JPH04235518A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JPH04235518A
JPH04235518A JP3002110A JP211091A JPH04235518A JP H04235518 A JPH04235518 A JP H04235518A JP 3002110 A JP3002110 A JP 3002110A JP 211091 A JP211091 A JP 211091A JP H04235518 A JPH04235518 A JP H04235518A
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JP
Japan
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endoscope
tube
section
protective tube
outer diameter
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JP3002110A
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English (en)
Inventor
Atsushi Miyazaki
宮▲崎▼ 敦之
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、湾曲部の耐久性を向上
させることができる内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、細長の挿入部を体腔内に挿入する
ことにより、体腔内臓器等を観察したり、必要に応じ鉗
子チャンネル内を挿通した鉗子を用いて生体内組織を採
取して患部を詳しく診断したりすることのできる内視鏡
装置が広く用いられている。
【0003】この内視鏡装置は、医療用のみならず工業
用においても、ボイラ、化学プラント等の管内の状態を
観察あるいは管内表面の付着物を採取して検査する等に
利用されており、さらには、内視鏡を通すことのできる
中空のガイドチューブを備え、このガイドチューブの先
端側の開口から内視鏡先端部を突出できるようにすると
ともに、手元側に湾曲操作手段を設けた内視鏡挿入補助
具を利用し、ジェットエンジン等のように内部が複雑な
構造をしている被検体をも検査できるようになっている
【0004】ところで、この工業用内視鏡装置において
は、挿入部を被検体に挿脱を繰り返し使用すると外周面
が損傷あるいは破損するおそれがあるため、実開昭62
−4717号公報、あるいは、本出願人による特開昭5
7−37322号公報等に開示されているように、内視
鏡挿入部の外周面を金属等の細線を網状に編組した保護
チューブで保護(して外被を形成)するものが多く、ま
た、前記内視鏡挿入補助具の湾曲部も、同様に、外周面
を金属等の細線を網状に編組した保護チューブで保護す
るものが多い。
【0005】この場合、内視鏡挿入部あるいは内視鏡挿
入補助具におけるガイドチューブなど、内視鏡装置の挿
入部としては、挿入部の挿入性、湾曲部の湾曲性能を向
上させるべく、例えば、実開昭59−22412号公報
に開示されているように、挿入部における湾曲部側と挿
入部本体としての軟性部側とで外被の可撓特性を変える
ようにしており、前記湾曲部の保護チューブは、特開平
2−205811号公報に開示されているように、通常
、湾曲し易いように編組密度を低くし、保護チューブに
張力をかけずに緩く固着するようにしている。一方、前
記軟性部の保護チューブは、実開昭59−22412号
公報に開示されているように、耐久性を高めるために編
組密度を高くしたり細線のなかでも比較的太い線径のも
のを使用して剛性を高めるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、内視鏡
装置においては、操作性向上のため、観察対象部の挿入
孔部に挿入部本体を弾性部材等で保持することがあり、
この場合、従来、挿入部全体が略同一の外径となってい
るため挿入部を挿入する際に湾曲部が弾性部材等で過剰
に圧迫され、湾曲部の保護チューブが破損し易いという
問題がある。
【0007】さらに、例えば、挿入部本体の外径よりも
若干大きいだけの内径の管状の被検体に挿入部を挿入し
ていく場合などにおいても、挿入部本体と略同一の外径
を有する湾曲部の保護チューブが損傷を受けやすく、湾
曲部の耐久性低下の要因となっていた。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
、湾曲部の保護チューブの破損を防止し、湾曲部の耐久
性を向上することのできる内視鏡装置を提供することを
目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、湾曲部に保護チューブを有する内視鏡装置に
おいて、前記保護チューブの外径を、被検体内部に挿入
する挿入部の本体外径より小さくしたことを特徴とする
【0010】
【作用】本発明の内視鏡装置では、湾曲部の保護チュー
ブの外径が挿入部の本体外径よりも小さく、被検体内部
に挿入部を挿入する際に、前記保護チューブと被検体と
の接触を少なくすることができ、また、操作性向上のた
め前記挿入部の本体を保持する際に、前記保護チューブ
を圧迫することなく挿入部を被検体内部に挿入して挿入
部本体を保持することができる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1〜図3は本発明の第1実施例に係わり、図1
は内視鏡装置の全体図、図2は図1のA部詳細断面図、
図3は図1のB部詳細断面図である。
【0012】図1において、内視鏡装置1は内視鏡2と
光源装置3とからなり、前記内視鏡2は、細長に形成さ
れ被検体内部に挿入される挿入部4と、この挿入部4の
後端に連設され、前記挿入部4先端側を湾曲操作するた
めの操作ノブ5a等が配設された太径の操作部5と、こ
の操作部5の側方から延出されたライトガイドコード6
と、このライトガイドコード6の端部に設けられ、前記
光源装置3に接続されるコネクタ7とを備え、前記操作
部5後端に、肉眼観察のための接眼部8が設けられてい
る。
【0013】前記挿入部4は、硬性の先端部9と、この
先端部9に湾曲部10を介して連設された挿入部本体と
しての可撓性の軟性部(可撓部)11とから構成されて
いる。前記湾曲部10及び前記軟性部11は、各々、保
護チューブ12,13で覆われており、前記湾曲部10
を覆う保護チューブ12の外径D1 が、前記軟性部1
1を覆う保護チューブ13の外径D2 よりも小さく形
成されている。
【0014】また、前記先端部9から前記湾曲部10に
かけてのA部断面詳細は図2に示され、前記先端部9に
おける金属等で形成された硬性の先端部材14の一側に
、挿入部4の軸方向に孔が形成されて、対物レンズ15
,15がレンズ枠16を介して配設されている。また、
前記先端部材14の他方側の二箇所の孔の一方には、照
明光を、その先端面からカバーガラス17を経て前方に
出射するライトガイドファイバ18の先端側が固定され
、固定された部分より後方部分は可撓性のチューブ部材
19で被覆され、前記軟性部11を経て手元側から照明
光が供給されるようになっている。尚、前記先端部材1
4の図示しない他方の孔は、例えば処置具挿通用チャン
ネルとして用いられる。
【0015】また、前記対物レンズ15,15で被写体
の光学像が結像される位置に、その先端面が位置するよ
うに、像伝達手段としての可撓性に富むイメージガイド
ファイバ20が配設されている。このイメージガイドフ
ァイバ20は軟性のチューブ部材21に収容されて後方
の操作部側まで挿通され、図示しない接眼レンズ後方か
ら前記対物レンズ15,15で結像される光学像を観察
可能とする観察光学系が構成されている。
【0016】また、前記先端部9に隣接する湾曲部10
内には多数の略環状の関節駒22,22,…,22が回
動自在で挿入部4の方向に縦続して配設され、これら関
節駒22,22,…,22は、挿入部4内を挿通した操
作用ワイヤ23,23,23,23の手元側部分を前記
操作ノブ5aの操作によって牽引、弛緩させることによ
り、上下、左右等に湾曲できるように形成されている。
【0017】前記関節駒22,22,…,22は、金属
等で形成された細線を網状に編組した(可撓性)軟性の
内側網管(ブレード)24内に収容され、最先端(最前
端)の関節駒22は、先端部材14に略リング状の係止
片25にて固定される筐体26後端に固定されている。
【0018】前記関節駒22,22,…,22を被覆す
る網管24の外周は、湾曲がし易いようにゴム等充分可
撓性に富むチューブ部材27でさらに被覆され、このチ
ューブ部材27の両端はリング状の部材で液密を保つよ
うに圧迫固定されている。そして、前記チューブ部材2
7が前記保護チューブ12により被覆されて外被が形成
され、この外被の保護チューブ12は、例えば、素線の
径が小さい金属細線等で編組密度を低くして編組され、
可撓性が良好で湾曲し易いように形成されている。
【0019】前記保護チューブ12は、その前端部が内
管28及び外管29で圧迫挾持されて固定され、前記外
管29外周が環状ないし筒状の固定部材30の後端の肉
薄の口金部に嵌合されて、半田、銀ろう等で固着されて
いる。前記固定部材30に隣接する先端部材14外周に
は、前端側外周に雄ねじが形成されるとともに後端側外
周にローレットを設けた固定リング31が外嵌され、こ
の固定リング31の前端面は先端部材14外周に形成し
た凹部に着脱自在となる(周方向に)切り欠き部を設け
て嵌装したリング32に当接して抜け止め及び位置の規
制がされている。  前記固定リング31は、その雄ね
じに先端部9前端側を覆う筒状のカバー部材33後端内
周に形成した雌ねじを螺合させることにより筒状のカバ
ー部材33を取り付けたり、螺合を解くことにより取り
外しができるように構成されている。尚、前記筒状のカ
バー部材33における観察用の対物窓部、照明窓部等に
対向する部分は、それぞれ開口するように形成してある
【0020】一方、前記湾曲部10から前記軟性部11
にかけてのB部断面詳細は図3に示され、前記湾曲部1
0内の最後端の関節駒22が、前記網管24後端ととも
に、湾曲部10と軟性部11との境界に設けた略筒状で
段部を有する接続部材34前端部側に固定されている。
【0021】前記接続部材34後端部内周には、網管3
5及びこの網管35を嵌合収容した樹脂等で形成した可
撓管36の前端部側がそれぞれ接着剤等で固定され、前
記網管35内周には長尺の薄板状部材を螺旋状に巻回し
て形成した可撓性の螺旋管37が挿通されている。この
螺旋管37の内側には、照明光伝達用のライトガイドフ
ァイバ18、像伝達用のイメージガイドファイバ20等
が挿通されている。
【0022】さらに、前記樹脂等で形成した可撓管36
の外周は、金属細線等で編組された前記保護チューブ1
3により被覆されており、軟性部11を覆うこの保護チ
ューブ13は、例えば、編組密度を高くしたり、素線の
径を比較的太くしたり、厚さを大きくしたりして、耐久
性のあるものに形成され、前端が環状の固定部材38に
形成された肉薄2重管状の口金部に嵌合されて内側及び
外側から圧迫挾持され、接着剤等で固着されている。
【0023】そして、前記接続部材34が前記固定部材
38に嵌合収容され、前記固定部材38前端側でビス3
9により固定され、挿入部4を工業用における管内等の
挿入経路に挿脱して使用し、軟性部11の保護チューブ
13が損傷した場合に取り替えることができるようにな
っている。
【0024】さらに、前記接続部材34の段部に、略環
状の連結部材40が嵌合収容されて、半田、銀ろう等で
固定されており、この連結部材40の前端内周が切欠か
れて肉薄の口金部が形成され、この肉薄の口金部に、湾
曲部10外周を被覆する保護チューブ12の後端部を内
管41及び外管42で圧迫挾持し、固定したものが嵌合
収容され、半田、銀ろう等で固定されている。
【0025】かかる構成による内視鏡装置1では、挿入
部4を、例えば、この挿入部4の軟性部11外径より若
干大きい内径を有する管等の被検体に挿入していく際に
、湾曲部10の保護チューブ12の外径D1 が挿入部
本体としての軟性部11の保護チューブ13の外径D2
 よりも小さいため、湾曲部10の保護チューブ12が
管内壁と接触してこすれる可能性が大幅に減少する。従
って、湾曲部10の保護チューブ12の破損を防止する
ことができ、この保護チューブ12による湾曲部10の
保護機能を十分に発揮して湾曲部10の損傷を未然に回
避し、湾曲部10の耐久性ひいては内視鏡装置1全体の
耐久性向上を図ることができるのである。
【0026】[第2実施例]図4〜図7は本発明の第2
実施例に係わり、図4は内視鏡装置の挿入部を被検体に
固定した状態を示す説明図、図5は挿入部先端側の斜視
図、図6は砥石の取付け構造を示す部分断面図、図7は
砥石の取付けを示す説明図である。
【0027】図4に示す内視鏡装置50は、先端に回転
処置部材を有する内視鏡51と、この内視鏡51に照明
光を供給する光源装置52と、前記回転処置部材の回転
駆動を制御するコントローラ53とから構成されている
【0028】前記内視鏡51は、挿入部54と、この挿
入部54の後端に連設され、前記挿入部54先端側を湾
曲操作するための操作ノブ55a等が配設された太径の
操作部55と、この操作部55の側方から延出され、前
記光源装置52に接続されるライトガイドコード56と
、前記操作部55後端に連設され、肉眼観察のための接
眼部57が設けられている接続部58と、この接続部5
8に連設される回転駆動部59と、この回転駆動部59
から延出され、前記コントローラ53に接続されるユニ
バーサルコード60とから構成されている。
【0029】前記内視鏡51の挿入部54は、例えば砥
石61などの回転処置部材が装着される硬性の先端部6
2と、この先端部62を湾曲駆動する湾曲部63と、こ
の湾曲部63に連設された挿入部本体としての硬性で略
直線状の硬性部64とから構成されており、前記湾曲部
63には金属細線等からなる保護チューブ65が被覆さ
れ、この保護チューブ65の外径が前記硬性部64の外
径よりも小さくなっている。
【0030】図5に示すように、前記先端部62前面に
は、照明光学系の出射窓66と対物光学系の入射窓67
と処置具挿通用チャンネル68とが配設されており、前
記砥石61の回転軸69が、前記処置具挿通用チャンネ
ル68内に挿通されたフレキシブルシャフト(図示せず
)を介して前記回転駆動部59に接続されている。
【0031】また、図6に示すように、前記砥石61は
、前記回転軸69先端に形成された雄ねじが、前記フレ
キシブルシャフトに連設される接続部材70の雌ねじに
螺合されるとともに、前記回転軸69の雄ねじ基部に形
成されたフランジ71に回転自在に係合する袋ナット7
2の雌ねじが、前記接続部材70の雄ねじに螺合されて
取付けられている。この砥石61を前記フレキシブルシ
ャフトを介して前記回転駆動部59に連結するには、図
7に示すように、まず、前記回転軸69先端の雄ねじと
前記接続部材70の雄ねじとを螺合し、次いで、前記袋
ナット72の雌ねじを前記接続部材70の雄ねじに螺合
する。
【0032】この場合、前記袋ナット72の雌ねじ及び
前記接続部材70の雄ねじを右ねじとすると、前記回転
軸69先端の雄ねじ及び前記接続部材70の雌ねじは左
ねじに形成され、前記袋ナット72の雌ねじ及び前記接
続部材70の雄ねじを左ねじとすると、前記回転軸69
先端の雄ねじ及び前記接続部材70の雌ねじは右ねじに
形成されており、前記砥石61を時計方向、反時計方向
いずれの方向に回転させても前記接続部材70との連結
が外れず、前記砥石61の被検体内部への脱落を防止す
ることができる。
【0033】尚、前記砥石61は、両端部に面取りがな
され、被処置部材の正常部位を傷付けるといった事態を
防止できるようになっている。また、面取りに代えて両
端部各コーナーに丸みを設けても良い。
【0034】この第2実施例においては、図4に示すよ
うに、内視鏡51の挿入部54を被検体73内部に挿入
し、前記挿入部54の硬性部64を、被検体73の外壁
にビス74を介して固定された保持部材75にOリング
76などの弾性部材にて保持することにより、前記内視
鏡51を把持して固定しなくとも所望の位置で内部観察
及び砥石61による作業を行なうことができる。
【0035】そして、前記挿入部54を被検体73内部
に挿入する際に、前記挿入部54の湾曲部63に被覆さ
れた保護チューブ65の外径が前記硬性部64の外径よ
りも小さいため、前記Oリング76による締付け力の影
響を、前記湾曲部63の保護チューブ65に対して実用
上無視できる程度に軽減することができる。従って、前
記保護チューブ65の破損を防止して湾曲部63を十分
に保護することができ、湾曲部63の耐久性向上を図る
ことができる。
【0036】尚、前記保護チューブ65の外径を、前記
保持部材75に装着した状態での前記Oリング76の内
径よりも小さくすることにより、前記Oリング76によ
る締付け力の影響を完全になくすことができるが、実用
上、前記Oリング76による締付け力の影響を無視でき
る程度であれば、前記保護チューブ65の外径が前記保
持部材75に装着した状態での前記Oリング76の内径
より若干大きくても良い。
【0037】[第3実施例]図8は本発明の第3実施例
に係わり、湾曲付ガイドチューブ方式の内視鏡装置をジ
ェットエンジンに取付ける場合の様子を示す説明図であ
る。
【0038】この第3実施例における内視鏡装置80は
、内視鏡81と、この内視鏡81に装着される内視鏡挿
入補助具82と、前記内視鏡81にライトガイドコード
81aを介して接続される光源装置83とから構成され
、前記内視鏡挿入補助具82には内視鏡用保持装置84
が装着されている。
【0039】前記内視鏡挿入補助具82は、内視鏡装置
80の挿入部としての細長のガイドチューブ85と、こ
のガイドチューブ85の後端側に連設された太幅の(ガ
イドチューブ)操作部86と、この操作部86の後端側
に形成され、前記内視鏡81の操作部81bが装着され
る内視鏡装着部87と、この内視鏡装着部87と前記操
作部86との間に形成され、伸縮可能な伸縮部88とか
ら構成されている。
【0040】前記ガイドチューブ85は、挿入部本体と
しての軟性部89前端側に図示しない間接駒を多数縦列
接続して湾曲部90が形成されるとともに、この湾曲部
90外周に金属細線等からなる保護チューブ91が被覆
され、この保護チューブ91の外径が前記軟性部89の
外径よりも小さくなっている。尚、前記軟性部89の保
護チューブによる被覆の有無は、条件に応じ適宜選択さ
れる。
【0041】そして、前記間接駒がガイドチューブ85
内を挿通されたワイヤにて前記操作部86内のワイヤを
索引弛緩する機構と接続され、前記操作部86に設けら
れた操作ノブ86aを回転することにより、前記湾曲部
90を上下あるいは左右方向に湾曲できるようになって
おり、前記ガイドチューブ85内を挿通され前記ガイド
チューブ85先端から突出された内視鏡挿入部の先端部
81c側を、前記ガイドチューブ85の湾曲動作、前記
伸縮部88の伸縮動作、及び、前記内視鏡81自体のの
挿入部の湾曲動作により、目標とする部位方向に導くこ
とができるようになっている。
【0042】また、前記伸縮部88の外周に止め部材9
2が外嵌され、この止め部材92側面には前記内視鏡用
保持装置84の装着板93がねじ止めなどにより着脱自
在に取付けられている。前記内視鏡用保持装置84は、
前記装着板93から一対のアーム94,95の一方のア
ーム94が突設され、このアーム94の他端が屈曲自在
となる屈曲部96を経て他方のアーム95に連結されて
いる。この屈曲部96は両アーム94,95の角度を可
変できるようになっている。
【0043】さらに、前記アーム95の他端には一対の
把持片97,97が取付けてあり、この把持片97,9
7は、後述する取付板98に突設した装着棒99を把持
する状態に固定することができ、この装着棒99を把持
することにより、前記内視鏡挿入補助具82及びこの内
視鏡挿入補助具82に装着した内視鏡81をがたつくこ
となく前記取付板98に固定できるようになっている。
【0044】前記取付板98は、被検体としてのジェッ
トエンジン100の取付部101に密着させた状態で、
取付部101の各ねじ孔102に連通する孔103が設
けてあり、各固定用ねじ104によって前記取付板98
をジェットエンジン100の取付部101に固定できる
ようになっている。さらに、前記取付板98には、ジェ
ットエンジン100の取付部101に設けられている観
察用孔105に連通し、前記内視鏡挿入補助具82のガ
イドチューブ85を挿通して周囲に配設した弾性部材1
06により保持する挿通孔107が設けられている。
【0045】この内視鏡装置80においては、ジェット
エンジン100の内部を検査する場合、ジェットエンジ
ン100側取付部101に、取付板98を密着して各固
定用ねじ104を螺着することにより前記取付板98を
前記取付部101に強固に固定し、前記取付板98の装
着棒99を、把持片97,97で把持して内視鏡用保持
装置84を保持する。
【0046】次いで、前記内視鏡用保持装置84のアー
ム94の端部の装着板93を内視鏡挿入補助具82の止
め部材92に装着し、前記取付板98の挿通孔107か
らジェットエンジン100側取付部101の観察用孔1
05に前記内視鏡挿入補助具82のガイドチューブ85
を挿入する。そして、前記内視鏡81の先端部81cを
ジェットエンジン100内部に導入し、前記ガイドチュ
ーブ85の軟性部89を弾性部材106によって保持す
ることにより、所望の部位の検査を行なうことができる
【0047】この際、上述したように、内視鏡装置80
の挿入部としてのガイドチューブ85は、湾曲部90の
保護チューブ91の外径が挿入部本体としての軟性部8
9の外径よりも小さいため、弾性部材106によって軟
性部89を保持する際の前記保護チューブ91の破損を
防止することができ、湾曲部90の損傷を回避すること
ができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、内
視鏡装置の湾曲部の保護チューブの外径が挿入部の本体
外径よりも小さいため、被検体内部に挿入部を挿入する
際に、前記保護チューブと被検体との接触を少なくし、
また、操作性向上のため前記挿入部の本体を保持する際
に、前記保護チューブを圧迫することなく前記挿入部を
被検体内部に挿入して挿入部本体を保持することができ
、湾曲部の保護チューブの破損を防止して湾曲部の耐久
性を向上することができるなど優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】内視鏡装置の全体図。
【図2】図1のA部詳細断面図。
【図3】図1のB部詳細断面図。
【図4】本発明の第2実施例に係わり、内視鏡装置の挿
入部を被検体に固定した状態を示す説明図。
【図5】本発明の第2実施例に係わり、挿入部先端側の
斜視図。
【図6】本発明の第2実施例に係わり、砥石の取付け構
造を示す部分断面図。
【図7】本発明の第2実施例に係わり、砥石の取付けを
示す説明図。
【図8】本発明の第3実施例に係わり、湾曲付ガイドチ
ューブ方式の内視鏡装置をジェットエンジンに取付ける
場合の様子を示す説明図。
【符号の説明】
1    内視鏡装置 2    内視鏡 4    挿入部 10  湾曲部 11  軟性部 12  保護チューブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  湾曲部に保護チューブを有する内視鏡
    装置において、前記保護チューブの外径を、被検体内部
    に挿入する挿入部の本体外径より小さくしたことを特徴
    とする内視鏡装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006223379A (ja) * 2005-02-15 2006-08-31 Olympus Corp 内視鏡装置及びその製造方法
JP2014140509A (ja) * 2013-01-24 2014-08-07 Hoya Corp 内視鏡手術用トロッカー及びトロッカーを用いた内視鏡手術システム

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