JPH04241512A - ラテラルサイリスタ - Google Patents

ラテラルサイリスタ

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Publication number
JPH04241512A
JPH04241512A JP3002683A JP268391A JPH04241512A JP H04241512 A JPH04241512 A JP H04241512A JP 3002683 A JP3002683 A JP 3002683A JP 268391 A JP268391 A JP 268391A JP H04241512 A JPH04241512 A JP H04241512A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mosfet
gate
thyristor
drain
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3002683A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Hosoya
清志 細谷
Shigeo Akiyama
茂夫 秋山
Fumio Kato
文男 加藤
Masato Miyamoto
正人 宮本
Toyofumi Sate
左手 豊文
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP3002683A priority Critical patent/JPH04241512A/ja
Publication of JPH04241512A publication Critical patent/JPH04241512A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体基板の一表面に
アノード・カソード電極が構成されたラテラルサイリス
タに関するものであり、特に光点弧型のラテラルサイリ
スタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光により点弧できる光点弧型ラテ
ラルサイリスタが広く使用されている。この光点弧型ラ
テラルサイリスタをリレー出力端子間に接続し、発光ダ
イオードをリレー入力端子間に接続し、発光ダイオード
と光点弧型ラテラルサイリスタとを光学的に結合して、
入出力間を絶縁分離した固体リレーが提案されている。 光点弧型ラテラルサイリスタは、比較的小型でも大電力
をスイッチングできるという利点があるが、その反面、
サイリスタのアノード・カソード間に急激な電圧変化が
印加された場合、すなわち、電圧上昇率dV/dtが大
きいと、誤点弧してしまうという欠点がある。
【0003】そこで、このような誤点弧を防止するため
に、従来、図4に示すように、サイリスタ1のゲートG
とカソードKの間に、抵抗2を並列接続する方式が用い
られている。サイリスタ1はpnpn4層構造の半導体
素子で構成されるが、これをpnpトランジスタとnp
nトランジスタの組合せとして図示してある。ゲートG
とカソードKの間に電流が流れると、npnトランジス
タのコレクタ・エミッタ間が導通して、pnpトランジ
スタのエミッタ・ベース間に電流が流れて、pnpトラ
ンジスタのエミッタ・コレクタ間が導通して、npnト
ランジスタのベースに電流が正帰還され、アノードAと
カソードKの間が導通状態に自己保持される。ここで、
抵抗2がゲートGとカソードKの間に並列接続されてい
ることにより感度が低下する。この抵抗2の抵抗値を、
サイリスタ1が誤点弧しない程度に低くすると、光照射
した場合の感度が低下する。逆に、光照射したときの感
度を向上させるために抵抗2の抵抗値を高くすると、d
V/dt耐量が低くなり、誤点弧しやすくなる。
【0004】そこで、従来、特開昭53−68066号
公報に開示されているように、感度とdV/dt耐量を
共に高くするために、図5に示すような回路が提案され
ている。この回路では、サイリスタ1のゲートGとカソ
ードKの間に抵抗2とMOSFET3を並列に接続し、
このMOSFET3のゲートは容量性素子4を介してサ
イリスタ1のアノードAと類似電位に接続されている。 また、同じくMOSFET3のゲートはツェナーダイオ
ード5を介してサイリスタ1のカソードKに接続されて
いる。この回路では、サイリスタ1のゲートGとカソー
ドKの間に接続された抵抗2は、高い抵抗値に設定して
いるため、通常の動作時には、高感度で動作させること
ができる。また、サイリスタ1のアノードAとカソード
Kの間に急激な電圧上昇が印加されたときには、容量性
素子4を介してMOSFET3のゲートに電圧が印加さ
れ、MOSFET3が導通状態になり、サイリスタ1の
ゲートGとカソードKの間を短絡することになり、サイ
リスタ1の誤動作を防止することができる。ここで、ツ
ェナーダイオード5は、MOSFET3のゲートに必要
以上に過大な電圧が印加されないようにするためのゲー
ト保護用ダイオードである。
【0005】図5に示す回路を1チップの半導体基板上
に集積した場合の断面構造を図6に示す。まず、サイリ
スタ1は、n型半導体基板10にp型拡散領域11,1
2を離間して形成し、p型拡散領域12に高濃度のn型
拡散領域13を形成して構成されている。半導体基板1
0の表面に形成された酸化膜9には、p型拡散領域11
,12及びn型拡散領域13に通じる穴がそれぞれ形成
され、これらの穴を介してアノード電極Aとゲート電極
G及びカソード電極Kがそれぞれアルミニウム配線で形
成されている。ゲート電極Gとカソード電極Kの間に並
列接続される抵抗2は、多結晶シリコン等で構成されて
いる。
【0006】次に、MOSFET3は、n型半導体基板
10にp型拡散領域30を形成し、その表面に、高濃度
のn型拡散領域31,32を離間して形成し、これらの
n型拡散領域31,32に跨がるように、ゲート電極3
3を酸化膜9を介して配置して構成されている。p型拡
散領域30と一方のn型拡散領域31には、酸化膜9に
形成された穴を介してアルミニウム配線よりなるソース
電極34が接続され、このソース電極34は、サイリス
タ1のカソード電極Kに接続されている。また、他方の
n型拡散領域32には、酸化膜9に形成された穴を介し
てアルミニウム配線よりなるドレイン電極35が接続さ
れ、このドレイン電極35は、サイリスタ1のゲート電
極Gに接続されている。
【0007】次に、容量性素子4は、n型半導体基板1
0の表面にp型拡散領域40を形成し、このpn接合を
逆バイアスすることにより生じる接合容量により実現さ
れる。p型拡散領域40には、酸化膜9に形成された穴
を介してアルミニウム配線が接続され、MOSFET3
の絶縁ゲート電極33に接続される。
【0008】次に、ツェナーダイオード5は、n型半導
体基板10の表面にp型拡散領域50を形成し、このp
型拡散領域50の表面に、高濃度のn型拡散領域51を
形成している。p型拡散領域50とn型拡散領域51は
、酸化膜9に形成された穴を介してアルミニウム配線よ
りなるアノード電極52とカソード電極53にそれぞれ
接続されている。ツェナーダイオード5のアノード電極
52は、サイリスタ1のカソード電極Kに接続されてお
り、ツェナーダイオード5のカソード電極53は、MO
SFET3のゲート電極33に接続されている。p型拡
散領域50はn型半導体基板10に対して逆バイアスさ
れており、これによりpn接合分離されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術におい
て、MOSFET3のゲート保護用のダイオード5は、
ツェナーダイオードとするため、サイリスタ1やMOS
FET3と同一の製造工程では製造することができず、
ツェナーダイオード製造用の工程を追加しなければなら
ない。そのため、図5に示す回路構成を1チップに集積
するためには、製造工程が多くなり、コストの上昇を招
くという問題がある。
【0010】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、製造工程を増加さ
せることなく、dV/dt耐量と感度を共に向上させた
ラテラルサイリスタを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明にあっては、上記
の課題を解決するために、図1に示すように、ラテラル
サイリスタ1のゲート・カソード電極G−K間に、第1
のMOSFET3のドレイン・ソース電極と抵抗2を並
列接続し、第1のMOSFET3のゲート電極を容量性
素子4を介して前記ラテラルサイリスタ1のアノード電
極Aと類似電位に接続し、第1のMOSFET3のゲー
ト・ソース電極間に、ドレイン・ゲート電極間を短絡し
た第2のMOSFET6のドレイン・ソース電極を接続
したことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】本発明にあっては、ラテラルサイリスタ1のゲ
ート・カソード電極G−K間に接続された第1のMOS
FET3のゲート保護のために、ゲート・ドレイン電極
を短絡した第2のMOSFET6を、第1のMOSFE
T3のゲート・ソース電極間に接続しているが、この第
2のMOSFET6は従来例におけるツェナーダイオー
ド5と同様な電圧−電流特性を示す。図3は、ゲート・
ドレイン電極を短絡したMOSFET6のドレイン・ソ
ース間電圧とドレイン電流の関係を示している。MOS
FET6はNチャンネルのエンハンスメントモードであ
り、ゲート・ソース間電圧が所定のスレショルド電圧V
thを越えると、ドレイン・ソース間のインピーダンス
が急激に低下する。本発明では、MOSFET6のゲー
ト電極をドレイン電極に接続しているので、MOSFE
T6のドレイン・ソース間がMOSFET6のスレショ
ルド電圧Vthを越えると、ドレイン電流は急激に増加
する。したがって、MOSFET6のドレイン・ソース
電極間に過大な電圧が印加されることが防止され、これ
により、MOSFET3のゲート・ソース電極間に過大
な電圧が印加されることを防止することができる。そし
て、この第2のMOSFET6は、第1のMOSFET
3と同一工程で製造することができるため、ツェナーダ
イオード5を使った従来例のように製造工程を増加させ
ることなく、dV/dt耐量と感度が共に高いラテラル
サイリスタを実現することができる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例の等価回路図である
。本実施例は、図5に示す従来例において、ツェナーダ
イオード5の代わりにMOSFET6が接続されている
。MOSFET6のゲート電極とドレイン電極は、MO
SFET3のゲート電極に接続されており、MOSFE
T6のソース電極は、MOSFET3のソース電極に接
続されている。MOSFET3とMOSFET6は共に
Nチャンネルのエンハンスメントモードであり、ゲート
・ソース電極間の電圧が所定のスレショルド電圧を越え
ると、ドレイン・ソース電極間のインピーダンスが低下
する。第1のMOSFET3のスレショルド電圧は、第
2のMOSFET6のスレショルド電圧よりも低く設定
されている。その他の回路構成は図5に示す従来例と同
様である。
【0014】図2は図1に示す回路構成を1チップの半
導体基板上に集積した場合の断面図である。図6に示す
従来例と比較すると、ツェナーダイオード5が省略され
ており、代わりに、第1のMOSFET3に隣接して第
2のMOSFET6が形成されている。第2のMOSF
ET6は、n型半導体基板10にp型拡散領域30を形
成し、その表面に、高濃度のn型拡散領域61,62を
離間して形成し、これらのn型拡散領域61,62に跨
がるように、ゲート電極63を酸化膜9を介して配置し
て構成されている。p型拡散領域30と一方のn型拡散
領域61には、酸化膜9に形成された穴を介してアルミ
ニウム配線よりなるソース電極64が接続され、このソ
ース電極64は、MOSFET3のソース電極34と共
に、サイリスタ1のカソード電極Kに接続されている。 また、他方のn型拡散領域62には、酸化膜9に形成さ
れた穴を介してアルミニウム配線よりなるドレイン電極
65が接続されている。MOSFET6のゲート電極6
3とドレイン電極65は、MOSFET3のゲート電極
33に接続されている。その他の構造については、図6
に示す従来例と同様である。
【0015】本発明では、このように、ツェナーダイオ
ード5の代わりに、ゲート・ドレイン電極を短絡したM
OSFET6を使用しているので、このMOSFET6
をMOSFET3と同じ製造工程で形成することができ
る。
【0016】
【発明の効果】本発明にあっては、上述のように、ラテ
ラルサイリスタのゲート・カソード電極間に接続された
第1のMOSFETのゲート・ソース電極間に、ドレイ
ンとゲート電極を短絡した第2のMOSFETを接続し
たので、同一の製造工程で第1及び第2のMOSFET
を製造することができ、したがって、ツェナーダイオー
ドを使った従来例のように製造工程を増加する必要がな
く、耐ノイズ性と感度の高いラテラルサイリスタを実現
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のラテラルサイリスタの等価
回路図である。
【図2】本発明の一実施例のラテラルサイリスタの断面
図である。
【図3】本発明の動作説明図である。
【図4】従来のラテラルサイリスタの等価回路図である
【図5】従来の他のラテラルサイリスタの等価回路図で
ある。
【図6】従来の他のラテラルサイリスタの断面図である
【符号の説明】
1      ラテラルサイリスタ 2      抵抗 3      第1のMOSFET 4      容量性素子 5      ツェナーダイオード 6      第2のMOSFET

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ラテラルサイリスタのゲート・カソー
    ド電極間に、第1のMOSFETのドレイン・ソース電
    極と抵抗を並列接続し、第1のMOSFETのゲート電
    極を容量性素子を介して前記ラテラルサイリスタのアノ
    ード電極と類似電位に接続し、第1のMOSFETのゲ
    ート・ソース電極間に、ドレイン・ゲート電極間を短絡
    した第2のMOSFETのドレイン・ソース電極を接続
    したことを特徴とするラテラルサイリスタ。
JP3002683A 1991-01-14 1991-01-14 ラテラルサイリスタ Pending JPH04241512A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3002683A JPH04241512A (ja) 1991-01-14 1991-01-14 ラテラルサイリスタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3002683A JPH04241512A (ja) 1991-01-14 1991-01-14 ラテラルサイリスタ

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Publication Number Publication Date
JPH04241512A true JPH04241512A (ja) 1992-08-28

Family

ID=11536095

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3002683A Pending JPH04241512A (ja) 1991-01-14 1991-01-14 ラテラルサイリスタ

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