JPH04242463A - 状態変化通知装置及び方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は入力／出力チャンネル、
夫々周辺装置を制御する制御ユニット、およびチャンネ
ルと制御ユニットの間のダイナミックスイッチを含むデ
ータ処理システムに関し、より詳細には制御ユニットの
内の特定のものからチャンネルにまたはこれらチャンネ
ルの内の特定のものから制御ユニットへの、ダイナミッ
クスイッチを介しての状態変化のリポートに関する。

【０００２】

【従来の技術及び課題】交点（クロスポイント）スイッ
チのような種々のスイッチがデータライン間の接続のた
めに知られている。そのようなスイッチはデータ処理シ
ステムの入力／出力（Ｉ／Ｏ）チャンネルとＩ／Ｏ周辺
装置または制御ユニットとの間の点−点接続を行うため
に有効なものである。

【０００３】ＩＢＭテクニカル・ディスクロージャ・ブ
リティン（Ｔｅｃｈｎｉｃａｌ　Ｄｉｓｃｌｏｓｕｒｅ
　Ｂｕｌｌｅｔｉｎ　）Ｖｏｌ．２７，Ｎｏ．　８，１
９８５年１月の第４６９０〜４６９２頁にはマルチ並列
インターフェーススイッチング機構における高速クロス
ポイントスイッチングチップの利用が示されている。図
示されていないが、コントローラがチャンネルと制御ユ
ニットとの間にパスをつくるためにスイッチングチップ
上で接続を行うために用いられる。

【０００４】米国特許第４０７４１４２号明細書は複数
の入力信号の任意のものを複数の出力ラインの内の任意
のものに接続するための光学的クロスポイントスイッチ
を開示している。電気信号は発光ダイオードにより光信
号に変換される。各発光ダイオードからの光はホトセン
サに集束されてこの光信号を電気信号にもどす。入力お
よび出力アドレスデコード回路が１つのホトセンサに結
合されるべき１つの発光ダイオードを選び、スイッチ接
続をつくる。アドレス情報はアドレスバスを介して光ス
イッチに送られる。

【０００５】米国特許第４５６２５３３号明細書は動的
チャンネル交換器および複数の中央システムを有するデ
ータ処理システムを開示している。夫々の中央システム
は少くとも１つのシリアルチャンネル制御プロセッサを
有する。動的チャンネル交換は複数の中央システムの夫
々が動的チャンネル交換器に接続される複数の周辺装置
へのアクセスを可能にするためのスイッチングロジック
を与える。このデータ処理システムは更に、動的チャン
ネル交換器に接続されて任意の中央システム対間に通信
を与えるアダプタを含む。

【０００６】米国特許第４６０５９２８号明細書はクロ
スポイントスイッチを示し、データの双方向の流れを可
能にするような双方向動作が可能となっている。

【０００７】米国特許第４６３００４５号明細書は接続
または切離し要求を解釈し、それが可能かどうかを決定
し、マトリックスを通じてのパスを選択し、制御信号を
マトリックスに与えて接続または切離しを行うクロスポ
イントスイッチングマトリックスコントローラを示して
いる。このスイッチングアレイの状態は接続または切離
しを行うときチェックされる。

【０００８】米国特許第４６３５２５０号明細書は内部
垂直ラインまたは相互接続ライン上の情報または電気信
号の流れ方向が相互接続されるべき外部ラインにより異
なった方向となりうるよう構成された完全デュプレック
スモードで動作しうる片側クロスポイントスイッチング
チップを示している。

【０００９】米国特許第４６４１３０２号明細書は複数
の出力ラインの内の１本にネットワークを通じてシリア
ルデータパケットを切換えるための回路構成を示してい
る。入力シリアルデータはパケット型であり、各パケッ
トはデータパケットを方向づけるべき複数の出力ライン
の内の１本を示すアドレスを含む見出し部を含んでいる
。

【００１０】米国特許第４６９２９１７号明細書は夫々
の入力パケットの見出し部を分析し、そのパケットの出
力方向を決定するためのパケットハンドラを有するパケ
ットスイッチングシステムを示している。パケットはこ
のパケットハンドラに接続を解放させるパケット閉成フ
ラグも含んでいる。

【００１１】米国特許第４７０３４８７号明細書および
同第４７７１４１９号明細書はデータ切換用のスイッチ
ングネットワークを示しており、見出し部が接続を行う
ためのアドレスとその接続を破壊するための終了文字を
含んでいる。

【００１２】１つのエレメントの状態を遠隔位置に送る
システムは周知である。米国特許第４２２５９１８号明
細書はコンピュータとは離れたホームベースからの制御
によりコンピュータに対し２進命令またはデータワード
の伝送用のシステムを示している。このシステムは主コ
ンピュータコンソールに直結した特殊目的のマイクロコ
ンピュータを含み、このコンソールがすべてのコンソー
ルのランプの状態を表わす高速に積分され更新されるパ
ルス列をホームベースにもどすようになっている。

【００１３】米国特許第４２５７１００号明細書はリン
グバスを有する電子的データ処理システムを示している
。フォールトの場合には、夫々２つの隣接するステーシ
ョンを接続するすべてのバスラインセグメントのオペラ
ビリティがテストメッセージによりテストされる。バス
ライン状態が決定されて接続されたままのすべてのステ
ーションにリポートされる。

【００１４】米国特許第４４９０７８５号明細書はコン
ピュータネットワーク内で用いるためのバス構造を開示
している。このネットワーク内の各ホスト装置は一つの
ポートを通じてバスパスに接続する。パスの選択はポー
トにより行われ、パスの故障が検出されるとき、それに
応じて別の良好なパスに自動的に切換えるようになって
おり、ホストは一切関係しない。

【００１５】米国特許第４４９４２４１号明細書は複数
の送信器と複数の受信器の間の情報伝送用のバスライン
構成を開示している。

【００１６】米国特許第４５５１７１８号明細書は第１
ロケーションから遠隔の第２ロケーションへの状態情報
伝送システムを示している。これは第１ロケーションに
あって活性または不活性状態となることの出来る複数の
リレーまたは他の装置の状態をモニタするモニタ装置を
含んでいる。プロセッサが任意のリレーの不活性状態か
ら活性状態への状態変化を示す第１信号を出す。

【００１７】米国特許第４６５４７８４号明細書は遠隔
通信システム内の複数のスイッチングモジュールを開示
している。これらモジュールは誤動作のとき別のリンク
に切換わる。

【００１８】本発明の目的はコンピュータＩ／Ｏシステ
ム内の状態変化により影響を受ける各リンクレベルファ
シリティに状態変化通知を行うための手段を与えること
である。

【００１９】本発明の他の目的は、状態変化通知イニシ
アチブがコンピュータＩ／Ｏシステム内のリンクレベル
ファシリティの状態変化または接続性の変化によりつく
られるダイナミックスイッチ制御ユニットを提供するこ
とである。

【００２０】本発明の他の目的は次に示す条件のあると
き、特定のリンクレベルファシリティの代りに送られる
状態変化通知を与える状態変化通知機構を提供すること
である。

【００２１】１．　　状態変化通知がこの特定のリンク
レベルファシリティから、関連（ｔｏ−ｗｈｏｍ−ｉｔ
−ｍａｙ−ｃｏｎｃｅｒｎ）宛先アドレスと共に入るこ
と、２．　　この特定のリンクレベルファシリティが初
期化期間にリンクアドレスの割当てを要求したこと、３
．　　上記特定のリンクレベルファシリティが付加され
るポートがそれ自体のリンクアドレスにより識別された
時点でリンクの故障、オフライン、または静的状態とな
ったこと、及び４．　　その内の１つが上記特定のリン
クレベルファシリティに接続される２個のダイナミック
スイッチポート間のダイナミック接続を行う能力が変更
されること。

【００２２】

【課題を解決するための手段と作用】本発明は複数のポ
ートを有するダイナミックスイッチと、夫々がこれらポ
ートの１個に付加される複数のリンクレベルファシリテ
ィとを含むコンピュータＩ／Ｏシステムに関連して用い
られる。一つのポートまたはそれに付加されるリンクレ
ベルファシリティの状態が、その装置の他のリンクレベ
ルファシリティとの通信能力が影響を受けるように変化
したときその事実がダイナミックスイッチ制御ユニット
により認識され、このユニットが影響される他のすべて
のリンクレベルファシリティに状態変化通知（ＳＣＮ）
フレームを送る。そのような状態変化通知を受けるリン
クレベルファシリティはその状態変化通知を生じさせた
リンクレベルファシリティとの関連または潜在的関連の
内のいずれかが影響を受けたかどうかを決定する。

【００２３】

【実施例】図１はデータ処理システムのチャンネルサブ
システムと制御ユニットとの間のダイナミック接続を行
うためのデータ処理システムのＩ／Ｏシステムのブロッ
ク図である。このＩ／Ｏシステムは複数のポートＰを有
するダイナミックスイッチ１０を含み、各ポートＰは複
数のリンク１２−１８の一端に付加される。これらリン
クの一本はダイナミックスイッチ制御ユニット２０に付
加され、他のリンク１２−１７の夫々はチャンネルＡ２
２またはチャンネルＢ２４のような一つのチャンネルま
たは制御ユニット２６〜２９の１個に付加される。制御
ユニット２６−２９の夫々は夫々複数の周辺装置Ｄ３０
〜３３を制御する。

【００２４】チャンネル２２と２４の夫々は例えばシス
テム／３７０，３７０−ＸＡまたはＥＳＡ／３７０チャ
ンネルサブシステムのようなチャンネルサブシステム上
の１つのインターフェースである。チャンネル２２と２
４は装置Ｄ３０〜３３のＩ／Ｏ装置とデータ処理システ
ムの主記憶手段（図示せず）との間の情報転送の方向づ
けを行い、チャンネルパス（後述）により異なるＩ／Ｏ
装置Ｄの付加についての共通の制御を与える。チャンネ
ル２２と２４は後述するフォーマットでデータを送受信
するチャンネルである。

【００２５】リンク１２〜１７の夫々は一つの制御ユニ
ットと一つのチャンネル、一つのチャンネルと一つのダ
イナミックスイッチ（リンク１２と１３）、一つの制御
ユニットと一つのダイナミックスイッチ（リンク１４〜
１７）、または場合によっては、一つのダイナミックス
イッチと他の一つのダイナミックスイッチ、を物理的に
相互接続する点対点の導体対である。一つのリンクの２
本の導体は一方が情報の送信、他方が受信となるように
同時双方向通信パスを与える。リンクが一つのチャンネ
ルまたは制御ユニットに付加すると、そのチャンネルま
たは制御ユニットのＩ／Ｏインターフェースに付加され
たことになる。一つのリンクがダイナミックスイッチに
付加される場合はそのダイナミックスイッチのポートＰ
に付加されたことになる。このダイナミックスイッチが
２個のダイナミックスイッチポート間の接続を行うとき
は１つのポートに付加されるリンクは他のポートに付加
されるリンクに物理的に接続されたことになり、そして
１つの連続したリンクの均等物がその接続期間中につく
られる。

【００２６】ダイナミックスイッチ１０はそれに付加さ
れる任意の２個のリンクを物理的に相互接続する能力を
与える。ダイナミックスイッチ１０のリンク付加点はダ
イナミックスイッチポートＰである。１回の接続では２
個のダイナミックスイッチポートＰのみが相互接続しう
るが、同一のダイナミックスイッチ内には複数の物理的
接続が同時に存在しうる。ダイナミックスイッチ１０は
米国特許第４６０５９２８号、同第４６３００４５号お
よび同第４６３５２５０号の各明細書に示されるように
構成してもよい。好適な実施例ではダイナミックスイッ
チ１０は上記米国特許第４６３５２５０号明細書に示さ
れる２側クロスポイントスイッチである。ダイナミック
スイッチ１０によりつくられる２個のダイナミックスイ
ッチポートＰの相互接続は他のダイナミックスイッチポ
ート対の現存する相互接続に影響しないばかりか、それ
ら接続を解除するダイナミックスイッチの能力にも影響
しない。

【００２７】接続がなされると、２個のダイナミックス
イッチポートとそれらの点−点リンクは、２個のリンク
がその接続の期間中１本の連続したリンクとして扱われ
るように上記米国特許明細書に示されるようにダイナミ
ックスイッチ１０内のスイッチマトリックスにより相互
接続される。２本の接続されたスイッチポートＰの一方
にフレームが入ると、それらフレームは他のポートのリ
ンクでの伝送のため通常は一方のポートから他方へと通
される。

【００２８】ダイナミックスイッチ１０は動的または静
的に２個のポートＰ間の接続を形成することが出来る。 従ってこの接続は動的接続または静的接続と呼ばれる。

【００２９】ダイナミックスイッチ１０はこれらリンク
を介して伝送されるシリアルフレーム内のフレームデリ
ミタにより与えられる情報および米国特許出願第０７／
４２９，２６７号（出願日１９８９年１０月３０日）に
示されるようにこれらポートＰの夫々にある条件にもと
づき２個のポートＰ間の動的接続の形成と解除を行うこ
とが出来る。

【００３０】このダイナミックスイッチはダイナミック
スイッチ制御ユニット２０の局所または遠隔装置に入る
コマンドにより２つのポートＰ間に静的接続をつくりま
たはそれを解除することが出来る。ポートＰに入るフレ
ームデリミタまたは他のシーケンスはこの静的接続には
影響を有しない。

【００３１】静的接続が２つのポートＰ間にあるとき、
これらポートは静的状態にある。この静的状態はリンク
または静的に接続されたポートから入る情報によっては
影響されない。２つの静的に接続されたポートの一方に
シーケンス（後述）が入るとすれば、この受信されたシ
ーケンスは通常この接続されたポートのリンクに再送さ
れる。フレームは静的に接続されたポートにより同時に
受信および送信されうる。

【００３２】一実施例においては、ダイナミックスイッ
チ１０は最大で２５４個のポートＰを有することが出来
る。一つの接続に２個のポートが必要であるから、同時
に生じうる接続の最大数は使用されるポートＰの数の半
分である。ポートＰの数が奇数であれば、この最大数は
ポートＰの最大数から１を引いたものの半分となる。１
個のポートＰはリンクアドレスを持たず、それ故、固有
のアドレスづけは出来ない。しかしながら、１つのポー
トＰと宛先リンクアドレスまたはソースリンクアドレス
との関連づけが後述するようにダイナミックスイッチに
より与えられる。ダイナミックスイッチ１０は図６につ
いて述べるマトリックスコントローラを有し、このコン
トローラはポートＰ間の接続を行い、それを破壊するた
めに用いられる情報を含む。

【００３３】ダイナミックスイッチ１０は１個のダイナ
ミックスイッチ制御ユニット２０を有し、これはそのリ
ンク１８の固有のリンクアドレスを割り当てられる。ダ
イナミックスイッチ制御ユニット２０はポートＰにより
ダイナミックスイッチに付加されるようにダイナミック
スイッチ１０に接続され、そのスイッチ１０に付加され
る他の制御ユニットのごとくに動的接続に使用可能であ
る。ダイナミックススイッチ制御ユニット２０により与
えられる手段により、個々のポートＰに関するダイナミ
ックスイッチ１０のマトリックスコントローラ（後述）
内の情報に対し、他のポートと動的に接続されるべきそ
のポートの能力を変える変更を行うことが出来る。

【００３４】前述のように、情報はフレーム内でシリア
ルＩ／Ｏインターフェース上で転送される。フレームは
所定のフォーマットに従って送受信される情報の単位で
ある。このフォーマットは情報単位のスタートとエンド
を限定し、それら限界内のその情報の位置を定める。図
２は基本フレームフォーマット３８を示している。これ
は固定長さのリンク見出し部フィールド４０、可変長さ
の情報フィールドおよび固定長さのリンクトレーラフィ
ールド４４からなる。

【００３５】このスイッチを用いる通信はダイナミック
スイッチ１０を通じての接続をなすと共に他の制御機能
のためのリンクレベルプロトコルにより支配される。各
チャンネルおよび各制御ユニットはリンクレベルファシ
リティを含む。これはリンクプロトコルの実施例である
。

【００３６】各リンクレベルファシリティはリンクアド
レスである固有のアドレスを与えられる。リンクレベル
ファシリティへのリンクアドレスの割当ては、リンクレ
ベルファシリティが初期化を行うときに生じる。スイッ
チを介して送られるすべてのフレームはフレームのソー
スと宛先を識別するリンクレベルアドレスを含む。特に
、このアドレス情報は送信側リンクレベルファシリティ
のリンクアドレス（ソースリンクアドレス）と受信側リ
ンクレベルファシリティのリンクアドレス（宛先リンク
アドレス）からなる。スイッチはフレームを受けるポー
トから特定の宛先にそのフレームを送る正しいポートへ
の接続をなすためにこのアドレス情報を使用する。

【００３７】ダイナミックスイッチ制御ユニット２０は
そのスイッチに付加されるチャンネルおよび制御ユニッ
トとの通信の目的でそれに割当てられるリンクアドレス
を有する。

【００３８】図１の構成では同一のスイッチポートＰと
そのリンクへの動的接続を要求するフレームを受ける２
個以上のポートＰによりつくられる競合は現在の条件に
もとづきダイナミックスイッチ内の手段により解決され
る。この競合は各ポートからリンクにチャンネルが付加
されるか制御ユニットが付加されるかには無関係に解決
される。この競合が解消されると、問題のポートの内の
１個のみが動的に要求されたポートに接続され、他方は
そのリンクに宛先ポート使用中条件がダイナミックスイ
ッチにあることを示す。

【００３９】所望の接続がなされ得ないならば、ダイナ
ミックスッチ１０はその接続がなされなかった理由を与
える理由コードを含むリンク制御レスポンスフレームを
もどす。例えば、スイッチポートＰが、すでに他のポー
トとの動的接続を有するポートへの動的接続を要求する
フレームを受けるときには、ダイナミックスイッチ１０
は、意図する宛先ポートが使用中であることを示すレス
ポンスコードを含む、ポートビジーフレームと呼ばれる
リンク制御フレームレスポンス（ここではレスポンスフ
レームと呼ぶ）を送る。同様に、スイッチポートＰが他
のポートへの動的接続を要求するフレームを受け、その
フレームの宛先リンクアドレスがダイナミックスイッチ
１０に限定されていない場合には、スイッチ１０はフレ
ームが非限定宛先アドレスを含むことを示す理由コード
を含むポート拒否フレームと呼ぶリンク制御フレームレ
スポンスを送る。

【００４０】図３はリンク、見出し部４０の内容を、図
４はリンクトレーラ４４の内容を夫々示す。すべてのフ
レームはリンク見出し部４０内にあるフレームスタート
（ＳＯＦ）デリミタ４６とリンクトレーラ４４にあるフ
レームエンド（ＥＯＦ）デリミタ４８により境界づけら
れている。フレームデリミタ４６と４８は等価８ビット
データコードを有しない特殊な伝送文字の組合せからな
る。好適な実施例では米国特許第４４８６７３９号明細
書に示される伝送コードが用いられる。フレームデリミ
タ４６と４８の間に含まれる情報は上記米国特許明細書
における等価８ビットコードを有するデータ文字からな
る。

【００４１】ＳＯＦ４６に加えて、図３のリンク見出し
部４０は宛先アドレスフィールド５０、ソースアドレス
フィールド５２およびリンク制御フィールド５４を含む
。

【００４２】前述のようにＳＯＦ４６はエラーのないフ
レームの内容には生じえない特別の伝送文字ストリング
である。ＳＯＦデリミタには二つのタイプがあり、動的
接続を開始させるための接続開始制御に用いられる接続
ＳＯＦ（ＣＳＯＦ）デリミタと動的接続を行うことに関
するアクションを生じさせない受動ＳＯＦ（ＰＳＯＦ）
デリミタである。

【００４３】宛先アドレスフィールド５０はフレームの
内容の第１フィールドであり、ＳＯＦデリミタ４６のす
ぐ後に続く。宛先アドレスフィールド５０はフレームの
宛先であるチャンネルまたは制御ユニットのリンクレベ
ルファシリティを識別し、そのフレームを意図する受信
器であるリンクレベルファシリティに方向づけるために
用いられる。宛先リンクアドレス５０はどの物理的接続
をなすべきかの決定、そしてダイナミックスイッチ１０
を介してそのフレームが方向づけられるべき宛先の決定
に用いられる。接続が存在しなければ、すなわち、ポー
トＰが不活性の状態にあり、ポートビジーまたは拒否条
件がなければ、接続が行われ、フレームは宛先ポートに
向けられる。

【００４４】ソースアドレスフィールド５２が宛先アド
レスフィールド５０の後に続き、送信側のリンクレベル
ファシリティを識別する。

【００４５】リンクレベルファシリティはそれが送るフ
レームのソースアドレスフィールド５２にそれに割当て
られたリンクアドレスをそう入することによりフレーム
のソースとしてのその識別を与える。有効ソースアドレ
スを有するフレームが受信されると、ソースアドレス５
２はほとんどの場合、以降の要求フレームの同一リンク
レベルファシリティへのレスポンスフレーム内の宛先ア
ドレスとして用いられる。

【００４６】リンク制御フィールド５４はそのフレーム
のタイプとフォーマットを示す。リンク見出し部４０の
最終のフィールドであるリンク制御フィールド５４はこ
のソースアドレスフィールド５２の次となる。本発明に
おいてはリンク制御フィールド５４はそのフレームがリ
ンク制御フレームか装置フレームかを示すものである。 リンク制御フレームの場合にはリンク制御フィールド５
４はそのフレームの機能をも示す。これら機能のいくつ
かは、ポート拒否、リンクレベル拒否、リンクレベルビ
ジー、ポートビジー、本発明の状態変化通知（ＳＣＮ）
および、リンクレベル装置の状態をリポートするのに必
要な他の機能である。

【００４７】情報フィールド４２はリンク見出し部４０
に続く第１のフィールドである。情報フィールドのサイ
ズは特定のフレームにより行われる機能によりきまる。 例えば前記の理由コードはレスポンスフレームの情報フ
ィールド４２内に伝送される。情報フィールド４２は後
述するように本発明のＳＣＮフレームに用いられるリン
クアドレス影響（ＬＡＡ）フィルード４２あるいはこの
フィールドを含む。

【００４８】リンクトレーラ４４はＥＯＦデリミタ４８
の直前に周期的冗長チェック（ＣＲＣ）フィールド５６
を含む。ＣＲＣフィールド５６はフレームのビットの完
全性に影響する殆どのフレームエラーを検出するために
受信側リンクレベルファシリティにより使用される冗長
度チェックコードを含む。アドレス５０と５２、リンク
制御５４および情報４２の各フィールドはＣＲＣ５６を
発生するために用いられ、それ故ＣＲＣ５６により保護
される。

【００４９】ＥＯＦデリミタ４８は１つのフレームの伝
送文字ストリングの最後のものである。ここでもこれは
エラーのないフレームの内容には生じえない伝送文字の
特定のシーケンスである。ＥＯＦデリミタ４８が１つの
フレームの受信中に生じると、それがそのフレームのエ
ンドを知らせ、そしてＥＯＦデリミタ４８の直前の２つ
の伝送文字をそのフレームの内容のエンドにおけるＣＲ
Ｃ５６として識別する。ＥＯＦデリミタ４８も適用可能
なフレーム長チェックのためそのフレームの範囲を示す
。

【００５０】ＥＯＦデリミタ４８には二つのタイプがあ
り、その一つは動的接続の除去を開始するために用いら
れる切離しＥＯＦ（ＤＥＯＦ）デリミタであり、他の一
つは動的接続の除去に関しては何のアクションも生じさ
せない受動ＥＯＦ（ＰＥＯＦ）デリミタである。

【００５１】アイドル文字がフレームの送信のないとき
リンクを介して送られる。これらアイドル文字はデータ
値を有さない特別の文字であり、これらリンクを同期さ
せるものである。特殊なアイドル文字のシーケンスも伝
送されて無条件切離しと無条件切離しレスポンスのよう
な特別なコマンドの限定された通信を与える。これら特
殊なシーケンスは本発明の範囲外である。

【００５２】図５は前述のリンク見出し部４０とリンク
トレーラ４４からなる応答（ＡＣＫ）フレーム７０を示
す。ＡＣＫフレーム７０は情報フィールドを含まず、前
に送られたフレームがリンクエラーを伴わずに受信され
たことをリンクレベルファシリティに確認するために用
いられる。ＡＣＫフレーム７０はソースアドレスフィー
ルド５２を含むから、ＡＣＫフレーム７０を受けるリン
クレベルファシリティはその受信により前に送られたフ
レームの受信を確認するリンクレベルファシリティがど
れであるかを知る。これは、リンクレベルファシリティ
が後述するように特に関連宛先アドレスによりどこにも
アドレスされていないフレームを送るような場合に重要
である。関連宛先アドレスは宛先アドレスフィールド５
０に、固有で確認可能な文字である特殊な文字を置くこ
とにより指定しうる。

【００５３】図６は図１のダイナミックスイッチ１０の
ブロック図であり、これは２個のダイナミックスイッチ
ポートＰＡ　１５０とＰＢ　１５１のみを含む。ポート
ＰＡ　１５０とＰＢ　１５１はマトリックス１５２を介
して接続される。マトリックス１５２は複数の平行な水
平導体Ａ〜Ｄと複数の平行な垂直導体Ａ′〜Ｄ′からな
る。導体ＡとＢ′およびＢとＡ′の交点のスイッチ１５
４と１５５は前述のようにポート１５０と１５１の双方
向接続を行うために接続開始制御により閉じられている
。マトリックス１５２の実際の接続はマトリックスアド
レス出力バス１５８を介してマトリックスコントローラ
１５６により制御される。マトリックスコントローラ１
５６はダイナミックスイッチ１０のポートの接続、動的
であれ静的であれつくることの出来る接続、および図１
について述べるようにダイナミックスイッチ１０の動作
についての他の情報を記憶するための記憶機構を含む。

【００５４】マトリックスコントローラ１５６は上記の
マトリックスアドレス出力バス１５８によりマトリック
ス１５２に接続され、ポート入力バス１６０を介してポ
ート１５０と１５１からデータを受け、そしてポート出
力バス１６２を介してポート１５０と１５１にデータを
送る。バス１５８を介しての制御信号はスイッチ１５４
と１５５のようなマトリックス１５２の交点スイッチを
制御する。

【００５５】動的接続を要求するのに必要な情報はポー
トＰからバス１６０を介してマトリックスコントローラ
１５６に送られる。マトリックスコントローラ１５６は
、要求された接続が拒否または許可されたことを示す情
報をもってポートＰに応答する。各ポートＰは初期化時
にポートに与えられるポート番号とそのポートの状態を
記憶するための記憶機構１６６を含む。このように、ポ
ートはソースポートが使用中のとき要求ポートにポート
ビジーフレームを送り、ソースポートが使用中でないと
きには要求が許可されるかどうかをみるために要求され
た接続についての情報をマトリックスコントローラ１５
６に与える。後述のように、ポートＰがマトリックスコ
ントローラ１５６に要求を送るとき、ポートＰの記憶機
構１６６からのポート番号が含まれており、それ故マト
リックスコントローラはどのポートが要求を出したかを
知ることが出来る。

【００５６】ダイナミックスイッチ制御ユニット２０は
、マトリックス１５２の静的接続をつくるため、一つの
ポートへのアクセスを阻止しあるいは囲むため、そして
ポートＰが同一区画内の他のポートにのみ接続されうる
ようにポートを区画にグループ化するため、等のために
ダイナミックスイッチ制御ユニット入力バス１６８によ
りマトリックスコントローラ１５６に接続される。オペ
レータコンソール１７０は上記情報を入力するためのダ
イナミックスイッチ制御ユニット２０の一部分であり、
あるいは情報は図１について述べたようにダイナミック
スイッチ１０のポートＰの１個に接続されるリンク１８
を介してダイナミックスイッチ制御ユニット２０に送ら
れる。

【００５７】各ポートは前述のようにポートのリンクを
介しての伝送のためのアイドル文字を発生するアイドル
発生器（ＩＧ）１６５を含む。アイドル発生器１６５は
米国特許出願第０７／４２９２６８号（出願日１９８９
年１０月３０日）に示されるように構成してもよい。ポ
ートのリンクを介して伝送されるアイドル文字はアイド
ル発生器１６５から入る代りに動的に接続されたポート
からマトリックス１５２を通してもよい。

【００５８】各ポートはその記憶機構１６６内の状態と
、そのポートの状態を決定する状態マシン（ＳＭ）１６
７によりそのリンクまたはその動的に接続されたポート
からのフレームのデリミタとにもとづきその自体の状態
を決定する。好適な実施例では、状態マシン１０７はハ
ードウェア構成とされ、あるいは必要であればマイクロ
プロセッサで実行されるマイクロコードで構成してもよ
い。

【００５９】図７及び図８は線ａ−ａで接続されて図６
のマトリックスコントローラ１５６のブロック図を形成
する。ポート入力バス１６０は、異なったバイサイクル
においてフレームのフィールド５０と５２からポートＰ
に入る宛先およびソースリンクアドレスを受けて記憶す
るための宛先およびソースリンクレジスタ１７２に接続
される。宛先リンクアドレス５０は宛先リンクレジスタ
１７４に記憶され、ソースリンクアドレス５２はソース
リンクレジスタ１７６に記憶され、そしてこれらレジス
タ１７４と１７６の内容がコンパレータ１７７により比
較される。コンパレータ１７７は宛先リンクアドレスが
ソースリンクアドレスと同じであるときエラー中断を発
生する。

【００６０】区画およびアドレスチェックテーブル１８
０は宛先およびソースリンクアドレスをマトリックスコ
ントローラによりマトリックス１５２の交点スイッチの
アドレスづけに用いられるポート番号へと変換する変換
機能を与える。このテーブルはまたポートのある区画を
示すための区画ビットを含む。その区画およびアドレス
チェックテーブル１８０に入るすべてのリンクアドレス
はレジスタ１８２内のアドレスを通り、テーブル１８０
からのポートデータがデータアウトレジスタ１８４に入
る。

【００６１】コンパレータ１８６はレジスタ１７０から
のソースポート番号がレジスタ１７２からのソースリン
クアドレスについてテーブル１８０により変換されたポ
ート番号と同じになるようにするために設けてある。コ
ンパレータ１８８は同じくポート入力バス１６０からレ
ジスタ１７０へのソースポート番号の一部であるソース
ポートの区画がテーブル１８０からの区画と同一となる
ようにするために設けてある。

【００６２】アクティビティテーブル１９０はダイナミ
ックスイッチ１０のポートＰの接続と、ポートが使用中
かどうか、それらの状態、ポートの囲みのようにポート
が使用不能であるかどうか、そしてポートの接続が静的
か動的か、についての指示とを含むアドレス可能な記憶
装置である。テーブル１９０の入力はポート番号と接続
データを示す接続ビットとを含んでいる。宛先ポート番
号レジスタ１９２はテーブル１８０からの宛先ポート番
号を受けるためにデータアウトレジスタ１８４に接続さ
れ、テーブル１９０についてレジスタ１９４内のアドレ
スに宛先ポート番号を与える。データインレジスタ１９
６はテーブル１９０に記憶するためのポート番号と接続
ビットを受け、データアウトレジスタ１９８はテーブル
１９０からデータを受けて、コンパレータ１８８の区画
比較の結果と共にそのデータをビジー、使用可能および
拒否ロジック２００に与える。このビジー、使用可能お
よび拒否ロジック２００はポート出力バス１６２を介し
て要求ポートに、要求された接続が許可可能かどうか、
可能でなければ接続を要求されたポートが使用中であり
、囲まれておりそして使用不能であるか、違った区画に
あるか、静的接続の一方のポートであるか、あるいは要
求された接続について違った状態にあるか、を示すメッ
セージを与える。この接続が許可されない場合には、バ
ス１６２を介してロジック２００に与えられる情報はソ
ースポートにより情報フィールド内に適正な理由コード
を有する適当なレスポンスフレームをソースリンクにも
どすために用いられる。帰還パス２０１と２０２はテー
ブル１９０を読取、変更、書込モードで変更しうるよう
にするためのものである。接続が許可される場合には、
マトリックスコントローラが要求された接続をつくり、
そのフレームかソースポートからここで接続された宛先
ポートに、宛先ポートのリンクを介しての伝送のために
送られる。

【００６３】アドレスインレジスタ１８２は、ソースお
よび宛先ポートの区画ビットがポート番号を用いて変更
可能であり、そして宛先およびソースリンクアドレスが
前述のようにポート番号に変換可能であるように、ダイ
ナミックスイッチ制御ユニット入力バス１６８、ソース
ポート番号レジスタ１７０、宛先ポート番号レジスタ１
９２および宛先／ソースリンクレジスタ１７２に接続さ
れる。テーブル１９０内のデータインレジスタ１９６は
接続データへの変更とポートへの接続に関する質問がア
クティビティテーブル１９０に対してなしうるように、
制御ユニット入力バス１６８、ソースポート番号レジス
タ１７０および宛先ポート番号レジスタ１９２に接続さ
れる。

【００６４】レジスタ１７０と１９２はマトリックスレ
ジスタ２０４に接続され、レジスタ２０４は、接続がマ
トリックスコントローラ１５６によりつくられるか破壊
される場合に図６のマトリックス１５２の交点スイッチ
を制御するためにマトリックスアドレス出力バス１５８
に接続される。

【００６５】本発明のシステムはデータ処理システムの
リクレベルファシリティに、リンクレベルフアシリティ
間の関連性に影響する状態変化が生じたことを、ポート
する状態変化通知（ＳＣＮ）機能を含む。これらの影響
される関連性は論理的パスおよびパワー制御関連性を含
む。

【００６６】図９において図１のＩ／Ｏシステムの一部
が示されている。これは上記関連性がどのようにしてつ
くられるかを例示するものである。図９に示すように、
チャンネル２２にはリンクアドレス１が、チャンネル２
４にはリンクアドレス２が与えられる。初期化プロセス
において、リンクアドレス３，４，５，６は制御ユニッ
ト２６，２７，２８およびダイナミックスイッチ制御ユ
ニット２０に夫々指定される。前述のように、リンクレ
ベルファシリティのリンクアドレスはそれらファシリテ
ィが付加されるポートに関連づけられる。このように図
９では関連リンクアドレスをスイッチ１０の各ポートＰ
について示している。

【００６７】チャンネル２２と２４および制御ユニット
２６−２８内のリンクレベルファシリティの夫々はフレ
ームを発生しそしてそれらをそのリンクのアウトバウン
ド導体を介して伝送するためのフレーム発生器と、その
リンクのインバウンド導体からフレームを受ける受信器
を有し、更に論理パスのようなファシリティ間の関連性
を示すデータ処理システム内の関連テーブル（ＡＴ）へ
のアクセスを有する。図９の例ではチャンネル２２は、
制御ユニット２６、リンクアドレス３、および制御ユニ
ット２７、リンクアドレス４への論理的パス用の入力３
と４を含む関連テーブル（ＡＴ）を有する。チャンネル
２４は制御ユニット２７、リンクアドレス４、制御ユニ
ット２８、リンクアドレス５およびダイナミックスイッ
チ制御ユニット２０、リンクアドレス６への論理パス用
の入力４，５，６を含むＡＴテーブルを有する。スイッ
チ制御ユニット２０は与えられたポートと接続しうる他
のポートを示す接続テーブル（ＣＴ）へのアクセスを有
する。図９の接続テーブルＣＴは、接続が許可されうる
マトリックスの下半分における各ロケーションに“Ｘ”
を付したマトリックスとして示されている。ポート間の
接続は、対応する接続が接続テーブルＣＴに示されてい
れば許可される。この接続テーブルは図８の区画および
アドレスチェックテーブル１８０内に保持される。例え
ば、図９の接続テーブルは、リンクアドレス３がリンク
アドレス１と２（行３）およびリンクアドレス４〜６（
コラム３）に接続しうることを示す。

【００６８】一つのポートまたはそれに付加されるリン
クレベルファシリティの状態がそのファシリティの他の
ファシリティと通信する能力に影響を与えるように変化
するとき、その事実がダイナミックスイッチ制御ユニッ
ト２０により認識されてＳＣＮフレームを影響される他
のすべてのリンクレベルファシリティに伝送させる。Ｓ
ＣＮフレームを受けるリンクレベルファシリティはその
ＳＣＮフレームの発信元にＡＣＫフレームを返送し、次
にその関連または潜在的関連性が影響されたかどうかを
決定する。

【００６９】ＳＣＮフレームがチャンネルまたは制御ユ
ニットにより送られる場合には宛先アドレスは関連文字
を含み、ＬＡＡフィールド４３は影響されたリンクレベ
ルファシリティのリンクアドレス（通常、それ自体のリ
ンクアドレス）を含む。ダイナミックスイッチ１０がそ
の宛先アドレス内に関連文字を有するＳＣＮフレームを
受けるときは、ダイナミックスイッチ制御ユニット２０
は図５のＡＣＫフレームをもどし、接続テーブルを参照
した後に受信したリンクアドレスを含むＬＡＡフィール
ド４３を有するＳＣＮフレームを上記の影響されたリン
クに接続しうる識別されたリンクレベルファシリティの
夫々に送る。このように、ダイナミックスイッチ１０は
常に特定の宛先アドレスにＳＣＮフレームを送る。ダイ
ナミックスイッチ１０に入るＳＣＮフレームの分析およ
び接続テーブルＣＴに従って適正なリンクアドレスへの
ダイナミックスイッチ１０によるＳＣＮフレームの送信
は制御ユニット２０またはマトリックスコントローラ１
５６内のマイクロコード制御マイクロプロセッサにより
行うことが出来る。この実施例ではこの機能はダイナミ
ックスイッチ制御ユニット２０内のマイクロプロセッサ
により行われる。

【００７０】次に述べる事象の夫々はダイナミックスイ
ッチ１０内のマイクロコード制御マイクロプロセッサに
特定のリンクレベルファシリティに代り状態変化をリポ
ートするためのイニシアチブを発生させる。

【００７１】１．　　ダイナミックスイッチ制御ユニッ
ト２０がその特定のリンクレベルファシリティから関連
宛先アドレスを有するＳＣＮフレームを受けたこと。

【００７２】２．　　その特定リンクレベルファシリテ
ィが第１の時間にオンラインとなり、リンクアドレスの
割当てを要求したこと。

【００７３】これは初期化時に生じるものであり、米国
特許出願第０７／５７６，５５７号に示されている。

【００７４】３．　　この特定のリンクレベルファシリ
ティが付加されるダイナミックスイッチポートがそのリ
ンクレベルファシリティがそれ自体のリンクアドレスで
識別された時点でリンク故障、オフライン、または静的
モードとなったこと。これはリンクの故障がポートとこ
の特定のリンクレベルファシリティとの間で生じたこと
、あるいはその特定のリンクレベルファシリティまたは
付加スイッチポートがサービスをはずされたこと、ある
いは静的接続がその特定のリンクレベルファシリティに
接続されたポートと他のポートとの間になされたこと、
を示す。

【００７５】４．　　２個のダイナックスイッチポート
間の動的接続をなす能力が変更されること。これは図８
の区画テーブル１８０に記録された区画機能により行わ
れる。

【００７６】これら事象の内のはじめの三つではダイナ
ミックスイッチ制御ユニット２０は、状態変化により影
響を受けるリンクレベルファシリティが付加されるポー
トへの動的接続を有しうるポートに付加される夫々識別
されたリンクレベルファシリティにＳＣＮフレームを送
ることによりその状態変化をリポートする。前述のよう
にこれはダイナミックスイッチ１０の接続テーブルＣＴ
により決定される。

【００７７】最後の事象では、ダイナミックスイッチ制
御ユニット２０は、２つの影響されるポートに付加され
るリンクレベルファシリティがリンクアドレスにより識
別されるのであれば、それらファシリティにＳＣＮフレ
ームを送ることによりこの状態変化をリポートする。

【００７８】チャンネルまたは制御ユニットは現存する
関連に影響する事象あるいは制御ユニットの場合には制
御ユニットの新しい関連を受け入れる能力に影響する事
象により生じる状態変化をリポートしうる。

【００７９】チャンネルまたは制御ユニットは関連宛先
アドレスまたはもし既知であれば特定のチャンネルまた
は制御ユニットの宛先リンクアドレスを有するＳＣＮフ
レームを送ることで状態変化をリポートする。しかしな
がら、チャンネルまたは制御ユニットは、ダイナミック
スイッチ１０があればそれに付加されたリンクの代りに
ＳＣＮフレームを発行させるような条件をすでに知られ
ていることに気付くならばＳＣＮフレームを発行しない
。

【００８０】ダイナミックスイッチ制御ユニット２０が
それに割当てられたリンクアドレスに等しい宛先リンク
アドレスをもつＳＣＮフレームを受ける（図９の時点６
）場合には、それはそれとの関連が変更したことを知ら
せるものである。この場合、制御ユニット２０はこのＳ
ＣＮフレーム内のその情報をその関連テーブル（ＡＴ）
の更新に使用するが、他のリンクレベルファシリティに
はそのＳＣＮフレームを送らない。

【００８１】制御ユニット２０が特定の影響されたリン
クレベルファシリティに関する特定のリンクレベルファ
シリティにＳＣＮフレームを送るためのイニシアチブを
受けると、その影響を受けるリンクレベルファシリティ
またはダイナミックスイッチポートの以降の状態変化は
、第１ＳＣＮフレームを送るについてのイニシアチブが
放出されていないならばその特定のリンクレベルファシ
リティへ他のＳＣＮフレームを送るについてのイニシア
チブを発生しない。このように、特定のＬＡＡについて
状態変化が生じ、第１ＳＣＮの送出が完了する前にその
ＬＡＡについて新しい状態変化が生じた場合には、第１
のＳＣＮのみが送られる。これは、例えばＬＡＡのポー
トがリンク故障状態となったが第１ＳＣＮの送出前に通
常にもどるときに生じうる。第１ＳＣＮフレームの送出
のためのイニシアチブが放出されると、次の状態変化が
新しいイニシアチブをつくる。

【００８２】チャンネルまたは制御ユニットがＳＣＮフ
レームを送るためのイニシアチブを受けると、そのチャ
ンネルまたは制御ユニットにおける以降の状態変化は、
第１ＳＣＮフレームの送出イニシアチブが放出されてい
なければ他のＳＣＮフレームの送出イニシアチブをつく
らない。

【００８３】第１ＳＣＮフレームの送出イニシアチブが
放出されると、次の状態変化が新しいイニシアチブをつ
くる。チャンネルまたは制御ユニットが特定の宛先リン
クアドレスを有するＳＣＮフレームを送っていれば、こ
のルールは夫々の宛先リンクアドレスに別々に適用され
る。チャンネルまたは制御ユニットがビジーフレームま
たは拒否フレームをＳＣＮフレームに対すレスポンスと
して受ける場合にはイニシアチブが放出されるまで他の
ＳＣＮフレームを送ることにより再試行を行う。

【００８４】ＳＣＮフレームの送出イニシアチブは次の
事象の内の一つが生じるとき放出される。

【００８５】１．　　ＳＣＮフレームに対すＡＣＫレス
ポンスが認識されること。

【００８６】２．　　前にＳＣＮが送られていれば、そ
の再試行を行わない条件が認識されること。

【００８７】３．　　再試行を無限に行う必要のない条
件について所定回数の再試行が行われたが、成功しなか
ったこと。

【００８８】図１０はリンクレベルファシリティを決定
するルーチンを示すフローチャートである。このルーチ
ンはリンクレベルファシリティを制御するマイクロコー
ド制御マイクロプロセッサにより行われる。ブロック３
００においてリンクレベルファシリティ内の受信手段が
前述のようにＳＣＮフレームを受ける。ブロック３０１
において、このリンクレベルファシリティはＡＣＫフレ
ームを前述のようにもどす。ブロック３０２において、
ＳＣＮフレームのＬＡＡ４３がそのファシリティの関連
テーブル（ＡＴ）内にあるかどうかのチェックがなされ
る。もしあれば、その関連がブロック３０４とＬＡＡリ
ンクアドレスにテスト初期化（ＴＩＮ）フレームを送る
ことによりテストされる。このＴＩＮフレームは、その
ＳＯＦデリミタがそのＳＣＮフレームによりリポートさ
れる、影響されるリンクアドレスにダイナミックスイッ
チ１０を介して接続をなすためのＣＳＯＦであることを
除き図５のフレームと構造的に同じである。このＴＩＮ
フレームに応じてこのＴＩＮフレームでアドレスされる
リンクレベルファシリティのフレームジェネレータはレ
スポンスフレームを返送する。ブロック３０６において
このレスポンスフレームがＴＩＮフレームの発信器によ
り受信されるとすると、このルーチンはブロック３１２
に移り、テスト結果が後述するようにＡＴに反映される
。

【００８９】ブロック３０８において、このレスポンス
フレームがリンクビジーフレームまたはポートビジーフ
レームであるとすると、このルーチンはブロック３０４
にもどり、他のＴＩＮフレームを送る。このレスポンス
フレームがブロック３１０においてポート介入またはポ
ート誤動作をリポートする拒否フレームであれば、ルー
チンはブロック３１２に移り、ＡＴのこの入力を動作不
能にしてＴＩＮでアドレスされるリンクレベルファシリ
ティがそのＴＩＮフレームの送り手とはもはや関連しな
いことを示す。

【００９０】このレスポンスフレームがブロック３０６
，３０８，３１０でテストされるフレームのいずれでも
ないときには適正な回復アクションが３１１でスタート
する。

【００９１】ブロック３０６でＬＡＡリンクアドレスか
らのテスト関連結果をリポートする、ＴＩＮでアドレス
されるリンクレベルファシリティからもどされるフレー
ムはテスト初期化結果（ＴＩＲ）フレームである。この
ＴＩＲフレームは構造的に図２のフレームと同じであり
、情報フィールド４２に、ＴＩＮでアドレスされるリン
クレベルファシリティが引き続きＴＩＮフレームの送り
手と関連するかどうかを示すデータを含む。関連しない
ならば、ＡＴの対応する入力がブロック３１２で動作不
能とされる。このＴＩＲフレームはこのリンクで運ばれ
る論理リンクアドレスの状態も含んでいる。

【００９２】ＬＡＡがブロック３０２においてＡＴにな
いとされる場合には、ＳＣＮはＡＴに入力を付加するイ
ニシアチブを与える。ブロック３１３において、望まし
い関連についてのチェックがなされる。そのような関連
があれば、一つの関連をつくることを要求するフレーム
がブロック３１４において、夫々の所望の関連について
のＬＡＡアドレスを有するリンクレベルファシリティに
送られる。所望の関連が許可されればその関連の成立を
肯定するフレームが返送される。ＬＡＡアドレスを含む
この関連がＡＴに付加されあるいは動作可能とされる。 アドレスされたリンクレベルファシリティとの通信に用
いられる論理リンクアドレスはこの肯定フレーム内に含
まれる。

【００９３】所望の関連ブロック３１４をつくる試みは
前述のようにリンクまたはポートビジーおよびポート介
入またはポート誤動作テストを行うことを含むものであ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】ダイナミックスイッチを介して制御ユニットに
接続されるチャンネルを有するＩ／Ｏシステムのブロッ
ク図。

【図２】図１のＩ／Ｏシステムを介して送られるフレー
ムを示す図。

【図３】図２のフレームのリンク見出し部を示す図。

【図４】図２のフレームのリンクトレーラを示す図。

【図５】図１のＩ／Ｏシステムを介して送られるＡＣＫ
フレームを示す図。

【図６】ポート、マトリックスおよびマトリックスコン
トローラを有するダイナミックスイッチおよびダイナミ
ックスイッチ制御ユニットのブロック図。

【図７】線ａ−ａで図８と接続されて図６のマトリック
スコントローラのブロック図をつくる図。

【図８】線ａ−ａで図７と接続されて図６のマトリック
スコントローラのブロック図をつくる図。

【図９】各チャンネルおよび制御ユニットが付加テーブ
ルを有し、ダイナミックスイッチ制御ユニットが接続テ
ーブルを有する図１のＩ／Ｏシステムのブロック図。

【図１０】状態変化通知フレームの受信に応じてリンク
レベルファシリティ接続を決定するルーチンのフローチ
ャート。

【符号の説明】

１０　　ダイナミックスイッチ １２　　リンク １３　　リンク １４　　リンク １５　　リンク １６　　リンク １７　　リンク １８　　リンク ２０　　ダイナミックスイッチ制御ユニット２２　　チ
ャンネル ２４　　チャンネル ２６　　制御ユニット ２７　　制御ユニット ２８　　制御ユニット ２９　　制御ユニット ３０　　周辺装置 ３１　　周辺装置 ３２　　周辺装置 ３３　　周辺装置 ３８　　基本フレームフォーマット ４０　　リンク見出し部 ４２　　情報フィールド ４４　　リンクトレーラフィールド ４６　　フレームスタート（ＳＯＦ）デリミタ４８　　
フレームエンド（ＥＯＦ）デリミタ５０　　宛先アドレ
スフィールド ５２　　ソースアドレスフィールド ５４　　リンク制御フィールド ５６　　周期冗長チェック（ＣＲＣ）フィールド７０　
　ＡＣＫフレーム

Claims (31)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】複数のリンクレベルファシリティとこれら
   リンクレベルファシリティの夫々が夫々に付加される複
   数のポートを有するダイナミックスイッチとを含むコン
   ピュータＩ／Ｏシステムにおける状態変化通知機構であ
   って、上記ダイナミックスイッチに接続されるダイナミ
   ックスイッチ制御ユニットと、　　この制御ユニットに
   含まれ、上記ダイナミックスイッチの上記ポートの許可
   されたすべての相互接続のテーブルを記憶するための接
   続テーブル手段と、上記制御ユニットに含まれ、上記ダ
   イナミックスイッチの上記ポートの１個に付加される一
   つの特定のリンクレベルファシリティに代り状態変化を
   リポートするためのイニシアチブを発生するための状態
   変化イニシアチブ手段と、上記制御ユニットに含まれ、
   上記接続テーブル手段と上記状態変化イニシアチブ手段
   に応じて、上記状態変化により影響を受ける夫々のリン
   クレベルファシリティに送られるべき状態変化通知（Ｓ
   ＣＮ）フレームを生成するフレームジェネレータとを備
   えた状態変化通知機構。
2. 【請求項２】前記フレームジェネレータは前記ＳＣＮフ
   レーム内で前記特定のリンクレベルファシリティの識別
   信号を送る請求項１に記載の機構。
3. 【請求項３】前記リンクレベルファシリティの夫々は、
   前記ダイナミックスイッチ制御ユニットからＳＣＮフレ
   ームを受けるための受信器と、関連づけがなされている
   他のリンクレベルファシリティの識別を含む関連づけリ
   ストを記憶するための関連テーブル手段と、上記関連テ
   ーブル手段内の関連づけを決定するために前記特定のリ
   ンクレベルファシリティに関連づけメッセージを送るた
   めの関連決定手段とを含んでいる請求項２に記載の機構
   。
4. 【請求項４】前記リンクレベルファシリティの夫々は特
   定宛先アドレスまたは関連宛先アドレスの一方である宛
   先アドレスを有するＳＣＮフレームを伝送するためのフ
   レームジェネレータを含んでいる請求項３に記載の機構
   。
5. 【請求項５】前記状態変化イニシアチブ手段は、前記ダ
   イナミックスイッチ制御ユニットによる、前記特定のリ
   ンクレベルファシリティの前記フレームジェネレータか
   らの前記関連宛先アドレスを有するＳＣＮフレームの受
   信、上記特定リンクレベルファシリティによるリンクレ
   ベルファシリティ識別の割当て要求、上記特定リンクレ
   ベルファシリティの接続する前記ポートの、リンク故障
   、オフラインまたは静的状態への移行、及び上記特定リ
   ンクレベルファシリティに接続されるポートとのポート
   の相互接続用の接続テーブル入力の変更の内の一つの応
   じて前記特定リンクレベルファシリティに代り状態変化
   のリポートのイニシアチブを発生する手段を含んでいる
   請求項４に記載の機構。
6. 【請求項６】前記状態変化イニシアチブ手段内にあって
   、ＳＣＮフレームに応じたＡＣＫレスポンスフレームの
   認識、前記送られたＳＣＮの再試行を行わない条件の認
   識、及び再試行を無限に行う必要のない条件についての
   所定回数の再試行の廃棄の失敗の内の一つによる状態変
   化をリポートする前記イニシアチブを放出するための放
   出手段を更に含んでいる請求項５に記載の機構。
7. 【請求項７】前記状態変化イニシアチブ手段は前記放出
   手段による前のイニシアチブの放出前に前記特定リンク
   レベルファシリティに代る新しいイニシアチブの発生を
   防止する手段を含んでいる請求項６に記載の機構。
8. 【請求項８】前記リンクレベルファシリティの夫々の前
   記フレームジェネレータは受信したフレームの源にレス
   ポンスフレームを送るためのレスポンス手段を更に含ん
   でいる請求項５に記載の機構。
9. 【請求項９】前記レスポンスフレームは、ビジー（ＢＳ
   Ｙ）フレーム、または確認（ＡＣＫ）フレームである請
   求項８に記載の機構。
10. 【請求項１０】前記ポートの夫々は受信したフレームの
    源に拒否（ＲＪＴ）フレームまたはＢＳＹフレームを送
    るための手段を含み、上記ＲＪＴフレームはポート介入
    またはポート故障をリポートするものである請求項９に
    記載の機構。
11. 【請求項１１】前記リンクレベルファシリティの夫々は
    前記ＳＣＮフレームに応じて送られるＢＳＹフレームま
    たはＲＪＴフレームの受信により付加的ＳＣＮフレーム
    を送るための手段を含んでいる請求項１０に記載の機構
    。
12. 【請求項１２】前記関連決定手段の夫々はＡＣＫフレー
    ムの送信後にテスト初期化（ＴＩＮ）フレームを送る手
    段を含んでいる請求項１０に記載の機構。
13. 【請求項１３】前記関連決定手段の夫々は前記ＴＩＮフ
    レームに応じて送られるＢＳＹフレームの受信により前
    記ＳＣＮフレームの源に付加的ＴＩＮフレームを送る手
    段を含んでいる請求項１２に記載の手段。
14. 【請求項１４】前記関連決定手段の夫々は前記ＴＩＮフ
    レームの受信により前記ＴＩＮフレームの源にテスト開
    始レスポンス（ＴＩＲ）フレームまたはＢＳＹフレーム
    を送る手段を含み、前記ポートの夫々は上記ＴＩＮフレ
    ームの受信により上記ＴＩＮフレームの源にＲＪＴフレ
    ームまたはＢＳＹフレームを送る手段を含んでいる請求
    項１２に記載の機構。
15. 【請求項１５】前記関連決定手段の夫々は前記ＴＩＮフ
    レームに応じて送られるＴＩＲフレームまたはＲＪＴフ
    レームの受信により前記関連テーブル手段を変更する手
    段を含んでいる請求項１４に記載の機構。
16. 【請求項１６】前記変更手段は前記関連テーブル手段の
    入力の付加または削除を行う手段を含んでいる請求項１
    ５に記載の機構。
17. 【請求項１７】複数のリンクレベルファシリティとこれ
    らリンクレベルファシリティの夫々が夫々に付加される
    複数のポートを有するダイナミックスイッチとを含むコ
    ンピュータＩ／Ｏシステムにおける状態変化通知方法で
    あって、上記ダイナミックスイッチにそのポートの許可
    されるすべての相互接続の接続テーブルを記憶するステ
    ップと、特定のリンクレベルファシリティからこのダイ
    ナミックスイッチに、関連宛先アドレスを有する状態変
    化通知（ＳＣＮ）フレームを送るステップと、上記特定
    リンクレベルファシリティに代り状態変化をリポートす
    るためのイニシアチブを発生するステップと、上記接続
    テーブルに記憶された上記許可された相互接続に応じて
    、状態変化に影響されうる夫々のリンクレベルフィシリ
    ティに各ポートを通じて第２ＳＣＮフレームを送るステ
    ップとを有する状態変化通知方法。
18. 【請求項１８】前記イニシアチブを発生するステップは
    、前記ダイナミックスイッチを制御するユニットによる
    、前記特定のリンクレベルファシリティからの関連宛先
    アドレスを有するＳＣＮフレームの受信、上記特定リン
    クレベルファシリティによるリンクレベル装置識別の割
    当て要求、　　上記特定リンクレベルファシリティの接
    続される前記ポートの、リンク故障、オフラインまたは
    静的状態への移行、および上記特定リンクレベルファシ
    リティに接続されるポートとのポートの相互接続用の接
    続テーブル入力の変更の内のいずれか一つに応答するも
    のである請求項１７に記載の方法。
19. 【請求項１９】第２ＳＣＮフレームに応じてのＡＣＫレ
    スポンスフレームの認識、前に送られたＳＣＮの再試行
    を行わない条件の認識、および再試行を無限に行う必要
    のない条件についての所定回数の再試行の廃棄の失敗の
    内の一つにより状態変化をリポートするためのイニシア
    チブの放出ステップを更に含んでいる請求項１８に記載
    の方法。
20. 【請求項２０】前のイニシアチブの放出前の前記特定リ
    ンクレベルファシリティに代る新しいイニシアチブの発
    生を防止するステップを更に含んでいる請求項１９に記
    載の方法。
21. 【請求項２１】前記第２ＳＣＮフレームにおいて、代り
    に状態変化表示を受ける前記特定のリンクレベルファシ
    リティの識別を送るステップを更に含んでいる請求項１
    ８に記載の方法。
22. 【請求項２２】前記リンクレベルファシリティの内の前
    記一つのファシリティの関連テーブル手段に、関連づけ
    された他のリンクレベルファシリティの識別を含む関連
    テーブルを記憶するステップと、上記一つのフィシリテ
    ィに前記第２ＳＣＮフレームを受けるステップと、上記
    一つのファシリティから上記特定のリンクレベルファシ
    リティに上記関連テーブル手段内のその関連を決定する
    ための決定メッセージを送るステップとを更に含んでい
    る請求項２１に記載の方法。
23. 【請求項２３】前記一つのファシリティから受信フレー
    ムの源へレスポンスフレームを送るステップを更に含ん
    でいる請求項２２の方法。
24. 【請求項２４】前記レスポンスフレームはビジー（ＢＳ
    Ｙ）フレーム、または確認（ＡＣＫ）フレームである請
    求項２３に記載の方法。
25. 【請求項２５】前記関連メッセージはＡＣＫフレームの
    送信後のテスト開始（ＴＩＮ）フレームの送信ステップ
    を含んでいる請求項２４に記載の方法。
26. 【請求項２６】前記一つのリンクレベルファシリティか
    ら、前記ＴＩＮフレームに応じて送られるＢＳＹフレー
    ムの受信により前記特定のリンクレベルファシリティに
    付加ＴＩＮフレームを送るステップを更に含んでいる請
    求項２５に記載の方法。
27. 【請求項２７】前記特定のリンクレベルファシリティか
    ら、前記ＴＩＮフレームの受信によりそのＴＩＮフレー
    ムの源にテスト開始レスポンス（ＴＩＲ）フレームまた
    はＢＳＹフレームを送るステップを更に含んでいる請求
    項２５に記載の方法。
28. 【請求項２８】受信フレームの源に、前記一つのリンク
    レベルファシリティに付加されるポートがポート介入ま
    たはポート故障となっているとき拒否（ＲＪＴ）フレー
    ムを、またはそのポートが使用中のときビジー（ＢＳＹ
    ）フレームを送るステップを更に含んでいる請求項２７
    に記載の方法。
29. 【請求項２９】前記第２ＳＣＮフレームに応じて送られ
    るＢＳＹフレームまたはＲＪＴフレームの受信により付
    加ＳＣＮフレームを送るステップを更に含んでいる請求
    項２８に記載の方法。
30. 【請求項３０】前記ＴＩＮフレームに応じて送られる前
    記ＴＩＲフレームまたはＲＪＴフレームの受信により前
    記一つのリンクレベルファシリティ内の前記関連テーブ
    ルを変更するステップを更に含んでいる請求項２８に記
    載の方法。
31. 【請求項３１】前記関連テーブルを変更するステップは
    前記関連テーブル手段の入力の付加または削除のステッ
    プを含んでいる請求項３０に記載の方法。