JPH04223712A - 論理回路デバイスのドライバ回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、半導体技術を利用した
論理回路デバイスに関し、特に電源電圧監視回路を回路
内部に有することによって電源電圧が一定電圧以下とな
ったとき、入力信号とは関わりなく出力を高抵抗に確定
する論理回路デバイスのドライバ回路に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種の論理回路デバイスのドラ
イバ回路は、電源の立下がり時および立上がり時の過程
においては動作を保証せず、入力端子から入力されるノ
イズや回路内部の動作により不確定な論理信号を出力し
ていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上述した従来の論理回
路デバイスのドライバ回路は、電源を個別に持った装置
間のインタフェースのドライバ回路に用いた場合、電源
の立上がり時および立ち下がり時の過程においては動作
を保証していないため、ノイズを出力してしまうかノイ
ズが外部に出力されないよう制御する手段を有していた
。

【０００４】本発明の目的は、電源電圧が一定電圧以下
となったとき、入力信号とは関わりなく出力を確定する
という論理回路デバイスのドライバ回路を提供すること
にある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
、本発明に係る論理回路デバイスのドライバ回路におい
ては、デバイスに供給される電源端子電圧を監視する電
源電圧監視回路を回路内部に有するものである。

【０００６】また、前記電源電圧監視回路は、出力側に
トランジスタを有し、電源電圧が設定値以下の電位とな
ったときに、トランジスタのベース電圧を速やかに低電
位としてトランジスタをオフにし、出力端子を高抵抗に
するものである。

【０００７】また、前記トランジスタの出力側にプルア
ップ抵抗を有するものであり、プルアップ抵抗の抵抗値
は、トランジスタがオンであるときに引込む電流値より
充分小さく、オフであるときに引込む電流値より充分大
きい電力を供給する値に設定されたものである。

【０００８】

【作用】電源電圧監視回路１は、デバイスに供給される
電源の電圧を監視し、電源電圧が設定値以下の電圧にな
ったとき、出力端子１０を高抵抗とし、入力に関わりな
く出力を確定，保障する。

【０００９】

【実施例】次に本発明について図面を参照して説明する
。図１は、本発明の一実施例を示すブロック図である。 図において、電源電圧監視回路１は、電源端子２より電
力の供給を受けグランド端子３との電圧比較を行い、設
定値よりも高い電位であれば電源電圧監視回路出力端子
４へ高電位を出力するものである。抵抗５は、電源電圧
監視回路出力端子４から供給を受ける高電位によってト
ランジスタ６をオンする程度の電圧を印加させるための
ものである。このとき、入力端子７に高電位が入力され
ているとき、ダイオード８を流れる電流は、小さいか、
もしくは微少のため、トランジスタ６はオン状態になる
。トランジスタ６のエミッタ端子９は、グランドに接続
されているため、トランジスタ６のコレクタ側の出力端
子１０から外部の電流を引込み低電位を出力する。プル
アップ抵抗１１は、外部回路の抵抗であり、電力は本発
明の論理回路デバイスのドライバ回路とは違う他の電源
より受ける。プルアップ抵抗１１の抵抗値は、トランジ
スタ６がオンであるときに引込む電流値よりも充分小さ
く、トランジスタ６がオフであるときに引込む電流値よ
りも充分大きい電力を供給する適切な抵抗値である。こ
の状態のとき入力端子７に低電位が入力されると、ダイ
オード８から入力端子７へ電流が流れトランジスタ６は
オフとなる。よって、出力端子１０は高電位となる。し
たがって、充分な電圧が供給されているとき、本論理回
路デバイスは入力端子７の反転出力が出力端子１０に現
れる。次に論理回路デバイスの電源端子２の電圧が低く
なり始めたときの動作について説明する。電源電圧監視
回路１は、電源端子２の電位が設定値よりも低くなった
とき、直ちに電源電圧監視回路出力端子４を低電位に切
換える。このとき入力端子７の入力に関係なくトランジ
スタ６はオフとなり、出力端子１０はプルアップ抵抗１
１によって高電位になる。次に論理回路デバイスの電源
端子２の電圧が高くなり始めたときの動作について説明
する。電源電圧監視回路１は、電源端子２の電位が設定
値を越えるまでは、電源電圧監視回路出力端子４を低電
位としてトランジスタ６をオフに保つ。電源端子２の電
位が設定値を越えたとき直ちに電源電圧監視回路出力端
子４を高電位として入力端子７により出力が制御される
ようにする。

【００１０】

【発明の効果】以上説明したように本発明は、電源電圧
監視回路を論理回路内部に有し電源電圧が設定電圧以下
となったとき入力とは関係なく出力を確定することによ
り、電源の投入および切断時の論理回路のノイズを外部
回路に出力しないという効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。

【符号の説明】

１　　電源電圧監視回路 ２　　電源端子 ３　　グランド端子 ４　　電源電圧監視回路出力端子 ５　　抵抗 ６　　トランジスタ ７　　入力端子 ８　　ダイオード ９　　エミッタ端子 １０　　出力端子 １１　　プルアップ抵抗

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　デバイスに供給される電源端子電圧を
   監視する電源電圧監視回路を回路内部に有することを特
   徴とする論理回路デバイスのドライバ回路。
2. 【請求項２】　　前記電源電圧監視回路は、出力側にト
   ランジスタを有し、電源電圧が設定値以下の電位となっ
   たときに、トランジスタのベース電圧を速やかに低電位
   としてトランジスタをオフにし、出力端子を高抵抗にす
   るものであることを特徴とする請求項１に記載の論理回
   路デバイスのドライバ回路。
3. 【請求項３】　　前記トランジスタの出力側にプルアッ
   プ抵抗を有するものであり、プルアップ抵抗の抵抗値は
   、トランジスタがオンであるときに引込む電流値より充
   分小さく、オフであるときに引込む電流値より充分大き
   い電力を供給する値に設定されたものであることを特徴
   とする請求項１，２に記載の論理回路デバイスのドライ
   バ回路。