JPH0423289Y2 - - Google Patents

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JPH0423289Y2
JPH0423289Y2 JP14276387U JP14276387U JPH0423289Y2 JP H0423289 Y2 JPH0423289 Y2 JP H0423289Y2 JP 14276387 U JP14276387 U JP 14276387U JP 14276387 U JP14276387 U JP 14276387U JP H0423289 Y2 JPH0423289 Y2 JP H0423289Y2
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push button
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solenoid
stopper
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JP14276387U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は油浸型ソレノイドの空気抜きを行うの
に適したコア組立体に関する。
(ロ) 従来技術 油浸型ソレノイドのコア組立体内の空気を抜き
取る従来の構造としては、例えば第3図に示され
るように、空気抜き栓aが手動プツシユボタン
bとは別にプランジヤガイドの端部に固定された
ブロツクgに設けられていて、プランジヤガイド
cの内側の空気が、油dの中で高所eに溜つた場
合に空気抜き栓aを緩めて空気を抜き取るもの、
或は実開昭59−34172号公報に記載されかつ第
4図にも示されるように、空気抜き栓hが手動プ
ツシユボタンjのほぼ中央に設けられその空気抜
き栓hを弛めて空気を抜き取るもの等がある。
しかしながら、上記のものでは、ソレノイド
fを取り付けたとき空気抜き栓aが低所にあると
きは空気が抜き出すことができず、これを避ける
ためにはプロツクgの周辺部に数個の空気抜き栓
を設けなければならない問題がある。また上記
の場合ではソレノイドのkの構造がコンパクトに
なつている、その取り付け方向によつては油lの
中で空気抜き栓hが高所にない場合には空気が満
足に抜けない問題がある。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 本考案が解決しようとする問題は、油浸型ソレ
ノイドのコア組立体において耐圧チユーブ内に充
填された油内の空気を容易に抜き取れるようにす
ることである。
(ニ) 問題を解決するための手段 上記問題を解決するため、本考案は耐圧チユー
ブの一端に固定鉄心を嵌合固定しかつ他端にスト
ツパを固定し、該ストツパのほぼ中央にプツシユ
ボタンを配設してなるソレノイド用コア組立体に
おいて、該プツシユボタンの内端にフランジを形
成し、該プツシユボタンには一端が該フランジの
外周に開口しかつ他端が該プツシユボタンの外端
に開口する空気抜き通路を形成し、該空気抜き通
路の該外端側開口部に栓を弛め可能に設け、該プ
ツシユボタンの外端近傍には該空気抜き通路の該
一端の開口方向を表示する手段を設けて構成され
ている。
(ホ) 作用 上記構成において、空気抜き通路の開口方向を
表示する手段の向きを見ながらプツシユボタンを
回しプツシユボタンのフランジの周辺に開口する
空気抜き通路の一端を上に向ける。そして栓を弛
めると耐圧チユーブ内で上側に集まつた空気はフ
ランジの周囲に形成された空気抜き通路の開口端
からその空気抜き通路内に入り、そこを通して外
に出される。
(ヘ) 実施例 第1図において、本考案によるコア組立体10
を備えたソレノイド1が示されている。同図にお
いて、2はコア組立体10の外側に設けられたコ
イル、3はコイル2を囲む磁性材製のフレーム、
4はコア組立体10の耐圧チユーブ11内に移動
可能に設けられたプランジヤである。
コア組立体10は、非磁性材でできた管状の耐
圧チユーブ11と、その耐圧チユーブ11の一端
(第1図で左端)に嵌合固定された固定鉄心12
と、耐圧チユーブ11の他端に嵌合固定されたス
トツパ15と、ストツパ15の軸方向に貫通する
穴16内に軸方向移動と回転とが可能に挿入され
たプツシユボタン17とを備えている。固定鉄心
12にはブツシユの嵌合された穴13が形成さ
れ、その穴13内に一端がプランジヤ4に固定さ
れたプツシユロツド5が移動可能に受けられてい
る。
プツシユボタン17の内端すなわちプランジヤ
側の端部にはフランジ18が形成されている。プ
ツシユボタン17には軸方向に伸びる空気抜き通
路20が形成され、その空気抜き通路の一端21
はフランジ18の部分で半径方向に伸びてそのフ
ランジ18の外周に開口し、他端22はフランジ
とは反対側のプツシユボタンの外側の端部に開口
している。空気抜き通路20の外側の開口端22
にはねじ23が形成され、そのねじ23には栓2
5が螺合されていて、その栓によりその通路を開
閉できるようになつている。プツシユボタン17
の外側(第1図で右側)の端部近傍には直径方向
反対の位置に互いに平行な平面27,28が形成
されている。この平面27,28は空気抜き通路
の一端(フランジの部分で伸びる端部)21の伸
長方向と一定の関係を保つて、例えば平面がその
空気抜き通路20の端部21の伸長方向と直角に
なるようにして形成されている。そして空気抜き
通路20の一端21の開口方向と同じ方向の平面
27には開口方向を表示する手段としてマークm
が設けられている。このようにすればスパナのよ
うな工具を平面27,28に掛けてプツシユボタ
ン17を回転させマークmを上に向ければ空気抜
き通路20の一端21の開口端も上に向き耐圧チ
ユーブ11内で上部に集まつた空気を空気抜き通
路20内に容易に導くことができる。
なお、マークmをプツシユボタン17の平面2
7,28以外の場所で外から見える所に設けて置
けば、その平面を空気抜き通路の一端21の伸長
方向と常に一定の関係にする必要はない。更に、
開口方向を表示する手段としてマークを用いない
で、単に一個の平面を開口方向又はその逆の方向
に形成するとか或は二つの平面の大きさを異なら
せるとかしてもよい。
プツシユボタン17の外周にはシール部材30
が設けられ、ストツパ15とプツシユボタン17
との間からの油の漏れを防止している。また栓2
5の外周にもシール部材31が設けられプツシユ
ボタン17と栓25との間からの油の漏れを防止
している。
なお、35は耐圧チユーブ11の内側にガイド
押さえ36を介して固定されたガイドスリーブで
ある。
上記構成において、コア組立体10の内部すな
わち耐圧チユーブ11の内部に油を充填した後そ
の耐圧チユーブ内の上側の部分には空気が溜まり
易い。そこでプツシユボタン17を前述のように
して回転させて空気抜き通路20の一端21を上
に向ける。そして栓25を弛めると空気は一端2
1から空気抜き通路20内に入り(コア組立体の
内部を外部よりも少し高い圧力にしてある)、そ
こを通して他端22から排出される。空気の抜き
取りが完了した後栓25を締める。
なお、ソレノイド1の動作は通常のソレノイド
と同じであるからその詳細な説明は省略する。
(ト) 効果 本考案によれば、空気抜き通路の内側の端部を
コア組立体の上部の空気が溜まる場所に確実に向
けることができるので、コア組立体内部の空気抜
きを迅速にかつ確実に行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるコア組立体を備えたソレ
ノイドの断面図、第2図はプツシユボタンの平面
図、第3図及び第4図は従来のソレノイドの断面
図である。 10……コア組立体、11……耐圧チユーブ、
12……固定鉄心、15……ストツパ、17……
プツシユボタン、18……フランジ、20……空
気抜き通路、25……栓。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 耐圧チユーブの一端に固定鉄心を嵌合固定しか
    つ他端にストツパを固定し、該ストツパのほぼ中
    央にプツシユボタンを配設してなるソレノイド用
    コア組立体において、該プツシユボタンの内端に
    フランジを形成し、該プツシユボタンには一端が
    該フランジの外周に開口しかつ他端が該プツシユ
    ボタンの外端に開口する空気抜き通路を形成し、
    該空気抜き通路の該外端側開口部に栓を弛め可能
    に設け、該プツシユボタンの外端近傍には該空気
    抜き通路の該一端の開口方向を表示する手段を設
    けたことを特徴とするソレノイド用コア組立体。
JP14276387U 1987-09-18 1987-09-18 Expired JPH0423289Y2 (ja)

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JP14276387U JPH0423289Y2 (ja) 1987-09-18 1987-09-18

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JP14276387U JPH0423289Y2 (ja) 1987-09-18 1987-09-18

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JPS6448005U JPS6448005U (ja) 1989-03-24
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5150425B2 (ja) * 2008-09-11 2013-02-20 川崎重工業株式会社 油浸型ソレノイドの調整ネジ構造及びそれを備える油浸型ソレノイド

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Publication number Publication date
JPS6448005U (ja) 1989-03-24

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