JPH0423158Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0423158Y2
JPH0423158Y2 JP12454187U JP12454187U JPH0423158Y2 JP H0423158 Y2 JPH0423158 Y2 JP H0423158Y2 JP 12454187 U JP12454187 U JP 12454187U JP 12454187 U JP12454187 U JP 12454187U JP H0423158 Y2 JPH0423158 Y2 JP H0423158Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hanging
wall
hook
suspension
rods
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12454187U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6429449U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12454187U priority Critical patent/JPH0423158Y2/ja
Publication of JPS6429449U publication Critical patent/JPS6429449U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0423158Y2 publication Critical patent/JPH0423158Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、平面視で一辺を例えば3m以上とす
る大型ユニツトルーム、更に詳しくは天井構造に
関するものである。
<従来の技術> 従来、この種大型ユニツトルームは第10図に
示すように、基礎床面(図示せず)に囲繞状に形
成された平面視矩形状のベースフレーム(図示せ
ず)に接続柱a3を立設し、各接続柱a3間に壁
パネルやドア枠等の壁体(図示せず)を組み込
み、各接続柱a3上端を上部フレームa4で接続
すると共に、その上部フレームa4に吊持手段B
を介して天井壁4を吊持した構造のものが知られ
ている。
その吊持手段Bは天井壁4の裏面に適宜間隔を
おいて平行に固着された被吊持条材5bとその被
吊持条材5b毎同一位置数箇所に下端を掛止して
配備され、上端にフツク部5a′を形成した引つ掛
け体5aとからなる第1吊持具5と、下端と上端
にフツク部303,304を形成した第2吊持具
3と、前記被吊持条材5b上に直交するように配
設され、各被吊持条材5b相互間で一列に並ぶ第
1吊持具5のフツク部5a′…各々を掛止し且つ適
宜間隔をおいて第2吊持具3の下端のフツク部3
04を掛止する平行な数本の第1吊持用杆材6…
と、第2吊持具3上端のフツク部303が掛止さ
れ且つ両端を前記上部フレームa4を構成する対
向する構成杆材や隣接杆材に渡つて架設した数本
の第2吊持用杆材2…とで形成してある。
<考案が解決しようとする課題> しかし、この構造では天井壁4及びその天井壁
4を吊持する第1吊持用杆材6や第1、第2吊持
具5,3の全荷重のほとんどが第2吊持具3を引
つ掛けた第2吊持用杆材2に局部的に集中するた
め、上部フレームa4を構成する杆材間に渡つて
架設したその第2吊持用杆材2が、下方向に撓ん
で天井壁4が歪み、第2吊持用杆材2及び天井壁
4の耐久性が低下したり、天井壁4の防水性を損
なわれる問題がある。
本考案は上記従来事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は天井壁、それを吊持する
吊持手段の総重量が負荷力として作用しても、そ
の総重量を受ける吊持用の杆材や天井壁が撓み変
形することがなく、耐久性に秀でた大型ユニツト
ルームを提供することである。
<課題を解決する為の手段> 上記目的を達成するために講じた技術的手段は
上面を壁載せ面とする所望長さの見切縁を連結し
て形成した所望大きさのベースフレームを基礎床
面に固定し、該ベースフレームの壁載せ面に間隔
をおいて立設した接続柱上端を上部フレームで接
続すると共に壁載せ面に立設して接続柱間に壁体
を組み込んで側周壁を形成し、前記上部フレーム
上に吊持手段を介して天井壁を吊持してなり、該
吊持手段を、天井壁の裏面に適宜間隔をおいて平
行に固着した被吊持条材とその被吊持条材毎同一
位置数箇所に下端を掛止して配備され上端にフツ
ク部を形成した引つ掛け体とからなる第1吊持具
と、下端と上端にフツク部を形成した第2吊持具
と、前記各被吊持条材上を直交するように配設さ
れ、各被吊持条材相互間で一列に並ぶ第1吊持具
のフツク部各々を掛止すると共に適宜間隔をおい
て前記第2吊持具下端のフツク部を掛止した数本
の平行な第1吊持用杆材と、第2吊持具上端のフ
ツク部を掛止し前記第1吊持用杆材の真上に平行
に配設された第2吊持用杆材と、前記上部フレー
ムを構成する杆材に渡つて架設した数本の補強用
杆材とで構成し、上記第2吊持用杆材を、補強用
杆材の上面に跨つて交差状に載承支持させたこと
を要旨とする。
<作用> 上記技術的手段によれば、天井壁、第1吊持
具、第1吊持用杆材、第2吊持具等の総重量を、
第2吊持具の第2吊持用杆材との掛止部に集中さ
せずに、第2吊持用杆材の剛力及びその第2吊持
用杆材を交差状に載承支持した数本の補強用杆材
で分散して支持する。
<考案の効果> 本考案は以上のように第2吊持用杆材のみに局
部的な荷重負荷がなく、壁体を接続する接続柱を
接続する上部フレームを構成する対向杆材、隣接
杆材に渡つて架設した数本の補強用杆材にも分散
させる構造にしているから、耐久性に優れ、同第
2吊持用杆材や天井壁が撓む心配がない高強度の
天井構造にすることができる。
<実施例> 次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
ユニツトルームAは、床面A1上に囲繞成形さ
れた側周壁A2の上部に天井構造A3を設けて構
成している。
側周壁A2は、見切縁a1を連結して基礎床面
A1上に囲繞形成されたベースフレームa2に壁
載せ面a2′に接続柱(後述では隅柱、間柱と称
す)a3を立設し、各隅柱、間柱a3の上部を上
部フレームa4で接続すると共に、それら間柱、
隅柱a3間に渡つて多数枚の壁体(壁パネルやド
ア枠等)a5を順次組み込んで連結形成してい
る。
上部フレームa4は、断面〓状に形成したもの
で、この起立片部101で隅柱および間柱a3に
螺合固定すると共に壁体a5上端に螺合固定した
断面〓状の取付杆材a6に夫々の起立片部10
1,102を当接させた状態で螺合固定し、その
上端で天井構造A3を支持するようになつてい
る。
また、側周壁A2の内側上方に、上記取付杆材
a6と壁体a5上端に渡つて断面略L字状に形成
されたパネル支持杆a7を固設し、後述する天井
壁4の端部を載承するようになつている。
天井構造A3は、天井壁4とその天井壁4の吊
持手段Bとからなつている。
吊持手段Bは天井壁4の裏面に等間隔をおいて
平行に固着した被吊持条材5bとその被吊持条材
5b毎同一位置数箇所に下端を掛止して配備され
上端にフツク部5a′を形成した引つ掛け体5aと
からなる第1吊持具5と、下端と上端に、左右方
向に変位させて対向状にフツク部303,304
を形成した第2吊持具3と、前記被吊持条材5b
上を直交するように配設され、各被吊持条材5b
相互間で一列に並ぶ第1吊持具5のフツク部5
a′各々に掛止され且つ適宜間隔をおいて前記第2
吊持具3下端のフツク部304を掛止する2本の
平行な第1吊持用杆材6と、第2吊持具3上端の
フツク部303を掛止し前記第1吊持用杆材6真
上に平行に配設された2本の第2吊持用杆材2
と、前記上部フレームa4を構成する杆材a4′
に渡つて架設した数本の補強用杆材1とで構成し
てある。
補強用杆材1は、断面略〓状に形成され、第3
図の如く上記上部フレームa4の構成する杆材a
4′において、隣設する杆材a4′,a4′の上面
に渡つて略ハの字状に架設すると共に、対向する
杆材a4′,a4′に渡つて適宜間隔をおいて並列
状に架設してある。
なお、補強用杆材1の配設の仕方は、対向する
1対の杆材a4′,a4′に渡つてのみ設けたり、
隣接する杆材a4′,a4′に渡つてのみ設けるこ
とも可能である。
第2吊持用杆材2は、第4図に示すように、長
手方向に渡つてL字状の掛止部2aを有する断面
略〓状に形成されており、長手方向の開口部2b
を側方に位置させて上記補強用杆材1,1,1,
1と交差するように2本が、平行に載承されてい
る。この状態で、第2吊持用杆材2は、補強用杆
材1と十字状及びX状に交差し、この補強用杆材
1との交差部7…各点で支持されることになる。
第2吊持具3は、第4図に示すように起立片3
01に水平片302を直角に折曲する共に起立片
301の上端にフツク部303を形成した断面略
L字形の掛止体3aと、上記水平片302に上下
動自在に螺合され上端を第2吊持用杆材2の下端
面に当接して掛止体3aをその第2吊持用杆材2
に当接する螺子杆3bと、下端に上記フツク部3
03と対向して断面略〓状のフツク部304を有
し上端を上記螺子杆3bに上下動自在に螺合する
支持体3cと、この支持体3cを螺子杆3bの所
望位置で固定するナツト3dとからなり、上記下
端のフツク部304に後述する第1吊持用杆材6
を掛止できるようにしてなり、ナツト3dを緩め
て支持体3cを螺子杆3bに沿つて上下動させる
ことで、フツク部303,304間隔を調節可能
にしている。
第1吊持用杆材6は、断面略〓状に形成してあ
り、2本使用する。
第1吊持具5は、天井壁4を直接吊下支持する
ためのものであり、第6図乃至第9図に示すよう
に、第1吊持用杆材6に掛止するフツク部5a′を
上端に有する引つ掛け体5aと、天井壁4に固着
した被吊持条材5bとから構成されている。
引つ掛け体5aは、適宜な幅を有する帯状板の
下端両側部に連結用掛止部501,501を相反
する方向に向けて切欠形成したものであり、この
連結用掛止部501に被吊持条材5bを掛止でき
るようになつている。
被吊持条材5bは、天井壁4の短辺長さと略同
一長さを有し、上記連結用掛止部501,501
に対応するフツク形吊持用掛止部502,502
を対向状に備えた略Y字形吊持部503と、この
下端全長に渡つて適宜幅で背中合わせとなるよう
に折曲した水平連結板部504,504と、天井
壁4を構成する天井パネル4a,4aの合わ縁
(短辺側の合わ縁)401,401裏面部分に固
着され、上記水平連結板部504,504嵌合用
の連結溝402,402を形成する溝形成部材4
b,4bとからなつている。
溝形成部材4b,4bは天井パネル4a,4a
の合わ縁401,401の裏側縁部分に固着した
長尺帯状板の対向縁部分からを一段高く膨出して
前記水平連結板部504の厚みと略同一の深さを
有する連結溝402,402を天井パネル4a,
4a裏面との間に対向して形成している。
次に、天井パネル4a相互の連結とその吊持に
ついて第6図乃至第9図に従つて説明する。
各天井パネル4a…相互間において隣り合う天
井パネル4a一方の合せ縁401上面の連結溝4
02内全長に渡り被吊持条材5b下端の水平連結
板部504の一片側を嵌め差し込んで該天井パネ
ル4aの合せ縁401上に被吊持条材5bを装着
する。
然る後、衝合させるもう一方の天井パネル4a
の連結溝402内に他方の水平連結板部504を
嵌め込みながら合せ縁401,401同志を衝合
させる。
これにより隣り合う天井パネル4a…相互の合
せ縁401,401同志を連結する(第6図及び
第7図)。
次に、全ての被吊持条材5bの対向するフツク
形吊持用掛止部502,502間に、同一位置2
箇所から、そのフツク形吊持用掛止部502,5
02と平行に引つ掛け体5aの連結用掛止部50
3,501を挿入させた後、引つ掛け体5aがフ
ツク形吊持用掛止部502,502に対して直交
するように反転させ且つ上方に持ち上げて連結用
掛止部501,501をフツク形吊持用掛止部5
02,502に互いにかみ合う様に引つ掛けて被
吊持条材5bに引つ掛け体5aを掛止する(第7
図及び第8図)。これにより、引つ掛け体5aは
平行な第2吊持用杆材2,2に沿うように配列さ
れる(第2図)。
更に、引つ掛け体5aの上部側板面を、第1吊
持用杆材6に付き当てて該杆材6に巻き付ける如
く折り曲げてフツク部5a′とし、このフツク部5
a′を第1吊持用杆材6に掛止して天井パネル4a
…により連結された天井壁4を吊下させる(第8
図及び第9図)。
次に、下端のフツク部304で上記第1吊持用
杆材6を適宜間隔をおいて掛止した第2吊持具3
上端のフツク部303を同第1吊持用杆材6と平
行な第2吊持用杆材2の前記開口部2bに掛止す
る。この第2吊持用杆材2は前記接続柱a3上端
を接続した上部フレームa4構成用の対向及び隣
接する杆材a4′,a4′,a4′,a4′に渡つて
架設された数本の補強用杆材1…上面に交差状に
載承支持されているため、天井壁4、第1吊持具
5、第1吊持用杆材6、第2吊持具3等の総重量
は、第2吊持具3に対する第2吊持用杆材2との
掛止部に集中させずに、第2吊持用杆材2を交差
状に載承支持した数本のその補強用杆材1で分散
して支持される(第2図)。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案大型ユニツトルームの一実施例を
示し、第1図は縦断正面図、第2図は平面図、第
3図は第2図の−線拡大断面図、第4図は第
3図の−線断面図、第5図は第3図の−
線断面図、第6図乃至第9図は天井壁の吊持方法
を示す断面図でこの内第9図は第8図の−線
断面図、第10図は従来例を示す縦断正面図であ
る。 図中、A……大型ユニツトルーム、A1……床
面、A2……側周壁、A3……天井構造、1……
補強用杆材、6……第1吊持用杆材、B……吊持
手段、3……第2吊持具、4……天井壁、5……
第1吊持具、2……第2吊持用杆材、a1……見
切縁、a2……ベースフレーム、a3……接続
柱、a2′……壁載せ面、5a……引つ掛け体、
5b……被吊持条材、5a′……引つ掛け体のフツ
ク部、303,304……第2吊持具のフツク
部、a4……上部フレーム、a5……壁体、a
4′……杆材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面を壁載せ面とする所望長さの見切縁を連結
    して形成した所望大きさのベースフレームを基礎
    床面に固定し、該ベースフレームの壁載せ面に間
    隔をおいて立設した接続柱上端を上部フレームで
    接続すると共に壁載せ面に立設して接続柱間に壁
    体を組み込んで側周壁を形成し、前記上部フレー
    ム上に吊持手段を介して天井壁を吊持してなり、
    該吊持手段を、天井壁の裏面に適宜間隔をおいて
    平行に固着した被吊持条材とその被吊持条材毎同
    一位置数箇所に下端を掛止して配備され上端にフ
    ツク部を形成した引つ掛け体とからなる第1吊持
    具と、下端と上端にフツク部を形成した第2吊持
    具と、前記各被吊持条材上を直交するように配設
    され、各被吊持条材相互間で一列に並ぶ第1吊持
    具のフツク部各々を掛止すると共に適宜間隔をお
    いて前記第2吊持具下端のフツク部を掛止した数
    本の平行な第1吊持用杆材と、第2吊持具上端の
    フツク部を掛止し前記第1吊持用杆材の真上に平
    行に配設された第2吊持用杆材と、前記上部フレ
    ームを構成する杆材に渡つて架設した数本の補強
    用杆材とで構成し、上記第2吊持用杆材を、補強
    用杆材の上面に跨つて交差状に載承支持させたこ
    とを特徴とする大型ユニツトルーム。
JP12454187U 1987-08-13 1987-08-13 Expired JPH0423158Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12454187U JPH0423158Y2 (ja) 1987-08-13 1987-08-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12454187U JPH0423158Y2 (ja) 1987-08-13 1987-08-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6429449U JPS6429449U (ja) 1989-02-22
JPH0423158Y2 true JPH0423158Y2 (ja) 1992-05-28

Family

ID=31374366

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12454187U Expired JPH0423158Y2 (ja) 1987-08-13 1987-08-13

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0423158Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6429449U (ja) 1989-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0423158Y2 (ja)
JPH057369Y2 (ja)
JP7406225B2 (ja) 組立構造体、及び組立構造体の製造方法
JPH0633903Y2 (ja) 建物の隅部外壁に設置する張出し構造体
JPS5923128Y2 (ja) 天井下地構造
JPH017775Y2 (ja)
JPH0342173Y2 (ja)
JPS5853372Y2 (ja) 天井下地材吊持連結金具
JPS6036655Y2 (ja) 吊ボルト
JPH0428418Y2 (ja)
JPH0722461Y2 (ja) 建物内に別の部屋を構築する吊下連結具
JPS6230989Y2 (ja)
JPS6123538Y2 (ja)
JP2501707B2 (ja) 建物ユニットの床パネル構造
JPH1193303A (ja) 可動展示壁面
JPS5916406Y2 (ja) 天井下地パネル吊金具
JPS6015842Y2 (ja) 天井
JPH082250Y2 (ja) 複数の壁部の固定構造
JPS6123543Y2 (ja)
JPH0540188Y2 (ja)
JPH0727305Y2 (ja) プレファブルームの壁パネル上部連結構造
JPH0425008Y2 (ja)
JPH03158539A (ja) 外壁パネル
JPS5853371Y2 (ja) 天井下地材吊持連結金具
JPH076383Y2 (ja) 簡易建築物