JPH04215710A - 通気性シート - Google Patents

通気性シート

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Publication number
JPH04215710A
JPH04215710A JP40194290A JP40194290A JPH04215710A JP H04215710 A JPH04215710 A JP H04215710A JP 40194290 A JP40194290 A JP 40194290A JP 40194290 A JP40194290 A JP 40194290A JP H04215710 A JPH04215710 A JP H04215710A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
air
thread
skin material
surface layer
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP40194290A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Shiragami
治 白神
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP40194290A priority Critical patent/JPH04215710A/ja
Publication of JPH04215710A publication Critical patent/JPH04215710A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Knitting Of Fabric (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車の座席シートなど
に用いて好適な通気性シートに関する。
【0002】
【従来の技術】現在使用されている自動車の座席シート
は概ね図4に示したような構造になっている。すなわち
、独立気泡1aが分布しているウレタンフォームのよう
な弾力性を備えたパッド1の表面が、表皮材2で例えば
接着して覆われている構造である。
【0003】表皮材2には、例えばデザインシートのよ
うな不通気性の基材2aと、その表面に植毛された繊維
径が1〜2デニール程度の毛羽2bとから成るタイプの
ものや、基材2aが織物または編物であってその表面に
毛羽2bが植設されているタイプのものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の座席シートの場合、毛羽2bは1〜2デニール程度
の繊維径であるためその剛性が小さい。その結果、ここ
に着座したとき、乗員の体重で毛羽2bがへたって、乗
員の背中や臀部がシート表面に密着する。そのため、乗
員の体とシート表面との間には空気の流れがなくなり、
とくに、夏場では背中や臀部がむれ易くなる。
【0005】本発明は従来シートの上記問題を解決し、
着座時にあっても乗員の体とシートの間に空気層が形成
されていて、そのためむれ等の不快感を解消することが
できる通気性シートの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、弾力性を有するパッドの表
面が表皮材で覆われているシートにおいて、前記表皮材
は、織物または編物から成りかつ所望の間隔で対面する
表面層と裏面層との間に剛性を有する糸が懸架されて、
前記表面層と前記裏面層の間に空気層が形成されている
通気性表皮材であることを特徴とする通気性シートが提
供される。
【0007】
【作用】本発明で用いる表皮材は、ともに通気性を有す
る織物または編物から成る表面層と裏面層が、互いに所
望の間隔を置いて対面配置され、これら両層に剛性を有
する糸が懸架されている。そのため、両層の間隔に相当
する部分に空気層が形成される。
【0008】そして、両層に懸架される糸は剛性を備え
ているため、乗員が表面層に着座しても、上記懸架糸が
へたる、すなわち、表面層と裏面層が密着してしまうと
いう事態は抑制される。したがって、着座時であっても
、乗員の体とパッドとの間には、表面層と裏面層の間の
空気層が存在し、この空気層によって通気性が確保され
るので、乗員は背中や臀部などにむれを感ずることがな
くなる。
【0009】
【実施例】以下に、図面に基づいて実施例を説明する。 本発明の通気性シートは、図1で示したように、弾力性
を有するパッド11の表面を図2で示した構造の表皮材
12で覆って構成されている。パッド11としては、従
来の場合と同じように、例えば、独立気泡が分布してい
るウレタンフォームであってもよいが、パッドそれ自体
に通気性を付与するという点で、例えば気泡が互いに連
通しているフォームを用いることが好ましい。
【0010】表皮材12では、図2で示したように、平
面的な広がりをもつ織物または編物から成る表面層12
aと裏面層12bが例えば4mm程度の間隔を置いて対
面配置され、これら表面層12aと裏面層12bの構成
繊維に糸12cが例えばダブルラッセル編みで懸架され
ている。この場合の糸12cとしては適宜な剛性を有す
る糸が用いられ、例えば繊維径が220デニール程度の
ナイロン糸をあげることができる。
【0011】したがって、表面層12aと裏面層12b
の間の部分には、適宜な幅(例えば4mm)の空気層1
3が形成される。つぎに作用を説明する。表皮材12の
表面層12a,裏面層12bはいずれも織物または編物
であるため、通気性は良好である。また、空気層13の
個所では、空気は上下方向,面内方向のいずれの方向に
も流れることができる。
【0012】そして、図1のシートの上に乗員が着座し
た場合、表面層12aと裏面層12bにダブルラッセル
編みされている糸12cは剛性を備えた糸であるため、
乗員の体重によってへたることは起こらない。したがっ
て、着座時であっても、表面層12aと裏面層12b間
の空気層13は完全に消失するこがないので、乗員の背
中や臀部がパッド11に密着せず、パッド11との間に
は通気性の空気層13が介在する。それゆえ、乗員にと
ってのむれ感は解消する。
【0013】
【発明の効果】前記した実施例シートの表皮材と従来の
表皮材の通気度、および、独立気泡のウレタンフォーム
と連通気泡のウレタンフォームの通気度をそれぞれ図3
に示した。図3から明らかなように、実施例の表皮材は
極めて良好な通気度を備えている。したがって、この表
皮材と連通気泡を有するウレタンフォームとを組合わせ
てシートを構成すれば、そのシートの通気度は極めて良
好である。しかも表皮材の懸架糸の剛性は大であるため
着座時も通気性の空気層が確保され、乗員のむれ感は解
消する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通気性シートの1例を示す断面図であ
る。
【図2】本発明で用いる表皮材の例を示す概略図である
【図3】表皮材とウレタンフォームの通気度を示すグラ
フである。
【図4】従来のシート例を示す断面図である。
【符号の説明】
11    パッド 12    表皮材 12a  表面層 12b  裏面層 12c  剛性を有する糸 13    空気層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  弾力性を有するパッドの表面が表皮材
    で覆われているシートにおいて、前記表皮材は、織物ま
    たは編物から成りかつ所望の間隔で対面する表面層と裏
    面層との間に剛性を有する糸が懸架されて、前記表面層
    と前記裏面層の間に空気層が形成されている通気性表皮
    材であることを特徴とする通気性シート。
JP40194290A 1990-12-13 1990-12-13 通気性シート Withdrawn JPH04215710A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40194290A JPH04215710A (ja) 1990-12-13 1990-12-13 通気性シート

Applications Claiming Priority (1)

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JP40194290A JPH04215710A (ja) 1990-12-13 1990-12-13 通気性シート

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Publication Number Publication Date
JPH04215710A true JPH04215710A (ja) 1992-08-06

Family

ID=18511759

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP40194290A Withdrawn JPH04215710A (ja) 1990-12-13 1990-12-13 通気性シート

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JP (1) JPH04215710A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08336443A (ja) * 1995-06-09 1996-12-24 Toyobo Co Ltd ベットマット及びその製法
WO2005046988A1 (en) * 2003-11-12 2005-05-26 Lancastria Limited Laminated body support element
EP1752573A3 (de) * 2005-08-08 2007-06-06 Greiner Purtec GmbH Polsterung für einen Fahrgastsitz

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH08336443A (ja) * 1995-06-09 1996-12-24 Toyobo Co Ltd ベットマット及びその製法
WO2005046988A1 (en) * 2003-11-12 2005-05-26 Lancastria Limited Laminated body support element
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