JPH04222487A - モータの定速回転制御装置 - Google Patents

モータの定速回転制御装置

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JPH04222487A
JPH04222487A JP2413013A JP41301390A JPH04222487A JP H04222487 A JPH04222487 A JP H04222487A JP 2413013 A JP2413013 A JP 2413013A JP 41301390 A JP41301390 A JP 41301390A JP H04222487 A JPH04222487 A JP H04222487A
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JP
Japan
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motor
current
electrical angle
position detection
rotation
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JP2413013A
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Inventor
Tatsuhiko Kosugi
辰彦 小杉
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、DCブラシレスモータ
のようにモータの駆動コイルに供給するモータ駆動電流
によってモータを定速回転させる場合のモータの定速回
転制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】DCブラシレスモータのような定速回転
制御されるモータにおいては、その駆動コイルにモータ
駆動電流を供給してモータを回転駆動している。次に図
7及び図8を参照して、従来のモータの定速回転制御方
式について説明する。図7に示すモータの定速回転制御
方式において、21はマグネット形のモータであり、ロ
ータマグネット211、駆動コイル2121 〜212
3 、位置検出器2131 〜2133 を主要な構成
要素としている。
【0003】ロータマグネット211は、ロータ部分が
マグネットで構成されている。駆動コイル2121 〜
2123 には、ロータマグネット211を駆動するモ
ータ駆動電流が周期的に供給される。位置検出器213
1 〜2133 は、例えばホール素子で構成され、ロ
ータマグネット211の磁極と駆動コイルの対向位置を
検出して、その位置検出信号を発生する。
【0004】22はスイッチング回路であり、図示しな
いスイッチング素子で直流をスイッチングして、駆動コ
イル2121 〜2123 に所定のモータ駆動電流を
周期的に供給する。23はロジック回路であり、位置検
出器2131 〜2133 の発生する位置検出信号を
受けて、スイッチング回路22の各スイッチング素子を
駆動する駆動パターンを発生する。24はレベル変換回
路であり、ロジック回路23が発生した駆動パターンの
レベルをスイッチング回路22を駆動可能なレベルに変
換する。
【0005】次に、図7のモータ制御装置におけるモー
タの定速回転制御方式を、図8の動作タイミングチャー
トを参照して説明する。図8は定速回転時、すなわち定
常状態における各駆動コイルの誘起電圧、モータ駆動電
流、位置検出信号等の関係を示す動作タイミングチャー
トである。
【0006】図8において、H1 〜H6 は、モータ
が1回転する間の動作状態を6区分に分けて示したもの
であり、各区分は回転角にして60度である。V1 、
V2 及びV3 は、駆動コイル2121 、2122
 及び2123 の端子電圧を示したもので、各駆動コ
イルの誘起電圧に等しい。他の符号の内容については、
次の動作説明において適宜説明する。
【0007】■状態H1 状態H1 においては、ロー
タマグネット211は図示の位置にある。このとき位置
検出器2132 は位置検出信号cを発生し、位置検出
器2133 は位置検出信号aを発生してロジック回路
23に送る。ロジック回路23は、この位置検出信号c
及びaを受けると、位置検出信号に同期して図8に示す
駆動パターンP1 (AH=CL=1、その他0)を発
生し、レベル変換回路24に供給する。
【0008】レベル変換回路24は、ロジック回路23
から入力された駆動パターンP1 のレベルをスイッチ
ング回路22を駆動可能なレベルに変換する。スイッチ
ング回路22は、この高レベルに変換された駆動パター
ンP1 を受けると、図示しないスイッチング素子で直
流の電源電圧Vccをスイッチングすることにより、対
応する駆動コイル2121 にモータ駆動電流AHを供
給し、駆動コイル2123 にモータ駆動電流CLが流
れるようにする。
【0009】ここで、モータ駆動電流CLの符号「CL
」において、最初の符号「C」は駆動コイル2133 
に供給するモータ駆動電流であることを示し、次の「L
」は駆動コイル2133 よりスイッチング回路24側
に戻るモータ駆動電流が流れることを示す。スイッチン
グ回路24より駆動コイル2133 に流れるモータ駆
動電流は「CH」によって示される。したがって、前記
動作状態の場合、モータ駆動電流CLは、モータ駆動電
流AHの戻り電流になる。このことは、以下に説明する
他の駆動コイルに供給される各モータ駆動電流について
も同様である。
【0010】またモータ駆動電流は、駆動コイル213
3 に誘起される誘起電圧V3 と電源電圧Vccとの
差(図に斜線で示す。このことは、他の駆動コイルにお
ける起動時のモータ駆動電流についても同様である)に
比例する。このモータ駆動電流AH及びCLを受けると
、ロータマグネット211は矢印の方向に回転して状態
H2 になる。
【0011】■状態H2 状態H2 では、位置検出器
2133 は、ロータマグネット211が駆動コイル2
123 の対向位置にあることを検出して位置検出信号
aを発生し、ロジック回路23に送る。ロジック回路2
3は、この位置検出信号aを受けると、位置検出信号a
に同期して図8に示す駆動パターンP2 (AH=BL
=1、その他0)を発生し、レベル変換回路24に供給
する。
【0012】スイッチング回路22は、レベル変換回路
24を介してこの駆動パターンP2 を受けると、図示
しないスイッチング素子で電源電圧Vccをスイッチン
グすることにより、対応する駆動コイル2121 にモ
ータ駆動電流AHを供給し、駆動コイル2122 に戻
りのモータ駆動電流BLが流れるようにする。このモー
タ駆動電流AH及びBLを受けると、ロータマグネット
211は回転して状態H3 になる。
【0013】■状態H3 状態H3 では、位置検出器
2133 は位置検出信号aを発生し、位置検出器21
31 は位置検出信号bを発生してロジック回路23に
送る。ロジック回路23は、この位置検出信号a及びb
を受けると、位置検出信号に同期して図8に示す駆動パ
ターンP3 (BL=CH=1、その他は0)を発生し
てレベル変換回路24に供給する。
【0014】スイッチング回路22は、レベル変換回路
24を介してこの駆動パターンP3 を受けると、対応
する駆動コイル2123 にモータ駆動電流CHを供給
し、駆動コイル2122 に戻りのモータ駆動電流BL
が流れるようにする。このモータ駆動電流CH及びBL
を受けると、ロータマグネット211は回転して状態H
4 になる。
【0015】■状態H4 状態H4 では、位置検出器
2131 は、位置検出信号bを発生してロジック回路
23に送る。ロジック回路23は、この位置検出信号b
を受けると、図8に示す駆動パターンP4(AL=CH
=1、その他は0)を発生してレベル変換回路24に供
給する。
【0016】スイッチング回路22は、レベル変換回路
24を介してこの駆動パターンP4 を受けると、対応
する駆動コイル2123 にモータ駆動電流CHを供給
し、駆動コイル2121 に戻りのモータ駆動電流AL
が流れるようにする。このモータ駆動電流CH及びAL
を受けると、ロータマグネット211は回転して状態H
5 になる。
【0017】■状態H5 状態H5 では、位置検出器
2131 は位置検出信号bを発生し、位置検出器21
32 は位置検出信号cを発生してロジック回路23に
送る。ロジック回路23は、この位置検出信号に同期し
て、図8に示す駆動パターンP5 (AL=BH=1、
その他は0)を発生してレベル変換回路24に供給する
【0018】スイッチング回路22は、レベル変換回路
24を介してこの駆動パターンP5 を受けると、対応
する駆動コイル2122 にモータ駆動電流BHを供給
し、駆動コイル2121 に戻りのモータ駆動電流AL
が流れるようにする。このモータ駆動電流BH及びAL
を受けると、ロータマグネット211は回転して状態H
6 になる。
【0019】■状態H6 状態H6 では、位置検出器
2132 は位置検出信号cを発生してロジック回路2
3に送る。ロジック回路23は、この位置検出信号cに
同期して図8に示す駆動パターンP6 (BH=CL=
1、その他は0)を発生してレベル変換回路24に供給
する。
【0020】スイッチング回路22は、レベル変換回路
24を介してこの駆動パターンP6 を受けると、対応
する駆動コイル2122 にモータ駆動電流BHを供給
する。このモータ駆動電流BHを受けると、ロータマグ
ネット211は回転して、最初の動作状態H1 に戻る
。以下前述の■〜■の動作が繰り返されて、ロータマグ
ネット211は図8に示す定速回転を行う。これがモー
タの定常回転状態である。
【0021】定速回転、すなわち定常回転状態において
は、モータ(ロータマグネット211)の回転速度は十
分大きいので、各駆動コイル2121 〜21123 
に誘起される起電圧V1 〜V3 の振幅は図示のよう
に大きくなり、各モータ駆動電流(第9図で斜線で示す
部分)は小レベルとなる。したがって、定常回転状態に
おける消費電力は小さくなり、効率良く回転させること
ができる。
【0022】このように、モータ制御装置では、位置検
出器(ホール素子)の位置検出信号に同期してモータ駆
動電流を切り換えるタイミングを、定常回転時における
モータ効率が最も良くなるタイミングに選定していた。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】従来のモータの定速回
転制御方式では、前述のように、ホール素子等の位置検
出器からのモータ位置検出信号に同期して,駆動コイル
に供給するモータ駆動電流を切り換え、この切り替える
タイミングを定速回転(定常回転)時におけるモータ消
費電力が最も少なくなるように,すなわち、モータ効率
が最も良くなるように(図8の斜線部分の面積が最小に
なるように)選定していた。
【0024】しかしながら、この従来のモータの定速回
転制御方式は、モータ効率が最良になるという特長があ
る反面、モータ駆動電流が最小に、すなわち、図8の斜
線部分の面積が最小になるようにしていたために、次の
ような不都合が生じるという問題があった。
【0025】すなわち、定常回転時におけるトルクの余
裕が十分でなく、何らかの原因で電源電圧の低下が生じ
た場合、駆動コイルの誘起電圧が規定値よりも高くなっ
た場合、常温から低温環境といった使用環境の変化によ
りモータ回転時の摩擦が増大し、大きいトルクが必要と
なる場合等、モータのトルクが低下する事態や逆に大き
いトルクを必要とする事態が生じた場合には、定速回転
、すなわち定常回転を維持できなくなる場合が生じると
いう危険があった。
【0026】本発明は、モータのトルクが低下する事態
や逆に大きいトルクを必要とする事態が生じた場合にも
、定速回転すなわち定常回転を良好に維持できるととも
に、モータ効率も良好に維持するように改良したモータ
の定速回転制御方式を提供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】モータのトルクは、電源
電圧が一定の場合、駆動コイルに供給する電流量に比例
する。この電流量は、図1の(B)に示すように、電源
電圧Vcc、駆動コイルの誘起電圧V及び電流通電時間
TCによって囲まれる面積に比例する。そうすると、こ
の面積を広げれるようすれば、モータのトルクを増大さ
せることが可能である。
【0028】この面積の増大は、例えば図1の(C)に
示すように、位置検出手段の切替えタイミングTHと駆
動コイルに供給するモータ駆動電流の切替えタイミング
を早くすることにより実現することができる。以下、こ
の両タイミングの間隔を電気角と呼ぶ。しかしながら、
図1(C)に示すようにこの電気角を常時進んだ角度状
態に保持すると、モータ駆動電流すなわち消費電力が大
きくなって、モータ効率が低下する。
【0029】したがって、定常回転を維持することが困
難な場合と容易な場合とを常時判定して、電気角を図1
(B)の状態と同図(C)の状態を適宜切り替えるよう
にすれば、モータのトルクが低下する事態や逆に大きい
トルクを必要とする事態が生じた場合にも、定速回転を
良好に維持できるとともに、モータ効率も良好に維持す
ることが可能である。
【0030】本発明は、このような着想に基づいてなさ
れたもので、以下、前述の課題を解決するために本発明
が採用した手段を図1を参照して説明する。図1(A)
は、本発明の原理構成の説明図である。図1(A)にお
いて、10はモータであり、ロータマグネット11、駆
動コイル121 〜123 及び位置検出手段131 
〜133 を備えている。ロータマグネット11はロー
タ部分がマグネットで構成され、駆動コイル121〜1
23 に周期的に供給されるモータ駆動電流によって回
転駆動される。
【0031】位置検出手段131 〜133 は、例え
ばホール素子で構成され、モータの回転位置、すなわち
、ロータマグネット11の磁極と対応する駆動コイルの
対向位置を検出して、その位置検出信号を発生する。1
4は回転時間情報計測手段であり、位置検出手段131
 〜133の発生した位置検出信号に基づいてモータの
回転時間に関係する情報(回転時間情報)を計測する処
理を行う。
【0032】15は電流量決定手段であり、回転時間計
測手段14の計測したモータの回転時間情報とモータの
目標回転数に関係する情報(目標回転数情報)に基づい
て、駆動コイル131 〜133 に供給する電流量を
決定する。この電流量は、例えばモータ駆動電流の電流
通電時間によって決定することができる。
【0033】16は電気角決定手段であり、電流量決定
手段15の決定した電流量に基づいて、モータ駆動電流
の電気角を決定する処理を行う。なお、電気角は、前述
のように、位置検出手段の切替えタイミングと駆動コイ
ルに供給するモータ駆動電流の切替えタイミングの間隔
を示す量であり、回転角角度、時間、位相等で表される
【0034】17はモータ駆動電流供給手段であり、位
置検出手段131 〜133 の検出したモータの回転
位置に対して電気角決定手段16の決定した電気角をも
って、電流量決定手段15の決定した電流量のモータ駆
動電流を次の駆動コイルに供給する処理を行う。なお、
図1には3相の場合が例示してあるが、本発明はこの3
相の場合に限定されるものではなく、3層以外の多相の
場合に適用されるものである。
【0035】
【作用】モータ駆動電流供給手段17から、駆動コイル
121 〜123 に周期的にモータ駆動電流が供給さ
れる。これにより、モータ(ロータマグネット11)は
回転駆動されて回転速度をあげ、定常回転状態に到達す
る。位置検出手段131 〜133 は、モータの回転
位置、すなわち、ロータマグネット11の磁極と対応す
る駆動コイルの対向位置を検出して、回転時間情報計測
手段14に送る。
【0036】回転時間情報計測手段14は、位置検出手
段131 〜133 の検出した位置検出信号に基づい
てモータの回転時間に関係する回転時間情報を計測して
電流量決定手段15に送る。電流量決定手段15は、回
転時間計測手段14の計測したモータの回転時間情報と
モータの目標回転数に関係する目標回転数情報に基づい
て、駆動コイル131 〜133 に供給する電流量を
決定する。この電流量は、例えばモータ駆動電流のデュ
ーティ比や電流通電時間等によって決定することができ
る。
【0037】一方、電気角決定手段16は、電流量決定
手段15の決定した電流量に基づいて、モータ駆動電流
の電気角を決定する処理を行う(電気角を決定する具体
的な方法の詳細については、実施例の項で説明する)。 モータ駆動電流供給手段17は、位置検出手段の検出し
たモータの回転位置に対し、電気角決定手段16の決定
した電気角をもって、電流量決定手段の決定した電流量
のモータ駆動電流を、次の駆動コイルに供給する処理を
行う。
【0038】この場合、モータ駆動電流のデューティ比
が連続して規定の下限値以下である回数の下限回数とデ
ューティ比が連続して規定の上限値以下である回数の上
限回数に基づいて、電気角を制御するようにすれば、安
定な定速回転制御を行うことができる(電気角を切り替
える具体的な方法の詳細については、実施例の項で説明
する)。
【0039】以上のように、本発明は位置検出手段の検
出したモータの回転位置に対し、電流量決定手段の決定
した電流量のモータ駆動電流を、電気角決定手段の決定
した電気角で対応する駆動コイルに供給するようにした
ので、モータのトルクが低下する事態や逆に大きいトル
クを必要とする事態が生じた場合にも良好に定速回転を
維持できるとともに、モータ効率も良好に維持すること
ができる。
【0040】また、モータ駆動電流のデューティ比が連
続して規定の下限値以下である回数の下限回数と、デュ
ーティ比が連続して規定の上限値以下である回数の上限
回数に基づいて電気角を制御することにより、安定な定
速回転制御を行うことができる。
【0041】
【実施例】本発明の一実施例を、図2乃至図6を参照し
て説明する。図2は本発明の一実施例に係るモータ定速
回転制御方式の説明図、図3は本発明の一実施例の電気
角制御時の動作フローチャート、図4は本発明の一実施
例の動作波形図、図5は同実施例で電気角制御を行わな
い場合の動作タイミングチャート、図6は同実施例で電
気角制御を行った場合の動作タイミングチャートである
【0042】(実施例の構成)図2において、同期モー
タ10、ロータマグネット11、駆動コイル121 〜
123 、位置検出手段131 〜133 、回転時間
情報計測手段14、電流量決定手段15、電気角決定手
段16、モータ駆動電流供給手段17については、図1
で説明したとおりである。回転時間情報計測手段14は
、内部に入力レジスタ141を備えており、この入力レ
ジスタ141には、位置検出手段131 〜133 の
発生した各位置検出信号が入力されて保持される。
【0043】モータ駆動電流供給手段17において、1
70はレベル変換回路であり、171〜176は直流の
電源電圧Vccをスイッチングして、各駆動コイル12
1 〜123 に所定のモータ駆動電流を周期的に供給
するスイッチング素子である。レベル変換回路170は
、次に説明するロジック回路19が発生する駆動パター
ンのレベルをスイッチング回路12を駆動可能なレベル
に変換する処理を行う。
【0044】スイッチング素子171は駆動コイル12
1 にモータ駆動電流AHを供給し、スイッチング素子
172は駆動コイル121 にモータ駆動電流ALを供
給する。スイッチング素子173は駆動コイル122 
にモータ駆動電流BHを供給し、スイッチング素子17
4は駆動コイル122 にモータ駆動電流BLを供給す
る。スイッチング素子175は駆動コイル123 はモ
ータ駆動電流CHを供給し、スイッチング素子176は
駆動コイル123 にモータ駆動電流CLを供給する。
【0045】19はロジック回路であり、回転時間情報
計測手段14、電流量決定手段15、電気角決定手段1
6及び制御プロセッサ18によって構成され、位置検出
手段131 〜133 の発生する位置検出信号を受け
て、モータ駆動電流供給手段17を駆動する駆動パター
ンを発生する。
【0046】制御プロセッサ18は、出力レジスタ18
1を備えており、位置検出手段131 〜133 の検
出したモータの回転位置に対して電気角決定手段16の
決定した電気角をもって、電流量決定手段15の決定し
た電流量のモータ駆動電流を次の駆動コイルに供給する
ための駆動パターンを生成して出力レジスタ181に書
き込む処理を行うとともに、装置全体の制御を行う。
【0047】(実施例の動作)本発明の一実施例の詳細
な動作説明の前に、本実施例の動作の概要について説明
すると、モータ10のロータマグネット11の位置は位
置検出手段131 〜133 により検出され、その位
置検出信号は、回転時間情報計測手段14の入力レジス
タ141に入力され、ロジック回路19でモータ駆動電
流を発生するための駆動パターンが生成されて出力レジ
スタ181に書き込まれる。
【0048】駆動コイル131 〜133 に供給する
モータ駆動電流の電流量を調整する方法は各種あるが、
本実施例では、電流通電時間、すなわちデューティ比を
変えることと、電気角を変えることによって行われる。 すなわち、ホール素子等の位置検出手段131 〜13
3 の発生する位置検出信号の周期により、モータの1
回転の周期を計測し、目標回転数との間で制御計算を行
い、駆動コイルに供給するモータ駆動電流のデューティ
比を決定する。このデューティ比の演算は、モータの各
回転毎に行われる。
【0049】電気角が一定の場合、もし定常回転に対す
るトルクの余裕が少なければ、デューティ比は大きく選
定され、逆にトルクの余裕が少ないときはデューティ比
は小さく選定される。トルクの余裕が少ないときは、電
気角を遅らせるように調整し、逆にトルクの余裕が多い
ときは電気角を進める(又は0度に戻す)ように調整す
る。このように、デューティ比をもとに電気角を決定す
るようにした点が本発明の一つの特徴であり、これによ
り、効率のよい制御と、省電力設計されたモータの定常
回転維持の両者を両立させることができる。
【0050】以上の電気角制御と電流通電時間(デュー
ティ比)制御は、位置検出手段131 〜133 の位
置検出信号に基づいて、スイッチング素子の駆動タイミ
ングと電流通電時間を制御することにより行われ、その
ための駆動パターンがモータ駆動電流供給手段17の各
スイッチング素子に供給される。
【0051】ところで、モータのトルクTは供給電力の
関数であるので、デューティ比(DUTで示す)と電気
角(DELで示す)の関数になり、T=T(DUT,D
EL)で表される。なお、電気角DELは、駆動コイル
の誘起電圧の1周期(モータの1回転時間)を360度
とした場合の角度で表される。
【0052】このことは、デューティ比をもとに電気角
を制御した場合には、トルクTが不安定になる可能性が
あることを示している。そこで、本実施例では、デュー
ティ比DUTがモータの一回転毎に決定されるのに対し
、電気角DELは数十回転のデューティ比DUTの値を
もとに、非常にゆっくりと変化させ、しかも、電気角D
elを落ち着きやすくするために、あるデューティ比D
UTの範囲に対して電気角制御を行わない不感帯を設け
て制御するようにする。
【0053】以下の実施例では、この電気角制御は下限
回数DTL及び上限回数DTGに基づいて行われるが、
下限回数DTLとは、デューティ比が連続してある値以
下である回数であり、上限回数DTGとは、:デューテ
ィ比が連続してある値以下である回数である。
【0054】下限回数DTLと上限回数DTGの値及び
その場合の各デューティ比の値は、安定性及びモータ効
率等を考慮して選定されるが、本実施例では、下限回数
DTLの値は70回(モータの1回転で1カウント)で
、その場合のデューティ比は95%に選定される。これ
に対し、条件回数DTLの値も同じく70回で、その場
合のデューティ比は98%に選定される。
【0055】したがって、本実施例では、デューティ比
DUTが95〜98%の間では、電気角DELが変化せ
ず不感帯になる。また、電気角DELは、モータが発電
機とならない範囲で電流量を効率よく制御するために、
0度から20度の範囲で可変制御される。
【0056】以下、実施例の動作を、図3の動作フロー
チャート、図4の動作波形図並びに図5及び図6の動作
タイミングチャートを参照し、図3の動作フローチャー
トの各処理ステップに従って説明する。以下の各処理は
、モータの1回転毎に行われる。なお、動作開始に先立
って、電気角DEL=20度、下限回数DTL=0、上
限回数DTG=0に、それぞれ初期設定される。
【0057】(1)ステップS1 位置検出手段131
 〜133 は、ロータマグネット11の位置を検出し
、その位置検出信号を、回転時間情報計測手段14の入
力レジスタ141に入力する。回転時間情報計測手段1
4は、入力レジスタ141に入力された位置検出信号に
基づいてモータの回転時間に関係する回転時間情報を計
測して電流量決定手段15に送る。回転時間情報として
、本実施例では、モータが1回転する時間(1回転時間
)が計測される。
【0058】電流量決定手段15は、回転時間計測手段
14の計測したモータの1回転時間とモータの目標回転
数に関係する目標回転数情報に基づいて、駆動コイル1
31 〜133 に供給するモータ駆動電流の電流量を
決定する。目標回転数情報として、本実施例では正常な
定常回転状態におけるモータの1回転時間(目標1回転
時間)が用いられ、また、電流量は、モータ駆動電流の
電流通電時間を示すデューティ比DUTによって決定さ
れる。
【0059】定常時のモータの1回転時間は、トルクが
大きいと長くなり、トルクが小さいと短くなる。そこで
、定常時におけるモータの各種の1回転時間に対応する
最適のデューティ比DUTを、実験等により予め求めて
テーブルにしておけば、このテーブルを参照することに
より、定常時のモータの1回転時間から対応する最適の
デューティ比DUTを簡単に求めることができる。
【0060】一方、電気角決定手段16は、電流量決定
手段15の決定したデューティ比DUTに基づいてモー
タ駆動電流の電気角を決定するために、下限回数DTL
が設定値70より大きいか否かを判定する(ステップS
1 )。下限回数DTLが70より小さい場合は、モー
タ回転速度は下限より大きいので後述するステップS5
 以下の処理に移る。
【0061】(2)ステップS2 下限回数DTLが設
定値70より大きい場合、すなわち、デューティ比DU
Tが95%以下の状態が71回転以上続いた場合は、モ
ータのトルクは定常回転を維持する余裕が十分にあるの
で、電気角決定手段16は、電気角DELを1度だけ減
らすとともに、図示しない下限回数DTLのカウンタを
0にリセットする。電気角DELは最初は20度に初期
設定されているので、19度に更新される。これにより
、モータのトルクに余裕を持たせるとともに、モータ効
率を改善することができる。
【0062】(3)ステップS3 電気角DELが0度
より小さくなると、逆に電流量が増大させる結果になる
ので、電気角決定手段16は、電気角DELが0度以下
であるか否かを判定する。もし、0度以下である場合は
、後述するステップS5 以降の処理に移る。
【0063】(4)ステップS4 電気角DELが0度
より小さい場合は、電気角DELを減らすと逆に電流量
が増大してモータ効率が低下するので、電気角決定手段
16は、電気角DELを0度にする。これにより、トル
クに余裕を持ち、かつ、最もモータ効率が良い電気角D
ELが0度の状態で定常回転が行われる。
【0064】(5)ステップS5 ステップS1 でデ
ューティ比DUTが95%以下の状態が70回転以下で
ある場合又はデューティ比DUTが95%以上の状態が
71回転以上で電気角DELを減らした場合は、モータ
のトルクに余裕がなくなる場合が考えられるので、電気
角決定手段16は、上限回数DTGの値が設定値70よ
り大きいか否か判定する。上限回数DTGの値が設定値
70以下である場合はモータのトルクに十分余裕がある
ので、後述するステップS8 以下の処理に移る。
【0065】(6)ステップS6 DTGが設定値70
より大きい場合、すなわち、デューティ比DUTが98
%以上の状態が71回転以上続いた場合は、モータのト
ルクは定常回転を維持する余裕がないと考えられるので
、電気角決定手段16は、電気角DELを1度だけ増す
とともに、図示しない上限回数DTGのカウンタを0に
リセットする。これにより、モータ駆動電流の電流量が
増大してモータのトルクに余裕が生じるようにすること
ができる。
【0066】(7)ステップS7 電気角DELが余り
おおきくなると、モータは発電機として機能するように
なるので、電気角決定手段16は電気角DELが余り大
きくならないように監視する。本実施例では、余裕をみ
て電気角DELが20以上になったか否かを判定する。 もし20度以下である場合は、後述するステップS9 
以下の処理に移る。
【0067】(8)ステップS8 電気角DELが20
度より大きい場合は、モータが発電機として機能するよ
うになるのを防止するために、電気角決定手段16は、
電気角DELを20度にする。
【0068】(9)ステップS9 ステップS5 でデ
ューティ比DUTが98%以上の状態が70回転以下で
ある場合又はデューティ比DUTが98%以上の状態が
71回転以上である場合でも電気角DELが20度以下
の場合は、モータのトルクに定常回転を維持する余裕が
ある場合が考えられるので、電気角決定手段16は、デ
ューティ比DUTが95%以下であるか否かを判定する
。デューティ比DUTが下限設定値95%より大きい場
合は、モータのトルクの余裕の有無を判定するために、
後述するステップS11以下の処理に移る。
【0069】(10)ステップS10ステップS9 で
デューティ比DUTが95%以下である場合は、電気角
決定手段16は、デューティ比DUTが95%以下の状
態が繰り返される回数をカウントするカウンタ(図示せ
ず)を1だけカウントアップする。
【0070】(11)ステップS11電気角決定手段1
6は、モータのトルクの余裕の有無を判定するために、
更にデューティ比DUTが98%以上であるか否かを判
定する。デューティ比DUTが上限設定値98%より小
さい場合は、今回の回転における処理を終了する。
【0071】(12)ステップS12ステップS11で
デューティ比DUTが98%以上である場合は、電気角
決定手段16は、デューティ比DUTが98%以上の状
態が繰り返される回数をカウントするカウンタ(図示せ
ず)を1だけカウントアップする。以上のようにして、
電気角決定手段16における電気角DELを決定する処
理が終了る。
【0072】制御プロセッサ18は、位置検出手段の検
出したモータの回転位置に対し、電気角決定手段16の
決定した電気角をもって、電流量決定手段の決定したデ
ューティ比DUTのモータ駆動電流に基づいて、次の駆
動コイルに供給するための駆動パターンを生成して出力
レジスタ181にセットする。
【0073】図4は、定常回転状態時の各電気角におけ
るモータ駆動電流及び各駆動コイルの誘起電圧の説明図
であり、同図(A)は電気角DELが90度の場合を示
し、同図(B)は電気角DELが15度の場合を示した
ものである。
【0074】図4において、H1 〜H6 は、モータ
が1回転する間の動作状態を6区分に分けて示したもの
であり、各区分は回転角にして60度である。V1 、
V2 及びV3 は、駆動コイル121 、122 及
び123 の端子電圧を示したもので、これらは各駆動
コイルの誘起電圧に等しい。図4(A)及び(B)を対
比すれば、電気角DELを遅らせることにより、同じデ
ューティ比DUTでも電流量(斜線で示す部分)が増加
して、モータトルクが増大することが分かる。
【0075】図5は電気角0度における位置検出信号と
モータ駆動電流のタイミングチャートであり、図6は電
気角30度における位置検出信号とモータ駆動電流のタ
イミングチャートである(実施例の電気角は20度以下
であるが、分かりやすく図示するため30度の場合を示
したが、電気角制御及びモータ電流通電制御動作は同じ
である)。
【0076】図5及び図6において、状態H1 〜H6
 の意味は図4と同じである。AH、BH及びCHは、
対応する駆動コイル121、122 及び123 に供
給する電流であるモータ駆動電流を示し、AL、BL及
びCLは、対応する駆動コイル121 、122 及び
123 からの戻りの電流であるモータ駆動電流を示す
【0077】P1 〜P6 は、各状態H1 〜H6 
における駆動パターンを示す。例えば、図5に示す電気
角DEL=0度の場合の駆動パターンP1 は、AH=
1(所定デューティ区間)、BL=1(全区間)でその
他のモータ駆動電流レベルは0のパターンである。
【0078】以下、説明を簡単にするため、H1 の動
作状態から説明する。また、電気角DELが0度の場合
もそれ以外の場合もモータの駆動制御動作は共通である
ので、以下電気角DELが0度の場合の制御動作を説明
する。
【0079】出力レジスタ181に駆動パターンP1 
が書き込まれると、モータ駆動電流供給手段17のレベ
ル変換回路170は、この駆動パターンP1 をレベル
変換して対応するスイッチング素子に加える。
【0080】モータ駆動電流供給手段17は、この駆動
パターンP1 を受けると、スイッチング素子171で
電源電圧Vccをスイッチングして、対応する駆動コイ
ル121 にモータ駆動電流AHを供給するとともに、
スイッチング素子176で電源電圧Vccをスイッチン
グして、対応する駆動コイル123 からの戻りのモー
タ駆動電流CLが流れるようにする。これにより、モー
タは矢印の方向に回転して、状態H2 になる。
【0081】この駆動パターンによるモータの回転制御
動作自体は、図7及び図8で説明した従来のモータの定
速回転制御方式における駆動パターンによるモータの回
転制御動作と同じである。したがって、駆動パターンに
よるモータの回転制御動作は簡単に説明する。状態H2
 になると、位置検出器手段131 〜133 はそれ
ぞれの位置検出信号を発生し、ロジック回路19のモー
タ回転時間情報計測手段14にある入力レジスタ141
にセットする。
【0082】制御プロセッサ18は、入力レジスタ14
1の内容をチェックして、位置検出信号が新たにセット
されたことを検知すると、出力レジスタ181の駆動パ
ターンを、図5に示す駆動パターンP2 (BL=CH
=1、その他0、説明を簡単にするために各モータ駆動
電流のデューティ比には言及しない。以下同様である)
に更新する。
【0083】モータ駆動電流供給手段17は、レベル変
換回路170を介してこの駆動パターンP2 を受ける
と、スイッチング素子171で電源電圧Vccをスイッ
チングして、対応する駆動コイル123 にモータ駆動
電流CHを供給するとともに、スイッチング素子174
で電源電圧Vccをスイッチングして、対応する駆動コ
イル122 からの戻りのモータ駆動電流BLが流れる
ようにする。これによりモータは矢印の方向に回転して
状態H3 の動作状態になる。
【0084】以下同様にして、状態H3 〜H6 にお
けるモータ駆動制御が行われ、モータの1回転に対する
定速回転制御が終了する。この1回転に対する定速回転
制御が終了すると、2回転目に対するモータの定速回転
制御が、これまで説明した1回転目と同様にして繰り返
される。
【0085】以上、デューティ比95%の下限回数DT
L及びデューティ比が98%以上の上限回数DTGをと
もに70に選定した場合を例にとって、本発明の一実施
例について説明したが、本発明のこの実施例に限定され
るものではなく、その発明の主旨に従った各種の変形が
可能である。
【0086】例えば、モータを3相以外の多相で駆動す
ることができる。また、実施例ではデューティ比DUT
が95〜98%の範囲では電気角制御を行わずに不感帯
としたが、このような不感帯は本発明においては必須の
要件ではないので、これを設けないようにしてもよい。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は位置検出
手段の検出したモータの回転位置に対し、電流量決定手
段の決定した電流量のモータ駆動電流を、電気角決定手
段の決定した電気角で対応する駆動コイルに供給するよ
うにしたので、モータのトルクが低下する事態や逆に大
きいトルクを必要とする事態が生じた場合にも良好に定
速回転を維持できるとともに、モータ効率も良好に維持
することができる。
【0088】また、モータ駆動電流のデューティ比が連
続して規定の下限値以下である回数の下限回数と、デュ
ーティ比が連続して規定の上限値以下である回数の上限
回数に基づいて電気角を制御することにより、安定な定
速回転制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図で、(A)は本発明の原理
構成の説明図、(B)は電気角制御を行わない場合の動
作波形図、(C)は電気角制御を行った場合の動作波形
図である。
【図2】本発明の一実施例に係るモータ定速回転制御方
式の説明図である。
【図3】本発明の一実施例の電気角制御時の動作フロー
チャートである。
【図4】本発明の一実施例の動作波形図であり、(A)
は電気角制御を行わない場合の動作波形図、(B)は電
気角制御を行った場合の動作波形図である。
【図5】本発明の一実施例で電気角制御を行わない場合
の動作タイミングチャートである。
【図6】本発明の一実施例で電気角制御を行った場合の
動作タイミングチャートである。
【図7】従来のモータの定速回転制御方式の説明図であ
る。
【図8】従来のモータの定速回転制御方式の動作波形図
である。
【符号の説明】
10            モータ 11            ロータマグネット121
 〜123   駆動コイル 131 〜133   位置検出手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  駆動コイル(121 〜123 )に
    供給するモータ駆動電流によって回転駆動されるモータ
    の定速回転制御方式において、モータの回転位置を検出
    して位置検出信号を発生する位置検出手段(131 〜
    133 )と、位置検出手段(131 〜133 )の
    発生した位置検出信号に基づいてモータの回転時間に関
    係するモータ回転時間情報を計測する回転時間情報計測
    手段(14)と、回転時間情報計測手段(14)の計測
    したモータの回転時間情報とモータの目標回転時間に関
    係する情報に基づいて、駆動コイル(121 〜123
     )に供給するモータ駆動電流の電流量を決定する電流
    量決定手段(15)と、電流量決定手段(15)の決定
    した電流量に基づいて、モータ駆動電流の電気角を決定
    する電気角決定手段(16)と、位置検出手段(131
     〜133 )の検出した位置に対して電気角決定手段
    (16)の決定した電気角をもって、電流量決定手段(
    15)の決定した電流量のモータ駆動電流を対応する駆
    動コイル(121 〜123 )に供給するモータ駆動
    電流供給手段(17)と、を備えたことを特徴とするモ
    ータの定速回転制御方式。
  2. 【請求項2】  電流量決定手段(15)が、電流通電
    時間に関係する量で電流量を決定する事を特徴とする請
    求項1記載のモータの定速回転制御方式。
  3. 【請求項3】  電気角決定手段(16)が、モータ駆
    動電流のデューティ比が連続して規定の下限値以下であ
    る回数の下限回数とデューティ比が連続して規定の上限
    値以下である回数の上限回数に基づいて、電気角を制御
    することを特徴とする請求項1又は2記載のモータの定
    速回転制御方式。
JP2413013A 1990-12-25 1990-12-25 モータの定速回転制御装置 Pending JPH04222487A (ja)

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JP (1) JPH04222487A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5729102A (en) * 1995-06-30 1998-03-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Brushless motor
US7541763B2 (en) 2002-05-28 2009-06-02 Toshiba Kikai Kabushiki Kaisha Servo control device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5729102A (en) * 1995-06-30 1998-03-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Brushless motor
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Effective date: 20011023