JPH04242947A - フリップチップ接合装置 - Google Patents

フリップチップ接合装置

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JPH04242947A
JPH04242947A JP3000293A JP29391A JPH04242947A JP H04242947 A JPH04242947 A JP H04242947A JP 3000293 A JP3000293 A JP 3000293A JP 29391 A JP29391 A JP 29391A JP H04242947 A JPH04242947 A JP H04242947A
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JP
Japan
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flip chip
light
printed wiring
chip
spot
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Application number
JP3000293A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Miyamoto
宮本 信幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04242947A publication Critical patent/JPH04242947A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L24/00Arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies; Methods or apparatus related thereto
    • H01L24/74Apparatus for manufacturing arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies
    • H01L24/75Apparatus for connecting with bump connectors or layer connectors

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Wire Bonding (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント配線基板(以
後、この基板をPC板ということがある。)に設けた配
線パターンのランドとモノリシック半導体装置としての
フリップチップ(以後、このフリップチップをFCとい
うこうとがある。)に設けた半田バンプとを接合して前
記PC板に前記FCを搭載するフリップチップ接合装置
(以後、この装置をFC接合装置ということがある。)
、特に、上記したランドと半田バンプとの接合の信頼度
を向上させることができる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来例としてのフリップチップ接
合装置1の概略構成図、図4は図3に示したプリント配
線基板2における要部のP矢視拡大図、図5は図3に示
したフリップチップ3の下面3aの側から見た斜視図で
ある。図3乃至図5において、4はPC板2の平面状板
面2aに設けたプリント配線パターン、5はパターン4
に設けたランド、6はたとえば長さ8mm、幅3mm、
厚さ0.5mm程度の寸法を有するFC3の下面3aに
40μm程度の間隔Dで方形に並ぶように設けられたい
ずれも数十μmの高さを有する都合複数個の半田バンプ
で、7はレーザ光8aを出射するレーザ発振器8とこの
発振器8におけるレーザ発振の起動、停止を制御する発
振器制御部9とからなるレーザ光源である。10は発振
器8から出射されたレーザ光8aを導く光ファイバ、1
1は光ファイバ10によって導かれたレーザ光8aを所
定形状としての円形の断面を有するビーム状熱線として
のレーザビーム11aにして出射して、このビーム11
aで図示していない手段で板面2aがほぼ水平になるよ
うに保持されたPC板2の該板面2a上に下面3aを下
にして載せられたFC3の上面3bを照射するようにし
たレーザビーム出射部で、11bはビーム11aによる
チップ上面3bの照射によってこの上面3bに形成され
たビームスポットである。
【0003】12は入力される制御信号13に応じてビ
ームスポット11bのチップ上面3b上の位置を二次元
的に移動させるようにしたレーザビーム出射部駆動装置
、14はビーム出射部11と駆動装置12とからなるビ
ーム移動機構、15はレーザ光源7と光ファイバ10と
ビーム移動機構14とからなるフリップチップ加熱部で
、前述したFC接合装置1はこの加熱部15と加熱部1
5の要部を支持する図示していない支持部材などとから
構成されている。図3乃至図5においては各部が上述の
ように構成されており、またこの場合ビームスポット1
1bの中心がチップ上面3bのほぼ中央に位置するよう
にビーム11aを移動させるとスポット11bがチップ
上面3bをすべて被うようにビーム出射部11が構成さ
れているので、プリント配線パターン4のランド5にフ
ラックスを塗布した後、互いに対応するランド5と半田
バンプ6とが接触するかまたは対向するようにしてFC
3をPC板2の板面2a上に載せておいてから、スポッ
ト11bの中心がチップ上面3bのほぼ中央にくるよう
にしてこのスポット11bでFC3を加熱すると、この
加熱によって半田バンプ6がとけて、通常数十秒間の加
熱によってFC3とPC板2との半田接合が完了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】FC接合装置1は上述
のように構成されているが、さらに、この場合、発振器
制御部9によって予め定めた時間T1の間光源7からレ
ーザ光8aを出射させて該時間T1の間だけFC3を加
熱したり、あるいは、図示していない機構によってチッ
プ上面3bの温度が所定時間T2間所定値θを維持する
ようにFC3を加熱したりして、上述の半田接合が完了
するようにしている。ところが、このような半田接合を
行う場合、実際問題として、レーザビーム出射駆動装置
12の動作精度等に起因してスポット11bの中心位置
とチップ上面3bの中央位置との間に相当程度の位置ず
れが存在したり、スポット11b内にビーム強度の不均
一が存在したり、ランド5にこのランド5自体の大きさ
やランド5に連なる帯状導電部4aの態様にもとづく熱
容量の差異が存在したりするため、一個のFC3におけ
る多数の半田バンプ6に溶融速度や溶融度合の不均一が
生じ、この結果、FC3がPC板面2aに対して傾いた
状態になって、FC3と板面2aとの間の間隔が狭い部
分ではバンプ6が平たく潰れて隣り合うバンプ6,6間
あるいは隣り合うランド5,5間が半田で橋絡され、F
C3と板面2aとの間の間隔が広い部分では極端な場合
ランド5とバンプ6とが接続されていないという状態の
半田接合が発生することがある。
【0005】すなわち、上述した従来のFC接合装置1
には、一個のFC3における多数の半田バンプ6の各溶
融態様が一様でないためFC3がPC板2に対して傾い
た状態で半田接合が完了することがあって、このためF
C3とPC板2との間の半田接合の信頼度が低いという
問題点がある。
【0006】本発明の目的は、FC3がPC板2とが傾
いた状態で両者間の半田接合が行われないようにして、
この半田接合の信頼度向上を図ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明によれば、
【0008】1)ほぼ水平に保持されたプリント配線基
板の平面状板面の上に載せられたフリップチップの上面
にビーム状の熱線によるビームスポットを形成しかつ入
力される制御信号に応じて前記ビームスポットの前記フ
リップチップ上面における位置を相対的に移動させるよ
うに構成されたフリップチップ加熱部と、前記フリップ
チップ上面の方向を検出する面方向検出部が設けられか
つ前記フリップチップ上面の方向が前記フリップチップ
の所定状態における前記フリップチップ上面の方向に一
致するように前記ビームスポットの前記フリップチップ
上面上の位置を移動させる前記制御信号を出力する加熱
部制御機構とを備え、前記ビームスポットで前記フリッ
プチップを加熱することによって前記プリント配線基板
の前記板面上に設けたプリント配線パターンのランドと
前記フリップチップの下面に設けた半田バンプとを接合
するフリップチップ接合装置であって、前記フリップチ
ップの前記所定状態は前記プリント配線基板に前記フリ
ップチップが載せられた直後の状態または前記プリント
配線基板に載せられた前記フリップチップを前記ビーム
スポットによって所定時間加熱した直後の状態であるよ
うにフリップチップ接合装置を構成し、また、
【000
9】2)上記1)項に記載の接合装置において、フリッ
プチップ加熱部をレーザ光源と、このレーザ光源から出
射されたレーザ光を導く光ファイバと、この光ファイバ
によって導かれた前記レーザ光を所定形状の断面を有す
るビーム状熱線としてのレーザビームにして出射しかつ
入力される制御信号に応じて前記レーザビームを動かし
てビームスポットのフリップチップ上面上の位置を移動
させるビーム移動機構とからなるようにしてフリップチ
ップ接合装置を構成し、また、
【0010】3)上記1
)項に記載の接合装置において、フリップチップ加熱部
をレーザ光源と、このレーザ光源から出射されたレーザ
光を導く光ファイバと、この光ファイバによって導かれ
た前記レーザ光を所定形状の断面を有するビーム状熱線
としてのレーザビームにして出射するレーザビーム出射
部と、入力される制御信号に応じてプリント配線基板を
二次元状に動かしてビームスポットのフリップチップ上
面上の位置を移動させるプリント配線基板駆動機構とか
らなるようにしてフリップチップ接合装置を構成する。 そうして、また、
【0011】4)上記2)項に記載の
接合装置において、フリップチップ加熱部に、入力され
る第2制御信号に応じてプリント配線基板を二次元状に
動かしてビームスポットのフリップチップ上面上の位置
を移動させるプリント配線基板駆動機構を付加してフリ
ップチップ接合装置を構成し、また、
【0012】5)上記1)乃至4)項に記載の接合装置
のいずれかにおいて、加熱部制御機構における面方向検
出部をビーム状熱線と同軸の副ビーム光でフリップチッ
プ上面を照射する副ビーム光発生装置と、受光面に形成
された光スポットの前記受光面上の位置に応じた受光信
号を出力する光スポット位置検出器と、前記フリップチ
ップ上面における前記副ビーム光の反射光を集光して前
記光スポット位置検出器の前記受光面に前記光スポット
を形成する光スポット形成部とからなるようにして、前
記受光信号により前記フリップチップ上面の方向を検出
するようにフリップチップ接合装置を構成する。
【0013】
【作用】上記のように構成すると、いずれのFC接合装
置の場合にも、FCにおけるすべての半田バンプのFC
下面からの各高さがほぼ一様であるとPC板にFCが載
せられた直後においてはFCとPC板の板面とはほぼ平
行になっており、また、FCにおけるすべての半田バン
プのFC下面からの各高さが一様でなくてもPC板に載
せられたFCをビームスポットによって短時間加熱した
直後には高さの高い半田バンプが軟化してFCとPC板
の板面とが自動的にほぼ平行になって、結局、FCとP
C板の板面とがほぼ平行な状態を保つようにフリップチ
ップ加熱部と加熱部制御機構とによるFCの加熱が行わ
れるので、FCとPC板の板面とが傾いた状態でプリン
ト配線パターンのランドと半田バンプとの間の半田接合
が完了することがなくなって、したがって、信頼度の高
いPC板とFCとの間の半田接合結果が得られることに
なる。
【0014】
【実施例】図1は本発明の一実施例の構成図で、図にお
いては、図3におけるものと同じものに図3の場合と同
じ符号がつけてある。図1において、16はビーム光1
7aを出射するビーム光出射器17とビーム光17aを
二回反射させる都合二個の半透明鏡18,19とからな
り、鏡19によるビーム光17aの反射光としての副ビ
ーム光16aがレーザビーム11aと同軸の状態でフリ
ップチップ上面3bを照射するようにした副ビーム光発
生装置、20はその受光面20aに形成された光スポッ
ト21の該受光面20a上の位置に応じた受光信号20
bを出力する光スポット位置検出器、22はチップ上面
3bで反射したレーザビーム11a及び副ビーム光16
aの反射光23のうちの、半透明鏡19で反射された後
半透明鏡18と反射光23のうちのビーム11aにもと
づく光の進行を阻止するフィルタ24とを順次透過して
きた光を集光して、上述の光スポット21を受光面20
a上に形成するようにした集光レンズで、25は鏡18
及び19とフィルタ24とレンズ22とからなる光スポ
ット形成部である。図1においては、副ビーム光発生装
置16と光スポット位置検出器20と光スポット形成部
25とが上述のように構成されているので受光信号20
bがチップ上面3bの方向を表していることが明らかで
、したがって、この場合、ビーム光発生装置16とスポ
ット位置検出器20とスポット形成部25とで受光信号
20bによりチップ上面3aの方向を検出する面方向検
出部26を構成しているということができる。
【0015】27は受光信号20bを増幅する増幅器、
28は増幅器27の出力信号27aが入力され、かつ記
憶指令信号29が入力されるとその時増幅器出力信号2
7aが表しているチップ上面3bの方向Q0を記憶する
と共に、このQ0を表す設定信号28aを出力する面方
向記憶器、30は増幅器出力信号27aと設定信号28
aとが入力されかつ信号27aが表すチップ上面3bの
方向Qと信号28aが表す面方向Q0との差に応じた制
御信号30aを出力するようにした制御装置で、この場
合の制御信号30aは、この信号30aがレーザビーム
出射部駆動装置12に入力されることによってこの装置
12が信号30aに応じてレーザビーム出射部11を駆
動してこの結果ビームスポット11bの中心の位置がチ
ップ上面3b上を移動し、このため半田バンプ6の溶融
工合いがFC下面3aの場所に応じて加減されて定まる
チップ上面3bの方向QがQ0に一致するようにする信
号である。そうして、31は上述した面方向検出部26
と増幅器27と面方向記憶器28と制御装置30とから
なる加熱部制御機構で、32はこの加熱部制御機構31
と前述のフリップチップ加熱部15とを備えた本発明実
施例としてのFC接合装置である。なお、図1に示した
33はレーザビーム出射部11と駆動装置12とビーム
光出射器17と光スポット位置検出器20と半透明鏡1
8,19とレンズ22とフィルタ24とを一体的に結合
しあるいは収容するようにした筐体である。
【0016】接合装置32は上述のように構成されてい
るので、FC3におけるすべての半田バンプ6のFC下
面3aからの各高さがほぼ一様であって、このためPC
板2の板面2aにFC3がその下面3aを下にしかつ互
いに対応するバンプ6と配線パターン4のランド5とが
接触しあるいは対向するようにして載せられた直後にお
いてFC3とPC板板面2aとがほぼ平行になっている
場合、FC3を上述のように板面2aに載せた後ビーム
スポット11bによるFC3の加熱を行う前に記憶器2
8に指令信号29を入力するとこの時のチップ上面3b
の方向Q01が記憶器28に記憶されるので、以後スポ
ット11bによるFC3の加熱によってランド5とバン
プ6との半田接合を行うと上述した加熱部制御機構31
の作用によってチップ面3bの方向QがQ01に一致し
た状態で前記半田接合が完了する。つまり、この場合、
FC3とPC板板面2aとがほぼ平行な状態で両者間の
半田接合が行われるので、信頼度の高い半田接合結果が
得られることが明らかである。そうして、また、接合装
置32においては、FC3におけるすべての半田バンプ
6のFC下面3aからの各高さが一様になっていなくて
も、FC3をPC板2に載せた後ビームスポット11b
によって短時間FC3を加熱すると、高さの高い半田バ
ンプ6が軟化してこの結果FC3の重量にもとづく押圧
力によってFC3とPC板板面2aとが自動的にほぼ平
行になるので、この時点で記憶器28に指令信号29を
入力してこの時のチップ面3bの方向Q02を記憶器2
8に記憶させ、しかる後スポット11bによる加熱によ
ってバンプ6とランド5との間の半田接合を行うと、F
C3における半田バンプ6の各高さが当初から一様であ
る上述の場合と同様に、FC3とPC板板面2aとがほ
ぼ平行な状態で半田が凝固することになって、結局FC
3におけるバンプ6の高さが一様でない場合にも信頼度
の高い半田接合結果が得られることになる。
【0017】図2は本発明の図1に示した実施例とは異
なる実施例の構成を示す斜視図で、図2においては図1
におけるものと同じものに図1の場合と同じ符号がつけ
てある。そうして、図2において、34は前述の発振器
制御部9と同様な機能を有するレーザ電源装置、35は
レーザ発振器8と電源装置34とからなる前述のレーザ
光源7に対応したレーザ光源で、図1に示したレーザビ
ーム出射部駆動装置12が、この場合、レーザビーム出
射部11が固定された筐体33をX軸方向に移動させる
X軸方向駆動部12aと筐体33をX軸方向に直交する
Y軸方向に移動させるY軸方向駆動部とで構成されてい
る。36はレーザ光源35と光ファイバ10とビーム移
動機構14とからなる前述のフリップチップ加熱部15
に対応したフリップチップ加熱部、37は図1に示した
増幅器27、面方向記憶器28及び制御装置30の各機
能とビーム光出射器17、駆動部12a、駆動部12b
及び光スポット位置検出器20のそれぞれへの電源供給
機能とを備えた演算制御装置、38はPC板板面2aが
ほぼ水平になるようにPC板2を支持するX−Yテーブ
ルで、39は、テーブル38と、入力される第2制御信
号40に応じて動作するテーブル駆動源41によって駆
動されてテーブル38をX軸方向に移動させるX軸方向
移動機構42と、駆動源41によって駆動されてテーブ
ル38をY軸方向に移動させるY軸方向移動機構43と
駆動源41とからなるプリント配線基板移動機構である
【0018】そうして、図2において、X軸、Y軸はテ
ーブル38の上面に平行に設定された座標軸で、また、
演算制御装置37は、第2制御信号40を出力すること
によって、基板移動機構39にテーブル38に載せられ
たPC板2を二次元状に動かしてビームスポット11b
のチップ上面3b上の位置を移動させるようにする機能
をも有している。44はPC板2及びFC3を除く図示
の各部を備えたFC接合装置で、接合装置44は上述の
ように構成されているので、レーザビーム出射部駆動装
置12とプリント配線基板移動機構39とでビームスポ
ット11bの位置決めを正確に行い得ること、およびP
C板2とFC3との間の半田接合をFC接合装置32の
場合と同様に高い信頼度で行い得ることが明らかである
【0019】
【発明の効果】上述したように、本発明においては、

0020】1)ほぼ水平に保持されたプリント配線基板
の平面状板面の上に載せられたフリップチップの上面に
ビーム状の熱線によるビームスポットを形成しかつ入力
される制御信号に応じてビームスポットのフリップチッ
プ上面における位置を相対的に移動させるように構成さ
れたフリップチップ加熱部と、フリップチップ上面の方
向を検出する面方向検出部が設けられかつフリップチッ
プ上面の方向がフリップチップの所定状態におけるフリ
ップチップ上面の方向に一致するようにビームスポット
のフリップチップ上面上の位置を移動させる制御信号を
出力する加熱部制御機構とを備え、ビームスポットでフ
リップチップを加熱することによってプリント配線基板
の前記板面上に設けたプリント配線パターンのランドと
フリップチップの下面に設けた半田バンプとを接合する
フリップチップ接合装置であって、フリップチップの前
記所定状態はプリント配線基板にフリップチップが載せ
られた直後の状態またはプリント配線基板に載せられた
フリップチップをビームスポットによって所定時間加熱
した直後の状態であるようにフリップチップ接合装置を
構成し、また、
【0021】2)上記1)項に記載の接合装置において
、フリップチップ加熱部をレーザ光源と、このレーザ光
源から出射されたレーザ光を導く光ファイバと、この光
ファイバによって導かれたレーザ光を所定形状の断面を
有するビーム状熱線としてのレーザビームにして出射し
かつ入力される制御信号に応じてレーザビームを動かし
てビームスポットのフリップチップ上面上の位置を移動
させるビーム移動機構とからなるようにしてフリップチ
ップ接合装置を構成し、また、
【0022】3)上記1)項に記載の接合装置において
、フリップチップ加熱部をレーザ光源と、このレーザ光
源から出射されたレーザ光を導く光ファイバと、この光
ファイバによって導かれたレーザ光を所定形状の断面を
有するビーム状熱線としてのレーザビームにして出射す
るレーザビーム出射部と、入力される制御信号に応じて
プリント配線基板を二次元状に動かしてビームスポット
のフリップチップ上面上の位置を移動させるプリント配
線基板駆動機構とからなるようにしてフリップチップ接
合装置を構成した。そうして、また、
【0023】4)
上記2)項に記載の接合装置において、フリップチップ
加熱部に、入力される第2制御信号に応じてプリント配
線基板を二次元状に動かしてビームスポットのフリップ
チップ上面上の位置を移動させるプリント配線基板駆動
機構を付加してフリップチップ接合装置を構成し、また
【0024】5)上記1)乃至4)項に記載の接合装置
のいずれかにおいて、加熱部制御機構における面方向検
出部をビーム状熱線と同軸の副ビーム光でフリップチッ
プ上面を照射する副ビーム光発生装置と、受光面に形成
された光スポットの前記受光面上の位置に応じた受光信
号を出力する光スポット位置検出器と、フリップチップ
上面における副ビーム光の反射光を集光して光スポット
位置検出器の受光面に光スポットを形成する光スポット
形成部とからなるようにして、受光信号によりフリップ
チップ上面の方向を検出するようにフリップチップ接合
装置を構成した。
【0025】このため、上記のように構成すると、いず
れのFC接合装置の場合にも、FCにおけるすべての半
田バンプのFC下面からの各高さがほぼ一様であるとP
C板にFCが載せられた直後においてはFCとPC板の
板面とはほぼ平行になっており、また、FCにおけるす
べての半田バンプのFC下面からの各高さが一様でなく
てもPC板に載せられたFCをビームスポットによって
短時間加熱した直後には高さの高い半田バンプが軟化し
てFCとPC板の板面とが自動的にほぼ平行になって、
結局、FCとPC板の板面とがほぼ平行な状態を保つよ
うにフリップチップ加熱部と加熱部制御機構とによるF
Cの加熱が行われるので、FCとPC板の板面とが傾い
た状態でプリント配線パターンのランドと半田バンプと
の間の半田接合が完了することがなくなって、したがっ
て、本発明には信頼度の高いPC板とFCとの間の半田
接合結果が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図
【図2】図1に示した実施例とは異なる本発明の他の実
施例の構成を示す斜視図
【図3】従来のFC接合装置の概略構成図
【図4】図3
に示したプリント配線基板における要部のP矢視拡大図
【図5】図3に示したFCの下面側から見た斜視図
【符号の説明】
2    プリント配線基板 2a  板面 3    フリップチップ 3a  フリップチップ下面 3b  フリップチップ上面 4    プリント配線パターン 5    ランド 6    半田バンプ 7    レーザ光源 8a  レーザ光 10    光ファイバ 11    レーザビーム出射部 11a  レーザビーム 11b  ビームスポット 14    ビーム移動機構 15    フリップチップ加熱部 16    副ビーム光発生装置 16a  副ビーム光 20    光スポット位置検出器 20a  受光面 20b  受光信号 21    光スポット 23    反射光 25    光スポット形成部 26    面方向検出部 30a  制御信号 31    加熱部制御機構 32    FC接合装置 35    レーザ光源 36    フリップチップ加熱部 39    プリント配線基板移動機構40    第
2制御信号 44    FC接合装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ほぼ水平に保持されたプリント配線基板の
    平面状板面の上に載せられたフリップチップの上面にビ
    ーム状の熱線によるビームスポットを形成しかつ入力さ
    れる制御信号に応じて前記ビームスポットの前記フリッ
    プチップ上面における位置を相対的に移動させるように
    構成されたフリップチップ加熱部と、前記フリップチッ
    プ上面の方向を検出する面方向検出部が設けられかつ前
    記フリップチップ上面の方向が前記フリップチップの所
    定状態における前記フリップチップ上面の方向に一致す
    るように前記ビームスポットの前記フリップチップ上面
    上の位置を移動させる前記制御信号を出力する加熱部制
    御機構とを備え、前記ビームスポットで前記フリップチ
    ップを加熱することによって前記プリント配線基板の前
    記板面上に設けたプリント配線パターンのランドと前記
    フリップチップの下面に設けた半田バンプとを接合する
    フリップチップ接合装置であって、前記フリップチップ
    の前記所定状態は前記プリント配線基板に前記フリップ
    チップが載せられた直後の状態または前記プリント配線
    基板に載せられた前記フリップチップを前記ビームスポ
    ットによって所定時間加熱した直後の状態であることを
    特徴とするフリップチップ接合装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の接合装置において、フリ
    ップチップ加熱部をレーザ光源と、このレーザ光源から
    出射されたレーザ光を導く光ファイバと、この光ファイ
    バによって導かれた前記レーザ光を所定形状の断面を有
    するビーム状熱線としてのレーザビームにして出射しか
    つ入力される制御信号に応じて前記レーザビームを動か
    してビームスポットのフリップチップ上面上の位置を移
    動させるビーム移動機構とで構成したことを特徴とする
    フリップチップ接合装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の接合装置において、フリ
    ップチップ加熱部をレーザ光源と、このレーザ光源から
    出射されたレーザ光を導く光ファイバと、この光ファイ
    バによって導かれた前記レーザ光を所定形状の断面を有
    するビーム状熱線としてのレーザビームにして出射する
    レーザビーム出射部と、入力される制御信号に応じてプ
    リント配線基板を二次元状に動かしてビームスポットの
    フリップチップ上面上の位置を移動させるプリント配線
    基板駆動機構とで構成したことを特徴とするフリップチ
    ップ接合装置。
  4. 【請求項4】請求項2に記載の接合装置において、フリ
    ップチップ加熱部に、入力される第2制御信号に応じて
    プリント配線基板を二次元状に動かしてビームスポット
    のフリップチップ上面上の位置を移動させるプリント配
    線基板駆動機構を付加したことを特徴とするフリップチ
    ップ接合装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4に記載の接合装置のいずれ
    かにおいて、加熱部制御機構における面方向検出部をビ
    ーム状熱線と同軸の副ビーム光でフリップチップ上面を
    照射する副ビーム光発生装置と、受光面に形成された光
    スポットの前記受光面上の位置に応じた受光信号を出力
    する光スポット位置検出器と、前記フリップチップ上面
    における前記副ビーム光の反射光を集光して前記光スポ
    ット位置検出器の前記受光面に前記光スポットを形成す
    る光スポット形成部とで構成して、前記受光信号により
    前記フリップチップ上面の方向を検出することを特徴と
    するフリップチップ接合装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07131146A (ja) * 1993-11-04 1995-05-19 Nec Corp 半田接続装置及び方法
US7137193B2 (en) 2000-02-24 2006-11-21 Micron Technology, Inc. Programmed material consolidation methods for fabricating printed circuit board

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