JPH04244798A - 交流電動機制御装置 - Google Patents

交流電動機制御装置

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JPH04244798A
JPH04244798A JP3026635A JP2663591A JPH04244798A JP H04244798 A JPH04244798 A JP H04244798A JP 3026635 A JP3026635 A JP 3026635A JP 2663591 A JP2663591 A JP 2663591A JP H04244798 A JPH04244798 A JP H04244798A
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torque
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signal
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current
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JP3026635A
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Satoshi Ibori
敏 井堀
Hiroshi Fujii
洋 藤井
Koji Kanbara
神原 孝次
Kunihiko Fuji
冨士 邦彦
Akio Imai
翠男 今井
Osamu Matsumoto
修 松本
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/76Measuring, controlling or regulating
    • B29C45/7666Measuring, controlling or regulating of power or energy, e.g. integral function of force
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/10Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working

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  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可変電圧可変周波数で
駆動される交流電動機の制御装置に係り、特に、インバ
ータ駆動の誘導電動機の制御に好適な制御装置に関する
【0002】
【従来の技術】誘導電動機の効率的な速度制御は、長い
間、懸案事項であったが、近年、インバータなどの可変
電圧可変周波数電力変換装置の実用化に伴い、これによ
り誘導電動機などの交流電動機を可変速駆動するように
した交流電動機制御装置が広く実用に供されており、近
年では、それについて開示した文献についても枚挙に暇
が無いくらいであるが、一例を示すと、特開昭62−2
881号公報を挙げることができる。
【0003】ところで、従来の装置では、交流電動機が
発生しているトルクの検出を要するときには、トルクセ
ンサの適用が一般的のものと考えらえていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、トル
クセンサによる交流電動機のトルク検出には多大のコス
トアップが伴なう点について配慮がされておらず、電動
機が発生しているトルクに応じた制御を必要とする場合
でも、コストダウンの見地からトルク検出は行わず、オ
ペレータの見込みによるトルクの推定結果による制御と
なる場合が多く、このため、制御がオペレータの熟練に
大きく依存せざるを得ず、常に的確な制御を確実に得る
のが困難であるという問題があった。
【0005】本発明の目的は、交流電動機が発生してい
るトルクの実時間での検出が、トルクセンサを用いずに
、容易に、しかも正確にでき、これにより電動機のトル
クの検出結果に応じた制御が、ローコストで容易に適用
出来るようにした交流電動機制御装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明は、可変電圧可変周波数電力変換装置と上記交
流電動機との間で授受される電流の検出値から該交流電
動機の発生トルクに比例した電流成分を演算する手段と
、この電流成分を上記交流電動機のトルク信号として出
力する手段とを設けたものである。
【0007】
【作用】上記電流成分を演算する手段は、電動機電流か
らトルクに比例した電流成分を検出するように動作する
。そこで、上記出力する手段は、この電流成分をトルク
信号として出力するように動作する。
【0008】従って、トルクセンサを用いること無く、
確実にトルク信号を得ることが出来る。
【0009】
【実施例】以下、本発明による交流電動機制御装置につ
いて、図示の実施例により詳細に説明する。図1は、本
発明の一実施例で、図において、1は三相の交流電力を
直流電力に変換する順変換器、2は直流電圧を平滑化す
るためのコンデンサ、3は直流電力を三相交流電力に変
換する逆変換器、それに4は逆変換器3のスイッチング
素子を駆動するベースドライブ回路、5はマイクロコン
ピュータ(マイコン)などで構成されている制御回路で
、ベースドライブ回路4に制御信号を供給する働きをす
るものである。従って、これらの順変換器1と逆変換器
2、それにコンデンサ3はインバータの主回路を構成し
、ベースドライブ回路4を介して制御回路5による制御
のもとで周知の電圧形PWMインバータとして動作し、
全体としては、これも周知の可変電圧可変周波数(VV
VF)インバータ装置100を構成していることになる
【0010】6は三相誘導電動機で、可変電圧可変周波
数インバータ100の逆変換器2から供給される可変電
圧可変周波数の三相交流電力により駆動され、図示して
ない所定の負荷を回転駆動するもの。7は誘導電動機6
に供給される相電流を検出する電流検出器、8は電流検
出器7の出力を処理して電流を検出する電流検出回路、
9は可変電圧可変周波数インバータ装置100の出力周
波数を設定指令する周波数設定器、10はディジタルオ
ペレータで、制御回路5に対するマンマシンインターフ
ェースに必要な制御指令の設定入力操作部と表示部とを
有するものであり、これらは、いずれも周知のインバー
タ装置と同じである。11は後述するトルク確立信号の
発生レベルを設定する基準トルク設定器、12はトルク
電流成分検出回路、13はトルク確立信号発生回路であ
る。次に、この実施例の動作について説明する。なお、
電圧形PWMインバータによる可変電圧可変周波数イン
バータ装置100については、上記したように、周知の
ものなので、その動作についての説明は省略し、以下、
トルク電流成分検出回路12と、トルク確立信号発生回
路13の動作について主に説明する。
【0011】図2は誘導電動機6の等価回路で、図3は
そのベクトル図であり、以下、これらの図を用いて説明
すると、電流検出器7で検出したインバータ装置100
の出力電流の二相分の電流検出値から、図3のd−q軸
座標変換を行い、各々の電流成分I1d(d軸成分:励
磁電流相当)と、I1q(q軸成分:トルク電流相当)
を求める。このため、まず、誘導電動機6が三相機であ
るので、これを等価二相機モデルに置き換え、d−q軸
成分に変換すると、図4の(1)式が成立つ。この(1
)式はSin 、Cos の関数であるため、以下の処
理により簡略化する。まず、静止座標系(慣性系)であ
る Ud−Uq 軸を基準に考えると、回転角周波数ω
1≡0であるから、これを上記(1)式に代入して図4
の(2)式を得る。ここで、各相を平衡三相とすると、
交流条件により、三相の瞬時値の和は常に零(Iu+I
v+Iw ≡0)であるから、この条件を(2)式に代
入して、図4の(3)式を得る。
【0012】一方、図3のベクトル図における、(2)
式により表現される静止座標系での諸量を、回転角周波
数ω1で回転するd−q軸に変換すると、図4の(4)
式が得られる。この結果、以上の(3)式と(4)式か
ら、図4の(5)式に示す行列式として、二相の交流電
流瞬時値(Iu、Iw )によるトルク電流成分I1q
 が演算出来、他方、誘導電動機6が発生するトルクT
e は、図2の等価回路から、図4の(6)式で表わさ
れるので、トルク電流成分I1q に比例した量になる
ことがわかり、結局、このトルク電流成分I1q を演
算することにより、誘導電動機6が発生するトルクTe
が求められることになる。
【0013】そこで、図1のトルク電流成分検出回路1
2は、制御回路5内のマイコンによる処理の一部として
、上記(1)式から(5)式までの演算を逐次、実行す
ることにより、トルク電流成分I1q をリアルタイム
で算出し、それをトルク信号aとして出力するのである
。なお、上記したトルク電流成分I1q に、誘導電動
機6の励磁回路系での鉄損電流I0w を考慮すること
により、この電動機の有効分に比例した電流I1e を
算出して、これをトルク信号aとして発生するようにし
てもよい。
【0014】ところで、一次電圧V1 と内部相差角δ
は、図3のベクトル図から、同じく図4の(7)式の演
算により求めることが出来る。
【0015】このようにして、トルク電流成分検出回路
12から逐次発生されるトルク信号aは、そのまま制御
回路5の外部に出力され、図示してない表示装置に供給
されることにより、リアルタイムでトルク表示されたり
、後述するよに、関連する各種の装置の制御に利用され
ると共に、トルク確立信号発生回路13にも供給される
【0016】そこで、次に、このトルク確立信号発生回
路13の動作について説明すると、これは一種の比較回
路で、基準トルク設定器11で予め設定され、それから
入力されている、トルク確立信号の発生レベルを設定す
るための基準値sとトルク信号aとを比較し、トルク信
号aのレベルが基準値sのレベルを越えたときだけレベ
ル“1”となり、そうでないときにはレベル“0”を保
つトルク確立信号bを出力する働きをする。
【0017】従って、このトルク確立信号bのレベルを
調べることにより、誘導電動機6の起動時などで、その
発生トルクが或る傾斜を持って上昇していったとき、或
いは発生トルクが変化したときなどでも、その発生トル
クが所望値に達しているか否かを容易に、しかも確実に
知ることが出来る。
【0018】以上のように、この図1の実施例によれば
、図4の(1)式から(5)式までの演算により誘導電
動機6の発生トルクを求めるようにしているので、トル
クセンサを用いる必要がないのは勿論、上記した特開昭
62−2881号公報の技術のように、電動機の回転速
度を検出するセンサを用いる必要もなく、リアルタイム
で容易に、しかも正確にトルクが検出出来るという効果
があり、この結果、誘導電動機6として、回転速度セン
サの取付けのために必要な、両軸形の高価な特殊仕様の
電動機を用いる必要が無いため、コストアップを充分に
抑えることができるという効果も得ることができる。
【0019】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。まず、図5はクレーンの巻上機駆動用の電動機の制
御に本発明を適用した場合の一実施例で、誘導電動機6
が巻上機駆動用に用いられており、その他、図5におい
て、14はインバータ装置で、図1における誘導電動機
6を除いた部分と同じである。15はブレーキ開放信号
発生回路、16は電磁開放型ブレーキ装置、17はクレ
ーンの巻上ドラム、18は吊りロープ、そして19は荷
重(巻上荷物)である。
【0020】ブレーキ開放信号発生回路15は、トルク
確立信号bのレベルが“1”になったとき、電磁開放型
ブレーキ装置16の電磁石を付勢してブレーキを開放す
るためのブレーキ開放信号cを発生する働きをする。電
磁開放型ブレーキ装置16は誘導電動機6の回転軸に取
付けられた一般的な型式のもので、ブレーキ開放信号c
が供給されていないときには、スプリングの力によりブ
レーキを閉じて誘導電動機6の回転軸が回転しないよう
に保持し、ブレーキ開放信号cが供給されると、そこに
あるブレーキ開放用の電磁石が付勢され、ブレーキが開
放されて誘導電動機6の回転軸の回転をフリーにする働
きをする。巻上ドラム17は誘導電動機6により回転駆
動され、吊りロープ18の巻取りと巻戻しを行い、荷重
19を吊り上げたり、吊り下げたりする働きをする。
【0021】次に、この実施例の動作について説明する
。周知のように、クレーンでは、荷物を吊り上げている
ときに電動機を停止させた場合には、荷物の重みによる
自由落下の虞れがあり、このため、電動機の運転と停止
に連動して動作し、運転時には緩め(開放)、停止時に
は閉じるブレーキが必要である。
【0022】しかしながら、このとき、実際には、イン
バータ制御のクレーンでは、電動機の運転開始時での発
生トルクは、電動機へ通電を開始した時点から、そのシ
ステムに特有の時定数を持ってゼロから所望値にまで立
ち上がってゆく。このため、ブレーキの開放動作タイミ
ングを、電動機への通電開始タイミングと一致させたの
では、まだ誘導電動機6が発生しているトルクでは、荷
重19の重みを支えるのに充分な値になっていないとき
にブレーキが緩むことになり、自由落下の虞れを生じて
しまう。このことは、図1の実施例のように、誘導電動
機6に速度検出器を設けない、ベクトル制御方式の場合
、発生トルクの応答に遅れが多くなるため、顕著に現れ
る。
【0023】そこで、このような場合、従来技術では、
オペレータが、電動機の通電開始タイミングからブレー
キを開放させるタイミングをずらすことにより、荷重1
9の落下を生じないようにしていたが、この方法では、
オペレータの熟練に依存するところが多く、的確なタイ
ミングによる操作を充分に期待し得なかった。
【0024】しかるに、この図5の実施例では、ブレー
キ開放信号発生回路15が設けられ、これにより上記し
たトルク確立信号bの供給タイミングに合わせてブレー
キ開放信号cが発生され、これにより電磁開放型ブレー
キ装置16が開放制御されるので、誘導電動機6の発生
トルクが所望値、すなわち、荷重19の重さに見合った
トルク値になった時点で自動的に電磁開放型ブレーキ装
置16を緩めることができ、タイミングの取り方を誤っ
て荷重19の落下をもたらしたり、余裕を取りすぎてク
レーンの動作に遅れを生じさせたりすることなく、常に
的確なクレーンの制御を容易に得ることができる。
【0025】なお、このときの、荷重19の重さに見合
ったトルク値の設定は、図1の基準トルク設定器11を
用いて任意に設定可能なことは、上記した通りである。
【0026】次に、図6は本発明を射出成型機の制御に
適用した場合の一実施例で、誘導電動機6とインバータ
装置14とは図5の実施例の場合と同じである。誘導電
動機6はスクリューコンベア20の駆動用電動機を構成
し、その制御をインバータ装置14により行うようにな
っている。さらに、19はプラスチック原材料、21は
バルブ機構、22はモールド成型用の金型、23は比較
器、24はトルク指令設定器、25は原材料ホッパーで
あり、スクリューコンベア20は上記した通りである。 なお、このスクリューコンベア20には、図示してない
が、電熱装置が設けてあり、プラスチック原材料19の
軟化温度以上の温度に加熱されるようになっている。
【0027】スクリューコンベア20が誘導電動機6に
より回転駆動されると、原材料ホッパー25から供給さ
れたプラスチック原材料19が、加熱されながらスクリ
ューコンベア20の中を図の左方向に搬送され始めるか
ら、所定のタイミングでバルブ機構21を開いてやると
、スクリューコンベア20内の加熱溶融状態にあるプラ
スチック原材料が金型22の中に一気に押し込まれ、モ
ールド成型品が作りだされることになる。しかしながら
、このとき、スクリューコンベア20内の加熱溶融状態
にあるプラスチック原材料の量と圧力の双方が所定値に
ないと、良好なモールド成型品は得られない。
【0028】一方、このときのスクリューコンベア20
内の加熱溶融状態にあるプラスチック原材料の量と圧力
に応じてスクリューコンベア20の駆動に必要なトルク
が変化する。そこで、この実施例では、比較器23にイ
ンバータ装置14内のトルク電流成分検出回路12(図
1)から供給されるトルク信号aを取り込み、これをト
ルク指令設定器24からの指令値と比較し、トルク信号
a≧指令値  の条件が満足されたとき、制御信号Dを
発生させ、この信号によりバルブ機構21が開かれるよ
うに構成したものであり、この結果、スクリューコンベ
ア20内の加熱溶融状態にあるプラスチック原材料の量
と圧力が所望値に達した時点で確実に制御信号Dが発生
され、バルブ機構21が開かれて金型22内への射出成
型動作が開始されることになり、常に確実に良好なモー
ルド成型品だけを得ることが出来る。
【0029】なお、このときのプラスチック原材料の量
と圧力の制御目標値は、トルク指令設定器24により容
易に設定可能なことは、いうまでもない。
【0030】ところで、この図6の実施例では、比較器
23がインバータ装置14からトルク信号aの供給を受
け、この信号をトルク指令設定器24からの指令値と比
較して制御信号Dを発生させるように構成したが、これ
に代えて、インバータ装置14内のトルク確立信号発生
回路13(図1)から供給されるトルク確立信号bを用
い、この信号bを、そのまま制御信号Dとして用いるよ
うにしてもよい。なお、このときには、基準トルク設定
器11を用いてプラスチック原材料の量と圧力の制御目
標値の設定を行うようになるのは、説明を要しないとこ
ろである。
【0031】さらに、図7は、本発明を工作機械の一種
であるタッピングマシンに適用した場合の一実施例で、
このタッピングマシンは、被加工物27が載置された加
工台28に上方向への送りを与えながらドリル26によ
り孔開け加工を行わせたり、工具としてタップを用いた
雌ねじ加工や、リーマを用いたリーマ通し加工などを行
うものであるが、この実施例では、このマシンの孔開け
加工用工具であるドリル26の回転駆動をインバータ装
置14Aにより制御される誘導電動機6Aにより行い、
加工台28の上下移動をインバータ装置14Bにより制
御される誘導電動機6Bにより行うようにしたものであ
る。なお、図において、31は加工台移動機構で、図示
してないギヤやベルト機構を備え、誘導電動機6Bによ
り加工台28の上下移動を行うものである。
【0032】このようなマシンにおいて、例えばドリル
26により、被加工物27に孔開け加工中、ドリル26
に過大なトルクが掛ると、このドリル26が折れてしま
い、比較的高価なドリルを破損させたり、被加工物を不
良品にしてしまったりする。そこで、誘導電動機6Aの
トルク、すなわち、ドリル26に掛るトルクをインバー
タ装置14Aで検出し、発生したトルク信号aをインバ
ータ装置14Bに取り込み、検出したトルクが設定値に
達したら送り駆動用の誘導電動機6Bを停止させたり、
その回転速度を低下させたりするのである。
【0033】また、ドリル26の代わりにタップを用い
た雌ねじ加工の場合には、検出したトルクが設定値に達
したら工具駆動用の誘導電動機6Aを停止させたり、そ
の回転速度を低下させたりする。
【0034】従って、この図7の実施例によれば、工具
に掛るトルクが所定値に達すると、自動的に被加工物の
送りが停止したり、送り速度が低下されたりするので、
過大なトルク発生が未然に抑えられ、工具破損や被加工
物の損傷などの虞れを充分に防止することができる。
【0035】なお、以上の実施例では、電動機として誘
導電動機を使用した場合について説明したが、本発明は
誘導電動機に限らず、交流電動機なら、同期電動機など
、どのような電動機により実施してもよいことは、いう
までもない。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、高価なトルクセンサや
速度検出器を用いることなく、インバータ装置内に一般
的に備えられている電流検出器により、インバータ装置
の負荷である誘導電動機などの交流機が発生しているト
ルクが検出でき、それをインバータ装置の外部に取り出
すようにしたので、電動機のトルクを検出して制御に利
用することにより多大の効用が期待できる種々の装置を
ローコストで実現可能に出来るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による交流電動機制御装置の一実施例を
示すブロック構成図である。
【図2】本発明の動作原理を説明するための等価回路図
である。
【図3】本発明の動作原理を説明するためのベクトル図
である。
【図4】本発明の動作原理を説明するための数式説明図
である。
【図5】本発明をクレーンに適用した場合の一実施例を
示す構成図である。
【図6】本発明を射出成型機に適用した場合の一実施例
を示す構成図である。
【図7】本発明をタッピングマシンに適用した場合の一
実施例を示す構成図である。
【符号の説明】
1  順変換器 2  コンデンサ 3  逆変換器 4  ベースドライブ回路 5  制御回路 6  誘導電動機 7  電流検出器 8  電流検出回路 9  周波数設定器 10  ディジタルオペレータ 11  基準トルク設定器 12  トルク電流成分検出回路 13  トルク確立信号発生回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  可変電圧可変周波数電力変換装置を用
    い、交流電動機を可変速制御する方式の交流電動機制御
    装置において、上記可変電圧可変周波数電力変換装置と
    上記交流電動機との間で授受される電流の検出値から該
    交流電動機の発生トルクに比例した電流成分を演算する
    トルク電流成分算定手段と、このトルク電力成分算定手
    段から得られる電流成分を上記交流電動機のトルク信号
    として出力するトルク信号発生手段とが設けられている
    ことを特徴とする交流電動機制御装置。
  2. 【請求項2】  請求項1の発明において、上記トルク
    信号発生手段がレベル比較回路を備え、上記電流成分の
    レベルが予め設定されている基準値を越えたことを条件
    として、上記交流電動機の発生トルクが所望レベルに達
    したことを表わすトルク確立信号を出力するように構成
    されていることを特徴とする交流電動機制御装置。
  3. 【請求項3】  請求項1の発明において、上記交流電
    動機の負荷トルクを制御する手段を設け、該負荷トルク
    を上記トルク信号に応じて制御するように構成したこと
    を特徴とする交流電動機制御装置。
  4. 【請求項4】  請求項2の発明において、上記交流電
    動機が停止ブレーキ装置を備え、該停止ブレーキ装置の
    開放制御を上記トルク確立信号により行うように構成し
    たことを特徴とする交流電動機制御装置。
JP3026635A 1991-01-29 1991-01-29 交流電動機制御装置 Pending JPH04244798A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06189592A (ja) * 1992-12-18 1994-07-08 Sansha Electric Mfg Co Ltd 誘導電動機用電源装置
FR2774231A1 (fr) * 1998-01-28 1999-07-30 Labinal Procede et dispositif d'estimation du couple d'un moteur
WO2011162246A1 (ja) * 2010-06-23 2011-12-29 住友重機械工業株式会社 射出成形機及び電源回生コンバータ
WO2011162245A1 (ja) * 2010-06-23 2011-12-29 住友重機械工業株式会社 射出成形機及び電源回生コンバータ

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