JPH04215952A - 包装袋とそのシール方法 - Google Patents

包装袋とそのシール方法

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Publication number
JPH04215952A
JPH04215952A JP41019090A JP41019090A JPH04215952A JP H04215952 A JPH04215952 A JP H04215952A JP 41019090 A JP41019090 A JP 41019090A JP 41019090 A JP41019090 A JP 41019090A JP H04215952 A JPH04215952 A JP H04215952A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive seal
folding back
packaging bag
opening
bag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP41019090A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Ohora
大洞 正樹
Mitsuhiro Wada
光弘 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unitika Ltd
Original Assignee
Unitika Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH04215952A publication Critical patent/JPH04215952A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,簡易シールであるにも
かかわらず種々の製品,特に繊維製品を密封包装するこ
とができる包装袋とそのシール方法に関するものである
【0002】
【従来の技術】例えば,繊維製品の移送や陳列時におけ
る防汚,防塵を目的として包装がなされており,包装材
料には,紙のほかにポリエチレン,ポリプロピレン,ビ
ニロン等のフイルムが利用されている。特に,前二者の
ポリオレフイン系フイルムからなる包装袋は経済性の点
で特に多く利用されている。そして,繊維製品のほとん
どは,これらのプラスチツクフイルムの包装袋に入れて
簡易シールをしている。簡易シールとは包装袋の開口部
を折り返して粘着テープ,粘着ラベルあるいはボタン止
め等をしてシールするもので,必要時には開封可能であ
る。
【0003】ところで,最近,内容物の繊維製品が黄変
するという問題が指摘されることが多くなってきている
。繊維製品の黄変の原因については必ずしも明確ではな
く,複雑多岐にわたる複合汚染によるものとされており
,その要因としては,例えば梱包の際における繊維製品
とダンボールの接触による黄変,あるいは包装材料のガ
スバリヤー性や包装材料に含まれるフエノール性酸化剤
の存在,あるいは包装袋の気密性等が挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】繊維製品の黄変を防止
するには,良好なガスバリヤー性とフエノール性酸化防
止剤を含まない包装材料よりなる袋体に繊維製品を入れ
,開口部を熱シール等して完全密封すれば,包装技術に
よる黄変防止効果は完璧となるが,繊維製品の流通や販
売段階において,品質検査や試着等のために包装袋から
製品を出し入れする場合があるので,開封可能な簡易シ
ール包装が必要となっているわけであり,この開封可能
な簡易シール包装の気密性が十分であれば,完全密封で
なくても,黄変防止効果は十分得られるはずである。
【0005】そこで,本発明の課題は,簡易シールでも
密封性が保たれ,気密性の点から種々の製品,特に繊維
製品の黄変防止効果が得られる包装袋およびそのシール
方法の提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは,上記課題
を解決するために鋭意検討した結果,包装袋を次に述べ
るような構成にすればよいという知見を得,本願発明に
到達した。すなわち本発明の要旨は,開口部を有する袋
部と折り返し部とよりなり,前記折り返し部には粘着シ
ール部が折り返し長さよりも細幅で剥離テープに覆われ
て形成されており,かつ粘着シール部は折り返し部を折
り返したとき開口部を覆う位置に形成されていることを
特徴とする包装袋であり,この包装袋に製品を挿入した
後,折り返し部を折り返し,剥離テープを剥がし,粘着
シール部によって開口部を覆って密封する包装袋のシー
ル方法である。
【0007】次に本発明をさらに詳細に説明するが,以
下製品の具体例として繊維製品について述べる。通常の
包装袋では,包装袋の開口部を折り返えして簡易シール
する際,折り返し部に隙間ができて気密性は必ずしも満
足し得るものは得られ難い。特に,ポリオレフィン系フ
イルムよりなる包装袋の場合,折り曲げ形状保持性がな
いので,故意に折り目がつくように折り曲げても回復性
があるので折り目がつきにくく大きい隙間が生ずる。そ
こで,包装袋の開口部を密封して,折り曲げ部に隙間が
あっても無視できるような構成にすればよく,包装袋を
次に述べるような構成にして後述するようにシールすれ
ばよい。
【0008】図1は本発明の一実施例を示す繊維製品包
装袋1の平面図, 図2はその断面図である。図1およ
び図2において,繊維製品包装袋1は袋部2と折り返し
部3とよりなり,折り返し部3には,粘着シール部4が
折り返し長さよりも細幅で形成されており,粘着シール
部4はそれよりも広幅の剥離テープ5によって覆われて
いる。粘着シール部4の幅は,シールの完全性と作業性
の点から10mm以上,特に15mm以上にするのが好
ましく,密封性の点から折り返し部の長さよりも細い幅
とする。ちなみに,従来の包装袋における粘着シール部
の幅は一般的には2〜10mmのものが多かった。
【0009】簡易シールする際には剥離テープ5を剥が
し,粘着シール部4が開口部6の上に位置するように折
り返し部3をを折り返し,開口部6を粘着シール部4に
よって覆って密封する。この際,例えば,粘着シール部
4の幅のほぼ半分幅を袋部2に貼着し,残分幅を折り返
し部3に貼着して,密封するようにするとよい。
【0010】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面により詳細に説
明する。なお,比較のために,簡易シール包装で多用さ
れている従来の粘着シール方法を比較例として示す。
【0011】実施例1 図1は本発明の実施例を示す繊維製品包装袋の上面図,
 図2はその断面図であり,厚み30μmの未延伸ポリ
エチレンテレフタレートフイルムを用いて,粘着シール
テープ供給溶断サイドシーラーにて二方シールして製袋
したものである。この繊維製品包装袋においては,袋部
2が250mm×400mm,折り返し部3が250m
m×65mmで,折り返し部3の端から15mmのとこ
ろを中心線として幅15mmの粘着シール部4を設けて
,粘着シール部4の上面は幅30mmのポリエチレン製
の剥離テープ5で保護されている。図3は,この繊維製
品包装袋1に230mm×350mmの畳んだ繊維製品
7を挿入後,剥離テープ5を剥がし,粘着シール部4で
開口部6を覆い,半分幅を袋部2に貼着すると同時に,
残り半分幅で折り返し部3の一部を貼着して,外寸約2
50mm×420mmの包装体とした際の断面図である
【0012】実施例2 厚み12μmの2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフ
イルムと,厚み30μmのポリエチレンフイルムをドラ
イラミネートした複合フイルムを用いて,実施例1と同
寸法で同様な繊維製品包装袋を粘着シールテープ供給ヒ
ートシーラにて三方シールして製袋し,実施例1と同様
に繊維製品を挿入し,シールして,同寸法の包装体とし
た。
【0013】比較例1 実施例1の繊維製品包装袋に繊維製品を挿入後,剥離テ
ープを剥がし,折り返し部を折り返して,図4のように
開口部6に折り返し部3の折り曲げ部の内面を当接させ
て,粘着シール部4の全面幅を袋部に貼着し,外寸法2
50mm×約400mmの包装体とした。
【0014】比較例2 実施例1の繊維製品包装袋に繊維製品を挿入後,剥離シ
ートを剥がし,折り返し部を折り返して,第5図のよう
に折り返し部に開口部6も含めて折り返し,次いで,粘
着シール部4の全面幅を袋部に貼着して,外寸法250
mm×約350mmの包装体とした。
【0015】上記例の各包装体の上に, 寸法が450
mm×250mm,重さが1000gの板を,載せたり
降ろしたりして, 包装体内部の空気の脱気・吸気を繰
り返して比較したところ,実施例1および実施例2は,
加重を加えて1日置いても変化なく,密封性が保たれた
のに対して,比較例1では2分後,比較例2においては
5分後で脱気し,除重後はともに吸気した。
【0016】
【発明の効果】本発明の包装袋に繊維製品を入れて本発
明の方法でシールすると,簡易シールであるにもかかわ
らず密封性に優れ, 繊維製品の黄変防止効果が得られ
る。また,繊維製品の出し入れの繰り返しにも十分耐え
ることができる。さらに,包装袋の素材としてガスバリ
ヤー性に優れ,フェノール性酸化防止剤を含まないフイ
ルム(例えばフェノール性酸化防止剤を含まないポリエ
ステルフイルム)を用いれば,より優れた繊維製品の黄
変防止効果が得られる。本発明の包装袋は繊維製品の黄
変防止を目的として開発されたものであるが,繊維製品
以外の製品の包装に利用してもよく,例えば紙製品等に
も好適に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の包装袋の平面図である。
【図2】図1の包装袋の断面図である。
【図3】図1の包装袋に製品を挿入し,簡易シールした
後の包装体の断面図である。
【図4】従来の方法でシールした際のシール部の断面図
である。
【図5】従来の方法でシールした際のシール部の断面図
である。
【符号の説明】
1  包装袋 2  袋  部 3  折り返し部 4  粘着シール部 5  剥離テープ 6  開口部 7  繊維製品

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  開口部を有する袋部と折り返し部とよ
    りなり,前記折り返し部には粘着シール部が折り返し長
    さよりも細幅で剥離テープに覆われて形成されており,
    かつ粘着シール部は折り返し部を折り返したとき開口部
    を覆う位置に形成されていることを特徴とする包装袋。
  2. 【請求項2】  請求項1記載の包装袋に製品を挿入し
    た後,折り返し部を折り返し,剥離テープを剥がし,粘
    着シール部によって開口部を覆って密封することを特徴
    とする包装袋のシール方法。
JP41019090A 1990-12-12 1990-12-12 包装袋とそのシール方法 Pending JPH04215952A (ja)

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JPH04215952A true JPH04215952A (ja) 1992-08-06

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5740554A (en) * 1995-12-15 1998-04-21 Reed; B. Bernetiae Device for sanitary tampon removal and disposal

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5740554A (en) * 1995-12-15 1998-04-21 Reed; B. Bernetiae Device for sanitary tampon removal and disposal

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