JPH04222187A - ビデオ信号発生方法とその受像機 - Google Patents

ビデオ信号発生方法とその受像機

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JPH04222187A
JPH04222187A JP3078241A JP7824191A JPH04222187A JP H04222187 A JPH04222187 A JP H04222187A JP 3078241 A JP3078241 A JP 3078241A JP 7824191 A JP7824191 A JP 7824191A JP H04222187 A JPH04222187 A JP H04222187A
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JP
Japan
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signal
circuit
video
amplitude
samples
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JP3078241A
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English (en)
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Scott C Knauer
スコット シー ノウアー
Arun N Netravali
アラン ナラヤン ネトラバリ
Eric D Petajan
エリック ディ ペタジャン
Peter H Westerink
ピーター エイチ ウェスターリンク
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AT&T Corp
Original Assignee
American Telephone and Telegraph Co Inc
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  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Television Systems (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高解像度テレビジョンに
関し、特に、高解像度テレビジョンに関するビデオ信号
を符号化及び復号化する方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願は同一日付けで出願された5件の
関連出願の一部である。
【0003】ビデオ信号は、一般的にはビデオ・カメラ
から出力される。ビデオ信号の帯域幅は極めて広く、そ
の結果、この技術分野の当業者は映像の質をあまり低下
させること無くビデオ信号の帯域幅を縮小する試みを行
なってきた。代表的には、帯域幅を縮小するために、ビ
デオ信号を符号化し、符号化したビデオ信号の冗長度を
抽出して削除することが為されている。
【0004】様々な手法がこの技術分野で使用されてい
る。それらには静止映像に良好な適応性を持つものも有
り、他方、動映像に良好な適応性を持つものも有る。動
映像の帯域幅を縮小する手法の一つに、一般に動補償予
測符号化と言われているものが有る。
【0005】従来の動補償予測符号化方法では、各ビデ
オ・フレームが最初に、「8画素×8画素」ブロックの
ような、数個の画素から成る正方形ブロックに区劃され
る。各ブロックが順に符号化され、この結果得られた符
号化信号列が通信チャンネルを介して復号化回路へ伝送
される。この通信チャンネルは記憶手段そのものであっ
てもよく、或いは記憶手段を含むものでもよい。
【0006】区劃ステップに続いて、この符号化ステッ
プでは、その画素ブロック内の画素が前のフレームと較
べて顕著に変化したか否かに関する判定が行なわれる。 顕著に変化していなかった場合には、前のフレームから
の画素ブロックの画素を単に繰り返させるだけで、最新
の画素ブロックに対する画素を得ることができる。この
手法は「条件補充」として知られている。
【0007】画素が前フレームから顕著に変化している
場合には、その画素ブロック内で起きている動きの最良
予測を判定する試みが行なわれる。この試みは、最新画
素ブロックを、前フレーム内の対応画素ブロックを様々
に微小変移させたものと次々に比較する「ブロック突き
合わせ動き予測」手法によって頻繁に行なわれる。
【0008】この最良な一致を生じる動きは、フレーム
間の画素ブロック映像における動きの最良予測であると
見做され,「動ベクトル」と呼ばれるこの変移量が選択
されて復号化回路へ伝送される。
【0009】もちろん、この「最良予測」は、最新画素
ブロック中の映像と前フレーム内の画素ブロックを変移
させた画素ブロック中の映像と間で最小の差信号を生じ
る予測である。この差信号は誤差信号を構成する。この
誤差信号が十分に小さいときは、或る標識信号が復号化
回路へ伝送され、復号化回路は前フレームからの変移さ
れた画素ブロックの画素を単に繰り返し、その結果、変
移した最新画素ブロックに対する画素を生じる。
【0010】このような画素ブロックは、「動き補償」
されていると表現される。しかし、若し二つの画素ブロ
ック間に顕著な誤差異が有る場合には、この誤差異が符
号化されて復号化回路へ伝送され、その結果、最新画素
ブロックの画素はより正確に復元することができる。こ
の誤差信号の符号化は、代表的には「離散的予弦変換(
DCT)」手法によって実行される。これはエネルギー
手法である。
【0011】上記手順によって生成される符号化情報の
量は変動的なものである。例えば、その映像の一様な変
移即ち動きとは対応しない映像変化は、或る画素ブロッ
クとそれを変移した最良の複製画素ブロックとの偏差を
記述するために強固な符号化を必要とするであろうこと
が十分認められる。
【0012】他方で、その映像が連続するフレーム間で
変化していないときは、符号化される必要がある情報の
量は極小である。このように潜在的に広い範囲に変動す
る伝送に必要な符号化の量に順応するために、代表的な
符号化回路はその出力端にバッファーとして働くメモリ
ーを持っている。
【0013】しかしながら、バッファーは万能薬ではな
い。或る所定の伝送速度に対して、過度な量のデータが
生成されるとき、常にFIFO(先入れ先出し)がオー
バフローする危険が有る。FIFOがオーバフローする
と、伝送チャンネルがそのFIFOに新しいデータを挿
入するのに十分な空きを作ることができるまで、符号化
は停止しなければならない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】この技術分野における
上記教示の全ては、テレビジョン信号の帯域幅を縮小す
る見地で符号化及び復号化に関係するが、どれも伝送す
る準備をするために、信号のフォーマッティングに明ら
かに関係していない。
【0015】即ち、高解像度テレビジョンでは、帯域幅
及びフォーマッティングの問題の両方が解決されなけれ
ばならず、それらの困難は、所望の信号抑圧が更に大き
く、且つ元の映像のより正確な写像に対する要求が益々
切迫してきているので、従来のテレビジョン信号に関す
る場合より更に大きい。
【0016】
【課題を解決するための手段】小さな伝送帯域幅を特徴
とする高解像度テレビジョンは、信号中の冗長分を多量
に除去し、残された信号を効率的に符号化し、この符号
化された信号をこの信号に適用される標準と最も両立性
が有る方法で伝送することによって得られる。ノイズ無
感化を増強するために、幾つかの手法が使用される。最
初の手法は隣接する小さな振幅のパルス振幅変調信号を
大きなパルス振幅変調サンプルに符号化するものである
。これによって、別の信号を伝送するスペースを空ける
ように信号強度が増強される。もう一つの手法は、大き
い振幅のパルス振幅変調サンプルから小さい振幅のパル
ス振幅変調サンプルへの写像と共に、またこの写像無し
で制御可能な利得の特徴を導入するものである。この制
御可能な利得要因は、信号強度を増大し、それによって
信号伝送中に取り込まれたノイズの影響を軽減するため
に、選ばれた信号期間に対して選択される。三つ目の手
法は、一定のリーク及び変動するリークの両方を導入す
るものである。この手法によれば、確実に受像機のバッ
ファーが定期的に空にされるようにするために、元の信
号の一部が伝送された予測信号中に組み入れられる。 四つ目の手法は、最初のノイズの影響を改善するために
、振幅変調パルスを個々のパルス・ベースで信号スクラ
ンブルするものである。
【0017】
【実施例】図1は通常のテレビジョン走査線を示す。そ
の映像は、一時に一つの映像走査線を走査することによ
って作成される。各走査線21には水平帰線22が続き
、フレームの最後の走査線には、帰線期間中に挿入され
た垂直同期パルスを有する垂直帰線23が続いている。
【0018】従来のテレビジョンは「飛び越し走査」の
概念を有するが、ここでは、それは重要なことではない
。しかし、高解像度テレビジョンのアスペクト比は16
:9の比とすることがが期待されており、従来テレビジ
ョンのアスペクト比とは相違している。
【0019】図2は本発明の原理による伝送機の概略図
を示す。動き補償回路110は、受信フレーム及びバッ
ファー160内のフレームに応答する。この動き補償回
路110は、フォーマッティング回路170及び中継回
路150へ与えられる低周波数係数(LL係数)及び動
ベクトルを作成する。
【0020】中継回路120は、それに与えられた信号
の領域変換(基本的には、時間領域から周波数領域への
変換)を実行し、その結果を符号化回路130へ与える
【0021】符号化回路130は、合同して中継回路1
20において生成された信号を表わす離散的な振幅の誤
差信号及びベクトル指標信号の形態の大幅に組みが縮減
された信号を作成し、これらの信号ストリームをフォー
マッティング回路170及び組み合わせ回路159へ伝
送する。符号化回路130で作成された信号は、有効な
伝送容量を元の映像を確実に再生するために最も重要な
情報で満たすように選択され且つ配列される。
【0022】伝送機の帰還部では、組み合わせ回路15
9が符号化回路130の上記誤差信号及びベクトル指標
信号に応答する。この組み合わせ回路159は、符号化
回路130で選択され且つ配列された上記低周波数係数
を回復する機能を有する。この組み合わせ回路159の
出力は、中継回路120の入力信号を可能な限り最も良
好に再構成する機能を有する再構成回路161へ与えら
れる。
【0023】再構成回路161の出力は、加算回路18
0においてそのフレームの動き補償予測信号と加算され
、この和がバッファー160に記憶される。この動き補
償予測信号は、バッファー160と上記動きベクトル信
号とに応答する中継回路150の中で作成される。
【0024】フォーマッティング回路170は、符号化
回路130及び動き補償回路110によって供給される
情報とそのフレームの関連する音声情報とを組み合わせ
、利用者によって使用されている伝送媒体に適合したフ
ォーマットの信号を作る。
【0025】本発明の一態様によれば、符号化回路13
0によって作成された上記誤差信号はそのフレームの水
平走査期間にはまり込みように構成され、その期間に有
るようにフォーマッティングされる。フォーマッティン
グ回路170へ与えられた他の信号の全てがそのフレー
ムの帰線期間で符号化される。
【0026】図2の伝送機に対応する受像機が図3に示
されている。この受像機は、上記音声信号、動き補償回
路110の上記LL係数と動ベクトル、及び符号化回路
130の出力信号を回復する分離回路190を有する。
【0027】符号化回路130の出力信号に対応する信
号は、組み合わせ回路163へ与えられる。組み合わせ
回路159の如く、組み合わせ回路163は符号化回路
130で選択され且つ符号化された上記低周波数係数を
回復する。その出力は、中継回路120の入力信号を可
能な限り最も良好に再構成する再構成回路155へ与え
られる。
【0028】同時に、動き補償回路110で作成された
動ベクトルは、これら動ベクトルに従ってバッファー1
65の出力を変更する中継回路164へ与えられる。そ
の結果は、再構成回路155及び中継回路164の出力
信号を加算しその結果をバッファー165へ与える加算
回路185へ与えられる。
【0029】バッファー165はこの受像機のL(−)
L(−)ビデオ・フレーム情報(これは上記LL係数に
よって表される部分を差し引いた映像である)を記憶し
ている。再構成回路155及び加算回路185での処理
と同時に、分離回路190のLL係数は、この受像機の
LL映像を作成する再構成回路188へ与えられる。
【0030】このLL映像は、最終の受像機のフレーム
を構成するために、加算回路186内で上記L(−)L
(−)映像に加算される。このフレームが処理されて映
像表示され、関連する音声信号が処理されて音声に変換
される。
【0031】動き補償回路110の具体的回路は図4に
示されている。この回路では、受信フレームはバッファ
ー102と、サブサンプリング回路115へ接続されて
いる二次元ロー・パス・フィルター(LPF)103と
に接続されている。
【0032】二次元LPF103は、従来構成のLPF
104と、データを再配列するためのバッファー105
と、このバッファー105に応答する従来構成のLPF
106と、そのデータを再び再配列するためのバッファ
ー中継回路とを有する。
【0033】従って、二次元LPF103は、サブサン
プリング回路115内でサブサンプリングされてフォー
マッティング回路170へ与えられる二次元低域周波数
係数(LL係数)を作成する。二次元LPF103のサ
ブサンプリングされた出力はまた、上記LL係数と対応
するLL映像を作成する再構成回路108へ与えられる
【0034】これらLL係数及びLL映像が作成されて
いる間に、与えられた映像フレームはバッファー102
内で遅延される。この遅延された映像及び上記LL映像
は減算回路109へ与えられ、この減算回路109は低
域空間周波数が欠落している映像(即ち、L(−)L(
−)映像)を発生するために、上記与えられた映像から
上記LL映像を減算する。
【0035】減算回路109の上記L(−)L(−)フ
レーム出力は、バッファー111と、動きベクトル発生
回路112及び加算回路114へ与えられる。上記L(
−)L(−)フレームはバッファー111に記憶される
ので、前に記憶されたL(−)L(−)フレームはバッ
ファー111から抜き取られて動きベクトル発生回路1
12へ与えられる。
【0036】動きベクトル発生回路112は、その映像
の重なりを持たない画素ブロックに作用する。これらの
画素ブロックはどのようなサイズであってもよいが、発
明者らが本明細書で説明している高解像度テレビジョン
の実施例に関して採用したサイズは、36画素×32画
素(32行の各行中に36画素が含まれる)である。
【0037】選択された各画素ブロックに対して、その
画素ブロックと隣り合う選択された画素ブロックが前の
画素ブロック(バッファー111内で見出だされた画素
ブロック)内で、考察中の画素ブロックと最も近似する
画素ブロックが探し求められる。このようにして、或る
動ベクトルが得られ、考察中の画素ブロックと最も近似
するバッファー111内の映像の領域を指示する。
【0038】単一画素の精度を求めるサーチ・プロセス
は完全に公知である。特性を改善するために、本発明に
おける動ベクトルは1/2画素の精度にまで計算される
。この精度は先ず1画素の精度に至る動ベクトルを作成
し、次いで、サブ画素動ベクトルを特定することが要求
されているか否かを判定するために、前の画素ブロック
の行及びそれらの行中の画素との間の動きベクトルによ
って指示されている隣接画素ブロックに補間することに
よって得られる。
【0039】図5は、説明用の例として、フレームK中
の画素ブロック領域31及びフレームK+1中の画素ブ
ロック領域30を示している。これら二個のフレームを
観察して分かるように、フレームK+1中の画素ブロッ
ク領域30は、フレームK中の画素ブロック領域31に
関して上方へ二画素分、右方へ三画素分だけ移動されて
いるフレームK中の画素ブロック領域31と対応するこ
とを明瞭に示すことによって極めて正確に表示されてい
る。
【0040】動きベクトル発生回路112の動きベクト
ルは図4の中継回路113へ与えられる。この中継回路
113の別の入力には、バッファー160の出力が与え
られる。上述した如く、バッファー160の出力は前の
L(−)L(−)フレームが受像機において既知である
のでこのフレームを表している。
【0041】動きベクトルは、予測された動き補償L(
−)L(−)フレームを形成するために、中継回路11
3内でバッファー160の映像と比較される。一般的に
は、この予測されたフレームは上記L(−)L(−)フ
レームを忠実に表わしてはいない。ほとんど常にこの予
測されたフレームには誤差が有る。
【0042】これら誤差の位置と度合いを確かめるため
に、中継回路113の動き補償L(−)L(−)フレー
ムが減算回路114へ与えられ、この減算回路114に
よって上記L(−)L(−)フレーム信号自体と比較さ
れる。減算回路114の出力は動き補償された予測誤差
信号のフレームである。これら信号は、中継回路120
へ与えられる。
【0043】中継回路120は、情報を周波数領域へ写
像する。このような写像には多くの方法が有るが、本発
明の方法では、図6に示す如く、16個の有限インパル
ス応答フィルター(FIRフィルター)が含まれる。特
に、中継回路120の入力は8個の「水平」フィルター
121へ与えられる。各FIRフィルターは64個の画
素に亘る規模を持ち、選ばれた周波数帯域内に有る信号
の強度を表わす係数を作成する。
【0044】これらFIRフィルターは、FIRフィル
ターへの入力画素がフレームの同じ水平走査線上の連続
する画素から取り出され、且つ連続する係数がこのFI
Rフィルターを水平方向に移し変えることによって得ら
れるので、「水平」フィルターと呼ばれている。
【0045】上記水平方向の移動は8画素分為される。 作成された各係数は、64画素の区画を有する隣接画素
ブロックの中心に位置する画素と関連付けら、従って、
M個の画素を有する走査線の走査によって、8個のFI
RフィルターのそれぞれにおいてM/8個の係数が作ら
れる(なお、走査線の端部では何らかの処理、例えばF
IRフィルターに必要とされる分を満たすために画素を
作る等の処理が為されるものと仮定する)。
【0046】8個のFIRフィルターによって評価する
周波数帯域が、FIRフィルター内に組み入れられてい
る係数によって、選択即ち制御される。「水平」フィル
ターの出力は、バッファー122の助けによって適切に
再配列されて、「水平」フィルターと同様なものとする
ことができ且つ同様な方法で信号を処理する8個の「垂
直」フィルター123へ与えられる。
【0047】全体的効果としては二次元フィルター動作
の効果が創出される。画素ブロックを対象とする二次元
フィルター動作は、例えば、1989年5月9日に発行
された米国特許第4,829,465号に見出だすこと
ができる。
【0048】中継回路120の出力は、図7に示される
如く、64個のサブバンド・フレームの集合と見ること
ができる。各サブバンド・フレームは、N/8個の係数
行及び行当たりM/8個の係数を有する規模のサブバン
ドを規定する。なお、N及びMは、映像フレームの行数
及び行当たりの画素数である。
【0049】また、図7を見て分かるように、サブバン
ド内の対応する係数は、ベクトル35のようなベクトル
を形成するように、グループ化することができる。この
ようなベクトルの成分は全て、共通な一組の動き補償さ
れた予測誤差信号(動き補償回路110の信号)に由来
している。
【0050】別形態として、各サブバンド内の係数のグ
ループ(例えば行当たり4個の画素を持つ2行の係数ブ
ロック)を、ベクトルの成分を形成するように組み合わ
せることができる。これはベクトル36によって図示さ
れている。本発明によれば、ベクトル36のようなベク
トルが採用されるときは、上記64個のサブバンド・フ
レームは、MN/512個のベクトルによって表わすこ
とができる。
【0051】64個のサブバンド・フレームに含まれて
いる情報を伝達するのに、効率がより高い方法及びより
低い方法が有ることが認められている。もちろん、低効
率な方法よりは高効率な方法を選択する方が努力を要す
る。また、幾らかの雑信号が混ざり組むことが有り、且
つ映像の品質を甚だしく損なうことなく幾らかの周波数
領域の情報が無視されることが有ることも認められてい
る。
【0052】これらの認識に基づいて、符号化回路13
0は、上記64個のサブバンド・フレームに含まれてい
る最も重要な映像情報を識別し、この情報を有効伝送容
量中に詰め込む機能を有する。この機能は三段階で達成
される。
【0053】このような三段階アプローチの第一段階で
は、或る情報を伝送し且つ或る情報を単に無視する選択
が為される。第二段階では、制約された信号目録から伝
送するために任意な選定を行なうことによって、伝送さ
れるべき情報が近似される。この目録を制約することに
よって、デジタル伝送に必要な容量が低くなる。第三段
階では、その情報がこの有効伝送容量内に詰め込まれる
【0054】これまで「伝送容量」なる記載を行なった
が、これは、この時点では有効伝送容量が何であるかを
説明するために意味をなしている。
【0055】図1において、水平走査期間、水平帰線期
間および垂直帰線期間は全て、テレビジョン・スクリー
ンの動作に直接関連している。これらは、スクリーンを
受信されたフレーム情報と同期させるための何らかの手
段が有るかぎり、必ずしもテレビジョン受像機への情報
伝送と関連する必要は無い。ゆえに、同期が必要なこと
を条件として、それらの期間の合計に相当する時間の期
間がフレーム情報の伝送に完全に当たられる。
【0056】地域的な伝送環境では、各テレビジョン・
チャンネルに特定の帯域幅が割り当てられる。一般的に
は、伝送機部分においてテレビジョン信号が帯域制限さ
れて、搬送波上に変調(振幅変調)される。テレビジョ
ン・チャンネル間の干渉をできるだけ少なくするために
、「禁止」保護周波数帯が隣接テレビジョン・チャンネ
ルを分離し、ここでは信号が存在しない。
【0057】この「禁止」周波数帯は、ベースバンド信
号の帯域制限が絶対的なものではなく、且つ伝送機には
必ず非線形性が有るために、必要とされる。低レベルの
干渉でさえ、このような干渉が干渉チャンネル中にゴー
ストを生じるので、往々にして好ましくない。人間の視
覚には、これらのパターンに対して極めて高い視認力が
有る。
【0058】干渉を減少させる必要性は、水平走査期間
中で最も大きい。反対に、帰線期間中では極めて大きな
干渉を許容することができる。このような期間では干渉
が生じることは何であれ皆、干渉信号が同期喪失を起こ
さないことを保証する点だけに制限される必要が有る。
【0059】本発明の一態様によれば、干渉は、水平走
査期間中に伝送される情報の帯域幅を割り当てられてい
るチャンネルの周波数帯域に制限することによって、容
認可能な低レベルに維持される。帰線期間中では、伝送
された情報の帯域幅が「禁止」周波数帯中へ広がること
を許容することができる。
【0060】とりわけ、本発明の原理によれば、水平走
査期間中に、割り当てられた信号帯域幅内に収容される
ように選択されている動き補償された予測誤差係数が伝
送される。他の情報は全て、帰線期間中に伝送される。
【0061】誤差信号中のエネルギーは、真正映像から
の予測映像の偏りを表わしているから、この動き補償さ
れた予測誤差係数によって表わされているエネルギーを
できるだけ多く伝送することが望ましい。伝送機が受像
機へ伝えることができる最大量のエネルギーは、搬送波
の振幅の最大の振れに相当する。
【0062】このような最大搬送波振幅によって、受像
機には正電圧レベル及び負電圧レベルの高い振れが生じ
る。受像機電圧の最大実効値レベル掛けるそのレベルが
維持されている期間によって表わされる積は、図8中に
領域99によって示される。
【0063】信号強度が考慮されないときは、できるだ
け多くの動き補償された予測誤差係数を領域99の期間
中に詰め込むことが目標とされる。この動き補償された
予測誤差係数は、その値がアナログであり、アナログ値
を持つサンプルによって表わすことができ、且つそれら
サンプルは階段状のアナログ信号を形成するように連結
することができる。
【0064】水平走査期間中に詰め込むことができるサ
ンプル数は、変調アナログ信号の許容帯域幅及び受像機
がそれら信号を時間領域信号に変成する能力によって、
制限される。このような情況の下では、領域99の利用
度は図8に曲線98によって示されているようになるで
あろう。とりわけ、この利用度は、アナログ・サンプル
の実効値を表わす曲線98以下の領域によって示される
【0065】上記から、より効率的な利用度を持つ伝送
モデルは曲線98の下の領域を増加させ、その上の領域
を減少させることによって得ることができる。これは誤
差信号を適切に符号化することによって達成することが
できる。
【0066】従って、その結果得られる信号は、図8中
に曲線97によって示されている信号のようになるであ
ろう。曲線97を持つ信号中の各レベルは一つ以上の信
号パルスを表わしている。幾つかの信号を組み合わせて
一つの信号を形成する処理は、「多から一」の写像であ
る。
【0067】例えば、デジタル化された信号の組み合わ
せは全く簡単である。一対の同一符号の信号は、最高許
容振幅の平方根のような選択された値より低い振幅値を
有し、従って、この一対の信号は一個のデジタル化信号
を形成するために組み合わせることができる。
【0068】この結果得られる単一信号の値は、図9に
示された表のような探索表によって指示することができ
る。例えば、第一の信号が値11を持ち、第二の信号が
値3を持っているときは、図9の表に従って作成された
組み合わせ信号は値41を持つ。
【0069】パルス振幅変調フォーマットに変換された
とき、高さ41のパルスは、このパルスが二個の信号が
組み合わされた信号であることを示す指標信号とともに
受像機へ伝送される。このような指標信号及び値41を
受信すると、この受像機は同様な探索表にアクセスして
そこから二個の振幅変調パルスを取り出す。
【0070】「一から多」の写像によって、特定レベル
を持った信号が得られるときには、伝送ノイズの要因が
必ず有るので、上記の場合の如く、符号化アルゴリズム
に多くの注意が払われなければならない。特に、この符
号化アルゴリズムは、伝送レベルから僅かな偏りを持つ
受信信号がその伝送レベルを構成していた信号から顕著
な相違を持つ信号への復号を行なわないものでなければ
ならない。
【0071】図9の探索表の符号化がそのように構成さ
れていることは注目することができる。例えば、レベル
11の振幅変調パルスが伝送されていた場合にレベル1
0の振幅変調パルスを受信したときは、レベル11の振
幅変調パルスの復号されたレベルに誤差を生じず、且つ
、レベル10の振幅変調パルスの復号されたレベルを1
だけ変化させる。
【0072】レベル15の振幅変調パルスが伝送されて
いた場合にレベル16の振幅変調パルスが受信されたと
きは、レベル16の振幅変調パルスの復号されたレベル
に誤差を生じず、且つ、レベル15の振幅変調パルスの
復号されたレベル1だけの誤差を生じる。
【0073】上記のことは、伝送機からのパルス振幅変
調信号の全部をできるだけ大きくする目標を持っている
「多から一」の写像を述べている。実際に、大きなデジ
タル信号を二以上の小さいデジタル信号に符号化する「
一から多」の写像によって、同様な結果が得られる。
【0074】この符号化アルゴリズムは、その復号化処
理がその構成パルスを単に組み合わせるだけの処理であ
ることができるので、全く簡単なものであることができ
る。この「一から多」の写像は、この写像が信号のダイ
ナミック・レンジを縮小してより効果的な利得制御機構
を可能にするので、領域99の利用度を改善する。
【0075】図9の構成は二個のデジタル信号を組み合
わせる方法を示しているが、三個(或いはそれ以上)の
デジタル信号を、同様な方法で図9の考えに従う(対応
した次元の)表を用いて組み合わせることができる。
【0076】予測誤差信号の組み合わせ及び分離が使用
されないときは、領域99内で伝送することができる振
幅変調パルスの最大数は、(伝送帯域幅によって)決ま
った数である。予測誤差信号の組み合わせ及び分離が使
用されるときは、伝送することができる振幅変調パルス
の最大数は、制限されない。
【0077】むしろ、その最大数は(或る形態の写像の
効果が他の形態の写像によって無効にはなるが)信号の
特性に依存している。更に、様々な映像の伝送の経験に
よって、組み合わせることができるデジタル信号の百分
率に関して幾つかの指標を与えられ、この百分率が組み
合わせて受像機へ伝送することができる信号の最大数の
指標を与える。
【0078】図2の伝送機の説明に戻ると、図10は上
記三段階アプローチのための符号化回路130の詳細な
ブロック・ダイヤグラムを表わしている。
【0079】その選択段階に対しては、発明者等は図7
のサブバンド・フレームをベクトル36によって評価す
ることを選択している。特に、各ベクトル成分の8個の
係数中のエネルギーを組み合わせて(これら8個の係数
はサブバンド中の2×4のアレイを有する)、その組み
合わされた値をしきい値と比較することが選択され、そ
れにより、その比較結果を反映しているバイナリー信号
が作成された。
【0080】重なりを持たない形態のサブバンド・フレ
ームを段階的に並べることによって、1及び0の成分値
を持つ一組のベクトルが生じる。図10において、バッ
ファー131は、64個のサブバンド係数を記憶し、数
組の8個の係数を出力し、且つそれらをレジスター13
2に記憶させる。
【0081】組み合わせ回路133は、8個の係数のエ
ネルギーを測定し、それらの結果を減算回路134へ与
える。減算回路134は、組み合わせ回路133の信号
がそのしきい値より大きいときは1の出力を作成し、そ
うでないときは0の出力を作成する。このバイナリー出
力はバッファー135に記憶される。
【0082】バッファー135は64個のビット・ベク
トルを記憶する。各ベクトルは64個のサブバンド中に
有る8個の係数のブロックと関連している。それらサブ
バンドのバッファー135内に記憶されている1は、こ
の1を生成した係数が伝送されるべきであり、バッファ
ー135内に記憶されている0は、この0を生成した係
数が伝送されるべきでないことを示している。
【0083】減算回路134へ与えられたしきい値は一
定値でもよく、或いは可変的な値であることもできる。 このしきい値は、不十分な数の係数が伝送のために選択
されるような高い値に設定されるべきではない。そのよ
うな高い値のしきい値が設定されると、それによって幾
らかの伝送容量が使用されなくなってしまう。
【0084】このしきい値はまた、取り扱うことができ
る有効伝送容量より多い係数が伝送のために選択される
ような低い値に設定されるべきではではない。このよう
な選択は必ずしも処理装置に負担を負わさないであろう
【0085】図8は上記しきい値が適応性を持つ値に設
定されることを可能にする手段を提供する。プロセッサ
ー回路138は、バッファー131内の係数へのアクセ
スを有する。このプロセッサー回路138は、伝送容量
を認識して、それら係数を(それら係数のエネルギーに
基づいて)選別し、選別されたリストから伝送されるで
あろう振幅変調パルスの数を計数する。
【0086】伝送容量が利用し尽くされたとき、最後に
受け容れられた係数のエネルギー・レベルが適用される
しきい値になる。
【0087】選択された係数が伝送されないとき不使用
な伝送容量が生じるであろうことを判定する際には、伝
送されている情報を識別するのに必要な別の情報を伝送
するための伝送容量より、無視することができる情報を
伝送するために多くの伝送容量が取られるとの仮定が為
されている。
【0088】この仮定は、そのような識別を行なう情報
パケットの数(この数は、完全に上記しきい値によって
制御される)Kと、このような各情報パケットを識別す
るのに必要な容量Cとが、それらの積KCによって表さ
れる容量(これは何が伝送されているかを識別するのに
必要な容量である)が、無視された情報を伝送しないこ
とによる不使用容量より小さい状態となるようなもので
ある場合は、正しい仮定である。このことは、Cをでき
る限り多く縮小することが重要であることを示唆してい
る。
【0089】伝送されている係数及び伝送されていない
係数を識別するのに最も簡単な方法は、バッファー13
5にある64個の1と0とのビット・ベクトルを伝送す
ることである。
【0090】Cをできる限り多く縮小することが重要で
あるので、発明者等は可能な組み合わせの数を264か
ら28(256)へ減らしても映像の品質が維持される
ことを見出だした。数が縮小された一組の可能な組み合
わせによって、単に8ビットを用いて64ビットの各可
能な組み合わせを決定することができる。
【0091】この64ビットから8ビットへの写像は、
256個のエントリーを有するコードブック表を作成す
ることによって達成される。各エントリーは64ビット
の組み合わせのうちの一つ(一個のコードブック・ベク
トル)を保持している。
【0092】このようなコードブックが使用されるとき
、賢明な方法でバッファー135に含まれている組み合
わせの各々をその組み合わせを最も良く表わしているコ
ードブック・ベクトルで置換することが必要になる。 これは符号化回路130の上記第二ステップである。
【0093】バッファー135内にある1と0との特定
の組み合わせを検討するとき、別な1と0との組み合わ
せを特定する何らかのコードブック・ベクトルを選択す
ることが、明らかにしきい値より低い値を持つ少なくと
も幾つかの係数を伝送することとなる。即ち、バッファ
ー135内にある1を生成した幾つかの高レベルの係数
は伝送されずに0を生成した幾つかの低レベルの係数が
伝送されることとなろう。
【0094】さらに、可能なベクトルの組みの全体を限
られた組みのベクトルで置換することを決定すると、こ
のレベルの最適化においては、コードブック・ベクトル
からの、a)それが置換するベクトルと最も似ており、
且つ、b)最も多く組み合わされた予測誤差係数のエネ
ルギーを伝送するベクトルを伝送することが有益である
と思われる。
【0095】図10において、ブロック136は、各々
が64ビットを持つ256個のベクトルのコードブック
を有する。プロセッサー137は、このコードブック・
ブロック136と、バッファー135と、バッファー1
31とに応答する。
【0096】本発明の一つの方法及び上記の有益な選択
によって、プロセッサー137は、バッファー135内
にある1と0とのベクトルに対応しているバッファー1
31内の情報を識別し、このバッファー135のベクト
ル内にある1の数を確認し、コードブック・ブロック1
36から、仮に、同じ数の1を持つベクトルを一時に一
つづつ選択する。
【0097】次いで、もしその仮に選択されたベクトル
が最後に選択されたものであれば、プロセッサー137
は、伝送されるであろう全係数が組み合わされたエネル
ギーを評価し、その最も大きい組み合わされたエネルギ
ーを持つ組の係数を伝送するであろうその仮に選択され
たベクトルを最終的に選択する。
【0098】この選択されたコードブック・ベクトル及
びバッファー131からの選択された係数は、情報詰め
込み回路140へ与えられる。
【0099】情報詰め込み回路140は、高い再生品質
を持つビデオ・フレームを作成するために選別された情
報が持つ重要度によって情報を選別し、且つ、制約され
たチャンネル容量の内でできるだけ多くの重要情報を伝
送する機能を有する。
【0100】この情報詰め込み機能は、情報詰め込み回
路140で、次の四つの列、即ち、コードブック・ベク
トル識別子列、幾つかの選択された係数を含む列、画素
ブロック識別子列、及び重要度量列(例えば、そのベク
トル内の1による伝送を行なうために選択されたサブバ
ンド中の全エネルギー)を有する表を作ることによって
達成される。
【0101】幾つかの選択された係数を表示する第二列
は、付随機能として正確にコードブックの機能を奏する
。例えば、16個のコードブック・ベクトルのコードブ
ックに対しては、そのベクトル識別子を0000から1
111の範囲の4ビット数とすることができる。例えば
、ベクトル識別子0000は、ベクトル0100110
001110000に対応する。
【0102】このことは、ベクトル識別子は0000が
上記表の第一列に見出だされるときは何時でも、この表
の第二列が数48(ベクトル010011000111
0000中にある1の数×8、なお、8はそのサブバン
ド・グループ内にある画素数である)を持つことを意味
している。
【0103】情報詰め込み処理は、「重要度」列上で選
別を行なうことにより情報詰め込み回路140内で進行
する。
【0104】下記の表1に示すように、第一エントリー
は、56個の選択された誤差係数を有するコードブック
・ベクトル1001に属している。このエントリーは、
731のエネルギー・レベルを持つ画素ブロック23に
対するものである。
【0105】第二エントリーは、24個の選択された誤
差係数を有するコードブック・ベクトル1100に属し
ている。このエントリーは、623のエネルギー・レベ
ルを持つ画素ブロック511に対するものである。
【0106】第三エントリーは、3個の(異なる)選択
されたサブバンドを有するコードブック・ベクトル00
01に属している。このエントリーは、190のエネル
ギー・レベルを持つ画素127に対するものである。
【0107】後続する他のエントリー(表には示されて
いない)は、より低いエネルギー・レベルを持っている
【0108】
【表1】
【0109】上記の選別処理及びその選別されたリスト
の上段からの選択処理に加えて、情報詰め込み回路14
0は、(図9のとおりに)誤差信号の大きさによる示唆
が有るとき、上記した信号組み合わせ機能を実行する。
【0110】選別された表からの選択、選択された係数
(第二列)の数の追跡、「多から一」並びに「一から多
」の写像の実行、及びこれらの写像に従って行なう選択
情報の増大によって、情報詰め込み回路140は、選別
された表から選択されたエントリーが関わっているチャ
ンネル容量の跡をたどることができる。
【0111】当てがわれた容量(即ち、振幅変調パルス
の数)が利用し尽くされると、この選別された表からの
選択処理は終了する。
【0112】符号化回路130の上記した符号化、選択
、及び情報詰め込み方法は、もちろん、単に説明のため
のものである。図11は別の方法を表わしている。
【0113】図11において、符号化回路130への入
力は、(図10における如く)バッファー131へ与え
られる。64個のサブバンド(ベクトル36)の各々か
らの8個の画素を持つグループがバッファー131によ
ってアクセスされて、64個のベクトルの成分の各々に
おけるエネルギーを測定する組み合わせ回路141へ与
えられる。
【0114】この情報は256個のコードブック・ベク
トル・スイッチ回路142へ与えられる。各スイッチ回
路142は、単にコードブック・ベクトル中の1と対応
する成分のエネルギーを通過させる。従って、コードブ
ック・ベクトルPに関わるスイッチ回路142の出力は
、もしこのコードブック・ベクトルPが使用されていた
とすれば伝送されたであろうエネルギーの度合いを与え
る。
【0115】一見して、最大のエネルギーを伝送するこ
とが最良であり、1を多数有するコードブック・ベクト
ルを選択することが勧められることでであろうと思われ
る。
【0116】しかしながら、エネルギーの純粋な測定は
逆に指示することができる。選択されたコードブック・
ベクトル中に有る1の全体の数は一定であるので、更に
旨い方法は選択されたコードブック・ベクトル中に有る
各1によって与えられる恩恵を最大にすることであろう
【0117】後者の測定を選択して、図11の各スイッ
チ回路142は、その後の恩恵測定回路143に続いて
いる。この恩恵測定には、コードブック・ベクトル中の
1当たりの平均エネルギーの測定、或いはその他の測定
がある。
【0118】選択を最適化するために、256個の恩恵
測定回路143の出力は選択回路144へ与えられる。 この選択回路144は、そのコードブック・ベクトル中
に有る各1当たりの最大の恩恵を与えるコードブックを
選択する。この最大恩恵はまた、8個の予測誤差係数を
持つ伝送された各組み当たりの最大恩恵である。
【0119】選択回路144の出力は、情報詰め込み回
路140と極めて類似している情報詰め込み回路149
へ与えられる。即ち、情報詰め込み回路149は、選択
されたコードブック・ベクトルをそれらの恩恵を測定す
ることによって選別し、選別されたリストの上段から選
択し、「多から一」及び「一から多」の写像を適切に実
行し、伝送容量が利用し尽くされるまで伝送されるべき
信号を累積する。
【0120】二個以上の振幅変調パルスを単一のスロッ
トに詰め込む上記概念は、図8の領域99によって表わ
されているような有効容量をより旨く利用することによ
って特性を改善する。
【0121】アドレス可能で、且つノイズの影響をうけ
ない別の態様の領域99が有る。(伝送機と受像機との
間を結ぶ)伝送媒体によって導入されるノイズは伝送さ
れた信号のレベルとは独立しているので、明らかにでき
る限り大きい信号を伝送することが勧められる。このこ
とは、本発明において伝送機及び受像機に制御可能な利
得特性(CGF)を導入することによって達成すること
ができる。
【0122】上記において示唆されているように、「一
から多」の写像方法は、大きな信号が中間の信号に分割
されるので、CGF方法と相互に旨く作用して総合的に
信号のスパイクを縮小する。極めて大きい信号が無いこ
とによって、大きなCGF信号を乗算回路154へ与え
ることが可能になり、その結果、領域99の大部分が信
号エネルギーで占められることとなる。
【0123】更に、情報を受像機へ伝送する途中にノイ
ズが必然的に取り込まれて、結局バッファー165内の
情報がバッファー160内の情報とは異なるものになる
であろうことを予期しなければならない。この問題は、
伝送された誤差信号中に実信号の一部分を挿入し、受像
機においてバッファー165に記憶されている映像の対
応する部分を捨てる、周知な手法によって克服される。 これは「信号漏出」として知られている。
【0124】挿入されたこの漏出は、固定したものであ
ることもでき、或いは適応性の有するものであることも
できる。「適応型漏出」(これは何らかの変数の機能を
持つ分数量の漏出である)が「固定型漏出」よりましで
あると信じる利用が有る。
【0125】予測誤差サンプルが概して小さな振幅のも
のであるときは、動き補償された信号は何らの訂正無し
でもかなり正確であると結論することができる。
【0126】この事実の第一の重要性は、受像機の予測
映像は実映像から余り異なるものではなく、従って漏出
信号を注入する理由はほとんど無いことである。
【0127】この事実の第二の重要性は、小さな振幅の
予測誤差信号によって高い利得係数が得られ、この高い
利得係数によってノイズ無感性が増強され、それによっ
て結果として得られた映像が正確になり、それ故、誰も
漏出信号に再び頼る必要が無いことである。
【0128】従って、予測誤差信号が小さいときは、小
さな漏出係数が使用される。このことの必然的結果とし
て、予測誤差信号が大きいときは、前のフレームとの相
関は小さく、ノイズが取り込まれる可能性が高く、ノイ
ズの影響が受像機のバッファー内にとどまるのを減らす
ことが望ましい。従って、大きな漏出係数が使用される
【0129】もちろん、大きな漏出係数から小さな漏出
係数への変化は単一のステップで為されるべきではない
。最後に、1の漏出係数が前に受信されたノイズの全て
の履歴を消去するために与えられる。
【0130】図12及び図13は、信号漏出機能及びC
GF機能を有する伝送機及び受像機のブロック・ダイヤ
グラムを示す。CGF機能は、(符号化回路130の中
の)情報詰め込み回路140により伝達された振幅変調
パルスを、基本的に遅延線として構成されるバッファー
152へ与えることによって達成される。
【0131】この情報に基づいて、或る増倍係数が選択
され、第二入力をバッファー152から受ける乗算回路
154へ与えられる。この増倍係数は上記CGF作用の
制御信号であり、この係数はまた受像機へ伝送するため
にフォーマッティング回路170へ送られる。
【0132】上記CGF作用は、プロセッサー153の
増倍係数及び乗算回路154の出力に応答するデバイダ
ー151内で評価される。その結果は、符号化回路13
0のベクトル情報を用いて中継回路120の(できる限
り最良な)周波数成分を再生する組み合わせ回路159
へ送られる。
【0133】これらの周波数成分は、中継回路120内
で実施された変換を逆変換するために、中継回路161
内で再構成され、その結果が加算回路185へ与えられ
る。同時に、動き補償回路110の動きベクトルが中継
回路150へ与えられる。情報詰め込み回路140の出
力に応答するプロセッサー153はまた、一定の間隔で
この遅延線構成のバッファー内の最も振幅変調パルスを
判定する。
【0134】これらのベクトルの助けによって、中継回
路150は、バッファー160の情報を変更し、その結
果を加算回路185へ与える。加算回路185で生成さ
れた和信号はバッファー160に記憶される。
【0135】実際には、中継回路150はバッファー1
60と直接接続されていない。これら二回路の間にはデ
バイダー189が挿入されている。デバイダー189は
デバイダー156の信号漏出を評価する機能を有する。 デバイダー156は、動き補償回路110へ与えられた
フレーム情報に応答する。
【0136】デバイダー156は、その入力に与えられ
た信号の分数量をその出力へ伝送する。この信号の分数
量は加算回路157により、動き補償回路110により
中継回路120へ伝えられる動き補償された信号に加算
される。加算回路157は動き補償回路110と中継回
路120との間に挿入されている。発明者等がデバイダ
ー156内で用いている分数値は1/32である。
【0137】信号漏出を評価するデバイダー189もま
た、その入力に与えられた信号の分数量をその出力へ伝
送する。デバイダー156内で用いている分数値が1/
32であるとき、デバイダー189内の分数値は31/
32である。
【0138】適応型漏出が使用されているとき、予測誤
差信号強度の測定量が発生される必要が有る。これは、
伝送機内において,動き補償回路110からの予測誤差
信号に応答する漏出プロセッサ−196で達成される。 漏出プロセッサ−196はデバイダー156ヘ与えられ
る除数レベル及びデバイダー189及びフォーマッティ
ング回路170へ与えられるする補除数レベルを発生す
る機能を有する。
【0139】除数レベルを発生するために取ることがで
きる方法に別のものが幾つか有り、他の技能者がそれら
の中から選ぶことができる。
【0140】例えば、漏出プロセッサ−196は、この
漏出プロセッサ−196へ与えられる空間予測誤差信号
中のエネルギー、即ちその信号の変化の測定を発生する
ことができる。発生された測定はフレーム全体に対する
ものであることも、或いはそのフレーム内の小部分(画
素ブロック)に対するものであることもできる。
【0141】漏出プロセッサ−196内で発生される測
定がフレーム内の画素ブロック)に対するものであると
きは、この回路は画素ブロック間の境界の悪影響を防止
するために、その発生された除数レベルを徐々に変化す
るように調節される。
【0142】漏出プロセッサ−196はまた、中継回路
120と極めて似た構成を有し、周波数空間予測誤差信
号を発生する中継回路を有することができる。このよう
な中継回路を有することによって、発生された除数レベ
ルは特定の周波数帯域に感度を持つことができる。
【0143】図13は図12の伝送機に適合する受像機
を示している。分離回路190は上記LL係数、伝送機
の動き補償回路110で創成された動きベクトル、コー
ドブック・ブロック136(写像情報を含むこともある
)の予測誤差信号、及びCGF像倍係数を選り分ける手
段を有する。
【0144】CGF像倍係数は、図12の乗算回路15
4の作用の補数演算を行なうデバイダー158へ与えら
れる。デバイダー158の出力は組み合わせ回路163
へ与えられ、組み合わせ回路163の出力は中継回路1
55へ与えられる。この中継回路155の出力は加算回
路185へ与えられ、加算回路185の出力はバッファ
ー165へ与えられる。
【0145】バッファー165の出力はデバイダー16
6へ与えられ、デバイダー166は中継回路164へ信
号を供給する。この中継回路164はまた分離回路19
0の動きベクトルに応答し、その出力は加算回路185
への第二入力を形成する。
【0146】回路ブロック158、163、155、1
85、165、166及び164の機能は、それぞれ、
回路ブロック151、159、161、180、160
、189及び150の機能と同等である。
【0147】図3の受像機における如く、バッファー1
65の出力、即ち、受信されたL(−)L(−)フレー
ムは加算回路186へ与えられ、ここでこの受信された
L(−)L(−)フレームは中継回路188で創成され
たLLフレームに加算される。
【0148】付言すれば、デバイダー158が予測誤差
信号の振幅のみに影響を与えることに注目することがで
きる。もしそのような要望が有ればデバイダー158を
組み合わせ回路163の前に配置するよりむしろ、組み
合わせ回路163の後に配置することができることが、
技能者であれば確実に認識できるであろう。
【0149】実際に、図9に表わされている「多から一
」の写像は、それが大きな振幅のサンプルを作ることが
できるので、制御可能な利得の特徴によって為されるノ
イズ無感化の際の害を解くことができる。
【0150】例えば、図9に関して、符号化動作によっ
て振幅3のサンプルIと振幅14のサンプルIIとが取
られ、これらから振幅が13×15+3、即ち198の
サンプルが発生される。「多から一」の写像によって多
分作成することができるこの極めて大きな信号によって
、ジレンマが生じる。
【0151】小振幅の信号はノイズ無感化を増強するた
めに組み合わされるが、しかしこの組み合わされた信号
が非常に大きいときは、許容することができる小さな利
得制御係数のためにノイズ無感化が損害を受ける。
【0152】伝送信号の帰線期間に含まれるべき付加信
号に利用することができるスペースが有るときは、極め
て大きな予測誤差サンプルが自然に生じようと、或いは
「多から一」の写像によって発生されようと、このジレ
ンマはこの極めて大きな予測誤差サンプルを削除し、こ
の削除された予測誤差サンプルを多分帰線期間の間にデ
ジタル形態で伝送することによって解決される。
【0153】もちろん、その予測誤差サンプルの振幅及
び「アドレス」の両方を伝送する必要があるであろう。 更に、大きな振幅の誤差信号を水平走査期間中での検討
から削除することによって、制御可能利得特徴(CGF
)回路ブロックが、実質的にノイズ無感化を改善して結
果として総合的な恩恵を生じる大きな利得特徴を発生す
ることができる。
【0154】実際には、これまでに説明された伝送機及
び受像機は、既に周波数成分を水平走査期間から除去し
、それらを帰線期間に挿入する概念を使用している。 即ち、LL係数が帰線期間に挿入されている。
【0155】これらLL係数は、比較的に取り出すのが
容易な一つのグループとして取り出され、暗黙の想定の
結果がLL係数の全部が大きく従って重要であるとのこ
とであるとき、この方法を取る決定を考えることができ
る。
【0156】この方法における肯定的な要因は、LL係
数の全部が存在し従って係数を識別するために容量を割
く必要がないことを示す。この方法における否定的な要
因は、LL帯域に対するカットオフ周波数の選択には明
確な法則が無いことを示す。
【0157】これは従って、カットオフ周波数の選択に
よって、伝送されたLL信号の数が比較的に小さくなり
、LL帯域に含まれていないLL係数の数が比較的に大
きくなることを示唆している。
【0158】幾つかの応用面では、結局、伝送された映
像の可変性が終始一貫して高い振幅であるLL係数が極
めて少ない結果に終わることが有る。このような応用面
では、LL帯域の概念全体を省くことが意味をなす。
【0159】他の応用面では、LL成分は広く用いられ
ており、このような応用面では、両方の方法に対する余
地が有る。帰線期間中の或る容量はLL帯域に用意され
、或る容量は空間周波数領域予測誤差信号の中のピーク
に委ねられる。
【0160】写像、制御可能な利得特徴、水平走査期間
からの大振幅予測誤差信号の除去に関する上記方法によ
って、予測誤差信号にノイズ無感化を与えることが容易
になる。しかし、バースト誤り,フェーディング、マル
チ・パス受信を考慮するために別のノイズ無感化が与え
られる必要が有る。
【0161】デジタルの世界では、フェーディング及び
バースト誤りの訂正方法は、典型的には信号を或る伝送
期間に分散し、挿入されている誤り訂正符号に依存して
その信号を復元する。伝送信号に挿入、即ち符号化され
ている誤り訂正符号は、伝送のれる必要が有る情報量を
増大するが、しかしこの「過重情報」は一般的に価値が
有る。
【0162】マルチ・パス受信は、デジタル伝送では通
常関係が無く、とにかくそれらは有効信号として(誤っ
て)受け入れられるか、またはもし付随した訂正の誤り
訂正方法が十分しっかりしたものであればこの付随した
訂正を用いて、受信において誤りであることが示される
【0163】更に興味の有る問題は、マルチ・パス受信
がありふれており、制約されたチャンネル容量のために
大量の「過重情報」を伝送することができない非デジタ
ル地域伝送において為すべきことである。
【0164】本発明によれば、スクランブルを使用する
ことによって、動作が改善される。スクランブルを用い
て、バースト誤り,フェーディング、及びマルチ・パス
受信による「ゴースト」が、スクランブルされた期間に
亘って分散される。
【0165】受信信号が受像機内でスクランブルを解読
されると、バースト誤り,フェーディング、及びマルチ
・パス受信は分散したノイズになる。このようなノイズ
自体は、テレビジョン画像の全面に分散した梨子地状ノ
イズ(雪片状ノイズ)として現われ、障害は「ゴースト
」や集中した画面領域での画質低下より極めて少ない。
【0166】別のスクランブル手法を使用することがで
きるが、しかし最も簡単な手法の一つは疑似乱数雑音発
生器を使用するものである。
【0167】図14及び図15は、写像、予測誤差信号
の選択的除去、スクランブル、CGF及び信号漏出の各
手法を有する伝送機及び受像機のブロック・ダイヤグラ
ムを示す。
【0168】伝送機においては、予測誤差信号の選択的
除去が符号化回路130内で行われる。これを行なうた
めのハードウェアは極めて簡単であり、図10の実施例
では、この回路130はプロセッサー137と情報詰め
込み回路140との間に介挿される簡単な振幅依存型経
路指令回路(点線ブロックK)を有する。
【0169】この経路指令回路はこれらの信号の振幅が
或る設定されたしきい値より小さいときは信号を情報詰
め込み回路140へ通過させる。その振幅がその設定さ
れたしきい値より大きいときは、それら信号を符号化し
た信号が代わって線195を介してフォーマッティング
回路170へ与えられる。
【0170】上記CGF機能は、情報詰め込み回路14
0により伝達された振幅変調パルスを、基本的に遅延線
として構成されるバッファー152へ与えることによっ
て達成される。情報詰め込み回路140の出力に応答す
るプロセッサー153はまた、一定の間隔でこの遅延線
構成のバッファー内の最も大きな振幅変調パルスを判定
する。
【0171】この情報に基づいて、或る増倍係数が選択
され、第二入力をバッファー152から受ける乗算回路
154へ与えられる。この増倍係数は上記CGF作用の
制御信号であり、この係数はまた受像機へ伝送するため
にフォーマッティング回路170へ送られる。
【0172】最後に、スクランブルの特徴が導入される
。別のスクランブル手法を使用することができるが、最
も簡単手法の一つは、疑似乱数発生器を使用するもので
ある。この手法によれば、伝送機は、シフト・レジスタ
ー200及びこのシフト・レジスター200の選択され
た段に接続されている排他的論理和ゲート201を有す
る。
【0173】シフト・レジスター200の長さ及び排他
的論理和ゲート201と接続されている段は、長さKの
疑似乱数列を発生するために選択される。なおKはフレ
ーム内の伝送サンプルの数である。各垂直同期信号で、
このシフト・レジスター200はそれが確実に同期状態
に維持されるように初期化される。
【0174】スクランブルは、乗算回路154の出力信
号を逐次アドレス・カウンター203を使用してバッフ
ァー202へ挿入し、シフト・レジスター200の並列
出力を使用してこのバッファー202からデータを引き
出すことによって達成される。
【0175】伝送機の帰還経路には、バッファー202
の出力に応答するスクランブル解読回路191が有る。 このスクランブル解読回路191の具体構成は、以下の
受像機の設計に関連して呈示される。しかしながら、ス
クランブル解読回路191が履行する動作はスクランブ
ル回路が履行する動作とは逆であることを述べることで
足りよう。
【0176】スクランブル解読回路191の出力はデバ
イダー151へ与えられる。デバイダー151もまた、
プロセッサー153によってフォーマッティング回路1
70へ与えられている増倍係数に応答する。その結果は
、バッファー/プロセッサ−192へ送られ、ここで符
号化回路130によって削除されたサンプルが再び差し
込まれる。
【0177】バッファー/プロセッサ−192の出力は
、符号化回路130のベクトル情報を用いて中継回路1
20の周波数成分を(可能な限り最も良好に)再生する
情報組み合わせ回路159へ与えられる。これらの周波
数成分は中継回路161で、中継回路120で為された
変換と逆に変換され、それらの結果は加算回路180へ
与えられる。
【0178】同時に、動き補償回路110の動きベクト
ルが中継回路150へ与えられる。これらのベクトルの
助けによって、中継回路150は、バッファー160の
情報を変更し、その結果を加算回路185へ与える。加
算回路185で生成された和信号はバッファー160に
記憶される。
【0179】実際には、中継回路150はバッファー1
60と直接接続されていない。これら二回路の間にはデ
バイダー189が挿入されている。デバイダー189は
デバイダー156の信号漏出を評価する機能を有する。 デバイダー156は、動き補償回路110へ与えられた
フレーム情報に応答する。
【0180】デバイダー156は、その入力に与えられ
た信号の分数量をその出力へ伝送する。この信号の分数
量は加算回路157により、動き補償回路110により
中継回路120へ伝えられる動き補償された信号に加算
される。加算回路157は動き補償回路110と中継回
路120との間に挿入されている。発明者等がデバイダ
ー156内で用いている分数値は1/32である。
【0181】信号漏出を評価するデバイダー189もま
た、その入力に与えられた信号の分数量をその出力へ伝
送する。デバイダー156内で用いている分数値が1/
32であるとき、デバイダー189内の分数値は31/
32である。
【0182】図15は図14の伝送機に適合する受像機
を示している。分離回路190は上記LL係数、伝送機
の動き補償回路110で創成された動きベクトル、コー
ドブック・ブロック136(写像情報を含むこともある
)の予測誤差信号、デジタル的に符号化された予測誤差
信号、パルス振幅変調符号化された予測誤差信号及びC
GF増倍係数を選り分ける手段を有する。
【0183】パルス振幅変調符号化された予測誤差信号
は、疑似乱数雑音発生回路205、パルス振幅変調符号
化された予測誤差信号に応答するバッファー206及び
カウンター207を有するスクランブル解読回路へ与え
られる。
【0184】このスクランブル解読回路の構成は、情報
が疑似乱数雑音発生回路205の制御の下でバッファー
206へ挿入され且つカウンター207の制御の下で引
き出される点を除き、図14のスクランブル回路の構成
と同様である。この逆の動作がスクランブル解読機能を
行なう。
【0185】CGF作用をもとどおりにするために、バ
ッファー206の出力及び選択されたCGF増倍係数が
デバイダー158へ与えられる。デバイダー158は、
図14の乗算回路154の作用の補数演算を行なう。デ
バイダー158の出力は、バッファー/プロセッサー2
08へ与えられる。
【0186】バッファー/プロセッサー208は、動き
補償回路130内で削除され、別々に伝送され、且つ分
離回路190で選り分ける、上記デジタル的に符号化さ
れた予測誤差信号に応答する。バッファー/プロセッサ
ー208は、消失している予測誤差信号を、復帰させる
ための適切な時間に、消失している予測誤差サンプルを
持たない信号中へ挿し込む機能を有する。
【0187】ベクトル指標及びバッファー/プロセッサ
ー208の出力は情報組み合わせ回路163へ与えられ
、この情報組み合わせ回路163の出力は中継回路15
5へ与えられる。情報組み合わせ回路163は、上記コ
ードブック・ベクトル指標と組み合って、予測誤差信号
の周波数成分を再生する。
【0188】中継回路155は情報を空間領域へ変換す
る。この中継回路155の出力は加算回路185へ与え
られ、加算回路185の出力はバッファー165へ与え
られる。
【0189】バッファー165の出力はデバイダー16
6へ与えられ、デバイダー166は中継回路164へ信
号を供給する。この中継回路164はまた分離回路19
0の動きベクトルに応答し、その出力は加算回路185
への第二入力を形成する。
【0190】回路ブロック158、163、155、1
85、165、166及び164の機能は、それぞれ、
回路ブロック151、159、161、180、160
、189及び150の機能と同等である。
【0191】図3の受像機における如く、バッファー1
65の出力、即ち、受信されたL(−)L(−)フレー
ムは加算回路186へ与えられ、ここでこの受信された
L(−)L(−)フレームは中継回路188で創成され
たLLフレームに加算される。
【0192】付言すれば、デバイダー158が予測誤差
信号の振幅のみに影響を与えることに注目することがで
きる。もしそのような要望が有ればデバイダー158を
組み合わせ回路163の前に配置するよりむしろ、組み
合わせ回路163の後に配置することができることが、
技能者であれば確実に認識できるであろう。
【0193】上記の方法は、動き補償された予測誤差信
号を振幅変調パルスのフォーマットで伝送するが、本発
明の原理は他のモードの伝送にも同様な効力をもって適
用することができる。特に、実験結果によれば、ほんの
200,000個ばかりの誤差信号を伝送することによ
って極めて良い結果が得られることがわかる。
【0194】明らかに、これらの誤差信号をデジタル的
に符号化し、このような符号化形態で結果として生じる
帯域幅を取り扱うことができる伝送媒体を介して伝送す
ることができる。
【0195】例えば、ケーブルを介してこの情報をデジ
タル的に伝送することによって、伝送機における高周波
部(何れにしても、図1には示されていない)の全体及
び受像機における高周波部の必要性が除かれる。また、
予測誤差信号を水平走査期間に挿入し、ベクトル情報を
帰線期間に挿入する信号の構成には拘泥する必要な無い
【0196】本発明の原理は、高解像度テレビジョンに
適する伝送機及び受像機の構成を記述するなかで、上記
説明によって示されている。既に示された例示的実施例
の詳細な構成は、説明の簡単化のために丹念には考究さ
れていない。図面で与えられている設計を満たす回路ブ
ロックの全部は、過度な実験無しで従来の設計で作るこ
とができる。
【0197】実際に、伝送機及び受像機の回路ブロック
の多くは同等な機能を奏し、且つ従来の構成要素を用い
て同等な方法で構成することができる。本発明の原理は
、高解像度テレビジョンに適する伝送機及び受像機の構
成を記述するなかで、上記説明によって示されている。 既に示された例示的実施例の詳細な構成は、説明の簡単
化のために丹念には考究されていない。図面で与えられ
ている設計を満たす回路ブロックの全部は、過度な実験
無しで従来の設計で作ることができる。
【0198】実際に、伝送機及び受像機の回路ブロック
の多くは同等な機能を奏し、且つ従来の構成要素を用い
て同等な方法で構成することができる。
【0199】本発明の精神及び範囲内に有る他の実施例
を作ることができる。例えば、(中継回路120におい
て)動き補償回路110で作成された誤差信号を再構成
し、且つ(符号化回路130において)幾つかの結果と
して得られた周波数係数を捨てることによって、(主観
的に)より良好な特性が得られることが実験によって結
論付けられている。
【0200】実際に、時間領域でさえ誤差信号は一般的
に小さい。有効帯域幅が広く、且つそれともあるいは、
符号化方法が十分に効果的であるときは、誤差信号自体
の符号化を検討することも可能である。極く小さな誤差
信号は無視して、大きな誤差信号を符号化することがで
きるであろうし、何らかの平均処理さえ含むこともでき
る。
【0201】例えば、(画素の誤差レベルが余りにも低
いために)無視されているが、選択され符号化された画
素に隣接している画素は、しきい値のちょうど下の値を
持っているものと想定することができる。周波数領域へ
変換しまた時間領域へ戻す変換の必要性を無くすること
は、明らかに伝送機及び受像機のコストに積極的な効果
を持っている。
【0202】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、小
さな伝送帯域幅を特徴とする高解像度テレビジョン装置
を得ることができる。
【0203】
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のテレビジョン走査線の配列を示す説明図
である。
【図2】ビデオ伝送機の信号符号化回路部分を示すブロ
ック・ダイヤグラムである。
【図3】図2のビデオ伝送機によって作成された信号と
適合する受像機を示すブロック・ダイヤグラムである。
【図4】図2のビデオ伝送機中の動き補償回路を示すブ
ロック・ダイヤグラムである。
【図5】動き補償の概念を説明する図である。
【図6】図2のビデオ伝送機中の二次元変換回路の一例
を示すブロック・ダイヤグラムである。
【図7】図2のビデオ伝送機中で作成されるサブバンド
及びこれらのサブバンド信号を規定するベクトルを示す
説明図である。
【図8】パルス振幅変調信号及びこの信号による有効伝
送容量を示す図である。
【図9】二個のサンプルを一個のサンプルに符号化する
のに有効な符号化検索表の一部を示す図である。
【図10】図2のビデオ伝送機中の符号化回路の一回路
例を示すブロック・ダイヤグラムである。
【図11】図2のビデオ伝送機中の符号化回路の他の回
路例を示すブロック・ダイヤグラムである。
【図12】リーク及び制御可能な利得の特徴を有する伝
送機を示すブロック・ダイヤグラムである。
【図13】図2のビデオ伝送機と適合する受像機を示す
ブロック・ダイヤグラムである。
【図14】帰線期間の間、伝送用にデイジタル形式で予
測エラー信号を符号化する手段とリーク、制御可能なゲ
イン手段を有する伝送機を示すブロック・ダイヤグラム
である。
【図15】図11の伝送機に適合した送信機のブロック
・ダイヤグラムである。
【符号の説明】
21  水平走査線 22  水平帰線 23  垂直帰線 30  画素ブロック 31  画素ブロック 35  ベクトル 36  ベクトル 97  曲線 98  曲線 99  領域 102  バッファー 103  二次元LPF 104  LPF 105  バッファー 106  LPF 107  バッファー 108  中継回路 109  減算回路 110  動き補償回路 111  バッファー 112  動きベクトル発生回路 113  中継回路 114  加算回路 115  サブサンプリング回路 120  中継回路 121  水平フィルター 122  バッファー 123  垂直フィルター 130  符号化回路 131  バッファー 132  レジスター 133  組み合わせ回路 134  減算回路 135  バッファー 136  コードブック・ブロック 137  プロセッサー 138  プロセッサー 140  情報詰め込み回路 141  組み合わせ回路 142  スイッチ回路 143  恩恵測定回路 144  選択回路 149  情報詰め込み回路 150  中継回路 151  デバイダー 152  バッファー 153  プロセッサー 154  乗算回路 155  中継回路 156  デバイダー 157  加算回路 158  デバイダー 159  組み合わせ回路 160  バッファー 161  中継回路 163  組み合わせ回路 164  中継回路 165  バッファー 166  デバイダー 170  フォーマッティング回路 180  加算回路 185  加算回路 186  加算回路 188  中継回路 189  デバイダー 190  分離回路

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像を表わす情報のフレームを伝送するビ
    デオ信号発生方法において、前記映像を表わす第一信号
    を発生するステップと、前記第一信号に近似する連結さ
    れた複数の離散的振幅サンプルである第二信号を発生す
    るために、前記第一信号を改変するステップと、前記第
    二信号を、各々が所定数の前記サンプルを有する期間に
    分割するステップと、各期間に対して、a)その期間内
    で見出だされる最大のサンプル振幅を判定し、b)この
    判定に基づいて改変係数を発生し、c)この改変係数に
    従ってその期間内にある全サンプルを改変してこの改変
    されたサンプルを伝送のために転送し、d)前記改変係
    数を伝送のために転送するステップとを有することを特
    徴とするビデオ信号発生方法。
  2. 【請求項2】前記改変するステップは、前以て選択され
    ている最低(床)しきい値より小さい振幅値を持つ数対
    の隣接する離散的振幅サンプルを単一の離散的振幅サン
    プルに写像するステップと、写像された前記単一離散的
    振幅サンプルを識別する情報を伝送のために転送するス
    テップとを有することを特徴とする、請求項1記載の方
    法。
  3. 【請求項3】前記改変するステップは、前以て選択され
    ている最高(天井)しきい値より大きい振幅値を持つ各
    離散的振幅サンプルを複数の離散的振幅サンプルを有す
    る一群に変換するステップと、前記作成された各サンプ
    ル群を識別する情報伝送用に転送するステップとを有す
    ることを特徴とする、請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】前記改変するステップは、前以て選択され
    ている最高(天井)しきい値より大きい振幅値を持つ各
    離散的振幅サンプルをそのサンプルとその振幅を識別す
    るデジタル写像に変換するステップと、前記離散的振幅
    サンプルを捨てるステップと、前記デジタル写像を伝送
    のために転送するステップとを有することを特徴とする
    、請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】映像を表わす情報のフレームを伝送するビ
    デオ信号発生方法において、前記映像を表わす第一信号
    を発生するステップと、前記第一信号に近似する連結さ
    れた複数の離散的振幅サンプルである第二信号を発生す
    るために、前記第一信号を改変するステップと、或るス
    クランブル順序に従って前記離散的振幅サンプルを個々
    に並べ変え、第三信号を作成するするステップと、この
    第三信号を伝送のために転送するステップとを有するこ
    とを特徴とするビデオ信号発生方法。
  6. 【請求項6】前記離散的振幅サンプルはパルス振幅符号
    化信号であることを特徴とする、請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】前記スクランブル順序は、疑似乱数列によ
    って指令され、その数列中の連続する数が前記離散的振
    幅サンプルの連続するサンプルの並べ変えを制御するこ
    とを特徴とする、請求項5記載の方法。
  8. 【請求項8】前記数列中に有る乱数の数が、前記映像の
    走査線中に有るサンプル数より大きいことを特徴とする
    、請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】前記数列中に有る乱数の数が、前記映像の
    フレーム中に有るサンプル数より大きいことを特徴とす
    る、請求項7記載の方法。
  10. 【請求項10】更に、前記数列を前記映像の各フレーム
    において再開するステップを有することを特徴とする、
    請求項7記載の方法。
  11. 【請求項11】映像を表わす情報のフレームを伝送する
    ビデオ信号発生方法において、前記映像のフレームを表
    わす第一信号を発生するステップと、前記第一信号と関
    連する連結された複数の離散的振幅サンプルである第二
    信号を発生するために、前記第一信号を改変するステッ
    プと、前記第二信号を、各々が所定数の前記サンプルを
    有する期間に分割するステップと、前以て選択されてい
    る最高(天井)しきい値より大きい振幅値を持つ各離散
    的振幅サンプルを、そのサンプルとその振幅を識別する
    デジタル写像に変換するステップと、前記離散的振幅サ
    ンプルを捨てるステップと、のうち捨てられていないサ
    ンプルを伝送のために転送するステップと、前記デジタ
    ル写像信号を伝送のために転送するステップとを有する
    ことを特徴とするビデオ信号発生方法。
  12. 【請求項12】前記改変ステップは、前記映像を表わす
    信号と前記映像を予測する信号との間の誤差を示す予測
    誤差信号を発生し、前記映像信号の分数量を前記予測誤
    差信号に加えることによって、前記予測誤差信号を改変
    することを特徴とする、請求項1記載の方法。
  13. 【請求項13】前記分数量は可変的な量であることを特
    徴とする、請求項12記載の方法。
  14. 【請求項14】前記分数量は前記予測誤差信号に基づい
    ていることを特徴とする、請求項13記載の方法。
  15. 【請求項15】前記分数量は前記予測誤差信号中のエネ
    ルギーに基づいていることを特徴とする、請求項13記
    載の方法。
  16. 【請求項16】前記分数量は前記予測誤差信号中のva
    rianceに基づいていることを特徴とする、請求項
    13記載の方法。
  17. 【請求項17】前記予測誤差信号が空間周波数成分を有
    することを特徴とする、請求項12記載の方法。
  18. 【請求項18】前記分数量は前記空間周波数成分のサブ
    セットに基づいていることを特徴とする、請求項17記
    載の方法。
  19. 【請求項19】帰線期間と、この帰線期間と関連する垂
    直同期パルス及びこの垂直同期パルスに関して時間調整
    された水平走査期間とを有する信号に応答してビデオ・
    フレームを表示するための受像機において、前記水平走
    査期間中に予測誤差信号を受信し、利得係数情報を受信
    し、前記帰線期間中動きベクトル信号を受信するとする
    手段と、前記ビデオ・フレームの少なくとも一部を表わ
    す最新の一組の信号を記憶するためのフレーム・バッフ
    ァーと、前記フレーム・バッファー内に記憶されている
    前記最新の一組の信号を前記動きベクトルと組み合わせ
    る変換手段と、前記予測誤差信号及び前記利得係数情報
    に応答して前記変換手段の出力信号を増大する手段と、
    前記フレーム・バッファー内で前記増加手段の出力信号
    を前記フレーム・バッファーに記憶する手段とを有する
    ことを特徴とする受像機。
  20. 【請求項20】前記受信手段は、前記ビデオ・フレーム
    の二次元低周波数成分を表わすLL係数を受信するとす
    る手段を有し、この受像機が、更に前記LL係数を時間
    領域信号に変換する手段と、この時間領域信号を前記ビ
    デオ・フレームを発生するために前記フレーム・バッフ
    ァーの出力信号に加える手段とを有することを特徴とす
    る、請求項19記載の受像機。
  21. 【請求項21】前記受信手段が、誤差信号符号化情報を
    受信する手段を有し、且つこの受像機が更に前記総合予
    測誤差信号と前記誤差信号符号化情報とを組み合わせる
    ために前記受信手段と前記増大手段との間に介挿された
    組み合わせ手段を有することを特徴とする、請求項19
    記載の受像機。
  22. 【請求項22】前記全予測誤差信号が空間周波数係数を
    表わし、前記増大手段が前記与えられた予測誤差信号を
    空間領域信号に変換する変換手段を有することを特徴と
    する、請求項19記載の受像機。
  23. 【請求項23】前記予測誤差信号が空間周波数係数を表
    わし、前記増大手段が前記与えられた予測誤差信号を空
    間領域信号に変換する変換手段を有することを特徴とす
    る、請求項21記載の受像機。
  24. 【請求項24】前記中継手段は、前記フレーム・バッフ
    ァーに記憶されている最新の信号の1以下である一部を
    前記動きベクトル信号と組み合わせることを特徴とする
    、請求項19記載の受像機。
  25. 【請求項25】前記中継手段は、前記前記フレーム・バ
    ッファーに記憶されている前記最新の一組の信号の分数
    量を前記動きベクトルと組み合わせ、この分数量は前記
    受信手段によって受信された分数量係数に対応すること
    を特徴とする、請求項19記載の受像機。
  26. 【請求項26】前記誤差信号符号化情報は、前記予測誤
    差信号に含まれているサブバンドを識別するための符号
    化情報を有することを特徴とする、請求項21記載の受
    像機。
  27. 【請求項27】前記増大手段は、前記予測誤差信号を空
    間周波数領域から空間領域へ変換する手段を有すること
    を特徴とする、請求項23記載の受像機。
  28. 【請求項28】前記増大手段は、前記誤差予測信号への
    「一から多」写像を実行する手段を有することを特徴と
    する、請求項23記載の受像機。
  29. 【請求項29】前記増大手段は、前記誤差予測信号への
    「多から一」写像を実行する手段を有することを特徴と
    する、請求項23記載の受像機。
  30. 【請求項30】前記増大手段は、前記誤差予測信号の個
    々の信号の位置をスクランブルする手段を有することを
    特徴とする、請求項23記載の受像機。
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