JPH096556A - プリントデータ転送システム - Google Patents

プリントデータ転送システム

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JPH096556A
JPH096556A JP7176730A JP17673095A JPH096556A JP H096556 A JPH096556 A JP H096556A JP 7176730 A JP7176730 A JP 7176730A JP 17673095 A JP17673095 A JP 17673095A JP H096556 A JPH096556 A JP H096556A
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Takashi Nishizawa
孝 西澤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異なった設定のままホストコンピュータから
プリンタに画像データが送信されることを防止して、効
率良く印字を実行させることができるプリントデータ転
送システムを提供する。 【構成】 印刷命令の受付時、アプリケーションソフト
の印刷実行ファイルが印刷実行時にモードセットのデバ
イスドライバファイルに従い、印刷条件を指令するモー
ドセット命令を送信コードに変換して送信する。プリン
タ10では、CPU14が受信したデータをバッファを
介してメモリに取り込み、印刷条件のモードセットを実
行しながら、または終了後、画像コードデータのビット
マップ展開を行い、プリンタエンジン30にドットデー
タを送って、画像形成を行う。これにより、プリント出
力の実行時において、プリンタ10の設定が自動で行わ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホストコンピュータと
プリンタで主に構成されたプリントデータ転送システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータと、これをプリンタ
サーバとして接続されたページプリンタとの間で、特に
これらがネットワークを介して接続される場合、データ
転送をいかに円滑に行うかが、重要な技術的課題であっ
た。この課題に対し、従来では、特公昭62−4428
7号公報に記載されているように、プログラムリストを
出力させる際、プログラムに付けられたファイル名に基
づきその印字フォーマットを切り換えるようにしたもの
がある。この例では、印字フォーマットを切り換えるた
めの特別なスイッチ操作を必要としないため、操作を簡
単に行うことができる。
【0003】また、特開平4−328934号公報に記
載されているように、複数のエスケープシーケンスを備
えた印字装置において、接続される各種ホストコンピュ
ータ毎の接続インターフェースに対応して接続条件を設
定変更するとともに、この接続条件の設定変更に合わせ
てエスケープシーケンスを選択するインターフェース機
能を持たせて、ホストコンピュータからプリンタのエミ
ュレーション変更を容易に行う方式が提供されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ホストコン
ピュータ上で作成したドキュメント等をプリンタに出力
させる場合、プリンタは、データフォーマットに対応し
たエミュレーションでデータを受ける必要がある。ま
た、プリンタ側における印刷条件の設定としては、トレ
イ指定、サイズ指定、印字位置指定等があり、これらの
指定は通常プリンタのオペレーションパネルを操作する
ことによって行われ、ホストコンピュータにソフトを組
み込んだものではホストコンピュータから設定を行うこ
ともできる。
【0005】しかし、ホストコンピュータから設定を実
行するソフトウェアは、アプリケーションのソフトウェ
アとは独立しており、設定には専用プログラムを起動さ
せる必要がある。例えば、ワープロ等のアプリケーショ
ンソフトを開く前、もしくはプリント実行時にアプリケ
ーションから一旦抜けて設定をして送信する必要があ
る。特にネットワークで使用しているときには、設定を
してから印字実行するまでの間に他のユーザーが設定変
更をしてしまったり、あるいは、複数のユーザーが同時
に印字実行をしてしまうことがある。従って、設定が異
なった状態で印刷が実行されてしまうことがあるため、
印刷実行の度に、再設定や再送信、あるいはデータクリ
ア等を行わなければならず、煩わしく、また、用紙の無
駄も生じていた。さらに、同じホストコンピュータ上で
も、実行しているアプリケーションソフトによってプリ
ンタの設定を変えなければならず、この場合にも、アプ
リケーションソフトが変わる毎にプリンタの設定変更を
行う必要があるため、同様の問題が生じていた。
【0006】そこで、本発明は、異なった設定のままホ
ストコンピュータからプリンタに画像データが送信され
ることを防止して、効率良く印字を実行させることがで
きるプリントデータ転送システムを提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、印刷を行うプリンタと、このプリンタにホストコン
ピュータから文字コード等の画像データを送信して印刷
を実行させるプリントデータ転送システムにおいて、前
記ホストコンピュータが、印刷を実行させる際に前記画
像データに先立って所定の印刷条件を送信して前記プリ
ンタに設定された印刷条件を変更する設定条件変更手段
を備えたことで前記目的を達成する。請求項2記載の発
明では、請求項1記載のプリントデータ転送システム
に、前記ホストコンピュータで使用される各アプリケー
ションソフトに対応した印刷条件をそれぞれ記憶する印
刷条件記憶手段を具備させ、前記設定条件変更手段は、
前記印刷条件記憶手段に記憶された印刷条件から、印刷
を実行させるアプリケーションソフトに対応した印刷条
件を選択して前記プリンタに送信することで前記目的を
達成する。
【0008】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
プリントデータ転送システムにおいて、前記設定条件変
更手段は、前記プリンタに設定された印刷条件が、アプ
リケーションソフトに対応して既に変更されたものであ
る場合には、前記印刷条件の送信を行わずに前記画像デ
ータの送信を行うことで前記目的を達成する。請求項4
記載の発明では、請求項1または2記載のプリントデー
タ転送システムにおいて、前記ホストコンピュータが、
前記プリンタに設定された印刷条件を認識する印刷条件
認識手段を有し、前記設定条件変更手段は、前記印刷条
件認識手段で認識された印刷条件が、次の印刷実行で使
用される印刷条件と一致している場合には、前記印刷条
件を送信せずに前記画像データの送信を行うことで前記
目的を達成する。
【0009】請求項5記載の発明では、請求項1、請求
項2、請求項3、請求項4のいずれかに記載のプリント
データ転送システムに、使用頻度の高い所定の印刷条件
を記憶した高頻度条件記憶手段を具備させ、前記設定条
件変更手段は、印刷終了後に前記プリンタの印刷条件を
前記高頻度条件記憶手段に記憶された印刷条件に変更す
ることで前記目的を達成する。請求項6記載の発明で
は、請求項1または請求項2記載のプリントデータ転送
システムに、ユーザー毎に設定された登録ナンバーを入
力する入力手段と、前記登録ナンバーに対応した印刷条
件を記憶するユーザー印刷条件記憶手段とを具備させ、
前記設定条件変更手段は、前記入力手段に入力された登
録ナンバーに対応する印刷条件を前記ユーザー印刷条件
記憶手段から検索して、印刷の実行の際に前記プリンタ
に送信することで前記目的を達成する。
【0010】
【作用】請求項1記載のプリントデータ転送システムで
は、ホストコンピュータの設定条件変更手段が、印刷を
実行させる際に画像データに先立って所定の印刷条件を
送信してプリンタに設定された印刷条件を変更する。請
求項2記載のプリントデータ転送システムでは、印刷条
件記憶手段が、ホストコンピュータにおいて使用される
各アプリケーションソフトに対応した印刷条件をそれぞ
れ記憶する。前記設定条件変更手段は、前記印刷条件記
憶手段に記憶された印刷条件から、印刷を実行させるア
プリケーションソフトに対応した印刷条件を選択して前
記プリンタに送信する。
【0011】請求項3記載のプリントデータ転送システ
ムでは、前記設定条件変更手段が、前記プリンタに設定
された印刷条件が、アプリケーションソフトに対応して
既に変更されたものである場合には、前記印刷条件の送
信を行わずに前記画像データの送信を行う。請求項4記
載のプリントデータ転送システムでは、前記ホストコン
ピュータの印刷条件認識手段が、前記プリンタに設定さ
れた印刷条件を認識し、前記設定条件変更手段は、前記
印刷条件認識手段で認識された印刷条件が、次の印刷実
行で使用される印刷条件と一致している場合には、前記
印刷条件を送信せずに前記画像データの送信を行う。
【0012】請求項5記載のプリントデータ転送システ
ムでは、高頻度条件記憶手段が使用頻度の高い所定の印
刷条件を記憶し、前記設定条件変更手段は、印刷終了後
に前記プリンタの印刷条件を前記高頻度条件記憶手段に
記憶された印刷条件に変更する。請求項6記載のプリン
トデータ転送システムでは、入力手段には、ユーザー毎
に設定された登録ナンバーを入力される。ユーザー印刷
条件記憶手段は、前記登録ナンバーに対応した印刷条件
を記憶する。前記設定条件変更手段は、入力手段に入力
された登録ナンバーに対応する印刷条件をユーザー印刷
条件記憶手段から検索して、印刷の実行の際に前記プリ
ンタに送信する。
【0013】
【実施例】以下、本発明のプリントデータ転送システム
における好適な実施例を図1ないし図7を参照して詳細
に説明する。図1は、第1の実施例によるプリントデー
タ転送システムにおいて使用されるプリンタの構成を表
したものである。この図に示すように、文字コード等の
画像データを出力するホストコンピュータに接続された
プリンタ10は、印刷制御装置12を備えている。印刷
制御装置12では、各種処理を行うCPU(中央処理装
置)14が設けられており、このCPU14とは、CP
Uバス16を介してROM(リード・オンリ・メモリ)
18、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)20、不
揮発性メモリ22、オプションインターフェース24、
ホストインターフェース26、ビデオインターフェース
28、及びパネルインターフェース32が接続されてい
る。
【0014】また、プリンタ10は、印刷を行うプリン
タエンジン30やモード指定や印刷枚数の指定等、印刷
条件を指定するための各種操作を行う操作パネル34を
備えており、プリンタエンジン30はビデオインターフ
ェース28に、操作パネル34はパネルインターフェー
ス32にそれぞれ接続されている。このプリンタ10と
ホストコンピュータとは、ホストインターフェース26
によって接続されている。このホストインターフェース
26には、例えば、パラレルインターフェースのセント
ロニクスやシリアルインターフェースのRS232C等
を使用する。
【0015】ROM18は、印刷処理等に必要な制御プ
ログラムや文字フォントデータ等を格納するようになっ
ており、RAM20は、印刷処理に必要な各種データを
一時記憶する記憶領域を有している。CPU14は、R
OM18内の制御プログラムやRAM20にダウンロー
ドされた制御プログラムに従い、ホストコンピュータか
らのデータ処理や画像データのビットマップ展開、操作
パネル34の制御等を行うようになっている。
【0016】図2は、印刷制御装置12におけるソフト
とハードの構成をブロック化して表したものである。本
実施例の印刷制御装置12では、そのソフト部分が、エ
スケープシーケンスとして複数のホストコンピュータに
対応するエミュレーションプログラム♯1、♯
2、...、♯nを格納するエミュレーション部40
と、受信データから内部プログラムに従ってエミュレー
ション選択を行い、ハードウエアとの間でデータの授受
を行って印刷処理やインターフェースの接続処理を実行
するプリンタシステム部42とから主に構成されてい
る。特に、インターフェース接続処理のプログラムは、
プリンタシステム部42内のドライバー44に格納され
ている。また、ハードウエア46は、前記ソフト部分以
外のプリンタエンジン30や操作パネル34等を示して
いる。
【0017】ホストコンピュータによるエミュレーショ
ンの切り換え方法は、インターフェースの接続形態を判
別し、エミュレーションを設定するメモリスイッチを備
えて、接続形態に対応するエミュレーションに切り換え
を行う。ホストコンビュータでプリンタの印刷条件を設
定するモードセットを行うには、モードセットファイル
をオープンする必要がある。そして、ホストコンピュー
タのディスプレイに表示されるファイルの作業画面で、
エミュレーション指定、フォント指定、用紙サイズ指
定、給・排紙口指定、印字位置指定、縮小率指定、画像
処理モード指定等を行う。これらの指定終了後、データ
セーブを行う。このセーブ実行では、このファイルに書
き込むのと同時に、専用の読みだし書き込み可能なデバ
イスドライバファイルをオープンし書き込みを行う。
【0018】図3は、アプリケーションソフトによる印
刷実行の処理の手順を表したフローチャートである。印
刷命令の受付時、アプリケーションソフトの印刷実行フ
ァイルが印刷実行時にモードセットのデバイスドライバ
ファイルに従い(ステップ1)、印刷条件を指令するモ
ードセット命令を送信コードに変換して送信する(ステ
ップ2)。このとき最初に送るデータはエミュレーショ
ンをセットするためのデータである。プリンタ10で
は、CPU14が受信したデータをバッファを介してメ
モリに取り込み、印刷条件のモードセットを実行しなが
ら、または終了後、画像コードデータのビットマップ展
開を行い(ステップ3)、プリンタエンジン30にドッ
トデータを送信して(ステップ4)、画像形成を行う。
本実施例では、プリント出力の実行時における画像デー
タの送信時に、プリンタ10の設定を自動で行うことに
より、違うエミュレーションや設定のままプリントデー
タを送って不適当な印字をして紙を無駄にしたり、デー
タ送信をやり直したりすることが避けられる。
【0019】次に、第2の実施例について説明する。な
お、プリンタ10の基本構成は、第1の実施例と同様で
あるので、同一の符号を使用し、その詳細説明は省略す
る。また、以下の他の実施例において同様とする。本実
施例では、モードセット作業ファイルにおいて、モード
セット命令を格納するデバイスドライバファイルをアプ
リケーションソフト毎に作成して名称を区別してセーブ
を行う。各アプリケーションソフトの印刷実行時、それ
ぞれに対応して指定されたデバイスドライバファイルか
ら設定モードを読み込み、プリンタ10のモードセット
を行うことでアプリケーションソフトに対応したプリン
タ設定を行う。これにより、アプリケーションソフト毎
にプリンタ設定が異なる場合でも、プリント実行時には
自動的にアプリケーションソフトに対応した設定に速や
かに変更され、アプリケーションソフトが変わる度にユ
ーザーがプリンタ設定をやり直さなくてもよくなる。
【0020】次に、第3の実施例について説明する。図
4は、本実施例における印刷実行の処理の手順を表した
フローチャートである。アプリケーションソフトで作業
画面を開いてから、最初の印字命令が行われたら、前述
したように、モードセットのデバイスドライバの組み込
みを行い(ステップ5)、所定のアドレスに履歴を読み
込みに行く(ステップ6)。そして、履歴がなかった場
合は(ステップ7;N)、印刷条件を指令するモードセ
ット命令を送信コードに変換して送信する(ステップ
8)。次に、印刷実行を行ったことをメモリの指定アド
レスに書き込んでおく(ステップ9)。そして、受信し
たデータをバッファを介してメモリに取り込み、モード
セットを実行しながら、または終了後、画像コードデー
タのビットマップ展開を行い(ステップ10)、プリン
タエンジン30にドットデータを送信して(ステップ1
1)、画像形成を行う。一方、履歴が有ったならば(ス
テップ7;Y)、ステップ10に移行し、プリンタの設
定コードを送信することなく、データ変換や画像データ
の送信を行う。本実施例では、設定コードの送信を毎回
行うことがなくなるため、プリント実行時のタイムロス
を抑えることができる。
【0021】次に、第4の実施例について説明する。図
5は、本実施例における印刷実行の処理の手順を表した
フローチャートである。本実施例では、プリンタ10と
ホストコンピュータ間で双方向に通信が可能となってお
り、印刷制御装置12におけるハードウェアの構成とし
ては、ホストインターフェース26がホストコンピュー
タとの間で双方向に通信を行うようになっている。例え
ば、RS232Cやバイセントロ等を使用する。
【0022】印刷制御装置12は、モードセットが本体
の操作パネル34やホストコンピュータから行われたと
きに(ステップ12)、セットされている印刷条件のモ
ード情報の送信をする(ステップ13)。ホストコンピ
ュータではこのモード情報をバッファにいれておく。そ
して、印刷命令時ホストコンピュータ側でセットしてい
るモードと比較を行い(ステップ14)、一致している
のであれば(ステップ15;Y)、メモリの指定アドレ
スに一致フラグをたてる。フラグは各モード毎に用意
し、一部一致していたときには、該当フラグのみを立て
る。
【0023】一方、全て不一致のときには(ステップ1
5;N)、すべて設定されるような命令コードを送信す
る(ステップ16)。一致フラグが一部のモードであっ
たならば(ステップ15;Y)、不一致モードのみをセ
ットするようなコードを送信する。また、アプリケーシ
ョンソフトの立ち上げ時及びモードセット時にはプリン
タ10と通信を行ってセットモードの情報を受信しバッ
ファに入れておく。その後は、前述した実施例と同様に
プリンタデータの変更(ステップ17)、画像データの
変更(ステップ18)を行い処理を終了する。本実施例
では、送信する設定命令が少なくなるため、プリント実
行時のタイムロスを抑えることができる。
【0024】次に、第5の実施例について説明する。図
6は、印刷実行における印刷制御装置12の動作の手順
を表したフローチャートである。本実施例では、まず、
プリンタ10側で割り込み変更モードとしておく。この
場合(ステップ19;Y)、ある1台のホストコンピュ
ータよりモードセット命令がきたときに、現状の設定を
指定アドレスに待避を行い(ステップ20)、送信コー
ドに基づきモードセットを行う(ステップ21)。そし
て、印刷処理を実行し(ステップ22)、その処理が終
了するを待って(ステップ23)、待避したデータがあ
るか否かを判断する(ステップ24)。待避データがあ
る場合には(ステップ24;Y)、指定アドレスより待
避データを読み込みモードの再設定を行う(ステップ2
5)。
【0025】一方、ステップ19において、割り込み変
更モードでない場合には(ステップ19;N)、設定の
変更等を行わずに、印刷処理(ステップ22)を行う。
また、ステップ24において待避データがなかった場合
(ステップ24;N)には、モードの再設定を行うこと
なく処理を終了する。なお、ホストコンピュータ側で単
発セットモードとしてセットできるようにし、プリンタ
10側では単発モードであることを任意の手段で保持し
ておき、印字が終了したら待避データを読み込んで再セ
ットを行ってもよい。
【0026】本実施例では、変更命令に対して印刷終了
後直ちに最初にセットされていたモードに戻すようにな
っいる。従って、特殊な設定がなされる場合、例えば、
ネットワークにおいてメーカの異なる複数のホストコン
ピュータを共存使用し、その種類の片寄りによっで必然
的に余り使われない設定が存在するように場合でも,印
刷終了後すぐに頻度の高い設定に戻るようにすることが
できる。これにより、変更命令の送信が少なくなる。す
なわち、他のユーザーが印刷実行したときに設定命令を
送信する必要がなく、プリント実行時のタイムロスを抑
えることができる。また、本機能が対応されていないホ
ストコンピュータを使用しているユーザーがいた場合に
そのユーザーが実行時再設定を行う頻度が少なくなる。
【0027】次に、第6の実施例について説明する。図
7は、この実施例の印刷実行の手順を表したフローチャ
ートである。本実施例では、ホストコンピュータ側で使
用者のIDナンバーを登録し、IDナンバー毎に印刷条
件のモードセットを行うデバイスドライバファイルが定
義登録可能となっている。そして、アプリケーションソ
フトを使用するときにIDナンバーを入力することで
(ステップ26)、印刷実行時にそのIDナンバーに基
づいたデバイスドライバファイルにアクセスする(ステ
ップ27)。
【0028】アクセスの結果、IDナンバーによる設定
登録がある場合には(ステップ28;Y)、セットモー
ドを読み込んでモードセット送信を行い(ステップ2
9)、前述したようにプリンタデータ変換(ステップ3
0)及び画像データ送信(ステップ31)を行って処理
を終了する。一方、ステップ28において、IDナンバ
ーのによる設定登録がなかった場合(ステップ28;
N)、通常のモードセットの送信を行い(ステップ3
2)、ステップ30に移行する。本実施例では、印刷実
行時に各ユーザーのIDナンバーに対応する設定が行わ
れるので、1台のホストコンピュータを数人で共同使用
し、ユーザーによって限定された設定で印字を行う場合
に、ユーザーが変わる毎に設定し直す必要が無い。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載のプリントデータ転送シス
テムによれば、プリント出力の実行時の画像データの送
信時にプリンタの設定を自動で行うことにより、違うエ
ミュレーションや設定のままプリントデータを送って不
適当な印字をして紙を無駄にしたり、データ送信をやり
直したりすることが避けられる。請求項2記載のプリン
トデータ転送システムによれば、アプリケーションソフ
トが変わったときにユーザーがプリンタ設定をやり直さ
なくても、プリント実行時においてアプリケーションソ
フトに対応した設定に速やかに変更することができる。
【0030】請求項3記載のプリントデータ転送システ
ムによれば、設定コード送信を毎回行うことがなくな
り、プリント実行時のタイムロスを抑えることができ
る。請求項4記載のプリントデータ転送システムによれ
ば、送信する設定命令が少なくなり、プリント実行時の
タイムロスを抑えることができる。請求項5記載のプリ
ントデータ転送システムによれば、例えば、ネットワー
クで使用して、特殊な設定がなされた場合でも、印刷終
了後すぐに頻度の高い設定に戻ることにより、他のユー
ザーが印刷実行したときに設定命令を送信する必要がな
く、プリント実行時のタイムロスを抑えることができ
る。また、本機能が対応されていないホストコンピュー
タを使用しているユーザーがいた場合にそのユーザーが
実行時再設定を行う頻度を少なくすることができる。
【0031】請求項6記載のプリントデータ転送システ
ムによれば、1台のホストコンピュータを数人で共同使
用しユーザーによって限定された設定で印字を行うとき
に、ユーザーが変わる毎に設定し直す必要が無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるプリントデータ転送シ
ステムの構成を示したブロック図である。
【図2】同システムのプリンタにおけるソフトとハード
の構成をブロック化して示した説明図である。
【図3】同システムにおける印刷実行の手順を示したフ
ローチャートである。
【図4】本発明の第3の実施例によるプリントデータ転
送システムにおける印刷実行の手順を示したフローチャ
ートである。
【図5】本発明の第4の実施例によるプリントデータ転
送システムにおける印刷実行の手順を示したフローチャ
ートである。
【図6】本発明の第5の実施例によるプリントデータ転
送システムにおける印刷実行の手順を示したフローチャ
ートである。
【図7】本発明の第6の実施例によるプリントデータ転
送システムにおける印刷実行の手順を示したフローチャ
ートである。
【符号の説明】
10 プリンタ 12 印刷制御装置 14 CPU 16 CPUバス 18 ROM 20 RAM 22 不揮発性メモリ 24 オプションインターフェース 26 ホストインターフェース 28 ビデオインターフェース 30 プリンタエンジン 32 パネルインターフェース 34 操作パネル 40 エミュレーション部 42 プリンタシステム部 44 ドライバー 46 ハードウエア

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷を行うプリンタと、このプリンタに
    ホストコンピュータから文字コード等の画像データを送
    信して印刷を実行させるプリントデータ転送システムに
    おいて、 前記ホストコンピュータが、印刷を実行させる際に前記
    画像データに先立って所定の印刷条件を送信して前記プ
    リンタに設定された印刷条件を変更する設定条件変更手
    段を具備したことを特徴とするプリントデータ転送シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記ホストコンピュータで使用される各
    アプリケーションソフトに対応した印刷条件をそれぞれ
    記憶する印刷条件記憶手段を備え、 前記設定条件変更手段は、前記印刷条件記憶手段に記憶
    された印刷条件から、印刷を実行させるアプリケーショ
    ンソフトに対応した印刷条件を選択して前記プリンタに
    送信することを特徴とする請求項1記載のプリントデー
    タ転送システム。
  3. 【請求項3】 前記設定条件変更手段は、前記プリンタ
    に設定された印刷条件が、アプリケーションソフトに対
    応して既に変更されたものである場合には、前記印刷条
    件の送信を行わずに前記画像データの送信を行うことを
    特徴とする請求項2記載のプリントデータ転送システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記ホストコンピュータは、前記プリン
    タに設定された印刷条件を認識する印刷条件認識手段を
    有し、 前記設定条件変更手段は、前記印刷条件認識手段で認識
    された印刷条件が、次の印刷実行で使用される印刷条件
    と一致している場合には、前記印刷条件を送信せずに前
    記画像データの送信を行うことを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載のプリントデータ転送システム。
  5. 【請求項5】 使用頻度の高い所定の印刷条件を記憶し
    た高頻度条件記憶手段を備え、 前記設定条件変更手段は、印刷終了後に前記プリンタの
    印刷条件を前記高頻度条件記憶手段に記憶された印刷条
    件に変更することを特徴とする請求項1、請求項2、請
    求項3または請求項4のいずれかに記載のプリントデー
    タ転送システム。
  6. 【請求項6】 ユーザー毎に設定された登録ナンバーを
    入力する入力手段と、 前記登録ナンバーに対応した印刷条件を記憶するユーザ
    ー印刷条件記憶手段とを備え、 前記設定条件変更手段は、前記入力手段に入力された登
    録ナンバーに対応する印刷条件を前記ユーザー印刷条件
    記憶手段から検索して、印刷の実行の際に前記プリンタ
    に送信することを特徴とする請求項1または2記載のプ
    リントデータ転送システム。
JP7176730A 1995-06-20 1995-06-20 プリントデータ転送システム Pending JPH096556A (ja)

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JP2001022540A (ja) * 1999-07-07 2001-01-26 Brother Ind Ltd データ処理装置及び記憶媒体
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