JPH04227524A - 印刷システム - Google Patents

印刷システム

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Publication number
JPH04227524A
JPH04227524A JP3109419A JP10941991A JPH04227524A JP H04227524 A JPH04227524 A JP H04227524A JP 3109419 A JP3109419 A JP 3109419A JP 10941991 A JP10941991 A JP 10941991A JP H04227524 A JPH04227524 A JP H04227524A
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JP
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print
document data
server
printing
protocol
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Pending
Application number
JP3109419A
Other languages
English (en)
Inventor
Saiji Kageyama
斎司 蔭山
Keiichi Nakane
啓一 中根
Chikahiko Nagata
永田 近彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04227524A publication Critical patent/JPH04227524A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のワークステーシ
ョンやパーソナルコンピュータがプリントサーバを共用
することのできる印刷システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ワークステーションやパーソナル
コンピュータの分野において、LAN(Local A
rea Net−work)やWAN(Wide Ar
ea Network)が普及しつつある。 それらの普及につれて、複数のワークステーションやパ
ーソナルコンピュータやワードプロセッサ(以下、これ
らを端末と総称する)から共用することのできるプリン
トサーバが、導入コストと設置面積を低減するため、重
要になりつつある。
【0003】従来のプリントサーバを用いた印刷システ
ムは、図3のように構成されている。ここで、プリント
サーバ14は、サーバ15、プリンタコントローラ16
、及びプリンタエンジン17からなる。本印刷システム
においては、以下の手順で印刷を行う。
【0004】(1)端末11〜13の各々は、ネットワ
ーク10を介して、プリントサーバ14に印刷を依頼す
るため、文書の印刷内容を表す文書データ18を、経路
19−aを通じてサーバ15へ送信する。ここで文書デ
ータは、文書の各ページの文字、図形、イメージ等の印
刷内容を記述するための印刷コマンド列からなる。
【0005】(2)プリントサーバ14は、以下のよう
に処理する。 (a)初めにサーバ15が、前記文書データをサーバ1
5のファイル部151内の印刷スプールファイル部15
2に一旦格納する。 (b)サーバ15は、格納した文書データを読出し、プ
リンタコントローラ16へ送信し、印刷を指示する。 (c)プリンタコントローラ16は受信した文書データ
を処理し、プリンタエンジン17へ印刷を指示する。 (d)プリンタエンジン17は、プリンタコントローラ
16からの指示に従い、電子写真印刷プロセスやワイヤ
ドット印刷プロセスを実行し、用紙への印刷を行う。
【0006】なお、上記従来技術については、例えば、
特開昭62−274331号、同63−75828号、
同63−99644号、同63−250730号の各公
報に記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、(a)異機種端末がプリントサーバを共用するため
の配慮と、(b)端末の種類が同じでも、前記文書デー
タを記述するための印刷プロトコルが違う場合にプリン
トサーバを共用するための配慮がなされていないため、
プリントサーバを共用できない場合がしばしば生じると
いう問題点があった。
【0008】そのため、異なる種類の端末や異なる種類
の印刷プロトコルに対応するためには、各種類の端末や
印刷プロトコルに対して別々のプリントサーバを用意す
る必要があり、費用対効果比が悪いという問題点もあっ
た。
【0009】なお、前記特開昭63−75828号公報
は、サーバシステムにおいて、端末から転送されてくる
印字データを、サーバシステムのプリンタ様式に適合す
るように変換する技術を開示しているが、複数の端末は
すべて同一のデータ印字形式を有するものであり、異な
る種類の端末等に対応するものではない。
【0010】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
解消し、異機種端末や複数種類の印刷プロトコルに対し
、一つのプリントサーバで対応することができる、費用
対効果比の高い印刷システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による印刷システムは、複数の端末装置と、
該複数の端末装置にネットワークを介して接続されたプ
リントサーバとを備え、複数の端末装置で作成した印刷
コマンド列からなる文書データを前記プリントサーバで
印刷する印刷システムにおいて、前記複数の端末装置の
各々は、前記プリントサーバに送出する文書データに自
己の印刷プロトコル種別を示す識別子を付加する手段を
有し、前記プリントサーバは、前記複数の端末装置の異
なる印刷プロトコルを共通の印刷プロトコルに変換する
プロトコル変換手段を有するようにしたものである。
【0012】本発明による印刷システムは、他の見地に
よれば、複数の端末装置と、該複数の端末装置にネット
ワークを介して接続されたプリントサーバとを備え、複
数の端末装置で作成した印刷コマンド列からなる文書デ
ータを前記プリントサーバで印刷する印刷システムにお
いて、前記複数の端末装置の各々は、前記プリントサー
バに送出する文書データに自己の印刷プロトコル種別を
示す識別子を付加する手段を有し、前記プリントサーバ
は、前記複数の端末装置の異なる印刷プロトコルに対応
した複数のコマンド処理プログラムを格納する手段と、
前記端末装置から受信した文書データに付加された前記
識別子に応じて当該印刷プロトコルに対応したコマンド
処理プログラムを選択する手段とを有するものである。
【0013】この印刷システムにおいて、異なる印刷プ
ロトコルに共通に利用できるコマンド処理プログラムの
一部を共用するようにしてもよい。
【0014】また、前記プリントサーバは、前記異なる
印刷プロトコルに対応した複数のコマンド処理プログラ
ムを格納する2次メモリと、前記識別子により指定され
たコマンド処理プログラムを前記2次メモリから読みだ
して格納する主メモリとを有するようにしてもよい。
【0015】本発明による印刷システムは、さらに他の
見地によれば、複数の端末装置と、該複数の端末装置に
ネットワークを介して接続されたプリントサーバとを備
え、複数の端末装置で作成した印刷コマンド列からなる
文書データを前記プリントサーバで印刷する印刷システ
ムにおいて、前記複数の端末装置の各々は、前記プリン
トサーバに送出する文書データに自己の印刷プロトコル
種別を示す識別子を付加する手段を有し、前記プリント
サーバは、前記複数の端末装置の異なる印刷プロトコル
に対応したコマンド群を共通のコマンド群に変換する複
数のコマンド変換手段と、前記端末装置から受信した文
書データに付加された前記識別子に応じて当該印刷プロ
トコルに対応したコマンド変換手段を選択する手段とを
有するようにしたものである。
【0016】前記プリントサーバは、前記複数の端末装
置からの文書データを受信して格納するファイル部を有
するサーバと、該サーバから特定の文書データを受信し
て当該印刷コマンドを処理するプリンタコントローラと
、該プリンタコントローラからの指示により印刷を行う
プリンタエンジン部とを備え、前記プリンタコントロー
ラは、複数のフォントセットを格納する2次メモリと、
該複数のフォントセットのうち必要なフォントセットを
格納する1次メモリとを有するようにすることもできる
【0017】さらに、前記プリントサーバは、前記複数
の端末装置からの文書データを受信して格納するファイ
ル部を有するサーバと、該サーバから特定の文書データ
を受信して当該印刷コマンドを処理するプリンタコント
ローラと、該プリンタコントローラからの指示により印
刷を行うプリンタエンジン部とを備え、前記サーバ内の
2次メモリに前記複数のコマンド処理プログラムおよび
複数のフォントセットを格納し、前記プリンタコントロ
ーラは必要時に特定の印刷プログラムおよびフォントセ
ットを前記サーバから受信するようにすることもできる
【0018】なお、プロトコル種別のみならず、文字コ
ード種別の相違に対しても、プロトコル種別に対すると
同様の処理を行なう構成を設けることができる。
【0019】
【作用】以下、本発明による代用的な印刷システムの作
用を説明する。
【0020】各端末は、文書データ作成部を用いて文書
データを作成した後、端末内サーバ通信部を用いて該文
書データをプリンタコントローラへ送信する。
【0021】サーバは、各端末が送信した文書データを
、端末通信部を用いて受信した後、印刷スプールファイ
ル部に印刷プロトコル種別の識別子と印刷コマンド列と
の組からなる前述のデータ形式にて格納する。サーバは
、続いて印刷スプールファイル部内の各文書データを適
当な順序で読出し、プリンタコントローラ通信部を用い
てプリンタコントローラへ送信する。
【0022】プリンタコントローラは、プリンタコント
ローラ内サーバ通信部により受信した文書データに対し
、コマンド処理部が次のように処理する。 (1)文書データの先頭にある印刷プロトコル種別を、
印刷プロトコル識別部を用いて識別する。 (2)この識別した新しい印刷プロトコル用のコマンド
処理プログラムへの切換えを印刷プロトコル切換え部を
用いて行う。 (3)文書データ(新しい印刷プロトコル種別にて記述
されている)内の印刷コマンド列を処理し、プリンタエ
ンジンに印刷を指示する。以上のように、複数機種の端
末が様々な種類の印刷プロトコルを用いて文書データを
作成し、プリントサーバに印刷を依頼しても、前述のよ
うにプリントサーバ内のプリンタコントローラが受信し
た文書データの印刷プロトコル種別を識別し、印刷プロ
トコルに合うコマンド処理を行うことにより、印刷処理
を行うことができるので、費用対効果比の高い印刷シス
テムを提供することができる。
【0023】なお、文字コード種別の相違に対する動作
も同様である。
【0024】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1および図2
の構成例を用いて説明する。
【0025】本印刷システムは、LANやWAN等のネ
ットワーク10と、ネットワークを介して互いに通信を
行うことができる複数の端末、端末1(11)、端末2
(12)、…、端末N(13)及びプリントサーバ14
とからなる。
【0026】上記各端末11〜13は、ネットワーク1
0を介して、プリントサーバ14に印刷を依頼するため
、文書の印刷内容を表す文書データを、経路19−aを
通じて送信する。
【0027】プリントサーバ14は、サーバ15、プリ
ンタコントローラ16、及びプリンタエンジン17とか
らなり、以下のように処理する。 (1)図2に示すように初めにサーバ15が、各端末か
ら受信した文書データを、サーバ15のファイル部15
1内の印刷スプールファイル部152に一旦格納する。 (2)サーバ15は、格納した文書データを読出し、プ
リンタコントローラ16へ送信し、印刷を指示する。 (3)プリンタコントローラ16は受信した文書データ
を処理し、プリンタエンジン17へ印刷を指示する。 (4)プリンタエンジン17は、プリンタコントローラ
17からの指示に従い、電子写真印刷プロセスやワイヤ
ドット印刷プロセスを実行し、用紙への印刷を行う。
【0028】また、プリンタコントローラ16は、プリ
ンタコントローラ内サーバ通信部161、コマンドバッ
ファ部162、コマンド処理部163、プリンタ出力用
バッファ部167、及びプリンタ制御部168とからな
る。
【0029】サーバ15が送信した印刷スプールファイ
ル部152内の文書データ(1521,1522等)は
、プリンタコントローラ内サーバ通信部161が受信し
、コマンドバッファ部162へ格納される。コマンドバ
ッファ部162内の文書データはコマンド処理部163
により処理され、その実行結果である文字、図形、イメ
ージ等の描画データは、プリンタ出力用バッファ部16
7へ格納される。プリンタ出力用バッファ部167内の
データは、プリンタ制御部168が読出し、プリンタエ
ンジン17が受信できる形式の信号に変換して、プリン
タエンジン17へ出力される。
【0030】以下、端末1と端末2の機種及びそれらが
用いる印刷プロトコルが、次の二つの場合のいずれかで
あるものと仮定して説明を進めるが、それ以外の場合に
ついても本発明は、同様に適用することができる。
【0031】(場合1)端末1と端末2の機種が各々、
機種1と機種2であり異なる。また、端末1と端末2の
用いる印刷プロトコルが各々、プロトコル1とプロトコ
ル2であり異なる。
【0032】(場合2)端末1と端末2の機種が同じで
あるが、端末1と端末2の用いる印刷プロトコルが各々
、プロトコル1とプロトコル2であり異なる。
【0033】本印刷システムでは、機種や用いる印刷プ
ロトコルの違う端末1(11)と端末2(12)が、プ
リントサーバ14を共用するため、以下の構成要素を設
ける。
【0034】(1)各端末11〜13に、印刷プロトコ
ル種別と印刷コマンド列とからなる文書データを作成す
るための文書データ作成部111,121,…,131
と、文書データ18をサーバ15へ送信するための端末
内サーバ通信部112,122,…,132とを設ける
【0035】(2)サーバ15に、文書データ18を受
信するための端末通信部150、各種ファイルを格納す
るためのファイル部151、受信した文書データを印刷
プロトコル種別(1521−aや1522−a)と印刷
コマンド列(1521−bや1522−b)の組からな
る文書データ(1521や1522)として、一旦格納
するための印刷スプールファイル部152、及び印刷ス
プールファイル部152内の各文書データ(1521や
1522)をプリンタコントローラ16へ送信するため
のプリンタコントローラ通信部153を設ける。
【0036】(3)プリンタコントローラ16に、文書
データを受信するためのプリンタコントローラ内サーバ
通信部161を設ける。
【0037】さらに、コマンド処理部163内に、印刷
プロトコル種別を識別するための印刷プロトコル識別部
164と、識別した印刷プロトコル用のコマンド処理プ
ログラム1661,1662,…,1663に切換える
ための印刷プロトコル切換え部165を設ける。
【0038】以上(1)から(3)で説明した各構成要
素は、次のように動作する。
【0039】(a)端末1(11)、端末2(12)、
…、端末3(13)は、各端末上の文書データ作成部1
11,121,…,131を用いて、印刷プロトコル種
別とその印刷プロトコル種別にて記述された印刷コマン
ド列との組からなる文書データを作成する。その後、端
末内サーバ通信部112,122,…,132を用いて
文書データをプリントサーバ14へ送信する。ここで、
各文書データ作成部111,121,…,131は、各
端末の機種や印刷プロトコル及び端末上で印刷内容を作
成するための応用プログラムに応じて、適切なものを用
意する。
【0040】(b)サーバ15は、各端末11〜13が
送信した文書データを、端末通信部150を用いて受信
した後、印刷スプールファイル部152に前述のデータ
形式(印刷プロトコル種別と印刷コマンド列の組)で格
納する。
【0041】(c)サーバ15は、続いて印刷スプール
ファイル部152内の各文書データ1521,1522
を適当な順序で読出し、プリンタコントローラ通信部1
53を用いて、プリンタコントローラ16へ送信する。 ここで、上記読出しと送信の順序は、各端末からの受け
付け順序、各文書データの利用紙サイズ、各文書データ
の総印刷ページ数等を考慮して、サーバ15が決定する
【0042】(d)プリンタコントローラ16は、プリ
ンタコントローラ内サーバ通信部161を用いて、サー
バ15から受信した文書データ(1521や1522)
を、コマンドバッファ部162へ一旦格納する。コマン
ドバッファ部162内の文書データは、コマンド処理部
163が次のように処理する。 (i)文書データ1521,1522の先頭にある印刷
プロトコル種別を、印刷プロトコル識別部164を用い
て識別する。 (ii)この識別した新しい印刷プロトコル種別(プロ
トコル1又はプロトコル2)用のコマンド処理プログラ
ム1661,1662,…,1663のいずれかへの切
換えを印刷プロトコル切換え部165を用いて行う。
【0043】印刷スプールファイル部152を設けたた
め、次のような効果が得られる。 (1)プリンタコントローラ16やプリンタエンジン1
7が既に他の文書データの印刷等に使用されており、空
いていなくても印刷スプールファイル部152の容量が
満杯でない限り、サーバ15が1個以上の端末からの印
刷依頼を受け付け、印刷スプールファイル部152に格
納するができる。
【0044】(2)しかも、複数種類の端末が様々な種
類の印刷プロトコルを用いて作成した文書データを、同
一のサーバ15にて受け付けることができる。
【0045】各端末11,12,13等は、サーバ15
に対し、次のサービスを要求し、サーバ15が当該サー
ビスを実行する。 (i)文書データの印刷依頼 (ii)印刷依頼済み文書データの印刷の中断/続行(
iii)印刷依頼済み文書データの印刷の強制終了(i
v)印刷依頼済み文書データの印刷状況についての問い
合わせ (v)印刷依頼済み文書データの印刷終了検出時点にお
けるサーバ15から印刷依頼元端末への印刷終了報告(
vi)印刷依頼済み文書データの、印刷スプールファイ
ル部152内における印刷待ち順序の変更本実施例にお
いては、第1の文書データ1521、第2の文書152
2等の文書データを、それらの印刷プロトコル種別によ
らず、一つの印刷待ち行列に接続している。しかし、端
末や印刷プロトコルの種類に応じて別々の印刷待ち行列
を設け、各文書データを対応する別々の印刷待ち行列に
接続する方法(以下、印刷待ち行列方式2という)を用
いてもよい。なお、ここでは、各文書データ(前述の1
521,1522)は印刷コマンド列(前述の1521
−b,1522−b)からなり、印刷プロトコル種別(
前述の1521−a,1522−a)は含まない。この
印刷待ち行列方式2は、前述の印刷プロトコルによらず
同一の印刷待ち行列を用いる方法(以下、印刷待ち行列
方式1という)に比べ、次のような性質を有する。
【0046】(1)新たに端末や印刷プロトコルの種類
が増加した場合、印刷待ち行列を増設する必要がある。 この増設のため、印刷待ち行列方式1に比べ、余分な処
理と時間を要し、管理も複雑になる。
【0047】(2)大部分の印刷待ち行列には文書デー
タがほとんど入っていないのに、一部の印刷待ち行列に
のみ最大接続数分の文書データが接続され、この満杯印
刷待ち行列にさらに各端末からの印刷依頼が多数殺到す
ることがある。この場合、端末やそのユーザに印刷要求
待ちが発生し、印刷システムの印刷スループットが低下
する。
【0048】(3)各端末からの印刷依頼を複数個の印
刷待ち行列に分散して受け付けるので、サーバ15にお
いて、端末からの受け付け順にプリンタコントローラ1
6への印刷指示を発行するのが困難である。可能である
としても、そのための処理や管理が複雑である。
【0049】(4)サーバ15が端末からの印刷要求を
受け付けた時、サーバ15は端末より受信した各文書デ
ータ内の印刷プロトコル種別を解析識別した後、当該文
書データを当該印刷プロトコル種別に対応した印刷待ち
行列に接続する必要がある。
【0050】(5)各印刷待ち行列内の各文書データを
プリンタコントローラ16へ送信し、印刷依頼する際、
サーバ15が各印刷待ち行列の種類を調べ、その印刷待
ち行列の種類を文書データの送信に先立ち、プリンタコ
ントローラ16へ送信することが必要となる。
【0051】(6)(4)および(5)に示したように
、印刷待ち行列方式2においては、サーバ15が印刷プ
ロトコル種別に応じた処理や管理をする必要があるが、
イン差待ち行列方式1においては不要である。
【0052】なお、プリンタコントローラ16が複数種
類の印刷プロトコルを受付け、処理するためのマルチ印
刷プロトコルの切換え制御方式としては、第3図に示し
たように以下の三つの方式を考案した。 (ア)[方式1]プロトコル対応コマンド処理プログラ
ムの交換方式 (イ)[方式2]コマンド変換方式 (ウ)[方式3]コマンド解釈等の個別プログラム部交
換方式 方式1は、各印刷プロトコル用のコマンド処理プログラ
ムを、予めプリンタコントローラ16又はサーバ15に
用意しておき、印刷プロトコル種別が変更されたことを
印刷プロトコル識別部164が検出すると、その印刷プ
ロトコル用のコマンド処理プログラムに切換える方式で
あり、前述の実施例は主に本方式を採用した場合のもの
である。
【0053】方式2は、コマンド処理部163において
、印刷プロトコルに対応するコマンド解釈を行い、各文
書データ内の印刷コマンドを共通コマンドに変換してか
ら、その共通コマンドを実行する方式である。そのため
、各印刷プロトコルに対応するコマンド変換テーブルや
コマンド変換プログラムを各印刷プロトコルに対応して
用意しておき、それらを用いて上記コマンドの変換を行
う。
【0054】また方式3は、方式1と方式2の中間的な
方法であり、各印刷プロトコルに対応して変化するコマ
ンド解釈部と個別描画処理部を個別に用意し、それらの
個別部のみを交換し、共通に利用できる共通描画処理部
は交換しないですますようにしたものである。
【0055】方式2では、各印刷プロトコルについての
コマンド体系が、前記共通コマンドについてのコマンド
体系と異なると、上記共通コマンドへの変換ができない
場合が生じる。このような場合でも、共通コマンドに変
換できないコマンドを共通コマンドに追加することによ
り対応できる印刷プロトコルが多い。
【0056】しかし、共通コマンドについてのコマンド
体系と各印刷プロトコルについてのコマンド体系の違い
が大きい場合(例えば一方がプリンタ制御用のエスケー
プシーケンスコマンドで他方がPost Script
等のページ記述言語の場合)、変換は難しい。変換でき
たとしても、変換のための前記コマンド変換テーブルや
コマンド変換プログラムが複雑になるとともに、コマン
ド変換時間(図4の変換後のコマンド処理時間に含まれ
る)が大きくなる。
【0057】一方、方式1や方式3では、各印刷プロト
コルに対応するコマンド処理プログラムやコマンド解釈
部や個別描画部を用意するため、どんな印刷プロトコル
にも対応することができる。
【0058】従って、図4のマルチ印刷プロトコルのサ
ポート能力の欄において、方式1と方式3は○(良好)
であるが、方式2は△(不都合な場合あり)であるとし
た。
【0059】従って、上記不都合が生じない範囲の印刷
プロトコルについて、方式2を用いるようにした。
【0060】以上のように本実施例においては、複数機
種の端末が様々な種類の印刷プロトコルを用いて文書デ
ータを作成し、プリントサーバに印刷を依頼しても、前
述のようにプリントサーバ内のプリンタコントローラが
受信した文書データの印刷プロトコル種別を識別し、該
印刷プロトコルに合うコマンド処理を行うことにより、
印刷処理を行うことができるので、費用対効果比の高い
印刷システムを提供することができる。
【0061】次に本発明の第2実施例を、図5の構成例
を用いて説明する。
【0062】前述の第1実施例では、各印刷プロトコル
用のコマンド処理プログラム1661,1662,…,
1663を主メモリ(一次メモリ)に常駐していたため
、多数(M個)の印刷プロトコルをサポートするために
は、そのための主メモリ容量が増大していた。例えば、
一つの印刷プロトコル当りのコマンド処理プログラムの
容量を256kB(キロバイト)、Mを10とすると、
前記プログラムの格納のため、2560kB分の主メモ
リが必要になる。
【0063】ところで一文書の印刷では、一つの印刷プ
ロトコルしか同時に使われないため、M個分のコマンド
処理プログラムをすべて主メモリに常駐しておく必要は
ない。
【0064】本実施例では、第1実施例における上記メ
モリ容量増大という問題点を解消するため、プリンタコ
ントローラ16内にファイル部(二次メモリ)16Aを
設け、その中に各印刷プロトコル用のコマンド処理プロ
グラム16A1,16A2,…,16A3を格納するよ
うにする。
【0065】また、各時点で選ばれている印刷プロトコ
ル用のコマンド処理プログラムのみを主メモリ内の特定
印刷プロトコル対応コマンド処理部169と呼ぶエリア
に格納し、主メモリの使用量を削減する。  この結果
、M(=10)個分の印刷プロトコルをサポートした場
合でも、コマンド処理プログラムを格納するための主メ
モリエリアは、一個分だけ前記特定印刷プロトコル対応
コマンド処理部169のように用意するだけでよい。前
述の例では、256kBですむことになる。
【0066】本実施例では、印刷プロトコルの切換えを
次のように行う。
【0067】(1)文書データ1521,1522の先
頭にある印刷プロトコル種別1521−a,1522−
aを、コマンド処理部163内の印刷プロトコル識別部
164が、識別する。
【0068】(2)コマンド処理部163は、印刷プロ
トコルが変更されたことを検出すると、印刷プロトコル
切換え部165を起動する。
【0069】(3)印刷プロトコル切換え部165は、
切換え後の印刷プロトコルに対応するコマンド処理プロ
グラムを、ファイル部16A内の16A1,16A2,
…,16A3の中の該当するものとして読出し、前記特
定印刷プロトコル対応コマンド処理部169にロードす
る。
【0070】(4)印刷プロトコル切換え部165は処
理を終了し、コマンド処理部163が新しい印刷プロト
コルについての印刷コマンドの解釈と実行を、前記特定
印刷プロトコル対応コマンド処理部169にロードした
プログラムを用いて行う。
【0071】なお、プリントサーバにおける印刷スルー
プットを向上するため、プリンタ出力用バッファ部16
7を複数ページ分のページバッファメモリ部として構成
し、サーバ15からの前記文書コマンド受信と、プリン
タコントローラ16内のコマンド処理部163による前
記各ページバッファへの描画処理と、前記コマンド処理
部163による描画の終った各ページバッファについて
の印刷の指示を並行処理する技術を、採用することがで
きる。  本並行処理の技術については、本出願人が先
に出願した特願昭63−158481号及び特願平1−
164637号において開示されている。
【0072】以上の並行処理の技術を本実施例に適用す
る場合、前記コマンド処理部の処理は次の二種類のタス
クとして実行される。
【0073】(a)[描画タスク]各ページバッファに
ついて描画処理を改ページ等のページ終了条件を検出す
るまで行う。ページ終了条件を検出するとそのページバ
ッファについての描画を終了し、描画の完了したそのペ
ージバッファについて、印刷タスクと呼ぶタスクを起動
する。
【0074】(b)[印刷タスク]印刷タスクは描画の
完了したページバッファについての印刷指示を、プリン
タエンジン17へ行う。
【0075】この場合、印刷プロトコルの切換えは、元
の印刷プロトコル用の描画タスクから、新しい印刷プロ
トコル用の描画タスクへ切換えることになる。そのため
の手順を図6のPAD(Problem Analys
is Diagram)に示す。
【0076】図6において、描画タスク51は、前述の
ように元のある印刷プロトコルについての処理を行って
いる。描画タスク51は、初めに初期化を行った後(5
11)、文書データ処理512を繰返している。
【0077】文書データ処理512は、文書の終了を検
出するまで(513)、前記文書データに対し、コマン
ド解釈514とコマンド実行515を繰返す。ここでは
、前記文書データ内の印刷プロトコル種別(1521−
aや1522−a)も印刷コマンド列と同様のコマンド
(図6では、印刷プロトコル指定用コマンドと呼んでい
る)として扱いながら、処理を進めている。
【0078】つまり、コマンド解釈514の結果に応じ
て以下のように処理する。
【0079】(ア)コマンドが印刷プロトコル指定用な
らば(516)、印刷プロトコル種別が元のプロトコル
から変化したかを調べ、変化していれば印刷プロトコル
制御タスクと呼ぶ印刷プロトコルの切換えを行うための
タスクを起動する(517)。
【0080】(イ)コマンドが文字描画用ならば(51
8)、文字描画処理を行う。
【0081】(ウ)コマンドが図形描画用ならば(51
9)、図形描画処理を行う。
【0082】(エ)コマンドがその他のものならば(5
1A)、コマンドに対応するその他の処理を行う。
【0083】印刷プロトコル制御タスクの起動の後(5
17)、タスクディスパッチャに処理が移り、該タスク
ディスパッチャは次の実行タスクとして前記印刷プロト
コル制御タスクを選択し、処理を開始させる(51B)
【0084】印刷プロトコル制御タスク52は、元の印
刷プロトコル用の描画タスクに対し、タスク強制終了マ
クロ521とタスク削除マクロ522を発行することに
より、前記特定印刷プロトコル対応コマンド処理部16
9から元の描画タスク51用のプログラムを削除する。
【0085】続いて、前期印刷プロトコル制御タスク5
2は、新しい印刷プロトコル用の描画タスクについて、
タスク生成マクロ523とタスク起動マクロ524を発
行することにより、切換え後の新しい印刷プロトコルに
対応するコマンド処理プログラムを、ファイル部16A
内の16A1,16A2,…,16A3の中の該当する
ものとして読出し、前記特定印刷プロトコル対応コマン
ド処理部169にロードし、新しい描画タスク53とし
て起動する。
【0086】前期印刷プロトコル制御タスク52は、そ
の後タスク終了マクロ525を発行し、処理を終了する
【0087】印刷プロトコル制御タスク52が処理を終
了すると、タスクディスパッチャ526に処理が移る。 該タスクディスパッチャは次の実行タスクとして新しい
印刷プロトコル用の描画タスク53を選択し、処理を開
始させる。
【0088】新しい印刷プロトコル用の描画タスク53
は、各種パラメータを初期化した後(531)、文書デ
ータ処理532を繰返す。文書データ処理532は、文
書の終了を検出するまで、各文書データに対し、コマン
ド解釈とコマンド実行を繰返す。
【0089】描画タスク53の基本的な処理手順は、描
画タスク51の場合と同じである。相違点は、対象とす
る印刷プロトコルが違うことである。
【0090】図6の手順は、次の2項目について変更す
ることができる。
【0091】(1)[タスクコントロールブロックの主
メモリへの常駐化によるタスク生成マクロとタスクマク
ロの未使用化] (i)描画タスク等のタスクを管理するためのタスクコ
ントロールブロック(前記特願昭63−158481号
及び特願平1−164637号参照)を主メモリに常駐
することにより、前記印刷プロトコル制御タスク52の
処理から、タスク削除マクロの発行522とタスク生成
マクロの発行523を取り除く。
【0092】(ii)なお、この場合も各描画タスクに
対応するコマンド処理プログラムは主メモリとファイル
部のいずれかに格納する。この点は、本変更を行わない
場合と同じである。
【0093】(2)[コマンド処理プログラムのロード
時期の変更] (i)描画タスクに対応するコマンド処理プログラムの
ファイル部から主メモリへのロード時期を、図6におい
て実施しているタスク生成マクロの実行時から次のいず
れかに変更する。
【0094】■ タスク起動マクロの実行時■ タスク
ディスパッチャの実行時 (ii) (i)のロード時期の変更は、上記(1)の
タスク生成マクロとタスク終了マクロの未使用化につい
ての変更を行わなかった場合についても、行うことがで
きる。
【0095】(iii)またロード時期として、上記3
通りのうちのいずれを採用した場合でも、ロード処理に
おいては次に示す共通の手順を実行する。
【0096】[ロード処理の手順]■ ロードすべきコ
マンド処理プログラム(プログラムAと呼ぶ)が、主メ
モリに既にあるか調べる。
【0097】■ あれば、ロード処理を終える。
【0098】■ なければ、主メモリに前記プログラム
Aの格納に必要な空きエリアがあるか調べる。
【0099】■ 空きエリアがあれば、プログラムAを
ファイル部から主メモリへロードする。
【0100】■ 空きエリアがなければ、主メモリ内に
プログラムAの格納に必要な空きエリアを作った後、プ
ログラムAをファイル部から主メモリへロードする。
【0101】本実施例によれば、プリンタコントローラ
16における主メモリ容量が、第1実施例に比べて少な
くてすむので、安価な構成の印刷システムにて第1実施
例と同様の効果をえることができる。
【0102】次に本発明の第3実施例を、図7を用いて
説明する。本実施例においては、第2実施例に以下の構
成要素を追加する。
【0103】(1)ファイル部16A内に複数個(J個
)のフォントセット、つまりフォントセット1(16D
1)、フォントセット2(16D2)、…、フォントセ
ットJ(16D3)を格納する。
【0104】(2)プリンタコントローラ16内にフォ
ントセット用主メモリエリア16Cを新設する。本フォ
ントセット用主メモリエリア16C内には複数個(I個
)のフォントセット、つまりフォントセットm1(16
C1)、フォントセットm2(16C2)、…、フォン
トセットmI(16C3)を格納できるようにする。
【0105】(3)ここで、I<Jとし、主メモリには
本プリンタコントローラ16がサポートする全フォント
セット(J個)のうちの一部(I個)のみを格納するよ
うにし、フォントセット用の主メモリの実装量を減らし
、コストの低減を図る。
【0106】(4)コマンド処理部163内には、サー
バから受信したフォントセット指定コマンドを実行し、
プリンタコントローラ内のフォントセットを切換えるた
めのフォントセット切換え部16Bを設ける。
【0107】以上の追加した構成要素を用いてプリンタ
コントローラ16は、図8のように、フォントセット切
換え部16Bがフォントセットの切換え処理を行う。
【0108】(a)フォントセット切換え処理は、次に
切換えるべきフォントセットの固有番号であるフォント
セットNo.nを入力パラメータとして、処理を行う。 (b)フォントセット切換え処理は、初めに前記フォン
トセットnが主メモリにあるか否かを判定する(71)
【0109】(c)処理71の判定にて、主メモリにな
いならば、前記フォントセット用主メモリエリア16C
に、空き状態の固定サイズのフォントセットエリアがあ
るか判定する(72)。
【0110】(d)処理72の判定にて、空き状態の固
定サイズのフォントセットエリアがあるならば、本空き
状態の固定サイズエリアにフォントセットnをロードす
る。ここで、ロードとはファイル部16A内にあるフォ
ントセットnの内容を主メモリ内の前記空き状態の固定
サイズエリアにコピーすることである(73)。
【0111】(e)処理72の判定にて、空き状態の固
定サイズのフォントセットエリアがないならば、つぎの
処理74、75、76を行う。
【0112】(i)フォントセット用主メモリエリア1
6C内の使用頻度が最小のフォントセットのフォントセ
ットNo.mをサーチする(74)。
【0113】(ii)必要ならば、前記フォントセット
m用のドットイメージ展開情報を、ファイル部16A内
のフォントセットm用の退避エリアにアンロードする(
75)。ここで、ドットイメージ展開情報とは、前記フ
ォントセットmがアウトラインフォントやベクトルフォ
ントと呼ばれるようなフォントの輪郭情報やイメージ圧
縮情報等のドットイメージ形式以外の表現形式で記述さ
れている場合に、それらの表現形式からドットイメージ
形式へのドット展開を行った結果をいう。前記ドットイ
メージ以外の表現形式のフォントセットを用いる場合、
本ドットイメージ展開情報を作成し、それを前記プリン
タ出力用バッファ部167へコピーすることにより、文
字描画を行う。
【0114】(iii)続いて、フォントセット用主メ
モリエリア16C内のフォントセットm用のエリアに、
フォントセットnをロードする(76)。
【0115】(f)最後に、フォントセットnに対応す
るパラメータを、カレントフォントセット(コマンド処
理163がその時点で選択し、使用しているフォントセ
ット)用のパラメータとしてセットする(77)。ここ
で、カレントフォントセット用のパラメータとしては、
■フォントセットNo.や■上記フォントセットnの前
記フォントセット用主メモリエリア16C内での先頭ア
ドレス等がある。
【0116】なお、図8においては、すべてのフォント
セットが同じ固定サイズであるものとして説明を行った
が、各フォントセットにより必要メモリサイズが違う場
合についても、■最大サイズのフォントセットの必要メ
モリサイズを前記固定サイズとして処理するか、又は■
小容量の単位メモリバッファの列を各フォントセットに
割当て、フォントセット切換え処理において必要数分の
単位メモリバッファの列を獲得、解放することにより、
同様にして処理することができる。
【0117】本実施例によれば、プリントサーバが小容
量の主メモリ容量にてマルチフォントをサポートするこ
とができる。
【0118】なお、複数印刷プロトコルをサポートする
場合、各印刷プロトコルに応じてサポートするフォント
セットの内容を変えなければならない場合がしばしば生
じる。しかし、本実施例によれば、そのような場合につ
いても対応することができるので、使い勝手の良いプリ
ントサーバを提供することができる。
【0119】次に本発明の第4実施例を、図9を用いて
説明する。本実施例ではマルチ印刷プロトコルをサポー
トするに当り、各印刷プロトコル用のコマンド処理プロ
グラムの所在を第2実施例や第3実施例におけるプリン
タコントローラ16内のファイル部16Aからサーバ1
5内のファイル部151に替えたものである。
【0120】本実施例の特徴は、次の二点にある。
【0121】■  図9に示すように、サーバ15内の
ファイル部151内にコマンド処理プログラム格納ファ
イル部154を設け、そこに各印刷プロトコル用のコマ
ンド処理プログラム1541,1542,…,1543
を格納する。
【0122】■  プリンタコントローラ16のコマン
ド処理部163には、印刷プロトコル識別部164と印
刷プロトコル切換え部165と特定印刷プロトコル対応
コマンド処理部169を設ける。
【0123】本実施例では、図9の構成において、次の
ように、印刷プロトコルの切換えを行う。
【0124】(1)文書データ1521,1522の先
頭にある印刷プロトコル種別1521−a,1522−
aを、コマンド処理部163内の印刷プロトコル識別部
164が、識別する。
【0125】(2)コマンド処理部163は、印刷プロ
トコルが変更されたことを検出すると、印刷プロトコル
切換え部165を起動する。
【0126】(3)印刷プロトコル切換え部165は、
前記プリンタコントローラ内サーバ通信部161を介し
て、サーバ15に新しい印刷プロトコル(印刷プロトコ
ルnと仮定)用のコマンド処理プログラムの送信を要求
し、プログラム受信待ち状態と呼ぶ待ち状態に移る。
【0127】(4)サーバ15はプリンタコントローラ
16から要求された印刷プロトコルn用のコマンド処理
プログラムを、前記コマンド処理プログラム格納ファイ
ル部154内の1541,1542,…,1543のい
ずれかから読出し、プリンタコントローラ通信部153
を介してプリンタコントローラ16へ送信する。
【0128】(5)プリンタコントローラ16は、前記
印刷プロトコルn用のコマンド処理プログラムを、プリ
ンタコントローラ内サーバ通信部161を介して受信し
、前記特定印刷プロトコル対応コマンド処理部169へ
格納した後、前記印刷プロトコル切換え部165のプロ
グラム受信待ち状態を解除する。
【0129】(6)印刷プロトコル切換え部165は処
理を終了し、コマンド処理部163が新しい印刷プロト
コルについてのコマンドの解釈と実行を、前記特定印刷
プロトコル対応コマンド処理部169内のプログラムを
用いて行う。
【0130】また、本実施例においては、第3実施例に
おいてプリンタコントローラ16内のファイル部16A
に格納していた複数個のフォントセット(16D1,1
6D2,…,16D3)を、サーバ15内のファイル部
151に格納してマルチフォントをサポートすることも
できる。
【0131】本実施例によれば、プリンタコントローラ
16内にファイル部を設けなくても、第2実施例と同様
の少容量の主メモリにてマルチ印刷プロトコルをサポー
トすることができるので、第2実施例や第3実施例より
さらに安価なプリントサーバを提供することができる。
【0132】なお、上記実施例においては印刷プロトコ
ルとフォントセットの指定を、サーバがそのための印刷
プロトコル種別や印刷コマンドを文書データの一部に組
込んでプリンタコントローラへ送信することにより実現
していた。それらの指定をプリンタコントローラ上のユ
ーザ操作パネルからのキー入力で行えるようにした場合
についても、同様にして実現することができる。
【0133】次に、本発明の第5の実施例を説明する。 本実施例は、前記第1実施例から第4実施例において、
各端末11,12,13等が複数種類の文字コードのい
ずれかを用いて文書データを作成し、それをプリントサ
ーバ14で印刷するようにしたものである。サポートす
る文字コードの種類としては、例えば、ASCII(A
merican national Standard
 Code for Information Int
erchange),JIS(Japanese In
dustrial Standard)コード,シフト
JISコード,EBCDIC(Extended Bi
nary Coded Decimal Interc
hange Code)がある。
【0134】本実施例では、第1実施例から第4実施例
において、次の機能を追加したものである。
【0135】(1)各端末11,12,13等は、前記
印刷プロトコル種別に加え、好ましくは印刷プロトコル
種別の前に、文字コード種別を付加した文書データを、
各文書データ作成部111,121,131等で作成す
る。
【0136】その後、各端末は当該文書データを各端末
内サーバ通信部112,122,132等を用いて、、
プリントサーバ14へ送信する。
【0137】(2)プリントサーバ14内のサーバ15
は、受信した文書データ(文字コード種別と印刷プロト
コル種別と印刷コマンド列からなる)をプリンタコント
ローラ16へ送信する。
【0138】(3)プリンタコントローラ16は、サー
バ15から受信した文書データ内の前記文字コード種別
を解析する。文字コード種別が初期値又は前値(前文書
データでの値)であれば、印刷プロトコル種別を識別し
た後、以下、第1実施例から第4実施例の場合と同様に
処理を進める。
【0139】(4)文字コード種別が初期値でも前値で
もなければ、プリンタコントローラ16は、コマンド処
理部163を前記文字コード種別に対応したものに切り
替えて処理を進める。
【0140】本切り替えは、次のいずれかの方法で実現
する。
【0141】(i)[文字コード変換を用いる方法]各
文字コードを一つずつ処理する際、各文字コード(ある
一つの文字コード種別に属する)を変換テーブルを参照
しながら共通文字コードに変換する。本文字コード変換
は、コマンド処理部163に付加した文字コード変換部
により行なう。コマンド処理部は、変換した共通文字コ
ードを用いて、以後、コマンド処理部163の処理を実
行する。
【0142】(ii)[文字コード処理部分を交換する
方法]コマンド処理部163内の文字コードを処理する
部分(文字コード処理部分と略す:プログラムで実現す
るのが拡張性の点から有利)を、各文字コード種別用に
予め複数個用意しておき、前記文字コード種別に応じて
当該文字コード処理部分を、文字コード種別に合うもの
に切り替える。
【0143】この切り替えの実現方法としては、次の二
つがある。(ア)コマンド処理部(拡張性の点からプロ
グラムで作成するのが好ましい)全体を文字コード種別
に応じて切り替える。
【0144】(イ)コマンド処理部内の文字コード処理
部分に、文字コード種別に応じた分岐論理を設けて対応
する。
【0145】上記方法(i)は、方法(ii)よりプロ
グラム容量やハードウエア(回路)が少なくて済むが、
文字コード変換という余分な処理をする必要があり、コ
マンド処理時間が方法(ii)より大きくなる傾向があ
る。
【0146】なお、方法(i)における文字コード変換
を、前述のように、プリンタコントローラ16で行なう
のではなく、サーバ15で行なうこともできる。この場
合、サーバ15が文書データ内の前記文字コード種別を
解析した後、各も次コードを共通文字コードに変換する
。サーバ15による文字コード変換の方法は、方法(i
)に示したプリンタコントローラ16が文字コードを変
換する方法と同様である。サーバが変換した、共通文字
コードで記述された文書データは、プリンタコントロー
ラ16へ送信される。プリンタコントローラ16は、共
通文字コードで記述された文書データに対して、以下、
第1実施例から第4実施例の場合と同様に、処理を進め
る。
【0147】(5)印刷プロトコルは、次の2種類に大
別される。(a)プリンタ制御コマンド文字コードと制
御コードの列として印刷文書(前記印刷コマンド列)を
記述する。制御コードは、文字コードを拡張したエスケ
ープシーケンスとして記述することが多い。従来、プリ
ンタの多くは本プリンタ制御コマンドを採用している。 その代表例としては、Hewlett Packard
 systems社のPCL(Printer Com
mand Languege)やエプソン社のESC/
P等がある。
【0148】(b)ページ記述言語 プログラム言語で書いたプログラムとして印刷文書を表
現する。代表例としては、Adobe Systems
 Intcorpolated社のPost Scri
ptやXerox社のInterpress等がある。
【0149】上記印刷プロトコル(a)において、サポ
ートする複数個の文字コード種別の間で制御コードが同
一コード(ビットパターン)をとることがある。この場
合、前述の機能(4)のように、コマンド処理部163
全体について、文字コードの変換を行なったり、コマン
ド処理部の切り替えを行なったりする必要はない。すな
わち、コマンド処理部163の一部の文字展開部につい
てのみ、文字コードの変換やコマンド処理部の切り替え
を行なえばよい。
【0150】本実施例によれば、印刷プロトコル種別の
他、文字コード種別が異なっても、同一のプリントサー
バで印刷することができる。従って、プリントサーバシ
ステムのコストパフォーマンスをさらに改善することが
できる。
【0151】なお、サーバ15の機能をすべてプリンタ
コントローラ16の機能とすることにより、サーバ15
とプリンタコントローラ16の機能を一体化し、ハード
ウェアの外観としてはサーバ15をなくしたプリントサ
ーバ14を実現することもできる。この場合、サーバ1
5のハードウェア(CPU、主メモリ、ファイル部等か
らなる)をLAN、WAN等のネットワーク制御部(端
末制御部150に相当)を残し、その他は省くこともで
きるので、プリントサーバ14のコストを大幅に下げる
ことができる。
【0152】また、プリンタコントローラ16をサーバ
15の内に組み込むこともできる。この場合、サーバ1
5内の例えば入出力バス条にプリンタコントローラボー
ド(プリンタコントローラ16を実装したボード)を直
接接続する。プリンタコントローラ16からは、サーバ
との通信を司る部分およびファイル部を省略することが
できる。サーバとの通信を司る部分の例としては、SC
SI(Small ComputerSystem I
nterface),セントロニクス,RS−232C
,Ethernet,Token Ring等の各通信
インタフェース用の回路およびドライバプログラムがあ
る。本構成のプリントサーバ14についても、装置を小
型化し、そのコストを下げることができる。
【0153】
【発明の効果】本発明によれば、複数機種の端末が様々
な種類の印刷プロトコルを用いて文書データを作成し、
プリントサーバに印刷を依頼しても、前述のようにプリ
ントサーバ内のプリンタコントローラが受信した文書デ
ータの印刷プロトコルを識別し、該印刷プロトコルに合
うコマンド処理を行うことにより、印刷処理を行うこと
ができるので、費用対効果比の高い印刷システムを提供
することができるという効果がある。
【0154】また、プリントサーバが小容量の主メモリ
容量を用いた安価な印刷システムにて、マルチ印刷プロ
トコルとマルチフォントをサポートすることができると
いう効果もある。
【0155】なお、複数印刷プロトコルをサポートする
場合、各印刷プロトコルに応じてサポートするフォント
セットの内容を変えなければいけない場合がしばしば生
じるが、本発明によれば、そのような場合についても対
応することができるので、使い勝手の良いプリントサー
バを提供することができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成例を示すブロック図
【図2】図1内に示したプリントサーバの詳細構成を示
すブロック図。
【図3】従来システムの構成を示すブロック図。
【図4】第1実施例におけるマルチ印刷プロトコル切換
え制御方式を説明するための説明図。
【図5】本発明の第2実施例の構成例を示すブロック図
【図6】本発明の第2実施例における印刷プロトコルの
切換え制御手順を説明するための説明図。
【図7】本発明の第3実施例の構成例を示すブロック図
【図8】本発明の第3実施例におけるフォントセットの
切換え制御手順を説明するための説明図。
【図9】本発明の第4実施例の構成例を示すブロック図
【符号の説明】
10…ネットワーク、11…端末1、12…端末2、1
3…端末N、14…プリントサーバ、15…サーバ、1
6…プリンタコントローラ、17…プリンタエンジン、
151…ファイル部、152…印刷スプールファイル部
、1521−a,1522−a…印刷プロトコル種別、
152−b,152−b…印刷コマンド列、163…コ
マンド処理部、164…印刷プロトコル識別部、165
…印刷プロトコル切換え部、16B…フォントセット切
換え部、167…プリンタ出力用バッファ部、168…
プリンタ制御部。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の端末装置と、該複数の端末装置にネ
    ットワークを介して接続されたプリントサーバとを備え
    、複数の端末装置で作成した印刷コマンド列からなる文
    書データを前記プリントサーバで印刷する印刷システム
    において、前記複数の端末装置の各々は、前記プリント
    サーバに送出する文書データに自己の印刷プロトコル種
    別を示す識別子を付加する手段を有し、前記プリントサ
    ーバは、前記複数の端末装置の異なる印刷プロトコルを
    共通の印刷プロトコルに変換するプロトコル変換手段を
    有することを特徴とする印刷システム。
  2. 【請求項2】複数の端末装置と、該複数の端末装置にネ
    ットワークを介して接続されたプリントサーバとを備え
    、複数の端末装置で作成した印刷コマンド列からなる文
    書データを前記プリントサーバで印刷する印刷システム
    において、前記複数の端末装置の各々は、前記プリント
    サーバに送出する文書データに自己の印刷プロトコル種
    別を示す識別子を付加する手段を有し、前記プリントサ
    ーバは、前記複数の端末装置の異なる印刷プロトコルに
    対応した複数のコマンド処理プログラムを格納する手段
    と、前記端末装置から受信した文書データに付加された
    前記識別子に応じて当該印刷プロトコルに対応したコマ
    ンド処理プログラムを選択する手段とを有することを特
    徴とする印刷システム。
  3. 【請求項3】異なる印刷プロトコルに共通に利用できる
    コマンド処理プログラムの一部を共用することを特徴と
    する請求項2記載の印刷システム。
  4. 【請求項4】前記プリントサーバは、前記異なる印刷プ
    ロトコルに対応した複数のコマンド処理プログラムを格
    納する2次メモリと、前記識別子により指定されたコマ
    ンド処理プログラムを前記2次メモリから読みだして格
    納する主メモリとを有することを特徴とする請求項2記
    載の印刷システム。
  5. 【請求項5】複数の端末装置と、該複数の端末装置にネ
    ットワークを介して接続されたプリントサーバとを備え
    、複数の端末装置で作成した印刷コマンド列からなる文
    書データを前記プリントサーバで印刷する印刷システム
    において、前記複数の端末装置の各々は、前記プリント
    サーバに送出する文書データに自己の印刷プロトコル種
    別を示す識別子を付加する手段を有し、前記プリントサ
    ーバは、前記複数の端末装置の異なる印刷プロトコルに
    対応したコマンド群を共通のコマンド群に変換する複数
    のコマンド変換手段と、前記端末装置から受信した文書
    データに付加された前記識別子に応じて当該印刷プロト
    コルに対応したコマンド変換手段を選択する手段とを有
    することを特徴とする印刷システム。
  6. 【請求項6】前記プリントサーバは、前記複数の端末装
    置からの文書データを受信して格納するファイル部を有
    するサーバと、該サーバから特定の文書データを受信し
    て当該印刷コマンドを処理するプリンタコントローラと
    、該プリンタコントローラからの指示により印刷を行う
    プリンタエンジン部とを備え、前記プリンタコントロー
    ラは、複数のフォントセットを格納する2次メモリと、
    該複数のフォントセットのうち必要なフォントセットを
    格納する1次メモリとを有することを特徴とする請求項
    1、2または5記載の印刷システム。
  7. 【請求項7】前記プリントサーバは、前記複数の端末装
    置からの文書データを受信して格納するファイル部を有
    するサーバと、該サーバから特定の文書データを受信し
    て当該印刷コマンドを処理するプリンタコントローラと
    、該プリンタコントローラからの指示により印刷を行う
    プリンタエンジン部とを備え、前記サーバ内の2次メモ
    リに前記複数のコマンド処理プログラムおよび複数のフ
    ォントセットを格納し、前記プリンタコントローラは必
    要時に特定の印刷プログラムおよびフォントセットを前
    記サーバから受信するようにしたことを特徴とする請求
    項2記載の印刷システム。
  8. 【請求項8】前記複数の端末装置の各々は、前記プリン
    トサーバに送出する文書データに自己の文字コード種別
    を示す識別子を付加する手段をさらに有し、前記プリン
    トサーバは、前記複数の端末装置の異なる文字コード種
    別を共通の文字コードに変換する文字コード変換手段を
    さらに有することを特徴とする請求項1、2または5記
    載の印刷システム。
  9. 【請求項9】前記複数の端末装置の各々は、前記プリン
    トサーバに送出する文書データに自己の文字コード種別
    を示す識別子を付加する手段をさらに有し、前記プリン
    トサーバは、前記複数の端末装置の異なる文字コード種
    別に応じて選択された複数の文字コード処理部分を交換
    する手段をさらに有することを特徴とする請求項1、2
    または5記載の印刷システム。
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