JPH0421393Y2 - - Google Patents

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JPH0421393Y2
JPH0421393Y2 JP1986103251U JP10325186U JPH0421393Y2 JP H0421393 Y2 JPH0421393 Y2 JP H0421393Y2 JP 1986103251 U JP1986103251 U JP 1986103251U JP 10325186 U JP10325186 U JP 10325186U JP H0421393 Y2 JPH0421393 Y2 JP H0421393Y2
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【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、例えば躯体の上部、ベランダ、ブ
ロツク塀などに取付ける手摺付笠木に関し、とく
に笠木の上部に手摺用支柱を介して手摺用横木を
設置した手摺付笠木において、前記手摺用支柱を
取付けるのに利用される手摺付笠木用支柱の取付
け構造に関するものである。
(従来の技術) 従来、例えば躯体の上部に取付ける手摺付笠木
としては、実開昭59−74226号公報に開示された
ものがあつた。
すなわち、第4図に示す手摺付笠木は、上記公
報に開示されたものであつて、躯体101の立上
り壁101aに、長孔102aおよび当該立上り
壁101aに貫通させた図示しないボルトで取付
用金具102を固定し、この取付用金具102に
下端を固定した結合用ボルト102bに、躯体1
01の屋内外方向に位置調整できるようにするた
めの長孔103aを備えて接続用金枠103の前
記長孔103aを嵌合してナツト104によつて
固定し、この接続用金枠103に備えた補強用パ
イプ105に笠木106の開口106aを挿通さ
せ、この笠木106に支柱107の下端を当接さ
せ、通しボルト108の下端を接続用金枠103
に設けた図示しないめねじ部に螺込ませるととも
に上端を図示しない手摺用横木と連結してナツト
により固定するようにしたものである。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記のような従来の手摺付笠木
において、接続用金枠103には、躯体101の
屋内外方向に位置調整するための長孔103aが
設けられているが、調整にあたつては、その度ご
とにナツト104の回転操作を必要とするための
その調整はきわめて煩雑であつた。
(考案の目的) そこでこの考案は、上記のような従来の問題点
を解決するために考えられたもので、躯体の上
部、ベランダ、ブロツク塀などに手摺付笠木を取
り付けるにあたり、手摺用支柱を支持するための
支持金具の位置調整を簡単且つ迅速に行うことを
目的として、その構造に独自の工夫を凝らしたも
のである。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) この考案による手摺付笠木用支柱の取付け構造
は、笠木の上部に手摺用支柱を介して手摺用横木
を設置した手摺付笠木において、前記手摺用支柱
を取付ける構造であつて、支持金具取付け用ベー
ス金具に屋内外方向の摺動ガイド部を設け、この
摺動ガイド部に、笠木受け部および手摺用支柱取
付け部を備えた支持金具を少なくととも屋内外方
向に移動可能に係合させるともに、前記ベース金
具の屋外側に支持金具脱落防止用ストツパを設
け、前記支持金具に備えた手摺用支柱取付け部に
前記手摺用支柱を取付けて成る構成を有すること
を特徴としている。
(実施例) 以下、この考案の一実施例による手摺付笠木用
支柱の取付け構造を第1図ないし第3図に基づい
て説明する。
すなわち、手摺付笠木用支柱の取付け構造の一
部を構成するベース金具2は、この実施例におい
ては長方形状の平板から成り、その長手方向の両
端に、該ベース金具2を例えば躯体Aの屋内外方
向に移動可能とする長孔2a,2aを備えてい
る。
また、前記ベース金具2の上面に例えば溶接に
より摺動ガイド部形成部材2bは取付けられる。
この摺動ガイド部形成部材2bは、相対向する鉤
型ガイド片2c,2cと、当該相対向するガイド
片2c,2cの端部に両者を連結するようにした
支持金具脱落防止用ストツパ4から成る平面略コ
字型のものである。そして、開口部分を屋内側に
して、且つストツパ4を屋外側にしてベース金具
2上に取付けることによりガイド片2c,2cと
ベース金具とのあいだに屋内外方向の摺動ガイド
部3が形成される。
なお、図示例の場合、摺動ガイド部形成部材2
bはベース金具2と別体で形成して溶接等により
固定しているが、一体のものとして摺動ガイド部
3およびストツパ4を設ける構成としてもよい。
さらに、支持金具5は笠木受け体5aと、笠木
受け体5aに螺着される支柱取付け用ボルト5e
から成り、笠木受け体5aは、屋内側に向う下り
勾配(後記する笠木の勾配と一致させる)の笠木
受け部5′aと、その両側に前記摺動ガイド部3
に嵌入可能な鍔部5b,5bを有し、この笠木受
け部5′aには上方に向かつて延出する支持パイ
プ5cを立設している。前記支柱取付け用ボルト
5eは支持パイプ5cの内部において笠木受け部
5′aに設けられためねじ部5d(一体またはナツ
ト固着により形成)にねじ込み固定できるように
なつている。
また、上記笠木受け部5′aの躯体Aの長手方
向と同一方向の幅寸法は、前述した摺動ガイド部
3の相対向するガイド片2c,2c同士の先端部
分における離隔寸法より、若干小さくなつてお
り、その分支持金具5は躯体Aの長手方向へ移動
可能になつている。
そして、支持金具5は、ベース金具2上に形成
された摺動ガイド部3に第3図矢印方向に当該鍔
部5b,5bを、上下方向に緊密な状態で嵌合さ
れ屋外方向には支持金具脱落防止用ストツパ4に
よつて脱落せぬようになつているとともに、これ
と直交する方向にはガイド片2c,2cの先端面
で規制されるようになつている。
このような構成の手摺付笠木用支柱の取付構造
によつて、手摺用支柱を取付けるにあたつては、
あらかじめ摺動ガイド部3を形成したベース金具
2を躯体Aの立上り壁A′の上端部に配設し、ベ
ース金具2の上面に設けた支持金具脱落防止用ス
トツパ4が屋外側となるように位置決めした状態
で、ボルト6を長孔2a,2aに各々挿入して、
躯体Aにあらかじめ埋設しためねじ部材にねじ込
むことによつて固定し、次いで、支持金具5を当
該笠木受け部5′aの傾斜方向を笠木の傾斜方向
と一致させるようにして、第3図矢印方向に移動
させて摺動ガイド部3に嵌合する。そして、この
状態で支持金具5に立設した支持パイプ5cを見
ながら、その並びを調整する。これにより、後に
取付けられる笠木7の蛇行と、支柱8の不揃いを
なくすことができるようにする。
調整後、笠木7の開口7aを支持金具5の支持
パイプ5cに挿通する。このようにすれば、笠木
7は当該支持パイプ5cに規制された状態で支持
金具5の笠木受け部5′a上に直線状に載置され
る。次いで、手摺用支柱8を支持パイプ5cの外
側に被せる。この手摺用支柱8の内部には、支持
金具5の支持パイプ5cに当接する係合用突部8
aを備えており、支持パイプ5cが手摺用支柱8
を確実に保持するようになつている。
そして、手摺用支柱8の上端部に手摺用横木9
を構成する半割形状の下側手摺用横木部材9aを
載せた後、支柱取付け用のボルト5eを、この下
側手摺用部材9aのボルト孔9bから下向きに挿
通して、支持金具5に設けためねじ部5dにねじ
込み、当該ボルト5eの下端と支持金具5とを連
結する。次いで、下側手摺用横木部材9aの上面
側部分でボルト5eにナツト10をねじ込むこと
により、ボルト5eの上端を下側手摺用横木部材
9aと連結する。すなわち、ボルト5eとナツト
10との緊締によつて手摺用支柱8を笠木7およ
び支持金具5と下側手摺用横木部材9aとのあい
だで挟着した状態とする。
最後に、下側手摺用横木部材9aに同じく半割
形状の上側手摺用横木部材9cを嵌着させること
によつて手摺用横木9を形成させるとともに、ボ
ルト5eの上端およびナツト10を被い隠す。
なお、この考案の実施例による手摺付笠木用支
柱の取付け構造においては、支持金具脱落防止用
ストツパ4を摺動ガイド部形成部材2bと一体と
なるものとして記述したが、別体となるものとし
てもよいことは言うまでもなく、また、摺動ガイ
ド部3を形成する摺動ガイド部形成部材2bとベ
ース金具2とが一体となるものとしてもよいこと
は言うまでもなく、さらには、ベース金具2と摺
動ガイド部形成部材2bとストツパ4とが一体と
なつているとしても、摺動ガイド部形成部材2b
とストツパ4とが連結していない各々独立して形
成されたものであつても良いことは言うまでもな
い。
[考案の効果] 以上説明してきたように、この考案による手摺
付笠木用支柱の取付け構造によれば、笠木の上部
に手摺用支柱を介して手摺用横木を設置した手摺
付笠木において、前記手摺用支柱を取付ける構造
であつて、支持金具取付け用ベース金具に屋内外
方向の摺動ガイド部を設け、この摺動ガイド部
に、笠木受け部および手摺用支柱取付け部を備え
た支持金具を少なくととも屋内外方向に移動可能
に係合させるともに、前記ベース金具の屋外側に
支持金具脱落防止用ストツパを設け、前記支持金
具に備えた手摺用支柱取付け部に前記手摺用支柱
を取付けて成る構成としたことから、例えば躯体
に手摺付笠木を取付けるにあたり、支柱の立設位
置を決定する支持金具の位置調整を、ナツトの回
転操作を伴わずにきわめて簡単かつ迅速に行うこ
とができ、支持金具脱落防止用ストツパにより上
記の位置調整の際に支持金具を屋外へ落下させる
ことがないという優れた効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による手摺付笠木
用支柱の取付け構造を示す縦断面図、第2図は第
1図の手摺付笠木用支柱の取付け構造における躯
体と笠木と支柱との組み付け状態を示す各々外観
斜視図、第3図は第1図の手摺付笠木用支柱の取
付け構造を示す各構成部品の外観斜視図、第4図
は従来の手摺付笠木の外観傾斜図である。 2……ベース金具、3……摺動ガイド部、4…
…支持金具脱落防止用ストツパ、5……支持金
具、5′a……笠木受け部、5c……手摺用支柱
取付け部(支持パイプ)、8……手摺用支柱。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 笠木の上部に手摺用支柱を介して手摺用横木を
    設置した手摺付笠木において、前記手摺用支柱を
    取付ける構造であつて、支持金具取付け用ベース
    金具に屋内外方向の摺動ガイド部を設け、この摺
    動ガイド部に、笠木受け部および手摺用支柱取付
    け部を備えた支持金具を少なくとも屋内外方向に
    移動可能に係合させるとともに、前記ベース金具
    の屋外側に支持金具脱落防止用ストツパを設け、
    前記支持金具に備えた手摺用支柱取付け部に前記
    手摺用支柱を取付けて成ることを特徴とする手摺
    付笠木用支柱の取付け構造。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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