JPH0423499A - 部品供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

に産業上の利用分野】 本発明は部品供給装置に係り、とくに細長いスティック
マガジン内に収納されている部品を順次取出して供給す
るようにした部品供給装置に関する。 Ｋ発明の概要】 スティックマガジン内に詰込むようにして収納された部
品を１個１個別々に送出すようにして供給するようにし
た装置において、スティックマガジンを保持するベース
をアクチュエータによって回動させ、これによってベー
スを傾斜させることによりスティックマガジン内を部品
を滑らせながら最先端の部品をスティックマガジンの前
方の部品供給スペースに導き、この後にスティックマガ
ジンを保持するベースを水平な状態に戻すとともに、吸
着ヘッドによって先端側の部品を吸着して取出すように
したものである。 Ｋ従来の技術】 特開昭５９−２２０９９７号公報に開示されているよう
に、予め細長いスティックマガジンに部品を詰込むよう
にして収納しておき、この部品を傾斜するシュータを用
いて供給するようにした装置が知られている。このよう
な装置は第５図に示すように、所定の角度で傾斜したシ
ュータ１上に複数のスティックマガジン２を積重ねるよ
うに配列するようにしている。そして１番下側のスティ
ックマガジン２から部品を滑らせながら送出すとともに
、空になったマガジン３をシュータ１の下方へ落下させ
て排出するようにしている。１番下側に積重ねられたス
ティックマガジン２から排出された部品は水平部分４を
通って部品供給ユニット５に導かれるようになっている
。

【発明が解決しようとする問題点Ｉ このような従来の部品供給装置の欠点は、シュータ１の
水平部分４に最後に部品が数個残ってしまうことである
。また装置が全体としてかなり複雑であるために、コス
トが高くなる欠点がある。 本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであっ
て、スティックマガジン内に収納されている部品を最後
の１個まで確実に取出すことができるようにするととも
に、構造を簡潔にし、これによって低コスト化を図るよ
うにした部品供給装置を提供することを目的とするもの
である。 Ｋ問題点を解決するための手段】 本発明は、細長いスティックマガジン内に収納されてい
る部品を順次取出して供給するようにした装置において
、 前記スティックマガジンを保持するベースを回動可能に
支持するとともに、 アクチュエータによって前記ベースを回動して傾斜させ
、 前記スティックマガジンから部品を順次滑らせながら取
出すようにしたものである。 Ｋ作用】 従って詰込むようにして部品が収納されているスティッ
クマガジンをベース上に保持させるとともに、このベー
スをアクチュエータによって回動させることによってベ
ースとともにスティックマガジンが傾斜されることにな
る。そしてこのような傾斜したスティックマガジンから
滑るようにして部品が取出されることになる。取出され
た部品はベース上の所定の位置に導かれることになる。 従ってこの状態においてアクチュエータによって、好ま
しくはベースを元の水平な状態に戻すとともに、所定の
位置から吸着ヘッドによって部品を取出すことが可能に
なる。 Ｋ実施例Ｉ 第１図は本発明の一実施例に係る部品供給装置の全体の
構造を示すものであって、この部品供給装置は底板１０
を備えている。そして底板１０の後端側には直立するよ
うにフレーム１１が取付けられている。フレーム１１の
上端には、ビン１２を介してベース１３が回動可能に取
付けられている。ベース１３は部品を詰込むようにして
収納しているスティックマガジン１４を保持するように
している。なおベース１３上のスティックマガジン１４
は押え板１５によって押えられるようになっている。 ベース１３の先端側であってスティックマガジン１４の
出口側にはその両側に一対のガイド板１８が配されると
ともに、これらのガイド板１８の間の空間が部品供給ス
ペース１９を構成している。 なお部品供給スペース１９の先端部はベース１３の先端
部に取付けられたエンドプレート２０によって閉じられ
ている。そしてベース１３の先端側にはブラケット２１
がビン２２を介して回動可能に取付けられている。ブラ
ケット２１はエアシリンダ２３のピストンロッド２４に
連結されるようになっている。 以上のような構成において、第１図に示すように所定の
部品が収納されたスティックマガジン１４をこの部品供
給装置のベース１３上に載置するとともに、押え板１５
で押えてベース１３に保持させる。そしてこのスティッ
クマガジン１４から１個ずつ部品を取出す場合には、第
２図に示すようにエアシリンダ２３を用いてベース１３
をビン１２を中心として回動させ、左端側の部分が下方
になるようにベース１３を傾斜させる。するとスティッ
クマガジン１４内の部品は滑るようにしてスティックマ
ガジン１４から取出されるとともに、ベース１３上の部
品供給スペース１９に導かれ、エンドプレート２０に当
った状態で静止することになる。 このようにしてマガジン１４から部品が取出されるとと
もに、部品供給スペース１９にその部品が導かれたなら
ば、エアシリンダ２３はピストンロッド２４を押出し、
ベース１３をビン１２を中心として逆方向、すなわち時
計方向に回動させ、第３図に示す水平な姿勢にする。そ
して待機している吸着ヘッド２７を下降させ、ベース１
３の部品供給スペース１９に導かれた部品を吸着して取
出すようになる。なお吸着ヘッド２７はロボットアーム
によって支持されている。 このように本実施例に係る部品供給装置によれば、エア
シリンダ２３によってベース１３とともにスティックマ
ガジン１４を傾斜させ、このスティックマガジン１４内
の部品をエンドプレート２０に当接するように部品供給
スペース１９に導くようにしている。そしてエアシリン
ダ２３によってベース１３とともにマガジン１４を水平
な状態に戻した状態で、部品供給スペース１９に導かれ
た部品を吸着ヘッド２７によって取出すようにしている
。従って通常は水平になっており、部品を送込むときに
傾斜させることができ、最後の１個までマガジン１４内
の部品を部品供給スペース１９に導くことが可能になる
。また第１図から明らかなように、構造が簡潔になり、
これによって低コスト化を図ることが可能になる。 第４図は変形例に係る部品供給装置を示すものであって
、この供給装置は１度に４個の部品を供給できるように
したものである。すなわちベース１３の巾が広くなって
おり、このベース１３上に例えば４本のスティックマガ
ジン１４が互いに平行になるように配列されている。従
ってエアシリンダ２３によってベース１３を傾けると、
４本のマガジン１４がともに傾斜され、これらのマガジ
ン１４から部品がその先端側の部品供給スペース１９に
導かれることになる。従って４個の部品を同時に供給で
きるようになる。 Ｋ応用例】 以上本発明を図示の一実施例およびその変形例につき述
べたが、本発明は上記実施例あるいは変形例によって限
定されることなく、本発明の技術的思想に基いて各種の
変更が可能である。例えば上記実施例においては、ベー
ス１３の部品を取出す方の先端側の部分にエアシリンダ
２３を連結するようにしているが、ベース１３の反対側
の端部にエアシリンダ２３を連結するとともに、部品を
取出す方の端部をフレームによって回動可能に支持する
ようにしてもよい。 Ｋ発明の効果Ｉ 以上のように本発明は、スティックマガジンを保持する
ベースを回動可能に支持するとともに、アクチュエータ
によっ□てベースを回動して傾斜させ、スティックマガ
ジンから部品を順次滑らせながら取出すようにしたもの
である。従って最後の１個までスティックマガジンから
部品を確実に取出すことが可能になる。また構造を簡潔
に構成することができ、これによって装置のコストダウ
ンが図られるようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る部品供給装置を示す外
観斜視図、第２図はベースを回動させる動作を示す正面
図、第３図はベースを水平に戻して部品を取出す動作を
示す正面図、第４図は変形例の部品供給装置の外観斜視
図、第５図は従来の部品供給装置の外観斜視図である。 また図面中の主要な部分の名称はつぎの通りである。 １１・・・フレーム １２・・・ビン １３・・・ベース １４・・・スティックマガジン １８　・ １９　・ ２０　◆ ２３　・ ２４　・ ２７　・ ・・ガイド板 ・・部品供給スペース ・・エンドプレート ・・エアシリンダ ・・ピストンロッド ・・吸着ヘッド

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．細長いスティックマガジン内に収納されている部品
   を順次取出して供給するようにした装置において、 前記スティックマガジンを保持するベースを回動可能に
   支持するとともに、 アクチユエータによつて前記ベースを回動して傾斜させ
   、 前記ステイックマガジンから部品を順次滑らせながら取
   出すようにしたことを特徴とする部品供給装置。