JPH04228624A - 繊維材料を案内する装置 - Google Patents

繊維材料を案内する装置

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JPH04228624A
JPH04228624A JP3142264A JP14226491A JPH04228624A JP H04228624 A JPH04228624 A JP H04228624A JP 3142264 A JP3142264 A JP 3142264A JP 14226491 A JP14226491 A JP 14226491A JP H04228624 A JPH04228624 A JP H04228624A
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JP
Japan
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roller
abrasive
shaft
jacket
cleaning
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Pending
Application number
JP3142264A
Other languages
English (en)
Inventor
Giancarlo Mondini
ジアンカルロ モンディニ
Richard Burri
リヒャルド ブリ
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Maschinenfabrik Rieter AG
Original Assignee
Maschinenfabrik Rieter AG
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Publication date
Application filed by Maschinenfabrik Rieter AG filed Critical Maschinenfabrik Rieter AG
Publication of JPH04228624A publication Critical patent/JPH04228624A/ja
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H5/00Drafting machines or arrangements ; Threading of roving into drafting machine
    • D01H5/18Drafting machines or arrangements without fallers or like pinned bars
    • D01H5/60Arrangements maintaining drafting elements free of fibre accumulations
    • D01H5/62Non-rotary cleaning pads or plates; Scrapers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
  • Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はラップ、スライバ又は粗
糸の形状をした綿のような繊維材料を少くとも短い期間
の間、ゴム又はゴムに類似したプラスチック材料から作
られたジャケットを具備したローラに置く、繊維材料を
紡績装置、特にドラフト装置に案内する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】紡績工場での各種の機械において、綿は
ラップ、スライバ、繊維束又は糸として案内される。そ
の際綿の案内は、多くの場合ゴムジャケットを有するロ
ーラを越えて行われる。より詳しくはこの案内は、ドラ
フト装置によって行われ、これらドラフト装置はコーマ
、粗紡機およびリング精紡機において用いられる。これ
らドラフト装置において、ゴムジャケットによって被覆
され且つ互いに間隔をあけて配置された複数のローラが
、多くの場合駆動されて例えばスチール製で適切な形状
をした対向する複数のシリンダと共に走行する。
【0003】紡績される材料は、ゴムローラとスチール
製ローラとの間で案内され、その際後続の一対のシリン
ダは異った速度で走行する。このようにして、繊維材料
は個々のローラ対の間で引延ばされ、その際のローラ対
間の把持距離は繊維材料の有する繊維長より大きい。そ
の際異る材料が一緒に案内されてドラフト装置の下流で
合わされる。例えば精紡機用の繊維材料は粗糸として供
給され、ドラフト装置でドラフトされる。その際に個々
の繊維は長手方向に配向され、ドラフト装置の下流の出
口において互いにほぼ平行に走行する。ドラフトされた
複数の繊維は紡績用リングに引渡される。
【0004】近代的な紡績工場機械にとって、ロールの
回転速度に問題があり、この速度は今後の開発にともな
って常に大きくなっている。例えば精紡機のドラフト装
置のデリベリ速度は1000m/minでありコーマで
のデリベリ速度は300m/minである。コーマ準備
機において、その速度は100m/min〜150m/
minの範囲に落ちる。一方粗紡機におけるデリベリ速
度はほぼ40m/minである。最後にリング精紡機で
は約25m/minである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】シリンダにゴム製ジャ
ケットを直接用いると静電気が発生し、例えばハネデュ
ーやワックス等の粘稠な層が表面上に堆積する。又、有
害であるとして綿花プランテーションでコントロールさ
れる化学物質の残留物がゴムローラの表面に表れること
がある。このような堆積物によってローラのジャケット
表面に不均一が生ずることは理解されよう。さらに繊維
材料の通過に伴ってジャケット表面の損耗が進行する。 この損耗は、移動可能な糸ガイドを用いて糸を横方向に
ずらさせ、それに伴って繊維束を横方向に変位させるこ
とによって緩和させることができる。このことは一般的
に不適切であって、ゴムは一定間隔毎に研磨されなけれ
ば“ならず”、そうしなければ繊維材料は幾つかの点で
接合せずにからまって巻かれることになる。例えばリン
グ精紡機のゴムローラは12,000時間から24,0
00時間の寿命を有し、この期間に10回の研磨作業が
行われる。それぞれの研磨作業毎に約0.2〜0.3m
mのゴムが除かれる。練条機における超高速ドラフト装
置ではゴムローラの寿命は僅かに1,500時間から2
,500時間であり、研磨周期は150時間から250
時間である。コーマ機のドラフト装置のゴムローラは1
5,000時間から20,000時間の寿命を有し、研
磨周期は1,500時間から2,000時間である。 コーマ準備機でのゴムローラはコーマ機とほぼ同じ寿命
を有する。粗紡機においては15,000時間から25
,000時間の寿命を有する。多数のゴムローラが用い
られていることを考えればこの研磨作業が非常に高価に
つくことは容易に理解されるであろう。
【0006】本発明の目的はゴムシリンダの摩耗に伴う
周期的な研磨を避けることができる装置を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は研磨清浄
装置をジャケットに当てることによって解決される。研
磨清浄装置は連続的に又は任意の時すなわち周期的のい
ずれかによってゴムローラのジャケットに接触するよう
に配置することができる。個々の研磨清浄装置自体は繊
維材料に接触する全てのゴムローラに設けられなければ
ならない。特にドラフト装置の出口にあるゴムローラに
は少くとも設けられなければならない。この研磨清浄装
置を用いることによってゴムローラがすべりやすくなる
ことが避けられ、その把持能力が増加される。ゴムロー
ラはそのゴムジャケットが所定の規定厚さに減少する迄
用いられるので、度々の研磨作業は完全に無駄である。 ゴムジャケットが規定厚さに減少した後に、ゴムローラ
は外され、新しいゴムローラに交換される。摩耗したゴ
ムローラに新しいゴムを取付けることも当然可能である
【0008】好ましい実施例において、研磨清浄装置が
ゴムローラのジャケットに対して置かれる研磨清浄表面
を有する、このような配置方法によってジャケットの過
剰な摩耗が避けられて、ジャケットの表面は均一に研磨
された状態になる。この実施例は例えばかき取り端縁部
又はそれに類するものを具備した場合に比べて優れてい
ることが証明されている。しかしながらジャケット表面
に沿って案内されたかき取り端縁部又はかき取りブラシ
も本発明の技術思想に含まれるべきである。一方機械的
な研磨清浄装置のみならず、例えばジャケットの表面に
沿って正確に案内されるレザービームのような光学的手
段も又清浄手段として含まれるべきである。但し提案さ
れた機械的研磨清浄装置は費用的には相当有利である。
【0009】研磨清浄表面は適切な外形、外面性能(例
えば金剛砂で)あるいは熱的なコーティングを与えるこ
とができる、後者の場合にはコーティングはプラズマス
プレイによって行うことができ、その際に例えば酸化ア
ルミニウム、酸化チタン、酸化クロム、酸化ジルコニウ
ムのような酸化物あるいはサーメット級の材料の金属接
着剤が混合されたコルビット(corbit)〔例えば
ニッケルクロム接着剤を有するクロムカーバイト〕、あ
るいは金属接着剤としてコバルトを具備したタングステ
ンコルビットを用いることができる。熱的に積層工程に
よって与えられた金属は研磨され、ブラシかけされたり
、時には未処理のまま用いられる。
【0010】しかしながら研磨清浄表面のコーティング
は例えばベレロ(Velero)すなわちフリース状紡
毛材料、研磨ディスク用材料その他で行うことができる
。例えば前記フリース状紡毛材料の中に金剛砂粒子が含
まれていてもよい。どのような場合でも、ゴム表面が注
意深く研磨され、その結果均一で平らな表面が残り、油
脂分が最小となり、把持能力が増加されるように適切な
材料が選ばれなければならない。さらに研磨清浄表面を
堅固な化合物でコーティングしてもよい。この堅固な化
合物のコーティング面は通常の研磨ホィールに類似した
浅い粗さ、すなわち浅い割れ目を有する。
【0011】好ましい実施例において、研磨清浄表面は
研磨清浄用フラップの下側面であり、その下側面は平た
くて長方形の形状を有するか、あるいはゴムローラの表
面に適合するように僅かに弯曲していてもよい。この研
磨清浄用フラップは軸に連結されることが必要であり、
フラップを軸を中心として旋回することによってゴムロ
ーラの表面に置くことができる。この実施例において、
接触表面がゴムローラの回転方向に向くように配置され
る。この事は研磨清浄表面が軸からゴムローラの回転方
向に延びて、ゴムローラの外周の一部をおおい、ゴムロ
ーラの表面におかれることを意味する。一方軸はジャケ
ットの表面から所定の間隔をあけてジャケットの表面に
平行に走るように、ゴムローラと平行に配置される。
【0012】この実施例において、研磨清浄用フラップ
はゴムローラのジャケットに自重で置かれる。研磨清浄
表面が特定の形状、特定の外側性能あるいはコーティン
グを有する限り、自重のみで充分であるといえる。しか
しながらその自重が不充分であるならば、研磨清浄装置
の接触圧力を増加させる装置が必要となる。その結果、
摩擦が増加されてゴムジャケットの研磨が促進される。
【0013】摩擦清浄装置は、ゴムローラが回転する軸
の方に固定されるか、あるいは他の位置、例えば支持ア
ーム等に固定されるかの何れかである。しかしいずれの
場合も研磨清浄表面に対して確実に均一な接触をするよ
うなゴムローラとの関係を保たなければならない。
【0014】そういった理由から、ゴムローラの軸上へ
の固定がより好ましい。適当な把持手段で軸上に固定さ
れる保持ブロックが研磨清浄装置固定のために設けられ
る。その際、保持ブロックには前述の軸が通され、この
軸が研磨清浄用フラップを保持する。その結果研磨清浄
装置とゴムローラとの所定の関係が確実に保たれる。
【0015】接触圧力の瞬間的な増加を行う装置を研磨
清浄装置に配置するために、軸から見て保持ブロック他
端側にレバーが形成され、接触圧力を増加する装置とし
て、レバーと軸との間にらせんスプリング又はこれに類
するエネルギ源が配置される。この場合接触圧力の強さ
はらせんスプリングの強さを変えることによって行うこ
とができる。この装置はきわめて簡単なものであり、し
たがって好ましい実施例である。しかしながら接触圧力
を増加させる他の装置を本発明の範囲内で考えることが
できる。
【0016】さらに、保持ブロックをゴムローラの両側
に設けてもよい。保持ブロックの間に軸が設けられ、こ
の軸上に研磨清浄用フラップが固定される。その結果、
自由に吊下げられる軸が引っくり返える危険がないので
、研磨清浄用フラップが固定される軸の支持が改良され
る。この実施例において、接触圧力を増加させる装置を
配置することができる。
【0017】本発明の研磨清浄装置の他の構成が添付図
面により詳細に示されている。
【0018】ゴムシリンダの周期的研磨は無駄なことで
あり、これに伴う相当なコスト要因が本発明による装置
によって解消される。
【0019】
【実施例】本発明のさらに他の利点、特性及び詳細を添
付図面に示す好ましい実施例に基づいて以下詳述する。
【0020】紡績工場における複数の公知の機械で用い
られているドラフト装置Rはリング精紡機(図示せず)
の場合はベンジュラムアーム1を有する。ペンジュラム
アート1の右端は回り継手を介して機械の一部に連結さ
れると共に、この回り継手によって矢印Xの方向に持上
げることができる。紡機での使用位置へのペンジュラム
アーム1の固定はクランプレバー2によって行われる。
【0021】本実施例において対象となる精紡機はその
ドラフト装置の基台3のみが示され、その基台3の右側
に所定の間隔をあけた位置に前記回り継手が固定されて
いる。軸受台4,5,6がこの基台3上に配置され、こ
の軸受台上で適切な構造のボトムローラ7,8,9が回
転する。ボトムローラ7,8,9の軸受装置の詳細な構
造は当業者にとって公知な構造であるので図示されてい
ない。ボトムローラ7,8,9は一般的に金属、より詳
しくは硬鋼で作られており、それらボトムローラ7,8
,9の外表面が所定の空間内にあるように作られている
。図面を明瞭にするために図示は省略するが、ボトムロ
ーラ7,8,9は回転駆動される。
【0022】適切なトップローラ10,11,12がボ
トムローラ7,8,9に対応してペンジュラム上に組合
される。すなわち適当な保持プレート13,14,15
によってベンジュラムアーム1上に保たれる。この保持
は、保持プレート13,14,15をトップローラ10
,11,12の軸16,17,18を同軸で且つ少くと
も一部を囲むように形成して、トップローラ10,11
,12を保持させることによって行われる。前記軸18
の中央部分19が第2図の斜視図に示され、この軸18
の中央部分19においてトップローラの保持支持が保持
プレート15を用いて行われる。前記中央部分19、す
なわち保持区域19は平たく作られており、それによっ
て軸18の保持プレート13,14,15内の正しい位
置決めを確実に達成することができる。その結果、個別
のトップローラおよびボトムローラに対する、後述の研
磨清浄装置の相対的位置決めが予め定められる。第2図
には、トップローラ12a,12bが前記保持区域19
の両側で軸18上に配置されて状態が示される。前記軸
16,17,18は保持プレート13,14,15から
直ちに外すことができる。
【0023】全てのトップローラ10,11,12はボ
ールベアリング20(第2図中で斜視で示している)を
有し、このボールベアリングが軸18上をトップローラ
10,11,12が回転することを可能にする。それぞ
れのトップローラ10,11,12は例えば合成樹脂又
は金属から作られたローラ本体21と、そのローラ本体
21をカバーする天然ゴム又はゴム状合成樹脂製のジャ
ケット22から成る。このジャケット22は、繊維束す
なわちスライバ(図示せず)を移送する際にボトムロー
ラ7,8,9と協働して作用する。例えばスライバケン
スからの適切な繊維束がリング精紡機のスライバガイド
23に供給され、それから繊維束が、ボトムローラ7と
トップローラ10、ボトムローラ8とトップローラ11
、およびボトムローラ9とトップローラ12のそれぞれ
の間の適切な間隙を通って走行する。その後繊維束はド
ラフト装置Rを離れて、スピンドル又はこれに類する部
材によって取出され、それによってボトムローラ9およ
びトップローラ12の排出側迄繊維束は進むことになり
、かくして糸が製造されることになる。
【0024】なお、本実施例におけるスライバガイド2
3はボトムローラ7用の軸受台4上に摺動可能に配置さ
れており、その結果繊維束をトップローラ10,11,
12の幅bの大部分にわたって案内することができる。 ボトムローラ7,8,9用ジャケットの表面には、繊維
の把持が確実に行われるような形状および外側性能が与
えられている。
【0025】この実施例において、ボトムローラ8およ
びトップローラ11には繊維束用の付加的な案内ベルト
、すなわちエプロンが用いられており、ボトムエプロン
24とトップエプロン25は対応する、ボトムローラ8
又はトップローラ11の周りを部分的に巡っている。 スペーサ26,27を越えてその端部に固定されたロー
ラ又はそれに類する部材(詳細図示せず)が、ボトムエ
プロン24とトップエプロン25が互いに近接して配置
され、且つ希望する緊張が与えられることを確実にし、
それによって繊維束の案内が改良される。
【0026】本発明により、研磨清浄装置30がそれぞ
れのトップローラ10,11,12に組合されており、
この研磨清浄装置30はその重要な構成として、ローラ
のゴム製ジャケット21上に置かれることになる表面3
1を有する。図2および図3に示すように、ゴム製ジャ
ケットの大きな表面が前記表面31によって囲まれるこ
とが本発明の技術思想であるが、狭い範囲での押付けす
なわち線状の接触圧も本発明の範囲内である。研磨清浄
表面31によって矢印Zの方向で回転するトップローラ
10,11,12の回転毎に、ジャケット22の僅かな
磨耗が行われる。加えて研磨清浄表面31が本来有する
平面不規則性の平滑化に伴って生ずる清浄作用が研磨清
浄用フラップ32の自重によってのみ生ずることに着目
されなければならない。高速状態での長い作動時間中に
、トップローラ10,11,12と清浄用フラップ32
は協働するが、この協働作業がジャケット22の磨耗の
みを導くようにすることができる。しかしながら研磨清
浄用フラップ32の研磨清浄表面31を再コーティング
することも又本発明の範囲内であり、それによって研磨
清浄表面31に所定の形状と外面性能を与えることがで
きる。例えばある程度の凹凸度を有するプラズマコーテ
ィング、又はVelero、すなわちフリース状表面を
有する紡毛糸製ベルトを研磨清浄表面31上に設けるこ
ともでき、これらがジャケット22の表面に作用する。
【0027】ジャケット22の全幅bにわたって研磨清
浄用フラップ32の研磨清浄表面31が置かれることが
重要である。ジャケット22の均一な摩耗はこの方法に
よってのみ達成される。加えて本発明による保持ブロッ
ク34を貫通する軸33もこの目的に対して役立つ。こ
の保持ブロック34は軸16,17,18上にはめられ
るが、軸16,17,18上で摺動可能にするために保
持ブロック34は適切なスロット35を有する。このス
ロット35はねじ付きボルトを緩めることによって作動
位置へ移動され、次いでねじ付きボルトを締めることに
よって、保持ブロック34が軸16,17,18に把持
される。保持ブロック34を回すことによって研磨清浄
用フラップ32を適切な位置に調節することができる。
【0028】本発明の一実施例において、保持ブロック
34の他側に、軸33がレバー37を有し、このレバー
37はらせんスプリング38を介して軸18に組合され
ている。トップローラ12のジャケット22上への研磨
清浄用フラップ32の接触圧力はこのスプリング38に
よって増加することができる。接触圧力を増加させるた
めには明らかに他の種類の手段を用いることができる。 したがって本発明における接触圧力を増加させる手段は
、基本的に参照番号39で示されるべきである。
【0029】図3に示す本発明の他の実施例において、
保持ブロック34a,34bがトップローラ12aおよ
びトップローラ12bの両側にそれぞれ配置されている
。その際に第1保持ブロック34aは第2図の実施例で
は軸18で示す軸18aに固定されている。しかしなが
ら軸18aは第2保持ブロック34bに貫通し、その軸
頭40はトップローラ12bから見て反対側にある。 このようにして第1保持ブロック34aの場合と同様に
第2保持ブロック34bは適切なねじ付きボルトによっ
て軸頭40に保持される。
【0030】さらにこの実施例においては、研磨清浄用
フラップ32を保持するための連続軸42が第1保持ブ
ロック34aと第2保持ブロック34b間に配置される
、両方の保持ブロック34a,34bによって保持され
る連続軸を設けることの利点は調節方法を改良すると共
に、研磨清浄用フラップの全幅にわたる調節を確実にす
ることにある。
【0031】図4にトップローラ12への保持ブロック
35の配置が明らかに示される。図4に示すように研磨
清浄用フラップ32は、回転方向Zで見て上流側にかき
取り現象を生ずる先端を有しない。この実施例において
、トップローラ12には、その外周面がフリース状紡毛
材料で被覆されたクリーニングローラ43が組合されて
いる。このクリーニングローラ43も又ゴム製ジャケッ
ト22を清掃するのに役立つ。
【0032】図1に部分的に示す他の実施例の研磨清浄
装置30bでは用いられる研磨清浄用フラップ32がペ
ンジュラムアーム1に直接保たれ、その際にも前述の実
施例と同様に研磨清浄用フラップ32が軸44を有する
。トップローラに研磨清浄用フラップ32の接触圧力を
与える各種機素が設けられている(詳細図示せず)。
【0033】図5に本発明のさらに他の実施例を示す。 この実施例において、研磨清浄装置30cにはトップロ
ーラ12の表面に合わされた研磨清掃表面31を有する
押付部材45が設けられている。押付力は例えば押付部
材45上へのらせんスプリング47を用いるような、中
間部材46を経由して与えることができる。
【0034】図6に示すさらに他の実施例において、研
磨清浄化装置30dは複数の摩耗用粒子49で被覆され
たフレキシブルベルト48を含んで成る。フレキシブル
ベルト48はトップローラ12の外周面の変化をフォロ
ーして走行することができる。さらに接触圧力はベルト
の少くとも一端に適当な張力を与えることによって増加
することができる。
【0035】前記研磨清掃装置30を全ての紡出位置に
配置する代りに、これら装置30を精紡機に沿って移動
する走行サービス台上に配置することができる。このよ
うな装置は、例えば糸がドラフト装置と管糸の間で切れ
て、その糸を糸継ぎしなければならない時に、用いるこ
とができる。
【0036】他の実施例において、トップローラ上に研
磨効果を与える特別の粗面化された表面を有する研磨清
掃装置がボトムローラ自体に設けられている。さらに研
磨塵や研磨材自身の粒子がボトムローラから紡糸域に入
ることを防ぐ吸引装置を研磨清浄化装置に設けると好都
合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の研磨清浄装置を具備したドラフト装置
の部分正面図である。
【図2】本発明の研磨清浄装置の一例をドラフト装置と
共に示す斜視図である。
【図3】本発明の研磨清浄装置の他の一例をドラフト装
置と共に示す斜視図である。
【図4】本発明の研磨清浄装置のさらに他の一例とドラ
フト装置との関係を示す略示側面図である。
【図5】本発明の研磨清浄装置の他の態様をドラフト装
置との関連で示す略示側面図である。
【図6】本発明の研磨清浄装置のさらに他の態様をドラ
フト装置との関連で示す略示側面図である。
【符号の説明】
7,8,9…ボトムローラ 10,11,12…トップローラ 18…軸 22…ジャケット 30,30a,30b,30c…研磨清浄装置31…研
磨清浄表面 32…研磨清浄用フラップ 33,42,44…軸 34,34a,34b…保持ブロック 37…レバー 38…らせんスプリング 45…押付け部材

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ラップ、スライバ又は粗糸の形状をし
    た綿のような繊維材料を少くとも短い期間の間、ゴム又
    はゴムに類似したプラスチック材料から作られたジャケ
    ットを具備したローラに置く、繊維材料を紡績装置、特
    にドラフト装置に案内する装置において、研磨清浄装置
    (30)がジャケット(22)に当てられていることを
    特徴とする繊維材料を案内する装置。
  2. 【請求項2】  研磨清浄装置(30)がジャケット(
    22)に対して置かれる研磨清浄表面(31)を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】  研磨清浄装置(30)が適切な形状と
    外側性能を有するか、あるいは熱的にコートされている
    研磨清浄表面(31)を有することを特徴とする請求項
    2記載の装置。
  4. 【請求項4】  例えばフリース状の紡毛材料、すなわ
    ちベレロから成る研磨清浄用層が研磨清浄表面(31)
    上に与えられていることを特徴とする請求項2記載の装
    置。
  5. 【請求項5】  研磨清浄表面(31)が軸(33,4
    2,44)を有し、該表面(31)が軸からローラ(1
    0,11,12)の回転の方向でローラの外周の一部を
    おおって延びる研磨清浄用フラップ(32)の一部であ
    ることを特徴とする請求項2から4の何れか1項記載の
    装置。
  6. 【請求項6】  軸(33,42,44)がローラ(1
    0,11,12)に平行に配置されていることを特徴と
    する請求項5記載の装置。
  7. 【請求項7】  ジャケット(22)への接触圧力を増
    加する装置(39)が研磨清浄装置(30)に組合され
    ていることを特徴とする請求項1から6の何れか1項記
    載の装置。
  8. 【請求項8】  研磨清浄装置(30)が、その上でロ
    ーラ(10,11,12)が回転する軸(16,17,
    18)上に固定されることを特徴とする請求項1から7
    の何れか1項記載の装置。
  9. 【請求項9】  研磨清浄装置(30)が保持ブロック
    (34)で軸(18)に固定され、該保持ブロック(3
    4)には研磨清浄用フラップ(32)を保持する軸(3
    3)が貫通することを特徴とする請求項8記載の装置。
  10. 【請求項10】  保持ブロック(34)の他端上で軸
    (33)がレバー(37)として形成され、該レバー(
    37)と軸(18)との間にらせんスプリング(38)
    又はスプリングに類似したエネルギー貯留手段が接触圧
    力を増加するための装置(39)として配置されている
    請求項9記載の装置。
  11. 【請求項11】  保持ブロック(34a,34b)が
    ローラの両側に設けられ、保持ブロック(34a,34
    b)の間に軸(42)が配置され,前記軸(42)上に
    研磨清浄用フラップ(32)が固定されることを特徴と
    する請求項1から10の何れか1項記載の装置。
  12. 【請求項12】  研磨清浄装置(30b)がローラ(
    10,11,12)を保持する支持アーム(1)上に固
    定されることを特徴とする請求項1から7の何れか1項
    記載の装置。
  13. 【請求項13】  研磨清浄装置(30c)が押付部材
    (45)から成り、押付部材(45)の研磨清浄表面(
    31)がローラ(10,11,12)の表面に適合する
    ように作られている請求項1から7の何れか1項記載の
    装置。
  14. 【請求項14】  押付け部材(45)がエネルギ貯留
    手段(47)として作用する請求項13記載の装置。
  15. 【請求項15】  研磨清浄装置(30d)が、複数の
    摩耗用粒子(49)で被覆されて且つローラ(10,1
    1,12)の表面の一部にかけられているフレキシブル
    ベルト(48)であることを特徴とする請求項1から7
    の何れか1項記載の装置。
  16. 【請求項16】  研磨清浄装置(30c)が繊維機械
    に沿って移動する走行サービス台の一部であることを特
    徴とする、繊維機械のドラフト装置のトップローラを清
    浄又は研磨する装置。
  17. 【請求項17】  ドラフト装置と該ドラフト装置のト
    ップローラ用の研磨清浄装置を具備した請求項1から1
    6の何れか1項記載の紡績機又はダブリング機。
JP3142264A 1990-03-31 1991-04-01 繊維材料を案内する装置 Pending JPH04228624A (ja)

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