JPH04226175A - インクジェットプリンタ用インク - Google Patents

インクジェットプリンタ用インク

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JPH04226175A
JPH04226175A JP3176223A JP17622391A JPH04226175A JP H04226175 A JPH04226175 A JP H04226175A JP 3176223 A JP3176223 A JP 3176223A JP 17622391 A JP17622391 A JP 17622391A JP H04226175 A JPH04226175 A JP H04226175A
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cooh
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water
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Palitha Wickramanayake
パリサ ウィックラマナヤケ
Suraj L Hindagolla
スライ エル ヒンダゴラ
Garold E Radke
ガロルド イー ラドケ
David J Halko
ダビット ジェイ ハルコ
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    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/30Inkjet printing inks
    • C09D11/32Inkjet printing inks characterised by colouring agents
    • C09D11/328Inkjet printing inks characterised by colouring agents characterised by dyes

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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  • Materials Engineering (AREA)
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  • Organic Chemistry (AREA)
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  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェットプリン
タ用のインク配合物に関する。
【0002】
【技術背景】感熱インクジェットプリンタは、複数個の
レジスタ要素を使用して連結された複数個のノズルから
、インクの小滴を噴射することによって作動する。特に
、主として約50μm×50μmの寸法の抵抗性材料よ
りなるパッドである各レジスタ要素は、貯蔵槽から供給
されるインクを満たした小室に配置されている。レジス
タ要素と連結された複数個のノズル、すなわち微細な開
口部を備えたノズルプレートが小室の一方側を画成して
いる。ある特定のレジスタ要素にエネルギが付与される
と、紙,透明フィルムであれ、その他のものであれ、印
刷媒体に向かってノズルからインクの小滴が噴射される
。インク小滴の噴射(firing)は、大抵はマイク
ロプロセッサの制御の下に行われ、マイクロプロセッサ
の信号が電気的トレースによりレジスタ要素に伝達され
ることによって、文字数字その他の活字が印刷媒体上に
形成される。
【0003】ノズル(主として直径40〜50μm)の
厳格な許容条件は、インクがノズルの閉塞を起こさない
ことを要求する。また、商業的に実用されるインクカー
トリッジの耐用寿命を通じて何百万回もの噴射に耐えな
ければならないレジスタ要素の繰り返し噴射は、レジス
タ要素の汚損を生じる結果になる。このことは、感熱イ
ンクジェットプリンタに特有のものであり、コゲーショ
ン(kogation)として知られている。
【0004】インク組成物は、印刷媒体、特に、紙と相
互に作用して好ましくない拡がりとその結果としての印
刷品質の低下を伴わないで、紙に浸み込む能力を持って
いなければならない。最終的には印刷された活字は、迅
速に乾燥し、耐水堅牢性があり、汚損に対する抵抗性が
なければならない。これらの特性の少なくとも1つを備
えたインクは知られている。しかし、1つの特性の改良
は、他の1つの特性を劣化させる結果になることが多い
ので、前述の特性を全て備えたインク組成物は殆どない
。従って、商業的に利用される多くのインクは、前述の
要件のそれぞれに対して少なくとも1つの適切な応答を
示すインクを得ようとする試みの妥協の産物である。 このため、改良された特性を有して、しかも他の特性を
犠牲にしないで、1つの特性を向上させるようなインク
組成物を開発するための研究が続けられている。198
9年8月24日に米国にて出願された出願番号07/3
98,018で本願の出願人と同じ譲受人によって所有
されている“少なくとも2個のカルボキシル基を有する
新規な一連の陰イオン染料を含む耐水堅牢性インク組成
物”と題する関連特許出願においては、下記遊離酸の式
に対応する染料を含むインクが開示されている。
【0005】
【化4】
【0006】この式において、WはCOOH、XはH又
はCOOH、YはH,COOH又はSO3H、ZはH,
COOH又はSO3H、RはH,CH2COOH又はC
H2CH2COOHである。但し、少なくとも2個のC
OOH基があり、COOH基の数はSO3H基の数と等
しいか又はそれより多いという条件の下である。インク
中の染料の濃度は約0.5〜20重量%の範囲にある。 このインクにおいては、また約30重量%までの染料の
水溶性有機溶媒が残余の水を含んでいる。
【0007】
【発明の目的】前述のインクは、感熱インクジェットプ
リンタに好適に使用され、紙の上に優れた耐水堅牢性の
印刷を示すが、インク配合物の引き続く改良を展開する
ための努力が続けられている。本発明は、インクジェッ
トプリンタ用の一層改良されたインク配合物を提案する
ことを目的とする。
【0008】
【発明の概要】本発明は、広い範囲の非塗工紙に対する
インクジェット印刷に特に好適である。このインクは、
遊離酸の形態で、次式を有する少なくとも2つの染料を
含有している。
【0009】
【化5】
【0010】この式において、WはCOOH、XはH又
はCOOH、YはH,COOH又はSO3H、ZはH,
COOH又はSO3H、RはH,CH2COOH又はC
H2CH2COOHである。但し、少なくとも2個のC
OOH基があり、COOH基の数はSO3H基の数と等
しいか又はそれより多いという条件の下である。COO
H基は、2〜4個あることが好ましい。また、COOH
基のうちの少なくとも2個が芳香核の炭素原子に直接に
結合していることが好ましい。XがHである場合に、W
はアゾ基に関してオルト,メタ又はパラのいずれかの位
置にあってもよいが、パラの位置にあることが好ましい
。但し、XがCOOH基である場合は、2個のCOOH
基がアゾ基に関して3,5−の位置、3,4−の位置又
は2,5−の位置にあることが好ましい。2個以上のS
O3H基がないこと、すなわちYとZの両方がともにS
O3H基でないことが好ましい。また、SO3H基より
もCOOH基の方が多いことが好ましい。
【0011】本発明のインクは、全体として約0.5〜
20重量%の染料と、約30重量%までの溶媒と、残余
の大部分の水とを含むものである。インクのPHを約7
〜9.5の範囲に維持するために緩衝剤も使用される。 インクジェットインクに通常見出される殺生剤(bio
cide)等の他の添加剤をインクに添加してもよい。 前記のような染料の少なくとも2つを使用すると、イン
ク及びペンの性能が改善される。しかし、リン酸アンモ
ニウム等のリン酸塩を添加することによって一層良好な
性能が得られ、コゲーションを減少させ、EDTA等の
金属キレート剤を添加することによって金属イオンの沈
澱を防止し、更にノズルの閉塞に対する抵抗性を改善す
る。
【0012】前記した式の染料は、前述の米国特許出願
07/398,018に記載されているように、対応す
るアミンのジアゾ化によって調製することができる。本
発明のインクに使用される染料の適当な混合物の実例は
、下記の通りである。染料I:W及びXはCOOHであ
り、YはH、ZはSO3H、RはHである。染料II:
W及びXはCOOH、Y及びZはH、RはHである。染
料III:W及びXはCOOH、YはSO3H、ZはH
、RはHである。
【0013】染料の比率はどのような比率でもよい。そ
れぞれの染料は、染料全体の濃度の少なくとも約10重
量%の量が含まれることが好ましい。但し、ある応用に
とっては、インクの特性の妥協を得るために同等の吸光
度(absorbance)を有するインク配合物を使
用することが好ましい。なお、2つの染料を使用する場
合、両染料の比率は重量比で約15:85から約70:
30の範囲とすることが好ましい。
【0014】本発明の染料は、アルカリ金属(Na+,
K+,又はLi+)、あるいはNH4+,(CH3)4
N+,(CH3)3NH+,(CH3)2NH2+,C
H3NH3+等のアンモニウム塩又は置換アンモニウム
塩等の形態で使用されることが好ましい。このような塩
は、水中で酸の形態の染料を化学量論的な量の適当な塩
基と混合することによって生成される。染料のナトリウ
ム塩から出発して、これを他の塩、例えばアンモニウム
塩に変換したいならば、ナトリウム塩の形態のものが酸
性化されて酸形態のものが沈澱する。それから酸形態の
ものが適当な塩基、例えばNH4OHによって処理され
る。ナトリウムイオンを全て除去するためには、酸の段
階を繰り返して再び塩基と混合することが必要である。 染料のアンモニウム塩を本発明の実施において使用する
ことが好ましい。
【0015】染料は、またアンモニウム形態の強酸陽イ
オン交換樹脂を使用したイオン交換法によってアンモニ
ウム塩に変換される。樹脂は、水酸化アンモニウムによ
って酸形態からアンモニウム形態に変換される。この方
法は、1988年11月22日に発行された米国特許第
4,786,327号にもっとも詳しく記載されている
。インクは、インクの全量に基づいて約1〜10重量%
の染料を含んでいて、少なくとも2種類の染料が存在す
ることが好ましい。
【0016】本発明のインクを調製するために使用され
る液体溶媒は、水及び水と様々の水溶性有機溶媒との混
合物を含んでいる。水溶性有機溶媒を含むときには、該
溶媒はインクの約2〜30重量%を構成するようにする
ことが好ましい。水溶性有機溶媒としては、メタノール
,エタノール,n−プロパノール,i−プロパノール,
n−ブタノール,s−ブタノール,t−ブタノール,i
−ブタノール等の炭素数1〜4個のアルカノール;ホル
ムアミド及びジメチルアセトアミド等のアミド;アセト
ン及びジアセトンアルコール等のケトン又はケトンアル
コール;テトラヒドロフラン及びジオキサン等のエーテ
ル;2−ピロリドン,N−メチルピロリドン−2−オン
及び1,3−ジメチルイミダゾリン−2−オン等の窒素
を含む複素環式ケトン;ポリエチレングリコール及びポ
リプロピレングリコール等のポリアルキレングリコール
;エチレングリコール,プロピレングリコール,ブチレ
ングリコール及びトリエチレングリコール等の炭素数2
〜6個のアルキレン基を含むアルキレングリコール及び
チオグリコール;チオグリコール,ヘキシレングリコー
ル,ジエチレングリコール;グリセロール及び1,2,
6−ヘキサントリオール等の他のポリオール;及び2−
メトキシエタノール,2−(2−メトキシエトキシ)エ
タノール,2−(2−エトキシエトキシ)エタノール,
2−メトキシ−2−エトキシ−2−エトキシエタノール
,2−〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕エタ
ノール及び2−〔2−(2−エトキシエトキシ)エトキ
シ〕エタノール等の多価アルコールの低級アルキルエー
テルが含まれている。
【0017】これらの中で好ましい水溶性有機溶媒は、
エチレングリコール,ジエチレングリコール,トリエチ
レングリコール及び2−メトキシ−2−エトキシ−2−
エトキシエタノール等のグリコール及びグリコールエー
テル;分子量500までのポリエチレングリコール;及
び2−ピロリドン,N−メチルピロリドン−2−オン及
び1,3−ジメチルイミダゾリン−2−オン等の複素環
式ケトンである。特定の溶媒混合物として好ましいもの
は、水とジエチレングリコールよりなる2成分混合物及
び水と2−ピロリドンよりなる2成分混合物である。
【0018】インクは、感熱インクジェットによって紙
媒体に付与されることが好ましい。少なくとも2つのこ
のような染料の使用によって、次のような特性を含んだ
インク及びペンの性能を改善する結果になる。 1)ノズルの閉塞の減少 2)ペンのベアーディング(bearding)の減少
3)紙上でのインクのブロンジング(bronzing
)の減少 4)PHの融通性の向上 5)インクの色相の特性の制御
【0019】ノズルの閉塞の減少は、オリフィス中での
インクの外皮の生成あるいは乾燥に起因するノズルの欠
損又は不揃いとして定義される。ペンベアーディングは
、インクがペンノズルの外部で結晶化して高さが5mm
又はそれ以上に成長するプロセスである。ペンがキャッ
ピングステーションを離れて空気に曝されるときにベア
ーディングが起こる。紙上でのインクのブロンジングと
は、乾燥に際してインクが赤褐色になることを言う。 多くの要因がブロンジングの程度に影響するが、これは
光学濃度(optical  density)の低下
を生ずるため、黒色インクの好ましくない特性である。
【0020】インクのPHが低下すると、閉塞とブロン
ジングの傾向が増大する。PH緩衝剤を添加することに
よって、約7〜9.5の操作範囲におけるPHの安定化
が維持される。この緩衝剤は、少なくとも1つの緩衝剤
(混合緩衝剤系)を約0.1〜5重量%の濃度で含んで
いる。緩衝剤は、約6.5〜10の範囲のpKaを有す
る。緩衝剤、例えばTES(N−トリス〔ヒドロキシメ
チル〕メチル−2−アミノエタンスルホン酸)、BIC
INE(N,N−ビス〔2−ヒドロキシエチル〕グリシ
ン)、TEA(トリエタノールアミン)、TRIS(ト
リス〔ヒドロキシメチル〕アミノメタン)及びBORA
X(ホウ酸ナトリウム十水和物)が単独で、あるいは少
なくとも1つの他の緩衝剤と組み合わせて使用される。 黒色インクの色相は、観察者による外観と好ましさとに
関して重要である。例えば、観察者にとっては紫色を帯
びた色相よりも青色を帯びた色相の方が好ましい。本発
明のインクを配合するのに殺生剤を使用してもよい。適
当な殺生剤の実例としては、PROXEL−CRL及び
PROXEL−GXL(英国のICI社から入手)、N
UOSEPT−C及びNUOSEPT95(ニュージャ
ージー州、ピスカタウェイのヌオデックス社から入手可
能)があり、他の殺生剤も同様に使用できる。
【0021】特定の特性を更に改良するためには、イン
クに他の添加剤を添加してもよい。これらの添加剤が前
述のPH調節剤及び殺生剤の外に添加される。特に、リ
ン酸塩が、コゲーションを減少させるために添加される
。コゲーションとは、感熱インクジェット印刷に独特の
新造用語であり、噴射の繰り返しによるレジスタ表面の
残渣(コガ《koga》)の堆積を言う。この残渣の堆
積は、ペンの性能を劣化させる。一塩基性リン酸塩(H
2PO4−)及び二塩基性リン酸塩(HPO42−)は
、両方とも好適に使用される。染料と結合する陽イオン
は、アンモニウムが好ましいので、アンモニウム形態の
リン酸塩が好適に使用される。しかし、他の陽イオンを
代わりに使用してもよい。リン酸塩の濃度は約0.00
5〜0.5重量%の範囲であり、約0.07重量%が最
も好ましい。
【0022】少なくとも一種の金属キレート剤がインク
に添加される。特に、金属キレート剤の使用は、正常な
操作を阻害する虞れのあるペン中の沈澱の生成を抑制あ
るいは防止する。カルボキシル基を有する染料を使用し
て調製したインクは、カルシウム,鉄及びマグネシウム
を含む様々な金属イオンを含有していることは化学分析
によって知られている。ノズル中に生成する沈澱は、イ
ンク滴の方向がそれたり、ノズルが完全に詰まったりす
る結果になる。レジスタの上又は近くの沈澱もインク滴
の大きさを正常な大きさよりも小さくし、このため印刷
が淡くなったり、レジスタがインク滴を全く噴出しなく
なる結果になる。キレート効果(単一の分子中に複数の
金属結合部位)を有する錯体を生成してインク中での溶
解性が向上し、このことによって沈澱の生成が抑制され
る。使用されるキレート剤の実例は、エチレンジアミン
四酢酸(EDTA)、マロン酸及びサリチル酸である。 EDTAは、金属イオン、特にカルシウムイオンと錯体
を生成する能力でよく知られている。金属錯体化剤の濃
度は、インクの約0.01〜0.5重量%の範囲にある
。EDTAの濃度は、約0.1重量%であることが好ま
しい。
【0023】ここに開示されている望ましい特性の組合
せを有するインクの1つの実例が、下記に示される。 1.1重量%の染料I 1.1重量%の染料II 7.5重量%の染料III 0.4重量%の2−ピロリドン (0.2重量%のTRISと0.2重量%のBORAX
) 0.07重量%のリン酸塩陰イオン 0.1重量%のEDTA 0.1重量%のPROXEL−GXL 残余の水 このインクは、約8.5のPH、約1.3cpの粘度、
約50ダイン/cmの表面張力、約8mS/cmの導電
率、及び575nmにおける最大吸光度を有する。
【0024】なお、本発明におけるインクは、a)2つ
の染料のそれぞれが約1.1重量%b)2−ピロリドン
が約7.5重量% c)ホウ酸ナトリウム十水和物が約0.2重量%及びト
リス〔ヒドロキシメチル〕アミノメタンが0.2重量%
d)リン酸陰イオンが0.07重量% e)EDTAが0.01重量% f)殺生剤が0.3重量% g)水が残り の配合を有していてもよい。
【0025】本発明におけるインクに使用される染料の
調製は、前述の出願番号07/398,018明細書に
説明されている。インクの配合物及びそれらの特性は下
記の実施例に示し、これらの実施例における部及び百分
率は、特に指示しない限り重量を基礎とする。
【0026】
【実施例】実施例1 下記の染料を使用してインクを配合した。 染料I:W及びXはCOOH Y及びRはH ZはSO3H 染料II:W及びXはCOOH Y,Z及びRはH 染料III:W及びXはCOOH YはSO3H Z及びRはH
【0027】染料の混合物を使用した1つのインクにお
いて、1.1重量%の染料Iと1.1重量%の染料II
とをジエチレングリコール(DEG)又は2−ピロリド
ン(2P)、0.2〜0.4重量%のBORAX及び/
又はTRIS緩衝剤、約0.3重量%までの殺生剤、及
び0.07重量%までのリン酸塩陰イオン(アンモニウ
ム二塩基性リン酸塩)を含む水溶液中に溶解させた。こ
の実施例では、2つの染料の量は、実質的に同等の吸光
度を付与するように選択した。染料の混合物を使用する
もう1つのインクにおいては、1.1重量%の染料Iと
1.1重量%の染料IIIとをDEG、0.2重量%の
BORAX緩衝剤、0.2重量%のTRIS緩衝剤、及
び0.07重量%のリン酸塩陰イオンを含む水溶液中に
溶解させた。2つの染料のうち1つだけを有するインク
を、比較のために調製した。大抵の場合、1つの染料又
は染料の混合物、アンモニウム形態の染料を使用し、1
つの例ではアンモニウム及びメチルアミン(MA)の対
イオンを使用した。
【0028】インクは、以下に示すような様々な特性を
試験した。 A.ノズルの閉塞の減少 染料Iか染料IIの単独の場合と比較して、染料Iと染
料IIを混合すると、表1に示すようにノズルの閉塞を
著しく軽減する。
【0029】
【表1】
【0030】染料Iと染料IIの比率を様々に変化させ
た混合物について、閉塞実験を行った。これらのインク
も0.1重量%のEDTAを含有していた(EDTAの
効果は、実施例2〜5において論議する)。結果は、表
2に示す。
【0031】
【表2】
【0032】2つの染料の比率を様々に変化させること
によって、表1の50対50混合物について示すような
ノズルの閉塞に対する良好な抵抗性も実現できる。
【0033】B.ペンのベアーディングの減少染料Iと
染料IIを混合したものは、染料Iか染料IIの単独の
ものと比較して、表3に示すように、ペンのベアーディ
ングを著しく減少させる。
【0034】
【表3】
【0035】C.インクのブロンジングの減少ブロンジ
ングの必要条件は、紙上へのブラックアウトパターンの
光学濃度及びL*a*b*の座標を測定することによっ
て決定した。L*はサンプルの黒さの函数であり、a*
は赤−緑成分の量を示し、b*は青−黄成分の量を示す
。代表的には、著しい量のブロンジングを示すサンプル
は比較的大きいa*成分を有するが、a*とブロンジン
グとの相関関係は完全でない。光学濃度(O.D.)は
、通常、ブロンジングと共に減少し、半定量的尺度とし
て利用することができる。様々な個々の染料配合物及び
混合物のL*a*b*及び光学濃度の数値は、表4に列
記する。全てのサンプルは、デスクジェットプリンタを
利用してギルバードボンド紙に印刷した。染料IとII
の混合は、染料Iか染料II単独のものと比較して、表
4に記すように、ブロンジングを減少させる。ブロンジ
ング試験も、染料I及びIIの様々な混合物に関して行
った。染料Iの量を0から15重量%及び30重量%に
増加させると、表4に示すように、光学濃度は1.29
から1.34に増加する。
【0036】
【表4】
【0037】D.より増大したPHの融通性染料Iを使
用したインク配合物は、類似の染料IIの配合物よりも
操作PH範囲が比較的狭い。染料Iを染料IIと混合す
ると、染料Iの効果的な操作PH範囲が広がるのが観察
された。例えば、PH7.5において、染料I/染料I
Iの比率を4対1にするとノズルの閉塞が避けられない
結果になり、1対1の比率にすると同じPHで2週間後
にもノズルの閉塞を示さない。染料I/染料IIの比率
が1対1のときにPH7.5において光学濃度1.30
を示し、染料Iだけのときには光学濃度1.27の数値
が得られた。従って、染料Iだけのものよりも混合染料
インクの方がより大きな信頼を持ってPH7.5〜9の
操作範囲を特定することができる。
【0038】E.インクの色相特性の制御染料Iは色相
が青味を帯びており、紫色を帯びた色相を有する染料の
色相よりも好ましい。青色の色相のインクは、大きなマ
イナスのb*成分に関しては小さいプラスのa*座標を
有する。これと反対に紫色を帯びた色相のものは、対応
するより大きなa*座標を有する。表4と表5から明ら
かなように、染料Iと染料IIの混合物は、より青い色
相を有するインクを生成し、a*は染料II単独のもの
よりも小さい。
【0039】
【表5】
【0040】表5に見られるように、染料Iの量が増加
すると比較的青味を帯びた色相を示す結果になり、染料
Iの量が減少すると比較的紫色を帯びた色相を示す。こ
の結果から、この特性に関して染料Iと染料IIの混合
物は、染料Iか染料II単独のものよりも優れた全般的
な性能を示す。
【0041】以下の実施例においては、二ナトリウム塩
としてEDTAを使用した。全てのインクは下記の配合
、すなわち陽イオンとしてアンモニウムイオンを有する
2つのカルボキシル基含有染料の50対50混合物、7
.5重量%の2−ピロリドン、リン酸塩の濃度を0.0
7重量%にするための0.1重量%の(二塩基性)リン
酸アンモニウム、0.3重量%のPROXEL−GXL
殺生剤、及び残余の水よりなる。前述の式に関する2つ
の染料は、下記の通りである。 染料I:W及びXはCOOH Y及びRはH ZはSO3H 染料II:W及びXはCOOH Y,Z及びRはH インクのPHは、約8.5であった。2つの異なる緩衝
剤系を利用した:インクA(0.2重量%のホウ酸ナト
リウム十水和物緩衝剤)とインクB(0.2重量%のホ
ウ酸ナトリウム十水和物と0.2重量%のトリス〔ヒド
ロキシメチル〕アミノメタン緩衝剤)。
【0042】実施例2 インクAにEDTAを0.1重量%の濃度で添加した(
インクA+EDTA)。ペンに両方のインク(インクA
単独とインクA+EDTA)を充填し、周囲条件で7日
間キャップを被せないで放置した。この期間の終わりに
、ペンをデスクジェットプリンタを使用して印刷に供し
た。インクA単独のときはペンは好適に印刷できなかっ
た(大部分のノズルが閉塞を起こした)が、インクAと
EDTAを含むペンは好適に印刷できた。
【0043】実施例3 0.01重量%及び0.04重量%の比較的低濃度のE
DTAを使用して実施例1と同様の実験を行った。キャ
ップを被せないで7日間放置した後、EDTAを含むイ
ンクを充填したペンは好適に印刷できた。しかし、ED
TAを含まないインクを充填したペンでは印刷できなか
った(すなわち、ノズルの大部分が閉塞を起こした)。 この実施例に使用したインクAを分析したところ、鉄及
びマグネシウム(組合わせた濃度は約10mg/l)の
存在を示し、これらの全てはこの水準ではかなりの不純
物と考えられる。これらのペンの幾つかを後で分析した
結果、ペンの内部、特にレジスタへの流入路(“ファン
グ領域(fang  area)”)に付着物が認めら
れた。オージェエレクトロン分光分析法によってこの付
着物を分析したところ、インクAを充填したペンの付着
物はカルシウムと鉄を含んでいることを示していた。こ
れに対し、インクAにEDTAを含ませたペンにはカル
シウムは検出されず、インクAの付着物よりも鉄の濃度
が低かった。更に、インクBとEDTAを含ませたイン
クBとの性能を比較する実験を行った。ペンはキャップ
を被せないで(付着物が生成するのに充分な時間を与え
るために)長時間放置し、この期間の初期には様々の印
刷区間を伴い、その後は印刷しないで放置した後、ペン
を分析した。印刷サイクル及び環境条件は、EDTAを
含ませたインクと含ませないインクについて同じにした
。 カルシウム、鉄及びマグネシウムの組合せ濃度は、イン
クBついて3mg/l以下であった。
【0044】実施例4 キャップを被せないで全経過時間は周囲条件の下で17
週間であり、最後の12週間は印刷を行わなかった。イ
ンクBを充填したペンは、ファング領域に付着物が多く
、レジスタ全体に均一にある程度の付着物があることが
認められた。しかし、インクBに0.1重量%のEDT
Aを含ませたものは、ファング領域には比較的少ない残
渣を示し、レジスタ上には僅かに痕跡しか認められなか
った。
【0045】実施例5 この実施例における全経過時間は周囲条件において15
週間であり、末期には印刷を行わず、その後にペンの分
析を行った。インクBを充填したペンは、やはりインク
Bに0.1重量%のEDTAを含ませたものと比較して
、ファング領域及びレジスタ領域に付着物が多かった。 オージェエレクトロン分光分析によれば、この付着物は
インクBを充填したペンの方が多いことが確認された。 以上の説明から、EDTAの添加はカルボキシル基を有
する2つの染料の混合物を使用して造られたインクの性
能に有利である。このことは、印刷における差異(ED
TAを含むインクはキャップを被せないで長期間有効で
ある)によっても、噴射小室における沈澱が少ないこと
によっても実証された。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のインク配
合物によれば、該インクを使用するインクジェットプリ
ンタのノズルの閉塞やペンのベアーディングを減少する
ことができる。また、本発明のインク配合物によれば、
光学濃度の低下要因である紙上でのインクのブロンジン
グを減少することができる。更に、本発明のインク配合
物は、ノズルの閉塞とインクブロンジングを左右するP
Hの融通性を向上させることができる外、観察者による
好ましさを左右するインクの色相の特性をも制御するこ
とができる。しかも、本発明のインク配合物によれば、
ペンの性能を劣化させるレジスタ表面の残渣の堆積を防
止することができ、この結果としてインク滴の大きさが
正常となり、良好な印刷物を提供することができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  a)遊離酸の形態で次式に相当する染
    料の少なくとも2つを約0.5〜20重量%、【化1】 この式において、WはCOOH、XはH又はCOOH、
    YはH,COOH又はSO3H、ZはH,COOH又は
    SO3H、RはH,CH2COOH又はCH2CH2C
    OOHであり、少なくとも2個のCOOH基があり、C
    OOH基の数はSO3H基の数と等しいか又はそれより
    多い、 b)前記染料に対する水溶性有機溶媒を約30重量%ま
    で、 c)水、を含んでなることを特徴とするインクジェット
    プリンタ用インク。
  2. 【請求項2】  a)次式に相当する染料の少なくとも
    2つを約1〜10重量%、 【化2】 この式において、WはCOOH、XはH又はCOOH、
    YはH,COOH又はSO3H、ZはH,COOH又は
    SO3H、RはH,CH2COOH又はCH2CH2C
    OOHであり、少なくとも2個のCOOH基があり、C
    OOH基の数はSO3H基の数と等しいか又はそれより
    多い、 b)水溶性有機溶媒を約2〜30重量%、c)水、 d)インクのPHを約7〜9.5に維持する緩衝剤、を
    含んでなることを特徴とするインクジェットプリンタ用
    インク。
  3. 【請求項3】  a)次式に相当する染料の少なくとも
    2つを約1〜10重量%、 【化3】 この式において、第1の染料では、W及びXはCOOH
    、YはH、ZはSO3H、RはHであり、第2の染料で
    は、W及びXはCOOH、Y及びZはH、RはHである
    、 b)2−ピロリドン及びジエチレングリコールから選ば
    れる水溶性有機溶媒を約7.5〜10重量%、c)イン
    クのPHを約7〜9.5に維持する緩衝剤、d)一塩基
    性又は二塩基性リン酸塩を0.005〜0.5重量%、 e)金属キレート剤を0.01〜0.5重量%、f)残
    余の水、を含んでなることを特徴とするインクジェット
    プリンタ用インク。
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