JPH04236959A - 血液成分分離方法 - Google Patents

血液成分分離方法

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JPH04236959A
JPH04236959A JP3005271A JP527191A JPH04236959A JP H04236959 A JPH04236959 A JP H04236959A JP 3005271 A JP3005271 A JP 3005271A JP 527191 A JP527191 A JP 527191A JP H04236959 A JPH04236959 A JP H04236959A
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紀 金子
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、血液成分分離システム
に関するものである。詳しく述べると、本発明は、献血
等によって得られた血液を各成分に無菌的に分離保存す
るためのバッグと白血球血小板除去フィルター装置およ
び白血球除去フィルター装置とで構成される血液成分分
離システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】輸血の形態が従来の全血輸血から患者が
必要としている成分のみを輸血する成分輸血へと移行し
て久しいが、頻回輸血を受ける必要のある患者では、血
液製剤中に存在している白血球や血小板などの他人の免
疫担当細胞が自らの体内に入ることによって、ブロード
な同種抗体感作が生じる。いったん抗体感作が生じた後
、さらに輸血を続けた場合、患者の体内で抗原抗体反応
が生じ、悪寒、発熱、痙攣等の副作用を起こすのみでな
く、ランダム血小板製剤を輸血してもその実質的な数値
が回復しない血小板輸血不能状態に陥ることもある。 また、近年重要視されている問題として、免疫不全状態
にある患者に対して輸血した場合、血液中に存在する他
人の白血球が患者自身を攻撃し、患者を重篤な症状にお
としめるGVHR(対宿主移植反応、Graft Ve
rsus Host Reaction)や、白血球膜
上に存在するサイトメガロウィルス陽性のドナーの血液
が陰性の患者体内に入り、患者が間質性肺炎等の重篤な
症状を起こすなどの問題が挙げられる。
【0003】また、濃厚赤血球液に赤血球保存液を添加
することによって、赤血球製剤を従来より精製された状
態で一層長期に渡って保存することが可能となった。し
かし、上記赤血球製剤などが長期に渡って保存されたも
のについては、この濃厚赤血球液中に混在する白血球や
血小板からの代謝産物や生理活性物質などが放出されて
いるため、輸血の際これらの物質も患者の体内に入って
しまい好ましくないので、患者の負担をより少なくする
ためにこれらの物質が産生される前に血液製剤より白血
球や血小板を除去する必要がある。
【0004】したがって、このような輸血後の副作用を
軽減するために、血液製剤中に混在する白血球や血小板
を極力減らし、患者に輸血する必要があり、このための
様々な方法が開発されてきた。特に、その中でもフィル
ター法は比較的効率よく白血球を分離できる手段として
、近年注目されている。
【0005】しかしながら、従来のフィルター法では、
各血球成分に分離した後、白血球等を除去する操作を行
うため、いったんシステムを開放する必要がある。この
ため、従来の方法では完全な無菌状態を保つことができ
ず、使用期限が著しく制限され、また感染症併発の危険
性がある上、製剤ごとにフィルターを使い分ける必要が
あり、操作が煩雑であるという欠点があった。
【0006】一方、従来の方法によって分離、採取され
た濃厚血小板血漿においては、血小板がペレット化して
しまうため、これをほぐす操作が不可欠であるが、この
操作は手間がかかる上、血小板に不可逆的な活性化を生
じさせる恐れがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明は
、新規な血液成分分離システムを提供することを目的と
する。本発明はまた、各血液成分を分画する前に無菌的
に白血球や血小板を除去し、従来のPRP法には勿論の
こと、血小板がペレット化しないノンペレットPC(濃
縮血小板血漿、Platelet Concentra
te)法にも十分に適応可能な血液成分分離システムを
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記諸目的は、白血球お
よび血小板を捕捉する血液フィルター装置と白血球のみ
を捕捉する血液フィルター装置の一端がそれぞれ採血バ
ッグに接続され、白血球および血小板を捕捉する血液フ
ィルター装置の他端には1つの子バッグが接続され、白
血球のみを捕捉する血液フィルター装置の他端には2つ
の子バッグが直列に接続されていることを特徴とする血
液成分分離システムによって達成される。
【0009】本発明はまた、1つ以上のさらに別の子バ
ッグが前記採血バッグに直接、あるいはいずれかの血液
フィルター装置と採血バッグとの間を結ぶ接続管に一箇
所以上接続されている血液成分分離システムを示すもの
である。本発明はまた、白血球を捕捉する血液フィルタ
ー装置の他端に接続された濃厚血小板液分離用および濃
厚血小板液保存用に用いられる子バッグが、血小板機能
を低下させない材質から構成されると共に、その中に血
小板機能を維持する目的の薬剤を含む血液成分分離シス
テムを示すものである。本発明はまた、白血球および血
小板を捕捉する血液フィルター装置の他端に接続された
濃厚赤血球保存用に用いられる子バッグの中に赤血球保
存液を含む血液成分分離システムを示すものである。本
発明はさらに、前記別の子バッグの1つに赤血球保存液
または血小板保存液を含む血液成分分離システムを示す
ものである。本発明はさらに、前記別の子バッグの1つ
にフィルター装置内に残存している血小板または赤血球
を回収するための生理的溶液が含まれている血液成分分
離システムを示すものである。
【0010】
【作用】本発明に係わる血液成分分離システムは、白血
球および血小板を捕捉する血液フィルター装置と白血球
のみを捕捉する血液フィルター装置の一端がそれぞれ採
血バッグに接続され、白血球および血小板を捕捉する血
液フィルター装置の他端には1つの子バッグが接続され
、白血球のみを捕捉する血液フィルター装置の他端には
2つの子バッグが直列に接続されているものである。 すなわち、採血バッグと一連の子バッグとの間に白血球
血小板除去フィルター装置および白血球除去フィルター
装置がチューブを介して接続されているため、無菌的に
各血球成分が分離でき、かつこのようにして得られる各
血球成分は白血球や血小板が除去されたものとなる。
【0011】以下、本発明を実施態様に基づきより詳細
に説明する。
【0012】図1は本発明の血液成分分離システムの一
実施態様を示す平面図である。
【0013】図1に示すように、この実施態様の血液成
分分離システムにおいては、採血針1が採血した血液を
収納するための採血バッグ3に採血チューブ2を介して
接続されており、採血バッグ3は一方でさらにチューブ
4に接続され、このチューブ4は他端でT字管5により
分岐され、その一方はチューブ6を介して白血球および
血小板を分離するための白血球血小板除去フィルター装
置7に連通している。さらに、白血球血小板除去フィル
ター装置7は、フィルター装置7の血液流出口に接続さ
れたチューブ8を介して分離した血液成分を収容する子
バッグ9に連通している。一方、採血バッグ3に接続さ
れたチューブ4のT字管5により分岐された他方は、チ
ューブ10に接続され、さらにチューブ10は、一方で
さらにT字管11によりチューブ12、18に分岐して
いる。チューブ12は、白血球を分離するための白血球
除去フィルター装置13に連通しており、白血球除去フ
ィルター装置13は、フィルター装置13の血液流出口
に接続されたチューブ14を介して分離した血液成分を
収容する子バッグ15に連通している。さらに、子バッ
グ15は、一方でチューブ16に接続され、このチュー
ブ16は、他端でさらに分離した血液成分を収容する子
バッグ17に連通している。一方、チューブ10に接続
されたT字管11により分岐された他方は、チューブ1
8に接続され、さらにチューブ18は、一方で分離した
血液成分を収容する子バッグ19に連通している。
【0014】ここで、上記血液成分分離システムを用い
た血液成分分離操作を詳述すると、以下の通りである。
【0015】すなわち、採血針1より健常人の血液を採
取し、採血した血液を採血チューブ2を介してCPD液
等の抗血液凝固剤入りの採血バッグ3に導入する。次に
、このシステムを採血バッグ3の採血チューブ2のつい
ている側が上向きになるように遠心分離器の分離容器(
図示せず)に収納し、約3,520×g、5分間遠心し
た後、容器から取り出し、採血バッグ3を分離スタンド
(図示せず)にセットする。T字管5のチューブ4側及
びチューブ10側の流体弁、T字管11のチューブ10
側及びチューブ18側の流体弁を開放し、採血バッグ3
を静かに加圧しながら乏血小板血漿(PPP)を子バッ
グ19に移行する。次に、チューブ18の基端部をシー
ルし、子バッグ19を切断する。
【0016】この後、採血バッグ3中に残った残りのP
PPと軟膜(buffy coat)を合わせた成分を
、T字管11のチューブ12側の流体弁を開放した後、
採血バッグ3を静かに加圧して白血球除去フィルター装
置13を介して子バッグ15に移行する。次に、チュー
ブ14の基端部をシール、切断して子バッグ15、チュ
ーブ16、子バッグ17を遠心分離器の分離容器(図示
せず)に収納し、約180×g、3分間遠心した後、容
器から取り出し、子バッグ15を分離スタンド(図示せ
ず)にセットする。子バッグ15とチューブ16の間に
ある流体弁を開放した後、子バッグ15を静かに加圧し
ながら底部に沈降した微量の赤血球部分を除いた白血球
除去濃厚血小板液を子バッグ17に移行する。さらに、
チューブ16の基端部をシールし、子バッグ17を切断
する。
【0017】さらに、T字管5のチューブ6側の流体弁
を開放した後、採血バッグ3中に残った濃厚赤血球液(
CRC)を静かに加圧して白血球血小板除去フィルター
装置7を介して子バッグ9に移行する。さらに、チュー
ブ8の基端部をシールして子バッグ9を切断する。
【0018】このようにして、子バッグ19には乏血小
板血漿、子バッグ9には白血球除去赤血球製剤、子バッ
グ17には白血球除去濃厚血小板液がいずれも無菌的に
採取できる。
【0019】本発明において使用される採血バッグは、
採血針が採血チューブに接続され、バッグの内部には抗
血液凝固剤としてACD液、CPD液、ヘパリン等を封
入したものである。また、本発明において使用される採
血バッグの素材としては、ポリ塩化ビニル、エチレン−
酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−6−フッ化
プロピレン共重合体(FEP)などのポリオレフィン系
やポリエステル等が挙げられる。
【0020】また、本発明において使用される採血チュ
ーブは、採血バッグのどの位置に接続されているのかを
問わない。すなわち、採血チューブが血液フィルター装
置の接続チューブと反対に位置する辺りに接続されてい
ても構わない。
【0021】本発明において使用される子バッグの材質
としては、ポリ塩化ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重
合体(EVA)、エチレン−6−フッ化プロピレン共重
合体(FEP)などのポリオレフィン系やポリエステル
等が挙げられ、好ましくは可塑剤の溶出がないポリオレ
フィン系が使用される。特に、濃厚血小板液の保存用に
使用される子バッグには、透明性、柔軟性、高い酸素透
過性を有した滅菌可能でありかつ血小板機能を低下させ
ない材質を用いることが望ましく、具体的にはポリオレ
フィン系エラストマー製のバッグや可塑剤としてフタル
酸エステルを使用したものが挙げられる。また、該バッ
グの中には血小板機能を維持するための保存液等の薬剤
が入っていることが好ましい。この保存液としては、塩
化ナトリウム、酢酸ナトリウム、塩化カリウム、塩化マ
グネシウム、グルコースナトリウムを所定量水に溶解し
たものが使用できる。また、濃厚赤血球液の保存用に使
用される子バッグには、該バッグの中に赤血球保存液が
入っていることが好ましい。この保存液としては、オプ
チゾル、SAGM、アドソル(バックスター)、MAP
等が挙げられる。
【0022】図2(a)は本発明の血液成分分離システ
ムにおいて用いられる白血球血小板除去フィルター装置
の構成例を示す断面図である。
【0023】図2(a)に示す白血球血小板除去フィル
ター装置は、血液中の白血球および血小板を捕捉するも
のであり、血液流入口20および血液流出口28を備え
てなるハウジング内に、白血球血小板除去フィルター2
5と該除去フィルターより上流側に配置された2枚のプ
レフィルター23、24を有するものである。
【0024】また、本発明において用いられる白血球血
小板除去フィルター装置中に組み込まれる白血球血小板
除去フィルターの形態としては、有効に白血球および血
小板成分を捕捉できるものであれば特に限定されない。 具体的には、多孔質体状、不織布状、織布状、編布状或
いは繊維をそのまま充填した形態等が挙げられる。特に
、多孔質体状のものは優れた捕捉効率を有し、好ましい
。ここで多孔質体としては、平膜状、中空糸状などの膜
状形状、及びスポンジ形状などの塊状形状が含まれる。 この白血球血小板除去フィルターが多孔質体状である場
合、その平均孔径は1〜20μm、好ましくは3〜4μ
mであり、また、厚みは0.1〜20mm、好ましくは
1〜1.5mmである。なお、平均孔径とは、3次元連
続構造をとる多孔質体を任意の方向から切断し、その断
面像を走査型電子顕微鏡で撮影し、少なくとも1000
個の細孔を観察し、その孔径と出現頻度との関係を調べ
た際に最も出現頻度の多い孔径のことをいうものとする
【0025】さらに、本発明において使用される白血球
血小板除去フィルターの素材としては、繊維状物質、多
孔性物質、粒子状物質及びそれらに物理的、化学的、免
疫学的に修飾を施したもの等が考えられる。また、特に
、該白血球血小板除去フィルターとしての多孔質体を構
成する高分子としては、各種のものを用いることができ
るが、具体的にはポリウレタン、ポリフッ化ビニリデン
、ポリスルホン、ポリエステル、ポリ(メタ)アクリレ
ート、ブタジエン−アクリロニトリルコポリマー、ポリ
アミド、ポリエーテルポリアミドブロックポリマー、ポ
リビニルアセタール、エチレン−ビニルアルコールコポ
リマーなどが挙げられる。
【0026】また、本発明において用いられる白血球血
小板除去フィルター装置中に必要に応じて組み込まれる
プレフィルターの形態としては、特に限定されないが、
具体的には、多孔質体状、不織布状、織布状、編布状、
ビーズ状、繊維状物質等が挙げられる。特に、多孔質体
状のものは優れた捕捉効率を有し、好ましい。ここで多
孔質体としては、平膜状、中空糸状などの膜状形状、及
びスポンジ形状などの塊状形状が含まれる。このプレフ
ィルターが多孔質体状である場合、その平均孔径は20
〜200μm、好ましくは20〜80μmであり、また
、厚みは0.1〜20mm、好ましくは1〜2.5mm
である。また、本発明に使用されるプレフィルターの材
質としては、特に限定されず、具体的には、ポリウレタ
ン、ポリフッ化ビニリデン、ポリスルホン、ポリエステ
ル、ポリ(メタ)アクリレート、ブタジエン−アクリロ
ニトリルコポリマー、ポリアミド、ポリエーテルポリア
ミドブロックポリマー、ポリビニルアセタール、エチレ
ン−ビニルアルコールコポリマー等が用いられる。
【0027】図2(b)は本発明の血液成分分離システ
ムにおいて用いられる白血球除去フィルター装置の構成
例を示す断面図である。
【0028】図2(b)に示す白血球除去フィルター装
置は、血液中の白血球を捕捉するものであり、血液流入
口29および血液流出口36を備えてなるハウジング内
に、白血球除去フィルター32と該除去フィルターより
上流側に配置されたプレフィルター33を有するもので
ある。
【0029】また、本発明において用いられる白血球除
去フィルター装置中に組み込まれる白血球除去フィルタ
ーの形態としては、有効に白血球成分を捕捉できるもの
であれば特に限定されない。具体的には、多孔質体状、
不織布状、織布状、編布状或いは繊維をそのまま充填し
た形態等が挙げられる。特に、多孔質体状のものは優れ
た捕捉効率を有し、好ましい。ここで多孔質体としては
、平膜状、中空糸状などの膜状形状、及びスポンジ形状
などの塊状形状が含まれる。この白血球除去フィルター
が多孔質体状である場合、その平均孔径は1〜20μm
、好ましくは3〜4μmであり、また、厚みは0.1〜
20mm、好ましくは1〜1.5mmである。さらに、
本発明において使用される白血球除去フィルターの素材
としては、繊維状物質、多孔性物質、粒子状物質及びそ
れらに物理的、化学的、免疫学的に修飾を施したもの等
が考えられる。また、特に、該白血球除去フィルターと
しての多孔質体を構成する高分子としては、各種のもの
を用いることができるが、具体的にはポリウレタン、ポ
リフッ化ビニリデン、ポリスルホン、ポリエステル、ポ
リ(メタ)アクリレート、ブタジエン−アクリロニトリ
ルコポリマー、ポリアミド、ポリエーテルポリアミドブ
ロックポリマー、ポリビニルアセタール、エチレン−ビ
ニルアルコールコポリマーなどが挙げられる。
【0030】また、本発明において用いられる白血球除
去フィルター装置中に組み込まれるプレフィルターの形
態としては、特に限定されないが、具体的には、多孔質
体状、不織布状、織布状、編布状、ビーズ状、繊維状物
質等が挙げられる。特に、多孔質体状のものは優れた捕
捉効率を有し、好ましい。ここで多孔質体としては、平
膜状、中空糸状などの膜状形状、及びスポンジ形状など
の塊状形状が含まれる。このプレフィルターが多孔質体
状である場合、その平均孔径は20〜200μm、好ま
しくは20〜50μmであり、また、厚みは0.1〜2
0mm、好ましくは1〜1.5mmである。また、本発
明に使用されるプレフィルターの材質としては、特に限
定されず、具体的には、ポリウレタン、ポリフッ化ビニ
リデン、ポリスルホン、ポリエステル、ポリ(メタ)ア
クリレート、ブタジエン−アクリロニトリルコポリマー
、ポリアミド、ポリエーテルポリアミドブロックポリマ
ー、ポリビニルアセタール、エチレン−ビニルアルコー
ルコポリマー等が用いられる。
【0031】図3は本発明の血液成分分離システムの別
の実施態様を示す平面図である。
【0032】図3に示すように、この実施態様の血液成
分分離システムにおいては、採血針1が採血した血液を
収容するための採血バッグ3に採血チューブ2を介して
接続されており、採血バッグ3は一方でチューブ4およ
びチューブ10に接続されている。このチューブ4は他
端でT字管5により分岐され、その一方はチューブ6を
介して白血球および血小板を分離するための白血球血小
板除去フィルター装置7の血液流入口に連通している。 さらに、白血球血小板除去フィルター装置7は、フィル
ター装置7の血液流出口に接続されたチューブ8を介し
て分離した血液成分を収容する子バッグ9に連通してい
る。また、T字管5により分岐されチューブ20はフィ
ルター洗浄用生理的溶液が収納されている子バッグ21
に接続されている。さらに、採血バッグより接続されて
いる上記チューブ10は白血球を分離するための白血球
除去フィルター装置13の血液流入口に連通している。 さらに、白血球除去フィルター装置13は、フィルター
装置13の血液流出口に接続されたチューブ14を介し
て分離した血液成分を収容する子バッグ15に連通して
いる。さらに、この子バッグ15は、一方でチューブ1
6に接続され、このチューブ16は、他端でさらに分離
した血液成分を収容する子バッグ17に連通している。
【0033】ここで、上記血液成分分離システムを用い
た血液成分分離操作を詳述すると、以下の通りである。
【0034】すなわち、採血針1より健常人の血液を採
取し、採血した血液を採血チューブ2を介してCPD液
等の抗血液凝固剤入りの採血バッグ3に導入する。次に
、このシステムを採血バッグ3の採血チューブ2のつい
ている側が上向きになるように遠心分離器の分離容器(
図示せず)に収納し、約3,520×g、5分間遠心し
た後、容器から取り出し、採血バッグ3を分離スタンド
(図示せず)にセットする。T字管5のチューブ4側及
び白血球血小板除去フィルター装置7側の流体弁を開放
し、採血バッグ3を静かに加圧しながら採血バッグ3の
最下層に沈降している赤血球層(CRC)を白血球血小
板除去フィルター装置7を介して子バッグ9に移行する
。次に、チューブ4をクレンメで止め、生理的溶液の入
った子バッグ21を分離スタンド(図示せず)にセット
し、T字管5のチューブ20側の流体弁を開放して、生
理的溶液の入った子バッグ21を静かに加圧して白血球
血小板除去フィルター装置7中に残存している赤血球を
回収する。次いで、チューブ8の基端部をシールし、子
バッグ9を切断する。こうして子バッグ9には白血球除
去赤血球製剤が無菌的に得られる。
【0035】この後、採血バッグ3中に残った軟膜(b
uffy coat)部分を、チューブ10側および白
血球除去フィルター装置13側の流体弁を開放した後、
採血バッグ3を静かに加圧して白血球除去フィルター装
置13を介して、子バッグ15に移行する。さらに、チ
ューブ14の基端部をシール、切断し、子バッグ15、
チューブ16、子バッグ17部分を分離する。さらに、
子バッグ15、チューブ16、子バッグ17部分を遠心
分離器の分離容器(図示せず)に収納し、約180×g
、3分間遠心した後、容器から取り出し、子バッグ15
を分離スタンド(図示せず)にセットする。子バッグ1
5とチューブ16の間にある流体弁を開放した後、子バ
ッグ15を静かに加圧しながら底部に沈殿した赤血球部
分を残した白血球除去濃厚血小板液を子バッグ17に移
行する。次に、チューブ16の基端部をシールし、子バ
ッグ17を切断する。こうして、子バッグ17には白血
球除去濃厚血小板液(PC)が無菌的に回収される。
【0036】最後に、チューブ2、4及び10の基端部
をシールした後、切断すれば採血バッグ3中には乏血小
板血漿(PPP)が無菌的に回収できる。
【0037】この結果、採血バッグ3には乏血小板血漿
、子バッグ9には白血球除去赤血球製剤、子バッグ17
には白血球除去濃厚血小板液が各々無菌的に採取可能で
ある。
【0038】本発明に使用されるフィルター洗浄用の生
理的溶液は、血球成分に影響を与えないものであれば特
に制限されず、具体的には生理食塩水、リン酸緩衝液、
リンゲル液等が挙げられる。
【0039】さらに、生理的溶液の入った子バッグ(生
理的溶液バッグ)の中に入っている溶液としては、生理
食塩水、赤血球保存液、血小板保存液等が考えられる。 生理的溶液バッグ内の溶液が赤血球保存液または血小板
保存液である場合には、それぞれ濃厚赤血球液または濃
厚血小板液の保存用に使用される子バッグの中にこれら
の保存液を入れる必要がなく、別途保存液でフィルター
中に残存している赤血球や血小板を洗い出し、各子バッ
グに入れることができ、また各血液成分を採取した後、
各血液成分の量によって保存液の量を調節することもで
きる。
【0040】図4は本発明の血液成分分離システムのさ
らに別の実施態様を示す平面図である。
【0041】図4に示すように、この実施態様の血液成
分分離システムにおいては、採血針1が採血した血液を
収納するための採血バッグ3に採血チューブ2を介して
接続されており、採血バッグ3は一方でさらにチューブ
4に接続され、このチューブ4は他端でT字管5により
分岐され、その一方はチューブ6を介して白血球および
血小板を分離するための白血球血小板除去フィルター装
置7に連通している。さらに、白血球血小板除去フィル
ター装置7は、フィルター装置7の血液流出口に接続さ
れたチューブ8を介して分離した血液成分を収容する子
バッグ9に連通している。一方、採血バッグ3に接続さ
れたチューブ4のT字管5により分岐された他方は、チ
ューブ10に接続され、さらにチューブ10は、白血球
を分離するための白血球除去フィルター装置13に連通
しており、白血球除去フィルター装置13は、フィルタ
ー装置13の血液流出口に接続されたチューブ14を介
して分離した血液成分を収容する子バッグ17に連通し
ている。さらに、子バッグ17は、一方でチューブ16
に接続され、このチューブ16は、他端でさらに分離し
た血液成分を収容する子バッグ19に連通している。
【0042】ここで、上記血液成分分離システムを用い
た血液成分分離操作を詳述すると、以下の通りである。
【0043】すなわち、採血針1より健常人の血液を採
取し、採血した血液を採血チューブ2を介してCPD液
等の抗血液凝固剤入りの採血バッグ3に導入する。次に
、このシステムを採血バッグ3の採血チューブ2のつい
ている側が上向きになるように遠心分離器の分離容器(
図示せず)に収納し、約1,050×g、5分間遠心し
た後、容器から取り出し、採血バッグ3を分離スタンド
(図示せず)にセットする。T字管5のチューブ4側及
びチューブ10側の流体弁を開放し、採血バッグ3を静
かに加圧しながら多血小板血漿を白血球除去フィルター
装置13を介して子バッグ17に回収する。次に、チュ
ーブ14の基端部をシール、切断して子バッグ17、チ
ューブ16、子バッグ19を遠心分離器の分離容器(図
示せず)に収納し、約3,520×g、5分間遠心した
後、容器から取り出し、子バッグ17を分離スタンド(
図示せず)にセットする。子バッグ17とチューブ16
の間にある流体弁を開放した後、子バッグ17を静かに
加圧しながら乏血小板血漿(PPP)を子バッグ19に
移行する。さらに、チューブ16の基端部をシールし、
子バッグ19を切断する。
【0044】さらに、T字管5のチューブ6側の流体弁
を開放した後、採血バッグ3中に残った濃厚赤血球液(
CRC)を静かに加圧して白血球血小板除去フィルター
装置7を介して子バッグ9に移行する。さらに、チュー
ブ8の基端部をシールして子バッグ9を切断する。
【0045】このようにして、子バッグ19には乏血小
板血漿、子バッグ17には白血球除去濃厚血小板液、子
バッグ9には白血球除去赤血球製剤がいずれも無菌的に
採取できる。
【0046】
【実施例】以下、実施例によって本発明をさらに具体的
に説明する。
【0047】実施例1 400ml採血由来の血液を用いて、上記図1に示した
実施態様に基づいて実験を行った。
【0048】その結果、3,520×gでシステムを遠
心した後にもバッグの破損やフィルターの損傷は認めら
れなかった。また、子バッグ17に回収された濃厚血小
板液における残存白血球数はオリジナルの血液に対して
0.01%、また、血小板の収率は51%、混入赤血球
の割合は0.09%であった。また、子バッグ19には
、200mlの乏血小板血漿が採取された。
【0049】一方、子バッグ9に回収された赤血球製剤
のヘマトクリット値は58%で、残存白血球数はオリジ
ナルの血液に対して0.1%、また、血小板の混入割合
は2%であった。また、赤血球の収率は、オリジナルの
血液の85%であった。
【0050】なお、図2(a)に示した白血球血小板除
去フィルター装置7は、白血球血小板除去フィルター2
5として平均孔径8.5μm、厚み1.0mmのポリウ
レタン製の多孔質体シート、プレフィルター23として
平均孔径30〜40μm、厚み1.0mmのポリウレタ
ン製の多孔質体シート、及びプレフィルター24として
平均孔径20〜30μm、厚み1.5mmのポリウレタ
ン製の多孔質体シートをそれぞれセットしたものを用い
た。この時の白血球血小板除去フィルターの有効膜面積
は80cm2であり、重量は2.8gであった。また、
図2(b)に示した白血球除去フィルター装置13は、
白血球除去フィルター32として平均孔径3.0μm、
厚み1.0mmのポリウレタン製の多孔質体シート、プ
レフィルター33として平均孔径20〜30μm、厚み
1.5mmのポリウレタン製の多孔質体シートをそれぞ
れ積層したものを用いた。この時の白血球除去フィルタ
ーの有効膜面積は22cm2であり、重量は0.6gで
あった。
【0051】また、採血バッグ3の中には抗凝固剤とし
てCPD液を入れ、子バッグ17の材質としては、可塑
剤としてフタル酸エステルを使用した材質のシートでで
きたものを用い、子バッグ9の中には赤血球保存液とし
てオプチゾルを入れた。
【0052】実施例2 400ml採血由来の血液を用いて、上記図3に示した
実施態様に基づいて実験を行った。
【0053】その結果、3,520×gでシステムを遠
心した後にもバッグの破損やフィルターの損傷は認めら
れなかった。また、子バッグ9に回収された赤血球製剤
のヘマトクリット値は、バッグ21中の50mlの生理
食塩水で白血球血小板除去フィルター装置7内を洗浄し
た場合43%で、残存白血球数はオリジナルの血液に対
して0.1%、また、血小板の混入割合は8%であった
。 また、赤血球の収率は、オリジナルの血液に対して95
%であった。
【0054】一方、子バッグ17に回収された濃厚血小
板液における残存白血球数はオリジナルの血液に対して
0.01%、また、血小板の収率は52%、混入赤血球
の割合は0.09%であった。また、採血バッグ3には
、乏血小板血漿が180ml採取された。
【0055】なお、白血球血小板除去フィルター装置7
及び白血球除去フィルター装置13は、それぞれ実施例
1で用いたものと同様のものを用いた。また、採血バッ
グ3の中には抗凝固剤としてCPD液を入れ、子バッグ
17の材質としては、可塑剤としてフタル酸エステルを
使用した材質のシートでできたものを用い、子バッグ9
の中には赤血球保存液としてSAGMを入れ、子バッグ
21の中には生理食塩水を入れたシステムを用いた。
【0056】実施例3 400ml採血由来の血液を用いて、上記図4に示した
実施態様に基づいて実験を行った。
【0057】その結果、1,050×gでシステムを遠
心した後にもバッグの破損やフィルターの損傷は認めら
れなかった。また、子バッグ17に回収された濃厚血小
板液における残存白血球数はオリジナルの血液に対して
0.01%、また、血小板の収率は70%、混入赤血球
の割合は0.09%であった。また、子バッグ19には
、乏血小板血漿が210ml採取された。
【0058】一方、子バッグ9に回収された赤血球製剤
のヘマトクリット値は、59%で、残存白血球数はオリ
ジナルの血液に対して0.1%、また、血小板の混入割
合は2%であった。また、赤血球の収率は、オリジナル
の血液に対して85%であった。
【0059】なお、白血球血小板除去フィルター装置7
及び白血球除去フィルター装置13は、それぞれ実施例
1で用いたものと同様のものを用いた。また、採血バッ
グ3の中には抗凝固剤としてCPD液を入れ、子バッグ
17の材質としては、可塑剤としてフタル酸エステルを
使用した材質のシートでできたものを用い、子バッグ9
の中には赤血球保存液としてオプチゾルを入れた。
【0060】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は、白血球お
よび血小板を捕捉する血液フィルター装置と白血球のみ
を捕捉する血液フィルター装置の一端がそれぞれ採血バ
ッグに接続され、白血球および血小板を捕捉する血液フ
ィルター装置の他端には1つの子バッグが接続され、白
血球のみを捕捉する血液フィルター装置の他端には2つ
の子バッグが直列に接続されていることを特徴とする血
液成分分離システムであるから、献血者から採血された
血液から血漿、白血球除去赤血球製剤、及び白血球除去
濃厚血小板液がそれぞれ無菌的に分離製造可能となるも
のである。また、本発明の血液成分分離用システムにお
いては、遠心操作に際して、バッグの損傷やフィルター
の破損は認められず、得られた血小板濃厚液は、従来の
製法と異なり、ペレット化した血小板をほぐす操作が不
要となり、処理時間も短縮化できる。さらに、本発明の
血液成分分離システムにより得られた製剤は、白血球由
来の生理活性物質、例えば好中球中に存在しているヒス
タミンや白血球の凝集塊等を含まないため、現在の製剤
に比べてより生体に与える影響が軽減されるという利点
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  図1は、本発明の血液成分分離システムの
一実施態様を示す平面図である。
【図2】  図2(a)は白血球血小板除去フィルター
装置の構成例を示す断面図であり、図2(b)は白血球
除去フィルター装置の構成例を示す断面図である。
【図3】  図3は本発明の血液成分分離システムの別
の実施態様を示す平面図である。
【図4】  図4は本発明の血液成分分離システムのさ
らに別の実施態様を示す平面図である。 1…採血針、 3…採血バッグ、 7…白血球血小板除去フィルター装置、9,15,17
,19…子バッグ、 13…白血球除去フィルター装置、 21…生理的溶液バッグ、 20,29…血液流入口、 23,24,33…プレフィルター、 25…白血球血小板除去フィルター、 28,36…血液流出口、 32…白血球除去フィルター。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  白血球および血小板を捕捉する血液フ
    ィルター装置と白血球のみを捕捉する血液フィルター装
    置の一端がそれぞれ採血バッグに接続され、白血球およ
    び血小板を捕捉する血液フィルター装置の他端には1つ
    の子バッグが接続され、白血球のみを捕捉する血液フィ
    ルター装置の他端には2つの子バッグが直列に接続され
    ていることを特徴とする血液成分分離システム。
  2. 【請求項2】  1つ以上のさらに別の子バッグが前記
    採血バッグに直接、あるいはいずれかの血液フィルター
    装置と採血バッグとの間を結ぶ接続管に一箇所以上接続
    されている請求項1に記載の血液成分分離システム。
  3. 【請求項3】  白血球のみを捕捉する血液フィルター
    装置の他端に接続された濃厚血小板液分離用および濃厚
    血小板液保存用に用いられる子バッグが、血小板機能を
    低下させない材質から構成されると共に、その中に血小
    板機能を維持する目的の薬剤を含む請求項1または2に
    記載の血液成分分離システム。
  4. 【請求項4】  白血球および血小板を捕捉する血液フ
    ィルター装置の他端に接続された濃厚赤血球保存用に用
    いられる子バッグの中に赤血球保存液を含む請求項1か
    ら3のいずれかに記載の血液成分分離システム。
  5. 【請求項5】  前記別の子バッグの1つに赤血球保存
    液または血小板保存液を含む請求項2から4のいずれか
    に記載の血液成分分離システム。
  6. 【請求項6】  前記別の子バッグの1つにフィルター
    装置内に残存している血小板または赤血球を回収するた
    めの生理的溶液が含まれている請求項2から5のいずれ
    かに記載の血液成分分離システム。
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