JPH0422759A - 内燃機関点火装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、アフターバーンを抑えることができる内燃
８１関点火装置に関するものである。

［従来の技術］ 従来例の構成を第３図を参照しながら説明する。

第３図は、従来の内燃機関点火装置を示すブロック図で
ある。

第３図において、従来の内燃機関点火装置は、信号発生
器（１）に接続された波形整形回路（２）と、この波形
整形回路（２）に接続されたＦ／Ｖ変換回路（３）と、
回転数を規定する基準電圧源〈４）と、Ｆ／Ｖ変換回路
〈３）及び基準電圧源（４）に接続された比較回路（５
）と、波形整形口ｉ￥８（２）及び比較回路（５）に接
続された同期回路（６）と、波形整形回路（２）及び同
期回路（６）に接続されたＡＮＤゲート（７）と、この
ＡＮＤゲー１−　（７）に接続されたドライブ回路（８
）と、このドライブ回路（８）に接続され点火コイル（
１０）を駆動するパワートランジスタ（９）とから構成
されている。

つぎに、上述した従来例の動作を第４図を参照しながら
説明する。

第４図（ａ）ないしくｆ）は、従来の内燃機関点火装置
の各部の信号を示す波形図である９まず、波形整形回路
（２）は、第４図（ａ＞に示すように、内燃機関の回転
に同期して信号発生器（１）によって発生する点火信号
Ａ　（ＳＧ濾波形を波形整形する。

Ｆ／Ｖ変換回路〈３）は、第４図（ｂ）に示す波形整形
信号■３を第４図（ｃ）に示す電圧信号Ｃに変換する。

比較回路（５）は、電圧信号Ｃを第４図（ｃ）に示ず基
準電圧Ｖｒと比較し、基準電圧Ｖｒより大きいとき、第
４図（ｄ）に示すように、ハイレベルの信号りを出力す
る。

同期回路（６）は、波形整形信号Ｂと比較回路（５）の
出力りとに基づいて第４図（ｅ）に示すマスク信号Ｅを
出力する。

ＡＮＤゲート（７）は、点火信号Ｂとマスク信号Ｅとの
論理積をとって第４図（ｆ）に示す点火信号Ｆを出力す
る。

こうして、従来の内燃機関点火装置は所定回転数以上に
なると点火カットを行い、回転数の上昇を抑えることが
できる。

［発明が解決しようとする課題］ 上述したような従来の内燃機関点火装置では、所定の回
転数以上になり失火状態がある時間続すまた後、回転数
が下がって再び点火した時、過剰燃料、異常燃焼などに
よりアフターバーンが発生するという問題点があった。

この発明は、」二連した間頭点を解決するためになされ
たもので、アフターバーンの発生を抑えることができる
内燃機関点火装置を得ることを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係る内燃機関点火装置は、以下に述べるよう
な手段を備えたものである。

（ｉ）、内燃機関の回転に同期して発生する点火信号を
波形整形する波形整形回路。

（ｉｉ　）　、上記波形整形回路の出力を電圧に変換す
るＦ／Ｖ変換回路。

（ｉｉｉ　）　、上記電圧と所定の回転数を規定する基
準電圧とを比較する比較回路。

（ｉｖ）、所定周期のパルス信号を発生するパルス信号
発生手段。

（ｖ　）　、　Ｊ：記波形整形回路、比較回路、及びパ
ルス信号発生手段の出力に基づいて上記内燃機関が」１
記所定の回転数以上になった場合に所定の周期と所定の
時間で点火コイルを駆動する同期点火駆動手段。

［作用］ この発明においては、波形整形回路によって、内燃機関
の回転に同期して発生する点火信号が波形整形される。

また、Ｆ／Ｖ変換回路によって、上記波形整形回路の出
力が電圧に変換される。

さらに、比較回路によって、上記電圧と所定の回転数を
規定する基準電圧とが比較される。

またさらに、パルス信号発生手段によって、所定周期の
パルス信号が発生される。

そして、同期点火駆動手段によって、上記波形整形回路
、比較回路、及びパルス信号発生手段の出力に基づいて
、上記内燃機関が上記所定の回転数以上になった場合に
所定の周期と所定の時間で点火コイルが駆動される。

［実施例］ この発明の実施例の構成を第１図を参照しながら説明す
る。

第１図は、この発明の一実施例を示すプロ・ンク図であ
り、信号発生器（１−）〜点火コイル（１０）は上記従
来装置のものと全く同一である。

第１図において、この発明の一実施例は、上述した従来
装置のものと全く同一のものと、発振回路（１］）と、
この発振回路（１１）に接続された定時間パルス発生回
路（１２）と、この定時間パルス発生口ｉ￥３（１，２
）及び比較回路（５）に入力側が接続されかつ同期回路
（６）に出力側が接続されたＡＮＤゲー１−（１３）と
から構成されている。すなわち、比較回路（５）の出力
側が同期回路く６）に直接接続されずにＡＮＤゲー？−
（１３）の入力側の一方に接続されている。

ところで、この発明のパルス信号発生手段は、上述した
この発明の一実施例では発振回路（１１）及び定時間パ
ルス発生回路（１２）から構成され、同期点火駆動手段
は、ＡＮＤゲート（１３）及び（７）、同期回路（６）
、ドライブ回ｉ￥８（８）並びにパワー１〜ランジスタ
（９）から構成されている。

つぎに、上述した実施例の動作を第２図を参照しながら
説明する。

第２図（ａ）ないしくｈ）は、この発明の一実施例の各
部の信号を示す波形図である。

波形整形回路（２）から比較回路（５）までの動作は、
上述した従来例の場合と同じであるので説明を省略する
。

発振回路り１１）は、第２図（ｅ）に示すように、一定
周期のパルス信号Ｇを発生し、定時間パルス発生回路（
１２）は、第２図（ｆ）に示すように、パルス信号Ｇに
基づいて所定の周期、時間のパルス信号Ｈを発生する。

ＡＮＤゲー１−（１３）は、パルス信号Ｈと比較回路（
５）の出力りの論理績をとり、同期回路（６）は、波形
整形信号ＢとＡ、　Ｎ　Ｄグー１−（１３）の出力とに
基づいて第２図（ｇ）に示ずマスク信号Ｅを出力する。

ＡＮＤゲー１１７）は、点火信号Ｂとマスク信号Ｅ　と
の論理績をとって第２図（ｈ）に示す点火信号Ｆ　を出
力する。

こうして、この発明の一実施例は所定回転数以上になる
と点火カッ１〜を行うと同時に、所定の周期と時間で点
火及び失火を繰り返し、回転数の」１昇を抑えることが
できると共に、アフターバーンの発生を抑えることがで
きる。なお、点火及び失火の繰り返しの割合は略３；７
である。

この発明の一実施例は、上述したように、所定回転数以
上で失火させ、回転数を抑える際に発生するアフターバ
ーンをなくすために、所定回転数以上においても所定の
周期と時間で点火及び失火を繰り返し行うようにしたの
で、過剰燃料、異常燃焼等の発生をなくすことができる
という効果を奏する。

［発明の効果］ この発明は、以上説明したとおり、内燃機関の回転に同
期して発生する点火信号を波形整形する波形整形回路と
、この波形整形回路の出力を電圧に変換するＦ／Ｖ変換
回路と、上記電圧と所定の回転数を規定する基準電圧と
を比較する比較回路と、所定周期のパルス信号を発生ず
るパルス信号発生手段と、上記波形整形回路、比較回路
、及びパルス信号発生手段の出力に基ついて上記内燃機
関が上記所定の回転数以上になった場合に所定の周期と
所定の時間で点火コイルを駆動する同期点火駆動手段と
を備えたので、アフターバーンの発生を抑えることがで
きるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第２図
はこの発明の一実施例の各部の信号を示す波形図、第３
図は従来の内燃機関点火装置を示すブロック図、第４図
は従来の内燃機関点火装置の各部の信号を示す波形図で
ある。 図において、 （１）　・・・　信号発生器、 （２）　・・・　波形整形回路、 く３）　・・・　Ｆ／Ｖ変換回路、 基準電圧源、 ・・・　比較回路、 ・・・　同期回路、 ＡＮＤゲート、 ドライブ回路、 パワートランジスタ、 ・・　点火コイル、 発振回路、 ・・　定時間パルス発生回路、 ・・　ＡＮＤゲートであ２）。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 内燃機関の回転に同期して発生する点火信号を波形整形
   する波形整形回路、この波形整形回路の出力を電圧に変
   換するＦ／Ｖ変換回路、上記電圧と所定の回転数を規定
   する基準電圧とを比較する比較回路、所定周期のパルス
   信号を発生するパルス信号発生手段、並びに上記波形整
   形回路、比較回路、及びパルス信号発生手段の出力に基
   づいて上記内燃機関が上記所定の回転数以上になった場
   合に所定の周期と所定の時間で点火コイルを駆動する同
   期点火駆動手段を備えたことを特徴とする内燃機関点火
   装置。