mmピツチで信号を
取り込む。このとき,機械速度が変わっても取り込み位
置がずれることはない。
【0013】このように検出された色濃度信号は,それ
が制御目標となる良好な印刷物(O.Kシート)に対し
てのものであれば,図1の目標値入力スイツチ3は,A
側に接続され,目標色濃度記憶装置4に送られて,そこ
に格納される。一方,算出された平均色濃度信号が制御
対象になっている印刷物11に対しものものであれば,
目標値入力スイツチ3は,B側に接続されて,色濃度差
演算装置5に送られる。なおこの目標値入力スイツチ3
は,例えば色見台上に設置され,印刷オペレータにその
切り替えが委ねられる。
【0014】目標値入力スイツチ3がA側に接続される
と,スイツチ3’が接点Cから自動的に離れて,色濃度
差演算装置5には信号が送られず,インキ供給量及び湿
し水供給量の調節が行われない。一方,目標値入力スイ
ツチ3がB側に接続されると,スイツチ3’が接点Cに
自動的に接続されて,目標色濃度記憶装置4に格納され
ている目標色濃度の信号が色濃度差演算装置5に送られ
る。
【0015】制御期間中の動きに注目すると,スイツチ
3,3’がそれぞれ接点B,Cに接続されており,制御
対象の印刷物11に刷られているストリツプ部のブタ濃
度DV 信号及び網点濃度DR 信号とそれに対応する
目標ベタ濃度DV ’信号及び網点濃度DR ’信号と
が色濃度差演算装置5に送られる。そして色濃度差演算
装置5では,上記2つの色濃度の差が算出される。
【0016】ΔDV =DV −DV ’ΔDR =D
R −DR ’ 算出された色濃度差の信号は,インキ・湿し水供給量修
正の演算装置6に送られる。次にこのインキ・湿し水供
給量修正の演算装置6の演算内容を説明する。既に述べ
たようにインキ供給量の変動に対するベタ濃度及び網点
濃度の変動と湿し水供給量の変動に対するベタ濃度及び
網点濃度の変動との傾向は異なる。
【0017】そこでこれらの関係を以下の関数で表し,
ベタ濃度差ΔDV と網点濃度差ΔDR とから,イン
キ修正量ΔIと湿し水修正量ΔWとを求める。 ΔI=F1(ΔDV ,ΔDR ) ΔW=F2(ΔDV ,ΔDR ) この関数の一例として以下の式を仮定してみる。なお定
数K1 〜K4 は実験的に求める。
【0018】   ΔI=F1(ΔDV ,ΔDR )=K1 ・ΔD
V +K2 ・ΔDR   ΔW=F2(ΔDV ,Δ
DR )=K3 ・ΔDV +K4 ・ΔDR そして
ベタ濃度変動量ΔDV と網点濃度変動量ΔDR から
インキ修正量ΔI及び湿し水修正量ΔWを算出し,その
とき得られる信号をインキ供給量調整装置7及び湿し水
供給量調整装置8に送って,それぞれを補正することに
より,印刷物11の色調を目標の色調に調整する。
【0019】またこれを多色刷りに応用することも可能
である。一例として墨,藍,紅,黄の4色刷りを考えて
みる。4色刷りで,この手法により色調制御を行うため
には,以下の事を行えばよい。図4に示すように印刷監
視ストリツプを1つのインキキーの幅13内で8つの部
分16〜23に仕切り,4色毎にベタと網点とを刷る。 例えば16に墨ベタを,17に墨網点を,18に藍ベタ
を,19に藍網点を,20に紅ベタを,21に紅網点を
,22に黄ベタを,23に黄網点を,それぞれ刷る。
【0020】各ストリツプの位置と同各ストリツプの情
報(色と網点との面積率)を色濃度検出装置2に記憶し
ておく。但しベタ及び網点濃度は,各インキの主吸収波
長により行うものとする。
【0021】
【発明の効果】本発明の色調制御装置は前記のように印
刷物の色を支配しているベタ濃度と網点濃度とを検出し
,この検出結果に基づきインキ供給量と湿し水供給量と
を制御して,色調を目標の色調に調整するので,印刷中
,色調を最適な状態に自動的に保持できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる色調制御装置の一実施例を示す
ブロツク図である。
【図2】印刷紙の色濃度検出範囲を示す説明図である。
【図3】検出手段を示す側面図である。
【図4】印刷紙の印刷監視ストリツプの例を示す平面図
である。
【図5】4色分の印刷監視ストリツプの例を示す説明図
である。
【符号の説明】
2    色濃度検出装置 4    目標色濃度記憶装置 5    色濃度差演算装置 6    インキ・湿し水供給量修正の演算装置7  
  インキ供給量調整装置 8    湿し水供給量調整装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  印刷物に印刷されたベタと網点の印刷
    監視ストリツプの濃度とを印刷中に検知する色濃度検出
    装置と,制御の目標になる良好な印刷物を得られた時点
    で上記印刷監視ストリツプ毎に検出された色濃度を目標
    色濃度として記憶する目標色濃度記憶装置と,上記色濃
    度検出装置により検知された検知色濃度と上記目標色濃
    度記憶装置に記憶された目標色濃度とを比較してその偏
    差を演算する色濃度差演算装置と,同色濃度差演算装置
    からの演算結果と予め求めておいた関数とによりインキ
    修正量及び湿し水修正量を演算するインキ・湿し水供給
    量修正の演算装置と,同演算装置からの演算結果により
    インキ供給量を調整して上記偏差を零にするインキ供給
    量調整装置と,同演算装置からの演算結果により湿し水
    供給量を調整して上記偏差を零にする湿し水供給量調整
    装置とを具えていることを特徴とした色調制御装置。
JP3004506A 1991-01-18 1991-01-18 色調制御装置 Withdrawn JPH04250041A (ja)

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JP3004506A JPH04250041A (ja) 1991-01-18 1991-01-18 色調制御装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004358958A (ja) * 2003-05-15 2004-12-24 Dainippon Screen Mfg Co Ltd オフセット印刷機における湿し水の供給量制御方法
US6860202B2 (en) 2000-10-13 2005-03-01 Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. Printing press equipped with color chart measuring apparatus
JP2006256300A (ja) * 2005-02-16 2006-09-28 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 湿し水管理用スケールおよび湿し水制御方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7131374B2 (en) 2000-10-13 2006-11-07 Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. Printing press equipped with color chart measuring apparatus
JP2004358958A (ja) * 2003-05-15 2004-12-24 Dainippon Screen Mfg Co Ltd オフセット印刷機における湿し水の供給量制御方法
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Effective date: 19980514