JPH04235971A - 置換アミノスルホンアミド及び除草剤 - Google Patents

置換アミノスルホンアミド及び除草剤

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JPH04235971A
JPH04235971A JP346291A JP346291A JPH04235971A JP H04235971 A JPH04235971 A JP H04235971A JP 346291 A JP346291 A JP 346291A JP 346291 A JP346291 A JP 346291A JP H04235971 A JPH04235971 A JP H04235971A
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Japan
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carbon atoms
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substituted
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alkyl group
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JP346291A
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English (en)
Inventor
Kenji Makino
健二 牧野
Katsuyuki Morimoto
勝之 森本
Shigeaki Akiyama
秋山 茂明
Hideaki Suzuki
秀章 鈴木
Takeshi Nagaoka
武志 長岡
Koichi Suzuki
宏一 鈴木
Tsutomu Nawamaki
縄巻 勤
Shigeomi Watanabe
渡辺 重臣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Chemical Corp
Original Assignee
Nissan Chemical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】本発明は新規な置換アミノスルホ
ンアミド誘導体およびそれらの農業的に適している塩類
および当該化合物を有効成分とする除草剤に関するもの
である。 【従来の技術】イネ、小麦、トウモロコシ、大豆、ワタ
、ビート等重要な作物を雑草害から守り増収をはかる為
に除草剤を使用することは欠くことができない。特に近
年はこれらの有用作物と雑草の混在する耕地において作
物と雑草の茎葉部へ同時処理しても作物に対して薬害を
示さず雑草のみを選択的に枯殺しうる選択性除草剤が望
まれている。また、環境汚染防止、輸送、散布の際の経
済コスト低減等の観点から、できるだけ低薬量で高い除
草効果をあげる化合物の探索研究が長年にわたり続けら
れている。このような特性を有する化合物のいくつかは
選択性除草剤として現在使用されているが、依然として
これらの性質を備える新しい化合物の需要も存在する。 本発明化合物に構造が類似する先行技術としては、N−
アルコキシ−およびN−アルキルスルホニルアミノスル
ホニル尿素が特開昭60−48973号公報に、また1
−カルバモイル−2−ピラゾリンが特開昭63−122
671号公報に開示されているが、本発明化合物のごと
く、ピラゾリン構造を有する置換アミノスルホンアミド
誘導体は従来全く知られておらず新規化合物である。 【課題を解決するための手段】本発明者らは、重要作物
に対して選択性のある除草剤を開発するため長年にわた
る研鑚をつづけ殺草力のより高い、かつ選択性をもつ化
合物を生み出すべく、多くの化合物についてその除草特
性を検討してきた。その結果、式(1) 【化4】 〔式中、Qは 【化5】 を表し、R1 は水素原子、炭素原子数1〜6のアルキ
ル基、炭素原子数3〜7のシクロアルキル基、炭素原子
数3〜7のシクロアルキル基により置換されている炭素
原子数1〜6のアルキル基、炭素原子数2〜6のアルケ
ニル基、炭素原子数2〜6のアルキニル基、炭素原子数
1〜6のアルコキシ基により置換されている炭素原子数
1〜6のアルキル基、炭素原子数1〜6のモノ−或いは
ポリハロゲノアルコキシ基により置換されている炭素原
子数1〜6のアルキル基、炭素原子数1〜6のアルキル
チオ基により置換されている炭素原子数1〜6のアルキ
ル基、炭素原子数1〜6のアルキルスルホニル基により
置換されている炭素原子数1〜6のアルキル基、炭素原
子数1〜6のモノ−或いはポリハロゲノアルキル基、シ
アノ基により置換されている炭素原子数1〜6のアルキ
ル基、炭素原子数1〜6のアルコキシカルボニル基によ
り置換されている炭素原子数1〜6のアルキル基、炭素
原子数1〜6のアルキルカルボニル基により置換されて
いる炭素原子数1〜6のアルキル基、フェニル基または
ベンジル基(但し、これらフェニル基及びベンジル基は
、ハロゲン原子、トリフルオロメチル基、ニトロ基、炭
素原子数1〜6のアルキル基、炭素原子数1〜6のアル
コキシ基及び炭素原子数1〜6のアルコキシカルボニル
基から選ばれる1または2以上の置換基によって置換さ
れていてもよい。)を表し、R2 は炭素原子数1〜6
のアルキル基、炭素原子数2〜6のアルケニル基、炭素
原子数2〜6のアルキニル基、炭素原子数1〜6のアル
コキシ基により置換されている炭素原子数1〜6のアル
キル基、炭素原子数1〜6のアルキルチオ基により置換
されている炭素原子数1〜6のアルキル基、炭素原子数
1〜6のアルコキシカルボニル基により置換されている
炭素原子数1〜6のアルキル基、炭素原子数1〜6のモ
ノー或いはポリハロゲノアルキル基、炭素原子数1〜6
のアルキルスルホニル基により置換されている炭素原子
数1〜6のアルキル基、フェニル基またはベンジル基(
但し、これらフェニル基及びベンジル基は、ハロゲン原
子、トリフルオロメチル基、炭素原子数1〜6のアルキ
ル基、炭素原子数1〜6のアルコキシ基及び炭素原子数
1〜6のアルコキシカルボニル基から選ばれる1または
2以上の置換基によって置換されていてもよい。)を表
し、Xは酸素原子またはイオウ原子を表し、Gは【化6
】 基を表し、a,b,c及びdはそれぞれ独立に水素原子
、炭素原子数1〜6のアルキル基、炭素原子数2〜6の
アルケニル基、炭素原子数2〜6のアルキニル基、ハロ
ゲン原子によりモノーまたはポリ置換された炭素原子数
1〜6のアルキル基、炭素原子数1〜6のアルコキシ基
、炭素原子数1〜6のアルコキシ基により置換された炭
素原子数1〜6のアルキル基、炭素原子数1〜6のアル
コキシカルボニル基、炭素原子数1〜6のアルキルチオ
基により置換された炭素原子数1〜6のアルキル基、炭
素原子数1〜6のアルキルスルホニル基により置換され
た炭素原子数1〜6のアルキル基、炭素原子数1〜6の
アルキルチオ基、炭素原子数1〜6のアルキルカルボニ
ル基、炭素原子数3〜7のシクロアルキル基、炭素原子
数3〜7のシクロアルケニル基、シアノ基、フェニル基
またはベンジル基(但し、これらフェニル基及びベンジ
ル基は、ハロゲン原子、トリフルオロメチル基、炭素原
子数1〜6のアルキル基、炭素原子数1〜6のアルコキ
シ基、炭素原子数1〜6のアルコキシカルボニル基及び
ニトロ基から選ばれる1または2以上の置換基によって
置換されていてもよい。)、5員或いは6員のヘテロ環
(但し、これらヘテロ環は、窒素原子、酸素原子及びイ
オウ原子から選ばれるヘテロ原子を環内に1〜3原子含
む。または、スルホニル基を含む。また、これらヘテロ
環は、炭素原子数1〜6のアルキル基、炭素原子数1〜
6のアルコキシ基、ハロゲン原子、トリフルオロメチル
基、ニトロ基及び炭素原子数1〜6のアルコキシカルボ
ニル基から選ばれる1または2以上の置換基によって置
換されていてもよい。)、ナフチル基、ベンゼン縮合ヘ
テロ環(但し、これらベンゼン縮合ヘテロ環は、窒素原
子、酸素原子及びイオウ原子から選ばれるヘテロ原子を
環内に1〜2原子含む。また、これらベンゼン縮合ヘテ
ロ環は、炭素原子数1〜6のアルキル基、炭素原子数1
〜6のアルコキシ基、ハロゲン原子、トリフルオロメチ
ル基、ニトロ基及び炭素原子数1〜6のアルコキシカル
ボニル基から選ばれる1または2以上の置換基によって
置換されていてもよい。)を表す。〕で表される置換ア
ミノスルホンアミド誘導体およびそれらの農業的に適し
ている塩類(以下本発明化合物と称する)が、土壌処理
、茎葉処理のいずれの場合にも多くの雑草に対して、格
段に強い殺草力を有しかつ重要作物である小麦、トウモ
ロコシ、ワタ、ダイズ、ビート、イネ等に対して高い安
全性を有することを見い出して本発明を完成した。一方
、本発明化合物は従来の除草剤に比して非常に低薬量で
高い除草活性を示すことから果樹園、非農耕地用の除草
剤等としても有用である。式(1) で表わされる本発
明化合物は下記の反応式1〜4のいずれかを選ぶことに
より容易に製造できる。反応式1 【化7】 〔式中、Q,GおよびXは前記と同様の意味を表す。〕
すなわち、置換アミノスルホニルイソ(チオ)シアナー
ト誘導体(2) を、充分に乾燥したジオキサン、アセ
トニトリル、アセトン等の不活性溶媒に溶かし、これに
式(3) で表わされるピラゾリン誘導体を添加し、攪
拌することにより、一般的に速やかに反応して本発明化
合物(1) が得られる。反応が進行しがたい場合には
適当な塩基、例えばトリエチルアミン、トリエチレンジ
アミン、ピリジン、ナトリウムアルコキシド、水素化ナ
トリウム、炭酸カリウム等の微少量を添加することによ
り容易に反応が進行する。反応式2 【化8】 〔式中、Q,GおよびXは前記と同様の意味を示す。Y
は炭素原子数1〜6のアルキル基、またはフェニル基を
示す。〕すなわち、置換アミノスルホンアミド誘導体(
4) を、アセトン、メチルエチルケトン、アセトニト
リル等の溶媒中、炭酸カリウム等の塩基の存在下クロル
ギ酸(チオ)エステルもしくは炭酸(チオ)エステルと
反応させることにより化合物(5) を得る。次いでト
ルエン等の溶媒中にて化合物(3) と加熱することに
より本発明化合物(1) を得ることができる。反応式
3【化9】 〔式中、Q、GおよびYは前記と同じ意味を示す。〕す
なわち、置換アミン類(7) とフェニル  N−クロ
ルスルホニルカーバメート(6 ;Y=フェニル基)あ
るいはアルキル  N−クロルスルホニルカーバメート
(6 ;Y=炭素原子数1〜6のアルキル基)との反応
は、置換アミン類 (7)1モルに対してフェニル  
N−クロルスルホニルカーバメート (6 ;Y=フェ
ニル基)あるいはアルキル  N−クロルスルホニルカ
ーバメート(6 ;Y=炭素原子数1〜6のアルキル基
)を0.5 から3.0 モル量用いて行われる。好ま
しくは0.9 から1.2 モル量の範囲が適当である
。反応温度は −50℃から 100℃の範囲から任意
に選択できるが、好ましくは −20℃から30℃の範
囲が適当である。本反応は各種の塩基を用い実施される
。塩基の量は置換アミン類(7)1モルに対して0.5
 から4.0 モル量用いられる。適当な塩基としては
、例えば水素化ナトリウム等の金属水素化物類、ナトリ
ウムエトキシド等の金属アルコキシド類、n−ブチルリ
チウム等のアルキル金属類、トリエチルアミン、ピリジ
ン、 1,8−ジアザビシクロ[5.4.0] −7−
ウンデセン(DBU)等の有機塩基類、水酸化カリウム
、水酸化ナトリウム等の無機塩基が用いられる。特に好
ましくは金属水素化物類を用いた場合である。本反応の
適当な溶媒としては、本反応に不活性な溶媒、例えばベ
ンゼン、トルエン、キシレン系の芳香族炭化水素、ジク
ロルメタン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化
炭化水素、エチルエーテル、イソプロピルエーテル、ジ
オキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル類、アセト
ニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類、石油エー
テル、石油ベンゼン、ヘキサン等の炭化水素、アセトン
、メチルエチルケトン等のケトン類、酢酸エチル等のエ
ステル類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド、ヘキサメチルリン酸トリアミド等のアミド類である
。これら溶媒は単独でまたは混合して用いてもよい。特
に好ましくは、エーテル類またはアミド類を用いた場合
である。次いで、フェニル  N−置換アミノスルホニ
ルカーバメート(5;X=O,Y=フェニル基)あるい
はアルキル  N−置換アミノスルホニルカーバメート
(5;X=O,Y=炭素原子数1〜6のアルキル基)と
化合物(3)をベンゼン、トルエン等の溶媒中にて加熱
することにより本発明化合物(1) を得ることができ
る。 反応式4 【化10】 〔式中、Q,GおよびYは前記と同様の意味を示す。〕
すなわち、置換アミノスルホンアミド誘導体(4) を
、アセトン、アセトニトリル、ジオキサン等の溶媒中、
炭酸カリウム等の無機塩基あるいはトリエチルアミン、
DBU 等の有機塩基の存在下、カーバメート誘導体(
8) と反応させることにより本発明化合物(1) を
得ることができる。反応式1で用いられる原料の置換ア
ミノスルホニルイソ(チオ)シアナート誘導体(2) 
は、置換アミン類(7) から、特開平2−45473
 号公報、特開昭49−81320 号公報等に記載さ
れている方法、或いは、置換アミノスルホンアミド誘導
体(4) から、ヨーロッパ特許出願公開No.87,
780号公報および特開昭55−13266 号公報等
に記載されている方法を参考にして合成できる。また、
置換アミノスルホンアミド誘導体(4) は以下の反応
式5及び6の方法を用いて、置換アミン類(7)より合
成することができる。反応式5 【化11】 〔式中、Qは前記と同様の意味を示す。〕反応式5にお
いてtert−ブチル基の除去はトリフルオロ酢酸を用
いて行なわれる。トリフルオロ酢酸の量は当モルから過
剰量まで任意に選択することができる。トリフルオロ酢
酸を溶媒として用いても何ら問題はない。反応温度は−
50℃から80℃の範囲から任意に選択できる。好まし
くは−20℃から30℃の範囲が適当である。本反応に
溶媒を用いる場合には、本反応に不活性な溶媒、例えば
、ベンゼン、トルエン、キシレン系の芳香族炭化水素、
ジクロルメタン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲ
ン化炭化水素、エチルエーテル、イソプロピルエーテル
、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル類、ア
セトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類、石油
エーテル、石油ベンジル、ヘキサン等の炭化水素、アセ
トン、メチルエチルケトン等のケトン類、酢酸エチル等
のエステル類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセト
アミド、ヘキサメチルリン酸トリアミド等のアミド類で
ある。これら溶媒は単独でまたは混合して用いてもよい
。 反応式6 【化12】 (式中、Qは前記と同様の意味を示す。)反応式6にお
いて、t−ブタノールとクロルスルホニルイソシアナー
トとの反応は、それ自体公知の方法例えば、特開昭50
−101323号公報を参考にして実施することができ
る。置換アミン類(7) とtert−ブチルスルファ
モイルクロリドとの反応は、置換アミン類(7) 1モ
ルに対してtert−ブチルスルファモイルクロリド0
.5 から3.0 モル量を用いて行なわれる。好まし
くは0.9 から1.2 モル量の範囲が適当である。 反応温度は −50℃から 100℃の範囲から任意に
選択できるが、好ましくは −20℃から30℃の範囲
が適当である。本反応は各種の塩基を用い実施される。 塩基の量は置換アミン類(7) 1モルに対し、0.5
 〜4.0 モル量用いられる。好ましくは0.8 か
ら2.2 モル量の範囲が適当である。適当な塩基とし
ては、例えば水素化ナトリウム等の金属水素化物類、ナ
トリウムエトキシド等の金属アルコキシド類、n−ブチ
ルリチウム等のアルキル金属類、トリエチルアミン、ピ
リジン、DBU 等の有機塩基類、水酸化カリウム、水
酸化ナトリウム等の無機塩基が用いられる。特に好まし
くは金属水素化物類を用いた場合である。  本反応の
適当な溶媒としては、本反応に不活性な溶媒、例えばベ
ンゼン、トルエン、キシレン系の芳香族炭化水素、ジク
ロルメタン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化
炭化水素、エチルエーテル、イソプロピルエーテル、ジ
オキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル類、アセト
ニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類、石油エー
テル、石油ベンゼン、ヘキサン等の炭化水素、アセトン
、メチルエチルケトン等のケトン類、酢酸エチル等のエ
ステル類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド、ヘキサメチルリン酸トリアミド等のアミド類である
。これら溶媒は単独でまたは混合して用いてもよい。特
に好ましくは、エーテル類またはアミド類が用いられた
場合である。反応式3において、フェニル  N−クロ
ルスルホニルカーバメート(6;Y=フェニル基)ある
いはアルキル  N−クロルスルホニルカーバメート(
6;Y=アルキル基)は、それ自体公知の方法例えばケ
ミィッシュ・ベリィヒテ(Chemishe Beri
chte)96巻、56ページ(1963年)を参考に
して合成することができる。上記反応の出発原料として
用いられる置換アミン類(7) は、公知であるか或い
は一般的に知られている方法により容易に合成できる。 また、上記反応の出発原料として用いられるピラゾリン
類(3) は特開昭63−122671 号公報などを
参考にして容易に合成できる。以下に本発明化合物の合
成例を実施例として具体的に述べるが、本発明はこれら
に限定されるものではない。 【実施例】実施例1 1−〔(N−メタンスルホニル−N−メチルアミノ)ス
ルホニルカルバモイル〕−3−メチル−5−フェニル−
2−ピラゾリンの合成 【化13】 3−メチル−5−フェニル−2−ピラゾリン0.48g
(3mmol)を乾燥ジクロロメタン10mlに溶解し
、室温下、N−メタンスルホニル−N−メチルアミノス
ルホニルイソシアナート0.96g(4.5mmol)
を滴下した。反応混合物を室温で15時間撹拌後、ジク
ロロメタンを減圧下留去した。残渣にジエチルエーテル
を加え、析出した結晶を濾別した。結晶をジエチルエー
テルにて充分に洗浄後乾燥し、目的の1ー〔(N−メタ
ンスルホニル−N−メチル−アミノ)スルホニルカルバ
モイル〕−3−メチル−5−フェニル−2−ピラゾリン
0.95gを得た。 融点137〜139℃ 実施例2 1−〔(N−メタンスルホニル−N−エチルアミノ)ス
ルホニルカルバモイル〕−3,5−ジメチル−5−フェ
ニル−2−ピラゾリンの合成 【化14】 60%水素化ナトリウム4g(100mmol)を含む
乾燥テトラヒドロフラン(THF)100mlに、乾燥
THF10mlに溶解したN−エチルメタンスルホンア
ミド6.15g(50mmol)を氷冷下で加え、徐々
に室温まで昇温後、同温度で引続き15時間撹拌した。 次に、フェニル  N−クロルスルホニルカーバメート
13.0g(55mmol)を含む乾燥THF50ml
を氷冷下滴下し、徐々に室温まで昇温し、引続き室温に
て3時間撹拌した。反応混合物を35%塩酸10.4g
(100mmol)を含む氷水700mlに注ぎ、ジエ
チルエーテルにて反応生成物を抽出した。ジエチルエー
テル層を水、飽和食塩水にて順次洗浄し、次に無水硫酸
マグネシウム上で乾燥後、減圧下溶媒を留去した。残渣
にジエチルエーテルとn−ヘキサンの混合溶媒を加え、
析出した結晶を濾別した。結晶をジエチルエーテルとn
−ヘキサンの混合溶媒にて洗浄後乾燥し、白色結晶とし
て、フェニル  N−〔(N−メタンスルホニル−N−
エチル−アミノ)スルホニル〕カーバメート8.0gを
得た。 融点125〜127℃ 次に、上記化合物0.97g(3mmol)、3,5−
ジメチル−5−フェニル−2−ピラゾリン1.57g(
9mmol)、乾燥ベンゼン30mlの混合物を5分間
加熱還流させた。放冷後、酢酸エチル100mlを加え
、酢酸エチル層を稀塩酸にて3回、引続き水にて2回洗
浄した。次に、無水硫酸ナトリウム上で乾燥後、減圧下
溶媒を留去した。得られた残渣をn−ヘキサン、ジエチ
ルエーテルの順で洗浄し、析出した結晶を濾別した。 結晶をジエチルエーテルにて洗浄後乾燥し、目的の1−
〔(N−メタンスルホニル−N−エチル−アミノ)スル
ホニルカルバモイル〕−3,5−ジメチル−5−フェニ
ル−2−ピラゾソン0.7gを得た。 融点124〜125℃ 実施例3 1−〔(N−メタンスルホニル−N−エトキシアミノ)
スルホニルカルバモイル〕−3−メチル−5−フェニル
−2−ピラゾリンの合成 【化15】 エトキシアミン塩酸塩5.0g(51.2mmol)を
ピリジン20mlに溶解し、氷冷しつつ、メタンスルホ
ニルクロライド5.87g(51.2mmol)を滴下
した。反応混合物を室温まで昇温し、そのまま20時間
撹拌した。 次いでベンゼン300mlを加え、析出したピリジン塩
酸塩を濾別し、濾液を減圧下で留去した。残渣にクロロ
ホルム100mlを加え、5%塩酸50mlで2回、水
50mlで2回洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後
、減圧下で溶媒を留去した。得られた淡黄色油状物を減
圧蒸留(沸点90〜92℃/0.4mmHg)し、融点
54〜55℃の無色結晶としてN−エトキシメタンスル
ホンアミド5.0gを得た。次に、水素化ナトリウム1
.23g(51.3mmol)に乾燥THF100ml
を加え、氷冷下N−エトキシメタンスルホンアミド3.
4g(24.5mmol)を滴下した。反応混合物を室
温まで昇温し、そのまま20時間撹拌した。次いで反応
混合物を氷冷し、フェニル  N−クロルスルホニルカ
ーバメート5.77g(24.5mmol)をTHF2
0mlに溶解させて滴下した。そのまま室温まで昇温し
、室温で4時間撹拌した。 反応混合物を35%塩酸5.3gを含む氷水500ml
に注ぎ、エーテル100mlで3回抽出した。抽出液は
水100mlで3回、飽和食塩水100mlで1回洗浄
し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥した後、減圧下溶媒
留去した。淡黄色油状物としてフェニル N−(N−エ
トキシ−N−メタンスルホニルアミノ)スルホニルカー
バメート6.12gを得た。次にこのカーバメート1.
01g(3mmol)を乾燥ベンゼン30mlに溶解し
、3−メチル−5−フェニル−2−ピラゾリン0.56
g(3.5mmol)を加え、100℃で5分間加熱還
流した。放冷後、減圧下で溶媒を留去し、残渣を逆相カ
ラムクロマトグラフィー(アセトニトリル:水=3:1
)にて精製し、1−〔(N−メタンスルホニル−N−エ
トキシアミノ)スルホニルカルバモイル〕−3−メチル
−5−フェニル−2−ピラゾリンを融点135〜136
℃の淡黄色結晶として得た。 実施例4 1−〔(N−メトキシ−N−メチルアミノ)スルホニル
カルバモイル〕−3−メチル−5−フェニル−2−ピラ
ゾリンの合成 【化16】 N,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩2.44g
(25mmol)をジクロロメタン200mlに懸濁し
、トリエチルアミン5.06g(50mmol)を加え
た。氷冷しつつ、フェニル  N−クロルスルホニルカ
ーバメート5.89g(25mmol)をジクロロメタ
ン20mlに溶解して滴下した。反応混合物を室温まで
昇温し、そのまま1時間撹拌した。析出した結晶を濾去
し、濾液を5%塩酸50mlで2回、水50mlで2回
洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥した後、減圧下で
溶媒を留去した。フェニル  N−(N−メトキシ−N
−メチルアミノ)スルホニルカーバメート6.0gを無
色油状物として得た。次に、このカーバメート2.08
g(8mmol)をベンゼン30mlに溶解し、3−メ
チル−5−フェニル−2−ピラゾリン1.6g(10m
mol)を加え、100℃で5分間加熱還流した。放冷
後、減圧下で溶媒を留去し、残渣をn−ヘキサン、エー
テルの混合溶液で洗浄し、目的の1−〔(N−メトキシ
−N−メチルアミノ)スルホニルカルバモイル〕−3−
メチル−5−フェニル−2−ピラゾリンを融点96〜9
7℃の無色結晶として得た。前記実施例1及び2と同様
の方法を用いることにより合成された化合物の構造式と
物性値或いは性状を以下に示した。 【化17】 【化18】 【化19】 【化20】 【化21】 【化22】 次に、本発明に含まれる化合物の例を、前記実施例で合
成した化合物を含め以下の第1表より第6表に示すが本
発明化合物はこれらに限定されるものではない。但し、
表中の記号はそれぞれ以下の意味を示す。Me;メチル
基、Et;エチル基、Pr−n;ノルマルプロピル基、
Pr−i;イソプロピル基、c−Pr;シクロプロピル
基、Bu−n;ノルマルブチル基、Bu−sec;セカ
ンダリーブチル基、Bu−t;ターシャリーブチル基、
 Pen−n;ノルマルペンチル基、 Hex−n;ノ
ルマルヘキシル基、 c−Pen;シクロペンチル基、
 c−Hex;シクロヘキシル基、Ph; フェニル基
を表し、Gnは前記G と同義であり、以下のGa、G
b及びGcを意味する。 Ga=G1〜G479 (すなわち、G1からG479
のいずれをも意味する。)  Gb=G1〜G72 及びG102〜G136 (すな
わち、G1からG72 及びG102からG136のい
ずれをも意味する。) Gc=G1〜G35 及びG1
02〜G136 (すなわち、G1からG35 及びG
102からG136のいずれをも意味する。) 【化2
3】 【化24】 【化25】 【化26】 【化27】 【化28】 【化29】 【化30】 【化31】 【化32】 【化33】 【化34】 【化35】 【化36】 【化37】 【化38】 【化39】 【化40】 【化41】 【化42】 【化43】 【化44】 【化45】 【化46】 【化47】 【化48】 【化49】 【化50】 【化51】 【化52】 【化53】 【化54】 【化55】 【化56】 【化57】 【化58】 【化59】 【化60】 【化61】 【化62】 【化63】 【化64】 【化65】 【化66】 【化67】 【化68】 【化69】 【化70】 【化71】 【化72】 【化73】 【化74】 【化75】 【化76】 【化77】 【化78】 【化79】 【化80】 【化81】 【化82】 【化83】 【化84】 【化85】 【化86】 【化87】 【化88】 【化89】 【化90】 【化91】 【化92】 【化93】 【化94】 【化95】 【化96】 【化97】 【化98】 【化99】 【化100】 第1表 【化101】 【0001】 【0002】 【0003】 【0004】 【0005】 【0006】 【0007】 【0008】 【0009】 【0010】 【0011】 【0012】 【0013】 【0014】 【0015】 【0016】 R1       R2              
 Gn──────────────────────
── 【0017】 【0018】 【0019】 【0020】 【0021】 【0022】 【0023】 【0024】 【0025】 【0026】 【0027】 【0028】 【0029】 【0030】 【0031】 【0032】 【0033】 【0034】 【0035】 【0036】 【0037】 【0038】 【0039】 【0040】 【0041】 【0042】 【0043】 【0044】 【0045】 【0046】 【0047】 【0048】 【0049】 【0050】 【0053】 【0054】 【0055】 【0056】 【0057】 【0058】 【0059】 【0060】 【0061】 【0062】 【0063】 【0064】 【0065】 【0066】 【0067】 【0068】 【0069】 【0070】 【0071】 【0072】 【0073】 【0074】 【0075】 【0076】 【0077】 【0078】 【0079】 【0080】 【0081】 【0082】 【0083】 【0084】 【0085】 【0086】 【0087】 【0088】 【0089】 【0090】 【0091】 【0092】 【0093】 【0094】 【0095】 【0096】 【0097】 【0098】 【0099】 【0100】 【0101】 【0102】 【0103】 【0104】 【0105】 【0106】 【0107】 【0108】 【0109】 【0110】 【0111】 【0112】 【0113】 【0114】 【0115】 【0116】 【0117】 【0118】 【0119】 【0120】 【0121】本発明化合物は畑地、水田、果樹園などの
農園芸分野以外に運動場、空地、線路端など非農耕地に
おける各種雑草の防除にも適用することができ、その施
用薬量は適用場面、施用時期、施用方法、対象雑草、栽
培作物等により差異はあるが、一般には有効成分量とし
てヘクタール(ha) 当たり0.0001〜10kg
程度、好ましくは0.005 〜5kg 程度が適当で
ある。また、本発明化合物は必要に応じて製剤または散
布時に他種の除草剤、各種殺虫剤、殺菌剤、植物生長調
節剤、共力剤などと混合施用しても良い。特に、他の除
草剤と混合施用することにより、施用薬量の減少による
低コスト化、混合薬剤の相乗作用による殺草スペクトラ
ムの拡大や、より高い殺草効果が期待できる。この際、
同時に複数の公知除草剤との組み合わせも可能である。 本発明化合物と混合使用する除草剤の種類としては、例
えば、ファーム・ケミカルズ・ハンドブック( Far
m Chemicals Handbook) 199
0年版に記載されている化合物などがある。本発明化合
物を除草剤として施用するにあたっては、一般には適当
な担体、例えばクレー、タルク、ベントナイト、珪藻土
、ホワイトカーボン等の固体担体あるいは水、アルコー
ル類(イソプロパノール、ブタノール、ベンジルアルコ
ール、フルフリルアルコール等)、芳香族炭化水素類(
トルエン、キシレン等)、エーテル類(アニソール等)
、ケトン類(シクロヘキサノン、イソホロン等)、エス
テル類(酢酸ブチル等)、酸アミド類(N−メチルピロ
リドン等)またはハロゲン化炭化水素類(クロルベンゼ
ン等)などの液体担体と混用して適用することができ、
所望により界面活性剤、乳化剤、分散剤、浸透剤、展着
剤、増粘剤、凍結防止剤、固結防止剤、安定剤などを添
加し、液剤、乳剤、水和剤、ドライフロアブル剤、フロ
アブル剤、粉剤、粒剤等任意の剤型にて実用に供するこ
とができる。次に具体的に本発明化合物を用いる場合の
製剤の配合例を示す。但し本発明の配合例は、これらの
みに限定されるものではない。なお、以下の配合例にお
いて「部」は重量部を意味する。 〔水和剤〕 本発明化合物───────  5〜80部固体担体 
   ───────10〜85部界面活性剤  ──
─────  1〜10部その他      ────
───  1〜5  部その他として、例えば固結防止
剤などがあげられる。 〔乳  剤〕 本発明化合物───────  1〜30部液体担体 
   ───────30〜95部界面活性剤  ──
─────  5〜15部〔フロアブル剤〕 本発明化合物───────  5〜70部液体担体 
   ───────15〜65部界面活性剤  ──
─────  5〜12部その他      ────
───  5〜30部その他として、例えば凍結防止剤
、増粘剤等があげられる。 〔粒状水和剤(ドライフロアブル剤)〕本発明化合物─
──────20〜90部固体担体    ─────
──10〜60部界面活性剤  ───────  1
〜20部〔粒  剤〕 本発明化合物───────0.1 〜10部固体担体
    ───────90〜99.99 部その他 
     ───────  1〜5  部【0122
】〔配合例1〕水和剤 本発明化合物  No. 1 ────────20部
ジークライトA      ────────76部(
カオリン系クレー:ジークライト工業(株)商品名)ソ
ルポール 5039     ────────  2
部(非イオン性界面活性剤とアニオン性界面活性剤との
混合物:東邦化学工業(株)商品名) カープレックス(固結防止剤)────  2部(ホワ
イトカーボン:塩野義製薬(株)商品名)以上を均一に
混合粉砕して水和剤とする。 〔配合例2〕水和剤 本発明化合物  No. 2 ────────40部
ジークライトA      ────────54部(
カオリン系クレー:ジークライト工業(株)商品名)ソ
ルポール 5039     ────────  2
部(非イオン性界面活性剤とアニオン性界面活性剤との
混合物:東邦化学工業(株)商品名) カープレックス(固結防止剤)────  4部(ホワ
イトカーボン:塩野義製薬(株)商品名)以上を均一に
混合粉砕して水和剤とする。 〔配合例3〕乳  剤 本発明化合物  No. 3 ────────  5
部キシレン            ────────
75部ジメチルホルムアミド────────15部ソ
ルポール2680      ────────  5
部(非イオン性界面活性剤とアニオン性界面活性剤との
混合物:東邦化学工業(株)商品名) 以上を均一に混合して乳剤とする。 〔配合例4〕フロアブル剤 本発明化合物  No. 5 ────────25部
アグリゾールS−710 ────────10部(非
イオン性界面活性剤:花王(株)商品名)ルノックス 
1000 C  ──────── 0.5部(アニオ
ン性界面活性剤:東邦化学工業(株)商品名)1%ロド
ポール水    ────────20部(増粘剤:ロ
ーン・プーラン社商品名)水            
      ────────44.5部以上を均一に
混合して、フロアブル剤とする。 〔配合例5〕フロアブル剤 本発明化合物  No. 6 ────────40部
アグリゾールS−710 ────────10部(非
イオン性界面活性剤:花王(株)商品名)ルノックス 
1000 C  ──────── 0.5部(アニオ
ン性界面活性剤:東邦化学工業(株)商品名)1%ロド
ポール水    ────────20部(増粘剤:ロ
ーン・プーラン社商品名)水            
      ────────29.5部以上を均一に
混合して、フロアブル剤とする。 〔配合例6〕粒状水和剤(ドライフロアブル剤)本発明
化合物  No. 6 ────────75部イソバ
ンNo.1        ────────10部(
アニオン性界面活性剤:クラレイソプレンケミカル(株
)商品名) バニレックスN      ────────  5部
(アニオン性界面活性剤:山陽国策パルプ(株)商品名
) カープレックス#80────────10部(ホワイ
トカーボン:塩野義製薬(株)商品名)以上を均一に混
合微粉砕してドライフロアブル剤とする。 〔配合例7〕粒  剤 本発明化合物  No. 6 ───────    
1部ベントナイト        ───────  
55部タルク              ─────
──  44部以上を均一に混合粉砕した後、少量の水
を加えて攪拌混合捏和し、押出式造粒機で造粒し、乾燥
して粒剤にする。使用に際しては上記水和剤、乳剤、フ
ロアブル剤、粒状水和剤は水で50〜1000倍に希釈
して、有効成分が1ヘクタール(ha) 当たり0.0
001〜10kgになるように散布する。次に、本発明
化合物の除草剤としての有用性を以下の試験例において
具体的に説明する。 〔試験例1〕土壌処理による除草効果試験縦15cm、
横22cm、深さ6cmのプラスチック製箱に殺菌した
洪積土壌を入れ、イヌホーズキ、ハキダメギク、イヌガ
ラシ、トウモロコシ、コムギ、ダイズを混播し、覆土し
た後、有効成分量が所定の割合となるように土壌表面へ
小型スプレーで均一に散布した。散布の際の薬液は、前
記配合例等に準じて適宜調整された製剤を水で希釈して
用い、これを散布した。薬液散布3週間後に各種植物に
対する除草効果を下記の判定基準に従い調査した。結果
を第7表に示す。 判定基準 5−殺草率  90%以上(ほとんど完全枯死)4−殺
草率  70〜90% 3−殺草率  40〜70% 2−殺草率  20〜40% 1−殺草率    5〜20% 0−殺草率    5%以下(ほとんど効力なし)但し
、上記の殺草率は、薬剤処理区の地上部生草重および無
処理区の地上部生草重を判定して下記の式により求めた
ものである。 殺草率=(1−処理区の地上部生草重/無処理区の地上
部生草重)×100 【0123】〔試験例2〕茎葉処理による除草効果試験
縦15cm、横22cm、深さ6cmのプラスチック製
箱に殺菌した洪積土壌を入れ、イヌホーズキ、ハキダメ
ギク、イヌガラシ、トウモロコシ、コムギ、ダイズの種
子をそれぞれスポット状に播種した。各種植物が2〜3
葉期に達したとき、有効成分量が所定の割合となるよう
に茎葉部へ均一に散布した。散布の際の薬液は、前記配
合例等に準じて適宜調整された製剤を水で希釈して用い
、これを小型スプレーで各種植物の茎葉部の全面に散布
した。 薬液散布3週間後に各種植物に対する除草効果を試験例
−1の判定基準に従い調査した。結果を第8表に示す。 なお、各表中の化合物No. は実施例に記載した化合
物No. に対応し、記号は次の意味を示す。H(イヌ
ホーズキ)、D(ハキダメギク)、I(イヌガラシ)、
T(トウモロコシ)、W(コムギ)、S(ダイズ)【0
124】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  一般式(1) : 【化1】 〔式中、Qは 【化2】 を表し、R1 は水素原子、炭素原子数1〜6のアルキ
    ル基、炭素原子数3〜7のシクロアルキル基、炭素原子
    数3〜7のシクロアルキル基により置換されている炭素
    原子数1〜6のアルキル基、炭素原子数2〜6のアルケ
    ニル基、炭素原子数2〜6のアルキニル基、炭素原子数
    1〜6のアルコキシ基により置換されている炭素原子数
    1〜6のアルキル基、炭素原子数1〜6のモノ−或いは
    ポリハロゲノアルコキシ基により置換されている炭素原
    子数1〜6のアルキル基、炭素原子数1〜6のアルキル
    チオ基により置換されている炭素原子数1〜6のアルキ
    ル基、炭素原子数1〜6のアルキルスルホニル基により
    置換されている炭素原子数1〜6のアルキル基、炭素原
    子数1〜6のモノ−或いはポリハロゲノアルキル基、シ
    アノ基により置換されている炭素原子数1〜6のアルキ
    ル基、炭素原子数1〜6のアルコキシカルボニル基によ
    り置換されている炭素原子数1〜6のアルキル基、炭素
    原子数1〜6のアルキルカルボニル基により置換されて
    いる炭素原子数1〜6のアルキル基、フェニル基または
    ベンジル基(但し、これらフェニル基及びベンジル基は
    、ハロゲン原子、トリフルオロメチル基、ニトロ基、炭
    素原子数1〜6のアルキル基、炭素原子数1〜6のアル
    コキシ基及び炭素原子数1〜6のアルコキシカルボニル
    基から選ばれる1または2以上の置換基によって置換さ
    れていてもよい。)を表し、R2 は炭素原子数1〜6
    のアルキル基、炭素原子数2〜6のアルケニル基、炭素
    原子数2〜6のアルキニル基、炭素原子数1〜6のアル
    コキシ基により置換されている炭素原子数1〜6のアル
    キル基、炭素原子数1〜6のアルキルチオ基により置換
    されている炭素原子数1〜6のアルキル基、炭素原子数
    1〜6のアルコキシカルボニル基により置換されている
    炭素原子数1〜6のアルキル基、炭素原子数1〜6のモ
    ノー或いはポリハロゲノアルキル基、炭素原子数1〜6
    のアルキルスルホニル基により置換されている炭素原子
    数1〜6のアルキル基、フェニル基またはベンジル基(
    但し、これらフェニル基及びベンジル基は、ハロゲン原
    子、トリフルオロメチル基、炭素原子数1〜6のアルキ
    ル基、炭素原子数1〜6のアルコキシ基及び炭素原子数
    1〜6のアルコキシカルボニル基から選ばれる1または
    2以上の置換基によって置換されていてもよい。)を表
    し、Xは酸素原子またはイオウ原子を表し、Gは【化3
    】 基を表し、a,b,c及びdはそれぞれ独立に水素原子
    、炭素原子数1〜6のアルキル基、炭素原子数2〜6の
    アルケニル基、炭素原子数2〜6のアルキニル基、ハロ
    ゲン原子によりモノーまたはポリ置換された炭素原子数
    1〜6のアルキル基、炭素原子数1〜6のアルコキシ基
    、炭素原子数1〜6のアルコキシ基により置換された炭
    素原子数1〜6のアルキル基、炭素原子数1〜6のアル
    コキシカルボニル基、炭素原子数1〜6のアルキルチオ
    基により置換された炭素原子数1〜6のアルキル基、炭
    素原子数1〜6のアルキルスルホニル基により置換され
    た炭素原子数1〜6のアルキル基、炭素原子数1〜6の
    アルキルチオ基、炭素原子数1〜6のアルキルカルボニ
    ル基、炭素原子数3〜7のシクロアルキル基、炭素原子
    数3〜7のシクロアルケニル基、シアノ基、フェニル基
    またはベンジル基(但し、これらフェニル基及びベンジ
    ル基は、ハロゲン原子、トリフルオロメチル基、炭素原
    子数1〜6のアルキル基、炭素原子数1〜6のアルコキ
    シ基、炭素原子数1〜6のアルコキシカルボニル基及び
    ニトロ基から選ばれる1または2以上の置換基によって
    置換されていてもよい。)、5員或いは6員のヘテロ環
    (但し、これらヘテロ環は、窒素原子、酸素原子及びイ
    オウ原子から選ばれるヘテロ原子を環内に1〜3原子含
    む。または、スルホニル基を含む。また、これらヘテロ
    環は、炭素原子数1〜6のアルキル基、炭素原子数1〜
    6のアルコキシ基、ハロゲン原子、トリフルオロメチル
    基、ニトロ基及び炭素原子数1〜6のアルコキシカルボ
    ニル基から選ばれる1または2以上の置換基によって置
    換されていてもよい。)、ナフチル基、ベンゼン縮合ヘ
    テロ環(但し、これらベンゼン縮合ヘテロ環は、窒素原
    子、酸素原子及びイオウ原子から選ばれるヘテロ原子を
    環内に1〜2原子含む。また、これらベンゼン縮合ヘテ
    ロ環は、炭素原子数1〜6のアルキル基、炭素原子数1
    〜6のアルコキシ基、ハロゲン原子、トリフルオロメチ
    ル基、ニトロ基及び炭素原子数1〜6のアルコキシカル
    ボニル基から選ばれる1または2以上の置換基によって
    置換されていてもよい。)を表す。〕で表される置換ア
    ミノスルホンアミド誘導体およびそれらの農業的に適し
    ている塩類。
  2. 【請求項2】  請求項1の化合物を有効成分として含
    有することを特徴とする選択性除草剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009275038A (ja) * 2008-04-18 2009-11-26 Ishihara Sangyo Kaisha Ltd ピリミジン系化合物の製造方法

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