JPH04244076A - ビタミンa酸エステル化合物 - Google Patents

ビタミンa酸エステル化合物

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JPH04244076A
JPH04244076A JP2779891A JP2779891A JPH04244076A JP H04244076 A JPH04244076 A JP H04244076A JP 2779891 A JP2779891 A JP 2779891A JP 2779891 A JP2779891 A JP 2779891A JP H04244076 A JPH04244076 A JP H04244076A
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JP
Japan
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vitamin
acid
tocopherol
formula
acid ester
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Application number
JP2779891A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Toyoda
仁 豊田
Masahiro Tsuji
政弘 辻
Masato Otsuki
大月 真人
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Nisshin Seifun Group Inc
Original Assignee
Nisshin Seifun Group Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なビタミンA酸エス
テル化合物に関し、殊にα−トコフェロールを除くトコ
フェロール同族体とビタミンA酸とのエステル化合物に
関する。またこの化合物は皮膚潰瘍治療剤、消化管潰瘍
治療剤および抗腫瘍剤として優れた薬理効果を示すこと
から、この化合物を有効成分とする医薬にも関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ビタミンA酸は生体内においてビタミン
Aアルコールより生合成され、生体内でのビタミンAの
効果の発現の際の中間活性体と考えられている物質であ
る。すなわち、生長促進、蛋白代謝、上皮細胞組織の安
定化などのビタミンAの機能はこのビタミンA酸を経由
して行なわれることが解明されている。そしてこのビタ
ミンA酸には側鎖の不飽和結合に由来して全トランスビ
タミンA酸、13−シスビタミンA酸、9−シスビタミ
ンA酸などが知られている。
【0003】ビタミンA酸は上記したようにビタミンA
の活性型化合物と考えられるが、過剰障害を引き起こし
やすい欠点がある。
【0004】上記のような生理活性を有するビタミンA
酸をその酸としての機能に着目して同じく生理活性を有
するアルコールとエステル化することにより有用な物質
を製造することはこれまでに知られており、例えばd−
α−トコフェロールビタミンA酸エステル、dl−α−
トコフェロールビタミンA酸エステル(特開昭48−4
69)、およびα−トコフェロール−13−cis−ビ
タミンA酸エステル(特開昭54−92967)が知ら
れている。
【0005】しかしながら、上記以外のトコフェロール
同族体とのビタミンA酸エステル化合物は未だ知られて
いない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来α
−トコフェロールビタミンA酸エステルが知られている
だけであったが、ビタミンA酸の酸としての官能性と、
α−トコフェロール以外のトコフェロール同族体のアル
コールとしての官能性を考慮すると、ビタミンA酸とα
−トコフェロール以外のトコフェロール同族体からの新
規なエステル化誘導体の創成の可能性が考えられるとこ
ろで、かかる新規な化合物を入手し、しかして入手した
化合物が薬理効果を有するものであるならば技術の豊富
化の観点からもきわめて好ましいことであるから、かか
る新規なエステル化誘導体の解明が望まれるところであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、ビタミン
A酸とα−トコフェロール以外のトコフェロール同族体
とをエステル化することによって新規なビタミンA酸エ
ステル化合物を得ることができ、しかして得られたビタ
ミンA酸エステル化合物が優れた薬理効果を示すもので
あることを見出して、本発明を完成したのである。
【0008】すなわち、本発明は次の一般式(I)
【化
4】 一般式(II)
【化5】 または一般式(III)
【化6】 (上記式中、R1、R2およびR3は同一または異なっ
て、水素原子またはメチル基を示す。ただし、R1、R
2およびR3が同時にメチル基ではないものとする)で
表わされるビタミンA酸エステル化合物に関する。
【0009】上記した一般式(I)、(II)または(
III)で示される本発明のビタミンA酸エステル化合
物は、次の構造式
【化7】 で示される全トランスビタミンA酸、または次の構造式
【化8】 で示される13−シスビタミンA酸、または次の構造式
【化9】 で示される9−シスビタミンA酸またはこれらの機能的
誘導体と、次の一般式
【化10】 (式中、R1、R2およびR3は上記で定義した意味を
有する)で示されるトコフェロール同族体とを公知の方
法によって反応させてエステルを形成させることによっ
て得られる。
【0010】上記したトコフェロール同族体としては、
トコール、β−トコフェロール、γ−トコフェロール、
δ−トコフェロール、ε−トコフェロール、ζ−トコフ
ェロール、η−トコフェロールが含まれる。光学異性体
について言えば、dl体も、光学活性体も使用すること
ができる。即ち、天然に存在するβ−トコフェロール、
γ−トコフェロール、δ−トコフェロールについては、
そのd体も使用することができる。
【0011】このエステル化反応は、上記したビタミン
A酸とトコフェロール同族体とをジシクロヘキシルカル
ボジイミド(DCC)やトリフルオロ酢酸無水物のよう
な縮合剤の存在下に直接縮合させる方法によるか、ビタ
ミンA酸の低級アルキルエステルとトコフェロール同族
体とをエステル交換触媒の存在下にエステル交換反応さ
せるか、またはビタミンA酸を酸ハロゲン化物に変換し
、酸結合剤、例えば無機または有機の塩基の存在下にト
コフェロール同族体と反応させることによって行なうこ
とができる。
【0012】上記したビタミンA酸とトコフェロール同
族体とのDCCの存在下における直接縮合反応は、ビタ
ミンA酸:トコフェロール同族体のモル比で1〜3:3
〜1の混合物、好ましくは1:1の混合物を、有機溶媒
、例えばベンゼン、トルエン、ヘキサンなどの炭化水素
系溶媒、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、
テトラヒドロフランなどのエーテル類、ジクロロメタン
、クロロホルム、四塩化炭素などのハロゲン系溶媒中に
おいて、ビタミンA酸の0.5〜3倍モルのDCCの存
在下に、常温〜溶媒の沸点温度で数分間〜数日間を要し
て行なうことができる。
【0013】また上記したビタミンA酸とトコフェロー
ル同族体とのトリフルオロ酢酸無水物の存在下における
直接縮合反応は、ビタミンA酸:トコフェロール同族体
のモル比で1〜3:3〜1の混合物、好ましくは1:1
の混合物を、有機溶媒、例えばベンゼン、トルエン、ヘ
キサンなどの炭化水素系溶媒、ジエチルエーテル、ジイ
ソプロピルエーテル、テトラヒドロフランなどのエーテ
ル類、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素など
のハロゲン系溶媒中において、ビタミンA酸の0.5〜
3倍モルのトリフルオロ酢酸無水物の存在下に、常温〜
溶媒の沸点温度で数分間〜数日間を要して行なうことが
できる。
【0014】またエステル交換法による場合には、ビタ
ミンA酸の低級アルキルエステル、例えばメチルエステ
ルを有機溶媒例えばベンゼン、トルエン、ヘキサンなど
の炭化水素系溶媒、ジエチルエーテル、ジイソプロピル
エーテル、テトラヒドロフランなどのエーテル類、ジク
ロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素などのハロゲン
系溶媒中でエステル交換触媒としてのナトリウムメトキ
シド、カリウム−t−ブトキシドなどの存在下に、ビタ
ミンA酸に対して0.5〜3倍モル好ましくは等モル量
のトコフェロール同族体をエステル交換反応させること
によって行なうことができる。
【0015】また酸ハロゲン化物法によるエステル化の
場合には、ビタミンA酸またはそのアルカリ塩を塩化オ
キザリルのような塩素化剤によって酸塩化物に変換し、
有機溶媒中で塩基例えばピリジンの存在下にトコフェロ
ール同族体と反応を行なうことができる。
【0016】上記したようにビタミンA酸エステルは種
々の方法によって合成しうるが、ビタミンA酸の共役二
重結合の立体構造を保持し、異性化や環化反応を防止す
るためには、なるべく温和な条件下に反応を行なうこと
が望ましい。その意味から、トリフルオロ酢酸無水物に
よるエステル化反応が最も好ましい。
【0017】これらの方法によって得られるビタミンA
酸エステル化合物は、吸着クロマトグラフィーまたは分
子蒸留によって精製すれば、容易に高純度となり、医薬
として利用できるものとなる。
【0018】本発明のビタミンA酸エステルは、皮膚潰
瘍治療剤、消化管潰瘍治療剤、抗腫瘍剤として優れた薬
理作用を示し、医薬として有用である。
【0019】本発明の化合物を医薬として用いる場合、
適当な担体、賦形剤、希釈剤などと混合し、散剤、錠剤
、カプセル剤、顆粒剤、注射剤、坐剤、軟膏剤などの形
態で投与することができる。投与量は患者の症状、年齢
、体重などにより変化しうるが、通常成人1日あたり、
10〜500mgが適当である。
【0020】以下、本発明を実施例により詳しく説明す
るが、これらは本発明を限定するものではない。
【0021】
【実施例】実施例  1 dl−トコールビタミンA酸エステル ビタミンA酸(3.9g)、イソプロピルエーテル(4
0ml)の混合物に、室温にて撹拌下にトリフルオロ酢
酸無水物(2.0ml)を15分間で滴下した。次いで
、dl−トコール(5.0g)のイソプロピルエーテル
(9ml)溶液を10分間で滴下し、室温にて1時間3
0分撹拌した。その後、アンモニア水(5ml)を加え
、さらに1時間撹拌した。反応液を水、飽和食塩水で洗
浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後に濃縮した。 残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(溶出液:2%イ
ソプロピルエーテル−ヘキサン)にて精製して、6.4
2gの表題化合物を得た。 IR(液膜法)1730cm−1。 NMR(CDCl3)δ1.03(6H,s),1.2
7(3H,s),1.72(3H,s),2.01(3
H,s),2.39(3H,s),2.74(2H,t
,J=7Hz),5.96(1H,s),6.12(1
H,d,J=11Hz),6.18(2H,d,J=1
6Hz),6.37(1H,d,J=15Hz),6.
70−6.85(3H,m),7.07(1H,dd,
J1=15Hz,J2=11Hz)。 MS m/e  670(M+)。
【0022】実施例  2 dl−β−トコフェロールビタミンA酸エステルビタミ
ンA酸(2.2g)、イソプロピルエーテル(50ml
)の混合物に、室温にて撹拌下にトリフルオロ酢酸無水
物(1.0ml)を滴下し、さらに15分間撹拌した。 次いで、dl−β−トコフェロール(3.0g)のイソ
プロピルエーテル(10ml)溶液を10分間で滴下し
、室温にて17時間撹拌した。その後、アンモニア水(
3ml)を加え、さらに1時間撹拌した。反応液を水、
飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した
後に濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(
溶出液:2%イソプロピルエーテル−ヘキサン)にて精
製して、3.40gの表題化合物を得た。 IR(液膜法)1730cm−1。 NMR(CDCl3)δ1.04(6H,s),1.2
4(3H,s),1.72(3H,s),1.99(3
H,s),2.01(3H,s),2.12(3H,s
),2.40(3H,s),2.60(2H,t,J=
7Hz),6.03(1H,s),6.12(1H,d
,J=11Hz),6.23(2H,d,J=16Hz
),6.37(1H,d,J=15Hz),6.78(
1H,s),7.08(1H,dd,J1=15Hz,
J2=11Hz)。 MS m/e  698(M+)。
【0023】実施例  3 d−γ−トコフェロールビタミンA酸エステルビタミン
A酸(1.6g)、イソプロピルエーテル(30ml)
の混合物に、室温にて撹拌下にトリフルオロ酢酸無水物
(0.8ml)を滴下し、さらに15分間撹拌した。次
いで、d−γ−トコフェロール(2.0g)のイソプロ
ピルエーテル(10ml)溶液を10分間で滴下し、室
温にて5時間撹拌した。その後、アンモニア水(1.7
ml)を加え、さらに1時間撹拌した。反応液を水、飽
和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後
に濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(溶
出液:2%イソプロピルエーテル−ヘキサン)にて精製
して、2.40gの表題化合物を得た。 IR(液膜法)1730cm−1。 NMR(CDCl3)δ1.04(6H,s),1.2
5(3H,s),1.73(3H,s),2.02(3
H,s),2.11(3H,s),2.18(3H,s
),2.40(3H,s),2.60(2H,t,J=
7Hz),6.02(1H,s),6.12(1H,d
,J=11Hz),6.22(2H,d,J=16Hz
),6.37(1H,d,J=15Hz),6.50(
1H,s),7.07(1H,dd,J1=15Hz,
J2=11Hz)。 MS m/e  698(M+)。
【0024】実施例  4 d−δ−トコフェロールビタミンA酸エステルビタミン
A酸(6.0g)、イソプロピルエーテル(60ml)
の混合物に、室温にて撹拌下にトリフルオロ酢酸無水物
(3.1ml)を滴下し、さらに15分間撹拌した。次
いで、d−δ−トコフェロール(8.1g)のイソプロ
ピルエーテル(13ml)溶液を10分間で滴下し、室
温にて2時間30分撹拌した。その後、アンモニア水(
7.2ml)を加えて、さらに1時間撹拌した。反応液
を水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥した後に濃縮した。残渣をシリカゲルクロマトグラフ
ィー(溶出液:2%イソプロピルエーテル−ヘキサン)
にて精製して、11.8gの表題化合物を得た。 IR(液膜法)1730cm−1。 NMR(CDCl3)δ1.04(6H,s),1.2
6(3H,s),1.72(3H,s),2.02(3
H,s),2.14(3H,s),2.40(3H,s
),2.73(2H,t,J=7Hz),5.97(1
H,s),6.12(1H,d,J=11Hz),6.
24(2H,d,J=16Hz),6.37(1H,d
,J=15Hz),6.66(1H,s),6.70(
1H,s),7.07(1H,dd,J1=15Hz,
J2=11Hz)。 MS m/e  684(M+)。
【0025】実施例  5 dl−β−トコフェロール−13−シス−ビタミンA酸
エステル 13−シス−ビタミンA酸(95mg)、dl−β−ト
コフェロール(129mg)を用いて、実施例2と同様
に処理して、152mgの表題化合物を得た。 IR(液膜法)1730cm−1。 NMR(CDCl3)δ1.04(6H,s),1.2
4(3H,s),1.72(3H,s),1.99(3
H,s),2.03(3H,s),2.12(3H,s
),2.17(3H,s),2.60(2H,t,J=
7Hz),5.96(1H,s),6.11(1H,d
,J=16Hz),6.19(1H,d,J=11Hz
),6.27(1H,d,J=16Hz),6.77(
1H,s),7.05(1H,dd,J1=15Hz,
J2=11Hz),7.84(1H,d,J=15Hz
)。 MS m/e  698(M+)。
【0026】実施例  6 dl−β−トコフェロール−9−シス−ビタミンA酸エ
ステル 9−シス−ビタミンA酸(101mg)、dl−β−ト
コフェロール(138mg)を用いて、実施例2と同様
に処理して、180mgの表題化合物を得た。 IR(液膜法)1730cm−1。 NMR(CDCl3)δ1.04(6H,s),1.2
4(3H,s),1.71(3H,s),1.99(3
H,s),2.01(3H,s),2.12(3H,s
),2.37(3H,s),2.60(2H,t,J=
7Hz),5.82(1H,s),6.09(1H,d
,J=11Hz),6.27(1H,d,J=15Hz
),6.31(1H,d,J=16Hz),6.67(
1H,d,J=16Hz),6.79(1H,s),7
.15(1H,dd,J1=15Hz,J2=11Hz
)。 MS m/e  698(M+)。
【0027】実施例  7 d−γ−トコフェロール−13−シス−ビタミンA酸エ
ステル 13−シス−ビタミンA酸(80mg)、d−γ−トコ
フェロール(100mg)を用いて、実施例3と同様に
処理して、132mgの表題化合物を得た。 IR(液膜法)1730cm−1。 NMR(CDCl3)δ1.04(6H,s),1.2
5(3H,s),1.73(3H,s),2.01(3
H,s),2.11(3H,s),2.17(3H,s
),2.18(3H,s),2.60(2H,t,J=
7Hz),5.96(1H,s),6.11(1H,d
,J=16Hz),6.19(1H,d,J=11Hz
),6.27(1H,d,J=16Hz),6.50(
1H,s),7.04(1H,dd,J1=15Hz,
J2=11Hz),7.84(1H,d,J=15Hz
)。 MS m/e  698(M+)。
【0028】実施例  8 d−γ−トコフェロール−9−シス−ビタミンA酸エス
テル 9−シス−ビタミンA酸(80mg)、d−γ−トコフ
ェロール(100mg)を用いて、実施例3と同様に処
理して、145mgの表題化合物を得た。 IR(液膜法)1730cm−1。 NMR(CDCl3)δ1.04(6H,s),1.2
5(3H,s),1.72(3H,s),2.02(3
H,s),2.11(3H,s),2.18(3H,s
),2.37(3H,s),2.60(2H,t,J=
7Hz),5.82(1H,s),6.09(1H,d
,J=11Hz),6.27(1H,d,J=15Hz
),6.31(1H,d,J=16Hz),6.50(
1H,s),6.67(1H,d,J=16Hz),7
.15(1H,dd,J1=15Hz,J2=11Hz
)。 MS m/e  698(M+)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  次の一般式(I) 【化1】 一般式(II) 【化2】 または一般式(III) 【化3】 (上記式中、R1、R2およびR3は同一または異なっ
    て、水素原子またはメチル基を示す。ただし、R1、R
    2およびR3が同時にメチル基ではないものとする)で
    表わされるビタミンA酸エステル化合物。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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