JPH04223188A - 低コスト静音インパクトプリンタ - Google Patents

低コスト静音インパクトプリンタ

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JPH04223188A
JPH04223188A JP3079296A JP7929691A JPH04223188A JP H04223188 A JPH04223188 A JP H04223188A JP 3079296 A JP3079296 A JP 3079296A JP 7929691 A JP7929691 A JP 7929691A JP H04223188 A JPH04223188 A JP H04223188A
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ヨハネス・エフ・ゴットバルト
Dennis W Gruber
デニス・ダブリュー・グルーバー
James F Kearney
ジェイムズ・エフ・カーニー
William J Mayer
ウイリアム・ジェイ・メイヤー
Alf J Olsen
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    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J1/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the mounting, arrangement or disposition of the types or dies
    • B41J1/22Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the mounting, arrangement or disposition of the types or dies with types or dies mounted on carriers rotatable for selection
    • B41J1/24Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the mounting, arrangement or disposition of the types or dies with types or dies mounted on carriers rotatable for selection the plane of the type or die face being perpendicular to the axis of rotation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B41J9/00Hammer-impression mechanisms
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J9/00Hammer-impression mechanisms
    • B41J9/44Control for hammer-impression mechanisms
    • B41J9/48Control for hammer-impression mechanisms for deciding or adjusting hammer-drive energy

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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Impact Printers (AREA)
  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は、印字作業中の打撃音の発生を
相当に軽減した低コストタイプライタに使用するインパ
クトプリンタエンジンに関するものである。
【0002】
【発明の背景】長年にわたってオフィスは、多数の騒音
発生源、例えばタイプライタ、高速インパクトプリンタ
、ペーパシュレッダ及びその他の事務機器が一因になっ
てストレスの多い環境になっている。幾つかのそのよう
な装置が一室に一緒に配置されている場合、集合的騒音
汚染は在室者の健康及び安寧に有害にもなる。そのよう
な状況は十分に認識されており、政府機関も本格的に取
り組み、オフィス環境における最高許容騒音レベルの基
準を設定している。インパクトプリンタの分野では、騒
音汚染の軽減が事務機器設計者によって試みられている
。これらの方法には、インパクトプリンタを減音カバー
で包囲する方法、打撃音を軽減したインパクトプリンタ
を設計する方法、及びインクジェットや熱転写等のノン
インパクト技術に基づいた静音印字装置を設計する方法
が含まれる。
【0003】低コストの個人用タイプライタは、主に家
庭用(個人及び自宅オフィスを含む)や学校用に購入さ
れている。これらの環境では発生源の印字機構の騒音レ
ベルを不快感を与えないレベルまで軽減することが特に
望ましい。例えば、家庭では共同部屋で使用された場合
に他の家族がタイプライタのガチャガチャという音に悩
まされてはならない。中等学校や大学では、タイプライ
タを図書室、学習室または寄宿室で使用した場合に他の
学生などに迷惑がかかってはならない。これまでは、タ
イプライタは非常にうるさい装置であるため、そのよう
な所で使用することはできなかった。本発明の低コスト
静音タイプライタは静かに作動するため、静音はそのよ
うな有益な装置に新しい物理的環境をもたらし、携帯性
を高めることから、そのような所で使用することができ
る。使用者は迷惑をかけずに直接的にグループ内で作業
できるので、仕事グループメンバ間の連絡を自由にする
ことができるという利点がある。
【0004】業務用タイプライタ市場部分は、製品コス
トの上限、すなわち$1000〜$2000である。こ
のため、多数の設計変更によって必要となる製造コスト
の増分は、最終購入者に示される製品コストの比較的小
さい割合を占めるだけである。製品コストの下限、すな
わち$150〜$300にも消費者、すなわち商品市場
がある。明らかに、この市場では消費者に対する製品コ
ストの増加は大きい割合の上昇を確約するものではない
から、減音設計の実施に必要な変更は必然的にコスト的
に非常に低くなる。
【0005】本発明によって達成される騒音の軽減につ
いて以下に説明するため、騒音測定について説明するの
が妥当である。騒音測定値はdBA値としばしば呼ばれ
る。音量を識別する「A」スケールは、音の強さの絶対
値に対して人が感知できる音の大きさのレベルを表して
いる。dB(またはdBA)単位で表された音エネル−
を考える時、スケールは対数になっており、10dBの
差は係数10に等しく、20dBの差は係数100に等
しく、30dBの差は係数1000に等しくなることに
注意する必要がある。
【0006】典型的なタイプライタが発生する打撃音は
、65dBAから80dBAをわずかに超える程度であ
る。これらの音レベルは攻撃的に感じられる。例えば、
アイ・ビー・エム(IBM)のセレクトリック(Sel
ectric)ボールユニットが発生する騒音は約78
dBAである一方、ゼロックス・メモリライタ (Xe
rox  Memory writer) の場合は6
8dBAであり、低コストのスミス・コロナ・コレクテ
ィング・ポータブル(Smith  Corona  
Correcting  Portable) では約
70dBAである。 50代後半のdBAまで軽減すると、騒音は不快でうる
さいと感じされるようになる。打撃音を50dBA付近
の値まで軽減することが非常に望ましい。本発明の低コ
ストタイプライタの測定値は一般的に約50dBAであ
った。これは現在の低コストタイプライタの約1/10
0程度の音圧にまで大幅に改善されており、ストレスを
軽減した環境作りに役立つ。
【0007】最近のタイプライタの主たる騒音源は、ハ
ンマを打ち付けて文字パッドを押し進めることによって
用紙に印字を行う時に発生する。文字パッドは印字ホィ
ールの回転スポークの端部に取り付けられて、印字部を
通過するまで搬送される。選択された文字を印字する時
、それは印字部で停止され、ハンマがそれをリボン、用
紙及び支持プラテンに対して、リボンから用紙へインク
を移すことができる力で押し付ける。
【0008】従来の弾道ハンマ打撃式タイプライタでは
、約2.5グラムのハンマ質量がソレノイド駆動式クラ
ッパによって文字、リボン、用紙及びプラテンの集合体
に向けて弾道的に押し進められる。ハンマは文字パッド
の背面に突き当たった後、それの運動量はそれを文字、
リボン、用紙及びプラテン集合体に当接するように押し
進め、プラテン表面を変形させ続ける。プラテンがハン
マの打撃エネルギを吸収してしまうと、プラテンはハン
マをホームポジションに押し戻すことによって通常の形
状に回復しようとし、ハンマは一般的に別の打撃によっ
てホームポジションに停止させなければならない。 この一連の高速打撃が、これらの印字装置におけるうる
さい打撃騒音の主たる源である。
【0009】一般的にプラテンの変形打撃は非常に短時
間、すなわち100マイクロ秒程度である。鋭い高速打
撃はうるさく、低速打撃の方が音が小さいことは直感的
にわかる。このため、もし打撃期間が低速化すれば、装
置をもっと静かにすることができるであろう。印字速度
が毎秒10〜12文字の最低コストのタイプライタでは
、文字打撃間に得られる平均時間は約85〜90ミリ秒
である。ハンマ打撃に対して通常の100マイクロ秒以
上の有効時間を用いることができる。例えば、プラテン
変形時間を5〜10ミリ秒まで延ばした場合、打撃パル
ス幅が50〜100倍まで増加するであろう。低速の打
撃がプラテンを同じ量だけ変形させてリボンからインク
を移すためには、使用するハンマの質量(または有効質
量)を大きくしなければならないことも直感的にわかる
。これは、変形の時間領域の操作によってそれから発生
する音波の周波数領域が変化し、打撃変形時間が延びる
と、変形から発生する音の周波数(実際には音の周波数
のスペクトル)が比例的に減少し、低周波数の感知騒音
出力が低減するからである。これは共振系であるから、
質量は周波数の変化の2乗に反比例する。従って、時間
領域(100マイクロ秒〜10ミリ秒)の100倍の増
加は周波数出力をそれに比例して減少させ、その時には
質量が1万倍になる。ハンマの実際の質量をそれほどに
増加させることは現実的でないことは明らかである。ハ
ンマの質量自体を増加させる代わりに、機械式変換器に
よってそれの有効質量を増加させることができる。
【0010】本発明のタイプライタにおける実施される
包括的概念は、ハンマの有効質量を大幅に増加させ、比
較的低速でハンマをプラテンに進めて、長期間にわたっ
てプラテンを変形させることによって打撃音を軽減する
ことである。ハンマ質量はプラテンに向かって移動して
、プラテンに当たるまで移動し続ける。ハンマがプラテ
ンの表面に接近すると、それの速度が大幅に低下して、
打撃が非常に低速で実施されるようになっている。 接触の開始後、ハンマ力が増加してプラテンを変形させ
る。
【0011】本発明の主たる目的は、長い接触期間にわ
たって作用する大きい有効質量が、全軌道にわたって能
動制御を受けながら未知の接触点へ「動的に」押し進め
られる非常に低コストの静音インパクトプリンタを提供
することである。それの接触点に当たると、さらなる運
動エネルギが加えられる。
【0012】
【発明の要約】本発明は1つの形式として、支持フレー
ムに回転可能に取り付けられたプラテンと、文字印字部
分を取り付けた印字エレメントと、前記印字エレメント
を移動させることによって、選択された文字印字部分を
印字位置に配置する印字エレメントセレクタとを有して
いるシリアルインパクトプリンタを提供することによっ
て実行される。調時的にプラテンに接離する方向に押し
進められる高有効質量のハンマが、選択された各文字印
字部分を押し進めることによって、プラテンを印字力で
変形させる。ハンマの移動特性及び力を加えるレベルは
、変位及び力制限機構を介して作用する直流モータによ
って決定される。
【0013】マイクロプロセッサによって制御されるフ
ィードバック装置がハンマの移動全体にわたってその適
当な速度を決定すると共に、それによってプラテンに加
えられる適当な力レベルを決定する。印字エレメント、
印字エレメントセレクタ、ハンマ、ハンマ変位機構、剥
離形印字リボン及びこれらの部材の制御装置はすべて、
支持レールに沿って横方向に移動可能であると共に、そ
れを中心に回転可能なキャリッジに支持されている。印
字装置を横切る方向に設けられた反動バーが、プラテン
に平行になるように正確に位置決めされており、ハンマ
がプラテンに当たる時の印字力を発生させると共に、横
方向に移動する部材を正確に位置決めする反動表面を形
成している。
【0014】〔図面の簡単な説明〕本発明のその他の目
的及びその他の特徴及び利点は、添付の図面を参照した
以下の説明から明らかになるであろう。
【0015】図1は、低コスト静音インパクトタイプラ
イタのキャリッジ、反動バー及びその他の関連機構を概
略的に示す斜視図である。
【0016】図2は、キャリッジの上から見下ろした概
略的部分平面図である。
【0017】図3は、ハンマ駆動部を示す概略的断面図
である。
【0018】図4は、ハンマ/カム変位特性のグラフ図
である。
【0019】図5は、この装置に対する典型的な印字サ
イクルを示す状態図である。
【0020】
【図示された実施態様の詳細な説明】
本発明の新規な低コスト静音インパクトプリンタ10の
主だった機構について図面を参照しながら説明する。ハ
ウジング(底部12だけが図示されている)が比較的少
数の可動部材を包囲している。直立した左右の側部プレ
ート14及び16がそれぞれ底部に固定されており、支
持プラテン18がその間に設けられて、それらに回転可
能に受けられている。プラテンは、駆動歯車20及びプ
ラテン軸24に取り付けられた従動歯車22を含む歯車
列を介して適当なモータ(図示せず)によって駆動され
る。側部プレートはさらに、高研摩ガイドロッド26の
端部と、正確に加工された案内縁部30を備えた反動バ
ー28の端部とを支持している。反動バーは、案内縁部
とプラテン表面との間の距離を制御すると共にそれをプ
ラテン表面に平行に維持できるように調節可能に取り付
けられている。
【0021】それぞれに軸受38を取り付けたキャリッ
ジフレームプレート34及び36を有するプリンターキ
ャリッジ32は、ガイドロッド26上に支持されてそれ
に沿ってプラテンの全長にわたって往復移動できるよう
になっている。キャリッジの往復移動は、キャリッジに
取り付けられてプーリ42及び44に掛けられている歯
付きのスペースベルト40を駆動するモータ(図示せず
)によって制御される。キャリッジ32は軸受38上で
ガイドロッド26に沿って移動する時、重力の作用を受
けてそれの回りに(図1において)時計回り方向に回転
しようとし、軸受シュー46を反動バー28の案内縁部
に押し付ける。シューは硬質の低摩擦素材、例えばデル
リン(Delrin)(登録商標)で形成される。この
キャリッジ取り付け構造では、ガイドロッドの位置が問
題にならなくなり、唯一の部材、反動バー28を正確に
位置決めするだけでよいため、印字装置を低コストで容
易に組み立てることができる。反動バーの端部を側部プ
レート14及び16に対して調節することによって、案
内縁部30をプラテンに平行になるように正確に位置決
めすることができるので、キャリッジ32が印字装置を
横切る方向に移動すると、それに支持されたすべての部
材がプラテンに対して適正位置に配置される。
【0022】印字エレメントは、印字ホィール50、ハ
ンマアセンブリ52及びリボンパックアセンブリ54(
図3に示されている)を有している。キャリッジフレー
ムプレート34及び36に取り付けられた印字ホィール
駆動モータ56の駆動連結部58に印字ホィールハブ6
0が連結されて、(印字ホィールスポーク64の端部に
配置された)文字パッド62が印字部を通過してプラテ
ンに近接する位置へ回転できるようになっている。キー
ストロークによって開始される、プロセッサ制御された
駆動モータ56の選択的回転によって、所望の文字パッ
ド62が印字部に位置決めされてその位置に拘束される
。やはりキャリッジフレームプレートに取付けられてい
る弾性のカードガイド66が用紙をプラテン表面に密着
した状態に保持する。
【0023】ハンマアセンブリ52は、それを見えやす
くするためにキャリッジフレームプレート34を破断し
た図3にわかりやすく示されている。ハンマ駆動直流モ
ータ70がキャリッジフレームプレート36に取り付け
られており、それの駆動軸72が両フレームプレートを
貫通して延出している。軸に取り付けられた駆動カム7
4がカムフォロワ76を移動させることによって、カム
フォロワ76を取り付けたベルクランク78が回動ピン
80回りに回転する。ハンマ82はベルクランクの他端
部にピン止めされており、固定ガイド軸受84を貫通し
て摺動する。カムの回転が、キャリッジに固定された回
路基板88に取り付けられた制御装置86から送られる
信号に対応して直流モータによって所定の制御状態で実
施されると、ハンマがプラテンに接離する方向に移動す
る。カム74を回転させるのに加えて、モータ70はタ
イミングディスク90を回転させるが、このタイミング
ディスクは、センサ92と組み合わされて変位及び方向
出力を発生して制御装置に位置情報を送り返すことがで
きる簡単な光学エンコーダにすることができる。制御装
置はこの情報を利用して、瞬間ハンマ位置を追跡すると
共に、装置速度を算出する。
【0024】本発明に用いられている形式の小型直流モ
ータは、小型装置に広く用いられている。従って、それ
らは安価で、多くの供給元から容易に入手できる。しか
し、最も重要なことは、直流モータが本発明に必要なハ
ンマ力を加えるのに特に望ましい特徴を備えていること
である。すなわち、それらは軽い負荷では高速となり、
低速では大きいトルクを発生する。本実施例では、モー
タは最初にハンマを高速で移動させて、ハンマ「ホーム
」ポジションとプラテン変形開始位置との間のスロート
を閉鎖し、続いて接触後の変形力を制御するために必要
なトルクを加える。さらに、接触状態は、モータの速度
の急激な低下を感知することによって簡単に判定するこ
とができる。モータの動きは、タイミングディスク90
の回転の位置、速度及び方向に基づいてプロセッサ制御
の下に簡単なフィードバック装置で制御することができ
る。
【0025】ガボール(Gabor) の米国特許第4
、681、469号及びガボール他の米国特許第4,6
68,112号に教示されているように、打撃音を低く
するためには、ハンマを非常に低速で接触させ始めなけ
ればならないが、十分な印字速度を得るためには、高速
でスロートを横切らせなければならない。これらの移動
特性は、カムの外形と、制御装置86で決定される直流
モータの回転速度とによって決定される。カム変位特性
が図4に示されている。第1カム領域では、図示の正弦
ハンマ変位となる。騒音及び部品の摩耗を最小限に抑え
ることができるようにハンマを滑らかに移動させるため
、調和運動(harmonic motion) が選
択されている。第2カム領域では、浅い直線状変位(例
えば0.001インチ/モータの回転角度)となる。直
線状のカム領域は、打撃が予想される範囲、すなわち積
み重ねた用紙層(x1)の表面から1枚の用紙(x2)
の表面までの範囲にオーバーラップしなければならない
。このため、反動バー28の案内縁部30をプラテン表
面に対して接離方向に調節することによって、駆動カム
74のx1−x2変位範囲が用紙状態に対応するように
する必要がある。この第2カム領域の線形性から、モー
タ電流とハンマ力との間に線形関係が生じ、その傾斜は
、モータから得られるトルクについて各装置に必要な最
大力を発生できるように選択できる。ハンマ82がプラ
テンに押し付けられ、シュー46が反動バー28に押し
付けられる時に、印字力が決定される。反動バーの存在
によって、ハンマは打撃時に高有効質量に変換されて、
低いハンマ速度で高印字力が得られる。理想的には、ハ
ンマと反動バーとが整合している場合、印字力と反動力
は反対向きで同じ大きさになり、他の装置部材は打撃時
に力を受けないであろう。しかし、設計上の制約から、
これらの力を一直線に整合させることは不可能であるこ
とが多く、その場合にはキャリッジや、ガイドロッド2
6を含むその他の装置部材に力が加えられ、それらはす
べて最小限に抑える必要がある。
【0026】図5は、本装置の典型的な印字サイクルを
、先のサイクルからの情報及びモータ駆動回路へ送られ
る出力制御信号に基づいたそのサイクルのための駆動パ
ラメータを設定する制御装置68によって決定した状態
図である。ハンマ速度の、それの「ホーム」ポジション
からの変位量に対する関係が示されている。
【0027】加速段階Aでは、直流モータに制御電流を
加えることによってハンマは予想打撃点までの距離の約
半分まで前進加速される。
【0028】減速段階Bでは、直流モータに逆電圧を加
えることによってハンマは点x1(移動特性の直線部分
の開始点)に向かって、約2.54〜5.08センチメ
ートル(1〜2インチ)/秒の所定の低速接近速度が得
られるまで減速される。
【0029】接近段階Cでは、ハンマは、制御された低
速でプラテンに接触するまで接近し、接触したことは速
度の急激な変化によって示され、感知される。
【0030】変形段階Dでは、一定電流がモータに加え
られて一定の変形力を発生できるようにするが、印字電
流の大きさは、選択された文字を印字するために必要な
力に応じて決められる。
【0031】文字の印字後の戻り段階Eでは、直流モー
タは「ホーム」ポジションまでの距離の約半分まで逆向
きに加速される。
【0032】最後の減速段階Fでは、逆電位を加えるこ
とによってハンマはそれの「ホーム」ポジション付近に
達するまで減速され、続いて動的制動が加えられること
によってハンマはそれの「ホーム」ポジションに止まる
【0033】上記のようにして各文字が印字される時、
接近段階Cの終わりでのハンマ打撃位置に対応したカム
位置がメモリに更新される。次のサイクルでは、この更
新情報を用いて新しい減速開始点が計算される。このよ
うに制御されるため、本装置ではプラテンのひずみ、プ
ラテンの偏心、用紙層厚さ等のハンマ「ホーム」ポジシ
ョンからプラテン表面までの距離の機械的ばらつきに対
処するためプラテンの軸方向長さに沿った自動的「ロー
リング」補正を行うことができる。最初の印字サイクル
に先だって初期化サイクルを実施して、記憶値を定める
ようにしてもよい。あるいは、打撃が最短位置で発生す
るとの仮定に基づいて、初期化省略時の値を用いてもよ
い。それからの各後続のサイクルでは、制御アルゴリズ
ムが低速接近段階Cの長さを最短にすることができるよ
うに制動点を調節する。
【0034】以上の説明は本発明の実施例にすぎず、本
発明の精神から逸脱しない範囲において構造や部品の組
み合わせ及び配置に様々な変更を加えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  低コスト静音インパクトタイプライタのキ
ャリッジ、反動バー及びその他の関連機構を概略的に示
す斜視図である。
【図2】  キャリッジの上から見下ろした概略的部分
平面図である。
【図3】  ハンマ駆動部を示す概略的断面図である。
【図4】  ハンマ/カム変位特性のグラフ図である。
【図5】  この装置に対する典型的な印字サイクルを
示す状態図である。
【符号の説明】
10  インパクトプリンタ 14、16  側部プレート 26  ガイドロッド 28  反動バー 30  案内縁部 32  キャリッジ 50  印字ホィール 52  ハンマアセンブリ 54  リボンパックアセンブリ 70  ハンマ駆動直流モータ 74  カム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  支持フレームと、前記支持フレームに
    回転可能に取り付けられたプラテンと、文字印字部分を
    取り付けた印字エレメントと、前記印字エレメントを移
    動させることによって、選択された文字印字部分を印字
    位置に配置する印字エレメントセレクタと、選択された
    文字印字部分を移動させることによって前記プラテンを
    印字力で変形させるハンマと、前記ハンマを前記プラテ
    ンに接離する方向に移動させる手段とを有しているシリ
    アルインパクトプリンタであって、次のものを含むその
    改良前記プラテンに対してほぼ平行に往復移動するよう
    に取り付けられており、前記印字エレメント、前記印字
    エレメントセレクタ、前記ハンマ及び前記移動手段を支
    持しているキャリッジ、および前記支持フレームに取り
    付けられて、前記プラテンから離れた位置にそれに平行
    に配置されており、前記ハンマが前記プラテンを変形す
    る時に前記印字力を発生するために前記キャリッジが押
    し付けられる反動表面を備えている固定反動バー。
JP3079296A 1990-04-18 1991-04-11 低コスト静音インパクトプリンタ Expired - Lifetime JPH0818437B2 (ja)

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US07/510,654 US5066150A (en) 1990-04-18 1990-04-18 Low cost quiet impact printer
US510654 1990-04-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04223188A true JPH04223188A (ja) 1992-08-13
JPH0818437B2 JPH0818437B2 (ja) 1996-02-28

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ID=24031618

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3079296A Expired - Lifetime JPH0818437B2 (ja) 1990-04-18 1991-04-11 低コスト静音インパクトプリンタ

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US (1) US5066150A (ja)
EP (1) EP0453115B1 (ja)
JP (1) JPH0818437B2 (ja)
DE (1) DE69117091T2 (ja)

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