JPH04243627A - 補助駆動型車両 - Google Patents

補助駆動型車両

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JPH04243627A
JPH04243627A JP3006543A JP654391A JPH04243627A JP H04243627 A JPH04243627 A JP H04243627A JP 3006543 A JP3006543 A JP 3006543A JP 654391 A JP654391 A JP 654391A JP H04243627 A JPH04243627 A JP H04243627A
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JP
Japan
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vehicle
engine
generator
auxiliary
auxiliary drive
Prior art date
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Pending
Application number
JP3006543A
Other languages
English (en)
Inventor
Fujio Nakayama
中山 富士夫
Kiyohito Murata
清仁 村田
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPH04243627A publication Critical patent/JPH04243627A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B1/00Engines characterised by fuel-air mixture compression
    • F02B1/02Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition
    • F02B1/04Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition with fuel-air mixture admission into cylinder
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/64Electric machine technologies in electromobility
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/7072Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors

Landscapes

  • Arrangement Of Transmissions (AREA)
  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Motor And Converter Starters (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンにより得られ
る駆動力に加え電動機等の駆動力を補助駆動力として利
用する補助駆動型車両に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、エンジンに加え電動機により
駆動力を得る車両が知られている。このような車両にお
いては、エンジンにより得られる駆動力を車両の主駆動
力として利用し、電動機により得られる駆動力を所定条
件下での補助駆動力として用いるのが一般的である。例
えば、車両が泥寧地に入ってしまった場合に、脱出する
ため補助駆動力が用いられる。
【0003】図6には、一従来例に係り電動機を有する
車両の構成が示されている。この図に示される従来例は
、実開昭55−110328号に開示されている。
【0004】この従来例に係る車両10は、前輪駆動(
FF)の車両である。すなわち、前輪12を駆動するよ
うエンジン14が車両10の前部に搭載されている。 前輪12は、エンジン14により、トランスミッション
を介して駆動され、これにより車両10が推進される。
【0005】この従来例においては、スリップ等への対
応のため、後輪16を駆動する電動機18が設けられて
いる。電動機18は、車両10の後部に搭載される。電
動機18の駆動電圧は、発電機20の出力として得られ
る。
【0006】発電機20は、エンジン14側、すなわち
車両10の前部に搭載されている。エンジン14と発電
機20との間は軸により機械的に連結され、発電機20
と電動機18の間は電気的に接続されている。従って、
発電機20は、エンジン14の駆動によって発電し、発
電により得られる電圧で電動機18を駆動する。
【0007】このような動作は、コントローラ22によ
る各部制御により実現される。言い換えれば、コントロ
ーラ22は、前後輪12及び16の回転数等に応じてス
リップを検出し、必要な制御を実行して電動機18によ
る補助駆動力を発生させる。これにより、スリップ等の
状況に対応して好適な車両走行を実現できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を有する従来の車両においては、車両内のレイ
アウトの自由が制限されるという問題点がある。すなわ
ち、エンジンと発電機が共に車両の片側(FFの場合に
は前部、後輪駆動(FR)の場合には後部)に集中する
ため、集中した側の残余スペースが狭くなり、車両のレ
イアウト設計において不都合である。
【0009】また、電動機を有していない車両を改造し
て従来例のような構成を実現しようとすると、構成部品
の変更が多くなり、設計の手間の増大や、低価格化の支
障発生等の問題点が生じる。
【0010】例えば、十分な補助駆動力を得るためには
発電機に比較的大出力のものを用いる必要がある。この
ため、発電機の体積は比較的大きなものとなる。このよ
うな発電機をエンジンにより直接駆動しようとすると、
エンジンルームカバー等のボディー部品、マニホルド、
補機等の部品との干渉が生じる。また、発電機を減速機
を介して間接駆動しようとすると、発電機配置がより電
動機側に偏ることになり、車両フロアとの干渉によりフ
ロア設計の変更が必要となる。
【0011】また、同様の理由から、電動機にも比較的
大型のものを用いる必要が生じる。すると、電動機(及
び電動機用減速機)を支持するサブフレームや、周囲部
品の変更が必要となる。
【0012】ところで、近年、4輪駆動(4WD)の車
両が広く普及してきている。このような車両においては
、エンジンの駆動力を車両の前後部間で伝達するプロペ
ラシャフトが用いられている。4WD車両は、車両の前
輪及び後輪を駆動する点からすれば、先に掲げた従来例
のような構成の補助電気駆動型車両と共通の構造を有し
ているといえる。
【0013】本発明は、4WD車両において用いられる
プロペラシャフトに着目し、これと同様の手段をもって
、従来の補助電気駆動型車両の問題点を解決しようとす
るものである。すなわち、車両内のレイアウトの自由度
を向上させると共に、電動機を有しない車両の改造によ
り簡易安価に実現できる補助駆動型車両を提供すること
を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、発電機等の補助駆動力源をエンジ
ンと逆側に搭載し、エンジンと補助駆動力源との間をプ
ロペラシャフト等の機械伝達手段により連結し、補助駆
動力源と同じ側に搭載された電動機等の補助駆動手段に
よりエンジン搭載側と逆側の車輪を駆動して、エンジン
と、補助駆動力源及び補助駆動手段と、を車両の前部及
び後部に分離して搭載することを特徴とする。
【0015】
【作用】本発明においては、エンジンの出力が機械伝達
手段を介して補助駆動力源に伝達される。補助駆動力源
の出力により補助駆動手段が駆動され、補助駆動力が得
られる。補助駆動力源及び補助駆動手段は、エンジンと
逆側、すなわちFF車両の場合には後部、RR車両の場
合には前部に搭載される。従って、特にエンジン搭載側
においてスペース確保が容易に可能となり、レイアウト
の自由度が確保される。また、従来車両の改造により、
簡易に構成可能となる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
基づき説明する。なお、図6に示される従来例と同様の
構成には同一の符号を付し説明を省略する。
【0017】図1には、本発明の第1実施例に係る補助
駆動型車両の基本構成が示されている。
【0018】この実施例においては、前輪12側にエン
ジン14が配置されている。すなわち、この車両はFF
である。エンジン14の出力は、クラッチまたはトルク
コンバータ(以下単にクラッチという)24を介して変
速機26に供給され、従来公知のトランスミッション動
作をへた後に、トランスアクスル28に供給される。ト
ランスアクスル28は、それぞれ両端に自在継手30−
La、30−Lb又は30−Ra、30−Rbを有する
ハーフシャフト30−L及び30−Rにより、左右の前
輪12−L及び12−Rに連結される。従って、前輪1
2はエンジン14により、従来のFF車両と同様に駆動
される。この駆動は、車両を推進させる。  なお、こ
の実施例においては、後輪16に機械的手段のみを用い
て動力を伝達する構成を採用していない。すなわち、発
電機20及び電動機18を介して動力を伝達している。 従って、トランスアクスル28は、ディファレンシャル
ギアの機能(センターデフ機能)を有していない。
【0019】車両の前部と後部は、両端に自在継手32
a及び32bを有するプロペラシャフト32により連結
されている。すなわち、プロペラシャフト32はトラン
スアクスル28と自在継手32aにより連結され、更に
、他端に設けられた自在継手32bにより減速機34に
連結されている。従って、プロペラシャフト32は、エ
ンジン14駆動に応じて生じる前車軸回転を後輪16側
に伝達し、前車軸回転は減速機34に与えられることに
なる。
【0020】この減速機34は、車両の後部に搭載され
ている。すなわち、減速機34は後輪16側の構成であ
る。左右の後輪16−L及び16−Rは、ハブキャリア
36−L及び36−Rにより回転可能に支持されている
。ハブキャリア36−L及び36−Rは、サスペンショ
ンアーム38−L1、38−L2及び38−R1、38
−R2によりサブフレーム40に支持されている。なお
、図示していないが、サスペンションアーム38には従
来公知の構成を有するバネ等の懸架装置が設けられてい
る。また、サブフレーム40には、減速機34が減速機
マウント34a、34b及び34cにより固定されてい
る。サブフレーム40自身は、マウント40a、40b
、40c及び40dにより、図示しない車体に取り付け
られている。  減速機34は、従って、後輪16側の
サブフレーム40上に配置される。この減速機34には
、発電機20、左右の電動機18−L及び18−Rが連
結されている。さらに、それぞれ両端に自在継手42−
La及び42−Lb又は42−Ra及び42−Rbを有
するハーフシャフト42−L及び42−Rにより、減速
機34と後輪16−L及び16−Rの間が、連結されて
いる。
【0021】減速機34は、プロペラシャフト32等を
介してエンジン14から供給される回転駆動力を、増速
して発電機20の回転子に与える機能を有している。従
って、クラッチ24がオンしており減速機34が所定の
状態となっている場合には、発電機20の固定子からは
電圧出力が得られる。この電圧は、電動機18−L及び
18−Rを動作させる。電動機18−L及び18−Rの
回転子が、減速機34を介してハーフシャフト42−L
及び42−Rに連結されると、後輪16−L及び16−
Rが電動機18−L及び18−R出力により駆動される
ことになる。このとき、減速機34は電動機18−L及
び18−R出力を減速する。
【0022】図2には、このような動作を可能にする減
速機34の一例構成がスケルトン図として示されている
【0023】減速機34は、入力軸44を有している。 入力軸44は、プロペラシャフト32からの回転入力に
係る軸である。入力軸44には傘歯車46が設けられて
おり、この傘歯車46は、発電機20の回転子に係る軸
である出力軸48に傘歯車50を介して連結されている
。従って、入力軸44の回転は出力軸48に伝達され、
発電機20が駆動される。
【0024】また、減速機34は、電動機18−L及び
18−Rの回転子に係る軸である左入力軸52−L及び
右入力軸52−Rを有している。左入力軸52−L及び
右入力軸52−Rにはそれぞれ平歯車54−L及び54
−Rが設けられており、この平歯車54−L及び54−
Rは、それぞれ平歯車56−L及び56−Rと組み合わ
されている。従って、発電機20の電圧により電動機1
8−L及び18−Rが駆動すると、平歯車54−L及び
54−Rと平歯車56−L及び56−Rのギア比に応じ
て、電動機18−L及び18−Rの回転が平歯車56−
L及び56−R側に、伝達される。このとき、ギア比は
、減速比に応じて設定されている。
【0025】平歯車56−L及び56−Rは、それぞれ
、左右のサンギア入力・キャリア出力型のプラネタリギ
アセットを介して後輪16−L及び16−Rに係る出力
軸58−L及び58−Rに連結されている。出力軸58
−L及び58−Rは、それぞれハーフシャフト42−L
及び42−Rに連結される。従って、電動機18−L及
び18−Rが後輪16−L及び16−Rに連結され、電
動機18−L及び18−Rの駆動により後輪16−L及
び16−Rが駆動される。
【0026】左右のサンギア入力・キャリア出力型のプ
ラネタリギアセットは、所定の減速比を実現すべく、そ
れぞれ、サンギア60−L又は60−R、ピニオン62
−L又は62−R、リングギア64−L又は64−R、
並びにキャリア66−L又は66−Rにより構成されて
いる。サンギア60−L及び60−Rは、それぞれ平歯
車56−L及び56−Rと軸連結されており、さらにピ
ニオン62−L及び62−Rとかみ合っている。ピニオ
ン62−L及び62−Rは、それぞれ減速機34のハウ
ジングに固定されているリングギア64−L及び64−
Rともかみ合いつつ、キャリア66−L及び66−Rに
連結されてる。キャリア66−L及び66−Rは、プラ
ネタリギアセットの出力部材である。
【0027】このように、本実施例によれば、発電機2
0、電動機18−L及び18−Rが減速機34のそれぞ
れ異なる位置に取り付けられているため、要求仕様がこ
れら発電機20、電動機18−L及び18−Rの大型化
を余儀無くさせるものであっても、これらの干渉が生じ
ない。従って、設計の自由度が向上する。
【0028】また、減速機34内部の歯車の歯幅を増加
させた場合にも、これが発電機20、電動機18−L及
び18−Rの配置等に影響を与えない。従って、減速機
34の設計変更が容易になる。
【0029】さらに、この実施例においては、発電機2
0、電動機18−L及び18−Rの高速駆動による小型
化が可能になる。すなわち、発電機20等は高速回転可
能であれば小型のもので良い。この実施例の場合、トラ
ンスアクスル28側の増速ギア(図示せず)及び減速機
34により十分増速が可能である。従って、発電機20
は十分高速で駆動できる。また、プラネタリギアセット
により、電動機18−L及び18−Rの出力は十分減速
されて後輪16−L及び16−Rに供給される。従って
、電動機18−L及び18−Rも十分高速で駆動できる
。この結果、発電機20、電動機18−L及び18−R
を小型化できる。
【0030】また、電動機として左右に1個ずつ(18
−L及び18−R)を備えているため、これらを異なる
トルクで駆動しても良い。例えば、一方の電動機18−
L又は18−Rを電動機動作、他方の電動機18−R又
は18−Lを発電機動作とすると、電動機動作側の後輪
16が駆動、発電機動作側の後輪16が制動されること
になる。このような制御を行えば、車両にヨーイングモ
ーメントを与えることができ、操向制御を行うことがで
きる。
【0031】同様にして、車両制動時には、発電機20
、電動機18−L及び18−Rを全て発電機動作とする
こともできる。すなわち、バッテリ等にエネルギを回収
する回生制動が可能になる。
【0032】そして、発電機20と電動機18−L及び
18−Rとが近接配置されているため、両者を接続する
電力ケーブルを短縮できる。また、インバータ等の発電
機20、電動機18−L及び18−R制御用の回路・装
置は、後輪16側に配置すると良い。
【0033】図3には、本発明の第2実施例に係る補助
電気駆動型車両の構成、特に減速機34の構成がスケル
トン図として示されている。
【0034】この実施例の減速機34が、第1実施例に
係る減速機34と異なる点は、プロペラシャフト32に
係る入力軸44と、発電機20に係る出力軸48との連
結において、キャリア入力・サンギア出力型のプラネタ
リギアセットを用いた点にある。すなわち、入力軸44
には、キャリア68が設けられており、キャリア68は
、ピニオン70によりサンギア72に連結されている。 サンギア72は、出力軸48に連結されており、従って
、入力軸44の回転により発電機20の回転子が回転す
ることになる。なお、図において74は、ピニオン70
と噛み合うよう減速機34のハウジングに設けられたリ
ングギアである。
【0035】これに応じ、本実施例においては、発電機
20がプロペラシャフト32の延長上に設けられること
になる。また、図3(b)に示されるように、プロペラ
シャフト32と発電機20との連結に係る構成と、電動
機28と後輪16との連結に係る構成とは互いに干渉し
てはならないため、高さを違えて配置されている。
【0036】このように、本実施例においては、先に述
べた第2実施例において得られる効果を得ることができ
る。また、発電機20を車両の中心線上にオフセットな
く配置することができるため、車両の左右重量バランス
が確保されることになる。また、同様の理由によりサブ
フレーム40の小型化が可能となるため、サスペンショ
ンアーム38の長さを十分確保することができ、いわゆ
る足まわりの設計上、有利である。
【0037】なお、電動機18は、この実施例において
は、減速機34の前側に配置されている。しかし、これ
は後側でも構わない。また、電動機18−L及び18−
Rのうち、一方を前、他方を後に配置してもよい。言い
換えれば、電動機18−L及び18−Rの配置を調整す
ることによって、車両全体における重量配分を調整する
ことができる。
【0038】図4には、本発明の第4実施例に係る補助
電気駆動型車両の構成、特に、減速機34の構成がスケ
ルトン図により示されている。
【0039】この実施例において特徴的なことは、プロ
ペラシャフト32に係る入力軸44と、発電機20に係
る出力軸48との連結が、平歯車76及び78により行
なわれていることである。すなわち、入力軸44の一端
には、平歯車76が設けられ、平歯車76は出力軸48
の一端に設けられた平歯車78と噛み合い、従ってプロ
ペラシャフト32の回転が発電機48の回転子に伝達す
ることになる。
【0040】また、この実施例においては、電動機18
−L及び18−Rに係る入力軸52−L及び52−Rと
、後輪16−L及び16−Rに係る出力軸58−L及び
58−Rと、の間が平歯車減速機構により連結されてい
る。この平歯車減速機構は、入力軸52−L及び52−
Rにそれぞれ設けられている平歯車54−L及び54−
Rと、この平歯車54−L及び54−Rと噛み合うよう
設けられている平歯車56−L及び56−Rと、平歯車
56−L及び56−Rと同軸の平歯車80−L及び80
−Rと、この平歯車80−L及び80−Rとそれぞれ噛
み合うよう出力軸58−L及び58−Rの一端に設けら
れた平歯車82−L及び82−Rと、から構成されてい
る。
【0041】従って、この実施例においては、前述の第
1実施例において得られた効果をそのまま得ることがで
きるとともに、平歯車を利用しているために頑丈に構成
することが可能となる。また、重量物である発電機20
と2個の電動機18−L及び18−Rを、後輪の駆動に
係る出力軸58−L及び58−Rよりも後部に配設する
ため、車両全体の重心をより後寄りに移動することがで
きる。また、同様の理由から、車両の推進機構のうち後
部に設けられる分の車室内への突出量を抑制することが
でき、車室をより広く利用することが可能となる。
【0042】図5には、本発明の第4実施例に係る補助
電気駆動型車両の構成、特に減速機34の構成が示され
ている。
【0043】この図に示される減速機34は、第3実施
例と同様、電動機18と後輪16との間を平歯車減速機
構により連結した構成である。加えて、プロペラシャフ
ト32に係る入力軸44と発電機20に係る出力軸48
との間をプラネタリギアセットにより連結した構成であ
る。このプラネタリギアセットは、第2実施例における
プロペラシャフト32側のプラネタリギアセットと同様
、キャリア68、ピニオン70、サンギア72及びリン
グギア74から構成されており、減速機34内において
、より後部寄りに配置されている。
【0044】また、この実施例においては、第3実施例
とは異なり、出力軸58−L及び58−Rがより前部に
位置するよう、平歯車82−L及び82−Rが平歯車8
0−L及び80−Rから見て前寄りに配置されている。
【0045】従って、この実施例によれば、第3実施例
において得ることができる効果を得ることができる。こ
れに加え、後輪16を駆動する出力軸58−L及び58
−Rが減速機34内の最前部にあるため、車両全体の重
量を第3実施例よりも更に後ろ側に移動させることがで
きる。更に、車室内への推進機構の突出量を第3実施例
よりも更に抑制することができ、車室内の有効利用の効
果は更に顕著となる。なお、以上の説明においては、車
両がFF車両であるとして説明した。しかし、これは前
後の機構を入れ替えるのみで、FR車両にも応用できる
【0046】更に、減速機34内において、平歯車や傘
歯車を用いるものとして構成されているが、平歯車は例
えばはすば歯車に置き換えることができ、傘歯車はハイ
ポイドギアに置き換えることができる。平歯車に代えは
すば歯車を用いた場合、歯車の歯に加わる力が抑制され
るため、減速機34をより信頼度の高いものとすること
ができる。また、傘歯車に代え、ハイポイドギアを用い
た場合、各ギアに継る軸の高さを違えることができる。
【0047】更に、発電機20を油圧ポンプに、電動機
18を油圧モータに、発電機20と電動機18とを接続
する電力ケーブルを油圧配管に、それぞれ置き換えるこ
とができる。すなわち、電気系と油圧系との変換である
。従って本発明は、発電機、電動機等に代表される電気
系に限定されるものではなく、油圧系も含むものである
。この場合、制動時のエネルギー回収は、油圧モータを
油圧ポンプとして作動させることにより、油圧を圧力蓄
積手段に蓄積するようにして行えばよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
エンジンと、補助駆動力源及び補助駆動手段と、を車両
の前後に分離搭載するようにしたため、レイアウトの自
由度の向上、従来車両の改造による実現が容易になる。 また、車両における重量分布を均等化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る補助駆動型車両の基
本構成を示す平面図である。
【図2】第1実施例における減速機の構成を示すスケル
トン図である。
【図3】本発明の第2実施例に係る補助駆動型車両の減
速機の構成を示すスケルトン図であり、図3(a)は上
面図、図3(b)はB方向から見た図である。
【図4】本発明の第3実施例に係る補助駆動型車両の減
速機の構成を示すスケルトン図である。
【図5】本発明の第4実施例に係る補助駆動型車両の減
速機の構成を示すスケルトン図である。
【図6】一従来例に係る発電機及び電動機を備えた車両
の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
12,12−L,12−R  前輪 14  エンジン 16,16−L,16−R  後輪 18,18−L,18−R  電動機 20  発電機 32  プロペラシャフト 34  減速機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の前部及び後部のいずれかに搭載され
    、搭載側の車輪を回転駆動するエンジンと、車両の前部
    及び後部のうちエンジンと逆側の位置に搭載され、エン
    ジンの出力である回転駆動力によって駆動される発電機
    等の補助駆動力源と、補助駆動力源と同じ側に搭載され
    、補助駆動力源の出力で駆動されることにより搭載側の
    車輪を回転駆動して車両の補助駆動力を発生させる補助
    駆動手段と、エンジンと補助駆動力源の間に介在し、エ
    ンジンの出力を補助駆動力源に伝達する機械伝達手段と
    、を備え、エンジンと、補助駆動力源及び補助駆動手段
    と、が車両の前部及び後部に分離して搭載されることを
    特徴とする補助駆動型車両。
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