JPH04232414A - 可変深度三角測量距離測定装置に使用する装置 - Google Patents

可変深度三角測量距離測定装置に使用する装置

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JPH04232414A
JPH04232414A JP3185794A JP18579491A JPH04232414A JP H04232414 A JPH04232414 A JP H04232414A JP 3185794 A JP3185794 A JP 3185794A JP 18579491 A JP18579491 A JP 18579491A JP H04232414 A JPH04232414 A JP H04232414A
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distance
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lens
photomultiplier tube
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    • G01S17/02Systems using the reflection of electromagnetic waves other than radio waves
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    • G01S17/46Indirect determination of position data
    • G01S17/48Active triangulation systems, i.e. using the transmission and reflection of electromagnetic waves other than radio waves
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
この発明は光学式三角測量距離測定装置、更に具体的に
云えば、可変形状を持っていて、所望の性能が得られる
様に実時間で構成し直すことが出来る光ファイバを基本
としたセンサを含む非接触形センサ及びカメラ装置に関
する。
【0001】
【関連する出願】この出願は、この出願の非譲渡人に譲
渡されていて、1989年5月1日に出願され、199
0年6月1日に特許が許された係属中の米国特許出願通
し番号第07/345,750号と関連を有する。この
出願は、この出願の被譲渡人に譲渡された係属中の米国
特許出願通し番号第07/547,253号「可変深度
距離カメラに対するズ―ム・レンズ」及び第07/54
7,268号「可変深度距離カメラに対する焦点スポッ
ト寸法制御装置」とも関係を有する。
【0002】
【発明の背景】基準点又は平面から所定の目標点までの
距離は、種々の方法で測定することが出来る。ステレオ
又は焦点からの距離と云う様な受動形方式では、目標面
を照射することを必要とし、信頼性のある結果を得るに
は、複雑なパタ―ンの面を必要とするのが典型的である
。レ―ダ、ソナ―及びLIDARの様な能動形エコ―方
式は、電磁エネルギ、音響エネルギ及び光エネルギを放
出して、目標面からの反射エネルギを監視する。こう云
う方式は、距離を決定する根拠として、飛行時間の測定
を用い、費用がかゝると共に複雑であるのが典型的であ
る。
【0003】機械による視覚の研究及び応用では、構造
的照射と呼ばれる異なる能動方式が用いられている。光
線を、1次元又は2次元の感知装置の光軸と同軸ではな
い方向に沿って、目標面に向ける。光線と目標面の交差
によって、光スポットが発生され、それを結像装置の感
知平面に結像させる。空間に於けるこのスポットの3−
D位置は、基本的な三角関数の関係から、作像装置の既
知の位置及び向きによって計算することが出来る。この
構造的照射方式が三角測量と呼ばれる。
【0004】図1a及び1bは簡単なレ―ザによる三角
測量装置を示す。図1a及び1bに示す形状では、レ―
ザ10、レンズ11、検出器12及び目標13が関係す
るが、目標面が結像レンズから遠ざかる時、反射スポッ
トは検出器12上で一層高い所に結像する。然し、こう
云う形状を用いる大抵の装置では、反射スポットが合焦
状態にあるのは、目標の1つの距離に対してだけであり
、図2a及び2bに示す様に、被写界深度内の他の全て
の距離に対しては、程度は変化するがぼける。ぼけによ
って、装置の感度が低下すると共に、被写界深度、即ち
、装置が満足し得る精細度を発生し得る範囲が実効的に
縮小する。
【0005】距離測定装置の基本的な性能の3つの目安
は、スタンドオフ距離、被写界深度及び距離の分解能で
ある。スタンドオフ距離は、装置の公称範囲であって、
典型的には被写界深度内の近点、中点又は遠点として任
意に選ばれる。分解能は、装置が区別し得る距離の値の
最も小さい変化であり、典型的には被写界深度にわたっ
て変化する。三角測量装置は、あるスタンドオフ距離、
被写界深度及び距離の分解能が得られる様に構成される
。即ち、装置の形状は用途に基づいて選ばれ、性能を希
望する通りに変えるには、結像光学系を変えることを必
要とする。遠隔区域の作像の様なある用途では、この様
に融通の利かないことは受入れがたい。
【0006】従って、解決すべき1番目の問題は、目標
から反射された全ての戻りが合焦状態になる様に、検出
器にぼけがなく結像する様にすることである。解決すべ
き2番目の問題は、部品の交換を必要とせずに、電子制
御によって、スタンドオフ距離、被写界深度及び/又は
距離の分解能のを変えることが出来ると云う意味で、構
成し直すことが可能なセンサを構成することである。
【0007】写真の分野では、露出の瞬間にカメラを傾
けると、被写体内の平行線が結果では収斂する線となっ
て現れると云うキ―スト―ンと呼ばれる効果を生ずるこ
とがよく知られている。焼付けの際、カメラを傾けたの
と同じ角度だけ、引伸し装置のイ―ゼルを傾けることに
よって、これは矯正することが出来る。結果全体にわた
って鮮明な像を得る為には、光学のシャインプル―グ条
件と呼ばれることに従って、レンズ、イ―ゼル及びネガ
の全ての平面が共通の位置で合さる様に、引伸しレンズ
も若干傾けなければならない。シャインプル―グ条件は
別の形で解釈することが出来る。レンズの物体側の線が
レンズの像側の線に結像し、2本の線が図3aに示す様
に、レンズの平面を表わす線と交差する。装置に対する
光線が、レンズの物体側にある或る線に沿って向けられ
た場合、検出器は、図3bに示す様に、シャインプル―
グ条件によって予測された像側の線に沿って配置して、
目標から反射された戻りのぼけのない結像を助けるべき
である。
【0008】装置の3つのパラメ―タ、即ちスタンドオ
アフ距離、被写界深度及び距離の分解能は、三角測量距
離測定装置の形状並びに結像レンズ及び検出器に関する
情報が判っていれば、計算することが出来る。逆に、こ
う云う3つの性能の目安の内の任意に2つを選び、特定
の結像レンズ及び検出器が決った場合、装置の形状を決
定することが出来る。この様なセンサで機械的な自由度
を持たせれば、物理的な部品の交換を必要とせずに、性
能の目安の広い範囲を取り得る様な、構成し直しが出来
る装置が得られる。
【0009】可変深度三角測量距離測定装置が、この出
願の被譲渡人に譲渡された係属中の米国特許出願通し番
号第07/345,570号、発明の名称「可変深度距
離測定カメラ」に記載されており、これが許可されてい
る。この距離測定装置は、光線を発生して目標に向ける
光ビ―ム放出部品、1つの軸線に沿った距離を測定し得
る光検出器部品、即ち、線形光検出器、及び目標から反
射された光を検出器に結像する結像レンズ部品を持って
いる。像線を、光検出器を縦方向に通る線と定義し、平
面軸をレンズ部品を通るものと定義する。装置の3つの
部品の内の1つが一定位置にあり、他の2つの部品を調
節自在に位置ぎめして、光ビ―ム、平面軸線及び像線が
大体共通点で全て交差して、シャインプル―グ条件を充
たす様にする手段を設ける。2つの可動部品は構成し直
しが出来、この為、スタンドオフ距離、被写界深度及び
被写界深度内の1点に於ける距離の分解能からなる群か
ら選ばれた任意の2つの性能パラメ―タの値を選ぶと共
に、装置の形状をこう云う値を達成する様に変えること
が出来る。装置が、受取った検出器信号から、装置の形
状及び距離を計算する手段を含む。或る線又は或る区域
に沿って光ビ―ムを走査する走査器を設けることが出来
る。光源はレ―ザであってよく、光検出器は横効果フォ
トダイオ―ド、線形配列センサ又は位置感知形光増倍管
であってよい。
【0010】上に述べた装置では、光ビ―ムを標的上の
小さなスポットに集束することが好ましいことが判った
。こうすると、標的から反射された光を受取る光学系が
集めて検出器に集束する分解能及び精度を改善すること
が容易になる。標的が走査される時に、標的上に小さな
スポットを保つことは、レ―ザ・スポット寸法の実時間
のダイナミックな制御を必要とする。
【0011】更に、高い分解能が得られ易くする為には
、検出器が長くて多数の有効な素子を持つことが好まし
い。検出器の分解能及び精度が、全体的な装置の性能を
改善する。
【0012】更に、前に述べた様に、検出器に対するレ
ンズの位置は、満足し得る分解能を得る為に調節しなけ
ればならないことがある。然し、或るレンズの焦点距離
では、必要とするレンズと検出器の間の距離が適当では
ない。例えば、レンズと検出器の距離が、用途によって
は、10呎を越えることがある。
【0013】従って、この発明の目的は、レ―ザ・スポ
ット寸法を実時間でダイナミック制御する装置を提供す
ることである。
【0014】
【発明の要約】この発明は可変深度三角測量距離測定装
置用の装置を提供する。この距離測定装置は、目標に集
束すべき光ビ―ムを放出する手段、光感知手段、反射さ
れた光を光感知手段に結像するレンズ手段、及び光感知
手段から受取った信号から、装置の形状及び距離を計算
する手段を含む。この発明の装置は、光ビ―ムを放出す
る手段から光ビ―ムを受取り、この光ビ―ムを目標上の
焦点合せしたスポットに集束する焦点スポット寸法制御
装置を有する。この制御装置は、走査動作の間、焦点合
せされたスポットを目標上の最小の焦点スポット寸法に
保つ。
【0015】この発明の上記並びにその他の目的、その
他の特徴及び利点は、以下図面について詳しく説明する
所から明らかになろう。
【0016】
【発明の詳しい説明】1つの距離の測定を行なうことが
出来る点距離測定装置が図4に示されている。三角測量
距離測定装置では、結像レンズ15がレ―ザ16及び線
形検出器17に対して一定位置にある。レ―ザ及び検出
器は、シャインプル―グ条件を充たし、目標18から反
射された光の全てのスホットが検出器上で合焦状態にな
る様に保証する様に可動であり且つ位置ぎめされている
。レ―ザ・ビ―ム19は水平に対して角度Aをなし、そ
れがこの形式に於ける三角測量角度である。結像レンズ
15は焦点距離f及び焦点20を持ち、装置の三角測量
の底Bは、レンズの中心から、レンズを通る平面軸21
に沿って、レ―ザ・ビ―ム及び平面軸が交差する点22
までと測定する。光検出器17の中を縦方向に通る像線
23が、シャインプル―グ条件に従って、共通点22で
、平面軸21及びレ―ザ・ビ―ム19と交わる。スタン
ドオフ距離、被写界深度及び被写界深度内の1点に於け
る距離の分解能は、図4に示す様な三角測量角、三角測
量の底、レンズの焦点距離、検出器の長さ、実効的な粒
度、及び像線に沿った検出器の位置によって計算し得る
関数である。
【0017】装置の3つの性能の目安又はパラメ―タの
内の任意の2つを選び、特定のレンズ及び光検出器が決
った場合、装置の形状がどうでなければならないかを決
定することが出来る。これは、光ビ―ムを放出する部品
が固定であり、結像レンズ及び光検出器部品が可動であ
る実施例、並びに光検出器が固定位置にあり、結像レン
ズ及び光ビ―ムを放出する部品が可動である別の実施例
を含めて、距離測定装置の他の実施例でも云えることで
ある。
【0018】この明細書で云う被写界深度とは、装置が
満足し得る精細度を持ち得る距離の範囲を云う。この明
細書で云うスタンドオフ距離は、図4のレンズの中心の
様なカメラ上の基準から、測定することが出来る目標の
最も近い面までの距離を云う。この明細書で云う距離の
分解能とは、被写界深度内のある所定の点に於ける分解
能を云う。図4に示した1つの点の距離測定装置では、
検出器17の下端の位置が、スタンドオフ距離が幾らで
あるかを定め、検出器17の上端の位置が最大距離の値
を定め、最小及び最大距離の値の間の距離が被写界深度
である。この時、距離の分解能は、検出器内の画素の数
及びその長さに基づいて、被写界深度内で単調に変化す
る値をとる。距離の分解能は、被写界深度全体にわたっ
て一定ではなく、遠い被写界よりも近い被写界では一層
細かくなる。検出器が垂直に近付くにつれて、分解能は
次第に細かくなり、被写界深度が小さくなる。これらの
3つの性能パラメ―タの間の関係及び相互作用は当業者
のよく知る所である。
【0019】図5の可変振動距離カメラは実時間で構成
し直すことが出来、物理的な部品の交換を必要とせずに
、連続的に可変のスタンドオフ距離、被写界深度及び距
離の分解能が得られる様にする装置である。走査器24
が典型的には可変深度三角測量距離測定装置25の前に
配置され、不規則な目標距離を求める時は、光線及び観
察軸線を任意の不規則な方向に向けるが、光線がある区
域にわたって走査される時は、被写界全体のデ―タを求
めることが出来る。装置形状及び距離コンピュ―タ26
が、受取った光検出器信号から距離を計算することを含
めて、必要な計算を行なう。性能条件、レンズの焦点距
離及び検出器の分解能が決った場合、装置の形状を決定
するアルゴリズムが用意されている。
【0020】結像レンズ27が装置の基部の上の一定位
置に取付けられる。結像レンズ部品は、1個のレンズの
代りに、実効的な平面軸を持つレンズ装置であってよい
。光ビ―ムを放出する集成体は、レ―ザ28と、レ―ザ
・ビ―ム30の三角測量角を変える可変配向鏡29で構
成される。鏡29はこの平面図で見ると垂直であり、回
転ステ―ジ31上にある。レ―ザ28及び回転ステ―ジ
に対する基部32が構造部材33に取付けられ、この構
造部材がモ―タ式線形スライド34の上に支持されてい
る。光ビ―ムを放出する集成体がY方向に移動すること
により、装置の三角測量の底が調節される。光検出器3
5を調節自在に位置ぎめする為のX,Yステ―ジ装置が
設けられている。この光検出器は、横効果フォトダイオ
―ド、線形配列、線走査センサ、又は位置感知形光増倍
管並びに関連する電子回路であってよい。検出器が、基
板37に支持された回転ステ―ジ36の上にある。構造
部材38がこの集成体を担持し、Y方向に線形に移動す
るが、X方向に移動する為に、モ―タ式線形スライド3
9の上に取付けられている。この様な装置に於ける線形
及び回転アクチュエ―タの詳細は図面に示してないが、
当業者に周知である。
【0021】図6a及び6bは、一点距離測定形式の可
変深度三角測量距離測定装置25を示すと共に、要請さ
れた性能が得られる様に、装置が自ら幾何学的に構成し
直す様子を示している。これらの図面は、距離デ―タが
低い分解能で無限又は大きな被写界深度から得られるこ
と、並びに単に装置の形状を変えることにより、関心の
ある領域で非常に細かい分解能デ―タが得られることを
示している。何れの形式でも、レ―ザ・ビ―ム30、結
像レンズ部品の平面軸40、及び光検出器35を縦方向
に通る像線41は、何れも共通点で交わる。図6aに示
す様に構成された装置は、低い分解能で、大きい被写界
深度で、遠い目標からの距離デ―タを収集する。装置の
三角測量の底が小さく、三角測量角も小さい。図6bに
示す様に構成し直して三角測量の底を大きくすると共に
、三角測量角を大きくした場合、スタンドオフ距離が小
さく、距離デ―タは、高い距離の分解能で小さい被写界
深度で、近い目標から収集される。
【0022】図7は可変深度距離カメラの略図で、走査
手段24を詳しく示している。走査器24は、光学平面
を上下並びに前後に曲げる1組の鏡を持っている。図示
の走査集成体は、レ―ザ・ビ―ム71を直交方向に夫々
掃引する2つの鏡69,70を持っている。鏡69は平
面図で見ると、垂直に近く、基部72に対して垂直な軸
線の周りに旋回する。この鏡を旋回させると、レ―ザ・
ビ―ムが一方の方向に沿って掃引され、目標上の線に沿
った走査が行なわれる。2番目の鏡70は平面図で見る
と水平に近く、縦軸線の周りに旋回して、レ―ザ・ビ―
ムを直交方向に掃引する。両方の鏡を用いて、例えばあ
る線に沿って走査し、次に短かな距離にわたり、垂直な
方向に走査し、その後最初の線に平行な線に沿って走査
すると云う様にして、或る区域にわたって走査を行なう
【0023】装置の実際の動作は、典型的には次の通り
である。
【0024】1.ユ―ザ又はコンピュ―タが、スタンド
オフ距離、被写界深度及び被写界深度の一点に於ける距
離の分解能と云う3つの内の2つ所望の値及び性能の目
的を決定する。
【0025】2.コンピュ―タが、目的を充たすことが
出来るかどうかを判断する為の計算を行なう。
【0026】3.目的を充たすことが出来るか或いはそ
れを越える場合、コンピュ―タ26が、レンズの焦点距
離、検出器の感度を有する長さ及び実効的な検出器の分
解能が前もって判っている場合、必要な最適の装置の形
状を計算する。
【0027】4.可変深度三角測量距離測定装置68内
にある線形及び回転アクチュエ―タを、この装置の形状
が得られる様に位置ぎめする。
【0028】5.レ―ザを付勢し、走査器集成体24を
動作させ、検出器を読取ることにより、距離デ―タを求
める。受取った光検出器信号を適当な増幅装置に送り、
条件づけ、ディジタル化して記憶する。
【0029】6.記憶されたデ―タ、判っている装置の
形状及び適当な較正表から、コンピュ―タ26で距離の
値を計算する。
【0030】可変深度距離カメラは、多くの目的の為に
種々の環境で使うことが出来る。作業容積、即ち走査す
べき容積を定め、多くの用途に合せて調整することが出
来る。測量の1つの用途は、航空機のエンジンの精密部
品を検査する為の非接触形の精密級測定装置である。自
動化したランデブ―及びドッキングにも種々の用途があ
る。この装置は、特に情報が関心のある領域に焦点合せ
する為に、ダイナミックな装置の構成のし直しを必要と
する場合、非接触形の距離情報を必要とする時には、何
時でも役立つ。
【0031】これまで説明した可変深度距離カメラの形
式は、シャインプル―グ条件を充たす為のレンズと検出
器の間の距離が短い動作に適している。例えば図8につ
いて説明すると、距離測定装置76がシャインプル―グ
条件に従って構成され、レ―ザ78、レンズ80及び検
出器82を有する。カメラは、ペデスタル86上の目標
84の像が発生する様に構成された場合が示されている
。図示の様に、レ―ザ78から放出されたビ―ムが目標
84に向けられ、目標上の焦点合せされたスポットから
の対応する像がレンズ80から検出器82へ反射される
【0032】目標84の像を発生することが図9に示さ
れている。この図で、像88が表示装置90に示される
。図10は、大きな被写界深度を持つ様に構成されたカ
メラ装置を示す。具体的に云うと、カメラ76が大きな
被写界深度及び大きな画角を持つ様に構成された時、表
示装置90に示す像の様な像を発生することが出来る。 作業容積が領域92によって区切られることが示されて
いる。
【0033】図11は、カメラ76が小さな作業容積を
持つ様に構成された時、表示装置90に発生される像を
示している。
【0034】図10及び11に示す被写界深度の様な変
化する被写界深度に対して、発生された像の高い分解能
が容易に得られる様にする為、典型的には、レンズと検
出器の距離は、図6a及び6bに示すレンズと検出器の
距離を比較することにより、図示の様に変えるのが典型
的である。然し、あるレンズの焦点距離では、必要とす
るレンズと検出器の距離が得られる様にして、尚距離測
定カメラを実用的な寸法のパッケ―ジに保つことが出来
ないことがある。例えば、用途によっては、レンズと検
出器の距離が10呎を越えることがある。
【0035】レンズと検出器の距離が不適当であると云
う問題を解決する為、図12に示す実施例を利用するこ
とが出来る。具体的に云うと、図12に示す実施例では
、可変深度距離カメラ100がレ―ザ102、ズ―ム・
レンズ104及び検出器106を持っている。ズ―ム・
レンズ及び検出器の両方が回転皿108に取付けられて
いる。検出器106が回転ステ―ジ110に取付けられ
ていて、ズ―ム・レンズに対する検出器の相対的な向き
も調節することが出来る様になっている。ズ―ム・レン
ズ104は、フジノンC14X25MO3モ―タ式ズ―
ム焦点及び絞りレンズの様な市場で入手し得るレンズで
あってよい。勿論、このレンズは、例えば機械的な絞り
を除去して、合焦範囲、ズ―ム距離等を増加することに
より、変更することが出来る。
【0036】ズ―ム・レンズ104を利用すると、装置
100の被写界深度を調節して、単にズ―ム・レンズ1
04、回転皿108及び回転ステ―ジ110を調節する
ことによって、シャインプル―グ条件を充たすことが出
来る。従って、この形式は、ズ―ム・レンズ104の動
作範囲内に収まる様な用途では、レンズと検出器の距離
を調節する必要がない。図12に示す様に、カメラ10
0の被写界深度は、例えば線112a及び112bによ
って区切られた被写界深度の様に広くてもよいし、或い
は線114a,114bによって区切られた被写界深度
の様に小さくてもよい。重要なことは、図12に示す形
式では、依然としてシャインプル―グ条件を充たして、
作業容積全体にわたり、目標から反射されたスポットの
焦点合せされた像を発生することが容易になることであ
る。
【0037】具体的に云うと、ズ―ム・レンズ104を
用いる時、シャインプル―グ条件は経験的に決定される
。ズ―ム、即ち、装置の被写界深度、及びズ―ム・レン
ズ104の向きを最初に定める。次に、目標をズ―ム・
レンズの光軸とレ―ザ・ビ―ムの軸線の交点に置く。 次に、検出器上に反射されたスポットの最も絞られた又
は鮮明な像が形成される様に、ズ―ム・レンズの焦点を
定める。目標が光軸とビ―ム軸線の交点にあるから、像
は検出器の中心に形成される筈である。その後、検出器
を回転して、軸外の像も検出器上で合焦状態になる様に
する。焦点深度全体にわたって、全てのスポット像が合
焦状態になる様に、一旦検出器を設定したら、この状態
は必然的にシャインプル―グ条件が充たされたことを意
味する。用途毎に、相反する拘束があり、装置のユ―ザ
は、全ての拘束を妥当に満足する「最適」の選択をしな
ければならない。こういう拘束としては、ズ―ム・レン
ズの画角及び三角測量の底の形式がある。
【0038】使われたズ―ム・レンズは、2呎離れた所
と云う様に接近した所に焦点合せすることが出来る14
対1のズ―ム・レンズである。これはf/3.5レンズ
であって、公称25−350mmの可変焦点距離を持ち
、工場で設けられる機械的な絞りを除去した後、2呎−
50呎の焦点合せ距離及び2°37′乃至35°29′
のズ―ム画角を有する。被写界コ―ンの実効的な頂点は
レンズ集成体内にあり、レ―ザ軸線、即ち、「三角測量
の底」から約2呎離すことが出来る。35.5°の一杯
の画角の時、最も短いSO(2呎)のDOFは9.9呎
にすべきである。即ち、レンズを一杯の画角で使い、最
も近い距離の読みが2呎である場合、最も遠い読みは1
1.9呎になる。分解能が均一な分布である場合、距離
の読み当たり、サンプルを4,096個にするか2,0
48個にするかに応じて、分解能は24乃至48ミルで
ある。実際の分解能は2呎に近くなれば一層よくなり、
12呎では一層悪くなる。被写界が最も狭く、レンズが
2呎のSO向けになっている場合、DOFは2.3吋に
すべきである。この場合、分解能はDOF全体にわたっ
てかなり一定であり、0.6乃至1.1ミルである。こ
の代りにレンズを最大のSO向けにし、最大の距離の読
みが10呎である場合、DOFは23吋である。即ち、
読みは8呎1吋から10呎までゞある。分解能は6乃至
11ミルの範囲内である。
【0039】次に図13a及び13bについて説明する
と、走査鏡116及び水平走査軸制御装置118を持つ
カメラ100が示されている。図13bは図13aに示
した実施例の側面図である。図13a及び13bに示す
様に、走査鏡116は、レ―ザ102に対して少なくと
も45°回転する様に回転自在に取付ける。水平走査制
御装置118は、走査鏡を含む装置全体を360°回転
することが出来る様になっている。実際の構成では、鏡
は±45°の回転、即ち一杯で90°に制限されている
。この様な回転を行なわせることにより、装置100は
、大抵の任意の位置にある目標を結像する為に利用する
ことが出来る。
【0040】次にズ―ム・レンズを含む装置の形状につ
いて、図14を参照しながら更に具体的に、この形状を
スタンドオフ距離(SO)、被写界深度(DOF)及び
レンズの光軸に沿った分解能に関係づける式を説明する
。関心のある軸線は、レ―ザ・ビ―ムの軸線、即ち1−
b−aであり、形状の関数としてのSO、DOF及び分
解能の式は次の通りである。任意のxに対し、下記の方
程式が成立する。
【0041】
【数1】 単レンズでは、2′乃至10′のDOF、高い分解能を
持ちながら、許容し得る様なレンズと検出器の距離(t
i )及び検出器の角度Ψが同時に得られる様にするこ
とが出来ない。即ち、上に掲げた式から、スタンドオフ
距離を小さくするには、受入れられない程ti を大き
くすることを必要とする。更に手の込んだレンズ装置で
は、光学素子の位置ぎめに対する機械的な条件がかなり
単純になる。
【0042】可変焦点ズ―ム・レンズを使うと、この問
題が解決される。所定のズ―ム・レンズで最善の分解能
が、最小の画角(最大ズ―ム)及び垂直な光軸及びレ―
ザ・ビ―ムを用いて得られる。これによって、DOF内
での分解能の分布が最も均一になる。この配置は、目標
が装置からかなりの距離にある場合、あらゆる用途で実
用的でないことがあり、その為所定の画角ではレンズの
向きが幾分制限されると云う結果になる。
【0043】上に述べた様なズ―ム・レンズを利用する
時、三角測量の底を最小にすることにより、分解能が一
層高くなる。これは被写界コ―ンが一層短い線に沿って
、レ―ザ光線と交わるからである。然し、第1の問題は
、ズ―ム装置を用いて短い距離の所に焦点合せをするこ
とである。その1つのやり方は、複雑になることを覚悟
して、検出器の位置をレンズの光軸に沿って変化させる
ことである。もう1つの問題は、レンズがレ―ザ光線に
近ければ近い程、所定のDOF内での分解能の分布が一
層不均一になることである。これは大きなSO及びDO
Fの時、著しく明らかになる。用途毎に、この様な競合
する拘束を「最適」にすべきである。
【0044】図15aは、実時間スポット寸法制御装置
152及び光ファイバ・リボン検出器154を含む可変
深度距離測定カメラ150を示す。カメラ150は、レ
―ザ156と、夫々X,Yステ―ジ160,162に取
付けられたレンズ156,158を含む。勿論、レンズ
は固定にすることが出来る。検出器154が回転ステ―
ジ164に取付けられている。光ファイバ検出器154
は、光ファイバ束166で構成され、これの出力端16
8は走査装置170内に配置されている。走査装置17
0が、回転出来る様に取付けられていて、光ファイバ束
の出力端168と整合している多角形鏡172と、光増
倍管174とを有する。合焦レンズ176及び精密スリ
ット開口177が、多角形172及び管174の間に配
置されている。管174がコンピュ―タ178に結合さ
れ、これが表示装置180に結合されている。
【0045】動作について説明すると、目標182を結
像する為、レ―ザ156がビ―ム184を放出する。ビ
―ム184が実時間スポット寸法制御装置152によっ
て遮られる。制御装置152がビ―ム184を目標18
2に焦点合せする。焦点スポット186の像がレンズ1
58に入り、検出器154に焦点合せされる。検出器1
54に焦点を結んだ光が光ファイバ束166を通して伝
達され、出力端168から放出される。多角形鏡172
が回転するにつれて、それが光ファイバ束の出力端16
8を走査し、光を合焦レンズ176及びスリット177
を介して光増倍管174に反射する。光増倍管が発生す
る信号が、コンピュ―タ178によって解釈される。
【0046】カメラ150が走査ヘッド190を持ち、
これを利用してビ―ム184の方向及び焦点合せされた
スポット186の反射を制御する。走査ヘッドは図13
a及び13bに示したのと同じ走査機構であってよい。
【0047】実時間スポット寸法制御装置は、ミネソタ
州のゼネラル・スキャニングから入手し得るゼネラル・
スキャニング線形並進装置LT1320Aの様な市場で
入手し得る制御装置であってよい。目標186に寸法が
最も小さい焦点スポットを保つことにより、レンズ15
8及び検出器154が目標からの反射光を収集する時の
分解能及び精度が改善される。実時間制御装置は、焦点
スポット寸法を実時間で、走査動作中に変更することが
出来る点でダイナミックである。更に具体的に云うと、
距離測定動作に使われるレ―ザは、典型的にはその長さ
全体にわたって有限のビ―ム直径を持ち、この直径が、
図15bに示す様に、ビ―ムのくびれと呼ぶ1個所を除
いて、絶えず変化する。ビ―ムの直径はビ―ムのくびれ
で最小である。距離測定の用途では、使うことが出来る
ビ―ムの部分は、ビ―ムのくびれを中心としてレ―レ―
長の2倍である。d0 をくびれに於けるビ―ム直径、
λを光の波長として、レ―レ―長は(πd0 2 )/
4λである。レ―レ―長の外側では、ビ―ムのくびれが
小さい場合、ビ―ムはかなり急に拡大し、その結果目標
に大きなスポットが出来る。レ―レ―長の外側での正確
な測定は、不可能ではないとしても困難である。
【0048】図15cに詳しく示す様に、固定レンズ1
92と、ガルバルメ―タによって駆動される往復台19
6の上を並進するレンズ194とを収容したゼネラル・
スキャニングLT1320A線形並進装置152を使う
。この並進装置は有効な行程が約0.3吋であり、約2
呎乃至10呎の範囲にわたり、10ミル(0.010吋
)未満のスポット寸法を発生する。スポット寸法又はく
びれの直径と、並進装置152のレンズ2個の光学系に
於ける最後の光学素子からのその距離は、レンズの焦点
距離とその相対的な間隔とに関係し、間隔を制御するこ
とにより、ビ―ム軸線に沿ったビ―ムのくびれの位置を
制御することが出来る。図15cに示す様に構成した負
の4mmの固定レンズの後に可動の正の81mmのレン
ズを続けて設けることにより、許容し得る0.3吋のレ
ンズの運動にわたり、約10ミル未満のスポット寸法で
、くびれの位置に約10呎の範囲が得られる。
【0049】図15cに示す形式の使い方は2通りある
。第1の方法では、可動レンズを運動の1端に位置ぎめ
し、位置の影響を受ける光検出器に対する合焦状態の戻
りの形を監視しながら、移動する。戻りが最も引締った
輪郭を持つ時、即ち、戻りの幅が最小である時、ビ―ム
は最良の焦点にある。この点にある時、距離測定を行な
う。この方式は、非常に信頼性があるが、レンズの焦点
が最も引締った所に来るまで合せるのに時間がかゝる為
に、幾分遅いことがある。
【0050】2番目の方式は、信頼性が幾分劣るが、ず
っと早い。並進装置モジュ―ルを、レンズ位置をその結
果として測定されたビ―ムのくびれの位置と関係づける
様に較正し、ルックアップ・テ―ブルを作る。使う時、
距離測定装置の被写界深度範囲の既知の中点にくびれを
位置ぎめし、距離測定を開始する。最も最近の距離の値
をルックアップ・テ―ブルと共に用いて、次の距離の読
取の為にくびれを位置ぎめする。くびれの位置はいつも
1範囲だけ遅れているが、大抵の「挙動のよい」彫った
面では、面は依然としてレ―レ―長の2倍以内であり、
小さなスポット寸法になる。この方法は、面の飛越し不
連続部、並びに距離勾配が大きすぎる様な面の領域で挫
折する。こう云う場合は、戻り信号の形の何等かの目安
を監視し、例えば「最大値の半分」の点に於ける幅を監
視し、測定値がある閾値を越えた読みに付箋をつけるこ
とによって処理することが出来る。付箋をつけた位置に
戻り、読みを使って並進装置を位置ぎめすることにより
、更に読取を行なうことが出来る。この点で、目標面に
は焦点がきっちりとしたビ―ムが得られる筈であり、そ
の後距離の良好な読みが可能である。
【0051】図15aに戻って説明すると、光ファイバ
検出器154は、高い分解能及び精度を容易にし、全体
的な装置の感度を改善する。更に具体的に云うと、検出
器154はかなり多数の検出素子、即ち、光ファイバを
含んでいてよい。光に対する感度及びダイナミック・レ
ンジを最大にする為、10μmのファイバで構成された
幅1吋、厚さ1/16吋のコヒ―レント・ファイバ光学
リボンを使う。こう云うファイバは開口値が0.66で
あり、これは一杯の光受入れコ―ンが82°であること
を意味する。ファイバ・リボンの他端は外被内にあり、
そこで後で述べる様に光パタ―ン情報を求める為に走査
することが出来る。
【0052】光ファイバが焦点合せされた光を回転多角
形172へ伝達し、この多角形が制御された形である時
間順序で回転する。回転多角形172が回転するにつれ
て、光ファイバ束の出力端168を走査する。回転多角
形172の回転速度により、時間を基準とした、即ちあ
る時間的な光信号が光増倍管174に供給される。管1
74は、ハママツ側面形PMTであってよい。具体的な
制御装置について更に詳しいことは、後で説明する。
【0053】図16は可変深度距離カメラ200の別の
実施例を示す。カメラ200は、実時間スポット寸法制
御装置202、光ファイバ検出器204、光ファイバ束
206及びズ―ム・レンズ208を有する。ズ―ム・レ
ンズ208が、ピン212の周りに回転し得る線形ピン
どめステ―ジ210に取付けられる。勿論、ズ―ム・レ
ンズ208は、線形ステ―ジに取付ける代りに、回転皿
に取付けてもよい。光ファイバ検出器204が回転ステ
―ジ214に取付けられる。
【0054】カメラ200の動作は、図15に示したカ
メラ150の動作と略同じである。然し、カメラ200
は、前に図12,13a,13bについて説明したズ―
ム・レンズ208を持っている。図16に示す実施例も
、ファイバ走査装置250を持っている。走査装置25
0が符号器円板252、光増倍管254及び光パイプ2
56を持っている。光ファイバ束206の出力端258
が符号器円板252と整合する様に配置される。図16
には、符号器円板252が側面図で示されている。図1
6に示す様に、符号器円板252が螺旋形の走査スロッ
ト260a−cを有する。
【0055】簡単に説明すると、円板が回転するにつれ
て、走査スロットが交互に光ファイバ束206の出力端
258と整合し、この束を介して伝達される光があれば
、それが整合したスロット、光パイプ256を通って、
光増倍管254に通過することが出来る。螺旋形の走査
スロットにより、光ファイバ束の出力端258は時間的
な基準を持った形で一定速度で走査される。こうするこ
とにより、時間的な基準を持つ光信号が光増倍管254
に供給され、コンピュ―タ262を利用して、時間的な
基準を持つ信号を解釈し、幾何学的又は数学的なコンピ
ュ―タ・モデル及び/又は像266を表示装置264に
発生することが出来る。具体的に云うと、目標上の焦点
合せされたスポットの像は、距離較正表並びに直交する
走査軸の位置が判っていることゝ組合せると、像266
になる。図15に示した実施例の具体的な制御は、後で
説明する。
【0056】図18は円板252の更に詳しい図であっ
て、「1回転当たり1回」トラック268、走査開始ト
ラック270、及び3,600パルス/回転トラック2
72を有する。これらのトラックは後で更に詳しく説明
する。図18で、円板252が回転するにつれて、各々
のスロット260a乃至260cが、光ファイバ束20
6の出力端258から出た光を光増倍管254に交互に
送ることが出来る様に配置されていることが認められよ
う。螺旋形の走査スロットにより、光増倍管254に送
られる光信号は時間的な基準を持つ、即ち、光が光ファ
イバの出力端258から時間的な基準を持つ形で、符号
器円板252を介して光パイプ256に伝達される様に
なる。
【0057】図19aは、符号器円板の利用することが
出来るもう1つの実施例300を示す。符号器円板30
0は4つの螺旋形走査スロット302a−302dを有
する。光ファイバの出力端304が、走査動作を更に例
示する為に示されている。図19から明らかな様に、光
ファイバ束の出力端の走査動作を行なう様な符号器円板
のいろいろな形式が考えられ、利用することが出来る。
【0058】基本的な走査では、透明な走査スリットが
、好ましくは一定速度で、束の面を横切る。スリットは
ファイバの端に非常に接近して(約5乃至10ミル)配
置すべきであり、スリットを透過する光が、例えば光パ
イプによって光増倍管に案内されるべきである。PMT
の時間的な出力は、ファイバ・リボン上の空間的な光パ
タ―ンと電気的に相似するものである。PMT信号がこ
の後ディジタル化され、距離の計算の為に使われる。
【0059】図19bは、半径方向スリット312a−
312dを含む別の実施例の符号器円板310を示す。 光ファイバ束の出力端314を示してある。図19bに
示す様な符号器円板に半径方向スリットを使った場合、
符号器円板が回転するにつれて、スリットがリボンの面
を横切る速度は1/( cosθ)2 に比例する。即
ち、リボン面上のスリットの像は、リボンの縁の近くで
は、真中よりもかなり速く移動する。θは出来るだけ小
さくすべきである。これは、大きな符号器円板を使うこ
とを意味する。然し、直径6吋の円板でも、スリットの
鉛直線からリボンの縁を見込む角度は略10°であり、
この為速度変動は3%を越える様になる。
【0060】xを掃引の間のリボン面に沿った距離、θ
を符号器の向き、aを円板上のスリット線の数並びにフ
ァイバ・リボンの幅に関係するある定数として、符号器
円板はx=aθになっていることが好ましい。x* =
aθ* であるから、走査速度は円板の角速度に直線的
な関係を持つ。この角速度は一定である。rを角度θに
於けるスリットの半径方向の位置として、r=aθとす
る。
【0061】図18に示す円板を反時計廻りに回転させ
ると、リボン面での掃引方向は左から右である。3つの
スリットを示してあるが、その数を少なくしても多くし
てもよい。僅か2つのスリットしかない場合、公称15
0掃引/秒にするには、円板の角速度を4,500rp
m にすることを必要とする。4個の場合、速度は2,
250rpm に下がる。10個ならば900rpm 
である。この場合の兼合いは、円板の速度、各々のスリ
ットに対する較正表、及びスリットがリボン面に「切込
む」時の角度である。円板を妥当な速度、即ち、2,0
00乃至3,000rpm で回転させると、よい結果
が得られる。各々の透明なスリットは他のものとは若干
異なっていて、多分それ自身の較正表を必要とすると考
えられるが、この為、スリットの数を最小限に抑えるこ
とが有利である。 最後に、スリットの数が多ければ多い程、スリットとリ
ボン面の相対的な向きが直交でなくなる。これは、リボ
ンの向きを若干変更すると共に、スリットの設計規則を
変更することによって、対処することが出来る。
【0062】この他の多くの走査装置を利用することが
出来るし、考えられる。例えば、縦方向のスリットを持
つ円筒を用いることが出来る。光増倍管は、ファイバ束
の出力端と向い合う様に、円筒内に配置する。束の出力
端面は、円筒の円筒面に合さる様に、弯曲した形状を持
つ様に加工することが出来る。
【0063】図示の光パイプは、内面に沿って光を反射
する4枚の正面鏡ガラスで構成された截頭角錐である。 この方式にときたま伴う問題を避ける為、即ち、光が曲
がって逆に外に出る為にだけ、パイプの中の通り道を加
工することがあると云う問題を避ける為、パイプ内の角
度の選択に注意を払わなければならない。この場合、パ
イプは、最大角度(+/−41°)でファイバから出て
来る光線を受取る様に構成しなければならない。
【0064】カメラが密度の高い距離マップを作る為、
並びに/又は不規則に選ばれた場所での距離測定を行な
わなければならない為、光学走査装置を設ける。これは
、90°×90°までの視野内で256×256までの
距離測定値の配列を作ることが出来る。n及びmを2の
べき数として、配列素子をn×mに制限するのが妥当で
あると思われる。即ち、配列の寸法は128×64、3
2×32、16×128等であってよい。最小の画角は
、配列の寸法と、最小の走査歩進寸法に関連する画角に
よって定められる。
【0065】ビ―ム及び光学系の両方に対する走査機能
が、図13a−13bに示す様な走査鏡の調整された運
動と「光学ヘッド」の回転とを用いることによって達成
される。光学ヘッドは、レ―ザ、焦点制御装置(図に示
してない)及び光学集成体(モ―タ式ズ―ム・レンズ及
びモ―タ式ファイバ検出器集成体)で構成される。これ
は、図13a−13bに示す様に、端で「立て」、レ―
ザ・ビ―ムの軸線の周りに旋回し得る。鏡が図示の様に
取付けられ、その枢軸が図示の様にレ―ザ・ビ―ムと交
わる。その結果、ビ―ムと鏡の交点に原点を持つ球面座
標系が定められる。全ての距離測定はこの点に対して行
なわれる。
【0066】連続的なラスタ走査に伴う1つの問題は、
スポット速度と、ファイバ・リボンの完全な光学走査に
必要な時間に伴うレ―ザ・スポットの「スミアリング」
である。この問題に対する1つの方法は、次のことを考
えられたい。制御されたレ―ザ・プロ―ブのビ―ム・ス
ポット寸法は目標上で10ミル程度である。ファイバ走
査の間、スポットが移動し得る許容距離をスポット直径
又は10ミルと任意に選ぶ。この他の任意の数にしても
よいが、それを小さくし過ぎると、許容し得る距離サン
プル速度が低下するし、大きすぎると、スミアリング効
果が大きくなる。スミアリングをスポット自体に伴うス
ミアリング程度の大きさに制限するのが妥当と思われる
。ファイバ走査がどの位かゝるかゞ判っていれば、部品
上での許容し得る最大スポット速度を計算することが出
来る。ファイバ走査時間が短ければ短い程、許容し得る
スポット速度が速くなる。この推論は、実効的に速い運
動を凍結する為にストロ―ブ光を使うのと同様である。 スナップショットの時間が短ければ短い程、運動が速く
てもよく、それでも有効に凍結することが出来る。
【0067】利用し得るハ―ドウエアによって決まるが
、750kHz の所定の一定のA/Dデ―タ速度では
、サンプルが少ないことは、ファイバ走査時間tf が
一層短いことに繋がる。ファイバ・リボンは幅1吋であ
って、10ミクロンのファイバで構成されており、従っ
てリボンを横切って見ると大まかに2,500本のファ
イバがある。リボン面に沿って256回又は512回標
本化すれば、適切なカバ―が出来る筈であり、リボン上
の空間的な光のパタ―ンの重要な細部を逃すことはない
筈である。スリットは非常に細く、例えば0.001吋
である。走査円板上の透明なスリットを幅広くし過ぎる
と、分解能が低下することがある。リボンの過剰標本化
、例えばサンプル数4,096又は更に多くにしても、
ファイバが点源として作用し、ファイバどうしの間の距
離よりも細かく標本化しても、新しい情報は得られない
から、殆んど価値がない。その為、ファイバ走査当たり
1,028個のサンプルが好ましい。これによって、フ
ァイバの脱落の問題を避ける位に走査スリットを細かく
しながら、多数のファイバ、(大まかに云うと1つ置き
)を適切にカバ―出来る。
【0068】750kHz では、1,028個のサン
プルには1.37ミリ秒を要する。その時、部品上の許
容し得るスポット速度は10ミル/1.37ms=7.
30ips 、即ち、7.30ミル/msである。そこ
で、v=rωであり、rは14吋及び120吋の間であ
ってよい。即ち、2呎及び10呎の間である。勿論、こ
う云う値は変えてもよい。従って、許容し得る最大ビ―
ム角速度はωb =v/r=7.30/r  ラジアン
/秒である。従って、許容し得る最大鏡角速度はωm 
=ωb /2である。 従って、ωm ≦7.30/2r  ラジアン/秒であ
る。 書換えれば     ωm ≦209.1/r    °/秒   
                         
(10)であって、10ミルのスポットのスミアリング
を防止する。この速度を許容しても、150距離要素/
秒を求める場合、ファイバ走査に要する1.37ミリ秒
は、距離要素の時間の21%であり、ファイバ走査が完
了する時までに、スポットは新しいスポット位置に向う
道の21%を移動している。然し、これでも、10ミル
より大きな「スミアリング」はないことになる。
【0069】式(10)を考えると、目標が鏡に近く、
画角が狭く(従って鏡の触れ角が狭ければ)狭い程、ス
ミアリングの仕様を緩めなければ、150距離要素/秒
の一杯の値に一層接近することが出来る。別の見方をす
れば、角速度/距離空間には、それより下では、図20
に示す様に、許容し得るスミアリングで一杯の距離要素
速度を達成し得る様な線がある。鏡の角速度がωm 未
満である限り、スポットのスミアリングは10ミル未満
である。次に、走査の配列寸法が小さく、画角が比較的
大きければ、装置はおそらく鏡の速度によって制限され
る。即ち、鏡は許容し得る区域の外側の角速度で移動し
なければならなくなる。ある距離Rでθ°の視界にわた
る長さnのラスタでは     n/(距離要素速度)=滑らかな走査の#se
c              (11)    θ°
/#sec=所要の鏡速度             
                 (12)これは式
(10)からωm 未満又はそれに等しくなければなら
ない。そうでないと、角速度ωm に設定し、距離要素
速度は最大速度に対処する様に調節しなければならない
。次に     ωn /θ°=滑らかな走査の#sec   
                     (13)
    n/#sec=計算による距離要素速度nc 
*                 (14)然し走
査円板速度に対する可変の制御は(較正の簡単さの為に
)行なわないので、次の様にしかすることが出来ない。
【0070】     n* =150/m,(m=1,2,3,…)
距離要素/sec.      (15)即ち、各々の
走査スリット、1つ置き、又は3番目毎を使うと云う様
にする。従って、nc * が公称値(150距離要素
/秒)未満であれば、n* ≦nc * となる様に最
大値n* を選ぶと、次に取り得る距離要素速度は公称
値の半分であり、その次は1/3、1/4等になる。こ
うして到達したn* の値を使うと、     滑かなラスタ走査の為には、n/n* =#秒
                  (16)場合に
よっては、鏡を高速で次の位置へ割出し、距離を読取り
、再び割出すと云う様にするのが速い。直感的には、こ
れは、大きな角度をカバ―すること(画角)、並びにそ
のカバ―範囲内での距離要素が少ないことが好ましい場
合である。鏡の運動に関係する落着き時間によって決定
されるある最大割出し周波数がある。これをΩ距離要素
/秒と呼ぶ。
【0071】     n/Ω=割出したラスタ走査の#sec   
                   (17)この
値を式(16)によって決定された値と比較し、一番小
さい値を使うべきである。式(16)の値の方が小さけ
れば、速度n* の滑かなラスタ走査を選ぶ。式(17
)の方の値が小さければ、max(n* )≦Ωの速度
を持つ割出しラスタ走査を選ぶ。式(16)の値が左右
する時、必要とする新しい鏡走査速度ωmrを計算しな
ければならない。
【0072】     ωmr=θ°/(2n/n* )    °/
sec.                (18)分
母に2が入っていることに注意されたい。これは、鏡の
角度の変化により走査角が2倍になることを表わす。
【0073】ラスタ走査機能がファイバ走査と密接に結
合しているから、鏡の走査について行なった選択が、フ
ァイバ走査の機能及びハ―ドウエアに強い影響を持つ。 次に、ファイバ走査円板について説明し、ラスタ鏡を円
板の回転と同期させる為に使われる方法を説明する。滑
かな鏡の走査モ―ドに対する鏡の走査速度の基本的な範
囲は1.74°から15.0°までゞある。10呎(1
20吋)で約1mm(39ミル)のスポット位置の粒度
が必要な場合     0.039/120=Δθ=0.000325
rad=0.0186°.             
                         
                        (
19)これによってビ―ムの1回転当たり、19,33
3カウント、即ちビ―ムの位置になり、或いはビ―ムが
鏡の振れの2倍だけ振れるから、鏡の回転当たりの実効
カウントは38,666である。インピ―ダンス整合の
為、駆動モ―タが4:1のギア比で鏡に結合される。即
ち、モ―タの4回転によって鏡が1回転する。従って、
式(20)に示す様に、モ―タへの1回転当たり9,6
66カウントが必要である。
【0074】     19333(カウント/ビーム回転)×2(ビ
ーム回転/鏡回転)      ×(1鏡回転/4モー
タ回転)=9666(カウント/モータ回転)    
                         
                         
        (20)この為、モ―タの1回転当た
り9,666の歩進により、鏡を位置ぎめする適切な粒
度が得られる。即ち、10呎で1mmの大体のスポット
位置の制御が出来る。これは妥当な範囲内であり、実際
には20,000歩進/回転まで容易に増加することが
出来る。こうすると、10呎でのスポット制御は1/2
mmよりよくなる。そこで、モ―タの1回転当たり20
,000歩進と仮定すると    2000(カウント
/モータ回転)=>80000(カウント/鏡回転) 
     =>40000(カウント/ビーム回転) 
                 (21)この為、
鏡の角速度が15°/秒の場合、15°/秒×80,0
00カウント/360°=3,333.33カウント/
秒である。1.74°/秒の場合、1.74×80,0
00/360=386.7カウント/秒である。
【0075】鏡モ―タは、毎秒350乃至3,500歩
進の間の速度で歩進する必要がある。符号器を使って、
一方から他方への2軸を調整することの出来る知能形制
御装置を使って、鏡モ―タを運転することが好ましい。 リボン走査円板は螺旋形の3つのスリットを持ち、15
0/3=50回転/秒=3,000rpm で回転する
。円板に増分的な符号器トラックを配置すると、その出
力をモ―タ制御装置に対する入力として使うことが出来
る。 制御装置は、実質的に除数nのカウンタである「符号化
器比」を使って運転する様なモ―ドを有する。選ばれた
符号器のnカウント毎に、選ばれたモ―タに対して1カ
ウントを出力する。鏡モ―タ速度が、符号化器比として
nのいろいろな値を選ぶことによって制御される。モ―
タ制御装置ボ―ドの符号器読取部分は、500kHz 
までの速度で、符号器パルスを追跡することが出来る。 速度をこれより下げてもよい。然し、速いパルス速度を
使うことが好ましい。200kHz のパルス速度を選
んだ場合、150距離要素/秒で用いると、200,0
00/150=1,333.33円板カウント/距離要
素になる。距離要素当たりのカウントは整数でなければ
ならないから、210kHz を使う。これは1,40
0円板カウント/距離要素になる。これによって、走査
円板の1回転当たり、4,200カウントになる。1回
転当たりのカウントをかなり殖やすことは、製造が一層
難しく、従って更にコスト高になるので、これは、特に
直径6吋の円板では、満足すべきものである。円板の1
回転当たりの符号器のパルス・カウントが大きいことが
要求される理由は、次の説明から理解されよう。ラスタ
鏡の走査速度にわたって比較的細かい制御を行なう為に
は、走査速度in°/秒は次の式で計算される。
【0076】     ω=(210,000/n)(360/800
0)        =945/n  °sec.  
                         
   (22)ωに対する細かい制御は、ωの小さな変
化がnの単位変化から生ずる時に達成される。然し     dω/dn=−945/n2        
                         
(23)であるから、微細制御はn2 に対して反比例
する。所定の所望のωに対し、式(23)をnについて
解く。式(23)の分子は円板符号器のパルス数に直接
的に関係し、円板速度が一定である為、符号器のパルス
速度に関係する。従って、符号器のパルス速度が速けれ
ば、所望のωに対し、従ってωに対する一層細かい制御
に対し、一層大きなnが必要である。A/Dをトリガし
易くする為、3つの螺旋形スリットの各々がファイバの
走査を開始する時にパルスを発生するトラックを円板に
設けることが出来る。こう云うパルスは、走査と同時に
開始するか、又はある分だけ螺旋より先行していて、A
/Dをトリがする前に待つ最善の数の符号器パルスを決
定することが出来る様にする。1番目の方式は、付能さ
れた場合、A/Dボ―ドが直接的にトリガされる。2番
目の方式は、ある計数/トリガ用のハ―ドウエアを必要
とするが、プログラム可能であり/較正可能である。光
学符号器読取ヘッドの可変の位置ぎめを用意すれば、機
械的な「プログラミング」を行なうことが出来る。
【0077】走査鏡が作業空間で垂直ラスタ掃引を行な
う。簡単の為、これは一方向である。鏡の運動は1)下
向きの制御された掃引、及び2)上向きの速い戻りであ
る。下向きの運動は、鏡を所定速度に加速するのに伴う
時間を考慮に入れて、ファイバ走査円板と同期する様に
、適切な時刻に開始しなければならない。即ち、鏡が所
定速度になって、1つの走査スリットが丁度ファイバ走
査を開始する時に、最初の測定位置になければならない
。鏡モ―タ駆動装置に対して航空機用並進装置制御装置
を使うことが出来る。最悪の場合に所定速度に達するの
に要する最大の傾斜時間を用途毎に決定することが出来
る。これは走査円板の或る回転数に相当する。この円板
の回転数で表わされる円板のパルス数が、符号器比nを
通じて、鏡モ―タの或るパルス数に相当する。この数を
nb と呼ぶ。この点で、走査鏡を、最初の距離要素を
求める為の鏡の位置よりnb パルス手前に位置ぎめす
る。その後、円板の1回転当たり1個のパルスで、モ―
タ制御装置を追跡する符号器を付能する。走査鏡が回転
する間、鏡が所定速度まで加速され、鏡と円板は、「よ
い目安の」円板の回転、並びに距離標本化の開始の為に
、ロックステップ(距離を詰めて一緒に移動する)状態
になる。走査か終わった時、鏡の運動を停止し、符号器
の追従を終了し、鏡は指令により、高速で走査前の位置
に戻す。
【0078】図21には、可変深度三角測量距離測定装
置のブロック図400が示されている。距離測定装置は
走査円板402を持ち、これは動作中、前に述べた様な
光ファイバ束の出力端からの信号を符号化する為に利用
される。符号器404が、円板402上の符号トラック
からの信号を受取ることが出来る様に配置されることが
示されている。符号器404が同期ゲ―ト406及び位
相固定ル―プ(PLL)408に結合される。光増倍管
(PMT)410が、条件づけ回路412に結合される
ことが示されており、この回路が対数形増幅器414に
結合される。円板402上の別の符号トラックから、1
50Hzのアナログ・ディジタル走査トリガ信号が得ら
れる。増幅器414をリセットするワンショット機構4
18を利用して、円板走査信号も利用する。PLL  
408は720kHz の信号を発生するが、この対数
形増幅器414及びPLL  408からの信号がコン
ピュ―タ制御装置420に供給される。コンピュ―タ制
御装置がステップ・モ―タ422に結合され、ラスタ走
査鏡424の回転を制御する。コンピュ―タ制御装置及
びステップ・モ―タ422の間にカウンタを結合して、
ステップ・モ―タ422に送られるパルスを計数するこ
とが出来る。コンピュ―タ制御装置420は、距離測定
装置430の水平走査回転を制御する為に利用されるス
テップ・モ―タ428にも結合されている。装置430
は、図14に示した距離測定装置150と同一であって
よい。コンピュ―タ制御装置420が、図14に示した
実時間スポット寸法制御装置152と同一であってよい
。ダイナミック焦点装置432にも結合されることが示
されている。更にコンピュ―タ制御装置420が光学集
成体ロ―タリ434、検出器束ロ―タリ436、モ―タ
式焦点装置438、ズ―ム・レンズを制御するモ―タ式
ズ−ム440、及び較正レ―ル・モ―タ444にも結合
されている。
【0079】更に具体的に、図21に示した装置のブロ
ック図について説明すると、距離測定装置は基本的に4
つの部分、即ち、機械的な装置、光学的な装置、較正装
置及び計算装置からなる。機械的な装置について言うと
、機械的な自由度(DOF)が6ある。2つのDOFが
レ―ザ・ビ―ムの走査を行なう。一方はラスタ走査鏡の
運動、もう1つは光学集成体全体を回転させるものであ
る。ズ―ム、並びにモ―タ式レンズの焦点制御の為に2
つのDOFが使われる。他のDOFは、レンズ集成体自
体の操作が出来る様にする。特に、1つのDOFは、レ
ンズ/ファイバ束集成体全体の回転運動を行なわせ、も
う1つのDOFはファイバ束自体の検出端を回転させる
。全てのモ―タはマイクロステップ・モ―タであり、P
C母線にある6軸ステップ・モ―タ制御装置によって制
御される。この制御装置が各々のモ―タ並進装置モジュ
―ルに対する歩進パルスを送出し、このモジュ―ルが各
々のモ―タ巻線に対して比例的な電流を供給する。制御
装置は符号器の信号をも読取って、符号器を設けたモ―
タの制御ル―プを閉じ、又は別のモ―タの状態に基づい
て、1つのモ―タを制御する。
【0080】較正装置は、約10呎の精密レ―ルを持っ
ており、その上に目標往復台と干渉計装置に対するコ―
ナ―・キュ―ブ逆反射体がのっかっている。これもステ
ップ・モ―タで駆動され、較正の間は走査機能が不作動
になっているから、普通は水平走査モ―タに使われる制
御装置のチャンネルによって駆動される。較正レ―ル・
モ―タ及び水平走査モ―タは同じ様な寸法及び動力であ
る。較正について詳しいことは後で説明する。
【0081】光学集成体について説明すると、プロ―ブ
・レ―ザ・ビ―ムが前に述べた様にダイナミック焦点集
成体に送込まれる。この集成体は基本的にはコンピュ―
タ制御の望遠鏡である。コンピュ―タ制御装置がD/A
変換器からのアナログ信号又はプログラム可能なI/O
(PIO)ボ―ドからのディジタル信号の何れかを受取
ることが出来、制御装置が望遠鏡の一方のレンズを他方
のレンズに対して位置ぎめする。ビ―ムが望遠鏡を出て
、ラスタ走査鏡で反射された後、小さなスポットに焦点
合せされる。ビ―ムが目標に当たり、反射された光エネ
ルギの若干がモ―タ式ズ―ム/焦点レンズによって捕捉
され、やはりラスタ鏡で反射された後、コヒ―レント光
ファイバ束の端に焦点合せされる。光が束の出力端から
出て、走査円板によって走査される。この点で、円板を
通ることが許された光が光パイプを通って光増倍管(P
MT)に入る。PMTからの信号が電流から電圧への増
幅器に送られ、対数形増幅器へ送られる。そこから、信
号がA/Dに送られ、そこでディジタル化され、高速母
線を介してディジタル信号プロセッサ(DSP)カ―ド
に送られる。処理結果が距離の値であり、それがコンピ
ュ―タ制御装置に送られて記憶される。
【0082】コンピュ―タ制御装置は、25MHz の
80386をベ―スとした工業用IBMPC/ATであ
る。 これを使って、装置の挙動の統制をとると共に、距離デ
―タを記憶し、操作し、表示する。コンピュ―タ制御装
置はスロット14個のコンピュ―タであり、必要な全て
のカ―ドがコンピュ―タ制御装置にはめられている。1
0個のボ―ド、即ち、CPU、NECビデオ、DSP、
D/A−A/D、OMS6軸制御装置、イ―サネット、
PIOボ―ド、干渉計、Com/並列ボ―ド及び展望鏡
デバッガが母線に接続されている。
【0083】前に述べた様に、走査円板は、ファイバ束
の面を走査する為に、不透明な背景に対して3つの澄明
な細い螺旋形スリットを持つことが好ましい。ファイバ
束の面の外周に接近して配置された3つの符号器トラッ
クもある。一番外側のトラックは3,600パルスの符
号器トラックであって、これは、円板が毎秒50回転(
3,000rpm )で回転する時、位相固定ル―プ(
PLL)及び同期ゲ―トに対して、180kHz のパ
ルス列を供給する。PLLがこの周波数を4倍して、A
/Dサンプル・トリガに対する720kHz の信号を
出す。これは、A/Dを走査円板の位置と同期させる為
に行なわれる。
【0084】中央の符号器トラックは、円板上の3つの
螺旋形スリットの各々に対し、走査の開始の為に、1回
転当たり3つのパルスを発生する。この信号がA/Dを
トリガして、CPUによってそうしろと命令された時、
多数の読みを読取る。この信号はPIOボートを介して
CPUに割込み、制御作用をするプログラムに、新しい
走査掃引を、又は一層遅い距離要素速度で螺旋形スリッ
トを飛越す場合は、少なくとも別の螺旋形スリットの通
過を知らせ、制御作用をしているプログラムが、どの螺
旋からデ―タが来ているかを決定する為に計数出来るよ
うにする。走査トリガを使って単安定ワンショットもト
リガし、これが走査の合間に対数増幅器の出力をリセッ
トする。
【0085】内側のトラックは、走査円板の「定」位置
を定める為に、一回転あたり一個のパルス(OPRパル
ス)を発生する。これを必要とするのは、装置の残余に
対し、円板が開放ループ式に回転し、装置は、この他に
、円板の真の位置を定める方法がないからである。この
信号はPIOボ―ドを介してCPUに割込むと共に、同
期ゲ―トにも送られる。
【0086】同期ゲ―トがラスタ鏡を円板と同期させる
。これは、外側符号器トラック・パルスを使って、モ―
タ制御装置のユ―ザが選択し得る符号器比を介して鏡を
駆動するからである。目標面上の特定の位置に関連する
距離測定を正確に行なおうとすれば、鏡は精密に且つ走
査円板と協調して制御しなければならない。同期ゲ―ト
はこの同期を設定するのに使われるものである。同期ゲ
―トが図22にブロック図で示されている。特に、同期
ゲ―トはJ−K形フリップフロップ及びアンド・ゲ―ト
452を含む。1回転1つのパルスがフリップフロップ
に入力され、フリップフロップからの出力を符号器信号
と「アンド」する。アンド・ゲ―トからの出力信号がモ
―タ制御装置、即ちOMS6軸制御装置に送られる。
【0087】フリップフロップのリセット線がPIOボ
―ドによって低に保たれている限り、フリップフロップ
の出力は低であり、アンド・ゲ―トは符号器信号をモ―
タ制御装置に通さない。装置がラスタ走査を開始する用
意が出来た時、1回転に1つのパルスを待ち、モ―タ制
御装置を符号器追跡モ―ドに付能し、PIOに、リセッ
ト線を高にして、次のOPRパルスを待つ様に指示する
。次のOPRパルスが発生すると、それがフリップフロ
ップのクロック動作を行ない、フリップフロップは出力
が高にセットされ、アンド・ゲ―トを付能して符号器信
号を通過させ、この時、走査鏡が回転を開始する。更に
これは、中央のトラックからの走査開始パルスが発生す
る時、A/DがPLLによって定められた720kHz
 の速度で、予定数、例えば2,048個の換算を行な
う様に、CPUに合図する。CPUが走査開始パルスを
監視して、A/Dの付能を続けるべき時又は続けるべき
かどうかを判定する。OPRパルスと、A/Dを設定す
る為の最初の走査開始パルスとの間には時間がある。
【0088】較正レ―ルが、目標位置の精密な独立の測
定を行なうのに使われる干渉計装置に対する較正目標及
び逆反射体を担持する。レ―ルは比較的滑かな運動しか
出来ないから、干渉計は、レ―ル速度が大きすぎなけれ
ば、目標を追跡することが出来る。従って、較正の間、
レ―ル速度を制限すべきである。
【0089】異なる2種類の較正が行なわれる。1番目
は、測定された距離の値に対し、望遠鏡のレンズ位置の
ルックアップ・テ―ブルを構成する為のダイナミック焦
点集成体の較正である。較正レ―ルを定位置にし、干渉
計を0に設定し、目標上のスポットが最も小さくなるま
で、焦点を変える。これは、時間に対する対数増幅器の
出力の形を解析することによって決定される。最も「ピ
―ク状」の形になったことは、スポットが一番小さいこ
とを意味する。各々の目標位置に対し、一番引締った焦
点にするのに必要な駆動信号をダイナミック焦点ルック
アップ・テ―ブルに記憶する。このタスクは、自動動作
の為の高度の開発に要する時間に較べて、手作業に要す
る時間の相対的な長さに応じて、手作業又は機械によっ
て行なうことが出来る。位置ぎめの為に、並列ディジタ
ル信号がダイナミック焦点集成体に送られ、この集成体
がディジタルの「位置落着き」信号を送返し、コンピュ
―タはそのポ―リングによって、ダイナミック焦点合せ
が完了した時を判定する。
【0090】2番目の較正タスクは、装置の各々の「形
式」に対するルックアップ・テ―ブルを組立てることで
ある。基本的に、形式は状態ベクトルであり、その成分
は、装置のスタンドオフ距離、被写界深度及び距離の分
解能を定める4つの光学部品の位置、即ち、ズ―ム、焦
点、光学集成体及び繊維束の末端の向きである。どの形
式にしても、その形式を設定する為には、全体的な動作
としては、4軸全部を定位置に戻し、内部カウンタ及び
モ―タ制御装置の位置カウンタをリセットし、4軸を適
当な位置に位置ぎめする。較正レ―ルを定位置にし、装
置がゼロでない戻りを記録するまで、移動する。この測
定によって得られた不正確な距離の値を使って、ダイナ
ミック焦点を設定し、一般的には一層正確なもう1つの
値を求める。3つの螺旋形走査スリットによって読取ら
れた繊維束に対する戻り信号の中心の位置が3つのルッ
クアップ・テ―ブルの内の適当な1つに入力され、干渉
計からの距離の値と関係づけられる。
【0091】この発明を好ましい実施例について具体的
に図示して説明したが、当業者であれば、特許請求の範
囲に定めたこの発明の範囲を逸脱せずに、以上述べたこ
との形式及び細部にいろいろな変更を加えることが出来
ることが理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1a及び図1bは近い及び遠い物体までの距
離を測定する一点三角測量装置の図。
【図2】図2a及び図2bは標準的な三角測量距離測定
装置の挙動を示す図。
【図3】図3a及び図3bは物体空間の線が像空間の線
に結像すること、並びに線の関係がシャインプル―グ条
件によって定められることを示す図。
【図4】シャインプル―グ条件を充たす三角測量距離測
定装置と、それからスタンド距離、被写界深度及び距離
の分解能を計算し、又は逆の関係にある装置の既知のパ
ラメ―タを示す図。
【図5】係属中の米国特許出願通し番号第07/345
,750号に記載されている1実施例の可変深度距離カ
メラの簡略平面図及びブロック図。
【図6】図6a及び図6bは遠い及び近い物体までの距
離を測定する為の図5に示した装置の構成を示す略図。
【図7】距離測定装置に使うことが出来るX−Y走査器
集成体の図。
【図8】可変深度距離カメラを用いて目標を走査する様
子を示す図。
【図9】可変深度距離カメラを用いて目標を走査し、走
査動作の間に得られたデ―タから像を発生する様子を示
す図。
【図10】可変深度距離カメラの第1の被写界深度及び
画角を示す図。
【図11】可変深度距離カメラの第2の被写界深度及び
画角を示す図。
【図12】可変深度距離カメラの一部分としてのズ―ム
・レンズの使い方を示す図。
【図13】図13a及び図13bは図12に示したカメ
ラを用いた走査を示す図。
【図14】距離測定装置の幾何学的な形式を示す略図。
【図15】図15a、図15b及び図15cは実時間ス
ポット寸法制御装置、光ファイバ・リボン検出器及び光
ファイバを走査する時の回転多角形を含む可変深度距離
測定カメラの部品を示す図。
【図16】実時間スポット寸法制御装置、光ファイバ・
リボン検出器及び光ファイバを走査する符号器円板を含
む可変深度距離カメラの図。
【図17】符号器円板の動作を例示する図。
【図18】1実施例の符号器円板の図。
【図19】図19a及び図19bは別の実施例の符号器
円板の図。
【図20】鏡の角速度の許容し得る動作領域を示す略図
【図21】図15に示したカメラ装置の制御装置のブロ
ック図。
【図22】図21に示した同期ゲ―トのブロック図。
【符号の説明】
152,202  実時間スポット寸法制御装置154
,214  光ファイバ・リボン検出器158,208
  ズーム・レンズ 178,262  コンピュータ

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  光ビ―ムを放出する手段、放出された
    光ビ―ムを目標に焦点合せする手段、及び反射光を当該
    装置の入力端に結像するレンズ手段を含む可変深度三角
    測量距離測定装置に用いる装置に於て、入力端及び出力
    端を持ち、該入力端が前記レンズ手段から伝達された光
    を遮る様に配置されている光ファイバ束と、時間的な基
    準を持つ形で、前記束の出力端を走査し、該束の出力端
    に存在する光信号を表わす、時間的な基準を持つ信号を
    発生する様に構成された手段と、前記時間的な基準を持
    つ信号から距離測定装置の形状及び距離を計算する手段
    とを有する装置。
  2. 【請求項2】  光ファイバ束が10μmの光ファイバ
    で構成される請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】  前記光ファイバ束が、幅1吋、厚さ1
    /16吋のコヒレ―ント・ファイバ光学リボンを形成す
    る様に束ねられた複数個の10μmの光ファイバで構成
    され、該光ファイバの開口値が0.66である請求項1
    記載の装置。
  4. 【請求項4】  走査する手段が、少なくとも1つの透
    明な走査スリットを持つ不透明なホィ―ルを有し、該符
    号器ホィ―ルは前記ファイバ束の出力端に隣接して配置
    されていて、それに対して回転自在である請求項1記載
    の装置。
  5. 【請求項5】  前記符号器ホィ―ルが3つの走査スリ
    ットを持つ請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】  各々の走査スリットが略矩形である請
    求項4記載の装置。
  7. 【請求項7】  各々の走査スリットが螺旋形である請
    求項4記載の装置。
  8. 【請求項8】  前記符号器ホィ―ルが符号トラックを
    有する請求項4記載の装置。
  9. 【請求項9】  前記符号トラックが、「1回転当たり
    1回」トラック、走査開始トラック、及び1回転当たり
    パルス3,600個のトラックを含む請求項8記載の装
    置。
  10. 【請求項10】  前記ファイバ束の出力端と整合した
    光パイプを有し、前記符号器ホィ―ルが該光パイプ及び
    ファイバ束の出力端の間に配置され、更に前記光パイプ
    の出力端に隣接して光増倍管を配置した請求項4記載の
    装置。
  11. 【請求項11】  前記光パイプが、光をその内面に沿
    って反射する為の正面鏡硝子の集成体を含む截頭角錐で
    構成される請求項10記載の装置。
  12. 【請求項12】  前記光増倍管がハママツ側面形光増
    倍管である請求項10記載の装置。
  13. 【請求項13】  前記走査する手段が、前記光ファイ
    バ束の出力端と整合した多角形鏡と、該多角形鏡と整合
    していて、前記光ファイバ束の出力端から該多角形鏡に
    よって反射された光を受取る光増倍管とを有する請求項
    1記載の装置。
  14. 【請求項14】  前記光増倍管がハママツ側面形光増
    倍管である請求項13記載の装置。
  15. 【請求項15】  光ファイバ束の出力端からの光信号
    を時間的な基準を持つ電気信号に変換する装置に於て、
    少なくとも1つの透明な走査スリットを持つ不透明な符
    号器ホィ―ルを有し、該符号器ホィ―ルが光ファイバ束
    の出力端に隣接して配置されていて、それに対して回転
    自在である装置。
  16. 【請求項16】  前記符号器ホィ―ルが3つの走査ス
    リットを持つ請求項15記載の装置。
  17. 【請求項17】  各々の走査スリットが略矩形である
    請求項15記載の装置。
  18. 【請求項18】  各々の走査スリットが螺旋形である
    請求項15記載の装置。
  19. 【請求項19】  前記符号器ホィ―ルが符号トラック
    を含む請求項15記載の装置。
  20. 【請求項20】  前記符号トラックが、「1回転当た
    り1回」のトラック、走査開始トラック及び1回転当た
    りパルス3,600個のトラックを含む請求項19記載
    の装置。
  21. 【請求項21】  前記光ファイバ束の出力端と整合し
    た光パイプを有し、前記符号器ホィ―ルが該光パイプ及
    びファイバ束の出力端の間に配置され、前記光パイプの
    出力端に隣接して光増倍管を配置した請求項15記載の
    装置。
  22. 【請求項22】  前記光パイプが光をその内面に沿っ
    て反射する正面鏡硝子の集成体を含む截頭角錐で構成さ
    れる請求項21記載の装置。
  23. 【請求項23】  光増倍管がハママツ側面形光増倍管
    である請求項21記載の装置。
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