JPH0422421B2 - - Google Patents
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- JPH0422421B2 JPH0422421B2 JP61118732A JP11873286A JPH0422421B2 JP H0422421 B2 JPH0422421 B2 JP H0422421B2 JP 61118732 A JP61118732 A JP 61118732A JP 11873286 A JP11873286 A JP 11873286A JP H0422421 B2 JPH0422421 B2 JP H0422421B2
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- tool horn
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C65/00—Joining or sealing of preformed parts, e.g. welding of plastics materials; Apparatus therefor
- B29C65/02—Joining or sealing of preformed parts, e.g. welding of plastics materials; Apparatus therefor by heating, with or without pressure
- B29C65/08—Joining or sealing of preformed parts, e.g. welding of plastics materials; Apparatus therefor by heating, with or without pressure using ultrasonic vibrations
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/80—General aspects of machine operations or constructions and parts thereof
- B29C66/81—General aspects of the pressing elements, i.e. the elements applying pressure on the parts to be joined in the area to be joined, e.g. the welding jaws or clamps
- B29C66/814—General aspects of the pressing elements, i.e. the elements applying pressure on the parts to be joined in the area to be joined, e.g. the welding jaws or clamps characterised by the design of the pressing elements, e.g. of the welding jaws or clamps
- B29C66/8145—General aspects of the pressing elements, i.e. the elements applying pressure on the parts to be joined in the area to be joined, e.g. the welding jaws or clamps characterised by the design of the pressing elements, e.g. of the welding jaws or clamps characterised by the constructional aspects of the pressing elements, e.g. of the welding jaws or clamps
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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- B29C66/70—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
- B29C66/71—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はプラスチツクの超音波溶着に用いる超
音波プラスチツクウエルダー用工具ホーンに関す
る。
音波プラスチツクウエルダー用工具ホーンに関す
る。
プラスチツクの超音波溶着は、接着剤が不要で
あり、溶着速度が早く、溶着面がきれいに仕上る
等の多くの特徴を有し、工業製品から食品包装に
至るまで多方面に利用されている。
あり、溶着速度が早く、溶着面がきれいに仕上る
等の多くの特徴を有し、工業製品から食品包装に
至るまで多方面に利用されている。
プラスチツクの超音波溶着に使用する超音波プ
ラスチツクウエルダーは第５図ないし第７図に示
すように、所定周波数の振動を発生する振動子１
の先端に一端を固定した固定ホーン２と、固定ホ
ーン２の他端に取付けた板状、直方体状または円
柱状の工具ホーン３とを具えている。この超音波
プラスチツクウエルダーで現在使用されている周
波数は20kHzを主流に15kHz〜40kHz程度である
が、溶着面の仕上りや溶着精度の向上及び新材料
や異種材料との強固な接合等の要望を達成するた
め、また騒音低減等の点からも一層高い周波数の
使用が検討され、使用周波数は60kHz〜70kHz更
にはそれ以上へと高周波化される傾向にある。
ラスチツクウエルダーは第５図ないし第７図に示
すように、所定周波数の振動を発生する振動子１
の先端に一端を固定した固定ホーン２と、固定ホ
ーン２の他端に取付けた板状、直方体状または円
柱状の工具ホーン３とを具えている。この超音波
プラスチツクウエルダーで現在使用されている周
波数は20kHzを主流に15kHz〜40kHz程度である
が、溶着面の仕上りや溶着精度の向上及び新材料
や異種材料との強固な接合等の要望を達成するた
め、また騒音低減等の点からも一層高い周波数の
使用が検討され、使用周波数は60kHz〜70kHz更
にはそれ以上へと高周波化される傾向にある。
しかし、工具ホーン３には、その先端面即ち出
力側端面で同相で均一な振動振幅を得るために、
超音波の入出力方向に対し直角方向に加振波長λ
の約１／４以下の等しい間隔で配置され、入出力
方向に細長く伸び工具ホーン３の側面間を貫通し
た複数のスロツト４が形成してあるが、使用する
周波数が高くなるに従つて、各スロツト４の間隔
を狭くする必要があり、工具ホーン３の寸法を同
じくしようとすればスロツト４の本数を増加する
ことになる。
力側端面で同相で均一な振動振幅を得るために、
超音波の入出力方向に対し直角方向に加振波長λ
の約１／４以下の等しい間隔で配置され、入出力
方向に細長く伸び工具ホーン３の側面間を貫通し
た複数のスロツト４が形成してあるが、使用する
周波数が高くなるに従つて、各スロツト４の間隔
を狭くする必要があり、工具ホーン３の寸法を同
じくしようとすればスロツト４の本数を増加する
ことになる。
スロツト４の増加に伴なつて、第５図に示すよ
うに、振動子１直下の柱部６（隣接するスロツト
４の間）との両端の柱部６とでは振動の立ち上り
の時間差（スロツト４本で250μs）が大きくなり、
１秒以下で操作が終了するプラスチツク溶着では
大きな問題となる。又、橋部７（スロツト４の両
端と工具ホーン３の入出力端面との間）は約λ／
８程度の狭い間隔になつているので、スロツト４
の本数が増加するほど工具ホーン３の振動子１直
下から両端側へのエネルギー補給が困難となり、
出力側端面での振動振幅が不均一になる等して溶
着むらの原因となる。
うに、振動子１直下の柱部６（隣接するスロツト
４の間）との両端の柱部６とでは振動の立ち上り
の時間差（スロツト４本で250μs）が大きくなり、
１秒以下で操作が終了するプラスチツク溶着では
大きな問題となる。又、橋部７（スロツト４の両
端と工具ホーン３の入出力端面との間）は約λ／
８程度の狭い間隔になつているので、スロツト４
の本数が増加するほど工具ホーン３の振動子１直
下から両端側へのエネルギー補給が困難となり、
出力側端面での振動振幅が不均一になる等して溶
着むらの原因となる。
更に、第７図のような円柱状の工具ホーン３で
は、出力側端面での同相で均一な振動振幅を得る
ために、工具ホーン３の入力側端面中央に１本の
振動子１を取付け、しかも工具ホーン３の直径及
びスロツト４で分割された円周距離は共に2λ／
３以下とする必要があり、工具ホーン３の大きさ
に制限があつた。
は、出力側端面での同相で均一な振動振幅を得る
ために、工具ホーン３の入力側端面中央に１本の
振動子１を取付け、しかも工具ホーン３の直径及
びスロツト４で分割された円周距離は共に2λ／
３以下とする必要があり、工具ホーン３の大きさ
に制限があつた。
又、周波数が高くなるほど直径の大きな振動子
１の作製が困難になるので、１本の振動子１から
の入力電力が小さくなる問題もあつた。
１の作製が困難になるので、１本の振動子１から
の入力電力が小さくなる問題もあつた。
このようなスリツトの増加に伴なう問題を解決
するために、第６図に図示するように、各スロツ
ト４で分割された柱部６に、工具ホーン３の入力
側端面に固定ホーン２及び小電力の振動子１を夫
夫１本づつ取付けたウエルダーが提案されてい
る。しかし、この場合にはスロツト４の増加に応
じて振動子１の数が増加するので装置が高価にな
り、また多数本の振動子１及び固定ホーン２を工
具ホーン３に取付けることが困難であると同時に
これらは別体になつているので組立工数が多く非
能率的であり、更に場合によつては従来からホー
ンを加圧装置に取付けるために第５図のように固
定ホーン２に設けていたフランジ８の形成が無理
になる等の欠点があつた。
するために、第６図に図示するように、各スロツ
ト４で分割された柱部６に、工具ホーン３の入力
側端面に固定ホーン２及び小電力の振動子１を夫
夫１本づつ取付けたウエルダーが提案されてい
る。しかし、この場合にはスロツト４の増加に応
じて振動子１の数が増加するので装置が高価にな
り、また多数本の振動子１及び固定ホーン２を工
具ホーン３に取付けることが困難であると同時に
これらは別体になつているので組立工数が多く非
能率的であり、更に場合によつては従来からホー
ンを加圧装置に取付けるために第５図のように固
定ホーン２に設けていたフランジ８の形成が無理
になる等の欠点があつた。
本発明は、使用周波数の高周波化により工具ホ
ーンのスロツト本数が増加しても、振動子の数を
必要電力に応じて任意に調整でき、しかも工具ホ
ーンの出力側端面で同相で均一な振動振幅を得る
ことができる、超音波プラスチツクウエルダー用
工具ホーンを提供することを目的とする。
ーンのスロツト本数が増加しても、振動子の数を
必要電力に応じて任意に調整でき、しかも工具ホ
ーンの出力側端面で同相で均一な振動振幅を得る
ことができる、超音波プラスチツクウエルダー用
工具ホーンを提供することを目的とする。
本発明の超音波プラスチツクウエルダー用工具
ホーンは、超音波の入出力方向に対して直角方向
に等しい間隔で配置され入出力方向に細長く伸び
工具ホーンを貫通して形成した複数のスロツト
と、全スロツト中の対称的な位置にある少なくと
も１つのスロツトの長さ方向両端からスロツトよ
りも細い幅で入出力方向に伸び工具ホーンを貫通
したスリツトとを具えており、入出力方向の長さ
が少なくとも加振波長λまたはそのλ／２の３倍
以上の整数倍であり、複数の振動子を工具ホーン
の入力側端面に上記スリツトを挾んで対称的に取
付けるものである。
ホーンは、超音波の入出力方向に対して直角方向
に等しい間隔で配置され入出力方向に細長く伸び
工具ホーンを貫通して形成した複数のスロツト
と、全スロツト中の対称的な位置にある少なくと
も１つのスロツトの長さ方向両端からスロツトよ
りも細い幅で入出力方向に伸び工具ホーンを貫通
したスリツトとを具えており、入出力方向の長さ
が少なくとも加振波長λまたはそのλ／２の３倍
以上の整数倍であり、複数の振動子を工具ホーン
の入力側端面に上記スリツトを挾んで対称的に取
付けるものである。
第１図は本発明の超音波プラスチツクウエルダ
ー用工具ホーンの一具体例であり、従来の固定ホ
ーンと工具ホーンとを一体に形成した板状の工具
ホーン３ａである。この板状の工具ホーン３ａに
は超音波の入出力方向に細長く伸び且つ入出力方
向に対し直角方向に等しい間隔で配置された５本
のスロツト４が工具ホーン３ａの側面を貫通して
設けてある。工具ホーン３ａの入力側端面上には
上記スリツト５を挾んで対称的な位置に３本の振
動子１が直接取付けてある。スロツト４の長さは
約λ／２であつて、スロツト４間の柱部６の距離
d1は約λ／４以下であり、スロツト４両端の橋部
７の距離d2は約λ／４である。工具ホーン３ａの
入出力方向の長さは少なくとも加振波長λまたは
そのλ／２の整数倍の長さに適宜選択できる。
ー用工具ホーンの一具体例であり、従来の固定ホ
ーンと工具ホーンとを一体に形成した板状の工具
ホーン３ａである。この板状の工具ホーン３ａに
は超音波の入出力方向に細長く伸び且つ入出力方
向に対し直角方向に等しい間隔で配置された５本
のスロツト４が工具ホーン３ａの側面を貫通して
設けてある。工具ホーン３ａの入力側端面上には
上記スリツト５を挾んで対称的な位置に３本の振
動子１が直接取付けてある。スロツト４の長さは
約λ／２であつて、スロツト４間の柱部６の距離
d1は約λ／４以下であり、スロツト４両端の橋部
７の距離d2は約λ／４である。工具ホーン３ａの
入出力方向の長さは少なくとも加振波長λまたは
そのλ／２の整数倍の長さに適宜選択できる。
２番目と４番目のスロツト４には、その長さ方
向両端からスロツト４よりも細い幅で入出力方向
に伸びたスリツト５が工具ホーン３ａを貫通して
形成してある。スリツト５の長さはスリツト５の
先端と工具ホーン３ａの入出力側の両端面との距
離d3が約λ／８〜λ／10となるように選択するの
が好ましく、またスリツト５の横幅はスロツト４
より狭ければ特に制限はない。
向両端からスロツト４よりも細い幅で入出力方向
に伸びたスリツト５が工具ホーン３ａを貫通して
形成してある。スリツト５の長さはスリツト５の
先端と工具ホーン３ａの入出力側の両端面との距
離d3が約λ／８〜λ／10となるように選択するの
が好ましく、またスリツト５の横幅はスロツト４
より狭ければ特に制限はない。
スリツト５の本数と配置はこの具体例に限定さ
れるものではなく、入力電力に応じて必要な振動
子の本数に合せて決めることができ、例えば板状
の工具ホーンに形成した５本のスロツトの内の中
央のスロツトの長さ方向両端にスリツトを形成し
ても良く、この場合にはスリツトを中心に２本の
振動子を対称的に取付けてればよく、振動子の本
数が最も少ない例である。又、側面形状も第１図
ｂに限定されない。
れるものではなく、入力電力に応じて必要な振動
子の本数に合せて決めることができ、例えば板状
の工具ホーンに形成した５本のスロツトの内の中
央のスロツトの長さ方向両端にスリツトを形成し
ても良く、この場合にはスリツトを中心に２本の
振動子を対称的に取付けてればよく、振動子の本
数が最も少ない例である。又、側面形状も第１図
ｂに限定されない。
この工具ホーン３ａでは加圧装置への取付けの
ためのフランジを従来の如く形成することが困難
であるので、第２図に示す取付金具１１を使用す
る。即ち、工具ホーン３ａの両側面の上側の節部
（従来の固定ホーンの節部）に溝９を形成し、こ
の溝９に嵌合する突起１０を内側に有するコ字状
の２個の取付金具１１を突起１０が溝９に嵌合す
るように組合せてボルト１２で締め付けて固定
し、固定した取付金具１１を加圧装置に取付ける
のである。尚、溝９の形成位置は下側の節部（従
来の工具ホーンの節部）でも良い。
ためのフランジを従来の如く形成することが困難
であるので、第２図に示す取付金具１１を使用す
る。即ち、工具ホーン３ａの両側面の上側の節部
（従来の固定ホーンの節部）に溝９を形成し、こ
の溝９に嵌合する突起１０を内側に有するコ字状
の２個の取付金具１１を突起１０が溝９に嵌合す
るように組合せてボルト１２で締め付けて固定
し、固定した取付金具１１を加圧装置に取付ける
のである。尚、溝９の形成位置は下側の節部（従
来の工具ホーンの節部）でも良い。
第３図は長尺の板状の工具ホーンを湾曲し両端
を結合した円環状の工具ホーン３ｂの平面図であ
り、内外側面を直径線上で貫通した12本のスロツ
ト４のうち１つおきに６本のスロツト４の入出力
方向両端に夫々スリツト５を形成してある。振動
子１は工具ホーン３ｂの入力側端面のスリツト５
で分割された部分の中央に即ちスリツト５を有し
ないスロツト４の直上に夫々取付けてある。この
円環状の工具ホーン３ｂでも第１図の場合と同様
にスリツト５の数を何本にでも（但し２本以上）
調整できるので、先に説明した如くスロツト４で
分割された円周距離が2λ／３以下という制限が
あつても、スロツト４とスリツト５の数を増やす
ことによつていくらでも大きい半径の工具ホーン
３ｂを作製することができる。又、第３図の円環
状工具ホーン３ｂの加圧装置への取付けは、第２
図と同様に円環状工具ホーン３ｂの外側面に溝を
設け、この溝と嵌合する突起を有する２個の半円
状の取付金具を用いることにより行なう。
を結合した円環状の工具ホーン３ｂの平面図であ
り、内外側面を直径線上で貫通した12本のスロツ
ト４のうち１つおきに６本のスロツト４の入出力
方向両端に夫々スリツト５を形成してある。振動
子１は工具ホーン３ｂの入力側端面のスリツト５
で分割された部分の中央に即ちスリツト５を有し
ないスロツト４の直上に夫々取付けてある。この
円環状の工具ホーン３ｂでも第１図の場合と同様
にスリツト５の数を何本にでも（但し２本以上）
調整できるので、先に説明した如くスロツト４で
分割された円周距離が2λ／３以下という制限が
あつても、スロツト４とスリツト５の数を増やす
ことによつていくらでも大きい半径の工具ホーン
３ｂを作製することができる。又、第３図の円環
状工具ホーン３ｂの加圧装置への取付けは、第２
図と同様に円環状工具ホーン３ｂの外側面に溝を
設け、この溝と嵌合する突起を有する２個の半円
状の取付金具を用いることにより行なう。
第４図は長尺で且つ奥行がある直方体状の工具
ホーン３ｃの例であり、横側面に５本及び縦側面
に３本のスロツト４が形成してあり、縦横両側面
の夫々の中央のスロツト４の長さ方向両端にスリ
ツト５を両側面を貫通するように穿設してある。
従つて、従来ならば各スロツト４により分割され
た部分毎に24本の固定ホーン及び振動子を取付け
る必要があつたが、スリツト５で分割された部分
毎に４本の振動子１を取付ければ良い。尚、直方
体状の工具ホーン３ｃの加圧装置への取付けは、
第２図と同様であるが、工具ホーン３ｃの横側面
だけでなく縦側面にも溝を設け、この溝に嵌合す
る突起を設けた取付金具を用いても良い。
ホーン３ｃの例であり、横側面に５本及び縦側面
に３本のスロツト４が形成してあり、縦横両側面
の夫々の中央のスロツト４の長さ方向両端にスリ
ツト５を両側面を貫通するように穿設してある。
従つて、従来ならば各スロツト４により分割され
た部分毎に24本の固定ホーン及び振動子を取付け
る必要があつたが、スリツト５で分割された部分
毎に４本の振動子１を取付ければ良い。尚、直方
体状の工具ホーン３ｃの加圧装置への取付けは、
第２図と同様であるが、工具ホーン３ｃの横側面
だけでなく縦側面にも溝を設け、この溝に嵌合す
る突起を設けた取付金具を用いても良い。
各振動子１から工具ホーン３ａのスリツト５で
分割された部分毎に伝えられた振動はスリツト５
で分割された部分毎に出力側に伝達され、しかも
各スリツト５の間には少なくとも１本のスロツト
４が設けてあるので、振動子１の本数を最小限度
に抑えても同相で均一な振動振幅が工具ホーン３
ａの出力側端面から得られる。又、使用される振
動子の共振周波数が多少違つていても、工具ホー
ン３ａ（又は３ｂ，３ｃ）を含めた共振周波数は
唯一となり単一共振となるので、一台の発振器で
駆動することもできるし、振動子各１に対し一台
の発振器を対応させたり、振動子本数以下の数の
発振器で対応させることも出来る。但し複数の発
振器で駆動するときは、各振動子で同相の電圧
（電流）で駆動するようにしないと同相均一な振
動が出力で得られない。
分割された部分毎に伝えられた振動はスリツト５
で分割された部分毎に出力側に伝達され、しかも
各スリツト５の間には少なくとも１本のスロツト
４が設けてあるので、振動子１の本数を最小限度
に抑えても同相で均一な振動振幅が工具ホーン３
ａの出力側端面から得られる。又、使用される振
動子の共振周波数が多少違つていても、工具ホー
ン３ａ（又は３ｂ，３ｃ）を含めた共振周波数は
唯一となり単一共振となるので、一台の発振器で
駆動することもできるし、振動子各１に対し一台
の発振器を対応させたり、振動子本数以下の数の
発振器で対応させることも出来る。但し複数の発
振器で駆動するときは、各振動子で同相の電圧
（電流）で駆動するようにしないと同相均一な振
動が出力で得られない。
本発明によれば、使用周波数の高周波化により
工具ホーンのスロツト本数が増加しても、その内
の任意の本数のスロツトの長さ方向両端に細長い
スリツトを形成することにより、スリツトにより
分割された部分毎に同数の振動子を工具ホーンに
直接取付ければ良いので、振動子の数を必要電力
に応じて任意に調整でき、しかも工具ホーンの出
力側端面で同相で均一な振動振幅を得ることがで
きる。従つて、60kHz帯の高い周波数でも200W
近い出力の振動系を構成でき、アクリル樹脂の大
面積の溶着でも透明度が改善でき、従来炭化発泡
してしまつた軟質塩ビの溶着が可能になり、粉末
飛散の問題なくPBTの多点同時かしめが可能に
なる等超音波プラスチツクウエルダーの応用範囲
を多くの分野に拡大できる予期せぬ効果がある。
工具ホーンのスロツト本数が増加しても、その内
の任意の本数のスロツトの長さ方向両端に細長い
スリツトを形成することにより、スリツトにより
分割された部分毎に同数の振動子を工具ホーンに
直接取付ければ良いので、振動子の数を必要電力
に応じて任意に調整でき、しかも工具ホーンの出
力側端面で同相で均一な振動振幅を得ることがで
きる。従つて、60kHz帯の高い周波数でも200W
近い出力の振動系を構成でき、アクリル樹脂の大
面積の溶着でも透明度が改善でき、従来炭化発泡
してしまつた軟質塩ビの溶着が可能になり、粉末
飛散の問題なくPBTの多点同時かしめが可能に
なる等超音波プラスチツクウエルダーの応用範囲
を多くの分野に拡大できる予期せぬ効果がある。
更に、従来の固定ホーンと工具ホーンとを一体
的に成形することにより固定ホーンを使用しない
ので組立てが簡単であり、加圧装置への取付けも
取付金具により容易に行なえる等、準備作業が能
率的である。
的に成形することにより固定ホーンを使用しない
ので組立てが簡単であり、加圧装置への取付けも
取付金具により容易に行なえる等、準備作業が能
率的である。
加えて、従来の固定ホーンと工具ホーンとを一
体的に成形しても、工具ホーンの入出力方向の長
さ及びスロツトの長さは使用周波数が高周波化す
るほど短くでき、例えば周波数が倍になるとスロ
ツト長さを従来のスロツト長さと等しくでき、工
具ホーンの大型化にはならない。又、スリツトは
精度があまり問題にならず、金鋸を用いて手加工
で形成することもできる。
体的に成形しても、工具ホーンの入出力方向の長
さ及びスロツトの長さは使用周波数が高周波化す
るほど短くでき、例えば周波数が倍になるとスロ
ツト長さを従来のスロツト長さと等しくでき、工
具ホーンの大型化にはならない。又、スリツトは
精度があまり問題にならず、金鋸を用いて手加工
で形成することもできる。
第１図は本発明の超音波プラスチツクウエルダ
ー用ホーンの一具体例であり、ａはその正面図及
びｂはその側面図である。第２図は加圧装置に取
付けるための取付金具を装着した工具ホーンであ
り、ａはその一部切欠側面図及びｂはその平面図
である。第３図は本発明の別の具体例で円環状工
具ホーンの入力側端面での平面図である。第４図
は本発明の更に別の具体例で直方体状工具ホーン
であり、ａはその縦側面での側面図及びｂはその
入力側端面での平面図である。第５図及び第６図
は従来の板状工具ホーンを具えた超音波プラスチ
ツクウエルダーの正面図である。第７図は従来の
円柱状工具ホーンを具えたウエルダーであり、ａ
はその正面図及びｂはその入力側端面での平面図
である。 １…振動子、３，３ａ，３ｂ，３ｃ…工具ホー
ン、４…スロツト、５…スリツト、６…柱部、７
…橋部、９…溝、１０…突起、１１…取付金具。
ー用ホーンの一具体例であり、ａはその正面図及
びｂはその側面図である。第２図は加圧装置に取
付けるための取付金具を装着した工具ホーンであ
り、ａはその一部切欠側面図及びｂはその平面図
である。第３図は本発明の別の具体例で円環状工
具ホーンの入力側端面での平面図である。第４図
は本発明の更に別の具体例で直方体状工具ホーン
であり、ａはその縦側面での側面図及びｂはその
入力側端面での平面図である。第５図及び第６図
は従来の板状工具ホーンを具えた超音波プラスチ
ツクウエルダーの正面図である。第７図は従来の
円柱状工具ホーンを具えたウエルダーであり、ａ
はその正面図及びｂはその入力側端面での平面図
である。 １…振動子、３，３ａ，３ｂ，３ｃ…工具ホー
ン、４…スロツト、５…スリツト、６…柱部、７
…橋部、９…溝、１０…突起、１１…取付金具。
Claims (1)
- １ 超音波の入出力方向に対して直角方向に等し
い間隔で配置され入出力方向に細長く伸び工具ホ
ーンを貫通して形成した複数のスロツトと、全ス
ロツト中の対称的な位置にある少なくとも１つの
スロツトの長さ方向両端からスロツトよりも細い
幅で入出力方向に伸び工具ホーンを貫通したスリ
ツトとを具え、入出力方向の長さが少なくとも加
振波長λまたはそのλ／２の３倍以上の整数倍で
あり、複数の振動子を工具ホーンの入力側端面に
上記スリツトを挾んで対称的に取付けた超音波プ
ラスチツクウエルダー用工具ホーン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61118732A JPS62273832A (ja) | 1986-05-23 | 1986-05-23 | 超音波プラスチツクウエルダ−用工具ホ−ン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61118732A JPS62273832A (ja) | 1986-05-23 | 1986-05-23 | 超音波プラスチツクウエルダ−用工具ホ−ン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62273832A JPS62273832A (ja) | 1987-11-27 |
| JPH0422421B2 true JPH0422421B2 (ja) | 1992-04-17 |
Family
ID=14743699
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61118732A Granted JPS62273832A (ja) | 1986-05-23 | 1986-05-23 | 超音波プラスチツクウエルダ−用工具ホ−ン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62273832A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5828156A (en) * | 1996-10-23 | 1998-10-27 | Branson Ultrasonics Corporation | Ultrasonic apparatus |
| US5922170A (en) * | 1997-10-02 | 1999-07-13 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Hollow vibrational horn |
| GB2344487A (en) * | 1998-12-02 | 2000-06-07 | Herfurth Uk Limited | Ultrasonic resonator has slots extending through resonant body which are of non-uniform width |
| GB9926998D0 (en) * | 1999-11-15 | 2000-01-12 | Nestle Sa | Ultrasonic cutting system |
| ES2166298B1 (es) * | 1999-12-24 | 2003-05-01 | Gayet Xabier Miret | Sistema de soldadura para envases de tipo blister y similares. |
| JP5247364B2 (ja) * | 2008-11-11 | 2013-07-24 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品の製造方法 |
-
1986
- 1986-05-23 JP JP61118732A patent/JPS62273832A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62273832A (ja) | 1987-11-27 |
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Legal Events
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