JPH04213119A - コンピュータシステム - Google Patents

コンピュータシステム

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Publication number
JPH04213119A
JPH04213119A JP3031250A JP3125091A JPH04213119A JP H04213119 A JPH04213119 A JP H04213119A JP 3031250 A JP3031250 A JP 3031250A JP 3125091 A JP3125091 A JP 3125091A JP H04213119 A JPH04213119 A JP H04213119A
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JP
Japan
Prior art keywords
language
japanese
application software
english
emulator
Prior art date
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Pending
Application number
JP3031250A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kato
加藤 弘史
Hideo Kasuya
英雄 粕谷
Masaji Wada
和田 正路
Satoshi Nochida
後田 敏
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Priority to CA002056237A priority patent/CA2056237A1/en
Priority to EP91120290A priority patent/EP0488228B1/en
Priority to US07/799,334 priority patent/US5432935A/en
Priority to KR1019910021833A priority patent/KR950006615B1/ko
Priority to CN91111915A priority patent/CN1062798A/zh
Priority to DE69122358T priority patent/DE69122358T2/de
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/44Arrangements for executing specific programs
    • G06F9/455Emulation; Interpretation; Software simulation, e.g. virtualisation or emulation of application or operating system execution engines
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/44Arrangements for executing specific programs
    • G06F9/451Execution arrangements for user interfaces
    • G06F9/454Multi-language systems; Localisation; Internationalisation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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  • Theoretical Computer Science (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Computational Linguistics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同一のコンピュータ及
び入出力装置並びに同一の第一言語OSを利用して第一
言語アプリケーションソフトウェアと第二言語アプリケ
ーションソフトウェアの両方を動作させ得るコンピュー
タシステムに関し、特に、英語OSで動作するコンピュ
ータ上で、英語アプリケーションソフトウェアのソフト
インタフェースを維持しながら、日本語アプリケーショ
ンソフトウェアを実行させるためのエミュレータを持つ
コンピュータシステムおよびそのエミュレータに関する
【0002】
【従来の技術】従来、日本語を扱うパーソナルコンピュ
ータは、英語を扱うパーソナルコンピュータとは異なる
独自のアーキテクチャを有し、オペレーティングシステ
ム(以下OSと称する)も日本語機能を追加した形式で
供給されている。
【0003】しかしながら、米国を中心としたビジネス
ユースでのパーソナルコンピュータは、IBM社のPC
/ATアーキテクチャが広く浸透している。そして、P
C/ATアーキテクチャ用に開発された優れたアプリケ
ーションソフトウェアが全世界で数万個発売されている
。このことから、一般にパーソナルコンピュータの世界
では、PC/ATアーキテクチャが世界標準として認め
られ、各社から同アーキテクチャのパーソナルコンピュ
ータが製造/販売されている。
【0004】一方、PC/ATアーキテクチャ上で日本
語環境を実現する場合、日本語特有の機能を付加するた
めに、キーボードの変更や漢字フォントROMを付加す
るなどのハードウェアの追加が行われている。これに伴
い、これら追加されたハードウェアを制御するための基
本入出力制御プログラムであるBIOS(Basic 
InputOutput System) およびOS
の変更が必要となる。
【0005】即ち、図15は英語アプリケーションソフ
トウェア(以下英語アプリケーションと称する)を米国
マイクロソフト社から提供される英語MS−DOSで利
用する場合のブロック図を示す。また、図16は日本語
アプリケーションソフトウェア(以下日本語アプリケー
ションと称する)を日本語MS−DOS上で利用する場
合のブロック図を示す。この図15と図16を比較すれ
ば明らかなように、日本語アプリケーションを扱うパー
ソナルコンピュータでは、英語MS−DOS(以下英語
DOSと称する)の替わりに日本語MS−DOS(以下
日本語DOSと称する)が設けられ、また日本語BIO
Sが新たに設けられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一つのパーソナルコン
ピュータで日本語アプリケーションと英語アプリケーシ
ョンを動作させるための一つの方式として、OSを日本
語DOSと英語DOSの2種類提供する方法がある。
【0007】この方法は、それぞれのOSには、それぞ
れの機能のみを装備すれば良いことになる。しかしなが
ら、ユーザの立場から見た場合、例えば、日本語アプリ
ケーションを実行した後、英語アプリケーションを実行
するするためには、その前に英語DOSを起動しなけれ
ばならず、作業が煩わしい欠点がある。また、2つのO
Sをディスクにインストールしなければない欠点もある
【0008】他の方法として、日本語OSに英語互換機
能を織り込む方式がある。この方法は、一つのOSで日
本語および英語のアプリケーションを動作させる利点を
持つが、英語のアプリケーションの場合にも、日本語用
機能のためのメモリ常駐部があることになり、英語のア
プリケーション用に残されたフリーエリアが少なくなる
欠点がある。また、英語DOSそのものではないので、
英語DOSの環境とどれだけ互換性を維持できるかが保
証できない欠点がある。更に、OSのバージョンアップ
の度に、OS全体を見直し、修正を行う必要があるとい
う欠点がある。また、上記した2つの方法のいずれも、
プリンタ装置については全く考慮されておらず、日本語
アプリケーションには日本語プリンタを使用し、英語ア
プリケーションには英語プリンタを使用する必要があり
、非常に不便であった。
【0009】そこで本発明は、同一のコンピュータ及び
入出力装置並びに同一の第一言語OSを利用して第一言
語アプリケーションと第二言語アプリケーションの両方
を動作させ得るコンピュータシステムを提供するもので
、具体的には既存のコンピュータシステムのハードウェ
アの構成を何も変更することなく、例えば英語(第一言
語)OSのもとでユーザの希望に応じ、例えば日本語(
第二言語)のアプリケーションが実行できるエミュレー
タを提供することを目的とする。
【0010】本発明の他の目的は、英語OSの内容を何
も変更せずに、英語OSのもとでユーザの希望に応じ、
例えば日本語アプリケーションが実行できるエミュレー
タを提供することを目的とする。
【0011】本発明の他の目的は、アプリケーションが
要求する画面モードに応じて、エミュレータの起動又は
停止の切換えを自動的に行うことのできるエミュレータ
を提供することを目的とする。
【0012】本発明の他の目的は、英語アプリケーショ
ンのメモリ領域が減少することがないように、導入/解
除が容易な操作で、又は自動的かつ動的にできるエミュ
レータを提供することを目的とする。
【0013】本発明の他の目的は、PC/AT互換機の
キーボードに対して、簡単に日本語環境をエミュレーシ
ョンする日本語エミュレータを提供することを目的とす
る。本発明の他の目的は、英語OSが管理している標準
の拡張メモリを使用して、表示用の日本語の漢字フォン
トパターンを持つ日本語エミュレータを提供することを
目的とする。
【0014】本発明の他の目的は、日本語アプリケーシ
ョンのプリンタ出力に日本語プリンタを必要とせず、日
本語機能を持たない英語プリンタを使用して出力するこ
とができるプリンタエミュレータを提供することを目的
とする。本発明の他の目的は、国別情報を監視し、日本
語アプリケーションが期待する情報を返すことのできる
日本語エミュレータを提供することを目的とする。[発
明の構成]
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、英語または英語と類似性の高い文字体系
を持つ第一言語の処理のための市場に流通している第一
言語OS、前記第一言語OSと連動するオブジェクト形
式で市場に多数流通している第一言語アプリケーション
ソフトウェア、前記第一言語の文字体系とは類似性の少
ない別の文字体系を持つ第二言語の処理のための市場に
流通している第二言語OS、前記第二言語OSと連動す
るオブジェクト形式で市場に多数流通している第二言語
アプリケーションソフトウェア、前記第一言語アプリケ
ーションソフトウェアと第二言語アプリケーションソフ
トウェアが作動するコンピュータ及び入出力装置におい
て、  前記オブジェクト形式の第一言語アプリケーシ
ョンソフトウェアを実行するために、前記第一言語OS
と前記コンピュータ及び入出力装置との間で、これらと
連動する第一言語基本入出力制御プログラムと、
【00
16】前記オブジェクト形式の第二言語アプリケーショ
ンソフトウェアを実行するために、前記第二言語アプリ
ケーションソフトウェアと前記第一言語基本入出力制御
プログラム並びに前記第一言語OSとの間で、これらと
連動するエミュレータと、前記エミュレータを作動また
は作動停止させる手段とを具備し、同一のコンピュータ
及び入出力装置並びに同一の第一言語OSを利用して前
記第一言語アプリケーションソフトウェアと前記第二言
語アプリケーションソフトウェアの両方を動作させ得る
コンピュータシステムを提供する。
【0017】
【作用】英語OSをベースとするコンピュータシステム
のハードウェアの追加および変更なしで、例えば日本語
の環境が実現できる。また、英語OSの変更なしに、例
えば日本語環境が実現できるため、英語アプリケーショ
ンの互換性を心配する必要がない。また、ユーザは一つ
のOSのみインストールすれば良いく、操作の負担が少
ない。また、アプリケーションの要求する画面モードに
応じて、エミュレータの使用又は不使用の切換えを自動
的に実現する。また、導入/解除が容易に又は自動的か
つ動的に可能で、英語アプリケーションのメモリ領域を
減少することないエミュレータを実現する。また、PC
/AT互換機のキーボードに対して、簡単に日本語環境
をエミュレーションすることができる。また、英語OS
が管理している標準の拡張メモリを使用して、表示用の
日本語の漢字フォントパターンを提供する。更にまた、
日本語アプリケーションのプリンタ出力に日本語プリン
タを必要とせず、英語機能を持たない英語プリンタを使
用して出力することを実現する。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳
細に説明する。なお、以下の説明では第二言語の一例と
して日本語を例にして説明する。
【0019】図1は、本発明の概念を示す図であり、B
IOS1は本来の英語処理のための入出力制御を行う。 OS2は、BIOS1を利用してシステムに接続される
入出力装置他、ハードウェア並びにソフトウェア等のシ
ステム資源を管理する。日本語環境ドライバ3は、漢字
表示、日本語入力(漢字コードへの変換)、漢字印字の
各種ドライバから構成される。日本語アプリケーション
4は、日本語文書処理(ワードプロセッシングなど)の
機能を実現する。BIOS1、OS2、日本語環境ドラ
イバ3、及び日本語アプリケーション4は主記憶7に格
納されて利用される。漢字フォント情報5は、漢字の表
示に利用される日本語文字パターン情報であり、拡張メ
モリ8に格納され記憶される。日本語エミュレータ6は
、一連の日本語環境ドライバ/漢字フォント情報/ロー
ダから構成されるシステムディスクであり、ローダによ
って主記憶7及び拡張メモリ8に日本語環境ドライバ3
及び漢字フォント情報5を格納する。以下、上記構成の
詳細について説明する。
【0020】図2は、例えば、PC/AT互換機のパー
ソナルコンピュータシステムに日本語エミュレータを組
込み、日本語アプリケーションを利用する場合のブロッ
ク図を示す。即ち、図2と図15および図16とを比較
すれば明らかなように、本発明の日本語エミュレータは
日本語BIOSと日本語DOSの一部をエミュレートす
る機能を持つものである。
【0021】図3は、本発明を用いて日本語アプリケー
ションを実行する場合の全体の処理手順を示すフローチ
ャートである。システムをスタートアップ後、まず、英
語DOSのブート処理を実行する(ステップ10)。次
に、日本語DOSエミュレータのローディングを実行す
る(ステップ11)。次に、日本語プリンタエミュレー
タのローディングを実行する(ステップ12)。次に、
希望する日本語アプリケーションを実行する(ステップ
13)。この日本語アプリケーションの実行が終了する
と日本語プリンタエミュレータをアンロードする(ステ
ップ14)。そして、日本語DOSエミュレータをアン
ロードする(ステップ15)。この日本語DOSエミュ
レータをアンロードすることにより、コンピュータシス
テムは英語DOSモードにリターンする。
【0022】図4は、本発明の基本構成を示す図である
。OSとして英語DOSを搭載したPC/AT互換機の
パーソナルコンピュータ20に、本発明の日本語エミュ
レータ21がロード、アンロードされる。そして、この
日本語エミュレータ21によってPC/AT互換機のパ
ーソナルコンピュータ20で日本語アプリケーション2
2が実行される。説明するまでもなくパーソナルコンピ
ュータ20は英語アプリケーションも実行できる。
【0023】図5は、本発明の日本語エミュレータのプ
ログラム構成を示す図である。日本語エミュレータ21
は日本語DOSエミュレータ211と、日本語プリンタ
エミュレータ215とで構成される。更に、日本語DO
Sエミュレータ211は、日本語フォントパターンを読
み込むためのバッファ領域212と、ディスプレイドラ
イバプログラム(以下ディスプレイドライバと称する)
213と、キーボードドライバプログラム(以下キーボ
ードドライバと称する)214とで構成される。その他
のプログラムについては後で説明する。なお、日本語エ
ミュレータ21にはオプションとして「かな−漢字変換
プログラム」216を搭載することもできる。この「か
な−漢字変換プログラム」として、実施例では日本語D
OSと一緒に広く普及しているジャストシステム社の商
品名「ATOK」を用いた。
【0024】図6は、本発明が適用されるパーソナルコ
ンピュータのCPUメモリに本発明のエミュレータがロ
ードされた時の構成と入出力装置との関係を示した図で
ある。日本語エミュレータ21は英語DOS30の上(
論理的に上であるが、図6では左)に、日本語処理機能
を持つディスプレイドライバ213、キーボードドライ
バ214、プリンタドライバ216、通信ドライバ21
7、タイマドライバ218、日本語拡張ドライバ219
、国別情報ドライバ220、および日本語プリンタ機能
をエミュレートするプリンタエミュレータ215を備え
、日本語環境を実現する。英語DOS30が動作中のコ
マンド受付状態での操作で、日本語エミュレータ21の
読み込みと起動、又は停止と解除が指定できる。このた
め、英語アプリケーションに対してメモリ容量を圧迫し
たり、互換性が損なわれることがないよう設計されてい
る。
【0025】上記ディスプレイドライバ213は日本語
をディスプレイ31に表示させることのできる画面モー
ドを提供し、ディスプレイ画面に対する基本的な入出力
制御を司る。特に、ディスプレイドライバ213は日本
語エミュレータ21をメモリに常駐させた状態でも、既
存の英語アプリケーション32が実行できるように画面
モードを監視している。これにより、英語アプリケーシ
ョンの画面モードの時は、日本語エミュレータ21を停
止することができる。停止としただけでは使用可能メモ
リ領域は拡がらないが、必要に応じて前述の解除を行え
ばメモリ領域は拡がる。また、日本語の漢字フォントパ
ターンは拡張メモリ33に記憶される。そして、漢字を
画面に表示させる場合、英語DOS標準のEMS方式で
動作する拡張メモリマネーシャ34を用いて拡張メモリ
33から漢字フォントパターンを得る構成を採用する。 このため、アプリケーション32用のメモリ容量を減少
させることなく、高速にフォントパターンを得ることが
できる。また、アプリケーション32とディスプレイド
ライバ213との間のインタフェースは既存の日本語ア
プリケーションインタフェースと互換性を持っている。
【0026】キーボードドライバ214は、キーボード
35から発生されるスキャンコードをもとに、アプリケ
ーション32に通知されるハードウェアスキャンコード
およびキャラクタコードを管理する。日本語用キーボー
ドと英語用キーボードの物理的な相違点は、このドライ
バ214内で吸収することができる。アプリケーション
32とキーボードドライバ214との間のインタフェー
スは、既存の日本語アプリケーションインタフェースと
互換性を持っている。
【0027】プリンタドライバ216、通信ドライバ2
17、およびタイマドライバ218は、それぞれプリン
タ36、通信装置37、およびタイマ38を制御するド
ライバプログラムである。アプリケーション32と各ド
ライバ216、217、218との間のインタフェース
は既存の日本語アプリケーションと互換性を持っている
【0028】日本語拡張ドライバ219は、特に日本語
DOSおよび日本語アプリケーション32用に専用の処
理を行うドライバであり、漢字フォント情報などのハー
ドウェアの相違点に依存する部分を吸収する制御を司る
。このドライバ219とアプレケーション32との間の
インタフェースも既存の日本語アプリケーションインタ
フェースと互換性を持っている。
【0029】国別情報ドライバ220は、日本語アプリ
ケーション32からの国別情報に対して、英語DOSが
「米国」等の国別情報を返す代わりに、「日本」という
国別情報を返す働きをする。アプリケーション32とこ
のドライバ220との間のインタフェースは既存の日本
語アプリケーションと互換性を持っている。
【0030】プリンタエミュレータ215は、日本語ア
プリケーション32が出力する日本語プリンタに対する
要求をプリンタ36への要求に置き換えるエミュレーシ
ョンを行う。このエミュレータ215により、日本語ア
プリケーション32を変更することなく、日本語機能を
持たないプリンタ36での日本語の印字が可能となる。   英語ROM  BIOS300は英語DOS30の
環境下で各種周辺装置31、35〜39に対する基本的
な入出力制御を行う。この英語ROM  BIOS30
0には日本語処理機能は含まれていない。そして、日本
語エミュレータ21がエミュレーションを実行している
時、英語ROM  BIOS300は言語に依存しない
部分が動作する。
【0031】拡張メモリマネージャ34は、EMS方式
という名で業界の技術者に知られている拡張メモリ33
の制御方式を司るが、日本語エミュレータ21は、この
機能を利用して拡張メモリ33の一部に格納した漢字フ
ォントパターンの読み出しを行う。補助記憶装置39は
外部記憶として使用される。ディスプレイ31は文字、
グラフ等を表示する。キーボード35は文字、データ等
を入力する。プリンタ36は文字、グラフ等を印字する
もので、実施例では日本語フォントパターンROMを持
たない英語プリンタである。タイマ38は定期的に割り
込みを発生するもので、時間管理に使用される。拡張メ
モリ33は拡張メモリマネージャ34によって管理され
、日本語エミュレータでは日本語の漢字フォントパター
ンが記憶されている。アプリケーション32には日本語
アプリケーションおよび英語アプリケーションが含まれ
ており、日本語エミュレータを利用するかしないかで両
方のアプケーションが動作可能である。英語DOS30
はメモリ管理、ファイルシステム等の機能を含むOSで
あるが、日本語処理機能は含まれていない。
【0032】図7は、図6で示した日本語エミュレータ
を更にCPUのメモリマップに展開した状態を示した図
である。CPUの主メモリ40に本発明の日本語エミュ
レータがローディングされた時、日本語DOSエミュレ
ータ211、日本語プリンタエミュレータ215が記憶
される。また、漢字フォントパターンは拡張メモリウィ
ンドゥ41によって管理されるEMS方式の拡張メモリ
33に格納される。次に、本発明の日本語エミュレータ
を実行するCPUの動作を、図8〜図14を参照して詳
細に説明する。
【0033】 (1)日本語エミュレータの導入/解除図8は、PC/
AT互換機上に本発明の日本語エミュレータを主メモリ
に導入したり解除する動作を示すフローチャートである
。英語DOS30が作動したコマンド受付状態で、日本
語エミュレータ21の導入と解除を指示することができ
る。まず、日本語エミュレータ21の導入要求か解除要
求かがチェックされる(ステップ50)。導入要求の時
は、導入済みかどうかがチェックされる(ステップ51
)。既に導入済みでの時は、エラーメッセージによりオ
ペレータに通知する(ステップ52)。導入済みでなけ
れば、現在の画面モードを作業メモリ(図示せず)に保
存する(ステップ53)。次に、拡張メモリ33に漢字
フォントパターンがロードされる(ステップ54)。次
に、割り込みベクタの情報を保存する(ステップ55)
。また、DOSデバイスドライバの情報を保存する(ス
テップ56)。その後、日本語BIOSエミュレータ、
日本語DOSエミュレータおよびプリンタエミュレータ
用の割り込みベクタおよびデバイスドライバを設定する
(ステップ57、58)。最後に、日本語アプリケーシ
ョンを実行するために、ディスプレイ画面を日本語モー
ドに切り替え(ステップ59)、日本語エミュレータを
メモリ中に常駐させて終了する(ステップ60)。
【0034】日本語エミュレータ21を解除する要求に
対しては、まず、導入済みかどうかがチェックされる(
ステップ61)。導入されていない場合は、エラーメッ
セージによりオペレータに通知する(ステップ62)。 導入されている場合は、導入時に保存しておいた割り込
みベクタの情報およびDOSデバイスドライバの情報を
復元する(ステップ63、64)。そして、拡張メモリ
33の解放およびステップ60で占有したメモリを解放
する(ステップ65、66)。最後に、導入前の画面モ
ードに戻し(ステップ67)、処理を終了する(ステッ
プ68)。以上の動作により、導入/解除が可能な日本
語エミュレータが実現できる。
【0035】 (2)日本語BIOSエミュレータ部 日本語BIOSエミュレータ部は、図16で示した日本
語DOS環境における日本語BIOS部をエミュレート
する機能である。以下の説明ではPC/AT互換機で日
本語環境を実現する際、付加あるいは変更が必要なキー
ボードおよび漢字フォントROMを対象として、本発明
で実現したキーボードドライバ、ディスプレイドライバ
の特徴について説明する。その他の装置に対する処理は
、日本語BIOSの処理がそのまま流用が可能である。 日本語BIOSは東芝の日本向けラップトップコンピュ
ータJ3100シリーズ他、多くの国内パーソナルコン
ピュータに内蔵され、業界の技術者には周知されている
ので、ここでの言及は省略する。
【0036】 2−1  キーボードドライバ キーボードドライバ214は、キーボード35から発生
されたスキャンコード、および現在のシフト状態に応じ
て発生されるキャラクタコードをキーボードバッファ(
図示せず)に保存し、アプリケーション32あるいは英
語DOS30からの要求に従い、バッファリングしたコ
ードをアプリケーション32あるいは英語DOS30に
転送する機能を持つ。
【0037】日本語のキーボードでは仮名文字を直接入
力すること、及び、かな−漢字変換、ローマ字−漢字変
換を行うこと等の理由から、複数個の専用キー(例えば
、仮名キー、漢字変換キー等)が設けられている。一方
、PC/AT互換機では上記専用キーを持たないことか
ら、仮名シフト状態を切り替える仮名キー、及びかな−
漢字変換プログラムを読み出す漢字変換キーを、物理的
に存在しないキーボード上でエミュレーションしなけれ
ばならない。そこで、本発明ではPC/AT互換機のキ
ーボードに存在し、日本語アプリケーションのいずれも
が使用していないか、または使用が希なキーを上記2つ
のキーにエミュレートすることにした。その例として、
「ScrollLockキー」を上記仮名キーにエミュ
レートし、また、「Alt キー」と「ScrollL
ockキー」が同時に押された時、上記漢字変換キーに
エミュレートする。また、逆に「ScrollLock
キー」を上記漢字変換キーにエミュレートし、また、「
Alt キー」と「ScrollLockキー」が同時
に押された時、上記仮名キーにエミュレートすること容
易に変更できる。
【0038】図9は、キーボード割り込み制御において
、このエミュレーションの処理を示したフローチャート
である。まず、キーボードから発生されたキーが「Sc
rollLockキー」かどうかチェックされる(ステ
ップ70)。「ScrollLockキー」である場合
、次に「Alt キー」シフト状態であるかどうかチェ
ックされる(ステップ71)。もし、「Alt キー」
シフト状態であれば、「Alt キー」と「Scrol
lLockキー」が同時に押された状態であるので、「
ScrollLockキー」のスキャンコードは使用せ
ず、日本語BIOSで定義された漢字変換キーのスキャ
ンコードをキーボードバッファ(図示せず)に保存する
(ステップ72)。一方、「Alt キー」シフト状態
でない場合は、「ScrollLockキー」のみ押さ
れた状態であるので、仮名キーとみなし、仮名シフト状
態を反転させる(ステップ73)。また、押されたキー
が「ScrollLockキー」でない場合の処理は、
日本語BIOSと同等な処理が行なわれ、各シフト状態
に応じて適切な文字コードをキーボードバッファに保存
する(ステップ74)。以上の動作がキー入力毎に繰り
返し実行される。
【0039】 2−2  ディスプレイドライバ ディスプレイドライバ213は、ディスプレイ31に日
本語を表示する機能だけでなく、アプリケーションの画
面モード設定要求に応じて、全ての日本語エミュレーシ
ョンをON/OFFする機能を提供する。また、PC/
AT互換機では漢字フォントROMを持っていない。そ
こで、本発明では漢字を表示する場合、ディスプレイド
ライバ213が拡張メモリマネージャ34を通して拡張
メモリ33に格納されている漢字フォントを管理し、画
面に展開する処理を実行する。
【0040】 2−2−1  画面モードの切り替えで日英を変える(
自動判定) 図10は、ディスプレイドライバ213内の画面モード
自動判別処理を示すフローチャートである。まず、ディ
スプレイドライバ213に対する要求が画面モード設定
要求であるかどうかがチェックされる(ステップ80)
。画面モード設定要求である場合、次に日本語モードの
設定要求かどうかがチェックされる(ステップ81)。 日本語モード設定要求である場合、現在既に日本語モー
ドかどうかがチェックされる(ステップ82)。 日本語モードでない時は、日本語エミュレータを起動し
(ステップ83)、その後画面モードを日本語モードに
設定する(ステップ84)。
【0041】日本語モードの設定要求でない時、即ち英
語モード要求の時は、現在既に英語モードかどうかがチ
ェックされ(ステップ85)、英語モードでない時(即
ち、日本語モードの時)は日本語エミュレータを停止す
る(ステップ86)。なお、日本語エミュレーションの
起動/停止時には、図8の導入/解除で述べた割り込み
ベクタの設定/復元、DOSデバイスドライバの設定/
復元が行われる。即ち、日本語エミュレータをメモリ4
0に常駐したまま自動的にエミュレータの起動/停止を
切替える。勿論、この変形として操作者の確認を求める
などの簡単な操作を介して半自動にすることも容易であ
る。英語モードに移行した場合でも、この画面モード自
動判別処理だけは働いている。
【0042】モード設定要求以外の要求に対しては、現
在のモードが日本語モードかどうかがチェックされ(ス
テップ87)、日本語モードの時は日本語BIOS相当
の処理を実行する(ステップ88)。一方、英語モード
の時は日本語エミュレータ導入前の処理を実行する(ス
テップ89)。
【0043】図10は、アプリケーションの出力する画
面モード設定要求でエミュレータの起動/停止を切替え
る方法であるが、日本語画面モード設定要求でエミュレ
ータを起動させ、その要求を出したアプリケーションが
終了することによってエミュレータを停止するように制
御することも同様な方法で実現可能である。また、日本
語以外の画面モード設定要求でエミュレータを停止させ
、その要求を出したアプリケーションが終了することに
よってエミュレータを作動するように制御することも同
様な方法で実現可能である。
【0044】上記の割り込ベクタの設定/復元とDOS
デバイスドライバの設定/復元と同時に、もし図8で説
明したメモリへの読込み/メモリの解放も一緒に実行す
れば、エミュレータの導入/解除が自動的かつ動的に行
われる。また、操作者の確認を求める簡単な操作を介し
て半自動にすることも容易である。
【0045】 2−2−2漢字フォントパターン処理 ディスプレイドライバ213には、漢字をディスプレイ
画面に表示する機能が存在するが、PC/AT互換機に
は漢字ROMを持っていない。したがって、何等かの方
法で漢字フォントパターンを取得し、画面に展開する技
術が要求される。東芝のJ3100シリーズPCでは、
メモリ40の領域が漢字フォントパターンで占有される
ことがないように別に漢字フォントROMを持ち、そこ
に漢字パターンを記憶している。更にその漢字フォント
ROMは64Kバイト単位で16個にバンク分けされ、
16個の内の必要な1個のバンクがメモリ40の一部で
ある64Kバイトの固定番地領域にあたかも書き移され
たかの如くに、メモリ40の番地指定機構からは見える
ように制御されている。例えば、OSまたはアプリケー
ションが、16個の内の3番目のバンクに含まれるフォ
ントパターンを使用したい場合には、「3」という情報
を上記64Kバイトの固定番地領域の中の任意の番地に
「書き込む」という命令を実行する。この操作によって
、3番目のバンクが上記64Kバイトの固定番地領域に
あたかも書き移されたかの如くにハードウェア制御がな
されるので、OSまたはアプリケーションは、その64
Kバイトの中から情報を読み出す命令を用いて所要のフ
ォントパターンを得ることができる。このような仕組み
の故に、フォントパターンの周辺で書き込み命令が実行
されることに注意が必要である。フォントパターンがR
OMに格納されている場合には、ROMに書き込みは出
来ないから何ら心配はないが、エミュレータ等でROM
以外にフォントパターンを格納する場合には、この書き
込み命令はフォントパターンを破壊する恐れがある。
【0046】尚、OSやアプリケーションがフォントパ
ターンを必要とした場合には、通常はOSで定義される
特定の指令を発して割出しを実行する。即ち、ハードウ
ェア的には割り込みを発生させ、割込み処理プログラム
が付随情報を調べてフォントパターン要求であることを
知り、フォントパターンを読み出すプログラムに制御を
移す。このフォントパターンを読み出すプログラムが、
上記のような手順で処理を進める。しかし希には、上記
のように特定の指令で割出しを実行する代わりに、アプ
リケーションが自らのプログラムによって、上記のよう
な手順で進めることがあり、エミュレータの作り方を難
しくしている。
【0047】本発明では、EMSメモリとも呼ばれる拡
張メモリ33の中にフォントパターンを格納している。 拡張メモリ33は、OSやアプリケーションに解放され
たメモリ領域であるから、上記フォントパターンの他に
もOSやアプリケーションに関連するプログラムやデー
タも格納されているかも知れない。拡張メモリ33は1
6Kバイト単位のバンク複数個から構成される。拡張メ
モリ内の番地指定はバンクの番号、即ち「ページ番号」
とバンクの中の何番地目かを表す「オフセット」で指定
される。この指定を受けて、拡張メモリ33の中の特定
番地に書き込みや読み出しをするのが拡張メモリマネー
ジャ34の機能である。例えば、ページ番号が「3」と
指定されると、拡張メモリ33の中の3番目のバンクが
メモリ40の中のEMSウィンドゥ41という16Kバ
イトの特定の番地領域にあたかも書き移されたかの如く
にハードウェア制御が行われ、EMSウィンドゥ41の
中のオフセットで指定される特定番地に書き込み読み出
しをする命令を実行すると、実際には、拡張メモリ33
の当該バンクの当該オフセットの番地に書き込み読み出
しが行われる。
【0048】以上の3つのパラグラフで記述したフォン
トパターンROM及び拡張メモリの制御方式は、本発明
が活用している基礎技術であるが、本発明の新規発明部
分ではなく、広く業界の技術者に知られている方式であ
る。
【0049】本発明では、拡張メモリ33の各バンクの
内の64個にフォントパターンを格納している。図11
は、フォントパターン取得処理のフローチャートを示す
。上記の説明のようなフォントパターン読み出し要求の
割出しの結果、図11のフォントパターン取得処理が始
まる。まず、ステップ90では、それまで拡張メモリ3
3のどのバンクが使用されていたかなどの拡張メモリの
制御に関する情報をメモリ40の特定番地に退避する。 次のステップ91では、所要のフォントパターンを含む
バンクをページ指定して、EMSウィンドゥ41で見え
るように設定する。次のステップ92では、EMSウィ
ンドゥに見える16Kバイトのフォントパターンからな
る情報を、日本語DOSエミュレータ211の中に用意
された日本語のフォントパターンのためのバッファ領域
212にコピーする。
【0050】EMSウィンドゥに見えるまま使用しない
で、上記のようにバッファ212にコピーしてから使用
する理由は、前述のようにフォントの周辺では書き込み
命令が実行される可能性があり、EMSウィンドゥ41
に書き込み命令が出されると、拡張メモリ33に記憶さ
れたフォントが永久に破壊されるからである。アプリケ
ーションによっては、バッファ212の内容が一時的に
破壊されることが希には起こり得るとしても、拡張メモ
リ33に格納されたおおもとのフォントが破壊されるこ
とはない。
【0051】次のステップ93では、ステップ90で退
避した拡張メモリ制御情報を復元し、拡張メモリの使用
を含めて、フォントパターン読み出し指令以前の状態と
プログラムに戻って続行するための準備である。以上の
図11の処理を1文字ずつ繰り返し実行することにより
、複数のフォントパターンを次々に読み出す。
【0052】以上により、アプリケーションが拡張メモ
リを使用することを一切妨げることなく、フォントパタ
ーンを取得することができる。なお、メモリ40に余裕
がある場合は、日本語エミュレータ内にフォントパター
ンのキャッシュ機構を持ち、拡張メモリのアクセスを減
らすことも可能である。
【0053】 (3)国別情報の出力 本発明の実施例で使用したOSであるMS−DOSには
、アプリケーションが特定の指令を出すと、MS−DO
Sが電話の国別コードをアプリケーションに返すことに
よって、そのMS−DOSがどの国で使用されるべきも
のであるかを、アプリレーションに知らせる機能がある
。例えば、米国用の英語MS−DOSでは「1」が返さ
れ、日本国用の日本語MS−DOSでは「81」が返さ
れる。
【0054】具体的には、上記の特定の指令が割出しを
実行し、ハードウェア的には割り込みを発生させる。そ
して、割込み処理プログラムが付随情報をチェックして
国別情報を要求する指令であることを知り、国別情報を
読み出してアプリケーションに返す。
【0055】アプリケーションによっては、この国別情
報をチェックしてから作動するものもあり、また国別情
報を利用して「$」と「¥」を使い分けるなどの機能を
含むものがある。以上の点は本発明が活用している基礎
技術であるが、本発明の新規発明部分ではなく、広く業
界の技術者に知られている方式である。
【0056】本発明の実施例では、英語MS−DOSの
上で、日本語MS−DOS用に作成したアプリケーショ
ンを活用するので、英語MS−DOSであるにも拘らず
国別情報は「81」を返す機能がエミュレータに必要に
なる。このために、日本語エミュレータが作動中には、
上記割り込みによって日本語エミュレータ21を作動さ
せ、日本語エミュレータ21が付随情報をチェックして
、国別情報要求指令であることが判明した場合には、国
別情報ドライバ220が作動して「81」をアプリケー
ションに返す。
【0057】 (4)プリンタエミュレータ プリンタエミュレータ215は、アプリケーション32
から出力される日本語プリンタへの要求を監視し、その
出力をプリンタ36への要求に変換する処理を行う。
【0058】図12は、プリンタエミュレータの処理動
作を示すフローチャートである。まず、プリンタエミュ
レータはアプリケーション32が送出するデータを取得
する(ステップ100)。次に、そのデータがコマンド
の開始を示す制御コードかどうかがチェックされる(ス
テップ101)。制御コードでない時は、現在漢字モー
ドであるかどうかがチェックされる(ステップ102)
。漢字モードである場合は、漢字に必要な第二のデータ
を取得する(ステップ103)。そして、その漢字コー
ドから漢字フォントパターンを取得して(ステップ10
4)、イメージバッファに保存する(ステップ105)
【0059】一方、漢字モードでない場合は、データは
印字可能な文字コードを表している。即ち、プリンタ3
6で印刷可能な半角文字の英数文字を印刷する場合であ
り、保存されているイメージデータが存在する場合はそ
のイメージを出力した後(ステップ106)、文字コー
ドを出力する(ステップ107)。ステップ101で、
制御コードであると判定すると、印字を開始してよいコ
マンドであるかどうかがチェックされる(ステップ10
8)。印字開始コマンドである場合は、保存されている
イメージデータが存在する場合、そのイメージを出力し
た後(ステップ109)、印字開始コマンドを出力する
(ステップ110)。一方、印字を開始できないコマン
ドの時は、コマンド変換および漢字モードON/OFF
などの内部処理を行う(ステップ111)。そして、こ
れらの一連の動作後、ステップ100に戻り、次のデー
タを取得する処理が実行される。
【0060】また、プリンタエミュレータ215のイメ
ージバッファに格納される漢字フォントパターンは図1
3に示すように、予め90度回転した形状で格納されて
いる。したがつて、フォントパターン読み出し時におい
て、パターン変換を行う必要がなく、簡単に印字出力す
ることができる。即ち、24×24ドット(72バイト
)で構成されるフォントパターンを表示用フォントパタ
ーンと同じ方向で格納した場合、プリンタ36の出力イ
メージに変換する必要がある。これは、ディスプレイの
スキャン方向は横方向であるのに対し、プリンタの出力
は縦方向であることが原因である。そこで、予め縦方向
の出力イメージでフォントデータを格納することにより
、パターン変換処理を行うことなく印字を行うことがで
きる。
【0061】また、英語プリンタ36において、イメー
ジで受けた漢字フォントパターンを印字する場合、最右
端の文字が欠けることが発生し得る。文字コードをプリ
ンタに送ってプリンタの中でフォントに変換する通常の
文字印刷モードでは、右端にはみ出す文字は次行に改行
されるようプリンタ内で制御される。しかし、上記のよ
うにコンピュータ側でフォントを整え、印字パターンを
プリンタに送る場合には、自動改行がたとえ行われても
最右端の文字が半欠になり得る。そこで、プリンタエミ
ュレータ215では1行で印字できる最大印字文字数と
文字間隔を計算し、その文字数を越えた場合、次の行に
印字する制御を行う。
【0062】図14では、1行の最大印字幅が3840
バイトであるプリンタに等間隔で最大40文字を印字す
る場合の、イメージバッファの格納状態を示す。この例
では、24バイト分の文字間隔において、(72+24
)×40=3840バイトになるよう配置されている。 文字間隔が等分にできない場合は、疑似等分または最右
端スペースでの調節を行う。このイメージバッファに文
字フォントをうめ込んでからプリンタを動かすので、最
右端の文字が欠けることを防止することができる。  
なお、OSとして英語DOSを例にしたが、DOS以外
のOSでもDOSエミュレータ機能をもつWindow
s、OS/2等のOSでも本発明を実施することが出来
る。また、アプリケーションソフトウェアとして日本語
アプリケーションを例にしたが、これに限定されるもの
でなく、例えば中国語/韓国語等の他国語であっても良
い。また、ハードウェアとしてもPC/AT互換機に限
定されるものではなく、他のハードウェアにも適用でき
るものである。
【0063】さらに、PC/AT互換機の発展にともな
い、より高解像度の画像モードのサポート等を含む新し
いアプリケーションインタフェースを定めても良い。そ
の場合、アプリケーションを新しいインタフェースに合
わせて修正する必要がある。以上説明してきた実施例で
は、日本語の扱いに便利な機能を一切持たない英語用の
ハードウェアにエミュレータを搭載する例について説明
してきた。その目的は、日本語機能が無いハードウェア
でも本発明が実施できることを説明するためであって、
日本語機能があったら本発明が実施できないというもの
ではない。日本語機能があれば、それだけ能率よく本発
明を実施することができることを次に説明する。実施例
の説明の内、図1乃至図8まで、及び図10の説明は日
本語機能があってもほぼ同様である。
【0064】キーボードに仮名変換、漢字変換など日本
語入力特有のキーがもし具備されているならば、図9の
ような仕組みが不要になる。また、キートップに日本語
の刻印があれば、ローマ字入力でなくても仮名入力も可
能である。
【0065】もし、日本語文字パターン情報が専用の記
憶装置に用意されるならば、図11の仕組みが無くとも
、エミュレータから日本語文字パターン情報を直接読み
出すことができる。もし、日本語文字パターン情報を内
蔵した日本語プリンタが用意されるならば、図12から
図14までの仕組みは不要となる。
【0066】すなわち、日本語機能があるハードウェア
を用意すれば、本発明のいくつかの仕組みが不要となり
、より高性能な処理が可能となる。しかし、それによっ
て本発明の本質が変わるものではなく、図1乃至図8ま
で、及び図10の仕組みによって、エミュレータと、エ
ミュレータを作動または停止させる手段によって、同一
のコンピュータ及び入出力装置並びに同一の英語OSを
利用して、英語アプリケーションソフトウェアと日本語
アプリケーションソフトウェアの両方を動作させ得るコ
ンピュータシステムを実現することができる。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、以下の作用効果を有す
る。 (1)PC/AT互換機のハードウェアを変更せずに他
国語(日本語等)の環境が実現できる。 (2)OSの変更なしで他国語(日本語等)の環境が実
現出来るため、英語アプリレーションとの互換性を損な
うことがない。また、ユーザは一つのOSのみをインス
トールすれば良いため、インストールの作業負担が少な
い。 (3)エミュレータの導入/解除が容易な操作で、又は
自動的かつ動的に可能であり、英語アプリケーションの
メモリ領域を減少することはない。 (4)アプリケーションの画面モードから、英語DOS
または日本語エミュレータのどちらで動作するかが自動
判別することができる。また、日本語アプリケーション
と英語アプリケーションの両方を日本語エミュレータに
おいて実行することができる。 (5)日本語アプリケーションのプリンタ出力に日本語
プリンタを必要とせず、英語プリンタを使用して出力す
ることができる。 (6)既存のアプリケーションインタフェースを維持し
ているため、無変更または最小限の変更で既存のアプリ
ケーションを実行することができる。 (7)PC/AT互換機のキーボードで、アプリケーシ
ョンが使用しないキーまたは使用頻度が極めて少ないキ
ーを仮名キーとして使用し、そのキーと他のキーとの組
合せで漢字変換キーとして使用することにより、キーボ
ードも簡単に日本語環境を提供するすることが出来る。 (8)OSが管理している標準の拡張メモリを使用して
、漢字フォントパターンを格納することができ、メモリ
容量を気にすることなく簡単に漢字表示が行える。 (9)プリンタエミュレータに格納されている漢字フォ
ントパターンは、予め90度回転したパターンで格納し
ているため、パターン変換を行うことなく、高速出力が
行える。 (10)英語DOSを使用するにも拘らず、日本語プリ
ケーションの国別情報の要求に対して、日本語エミュレ
ータが「日本」という情報を返すことにより、日本語ア
プリケーションが正常に動作できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体の概念を示すブロック図である。
【図2】本発明のエミュレータをコンピュータに組み込
み、日本語アプリケーションを利用する場合の概念を示
すブロック図である。
【図3】本発明を用いて日本語アプリケーションを実行
する場合の全体の処理手順を示すフローチャートである
【図4】本発明の基本構成を示したブロック図である。
【図5】本発明の日本語エミュレータのプログラムの構
成を示す図である。
【図6】本発明が適応されるパーソナルコンピュータの
メモリに日本語エミュレータがロードされた時の構成と
、周辺装置との関係を示した図である。
【図7】本発明の日本語エミュレータがCPUのメモリ
マップ上に展開される状態を示した図である。
【図8】PC/AT互換機上に本発明の日本語エミュレ
ータを導入/解除する動作のフローチャートである。
【図9】キーボードの割り込み制御において、本発明の
キーボードドライバの処理を示すフローチャートである
【図10】本発明のディスプレイドライバの画面モード
自動判別処理を示すフローチャートである。
【図11】本発明のディスプレイドライバの漢字フォン
トパターン取得処理のフローチャートである。
【図12】本発明のプリンタエミュレータの処理動作を
示すフローチャートである。
【図13】本発明のプリンタエミュレータのイメージバ
ッファに展開される漢字フォントパターンの状態を示す
図である。
【図14】本発明のプリンタエミュレータの行印字制御
のイメージバッファを示す図である。
【図15】従来の英語アプリケーションを利用する場合
の概念を示すブロック図である。
【図16】従来の日本語アプリケーションを利用する場
合の概念を示すブロック図である。
【符号の説明】
21…日本語エミュレータ 213…ディスプレイドライバ 214…キーボードドライバ 215…プリンタエミュレータ 216…プリンタドライバ 217…通信ドライバ 218…タイマドライバ 30…英語DOS 31…ディスプレイ 32…アプリケーション 33…拡張メモリ 34…拡張メモリマネージャ 35…キーボード 36…プリンタ 40…主メモリ 41…EMSウィンドゥ

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  英語または英語と類似性の高い文字体
    系を持つ第一言語の処理のための市場に流通している第
    一言語OS、前記第一言語OSと連動するオブジェクト
    形式で市場に多数流通している第一言語アプリケーショ
    ンソフトウェア、前記第一言語の文字体系とは類似性の
    少ない別の文字体系を持つ第二言語の処理のための市場
    に流通している第二言語OS、前記第二言語OSと連動
    するオブジェクト形式で市場に多数流通している第二言
    語アプリケーションソフトウェア、前記第一言語アプリ
    ケーションソフトウェアと第二言語アプリケーションソ
    フトウェアが作動するコンピュータ及び入出力装置にお
    いて、前記オブジェクト形式の第一言語アプリケーショ
    ンソフトウェアを実行するために、前記第一言語OSと
    前記コンピュータ及び入出力装置との間で、これらと連
    動する第一言語基本入出力制御プログラムと、前記オブ
    ジェクト形式の第二言語アプリケーションソフトウェア
    を実行するために、前記第二言語アプリケーションソフ
    トウェアと前記第一言語基本入出力制御プログラム並び
    に前記第一言語OSとの間で、これらと連動するエミュ
    レータと、前記エミュレータを作動または作動停止させ
    る手段とを具備し、同一のコンピュータ及び入出力装置
    並びに同一の第一言語OSを利用して前記第一言語アプ
    リケーションソフトウェアと前記第二言語アプリケーシ
    ョンソフトウェアの両方を動作させ得るコンピュータシ
    ステム。
  2. 【請求項2】  前記第一言語が英語であることを特徴
    とする請求項1記載のコンピュータシステム。
  3. 【請求項3】  前記第二言語が日本語であることを特
    徴とする請求項1記載のコンピュータシステム。
  4. 【請求項4】  前記第一言語が英語であり、前記第二
    言語が日本語であることを特徴とする請求項1記載のコ
    ンピュータシステム。
  5. 【請求項5】  英語または英語と類似性の高い文字体
    系を持つ第一言語の処理のための市場に流通している第
    一言語OS、前記第一言語OSと連動するオブジェクト
    形式で市場に多数流通している第一言語アプリケーショ
    ンソフトウェア、前記第一言語の文字体系とは類似性の
    少ない別の文字体系を持つ第二言語の処理のための市場
    に流通している第二言語OS、前記第二言語OSと連動
    するオブジェクト形式で市場に多数流通している第二言
    語アプリケーションソフトウェア、前記第一言語アプリ
    ケーションソフトウェアと第二言語アプリケーションソ
    フトウェアが作動するコンピュータ、メモリ装置、及び
    キーボードとディスプレイ装置とを含む入出力装置にお
    いて、前記オブジェクト形式の第一言語アプリケーショ
    ンソフトウェアを実行するために、前記第一言語OSと
    前記コンピュータ及び入出力装置との間で、これらと連
    動する第一言語基本入出力制御プログラムと、前記オブ
    ジェクト形式の第二言語アプリケーションソフトウェア
    を実行するために、前記第二言語アプリケーションソフ
    トウェアと前記第一言語基本入出力制御プログラム並び
    に前記第一言語OSとの間で、これらと連動するエミュ
    レータと、前記エミュレータを作動または作動停止させ
    る手段とを具備し、前記エミュレータは、前記第二言語
    の文字パターン情報と、前記第二言語文字パターン情報
    を前記ディスプレイ装置に表示するディスプレイドライ
    バプログラムと、前記キーボードからの入力情報を第二
    言語の文字情報に変換するキーボードドライバプログラ
    ムとを含み、これらが前記メモリ装置に格納され、同一
    のコンピュータ及び入出力装置並びに同一の第一言語O
    Sを利用して前記第一言語アプリケーションソフトウェ
    アと前記第二言語アプリケーションソフトウェアの両方
    を動作させ得るコンピュータシステム。
  6. 【請求項6】  前記第一言語が英語であることを特徴
    とする請求項5記載のコンピュータシステム。
  7. 【請求項7】  前記第二言語が日本語であることを特
    徴とする請求項5記載のコンピュータシステム。
  8. 【請求項8】  前記第一言語が英語であり、前記第二
    言語が日本語であることを特徴とする請求項5記載のコ
    ンピュータシステム。
  9. 【請求項9】  前記キーボードからの入力情報に応答
    して、前記キーボードドライバプログラムを制御する第
    1の手段と、前記キーボードドライバプログラムからの
    出力に応答して、前記第二言語アプリケーションソフト
    ウェアを制御する第2の手段と、前記第二言語アプリケ
    ーションソフトウェアが出力する表示指令に応答して、
    前記ディスプレイドライバプログラムを制御する第3の
    手段と、前記ディスプレイドライバプログラムが出力す
    る第二言語文字に応答して、前記メモリ装置から前記第
    二言語文字パターン情報を読み出して、前記ディスプレ
    イ装置に表示する第4の手段を持つことを特徴とする請
    求項5記載のコンピュータシステム。
  10. 【請求項10】  前記メモリ装置は、通常の番地指定
    で使用される主記憶部と、第一言語OSの制御のもとで
    拡張番地指定で使用される拡張記憶部から構成され、前
    記第二言語文字パターン情報は前記拡張記憶部に格納さ
    れ、使用される文字パターン情報を含む拡張記憶部の一
    部分は指定により主記憶部の番地範囲の一部分として読
    み出すことができ、前記使用される文字パターン情報は
    さらに前記主記憶部の別の番地領域に書き移されて使用
    されることを特徴とする請求項5記載のコンピュータシ
    ステム。
  11. 【請求項11】  アプリケーションソフトウェアの画
    面モード設定要求に応答して、当該アプリケーションソ
    フトウェアが前記第一言語アプリケーションソフトウェ
    アであるか前記第二言語アプリケーションソフトウェア
    であるかを前記エミュレータの常時監視部分が判別し、
    前記第一言語アプリケーションソフトウェアであれば前
    記エミュレータの作動を停止し、前記第二言語アプリケ
    ーションソフトウェアであれば前記エミュレータを起動
    することを、自動的または半自動的に行うことを特徴と
    する請求項5記載のコンピュータシステム。
  12. 【請求項12】  エミュレータの常時監視部分が、前
    記第二言語アプリケーションソフトウェアが発する第二
    言語特有の画面モード設定要求を検知してエミュレータ
    を起動し、当該アプリケーションソフトウェアの終了を
    検知してエミュレータを停止することを、自動的または
    半自動的に行うことを特徴とする請求項11記載のコン
    ピュータシステム。
  13. 【請求項13】  エミュレータの常時監視部分が、前
    記第一言語アプリケーションソフトウェアが発する第一
    言語特有の画面モード設定要求を検知してエミュレータ
    を停止し、当該アプリケーションソフトウェアの終了を
    検知してエミュレータを起動することを、自動的または
    半自動的に行うことを特徴とする請求項11記載のコン
    ピュータシステム。
  14. 【請求項14】  前記第一言語OSのコマンド受入れ
    状態での指示操作によって、前記エミュレータの前記メ
    モリ装置上への読み込みまたは起動が行えることを特徴
    とする請求項5記載のコンピュータシステム。
  15. 【請求項15】  前記第一言語OSのコマンド受入れ
    状態での指示操作によって、前記エミュレータの停止ま
    たは前記メモリ装置上の占有解除が行えることを特徴と
    する請求項5記載のコンピュータシステム。
  16. 【請求項16】  前記メモリ装置中の割り込ベクタの
    番地に、前記エミュレータ内の前記キーボードドライバ
    プログラムを始動する開始番地を記入することにより、
    前記エミュレータで特定の意味を持たせたキーボード入
    力がないか前記エミュレータ動作中は常時監視すること
    を特徴とする請求項5記載のコンピュータシステム。
  17. 【請求項17】  前記エミュレータを起動する際は、
    それまでの使用中の画面モードまたは割り込みベクタに
    関わる情報を前記メモリ装置内の特定番地から退避格納
    し、前記エミュレータを停止する際は、退避した前記情
    報を前記特定番地に復元することを特徴とする請求項5
    記載のコンピュータシステム。
  18. 【請求項18】  前記エミュレータは、更に国別情報
    ドライバプログラムを含み、前記アプリケーションソフ
    トウェアが発する国別情報要求指令に対して前記国別情
    報ドライバプログラムが作動し、第二言語に関わる国別
    情報を前記アプリケーションソフトウェアに送ることを
    特徴とする請求項5記載のコンピュータシステム。
  19. 【請求項19】  前記国別情報が電話の国別符号であ
    ることを特徴とする請求項18記載のコンピュータシス
    テム。
  20. 【請求項20】  英語の処理のための市場に流通して
    いる英語OS、前記英語OSに連動するオブジェクト形
    式で市場に多数流通している英語アプリケーションソフ
    トウェア、日本語の処理のための市場に流通している日
    本語OS、前記日本語OSと連動するオブジェクト形式
    で市場に多数流通している日本語アプリケーションソフ
    トウェア、前記英語アプリケーションソフトウェアと日
    本語アプリケーションソフトウェアが作動するコンピュ
    ータ、メモリ装置、及びキーボードとディスプレイ装置
    とを含む入出力装置において、前記オブジェクト形式の
    英語アプリケーションソフトウェアを実行するために、
    前記英語OSと前記コンピュータ及び入出力装置との間
    で、これらと連動する英語基本入出力制御プログラムと
    、前記オブジェクト形式の日本語アプリケーションソフ
    トウェアを実行するために、前記日本語アプリケーショ
    ンソフトウェアと前記英語基本入出力制御プログラム並
    びに英語OSとの間で、これらと連動するエミュレータ
    と、前記エミュレータを作動または作動停止させる手段
    とを具備し、前記エミュレータは、日本語の文字パター
    ン情報と、前記日本語文字パターン情報を前記ディスプ
    レイ装置に表示するディスプレイドライバプログラムと
    、前記キーボードからの入力情報を日本語の文字情報に
    変換するキーボードドライバプログラムとを含み、これ
    らが前記メモリ装置に格納され、前記コンピュータは、
    前記キーボードからの入力情報に応答して、前記キーボ
    ードドライバプログラムを制御する第1の手段と、前記
    キーボードドライバプログラムが出力する日本語文字情
    報に応答して、前記日本語アプリケーションソフトウェ
    アを制御する第2の手段と、前記日本語アプリケーショ
    ンソフトウェアが出力する表示指令に応答して、前記デ
    ィスプレイドライバプログラムを制御する第3の手段と
    、前ディスプレイドライバプログラムが出力する日本語
    文字に応答して、前記日本語文字パターン情報を読み出
    して、前記ディスプレイ装置に表示する第4の手段を持
    ち、同一のコンピュータ及び入出力装置並びに同一の英
    語OSを利用して前記英語アプリケーションソフトウェ
    アと前記日本語アプリケーションソフトウェアの両方を
    動作させ得るコンピュータシステム。
  21. 【請求項21】  前記日本語アプリケーションソフト
    ウェアのいずれもが使用していないか使用が希なキーを
    利用して、または前記キーと他のキーの組み合わせによ
    って、前記キーボードドライバプログラムに仮名変換ま
    たは漢字変換を指示することを特徴とする請求項20記
    載のコンピュータシステム。
  22. 【請求項22】  英語の処理のための市場に流通して
    いる英語OS、前記英語OSに連動するオブジェクト形
    式で市場に多数流通している英語アプリケーションソフ
    トウェア、日本語の処理のための市場に流通している日
    本語OS、前記日本語OSと連動するオブジェクト形式
    で市場に多数流通している日本語アプリケーションソフ
    トウェア、前記英語アプリケーションソフトウェアと日
    本語アプリケーションソフトウェアが作動するコンピュ
    ータ、メモリ装置、及びキーボードとディスプレイ装置
    と日本語機能を持たない英語プリンタを含む入出力装置
    において、前記オブジェクト形式の英語アプリケーショ
    ンソフトウェアを実行するために、前記英語OSと前記
    コンピュータ及び入出力装置との間で、これらと連動す
    る英語基本入出力制御プログラムと、前記オブジュクト
    形式の日本語アプリケーションソフトウェアを実行する
    ために、前記日本語アプリケーションソフトウェアと前
    記英語基本入出力制御プログラム並びに英語OSとの間
    で、これらと連動するエミュレータと、前記エミュレー
    タを作動または作動停止させる手段とを具備し、前記エ
    ミュレータは、日本語の文字パターン情報と、前記日本
    語文字パターン情報を前記ディスプレイ装置に表示する
    ディスプレイドライバプログラムと、前記キーボードか
    らの入力情報を日本語の文字情報に変換するキーボード
    ドライバプログラムと、前記日本語アプリケーションソ
    フトウェアの出力を前記英語プリンタで印字するプリン
    タエミュレータとを含み、これらが前記メモリ装置に格
    納され、前記コンピュータは、前記キーボードからの入
    力情報に応答して、前記キーボードドライバプログラム
    を制御する第1の手段と、前記キーボードドライバプロ
    グラムが出力する日本語文字情報に応答して、前記日本
    語アプリケーションソフトウェアを制御する第2の手段
    と、前記日本語アプリケーションソフトウェアが出力す
    る表示指令に応答して、前記ディスプレイドライバプロ
    グラムを制御する第3の手段と、前記ディスプレイドラ
    イバプログラムが出力する日本語文字に応答して、前記
    日本語文字パターン情報を読み出して、前記ディスプレ
    イ装置に表示する第4の手段と、前記日本語アプリケー
    ションソフトウェアから出力される日本語文字情報に応
    答して印刷用の日本語文字パターン情報を参照する第5
    の手段と、前記日本語文字情報を選択的に結合して印刷
    パターン情報を構成する第6の手段と、前記印刷パター
    ン情報を前記日本語機能を持たない英語プリンタで印刷
    して日本語文字を印字する第7の手段を持ち、同一のコ
    ンピュータ及び入出力装置並びに同一の英語OSを利用
    して前記英語アプリケーションソフトウェアと前記日本
    語アプリケーションソフトウェアの両方を動作させ得る
    コンピュータシステム。
  23. 【請求項23】  前記印刷用の日本語文字パターン情
    報は90度回転した形で記憶装置に格納され、文字パタ
    ーンを縦にスライスした形が記憶装置の同一番地に多く
    含まれることを特徴とする請求項22記載のコンピュー
    タシステム。
  24. 【請求項24】  前記プリンタエミュレータは最大印
    刷幅に対応するイメージバッファを含み、前記プリンタ
    エミュレータは前記イメージバッファに等間隔またはほ
    ぼ等間隔に日本語文字パターン情報を書き込んだ後に、
    前記イメージバッファが格納する情報を前記プリンタに
    送って印刷させることを特徴とする請求項24記載のコ
    ンピュータシステム。
  25. 【請求項25】  キーボードからの入力情報に応答し
    て日本語入力を解読するためのプロセス、及び、その解
    読結果として日本語文字情報を前記日本語アプリケーシ
    ョンソフトウェアに出力するためのプロセスとを持つキ
    ーボードドライバプログラムと、日本語文字パターン情
    報と、前記日本語アプリケーションソフトウェアから出
    力される表示指令に応答して前記日本語文字パターン情
    報を読み出すためのプロセス、及び、読み出した前記日
    本語文字パターン情報をディスプレイ装置に表示するた
    めのプロセスとを持つディスプレイドライバプログラム
    と、前記日本語アプリケーションソフトウェアから出力
    される日本語文字情報を日本語機能を持たないプリンタ
    に印字するためのプロセスを持つプリンタドライバプロ
    グラムとを具備し、同一のコンピュータ及び入出力装置
    並びに同一の英語OSを利用して英語アプリケーション
    ソフトウェアと日本語アプリケーションソフトウェアの
    両方を動作させる得るエミュレータ。
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