JPH04235705A - カートリッジフィルタの製造法 - Google Patents
カートリッジフィルタの製造法Info
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- JPH04235705A JPH04235705A JP1835591A JP1835591A JPH04235705A JP H04235705 A JPH04235705 A JP H04235705A JP 1835591 A JP1835591 A JP 1835591A JP 1835591 A JP1835591 A JP 1835591A JP H04235705 A JPH04235705 A JP H04235705A
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- Japan
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- cap
- filter
- adhesive
- cartridge filter
- pleated
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- Pending
Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶液中の固形物を溶液
から分離するカートリッジフィルタの製造法に関するも
のである。
から分離するカートリッジフィルタの製造法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般的に溶液中の固形物を溶液から分離
するために使用される取替え式のいわゆるカートリッジ
フィルタは、図1に示すように中心部にろ液を導く多孔
の円筒状支持体1に長尺の微孔膜2と該膜2を保護およ
び前置フィルタを兼ねた不織布3と、さらに該膜2を裏
面より支持するための不織布4を重ね合わせたものをプ
リーツ状に加工したもの(以下プリーツ体という)を巻
き付け、合わせ目を接着してフィルタ部11を形成した
後両端に合成樹脂製のキャップ5をかぶせて製作されて
いる。
するために使用される取替え式のいわゆるカートリッジ
フィルタは、図1に示すように中心部にろ液を導く多孔
の円筒状支持体1に長尺の微孔膜2と該膜2を保護およ
び前置フィルタを兼ねた不織布3と、さらに該膜2を裏
面より支持するための不織布4を重ね合わせたものをプ
リーツ状に加工したもの(以下プリーツ体という)を巻
き付け、合わせ目を接着してフィルタ部11を形成した
後両端に合成樹脂製のキャップ5をかぶせて製作されて
いる。
【0003】前記フィルタ部11の両端にキャップ5を
かぶせる従来の方法は、キャップ5に予め規定量の接着
剤6を流し込んでおき、当該箇所に前記フィルタ部11
の片端を挿入していた。接着剤6が固化すれば、上下反
転して他端も同様にキャップ5を接着して、カートリッ
ジフィルタの内部と外部を完全に分離していた。
かぶせる従来の方法は、キャップ5に予め規定量の接着
剤6を流し込んでおき、当該箇所に前記フィルタ部11
の片端を挿入していた。接着剤6が固化すれば、上下反
転して他端も同様にキャップ5を接着して、カートリッ
ジフィルタの内部と外部を完全に分離していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べた方
法は、予めキャップ5へ接着剤6を入れ、そこへ前記フ
ィルタ部11を挿入するため、接着剤6が固化するまで
に、プリーツ体10の不織布3,4に接着剤6が吸い上
げられ、結果として接着長さが不足し、接着不良となっ
た。また、接着剤6が吸い上がるのを防止するために接
着剤6の粘度を高めるとキャップ5とプリーツ体10と
の接着が完全に出来なかったり、フィルタ部11を挿入
する時に接着部に気泡が入り、フィルタの内部と外部が
完全に分離できないという問題点があった。
法は、予めキャップ5へ接着剤6を入れ、そこへ前記フ
ィルタ部11を挿入するため、接着剤6が固化するまで
に、プリーツ体10の不織布3,4に接着剤6が吸い上
げられ、結果として接着長さが不足し、接着不良となっ
た。また、接着剤6が吸い上がるのを防止するために接
着剤6の粘度を高めるとキャップ5とプリーツ体10と
の接着が完全に出来なかったり、フィルタ部11を挿入
する時に接着部に気泡が入り、フィルタの内部と外部が
完全に分離できないという問題点があった。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは、カートリッジフィ
ルタのキャップとフィルタ部との接着を良好なものとす
ると共に生産性の優れた製造法を提供することにある。
であって、その目的とするところは、カートリッジフィ
ルタのキャップとフィルタ部との接着を良好なものとす
ると共に生産性の優れた製造法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のカートリッジフ
ィルタの製造法は長尺の微孔膜2を長尺の不織布3,4
と重ね合わせ、プリーツ状に加工してプリーツ体10と
する工程と、前記プリーツ体10を多孔の円筒状支持体
1に巻き付け、フィルタ部11を形成する工程と、前記
フィルタ部11の端部にキャップ5を配置し、フィルタ
部11の端面の垂直方向に遠心力が働くようにフィルタ
部11とキャップ5とを回転させながら、フィルタ部1
1の端部に接着剤6を供給し、フィルタ部11とキャッ
プ5とを接着する工程とからなることを特徴とするもの
である。
ィルタの製造法は長尺の微孔膜2を長尺の不織布3,4
と重ね合わせ、プリーツ状に加工してプリーツ体10と
する工程と、前記プリーツ体10を多孔の円筒状支持体
1に巻き付け、フィルタ部11を形成する工程と、前記
フィルタ部11の端部にキャップ5を配置し、フィルタ
部11の端面の垂直方向に遠心力が働くようにフィルタ
部11とキャップ5とを回転させながら、フィルタ部1
1の端部に接着剤6を供給し、フィルタ部11とキャッ
プ5とを接着する工程とからなることを特徴とするもの
である。
【0007】
【作 用】フィルタ部を回転させることによって、プ
リーツ体の不織布へ接着剤が吸い上がるのを防止できる
。
リーツ体の不織布へ接着剤が吸い上がるのを防止できる
。
【0008】
【実施例】以下本発明の詳細について、一実施例により
説明する。図1は、カートリッジフィルタの要部欠裁側
面図、図2はフィルタ部の要部断面図、図3は本発明の
フィルタ部とキャップとを接着する説明図である。
説明する。図1は、カートリッジフィルタの要部欠裁側
面図、図2はフィルタ部の要部断面図、図3は本発明の
フィルタ部とキャップとを接着する説明図である。
【0009】まず、長尺の微孔膜2を長尺の2枚の不織
布3および4で挟んで、これをプリーツ状に加工してプ
リーツ体10を形成した。次いで、該プリーツ体10を
規定寸法に切断し、これを多孔の円筒状支持体1に巻き
付け、合わせ目を接着剤で接着し、フィルタ部11とし
た。その後回転可能な盤9上に取り付けた接着用金型7
に合成樹脂製のキャップ5を予め装着しておき、これに
前記フィルタ部11を挿入固定した。
布3および4で挟んで、これをプリーツ状に加工してプ
リーツ体10を形成した。次いで、該プリーツ体10を
規定寸法に切断し、これを多孔の円筒状支持体1に巻き
付け、合わせ目を接着剤で接着し、フィルタ部11とし
た。その後回転可能な盤9上に取り付けた接着用金型7
に合成樹脂製のキャップ5を予め装着しておき、これに
前記フィルタ部11を挿入固定した。
【0010】次いで、接着剤容器8に接着剤6を規定量
入れてから金型7を回転させると、容器8中の接着剤6
は遠心力により金型7の方へ移動し、フィルタ部11と
キャップ5の接合部分に注入された。この場合、回転数
は500〜900rpmが適当であった。そして、その
まゝ接着剤6が固化するまで回転させておき、固化した
後、回転を止めて、金型7よりキャップ5の付いたフィ
ルタ部11を取り出し、所望のカートリッジフィルタを
得ることが出来た。
入れてから金型7を回転させると、容器8中の接着剤6
は遠心力により金型7の方へ移動し、フィルタ部11と
キャップ5の接合部分に注入された。この場合、回転数
は500〜900rpmが適当であった。そして、その
まゝ接着剤6が固化するまで回転させておき、固化した
後、回転を止めて、金型7よりキャップ5の付いたフィ
ルタ部11を取り出し、所望のカートリッジフィルタを
得ることが出来た。
【0011】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、次に記載
する効果を奏する。 (1)フィルタ部とキャップとは、規定量の接着剤で接
着でき、接着不良が生じない。 (2)接着剤の粘度を高めて使用する必要がなくなり、
フィルタ部とキャップとを接着する際、接着部に気泡が
混入しない。 (3)フィルタ部の両端に同時にキャップを接着できる
ので、生産性が向上する。
する効果を奏する。 (1)フィルタ部とキャップとは、規定量の接着剤で接
着でき、接着不良が生じない。 (2)接着剤の粘度を高めて使用する必要がなくなり、
フィルタ部とキャップとを接着する際、接着部に気泡が
混入しない。 (3)フィルタ部の両端に同時にキャップを接着できる
ので、生産性が向上する。
【図1】本発明に係わるカートリッジフィルタの要部欠
裁側面図である。
裁側面図である。
【図2】フィルタ部の要部断面図である。
【図3】本発明に係わるフィルタ部とキャップとの接着
方法を示す説明図である。
方法を示す説明図である。
1 円筒状支持体
2 微孔膜
3,4 不織布
5 キャップ
6 接着剤
10 プリーツ体
11 フィルタ部
Claims (1)
- 【請求項1】 長尺の微孔膜(2)を長尺の不織布(
3,4)と重ね合わせプリーツ状に加工し、プリーツ体
(10)とする工程と、前記プリーツ体(10)を多孔
の円筒状支持体(1)に巻き付けてフィルタ部(11)
を形成する工程と、前記フィルタ部(11)の端部にキ
ャップ(5)を配置し、フィルタ部(11)の端面の垂
直方向に遠心力が働くようにフィルタ部(11)とキャ
ップ(5)とを回転させながら、フィルタ部(11)の
端部に接着剤(6)を供給し、該端部とキャップ(5)
とを接着する工程とからなることを特徴とする、カート
リッジフィルタの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1835591A JPH04235705A (ja) | 1991-01-17 | 1991-01-17 | カートリッジフィルタの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1835591A JPH04235705A (ja) | 1991-01-17 | 1991-01-17 | カートリッジフィルタの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04235705A true JPH04235705A (ja) | 1992-08-24 |
Family
ID=11969383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1835591A Pending JPH04235705A (ja) | 1991-01-17 | 1991-01-17 | カートリッジフィルタの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04235705A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1994022553A1 (en) * | 1993-03-29 | 1994-10-13 | W.L. Gore & Associates, Inc. | Membrane vent filter cartridge |
JP2010234201A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-21 | Asahi Kasei Chemicals Corp | プリーツ成形体の製造方法及びプリーツ成形体 |
JP2010234202A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-21 | Asahi Kasei Chemicals Corp | プリーツ成形体の製造方法及びプリーツ成形体 |
-
1991
- 1991-01-17 JP JP1835591A patent/JPH04235705A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1994022553A1 (en) * | 1993-03-29 | 1994-10-13 | W.L. Gore & Associates, Inc. | Membrane vent filter cartridge |
JP2010234201A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-21 | Asahi Kasei Chemicals Corp | プリーツ成形体の製造方法及びプリーツ成形体 |
JP2010234202A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-21 | Asahi Kasei Chemicals Corp | プリーツ成形体の製造方法及びプリーツ成形体 |
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