JPH0422910A - 大口径中望遠レンズ - Google Patents

大口径中望遠レンズ

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JPH0422910A
JPH0422910A JP12674690A JP12674690A JPH0422910A JP H0422910 A JPH0422910 A JP H0422910A JP 12674690 A JP12674690 A JP 12674690A JP 12674690 A JP12674690 A JP 12674690A JP H0422910 A JPH0422910 A JP H0422910A
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JP
Japan
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lens
refractive index
gradient index
aperture
gradient
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JP12674690A
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English (en)
Inventor
Norihiko Aoki
青木 法彦
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、屈折率分布型レンズ、特に光軸方向に屈折率
が変化するいわゆるアキシャルタイプの屈折率分布型レ
ンズを使用した大口径中望遠レンズに関するものである
[従来の技術] 近年、−眼レフカメラ、レンズシャッターカメラ共にオ
ートフォーカス機構が組み込まれたことにより、より手
軽に色々な画角の写真を写せるズムレンズの搭載か主流
になりつつある。しかしズームレンズは、Fナンバーの
小さい明るいレンズ系にするのが困難であるうえ、単焦
点レンズに比べて収差が十分補正されでいるとはいえな
い。
そこで明るさが明るく良好な画質を求めるユーザーらの
声に応じて、単焦点レンズは、大口径化、高画質化が図
られている。
この要求を、均質球面系のみで満足しようとすると、レ
ンズ系の全長が長くなり、しかもレンズ枚数を増やさな
ければならず、コスト面から又携帯性から好ましくない
。またレンズ枚数を増やさずに収差を良好に補正するた
めに非球面の導入が図られているが、Fナンバーの小さ
い明るいレンズ系を得るために各レンズの径が大になり
、非球面の鳥形が非常に難しいものになりコスト高にな
る。
これらの欠点を克服するために、レンズ中で屈折率が変
化するいわゆる屈折率分布型レンズの導入が図られてい
る。
屈折率分布型レンズには、半径方向に屈折率が変化する
ラジアルタイプや、光軸方向に屈折率が変化するアキシ
ャルタイプとがある。そのうちラジアルタイプの屈折率
分布型レンズは、現在の製法では大口径のレンズを得る
ことができないため、カメラ用レンズへの使用が難しい
。一方アキシャルタイプの屈折率分布型レンズは、球面
に加工するだけで非球面と同等の効果が得られ、屈折率
勾配の形成方法からも大口径化が容易であり可能性が極
めて高い。
アキシャルタイプの屈折率分布型レンズを用いたレンズ
系の従来例として、特開昭59−149312号公報に
記載されたレンズ系を知られている。しかしこの従来例
は大口径標準レンズで、大口径中望遠レンズに対して屈
折率分布型レンズを用いた例は知られていない、また屈
折率勾配の波長依存性が無いように設定されている。
又アキシャルタイプの屈折率分布型レンズを用いた大口
径広角レンズが特開平2−23309号公報に、大口径
中望遠レンズが特開平2−50116号公報に開示され
ている。しかしこれらレンズ系は、明るさが最大でもF
/1.4であり、それ以上に明るいレンズ系に屈折率分
布型レンズを活用一 したものは知られていない。又前記の特開平23309
号公報のレンズ系は大口径広角レンズで、大口径の中望
遠レンズに屈折率分布型レンズを用いたものは知られて
いない。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、各波長毎の屈折率勾配に変化を持たせた屈折
率分布型レンズを用いたレンズ系で、屈折率分布型レン
ズが一層効果的に能力を発揮し得る個所に配置し、特に
F/1.2程度の明るい、諸収差の良好に補正された高
性能な大口径中望遠レンズを提供することを目的とする
ものである。
[課題を解決するための手段] 本発明のレンズ系は、絞りを挟んで物体側の前群と像側
の後群とよりなり、後群が絞りより順に像側に向かって
全体として正の屈折力を有する負レンズと正レンズの接
合レンズと、少なくとも1枚のレンズよりなり、後群に
少なくとも1枚の屈折率分布型レンズを用いたことを特
徴とするものである。
〜般にレンズ系は、大口径になるにつれてレンズ系を通
過する光束も太くなり諸収差の補正が困難になる。
光軸に平行な光線が屈折面に入射するとき、光線高が高
くなるにつれて入射角が大になり、光線高の違いにより
光軸との交わる位置が異なって球面収差が生ずる。Fナ
ンバーの大きい暗いレンズ系の場合、上記の光軸と交わ
る位置の差である球面収差は小さいが、Fナンバーの小
さい大口径レンズになるとその差(球面収差)は大きく
なり、レンズの枚数を増やさないと補正できなくなる。
この球面収差をレンズの枚数を増やさずに補正するため
に次の二つの方法が考えられる。
その一つは、非球面を導入し、光線高が高くなるほど屈
折面の曲率を緩める方法である。現在使用されている非
球面を用いた大口径レンズのほとんどは、このような非
球面を用いたものである。
しかし大口径レンズでは、各レンズの径が大であり、非
球面の&[が非常に難しくなり、コスト高になる。
他の方法は、光線が入射する位置での屈折率を変化させ
る方法である。この方法で球面収差を補正するためには
、光線が高くなるにつれて屈折率が低くなるような屈折
率分布型レンズを用いれば単レンズでもその補正が可能
である。
前述のように、屈折率分布型レンズには主に、半径方向
に屈折率勾配を有するラジアルタイプと、光軸方向に屈
折率勾配を有するアキシャルタイプがある。これら二つ
のタイプの屈折率分布型レンズのうち、収差補正能力は
、理論的には断熱ラジアルタイプが優れていることが知
られている。しかしラジアルタイプの屈折率分布型レン
ズは、前述のように大口径のレンズの製造が困難である
。他方アキシャルタイプの屈折率分布型レンズは、大口
径化の可能性が高く、曲率をつけるだけで非球面と同等
の効果が得られる。更に屈折率分布型レンズは、波長毎
に屈折率勾配の変化をつければ、色収差に関して収差補
正の自由度が増えたことになり、その補正に効果的であ
る。
本発明のような大口径中望遠レンズは、変形ンウスタイ
プと呼ばれるレンズ系を用いることが1い、このタイプ
のレンズ系は、大口径になれば4る程球面収差と絞りを
挟んで向かい合う凹面でブ生ずるサジタルコマ収差との
両収差を同時に補rすることが困難になる。即ちFナン
バーが小さくなることによりレンズ系へ入射する光束の
太さ力太くなり、球面収差がマイナス側に倒れるように
なる。これを補正するためには絞りを挟んで自力い合う
凹面の曲率を強くして正の球面収差を発注させ、同時に
レンズ系のペッツバール和を補正するようにする必要が
ある。しかし前記凹面の曲率が強くなると、それらの面
で発生するサジタルコマ収差が大になり、特に画面周辺
にかけサジタルフレアーが多く発生する。この現象は、
 F/1.2程度にすると顕著になる。
以上のように、本発明のタイプのレンズ系では、球面収
差の補正とサジタルコマフレアーの補正を同時に行なう
ことが難しく、これがFナンバーを小さくし明るくする
際の大きな障害になっている。
また本発明のようなレンズ系は、バックフォーカスを長
(するために、絞りより物体側の前群の屈折力を弱くし
、絞りより像側の後群を縮小系にするような構成になっ
ている。そのため発生する収差量は後群の縮小系の方が
大きい。
本発明のレンズ系は、球面収差とサジタルコマ収差とを
同時に補正することと、縮小系である後群で発生する諸
収差を良好に補正するために、単に屈折率分布型レンズ
を用いるのではなく、その能力をより効果的に発揮させ
るために前述のような構成にした。特に縮小系で屈折力
が強い絞りより像側に配置されたレンズにアキシャルタ
イプの屈折率分布型レンズを少なくとも1枚用い、−層
取差が良好に補正されたレンズ系になし得た。
本発明で用いるアキシャルタイプの屈折率分布型レンズ
の屈折率分布式は次のように表わされる。
n(x)= No+ NOx  + Nxx2+ N3
X”+ =・ただしn hlはアキシャルタイプの屈折
率分布型レンズの物体面から光軸方向に距離Xだけ離れ
た所の光軸上での屈折率、Noは上記屈折率分布型レン
ズの物体側の面の光軸上での屈折率、 N、、N、、N
・・・は夫々1次、2次、3次の係数である。面金ての
基準を屈折率分布型レンズの物体側の面においているか
、基準が屈折率分布型レンズの中にあることもある。
本発明のレンズ系では、前述のように絞りより像側に配
置される負レンズと正レンズとの接合レンズは正の屈折
力を持つようにすることが望ましい、それは、レンズ系
のFナンバーが小さ(明るいために、特に前群で低くし
たマージナル光線の光線高がなくならないようにするた
めである。そのためには下記条件(1)を満足すること
が好ましい。
+11 0< f/fc< 1.0 ただしfは全系の焦点距離、fcは後群中の接合レンズ
の焦点距離である。
条件(1)は、後群の接合レンズの屈折力を規定したも
のである。この条件の下限を越えると接合レンズの負の
屈折力を持つことになり、マージナル光線の光線高が高
くなってしまい球面収差を良好に補正することが出来な
くなる。父上限を越えると接合レンズの正の屈折力が強
くなりすぎこの接合レンズで発生する諸収差を補正でき
なくなると同時に十分なバックフォーカスをとることが
出来なくなる。
更に、アキシャルタイプの屈折率分布型レンズの効果を
最大限に生かすためには次の条件(2)を満足すること
が望ましい。即ち全系で負の方向に発生する球面収差を
補正するために、アキシャルタイプの屈折率分布型レン
ズで正の球面収差を発生させるために次の条件(2)を
満足させることが好ましい。
(2)  φ・R−N+ < 0    [1/mml
ただしψは屈折率分布型レンズの屈折率分布のついてい
る面のパワー、Rはその面の曲率半径、N、は屈折率分
布型レンズの分布式における1次の係数である。
条件(2)の上限を越えると、屈折率分布のついている
面で正の球面収差を発生させることが出来なくなり、全
系での球面収差の補正が難しくなる。同時に屈折率分布
型レンズの屈折率勾配に波長毎の変化をつけることによ
って、特に高次で問題になる色の球面収差を良好に補正
するためにも上記条件(2)を満足する必要がある。
本発明のレンズ系において、例えば撮影倍率−0,1倍
の物点までの全フォーカシング領域で収差は良好に補正
されるために絞りより像側の後群中の空気間隔のうち少
なくとも一個所をフォーカシング中変化させるフローテ
ィング機構を設けることが有効である。
尚本発明で用いるアキシャルタイプの屈折率分布型レン
ズの屈折率分布の様子の概要は、第11図に示す通りで
ある。
[実施例] 次に本発明の大口径中望遠レンズの各実施例を示す。
実施例1 f=85mm F/1.2 2 ω =28 : 96.9588 d、=7.3000 =54 r2= 1493.3048 d2= 0.1500 rs=38.8314 ds= 12.2634 0、=1゜49700 ν2= 81.61 r、= 87.1751 d4= 0.1500 rs=37.8138 d、= 8.2201 rs” 46.6764 d、= 4.2378 r7= 93.6670 d、= 2.0086 rs= 22.8971 d、= 9.3000 rg=oo(絞り) d、= 6.600口 「1゜ =−30,3387 n、=1.69H0 114= 1.80518 シ3=56.49 ν、=25.43 dlo= 1.8000    jl、= 1.595
51     v−= 39.21r、、  = 72
.8473 d、、=8.5033    n、=1.81600 
    シ、=46.62「1□ =−45,6010 d、2= 0.2811 r、、  = 139.9563 d13=3.800On?(屈折率分布型レンズ)r+
4=−94,4724 N、       N。
d線 1.64831 0.70253x 10−”C
線  1.64271    0.79210X 10
−”F線 1.66187 0.73985x 10−
”g線 1.67315  0.98166x 10−
”Nz         N3 d線 0.20259x 10−20.87714x 
10−’C線 0.14302x 10−”   0.
20406x 10弓F線 0.23397x 10−
”   −0,11961x 10−’g線 0.16
650x 10−”   0.56067x 10−’
第13面から像面側へ1.6■鳳の所までは屈折率N0
の均質レンズで、そこを基準のX:0とじて屈折率分布
式に従う屈折率分布を有する。
f/fc= 0.267 φX RX lll+: −4,74X 10−”  
[1/am]実施例2 f =85m+m 、 F/1.2 、 2ω=28.
8@r+ ” 83.4498 d、 = 7.6116   n、 = 1.7291
6   v、−54,68rz: 317.0827 d、= 0.1500 rs=46.9769 d、= 10.7187 n、: 1.49700 ν2= 81.61 r4= 130.3813 d4= 0.1500 rs= 46.5542 ds= 10.2526 rs=49.7488 d、= 4.5153 r、= 140.9425 dy= 2.7532 rs” 27.3775 n$= 1.69680 n4= 1.75520 シ、=56 ν4=27.51 dll= 9.1303 re”■(絞り) d、= 8.1633 rl。 ニー32.7388 dl。= 1.9524 r、、  = 68.0676 d、l = 10.8188 r+1  =−51,4825 d1□= 0.3209 r、3 =90.7935 ns= 1.59551 na” 1.81600 ν5= 39.21 シ、=46.62 d+s= 5.2000 n−= 1.741[]0 シ、=52.68 r14 =−103,3669 d 14= 2゜8129 rls  ”−68,0367 1Ls=2.9491 rls  =−90,3955 (屈折率分布型レンズ) d線 C線 F線 1.64831 1.64271 1.66187 0.70253x 10−2 0.79210X lロー2 0.73985x 10−” g線 1.67315 0.98166x 10−”N
2              N5dlilA   
 [1,20259x 10−”     0.877
14x 11]−’C線 0.14302x 10−2
0.20406x to−3F m   O,2339
7x 10−2  −0.11961x 10−’g線
 0.16650x10−20.56067xlO−’
第15面から像面側へ0.4491+1田の所までは屈
折率N。の均質レンズで、そこを基準のx=0として屈
折率分布式に従う屈折率分布を有する。
f/fC= 0.232 p X RX N+ =−4,18X 10−”  [
1/IIIm]実施例3 f =85mm 、 F/1.2 、 2ω=28.8
”r、 = 78.7431 d、 =8.7109   n、=1.72916  
 シ+=54.681”、= 222.6927 d、= 0.1500 r、 = 45−3407 d、 = 11.000On、 = 1.49700 
  v、 = 81.61r、 = 170.2815 d、= 0.1500 rs= 42.1372 d、= 9.9457 r、= 47.8421 d、= 4.5153 rt= 127.2386 dy=2.1281 ra= 24.7829 da=9.1303 rg=■(絞り) d、= 8.7122 r、。= −33,3697 d、。= 1.9255 r++  =74.2275 d、、= 8.8816 rlx  =−51,2625 d1□= 0.5971 rls  =−71,8937 dIs=3.0259 r、4 =−86,1928 n*=1.69680 シ、=: 56.49 na =1.75520 シ4=27.si n、= 1.59551 ν、=39.21 ns=1.81600 シ、:46.62 (屈折率分布型レンズ) d 、= 0.600(1 r、5 =86.4952 d、5= 4.5154   na = 1.7410
0    v、 = 52.68r、s  =−122
,3808 No          N。
d線 1.64831  0.70253x 10−”
CIll  1.64271  0.79210X 1
10−2F  1.66187 0.73985XlO
−2g線 1.67315 0.98166x 1o−
2Nz             N3 d線 0.20259x 10−”   0.8771
4x 10−’CM   O,14302x 10−”
    0.20406x 1O−3F線 0.233
97x 10−”   −0,11961x 10−’
g線 0.16650x 10−”   0.5606
7x 10−’第13面から像側へ0.5259mmの
所までは屈折率N0の均質レンズで、そこを基準のx=
0として屈折率分布式に従う屈折率分布を有する。
f/fc= 0.221 φ X  RX N+ = −4,78X 10−” 
  [17w+sl実施例4 f=85mlI r、= 75.6391 d、=9.0000 r、= 328.0505 F/1.2 2 ω=28.6” jl、= 1.72916 =54.68 d2=0.2000 r3= 45.1697 d、= 10.4000 r4= 129.198(1 d、= 0.2000 rs= 42−9064 ds=9.9817 ra=44.3695 d、=4.700O r、= 135.2956 d7= 2.2781 r8: 25.7513 d、= 9.3000 y’、=oo(絞り) d、= 6.3000 rl。 = −33,2623 n2= 1 na” 1.69380 n4=1 ν2: 81.61 シ、=56.49 シ、== 25.43 d、。=1 口、=1 シ5=45.91 == 65.8902 = 8.9000 ns”! シ、= 49.66 = −52,4325 d、□=D。
r第3 = −76,9805 d、、= :L3004 (屈折率分布型レンズ) r、、  =−85,8261 d+4=Dz r 、s  = 85.3294 d+s: 4.7000 rl6 ”−145,3954 物点位置   D、   D2 (X)     1.040 0.504−850mm
   O,6005,454N、       N。
d $11.64831  0.70253x 10−
”CM  1.64271  0.79210X10−
”F 11!  1.66187 0.73985X 
10−”g it!  1.67315 0.9816
6x 10−”シ、=52.68 na=1.74100 82             N3 d iji   O,20259x 10−”    
 0.87714x 10−’C線 0.14302x
 10−”   0−20406x 10−’F線  
 0.23397X  10−”     −〇、11
961x 10−’g線 0.16650X 10−”
   0.56067x 10−’第13面から像側へ
0.8004+amの所までは屈折率Noの均質レンズ
で、そこを基準のx=oとして屈折率分布式に従う屈折
率分布を有する。
f/fc= 0.308 φX RX N+= −4,78X 10−”  [1
/+m]ただしrl、 r2.・・・はレンズ各面の曲
率半径、d、、 d、、・・・は各レンズの肉厚および
レンズ間隔、n、、 n、、・・・は各レンズの屈折率
、シ1.シ2.・・・は各レンズのアツベ数である。
実施例1は、第1図に示すレンズ構成で、物体側より順
に凸面を物体側に向けた正の屈折力の第1、第2.第3
レンズと、像側に凹面を向けた負の屈折力の第4レンズ
とよりなる前群と、絞りと、両凹の第5レンズと両凸の
接合レンズである第6レンズと、両凸レンズの第7レン
ズとよりなる後群とよりなり、第7レンズがアキシャル
タイプの屈折率分布型レンズである。又この実施例は、
条件f1+ 、 (21を満足し、屈折率分布型レンズ
で特に正の球面収差を発生させて全系の球面収差を補正
している。これによって球面収差の補正の負担が軽くな
った分、絞りを挟んで向かい合う凹面の曲率を緩くする
ことが出来、画面全域にわたって諸収差が良好に補正し
得るようにした。
実施例2は、第2図に示す構成で、物体側より順に、物
体側に凸面を向けた正の屈折力の第1゜第2.第3レン
ズと像側に凹面を向けた負の屈折力の第4レンズとより
なる前群と、絞りと、両凹レンズの第5レンズと両凸の
接合レンズの第6レンズと両凸の第7レンズと像側に凸
面を向けたメニスカス形状の第8レンズとよりなる後群
とにて構成され、第8レンズがアキシャルタイプの屈折
率分布型レンズである。
この実施例2も条件fl)12)を満足している。
又実施例1よりもレンズ枚数を1枚増やしたことにより
近軸量、収差補正に余裕が出来、特にアキシャルタイブ
の屈折率分布型レンズを軸外収差対して有利な配置であ
る絞りに対しコンセントツクなメニスカス形状にするこ
とができた。こにより軸外収差を悪化させることなしに
屈折率・右型レンズで正の球面収差を発生させて全系で
(球面収差の補正を行なった。これによって球面り差の
補正の負担が軽くな)た分、絞りを挟む凹tの曲率を緩
くして全系でサジタルフレアーを補jするようにした。
実施例3は、第3図に示す通りで、物体側よ町順に、物
体側に凸面を向けた正の屈折力の第1゜第2.第3レン
ズと像側に凹面を向けた負の屈打力の第4レンズとから
なる前群と、絞りと、両川の第5レンズと両凸接合レン
ズの第6レンズと侶側に凸面を向けたメニスカス形状の
第7レンズと両凸レンズの第8レンズとよりなる後群と
にて構成され、第7レンズがアキシャルタイプの屈折率
分布型レンズである。
この実施例3も条件il+ 、 (2+ を満し、実施
例1よりも1枚レンズが多くなっている。これにょって
近軸量、収差補正に余裕が出来、特にアキシャルタイプ
の屈折率分布型レンズを軸外収差の補正上有利である絞
りに対しコンセントリックな配置にすることが出来た。
更に実施例2よりも屈折率分布型レンズを物体側に配置
することによりマージナル光線の高い位置にそれが配置
されることになり、特に高次の球面収差の補正に効果的
になっている。この実施例3も球面収差の補正の負担が
軽くなった分絞りを挟む凹面の曲率を緩くすることが出
来、全系でのサジタルフレアーの補正が可能になった。
実施例4は、第4図に示す通り物体側より順に、物体側
に凸面を向けた正の屈折力の第1.第2、第3レンズと
像側に凹面を向けた負の屈折力の第4レンズとからなる
前群と、絞りと、両凹の第5レンズと両凸接合レンズの
第6レンズと像側に凸面を向けたメニスカス形状の第7
レンズと両凸の第8レンズとからなる後群とよりなって
いる。又第7レンズがアキシャルタイプの屈折率分布型
レンズである。
この実施例4も条件(11、(21を満足している。
又屈折率分布型レンズの作用は、実施例3と同様である
が、撮像倍率が一〇、1倍の物点位置までの全フォーカ
シング領域において収差が良好に補正されるように絞り
より像側の後群中の間隔d+z、d+<を変化させるい
わゆるフローティング機構を設けている。
上記実施例1乃至実施例4の無限遠物点での収差状況は
夫々第5図乃至第8図に示す通りである。又実施例4で
撮影倍率−0,1倍の時の収差状況は第9図に示す通り
である。
[発明の効果コ 以上詳細に説明したようにまた各実施例から明らかなよ
うに、本発明によれば各波長毎の屈折率勾配に変化をも
たせたアキシャルタイプの屈折率分布型レンズを用い、
屈折率分布型レンズが一層効果的にその能力を発揮出来
る箇所にそれを配置することによって、特にF/1.2
程度の明るさを有し、諸収差が良好に補正された高性能
な大口径中望遠レンズを得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は夫々本発明の実施例1乃至実施例4
の断面図、第5図乃至第8図は夫々実施例1乃至実施例
4の収差曲線図、第9図は、実施例4の近距離物体にフ
ォーカスした時の収差曲線図、第1O図は屈折率分布型
レンズの屈折率分布の様子を示す概念図である。 出願人 オリンパス光学工業株式会社 代理人   向    寛  二 第4 図 球面収差 非点収差 第6 図 歪曲収差 1工率、1)色収差 球面収差 非点収差 第7図 歪曲収差 倍率の色収差 球面収差 非点収差 第8 図 歪 曲状差 倍率の色収差 (glo) I)0−υυ) Ll、(J) 球面収差 非点収差 一〇、5 0.5 −0,5 歪曲収差 倍率の色収差

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 絞りを挟んで物体側の前群と像側の後群とよりなり、前
    記後群が絞りより像側に向かって全体として正の屈折力
    を有する負レンズと正レンズの接合レンズと少なくとも
    一枚のレンズとにてなる光学系において、後群中に少な
    くとも1枚の屈折率分布型レンズを用いることを特徴と
    する大口径中望遠レンズ。
JP12674690A 1990-05-18 1990-05-18 大口径中望遠レンズ Pending JPH0422910A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011070032A (ja) * 2009-09-25 2011-04-07 Canon Inc 光学素子および光学機器
JP2022012964A (ja) * 2020-07-02 2022-01-18 株式会社コシナ 大口径撮像レンズ

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