JPH0421933Y2 - - Google Patents

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JPH0421933Y2
JPH0421933Y2 JP2738285U JP2738285U JPH0421933Y2 JP H0421933 Y2 JPH0421933 Y2 JP H0421933Y2 JP 2738285 U JP2738285 U JP 2738285U JP 2738285 U JP2738285 U JP 2738285U JP H0421933 Y2 JPH0421933 Y2 JP H0421933Y2
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JP
Japan
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floor panel
piece
bracket
foundation
floor
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、住宅の床を構成するに当たり、束を
用いることなく床パネルを取り付けるための技術
に関する。
〔背景技術〕
従来住宅の床にあつては、束基礎の上に束を立
て、束に大引を支持し、大引に床パネルを支持さ
せていた。このため従来にあつては床パネルを支
持するのに束が必要であり、しかも束を立てた場
合寒冷地において冬に凍上により束が持ち上げら
れて床パネルを持ち上げるという問題があつた。
このため、束を用いないで床パネルを取り付ける
に当たつて、第3図に示すように、基礎1の上面
に逆L状をした床パネル受け金具2の上横片3を
載設して取り付けるとともに基礎1の側面に沿つ
た床パネル受け金具2の縦片4より外側方に突出
した床パネル載置部9に床パネル5の端部を載置
し、床パネル固定金具6を床パネル受け金具2に
ボルト7により締め付けるとともに床パネル固定
金具6の押圧片8にて床パネル5の端部上面を押
圧することで床パネル5を取り付けるものが考え
られる。ところが第3図に示すものにおいては、
ボルト7を締め付けて床パネル5を取り付けた場
合の固定があまく、床パネル5の木材のやせ等に
より金物との間に〓間ができ、床鳴りの原因とな
るという問題があつた。
〔考案の目的〕
本考案は、上記の点に鑑みて考案したものであ
つて、その目的とするところは、床パネルを支持
している束をなくしても簡単且つ確実に床パネル
が取り付けられるようにし、また凍上があつても
床パネルになんら影響がないようにし、しかも床
パネルの木材のやせ等により金物との間に〓間が
生じたりすることがなく床鳴りを防止できる床パ
ネルの取り付け構造を提供するにある。
〔考案の開示〕
本考案の床パネルの取り付け構造は、基礎1の
上面に逆L状をした床パネル受け金具2の上横片
3を載設して取り付けるとともに基礎1の側面に
沿つた床パネル受け金具2の縦片4より外側方に
突出した床パネル載置部9に床パネル5の端部を
載置し、固定片14の一端部より立ち上がり片1
5を突出するとともに立ち上がり片15の上端よ
り固定片14と反対方向に押圧片8を連出し且つ
固定片14の他端より当て片21を垂下して床パ
ネル固定金具6を構成し、この床パネル固定金具
6の固定片14の一部に一対のスリツト24を平
行に設けるとともにこの一対のスリツト24間の
部分22にボルト挿入孔23を設け、ボルト挿入
孔23よりボルト7を挿入して床パネル受け金具
2に設けたナツト部13に螺合し、押圧片8を床
パネル5の端部上面に押し当てるとともに当て片
21を基礎1の上面に直接乃至他の介在物を介し
て押し当てて成るものであつて、このような構成
を採用することで、上記した従来例の問題点を解
決したものである。すなわち本考案にあつては、
基礎1に取り付けた床パネル受け金具2に床パネ
ル5を載置するとともに、床パネル固定金具6を
固定することで、床パネル5を挟持して取り付け
ることができ、このように床パネル受け金具2と
床パネル固定金具6とで床パネル5を支持して取
り付けることができるので、床パネル5の取り付
けに当たつて従来のように束を必要とすることが
なくなり、しかもこの床パネル固定金具6の固定
片14の一部に一対のスリツト24を平行に設け
るとともにこの一対のスリツト24間の部分22
にボルト挿入孔23を設け、ボルト挿入孔23よ
りボルト7を挿入して床パネル受け金具2に設け
たナツト部13に螺合し、押圧片8を床パネル5
の端部上面に押し当てるとともに当て片21を基
礎1の上面に直接乃至他の介在物を介して押し当
てることにより、ボルト7の締め付けにて当て片
21を支点として押圧片8が床パネル5の端部上
面に強く押圧されるとともにボルトの締め付けに
て固定片14のスリツト24間の部分22が弾性
変形した状態から復元しようとする反力で押圧片
8が床パネル5の端部上面が押圧され、床パネル
5の端部を強固に固定できるとともに木材のやせ
等による金物との〓間を吸収できて床鳴りの発生
を防止できるようになつたものである。
以下本考案を図面に示す実施例により詳述す
る。床パネル受け金具2は逆L状をしていて縦片
4の下端部より外側方に向けて床パネル載置部9
が突設してある。この床パネル受け金具2の上横
片3を基礎1である布基礎の上面に載置して固着
してある。ここで基礎1の上面にはアンカーボル
ト20の上端部が突出していて、このアンカーボ
ルト20にL状をした壁パネル支持金具10の下
水平片11の孔を被入するとともに床パネル受け
金具2の上横片3の孔を被入してナツト12にて
締着することで、壁パネル支持金具10とともに
床パネル受け金具2を固着するものである。この
場合床パネル受け金具2の縦片4は基礎1の側面
に沿うものである。床パネル受け金具2にはナツ
ト部13が設けてあり、図面の実施例では上横片
3にナツト部13が設けてある。床パネル固定金
具6は、固定片14の一端部より立ち上がり片1
5を突出するとともに立ち上がり片15の上端よ
り固定片14と反対方向に押圧片8を連出し且つ
固定片14の他端より当て片21を垂下して構成
してある。この床パネル固定金具6の固定片14
の一部には一対のスリツト24を平行に設けてあ
り、この一対のスリツト24間の部分22にボル
ト挿入孔23を設けてある。このスリツト24間
の部分22はスリツト24にて弾性変形がしやす
くなつている。ボルト挿入孔23にはボルト7が
挿入され、ボルト7が床パネル受け金具2のナツ
ト部13に螺入してある。しかして、床パネル5
の端部を床パネル受け金具2の床パネル載置部9
の上に載置し、床パネル固定金具6の押圧片8を
床パネル5の端部上面に当てるとともに当て片2
1を基礎1の上面に直接乃至他の介在物を介して
押し当て、この状態でボルト7をナツト部13に
締め付けることで押圧片8により床パネル5の上
面を押圧して押圧片8と床パネル載置部9とで床
パネル5を挟持するのである。この場合、ボルト
7を締め付けると固定片14のスリツト24間の
部分が下方に撓むように弾性変形しながらボルト
7により強く締め付けられることとなる。ボルト
7の締め付けにて押圧片8が当て片21を支点と
して床パネル5の端部上面に強く押し付けられ、
床パネル5が強固に固定される。しかもボルト7
の締め付けにてスリツト24間の部分22が下方
に撓むように弾性変形したときこの部分が復元し
ようとする反力で押圧片8が下方に押さえられ、
木材のやせ等で床パネル5の端部上面が多少下が
つても押圧片8にて弾性的に押圧できる。このよ
うにして取り付けられた床パネル5の上面には、
畳み、じゆうたん、化粧床板等の仕上げ床材16
が載設されるものである。なお床パネル受け金具
2ととともにアンカーボルト20に取り付けられ
た壁パネル支持金具10の立設片17には壁パネ
ル18の下端部の切り欠き凹所19がはめ込まれ
て載設されるものである。
〔考案の効果〕
本考案は叙述のように、基礎に取り付けた床パ
ネル受け金具に床パネルを載置するとともに、床
パネル固定金具で固定することで、床パネルを挟
持して取り付けることができ、このように床パネ
ル受け金具と床パネル固定金具とで床パネルを支
持して取り付けることができるので、床パネルの
取り付けに当たつて従来のように束を必要とする
ことがなくなつたものであり、束を必要としない
ので、凍上であつても床パネルになんら影響がな
いものであり、また金具による挟持だけで取り付
けられるので、施工の省力化ができるものであ
る。しかも床パネル固定金具の固定片の一部に一
対のスリツトを平行に設けるとともにこの一対の
スリツト間の部分にボルト挿入孔を設け、ボルト
挿入孔よりボルトを挿入して床パネル受け金具に
設けたナツト部に螺合し、押圧片を床パネルの端
部上面に押し当てるとともに当て片を基礎の上面
に直接乃至他の介在物を介して押し当ているの
で、ボルトを締め付けると押圧片が当て片を支点
として床パネルの端部上面に強く押し付けられる
とともに固定片のスリツト間の部分が下方に撓む
ように弾性変形してこの弾性変形した部分が復元
しようとする反力にて押圧片が下方に押されるも
のであつて、床パネルの端部上面を強く押圧して
床パネルを強固に取り付けることができるととも
に木材のやせ等が生じてもスリツト間の部分が復
元しようとする働きにて押圧片を床パネルの端部
上面に押し付けて床鳴りの発生を防止できるもの
であり、さらにスリツト間の部分が弾性変形する
ことによりスプリングワツシヤの働きをしてボル
トが緩むのを確実に防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の断面図、第2図は本考案に用
いる床パネル固定金具の斜視図、第3図は従来例
の断面図であつて、1は基礎、2は床パネル受け
金具、3は上横片、4は縦片、5は床パネル、6
は床パネル固定金具、7はボルト、8は押圧片、
9は床パネル載置部、13はナツト部、21は当
て片、22はスリツト間の部分、23はボルト挿
入孔、24はスリツトである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基礎の上面に逆L状をした床パネル受け金具の
    上横片を載設して取り付けるとともに基礎の側面
    に沿つた床パネル受け金具の縦片より外側方に突
    出した床パネル載置部に床パネルの端部を載置
    し、固定片の一端部より立ち上がり片を突出する
    とともに立ち上がり片の上端より固定片と反対方
    向に押圧片を連出し且つ固定片の他端より当て片
    を垂下して床パネル固定金具を構成し、この床パ
    ネル固定金具の固定片の一部に一対のスリツトを
    平行に設けるとともにこの一対のスリツト間の部
    分にボルト挿入孔を設け、ボルト挿入孔よりボル
    トを挿入して床パネル受け金具に設けたナツト部
    に螺合し、押圧片を床パネルの端部上面に押し当
    てるとともに当て片を基礎の上面に直接乃至他の
    介在物を介して押し当てて成る床パネルの取り付
    け構造。
JP2738285U 1985-02-27 1985-02-27 Expired JPH0421933Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2738285U JPH0421933Y2 (ja) 1985-02-27 1985-02-27

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JP2738285U JPH0421933Y2 (ja) 1985-02-27 1985-02-27

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JPS61144142U JPS61144142U (ja) 1986-09-05
JPH0421933Y2 true JPH0421933Y2 (ja) 1992-05-19

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