JPH04212134A - 露光間ズーミング装置を有するカメラ - Google Patents

露光間ズーミング装置を有するカメラ

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JPH04212134A
JPH04212134A JP3039845A JP3984591A JPH04212134A JP H04212134 A JPH04212134 A JP H04212134A JP 3039845 A JP3039845 A JP 3039845A JP 3984591 A JP3984591 A JP 3984591A JP H04212134 A JPH04212134 A JP H04212134A
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JP
Japan
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exposure
switch
zooming
strobe
zoom
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Withdrawn
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JP3039845A
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Kazuya Tsukamoto
塚本 和哉
Satoshi Miyazaki
敏 宮崎
Shinya Takahashi
真也 高橋
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Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルム露光中にズー
ムレンズを駆動する露光間ズーミング機構を有するカメ
ラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特殊な撮影効果を得るために、カ
メラにズームレンズを装着してフィルム露光中にズーミ
ングを行う露光間ズーミング撮影が知られている。しか
しながら、露光中にズーミングを行うには熟練を必要と
するので、一般の撮影者には高度の撮影技術であった。 そこで、特開昭61−228426号には電動でズーム
レンズをズーミングすることで露光間ズーミング撮影を
行なわせる技術の開示がある。
【0003】また、特開昭63−318531号には、
暗い背景をバックに主被写体がいる状態で露光間ズーミ
ング撮影を行う場合に、一定期間露光を行い背景を写し
込んでからズーミングを開始して、主被写体はストロボ
により発光時点での倍率が固定され、適性露出を得る技
術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、露光間ズー
ミングとストロボ撮影を組み合わせ、一定期間露光した
後にズーミングを行う場合、ストロボ発光のタイミング
はできるだけ露光終了に近い方が良い。これは主被写体
が人の場合にストロボ発光により撮影終了と思い、まだ
露光中であるにもかかわらず移動してしまって不快な写
真になってしまうからである。この問題に対し、上記の
特開昭63−318531号の後幕シンクロ撮影は有効
であるが、まだ以下の問題を有する。
【0005】すなわち、ズーミング開始のタイミングと
ストロボ発光のタイミングによって、主被写体が所望の
大きさにならない。具体的には、前述の特開昭63ー3
18531号によれば、後幕シンクロ撮影と露光間ズー
ミングを組み合わせた場合に、ストロボはズーミング中
に発光するので主被写体の倍率は写真が出来上がるまで
わからない。
【0006】また、ズームレンズがズーミングピント移
動を生じるような場合、主被写体がピントがボケた状態
で写し込まれてしまう。すなわち、主被写体にピントが
あった状態でズーミングを開始し、ズーミング中にスト
ロボが発光した場合、その発光により写し込まれる主被
写体はレンズのズーミングピント移動によりピンボケの
状態になってしまう。
【0007】本発明の合焦装置は、このような課題に着
目してなされたもので、その目的とするところは、一定
期間露光した後に露光間ズーミングを開始し、かつスト
ロボ光で主被写体の適性露出を得るような露光間ズーミ
ング撮影を行なうカメラにおいて、上記主被写体が所望
の大きさで撮影でき、かつ主被写体にピントの合った写
真を撮影することができる露光間ズーミング機能を有す
るカメラを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の露光間ズーミング装置を有するカメラは
、電動ズームレンズを用いて露光間ズーミングを行う露
光間ズーミング装置とストロボ発光手段とを有し、この
露光間ズーミング装置とストロボ発光手段が、露光時間
を決定する露光時間決定手段と、シャッタ機構の開閉を
行う露出制御部と、前記シャッタ機構が「開」状態にな
ってからの時間を測る計時手段と、前記ズームレンズに
ズーミング動作を行なわせるズームレンズ制御手段と、
ストロボの発光を制御するストロボ制御手段とを具備し
、前記露出制御部が前記シャッタ機構を「開」状態にし
、前記計時手段の計時した時間が前記露光時間決定手段
の決定した露光時間と一致した時に、前記ストロボ制御
手段により前記ストロボを発光し、その後、前記ズーム
レンズ制御手段により前記電動ズームレンズに所定のズ
ーミング動作を行なわせ、このズーミング動作の終了後
に前記露出制御部が前記シャッタ機構を「閉」状態にす
るものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、シャッタ機構の開閉を行なう
露出制御部が、上記シャッタ機構を「開」状態にし、上
記シャッタ機構が「開」状態になってからの時間を測る
計時手段の計時した時間が、露光時間を決定する露光時
間決定手段の決定した露光時間と一致した時に、ストロ
ボの発光を制御するストロボ制御手段によりストロボを
発光し、その後、ズームレンズにズーミング動作を行な
わせるズームレンズ制御手段により、上記ズームレンズ
に所定のズーミング動作を行なわせ、このズーミング動
作の終了後に、上記露出制御部が上記シャッタ機構を「
閉」状態にするものである。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を用い
て説明する。
【0011】まず、本発明の第1の実施例として、本発
明に係わる露光間ズーミング装置を有するカメラに使用
される露光間ズーミング装置の1具体例について説明す
る。図1は、かかる露光間ズーミング装置を概略的に示
すブロック図である。
【0012】図において、101は測光手段、102は
測光手段101の出力から光量を演算する演算手段、1
03は絞り、104は演算手段102の演算結果に基づ
いて絞り103を制御する絞り制御手段、105は露光
時間を計時する露光タイマー、106はシャッタの開閉
を制御するシャッタ制御手段、107は露光時間が露光
間ズーミングの撮影効果が得られる時間か否かを比較判
定する露光時間比較手段、108はズーミング時間を計
時するズーミングタイマ、109はズームレンズ、11
0はズームレンズ109を駆動させるズームレンズ駆動
手段、111はズームレンズ109の位置を検出するズ
ームレンズ位置検出手段、112は露光間ズーミングを
行なう際のズーミングの方向を決定するためのデータを
記憶する記憶手段、113はズーミングの方向を指示す
るためのズーミング方向指示手段、115はレリーズボ
タンの1段目のスイッチ(以下、ファーストレリーズと
記す)、116はズーミング方向指示手段の出力をズー
ムレンズ記憶手段110に入力させるか記憶手段112
に入力させるかを選択する切換えスイッチである。さら
に、117はストロボの発光を制御するストロボ制御手
段、118はストロボの発光モードを指定するためのス
トロボモード設定手段である。
【0013】かかる構成において、ファーストレリーズ
115がオンされると、切換えスイッチ116が作動し
、ズーミング方向指示手段113の出力は、記憶手段1
12に入力され、この記憶手段112に記憶される。 この記憶データは、露光間ズーミングの方向指示に用い
られる。露光間ズーミングを行なうことができるか否か
は、露光時間比較手段107により、あらかじめ設定さ
れた露光時間が経過した時点で判断される。ここで、露
光間ズーミングを行なうことができると判断されたとき
はズームレンズ駆動手段110によりズームレンズ10
9の駆動(ズーミング)が行われ、露光間ズーミングを
行なうことができないと判断されたときはシャッタ制御
手段106によりシャッタが閉じられる。なお、ズーミ
ングは、ズームレンズ位置検出手段111によりズーム
レンズの端部が検出されたとき或いはズーミングタイマ
108が所定の計時を終えたときに終了する。次に、本
発明の第2の実施例として、本発明に係わる露光間ズー
ミング装置を有するカメラの1具体例について説明する
。図2,3は、本実施例の露光間ズーミング装置を有す
るカメラのシステム概要を示すブロック図である。
【0014】同図に示したように、本実施例の露光間ズ
ーミング装置を有するカメラは、大きく分けて、メイン
CPU200、インターフェースIC210、電源ユニ
ット220、ストロボユニット230、ミラー・シャッ
タユニット240、巻上げユニット250、レンズユニ
ット260、ファインダーユニット270、表示ユニッ
ト280、AFユニット290の10のブロックに分け
られる。以下、各ブロックについて、詳細に説明する。
【0015】メインCPU200はカメラ全体の制御を
行なうためのものであり、シリアル通信ライン201を
介して、後述するインターフェイスIC210、LCD
IC283、AFIC292およびE2 PROM20
9と、データのやりとりを行なう。メインCPU200
とシュー接点202との間には、もう一本のシリアル通
信ライン205があり、外部ストロボ等のアクセサリー
との通信に使用される。また、メインCPU200とイ
ンターフェイスIC210との間には、専用のデータラ
イン208が設けてあり、電源電圧、測光出力のアナロ
グ信号、フォトインタラプタの波形整形後の信号など、
シリアル通信では送れない情報のやりとりを行なってい
る。アナログ信号は、メインCPU200のA/D変換
用ポートに入力され、メインCPU200内でデジタル
に変換される。同様に、後述する分圧回路237で分圧
されたストロボの充電電圧もメインCPU200のA/
Dポートに入力されている。また、このメインCPU2
00には、4本の割込みポートが用意されており、それ
ぞれ、後述するPWスイッチ217、BKスイッチ21
8、PUPスイッチ216、KEYINTに接続されて
いる。他の入出力ポートは、通常の入出力ポートであり
、パトローネのDX情報を読み込むDXスイッチ、ミラ
ーの上昇位置を検出するMUスイッチ、シャッタのチャ
ージが完了したか否かを検出するSCスイッチ、シャッ
タの先幕の走行が完了したか否かを検出するXスイッチ
等のシーケンススイッチは、直接、メインCPU200
で読み込んでいる。また、出力ポートは、デートモジュ
ールの制御、TELE・WIDEストロボの発光、調光
用信号等に使用している。
【0016】インターフェイスIC210としては、デ
ジタル/アナログ混在のBi−CMOSICを用いた。 このインターフェイスIC210は、モータ(ミラーシ
ャッタ用モータ242、巻き上げモータ251、ズーム
モータ265、AFモータ261)および絞りマグネッ
ト263の駆動、測光、バッテリーチェック、フォトイ
ンタラプタの波形整形等を行なうためのアナログ処理部
と、スイッチの入力、シリアル通信、データラッチを行
なうためのデジタル部とで構成されている。
【0017】デジタル部は、8ビットのシリアル通信用
のシフトレジスタと、データをラッチする8ビットのラ
ッチ回路3回路とを有しており、このラッチ回路のデー
タを書き換えることによりアナログ部の制御を行なう。 キースイッチ群213は、17個あるモードスイッチの
内、ファーストレリーズスイッチ、セカンドレリーズス
イッチ、ZOOM・TELEスイッチ、ZOOM・WI
DEスイッチ、SHIFT・UPスイッチ、SHIFT
・DOWNスイッチ、SELFスイッチ、SPOTスイ
ッチの8個のスイッチからなっており、シリアル通信に
よりメインCPU200に読み込まれる。また、このキ
ースイッチ群213には、他にも、5ビットのズームエ
ンコーダと沈胴位置検出のためのSBスイッチとがあり
、上記同様、シリアル通信によりメインCPU200に
読み込まれる。
【0018】アナログ部の測光回路、バッテリーチェッ
ク回路の出力は、アナログ電圧としてメインCPU20
0に送られ、A/D変換される。また、フィルム検出用
フォトインタラプタ252、AF用フォトインタラプタ
262および絞り用フォトインタラプタ264には、そ
れぞれ、LEDの駆動回路と受光信号の波形整形を行な
う回路とが必要であるが、これらはインターフェイスI
C210内に設けられており、整形出力は専用データラ
インでメインCPU200に送られる。他に、モータ(
ミラーシャッタ用モータ242、巻き上げモータ251
、ズームモータ265、AFモータ261)の駆動回路
、マグネット(シャッタマグネット241a,241b
、絞りマグネット263)の駆動回路の他、ストロボ昇
圧回路231に対して出力するチャージ信号、DC/D
Cコンバータ222に対して出力するオン信号、ダミー
ロード211への出力信号、AF用の補助光LED21
2の駆動信号、ファインダ内表示用LCD271用のバ
ックライトLED272の駆動信号等のための回路が入
っている。ここで、モータの駆動には大電流が必要であ
るため、外部にもモータドライバ214を持たせている
【0019】電源ユニット220は、2系統の電源を供
給する。1つは、モータ、マグネット等、パワーを必要
とするもののドライバに使われる電源で、常時、電池電
圧が供給され、もう1つは、DC/DCコンバータ22
2によって安定化された小信号用の電源であり、インタ
ーフェイスIC210によって制御される。DC/DC
コンバータ222が起動していない時は、メインCPU
200、インターフェイスIC210共に電源が供給さ
れていないため、PWスイッチ217、BKスイッチ2
18のいずれかがオンすると、ダイオードを通して電池
電圧が供給されるようになっている。
【0020】ストロボユニット230は、メインコンデ
ンサ232と、このメインコンデンサ232を充電する
ためのストロボ昇圧回路231と、メインコンデンサの
電圧を分圧してメインCPU200にモニタさせるため
の分圧回路237と、TELE側Xe管233と、この
TELE側Xe管233を発光させるためのTELE発
光回路234と、WIDE側Xe管235と、このWI
DE側Xe管を発光させるためのWIDE発光回路23
6とによって構成されている。ストロボ昇圧回路231
は、インターフェイスIC210からの信号によって制
御される。また、メインCPU200は、分圧回路23
7の出力により、充電の実行あるいは停止を、インター
フェイスIC210に指示する。また、ストロボユニッ
ト230の発光部としては、配光角の狭いTELE側X
e管233と配光角の広いWIDE側Xe管235とが
設けられている。ここで、TELE側Xe管233は、
メインCPU200からのTX・ON信号により、フル
発光を行なう。また、WIDE側Xe管235はメイン
CPU200からのWX・ON信号で発光を開始し、W
X・OFF信号で発光を停止する。なお、WIDE側X
e管235は、いわゆる赤目防止用としてのプリ発光に
も使用される。
【0021】ミラー・シャッタユニット240は、正転
によりミラーのアップ、ダウンおよびシャッタチャージ
を行なうミラー・シャッタ用モータ242と、シャッタ
の先幕、後幕の走行を制御する2つのシャッタマグネッ
ト241a,241bとからなる。ミラー・シャッタユ
ニット240からは、3つのシーケンススイッチ(図示
せず)が、メインCPU200に直接入力されている。 このシーケンススイッチは、ミラーとシャッタの位置を
モニターするためのスイッチであり、MUスイッチはミ
ラーの上昇位置の検出、SCスイッチはシャッタのチャ
ージ完了の検出を行ない、メインCPU200にモータ
を停止させるためのスイッチである。また、Xスイッチ
はフォーカルプレーンシャッタの全開を知らせるスイッ
チで、ストロボの発光タイミングを取るためのものであ
る。ミラー・シャッタ用モータ242の逆転は、ギヤ列
によりパトローネ室まで送られ、巻戻しに使われる。
【0022】巻上げユニット250は、巻上げモータ2
51とフィルム検出用フォトインタラプタ252からな
る。上述のように、フィルム検出用フォトインタラプタ
252の出力は、インターフェイスIC210で波形整
形され、メインCPU200に巻上げ量を知らせるフィ
ードバックパルスとなる。フィルムの巻上げは、巻上げ
モータ251の正転により行なわれる。一方、巻上げモ
ータ251の逆転は、フィルムを途中で取り出す際のギ
ヤ解除に使用される。ここで、フィルム検出用フォトイ
ンタラプタ252は、フィルムのパーフォレーションの
移動量を検出することにより、フィルムの移動量を検出
する。フィルムを1コマ巻上げる毎に、フィルム検出用
フォトインタラプタ252は24個のパルスを発生する
。フィルム検出用フォトインタラプタ252は、巻戻し
時のモニタとしても使用される。すなわち、パルスが出
力されている間は、巻戻し中であることを意味し、パル
スが停止したときは巻戻しが終了したことを意味してい
る。巻戻しが終了したと判断されたときは、メインCP
U200は、ミラーシャッタ用モータ242を停止する
【0023】レンズユニット260は、フォーカシング
を行なう際に使用されるAFモータ261と、フィード
バックパルスを発生するAF用フォトインタラプタ26
2と、絞り込みを停止させる絞りマグネット263と、
絞り込み量を検出する絞り用フォトインタラプタ264
と、ズーミングを行なうズームモータ265と、ズーム
レンズの絶対位置を検出する5ビットのズームエンコー
ダー266と、ズームの沈胴位置を検出するSBスイッ
チ267とを有しており、レンズの絞りの制御を行なっ
ている。AFモータ261は、AFIC292で測定し
たピントずれ量に応じた量だけ駆動される。また、AF
モータ261の駆動量は、AF用フォトインタラプタ2
62のフィードバックパルス数で検知される。さらに、
ストロボのGナンバーの制御や絞り値の決定のために必
要となる被写体までの絶対距離は、レンズの無限遠リセ
ット後にAF用フォトインタラプタ262のパルス数を
積算することによって得られる。ズームモータ265は
、レンズ(図示せず)のズーミングや不使用時の沈胴動
作を行なうためのモータであり、ズームエンコーダ26
6とSBスイッチ267により、絶対位置で制御される
。ズームエンコーダ266は、撮影可能な領域を32(
=5ビット)分割しており、インターフェイスIC21
0を介して、メインCPU200に絶対位置を知らせて
いる。SBスイッチ267は、レンズの沈胴端に設けら
れており、沈胴の完了を検出する。沈胴位置の解除は、
ズームエンコーダ266のWIDE端を兼用している。 絞り(図示せず)は、ミラーのアップと同時に、バネに
より機械的に絞り込みを行ない、設定された絞り値に達
したとき絞り用マグネット263の吸着を解除して、絞
り込みを途中で停止させるようになっている。絞り込み
量の検出は、絞り羽根の絞り込みに連動したギヤの回転
を絞り用フォトインタラプタ264で検出することによ
り行なう。すなわち、絞り用フォトインタラプタ264
の出力するパルス数は、絞り込み量に比例している。
【0024】ファインダユニット270は、レフレック
スミラー(図示せず)で反射してフレネルレンズ上に結
像した被写体像を接眼部まで導くための光学系であり、
可動部はない。ここに配置された電装は、ファインダ内
の表示を行なうファインダ内表示用LCD271、この
ファインダ内表示用LCD271を照明するバックライ
トLED272と測光用2分割フォトダイオード273
である。測光用2分割フォトダイオード273は、日の
丸状或いは同心円状に分割されており、中央重点測光と
周辺測光とが可能である。測光用2分割フォトダイオー
ド273で発生した光電流は、そのままインターフェイ
スIC210に送られ、内部で電流/電圧変換されて、
メインCPU200のA/Dポートに送られる。ファイ
ンダ内表示用LCD271は、透過形液晶を用いている
。このファインダ内表示用LCD271の表示内容は、
表示ユニット280のLCDパネル281と共通してい
るものが多い。ファインダ内表示用LCD271に表示
を行なわせる場合は、バックライトLED272を点灯
させる。バックライトLED272が消灯していれば、
ファインダ内表示用LCD271に表示が行なわれてい
ても撮影者には認識できない。したがって、LCDパネ
ル281の表示は行ない、且つファインダ内表示用LC
D271の表示は行なわない場合には、バックライトL
ED272を消灯させればよい。
【0025】表示ユニット280は、カメラの裏ブタ内
にあり、大型のLCDパネル281と、裏ブタ部に設け
られたキースイッチ群282と、LCDパネル281の
駆動とキースイッチ群282の読み込みを行なうLCD
IC283と、フィルムに年月日等を写し込むためのデ
ートモジュール284とが配置されている。LCDパネ
ル281は、LCDIC283による表示とデートモジ
ュールによる日付表示の両方を1枚のパネルで行なって
おり、それぞれ駆動方式が異なるため特殊な構造になっ
ている。また、このLCDパネル281は、ファインダ
内表示用LCD271とは異なり、反射形液晶を用いて
いるため、バックライトは必要でないかわりに、裏面に
反射板(図示せず)が設けられている。キースイッチ群
282には、MODEスイッチ、+/−スイッチ、PF
スイッチ、Z・MEMOスイッチ、MACROスイッチ
、REWINDスイッチ、DRIVEスイッチ、SUB
JECTスイッチ、FLASHスイッチの9個が接続さ
れている。これらのスイッチのオン/オフは、LCDI
C283を介して、メインCPU200に読み込まれる
。デートモジュール284は、メインCPU200によ
って直接コントロールされ、カメラの他の構成部と共通
の電源である電池221を使用している。したがって、
この電池221を抜かれると日付がリセットさせるため
、大きめのバックアップコンデンサ(図示せず)により
、短時間の電池の出し入れではリセットさせないように
配慮されている。
【0026】AFユニット290は、AFセンサ291
と、このAFセンサ291と一体に形成されたAFIC
292とで構成されている。AFIC292は、AFセ
ンサ291の積分結果を、シリアル通信ラインを使って
、メインCPU200に送り、このメインCPU200
が演算によりピントずれ量を求める。E2 PROM2
09は、AFセンサ291の画素のバラツキ、暗電流、
位置の補正データ等を記憶させるためにAFユニット2
90に配置されているが、カメラ完成後は、メインCP
U200内のRAMに記憶されたデータの中の、電源を
オフしても残しておきたいものを記憶させるための手段
としても使用される。
【0027】次に、電源のオン/オフや省電力モードか
らの復帰等を行なうための、メインCPU200の割込
み方法について説明する。メインCPU200は、立下
りで割込み可能な割り込みポートを4ポート有しており
、それぞれ、PWスイッチ217、BKスイッチ218
、PUPスイッチ216、インターフェイスIC210
とLCDIC283からの割込み要求信号のNOR信号
であるKEYINTが接続されている。この割込みポー
トは、割込みの許可および禁止の設定が可能である。 割込みポートは、通常は禁止状態となっているが、省電
力モードに移行する際には、割込み許可の状態に設定し
直される。ここで、省電力モードとは、PWスイッチ2
17あるいはBKスイッチ218がオンした状態で長時
間放置された場合に、電池の消耗を防ぐためにメインC
PU200が自から機能を停止してしまう状態のことを
いう。
【0028】PWスイッチ217は、カメラの電源スイ
ッチであり、オンすると電池221の電圧がメインCP
U200の電源である安定化電源に供給され、メインC
PU200にパワーオンリセットがかかり、プログラム
の最初から動作が開始され、撮影準備が行なわれる。B
Kスイッチ218は、裏ブタに連動したスイッチで、P
Wスイッチ217と同様、裏ブタを開けると、メインC
PU200に電源が供給される。しかし、これは、裏ブ
タを閉めると、PWスイッチ217がオフしていてもフ
ィルムのローディングを行なうようにするためであり、
BKスイッチ218だけがオンしても撮影の準備は行な
われない。メインCPU200が動作を開始すると、イ
ンターフェイスIC210を介してDC/DCコンバー
タ222が起動され、PWスイッチ217、BKスイッ
チ218がオフしても、メインCPU200には電源は
供給され続ける。このとき、メインCPU200は、パ
ワーオフの前に行なわなければならない処理(沈胴、E
2 PROM209へのデータの退避等)を行なった後
、DC/DCコンバータ222を停止させる。PUPス
イッチ216は、ストロボのポップアップを検出してス
トロボの充電、発光を許可するスイッチであり、通常は
メインCPU200が周期的に読んいるので割込みの必
要はない。KEYINTは、LCDIC283に入力さ
れている第1のキースイッチ群282のいづれかのスイ
ッチが押された場合の信号とインターフェイスIC21
0の出力信号とのNORゲート215の出力信号である
が、メインCPU200の作動中には全てのキースイッ
チを周期的に読み込んでいるため、無視されている。K
EYINTの割込み機能が必要とされるのは、省電力モ
ードに入った時のみである。省電力モードでは、メイン
CPU200、インターフェイスIC210、DC/D
Cコンバータ222等全ての機能が停止しており、この
状態でPWスイッチ217、BKスイッチ218がオフ
されると、パワーダウンの処理あるいはフィルムのロー
ディングが行なわれないでカメラが停止してしまう。こ
れを防ぐため、メインCPU200は、省電力モードに
入る前に割込みを許可し、PWスイッチ217、BKス
イッチ218がオフするとDC/DCコンバータ222
を動作させ、自からの電源を確保するようになっている
。すなわち、DC/DCコンバータ222が持っている
フィルター用のコンデンサによってスイッチのオフから
DC/DCコンバーター222起動までを補償している
。PUPスイッチ216とKEYINTは、カメラが操
作された場合、省電力モードから抜け出すための割込み
がかかるようになっている。次に、図2,3に示した露
光間ズーミング装置を有するカメラの動作について説明
する。図4,5は、メインCPU200の動作を概略的
に示すフローチャート(メインルーチン)である。
【0029】撮影者が撮影のためにPWスイッチ217
をオンするか、もしくはフィルム装填のために裏ぶたを
開くと、BKスイッチ218がオンして、メインCPU
200が起動する。メインCPU200が起動すると、
図4,5に示したフローチャートにしたがって、プログ
ラムが実行される。A002は、スタックのセットと割
り込みの禁止を行なう処理である。
【0030】A004は、パワーオン時の初期処理であ
る。この初期処理としては、インターフェイスIC21
0の起動、インターフェイスIC210への通信を通し
てのDC/DCコンバータ222の起動、E2 PRO
M209からのデータの読み込み、メインCPU200
内のランダムアクセスメモリ(RAM)の初期化、メイ
ンCPU200のI/Oポートの初期化等がある。
【0031】A006は、モードスイッチ入力サブルー
チンである。この、モードスイッチ入力サブルーチンは
、LCDIC283およびインターフェイスIC210
に接続された計16個のスイッチ(キースイッチ群21
3,282)の状態をシリアル通信でメインCPU20
0に読み込み、前のデータと比較により、エッヂの検出
、オンとなっているスイッチの計数、オフ→オンとなっ
ているスイッチの計数を行う。但し、ここではパワーオ
ン直後のスイッチ初期状態の入力を目的としている。 A008は、内蔵ストロボおよび外付ストロボの充電状
態等のデータのリセットを行なう処理である。
【0032】A010は、チェッカー通信サブルーチン
である。チェッカー通信サブルーチンとは、シュー接点
を通してカメラ外部と通信を行うサブルーチンであり、
外部チェッカーを用いてRAMデータのリード/ライト
等を行なう。
【0033】A012は、E2 PROM209に記憶
されているデータにより、前回PWスイッチ217がオ
フされたときにリワインドの実行中であったか否かの判
断を行なうものであり、また、A014は、A012に
リワインドの実行中であったと判断されたときにリワイ
ンドを行なうものである。これは、リワインドの途中で
PWスイッチ217をオフされると、PWスイッチ21
7のオフ時にリワインド中であったことがE2 PRO
M209に記憶され、PWスイッチ217が再びオンさ
れたときにリワインドを再開するものである。A016
は、露出動作の準備のためのカメラの機構部の初期化で
ある。
【0034】A018は、E2 PROM209に記憶
されているデータにより、前回PWスイッチ217がオ
フされたときにフィルムの巻き上げの実行中であったか
否かの判断を行なうものであり、A020は、A018
でフィルムの巻き上げの実行中であったと判断されたと
きは巻き上げを行なうものである。。これらは、上述の
リワインドの場合(A012,A014)と同様、フィ
ルムの巻き上げの途中でPWスイッチ217をオフされ
ると、PWスイッチ217のオフ時に巻き上げ中であっ
たことがE2 PROM209に記憶され、PWスイッ
チ217が再びオンされたときにフィルムの巻き上げを
再開するものである。なお、このとき、例えば露出後の
巻き上げ途中に電池が外れてしまったような場合にもフ
ィルムの巻き上げが行なわれる為、露出済のフィルムに
重なって露出されるといった不都合を防止することがで
きる。A034は、測光サブルーチンである。ここでは
、測光値の初期値を入力する。
【0035】A036は、表示タイマーのカウンタのリ
セットを行なっている。このカウンタはメインCPU2
00の100msecのタイマーがオーバーフローする
たびに減算される。カウンタにボローが出ると、メイン
CPU200は省電力モードに移行する。
【0036】A038は、要求コードをリセットするも
のである。各種情報によりメインルーチンからの分岐が
必要なときに、その分岐に相当する要求コードがセット
される。この要求コードは1バイトのデータであり、0
0Hのときは分岐せずにメインループを繰り返す。
【0037】以下は、メインループに相当する部分であ
る。メインループには大きく2つのループがある。第1
のループはA040およびA070〜A152からなる
ループで、これが常に実行されている。さらに、100
msecのタイマーがオーバーフローするとA040〜
A152からなる第2のループが実行される。以下、こ
のメインループの各処理について説明する。A040は
、メインCPU200のI/Oポートをリフレッシュす
る処理である。
【0038】A042は、100msecのタイマーが
オーバーフローしたか否かを確認するものである。オー
バーフローしていた場合は、A044により、100m
secのタイマーが再度スタートする。
【0039】A046では、PWスイッチ217、BK
スイッチ218および内蔵ストロボの使用/収納状態を
検出するPOPスイッチ216の状態をメインCPU2
00に入力し、前データとの比較により、オフ→オン/
オン→オフのエッヂを検知する。A048は、上述のA
006と同じ、モードスイッチ入力サブルーチンである
【0040】A050は、モード/要求コード設定サブ
ルーチンであり、A046およびA048で入力した各
スイッチの状態等により、メインルーチンからの分岐要
求コマンドの設定、カメラの動作モード、データの設定
・変更を行なう。
【0041】A052では、フォーカシングレンズの無
限遠位置からの繰り出し量より、被写体までの絶対距離
を算出する。なお、被写体までの絶対距離は、ストロボ
撮影時のGナンバーの演算や、オートズーム時のズーム
位置演算に用いられる。ここで、レンズの繰り出し量は
、レンズの無限遠の位置からのAF用フォトインタラプ
タ262のパルス数を積算することによって得られる。
【0042】A054は、内蔵ストロボの充電時間を管
理するための処理である。充電が20秒間経っても終了
しない場合は充電を停止し、以後の再充電は行なわない
。また、一度充電が完了すると、20秒毎にコンデンサ
ーの電圧をモニタし、リークした分を補充する。A05
6では、ストロボの充電を停止する。
【0043】A058は、測光サブルーチンである。イ
ンターフェイスIC210にコマンドを送信すると、レ
ンズを通して入射する被写体からの反射光によるホトダ
イオードの光電流の対数値に比例した電圧が出力される
。これをメインCPU200でA/D変換し、被写体の
輝度(BV値)を算出する。測光用2分割フォトダイオ
ード273は日の丸状或いは同心円状に分割されていて
、モードに応じてこれらの出力は重み付け平均される。 更にスポット測光はAFセンサ291で代用されており
、このAFセンサ291の積分時間からスポットBV値
を算出している。
【0044】A060は、充電制御サブルーチンであり
、内蔵ストロボの充電の制御を行なう。メインCPU2
00は、ストロボポップアップボタン216がオンされ
たことを検知すると、インターフェイスIC210にス
トロボ昇圧回路231の起動コマンドを送信し、ストロ
ボ昇圧回路231は充電を開始する。コンデンサーの電
圧は、分圧回路237からメインCPU200のA/D
変換ポートに入力される。このコンデンサーの電圧が所
定の電圧に達すると、メインCPU200は充電完了フ
ラグをセットし、これにより、ストロボ昇圧回路231
は充電を停止する。
【0045】A062は、外付ストロボデータ入力サブ
ルーチンであり、外付ストロボからのデータを受信する
。なお、このサブルーチンは、外付ストロボが装着され
ているときのみ実行される。外付ストロボから入力され
るデータとしては、充電状態、最大Gナンバー、ストロ
ボモード等がある。
【0046】A064は、APEX演算サブルーチンで
ある。このサブルーチンでは、上記A058で算出され
た被写体の輝度データ、上記A050で設定されたデー
タ、内蔵ストロボおよび外付ストロボのデータにより、
Fナンバー、シャッタスピード、ストロボのGナンバー
等を演算する。
【0047】A068では、モードや測光データ等の表
示データをデコードし、LCDIC282にシリアル通
信ライン201によって送ることにより、このLCDI
C282の表示を更新する。なお、表示手段としては、
LCDパネル281、ファインダー内表示用LCD27
1、LCD照明用のバックライトLED272およびセ
ルフタイマー作動時の補助光LED212があり、すべ
てA068で処理している。上述のように、LCDパネ
ル281とファインダー内表示用LCD271は、LC
DIC283で駆動している。LCDIC283は、4
本のCOMMON端子と22本のSEGMENT端子と
を備え、1/4デューティで88個の表示が可能である
。メインCPU200は、各モードやデータから点灯さ
せるべき表示を選択し、LCDIC283に88個のデ
ータをシリアル通信201により転送する。LCDIC
283は、この88個のデータにより、LCDパネル2
81とファインダー内表示用LCD271の各表示部を
選択駆動させる。この表示は100msec毎に更新さ
れるが、警告のための点滅表示はA068が3回実行さ
れる間だけ表示し、続く2回は消灯することで、2Hz
、デューティ3:2を実現している。バックライトLE
D272および補助光LED212は、インターフェイ
スIC210へのシリアル通信で制御されている。バッ
クライトLED272はファーストレリーズスイッチや
SPOTスイッチが操作されて、測光が開始されると、
点灯する。また、セルフタイマー作動中や露出中には、
消灯している。補助光LED212は、本来低輝度時の
オートフォーカスの補助を目的としているが、セルフタ
イマーが作動している時は、これを告知するために、2
Hzで点滅する。上述のように、LCDパネル281と
ファインダー内表示用LCD271は、デューティ3:
2の点滅を行なっているが、補助光LED212は輝度
が高いので、撮影者に不快感を与えないよう、デューテ
ィ1:4の点滅にされている。
【0048】以上が、第2のループである。この第2の
ループは、100msec毎に実行される。カメラの基
本動作は、この100msec毎の第2のループで行な
われるため、モードの設定、測光、表示等は、それぞれ
、100msec毎に更新されることになる。続いて、
100msecのタイマーにかかわりなく常に実行され
る、第1のループ処理について説明する。A070は、
充電制御サブルーチンであり、上記A060と同様、内
蔵ストロボの充電の制御を行なう。A072は、チェッ
カー通信サブルーチンであり、上記A010と同様の処
理を行なう。A074は、レリーズスイッチの1段目(
ファーストレリーズスイッチ)と2段目(セカンドレリ
ーズスイッチ)の状態を入力する。A076は、露出判
断/露出サブルーチンであり、後述するように、露出シ
ーケンスへの分岐の判断と露出とを行なうサブルーチン
である。
【0049】A078では、上記A076で露出が実行
されたか否かを判断する。露出が実行されていれば上記
A044へジャンプし、実行されていなければA080
以降の処理を行なう。A080〜A148では、上記A
050で判断された分岐要求コードに従って、各種の処
理を実行する。
【0050】まず、A080は、上記A050でパワー
ダウンの要求がなされていたか否かを判断する。パワー
ダウン要求がなされていたと判断すると、A082によ
って、パワーダウンの処理を行なう。
【0051】ここで、パワーダウンの処理について説明
する。パワーダウン時には、まず、メインCPU200
への割り込みを禁止する。次に、インターフェイスIC
210にコマンドを送信し、カメラのモータ(ミラーシ
ャッタ用モータ242、巻き上げモータ251、ズーム
モータ265、AFモータ261)やLED等を総てオ
フする。さらに、必要なデータをE2 PROM209
に送信し、記憶させる。ここで、記憶させるデータとし
ては、カメラ動作状態(PWスイッチ217のオフ時に
リワインド中であったか否か、および、PWスイッチ2
17のオフ時にフィルム巻き上げ中であったか否か)、
動作モード、Fナンバー、シャッタスピード、露出補正
データ等がある。特に、Fナンバーとシャッタスピード
としては、各露出モードで設定された値を、それぞれ記
憶する。最後に、フォーカシングレンズを無限遠位置に
繰り込み、沈胴させる。以上の処理を終了すると、イン
ターフェイスIC210をシステムダウンさせることで
、DC/DCコンバータ222を停止させる。その後は
、バックアップコンデンサの電荷が無くなってメインC
PU200が停止するまでは、I/Oポートの初期化と
、PWスイッチ217およびBKスイッチ218のモニ
タのみを繰り返す。もし、ここでPWスイッチ217或
いはBKスイッチ218がオンすれば、上記A002に
ジャンプし、プログラムの実行が再開される。
【0052】A080でパワーダウン要求がなされてい
なかったと判断されると、A084の処理を実行する。 A084では、上記A050でスタンバイの要求がなさ
れていたか否かを判断する。スタンバイ要求がなされて
いたと判断すると、A086によって、スタンバイの処
理を行なう。スタンバイ時には、まず、LCDIC28
2に表示消灯データを送信し、表示をすべて消灯する。 続いて、スタンバイ解除のための割り込み設定を行う。 上述したように、メインCPU200には4系統の割り
込みポートがあり、それぞれPWスイッチ217、BK
スイッチ218、POPスイッチ216、KEYINT
信号に接続されている。ここで、KEYINTは、LC
DIC282の割り込み信号とインターフェイスIC2
10の割り込み信号の論理和であり、インターフェイス
IC210に接続されたキースイッチ群213或いはL
CDIC282に接続されたキースイッチ群282の計
17個のスイッチのうちの何れかがオンすれば、割り込
み信号を発生する。ここで、PWスイッチ217、BK
スイッチ218、POPスイッチ216、KEYINT
信号の何れかの割り込みが発生した場合は、A024〜
A032が実行される。A024では、初期設定を行な
う。このとき、割り込みは禁止される。続いて、A02
6では上記A004と同様のパワーオン時の初期処理を
行なう。ただし、ここでは、スタンバイ中もRAMのデ
ータは保持されているので、RAMの初期設定は行なわ
ない。また、スタンバイモードでは、省電力のために、
インターフェイスIC210、LCDIC282等の動
作は停止され、クロックも停止される。次に、A028
で上記A006と同じくモードスイッチ入力サブルーチ
ンを実行し、A030で上記A008と同様にして内蔵
ストロボおよび外付ストロボの充電状態等のデータのリ
セットを行ない、A032で上記A010と同じくチェ
ッカー通信サブルーチンを実行する。その後、上記A0
34以降を実行する。
【0053】A084でスタンバイの要求がなされてい
なかったと判断されると、A088の処理を実行する。 A088では、上記A050でオートロードの要求がな
されていたか否かを判断する。イニシャルロードの要求
がなされていたと判断すると、A090によって、イニ
シャルロードの処理を行なう。イニシャルロードとは、
撮影者が新たにフィルムを装填した際に、撮影可能な位
置までフィルムを巻き上げる動作である。イニシャルロ
ードを行なう際には、巻き上げモータ251を、フィル
ム検出用フォトインタラプタ252の出力パルスに基づ
いて制御する。巻き上げモータ251およびフィルム検
出用フォトインタラプタ252の選択は、インターフェ
イスIC210にコマンドを送信することで行なう。フ
ィルムが所定の位置まで送られると、要求コマンドをリ
セットし、後述するA138にジャンプする。
【0054】A088でイニシャルロードの要求がなさ
れていなかったと判断されると、A092の処理を実行
する。A092では、上記A050でリワインドの要求
がなされていたか否かを判断する。リワインドの要求が
なされていたと判断された場合は、A094によってリ
ワインドの動作を実行する。リワインドとは、撮影の済
んだ(或いは途中まで撮影がなされた)フィルムをパト
ローネ内に巻き戻す動作である。このリワインドは、フ
ィルム検出用フォトインタラプタ252の出力をモニタ
しながら、ミラーのアップ・ダウンや絞りシャッタチャ
ージと共同しているミラーシャッタモータ242を反転
させることにより行なう。ミラーシャッタモータ242
およびフィルム検出用フォトインタラプタ252の制御
は、インターフェイスIC210への通信をもって実行
される。リワインド中は、PWスイッチ217およびB
Kスイッチ218のモニタが行われており、PWスイッ
チ217がオフしたとき、BKスイッチ218がオンし
たとき或いはリワインドが終了したときに処理を終了す
る。その後、A138で要求コマンドをリセットし、上
述のA044にジャンプする。ここで、PWスイッチ2
17がオフしたときは、次にPWスイッチ217がオン
したときに上記A014でリワインドを再開するために
、カメラ動作状態を表すデータを「リワインド中」にセ
ットしておく。
【0055】A092でイニシャルロードの要求がなさ
れていなかったと判断されると、A096の処理を実行
する。A096では、上記A050でギアはずしの要求
がなされていたか否かを判断する。ギヤはずしの要求が
なされていたと判断された場合は、A094によってギ
ヤはずしの動作を実行する。ギヤはずしとは、巻き込ま
れたフィルムを引き出すことができる状態にするために
、巻き上げスプールをフリーにする動作である。このギ
ヤはずしが終了すると、A138で要求コマンドをリセ
ットし、上述のA044にジャンプする。
【0056】A096でギアはずしの要求がなされてい
なかったと判断されると、A100の処理を実行する。 A100では、上記A050で1コマ巻き上げの要求が
なされていたか否かを判断する。1コマ巻き上げの要求
がなされていたと判断された場合は、A102によって
1コマ巻き上げの動作を実行する。1コマ巻き上げとは
、露出動作を行なわないままフィルムを1コマ撮影分巻
き上げる動作をいう。このとき、巻き上げモータ251
およびフィルム検出用フォトインタラプタ252の制御
は、インターフェイスIC210を通して行なう。
【0057】A100で1コマ巻き上げの要求がなされ
ていなかったと判断されると、A104の処理を実行す
る。A104では、上記A050でレンズ沈胴の要求が
なされていたか否かを判断する。レンズ沈胴の要求がな
されていたと判断された場合は、A106によってレン
ズを沈胴させ、撮影不能状態にする。
【0058】A108ではPWスイッチ217の状態を
モニタする。PWスイッチ217がオフである場合には
、A110以下の処理は不要になるので、上記A036
にジャンプする。
【0059】A110およびA112は、PWスイッチ
217がオンであるときに、レンズを沈胴域からWID
E端まで繰り出す処理である。なお、一旦A112が実
行されるとメインCPU200のレンズ初期セットフラ
グがセットされるので、2順目からは、この処理は実行
されない。
【0060】A114では、上記A050でパワーズー
ムの要求がなされていたか否かを判断する。パワーズー
ム要求がなされていたと判断された場合は、A116で
、パワーズームを行なう。パワーズームとは、ZOOM
・TELEスイッチおよびZOOM・WIDEスイッチ
をモニタし、操作されているスイッチの方向にズームモ
ータ265を回転させ、このZOOM・TELEスイッ
チ或いはZOOM・WIDEスイッチがオフされるとズ
ームモータ265を停止させるものである。また、パワ
ーズームを行なっている最中は、メインCPU200は
、ファーストレリーズスイッチおよびズームエンコーダ
266の値を、インターフェイスIC210を介して通
信で入力する。ここで、ファーストレリーズスイッチが
オンするか、または、ズームレンズがTELE端或いは
WIDE端に達すると、ズームモータ265を停止させ
、その後、A138で要求コードをクリアし、上記A0
44にジャンプする。ファーストレリーズスイッチがオ
ンしたときにズームモータ265を停止させるのは、ズ
ームの状態よりもシャッタチャンスの方を優先させるた
めである。ファーストレリーズスイッチがオンしたとき
は、引き続き、レリーズの準備を行なう。
【0061】A114でパワーズームの要求がなされて
いなかったと判断されると、A118の処理を実行する
。A118では、上記A050でマクロズームの要求が
なされていたか否かを判断する。マクロズームの要求が
なされていたと判断された場合は、A120によってマ
クロズームの動作を実行する。マクロズームとは、マク
ロ撮影の可能な焦点距離位置にズームレンズを移動させ
ることである。ここで、マクロ撮影が可能な焦点距離は
2点あって、それぞれTELEマクロとWIDEマクロ
としている。マクロズームをTELEマクロとするか或
いはWIDEマクロとするかの選択は、この選択を指示
するためのフラグをA050でセットすることによって
行なう。ズーミングの制御は、予め記憶してあるマクロ
位置のエンコーダ値と現エンコーダ値とを比較しながら
、ズーミングの方向および速度を制御し、目標位置で停
止させるようにしている。その後、A138で要求コー
ドをクリアし、上記A044にジャンプする。
【0062】A118でマクロズームの要求がなされて
いなかったと判断されると、A122の処理を実行する
。A122では、上記A050でプリセットズームの要
求がなされていたか否かを判断する。プリセットズーム
の要求がなされていたと判断された場合は、A124に
よってプリセットズームの動作を実行する。プリセット
ズームとは、あらかじめE2 PROM209に記憶さ
れている任意の焦点距離に、瞬時にズーミングを行なう
処理であり、目標値がE2 PROM209に記憶され
ていること以外は上記マクロズームの制御と同じである
。 その後、A138で要求コードをクリアし、上記A04
4にジャンプする。
【0063】A122でプリセットズームの要求がなさ
れていなかったと判断されると、A126の処理を実行
する。A126では、上記A050で倍率変更の要求が
なされていたか否かを判断する。倍率変更の要求がなさ
れていたと判断された場合は、A128によって倍率変
更の動作を実行する。ここで、倍率とは、オートズーム
の倍率である。すなわち、 倍率=レンズ焦点距離/被写体距離
【0064】である。倍率は数点があらかじめ決められ
ていて、上記A052で求められている被写体距離のデ
ータと選択された倍率とにより、焦点距離が求められる
。A128では、この求められた焦点距離に相当する位
置までズーミングを行なう。ここで、ズーミングの制御
は、ズームエンコーダ266の値を、メインCPU20
0に、インターフェイスIC210を介して通信で入力
することにより行なう。その後、A138で要求コード
をクリアし、上記A044にジャンプする。
【0065】A126で倍率変更の要求がなされていな
かったと判断されると、A130の処理を実行する。A
130では、上記A050で脱マクロ要求がなされてい
たか否かを判断する。脱マクロ要求がなされていたと判
断された場合は、A132によって脱マクロの動作を実
行する。A132では、フォーカシングレンズがマクロ
撮影領域にある場合には、通常の至近端まで、AFフォ
トインタラプタ262による絶対距離カウンターをモニ
タしながら、AFモータ261を用いて繰り込む。その
後、A138で要求コードをクリアし、上記A044に
ジャンプする。A130で脱マクロ要求がなされていな
かったと判断されると、A134の処理を実行する。A
134では、上記A050でレンズWIDE端セット要
求がなされていたか否かを判断する。レンズWIDE端
セット要求がなされていたと判断された場合は、A13
6によってレンズWIDE端セットの動作を実行する。 A132では、ズームエンコーダ266の目標値をレン
ズWIDE端に設定して、上記A120やA124と同
様の処理を行なう。その後、A138で要求コードをク
リアし、上記A044にジャンプする。
【0066】A134でレンズWIDE端セット要求が
なされていなかったと判断されると、A140の処理を
実行する。A140では、上記A050で1コマ巻き上
げ&レンズWIDE端セット要求がなされていたか否か
を判断する。1コマ巻き上げ&WIDE端セット要求が
なされていたと判断された場合は、A142によって1
コマ巻き上げ&WIDE端セットの動作を実行する。1
コマ巻き上げ&WIDE端セットとは、1コマ巻き上げ
とWIDE端セットの両方を行なうものであり、A14
2で上記A136と同様のレンズWIDE端セットの処
理を行なった後にA102にジャンプし、1コマ巻き上
げの処理を行なう。
【0067】A140で1コマ巻き上げ&レンズWID
E端セット要求がなされていなかったと判断されると、
A148の処理を実行する。A148では、上記A05
0でパワーフォーカスの要求がなされていたか否かを判
断する。パワーフォーカスの要求がなされていたと判断
された場合は、A150によってパワーフォーカスの動
作を実行する。パワーフォーカスは、ZOOM・TEL
EスイッチおよびZOOM・WIDEスイッチをモニタ
していて、ZOOM・TELEスイッチがオンされると
レンズが無限遠側に駆動するようにAFモータ261を
駆動させ、ZOOM・WIDEスイッチがオンされると
レンズが至近側に駆動するようにAFモータ261を駆
動させるものである。AFモータ261の駆動は、ZO
OM・TELEスイッチおよびZOOM・WIDEスイ
ッチをオフとすることにより停止する。これによって、
撮影者は、マニュアル操作で、任意に焦点合わせを行な
うことができる。さらに、レンズの駆動中は、ファース
トレリーズスイッチと絶対距離カウンタの値をモニタし
、ファーストレリーズスイッチがオンすると、露出準備
のために、レンズの駆動を停止する。また、レンズが無
限遠端或いは至近端に達すると、同様にレンズの駆動を
停止させる。なお、至近端は、焦点距離が同じときでも
、マクロモード時と否マクロモード時とでは、異なる位
置に設定してある。
【0068】A148でパワーフォーカスの要求がなさ
れていなかったと判断されると、A152の処理を実行
する。A152は、AF制御サブルーチンである。この
AF制御サブルーチンでは、まず、測距のためのAFセ
ンサーの積分をスタートさせ、AF測距演算を行なう。 次に、PFスイッチによりオートフォーカスモードが選
択されており、且つ、ファーストレリーズスイッチがオ
ンされていれば、フォーカシングのためのレンズ駆動を
行なう。続いて、合焦時には合焦フラグをセットし、合
焦不能時には合焦不能フラグをセットする。これらのフ
ラグによって、露出を開始するか否かの判断や、上記A
068での合焦・非合焦の表示を行なっている。次に、
メインルーチン(図4)のA076に示した露出判断/
露出サブルーチンについて、図6〜図9を用いて説明す
る。このサブルーチンでは、上述したように、露出シー
ケンスへの分岐の判断と露出とを行なう。
【0069】まず、E002で、PWスイッチ217の
オン/オフをチェックする。ここで、PWスイッチ21
7がオフであれば、E038で露出フラグ1をクリアし
て、メインルーチンに復帰する。露出フラグ1は、メイ
ンルーチンに戻ったときの判断用フラグであり、図4の
A078で使用している。なお、このフラグは、露出を
行なったときに「1」にセットされ、行なわれなかった
ときには「0」となる。
【0070】PWスイッチ217がオンであれば、E0
04で、露出要求コードがセットされておるか否かの判
断を行なう。他の要求コードについての判断はメインル
ーチン内で処理しているが、この露出要求コードに関し
ては、ここで処理する。露出要求コードは、セルフタイ
マモードでタイマがスタートしてから約12秒後にセッ
トされる。この露出要求コードがセットされているとき
は、E044にジャンプする。
【0071】露出要求コードがセットされていないとき
は、E006でセルフタイマが作動中であるか否かの判
断を行なう。セルフタイマが作動中であれば、E038
にジャンプする。一方、セルフタイマが停止していると
きは、E008でファーストレリーズスイッチのオン/
オフのチェックを行ない、さらに、ファーストレリーズ
スイッチがオンされていたときは、E010でセカンド
レリーズスイッチのオン/オフのチェックを行なう。こ
こで、ファーストレリーズスイッチ或いはセカンドレリ
ーズスイッチの一方がオフしているときはE038へジ
ャンプし、両方ともオンしているときはE014を実行
する。
【0072】E014では、フォーカスモードがパワー
フォーカスモード(PFモード)であるか否かを判断し
、パワーフォーカスモードである場合は、合焦が可能か
否かの判断は不要なので、E021にジャンプする。 一方、パワーフォーカスモードでない場合は、さらに、
E016でポートレートモードであるか否かの判断を行
なう。ポートレートモードである場合は、E018でオ
ートズーム処理が終了したか否かを判断し、オートズー
ム処理が終了していなければE038にジャンプする。
【0073】オートズーム処理が終了している場合は、
E020で合焦がなされているか否かの判断を行なう。 合焦がなされていないと判断されたときは、E038に
ジャンプする。一方、合焦がなされていると判断された
場合は、E022ではセルフタイマモードであるか否か
の判断を行なう。セルフタイマモードである場合は、E
024でセルフタイマ作動中フラグをセットするのみで
、露出は行なわない。このフラグによりセルフタイマが
スタートする。このとき、メインルーチン(図4)のA
068で、ファインダー内表示用LCD271を消して
、セルフタイマがスタートしたことを撮影者に知らせる
。その後、E038を実行し、サブルーチンを終了する
【0074】一方、E022でセルフタイマモードでな
いときは、F034でドライブモードがシングルモード
であるか連写モードであるかを判断する。シングルモー
ドであるときは、E036で露出フラグ2の状態をチェ
ックする。露出フラグ2は露出が行なわれると、後述す
るE072でセットされ、ファーストレリーズスイッチ
がオフされるまではクリアされない。したがって、シン
グルモードで一度撮影を行なうと、一度レリーズスイッ
チをはなさなければ次の撮影ができないようになってい
る。一方、E034で連写モードであると判断されたと
きは、E044以降を実行する。E044以降は、露出
処理である。
【0075】E044では、まず、写し込みフラグをセ
ットする。ただし、この写し込みフラグは、E046で
2重露出撮影モードの二回目の撮影であると判断された
ときは、E048でクリアされる。この写し込みフラグ
によって、後述するE056(露出サブルーチン)中で
、日付の写し込みを実行する。
【0076】続いて、E050では合焦フラグを、F0
52では合焦不能フラグを、それぞれクリアし、E05
4ではバッテリーチェックサブルーチンを実行する。こ
こで、バッテリーチェックとは、電池221の電圧レベ
ルを判定するものであり、本実施例のカメラでは、4段
階のレベルを設定してある。この電池221の電圧は、
インターフェイスIC210に接続されたダミーロード
211を動作させて測定する。ダミーロード211を動
作させた状態で、さらにバッテリー電圧出力選択コマン
ドを送信すると、インターフェイスIC210の出力ポ
ートのうち、メインCPU200のA/D変換ポートに
接続されたポートに、電池221の電圧をレベルを変換
した電圧が出力される。メインCPU200では、これ
をA/D変換し、レベルの判定を行なう。第1のレベル
は新品電池に近いレベルであり、特に問題はない。第2
のレベルに入ると、デューティー駆動しているズームモ
ーターのデューティーを上げ、高速でズーミングを行な
うようにする。これは電池221の電圧によらず、ズー
ム駆動スピードをほぼ一定にするためである。第3のレ
ベルである場合は、電池の残量が少ないので、交換を警
告する必要がある。この警告は、LCDパネル281の
電池マークの表示を点滅させることにより行なう。第4
のレベルは、カメラの動作が保証できないレベルである
。この場合は、バッテリーサブルーチン内で、電池マー
クを表示(他はすべて消灯)した後、PWスイッチ21
7以外のカメラ動作をすべて禁止する。それでPWスイ
ッチ217がオン→オフした時のみ、メインシーケンス
のA082(図5)と同じパワーダウンを行なう。電池
レベルが第1のレベル〜第3レベルであれば、E056
で、露出サブルーチンを実行し、露出を行なう。露出後
は、各フラグをセット/リセットし(E058〜E07
2)。メインルーチンへ復帰する。次に、E056で示
した露出サブルーチンについて説明する。図8,9は、
この露出サブルーチンを示すフローチャートである。ま
ず、F002で、ストロボの充電を停止する。
【0077】次に、F004で、必要に応じて赤目抑止
のためにストロボプリ発光を行なう。図3に示したよう
に、ストロボには、TELE側Xe管233と、WID
E側Xe管235とがある。このうち、プリ発光にはW
IDE側Xe管235を使い、また、撮影のための本発
光には、TELE側Xe管233、WIDE側Xe管2
35、外付ストロボを、単独或いは組み合わせて使用す
る。
【0078】F006では、写し込みフラグの状態を判
断する。上述のように、この写し込みフラグは、日付の
写し込みを行なうか否かの設定を行なうためのフラグで
ある。この写し込みフラグがセットされているときは、
F008で、メインCPU200からデートモジュール
284に、写し込みトリガー信号が出力される。日付の
写し込みは使用しているフィルムの感度によって切り換
えられるが、これはメインルーチン(図4)のA050
でフィルム感度を入力した際に設定している。F010
では、ミラーアップと絞り込みとを行なう。
【0079】F012では、撮影モードがバルブモード
であるか否かの判断を行なう。バルブ撮影とは、レリー
ズスイッチが押されている間露出を続ける撮影モードで
あり、この場合には露出秒時タイマをスタートさせない
。F016以降は露出処理である。まず、F016で、
先幕をスタートさせる。以後、F018〜F034のル
ープを繰り返し実行する間、露出が続行される。露出の
終了は、基本的にはF018のタイマの終了による。
【0080】F020では、シャッタスピードが1/1
00秒以下であるか否かを判断し、1/100秒以下で
ある場合には、F018へジャンプする。すなわち、シ
ャッタスピードが1/100秒以下である場合には、F
018のタイマの終了によってのみ、露出を終了させる
【0081】F022では、Xスイッチで、先幕が終了
したか否かを判断する。先幕が終了していないと判断し
たときには、F018へジャンプする。すなわち、先幕
が終了していない場合には、F018のタイマの終了に
よってのみ、露出を終了させる。一方、先幕が終了して
いるときには、F024で先幕シンクロモードであるか
否かを判断し、先幕シンクロモードである場合は、F0
26で内蔵ストロボおよび外付ストロボの発光を行なう
【0082】次に、F028で、シャッタスピードが1
/8秒より長い長秒時露出であるか否かを判断し、1/
8秒以下であるときはF018へジャンプする。一方、
1/8秒より長いときは、F030でPWスイッチ21
7のオン/オフをチェックし、PWスイッチ217がオ
フである場合は、F036へジャンプする。すなわち、
シャッタスピードが1/8秒より長い長秒時露出である
場合は、PWスイッチ217がオフしたことによっても
、露出を終了する。
【0083】次に、F032で、バルブ撮影であるか否
かを判断する。バルブ撮影でない場合は、F018へジ
ャンプする。一方、バルブ撮影である場合は、さらに、
ファーストレリーズスイッチのオン/オフをチェックし
、オンであればF018へジャンプし、オフであれば露
光を終了する。すなわち、バルブ撮影である場合は、フ
ァーストレリーズスイッチをオフにすることによっても
、露出を終了する。
【0084】露出が終了した場合は、シャッタスピード
が1/100秒より長いか否かを再度チェックし、1/
100秒以下の場合は、後幕シンクロモードであるか否
かのチェックを行なう。ここで、後幕シンクロモードで
あるときは、F040で、内蔵ストロボおよび外付スト
ロボの発光制御が行なわれる。
【0085】さらに、夜景モードでシャッタスピードが
1/3秒以上の長秒時であり(F042)、且つ、露光
間ズーミングが選択されている場合(F044)には、
F046で、この露光間ズーミングを行なう。露光間ズ
ーミングとは、文字通り、露光中にズーミングを行なっ
て、レンズの焦点距離を連続的に変化させる撮影方法で
ある。本実施例のカメラにおいては、露出開始前にZO
OM・WIDEスイッチ或いはZOOM・TELEスイ
ッチによって指示された方向に、露出時間と等しい時間
、或いはレンズが端部に当てつくまで、ズーミングを行
なう。以上の処理が終了すると、F048で後幕を走ら
せて露出を終了し、続いて、F050でミラーダウン、
絞り開放等を行なって次回の露出に備える。
【0086】F052〜F056は、露出後のフィルム
巻き上げである。ここで、二重露出モードの1回目の撮
影終了では、フラグをセットするだけで巻き上げは実行
しない。
【0087】以下、夜景モードの説明を加える。本実施
例においては、夜景モードの特徴として、(1) 夜景
等の暗いシーンを撮影する場合には、プログラム露出を
マイナス補正してから撮影を行なうことにより、肉眼で
見たままのシーンを再現することができること、(2)
 シンクロ撮影の種類として、ストロボの長秒時シンク
ロと後幕シンクロ撮影とを有していること、(3) ス
トロボGナンバーの補正をしたことにより、暗い背景に
合わせることができること、(4) 簡単な操作で露光
間ズーミングが実行できること、(5)低輝度のために
AFが不能な遠距離被写体に対して無限遠撮影を行なう
ことができるようにしたこと等があげられる。本実施例
では、夜景モードを選択して撮影を行なうことにより、
これらの特徴をいかした写真を得ることができる。
【0088】夜景モードはサブジェクトモード内に設け
られていて、SUBJECTスイッチを何回か押すこと
で設定できる。夜景モードが設定されると、LCDパネ
ル281上に月と星をデザインした夜景マークを表示す
るデータがLCDIC283に送信される。夜景モード
では測光値を1段補正してプログラムをシフトする。通
常、カメラの露出は灰色の被写体を基準に調整されてい
るので、暗いシーンをそのまま撮影すると、肉眼で見た
シーンよりも明るい写真になってしまう。この欠点を解
決するためにプログラムをシフトして、写真を肉眼で見
たシーンに近づけるようにしている。また、ストロボの
光量も0.5段アンダーに補正している。これにより暗
い背景で人物が白く強調され過ぎることなく、自然な写
真を得られるようになる。
【0089】ストロボの撮影には、先幕シンクロと後幕
シンクロとがある。一般に、長秒時シンクロ撮影では、
後幕シンクロ撮影を使用した方が、より自然な写真とな
る。先幕シンクロ、後幕シンクロの発光タイミングにつ
いては図9で説明した。本実施例のレンズはズーミング
により焦点が移動するため、後幕シンクロについては、
レンズ駆動前に発光させることにより、ピンボケ写真と
なることを防止している。また、本実施例のカメラのA
Fは、テイキングレンズを通して入射する被写体光を2
光路に分割して比較する所謂位相差方式を採用している
ので、低輝度の被写体では測距できないことがある。こ
のため、AF補助光(補助光LED212)を用いて低
輝度被写体の測距を行なっているが、夜景のように遠距
離に被写体がある場合には、AF補助光の効果は期待で
きない。そこで、夜景モードでは、低輝度でAF補助光
を用いても測距不能のときには、被写体が遠方にあるも
のと判断して、フォーカシングレンズを無限位置にした
まま合焦フラグを強制的にセットし露出を許可する。
【0090】次に露光間ズーミングについて説明する。 露光間ズーミングとは、文字通り露光中にズーミングを
行なう撮影法である。一般的な露出間ズーミングは、ス
トロボを使用して主要被写体を写し込み、その後にズー
ミングを行なって、周辺に流れるような写真を撮るもの
である。しかし、主要被写体がストロボ光の届かない遠
方にあったり、またストロボを使用したくない場面も考
えられる。この様な場合には、ストロボを使用せずに主
要被写体を写し込まないと、核のはっきりしない写真と
なる可能性が高い。
【0091】本カメラはストロボを使用しなくても効果
のある露光間ズーミングを実行するものである。図9で
説明したように、露光時間が1/3秒よりも長いときに
、露光間ズーミングを可能にしている。本実施例の露光
間ズーミングでは、ストロボ発光も含めて、通常の撮影
を実行した後にズーミングを行なっている。ここで、従
来と異なるのは、ズーミングを開始する前に所定の露光
を完了することと、図9のF036〜F048のシーケ
ンスでストロボ後幕シンクロのときにはストロボ発光後
に直ちにシャッターを閉じるのではなく、ズーミングを
行なった後にシャッターを閉じる点である。ズーミング
は、露光時間およびズームエンコーダの出力により制御
していて、露光時間と同等の時間か或いは端部に当てつ
くまでズームレンズを駆動している。この方法により、
ストロボを使用するか否かにかかわらず、主要被写体が
はっきりと写し込まれた露光間ズーミング写真を撮るこ
とができる。
【0092】露光間ズーミングの実行判断およびズーミ
ングの方向指示はZOOM・TELEスイッチ或いはZ
OOM・WIDEスイッチにより行なう。操作手順は、
レリーズスイッチの1段目を押して、合焦した時点で、
レリーズスイッチを押したまま、ZOOM・TELEス
イッチ或いはZOOM・WIDEスイッチにより、ズー
ミング方向を決める。このときのZOOM・TELEス
イッチ或いはZOOM・WIDEスイッチの状態は、メ
インCPU200のRAMに記憶される。この状態から
レリーズスイッチを更に押し込むと、露出が開始され、
記憶されたZOOM・TELEスイッチ或いはZOOM
・WIDEスイッチの方向に自動的にズーミングが行な
われる。したがって、露出開始後はZOOM・TELE
スイッチおよびZOOM・WIDEスイッチをオフして
もさしつかえない。また、図示していないが、パワーフ
ォーカスモードが選択されたときに、ズームレンズをフ
ォーカシングレンズに、ズームモータをAFモータに切
り換えることにより、露光間ズーミングと全く同じ操作
で露光間デフォーカシング撮影に切り換えることも容易
である。
【0093】図10は露光間ズーミングを説明するため
のタイミングチャートである。レリーズスイッチの1段
目(ファーストレリーズスイッチ)がオンすると、通常
のズーミングは禁止して、ズーム方向指示スイッチ(Z
OOM・TELEスイッチとZOOM・WIDEスイッ
チ)の状態をメインCPU200のRAMに記憶する。 このデータは、レリーズが開始されるまで約100ms
ecに1度更新されるので、レリーズの開始まではズー
ミングの方向を切り換えることができる。次に、レリー
ズスイッチの2段目(セカンドレリーズスイッチ)がオ
ンするとレリーズが開始される。レリーズが開始される
と、先ずミラーアップおよび絞り込みが行なわれる。ミ
ラーアップは、ミラーアップが完了するとオンするMU
スイッチをメインCPU200でモニターしながら、ミ
ラーシャッタ用モータを正転させることで行なっている
。一方、絞り込みは、絞り用フォトインタラプタ264
の出力をモニターし、狙いのFナンバーまで絞り込んだ
ところで、絞りマグネットの吸着を解除することにより
行なっている。MUスイッチがオンしてモーターを停止
させ、ミラーがバウンドしている時間だけ待機した後に
、シャッターマグネット241(F)を解除し、シャッ
ターの先幕をスタートさせる。これと同時に、メインC
PU200の露出タイマをスタートさせる。先幕の走行
が完了するとXスイッチがオンするので、メインCPU
200は、これに同期させてストロボの先幕シンクロ発
光信号を出力する。この後、メインCPU200は露出
タイマをモニターし、露光時間が経過した時点で、スト
ロボの後幕シンクロ発光信号を出力する。露光間ズーミ
ングを行なわない場合には、ここでシャッターマグネッ
ト241(S)を解除してシャッタの後幕をスタートさ
せるが、露光間ズーミングを行なう場合には再び露出タ
イマをスタートさせる。以後、露出タイマは、ズーミン
グタイマとして使用される。タイマのスタートと同時に
、前に記憶した方向にズーミングするよう、ズームモー
ターの回転を開始する。ズーミングは、タイマがオーバ
ーフローするか、或いは、ズームエンコーダの出力より
ズームレンズがTELE端若しくはWIDE端に到達し
たと判断されるまで継続される。ズーミングを終了する
と、後幕をスタートさせて、露光を終了する。露光終了
後はミラーをダウンさせてから、フィルムを1コマ分巻
き上げる。
【0094】このようにして、露出間ズーミングを行な
うことにより、ストロボを使用するか否かにかかわらず
、主要被写体がはっきりと写し込まれた露光間ズーミン
グ写真を撮ることができるのである。
【0095】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の露
光間ズーミング装置を有するカメラによれば、ストロボ
を使用する場合に、露光間ズーミングによる写真撮影を
簡単且つ適切に行うことを可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1の実施例に係わる露光間ズ
ーミング装置を概略的に示すブロック図。
【図2】本発明の第2の実施例に係わる露光間ズーミン
グ装置を有するカメラのシステム概要を示すブロック図
の一部。
【図3】本発明の第2の実施例に係わる露光間ズーミン
グ装置を有するカメラのシステム概要を示すブロック図
の一部。
【図4】図2,図3に示したメインCPUの動作を概略
的に示すフローチャートの一部。
【図5】図2,図3に示したメインCPUの動作を概略
的に示すフローチャートの一部。
【図6】図4に示した露出判断/露出サブルーチンを説
明するためのフローチャートの一部。
【図7】図4に示した露出判断/露出サブルーチンを説
明するためのフローチャートの一部。
【図8】図7に示した露出サブルーチンを説明するため
のフローチャートの一部。
【図9】図7に示した露出サブルーチンを説明するため
のフローチャートの一部。
【図10】露光間ズーミングを説明するためのタイミン
グチャート。
【符号の説明】
101…測光手段、102…演算手段、103…絞り、
104…絞り制御手段、105…露光タイマー、106
…シャッタ制御手段、107…露光時間比較手段、10
8…ズーミングタイマー、109…ズームレンズ、11
0…ズームレンズ駆動手段、111…ズームレンズ位置
検出手段、112…記録手段、113…ズーミング方向
指示手段、115…レリーズボタンの1段目のスイッチ
(ファーストレリーズ)、116…切換えスイッチ、1
17…ストロボ制御手段、118…ストロボモード設定
手段、200…メインCPU、210…インターフェー
スIC、220…電源ユニット、230…ストロボユニ
ット、240…ミラー・シャッタユニット、250…巻
上げユニット、260…レンズユニット、270…ファ
インダーユニット、280…表示ユニット、290…A
Fユニット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  電動ズームレンズを用いて露光間ズー
    ミングを行う露光間ズーミング装置とストロボ発光手段
    とを有するカメラであって、前記露光間ズーミング装置
    とストロボ発光手段が、露光時間を決定する露光時間決
    定手段と、シャッタ機構の開閉を行う露出制御部と、前
    記シャッタ機構が「開」状態になってからの時間を測る
    計時手段と、前記ズームレンズにズーミング動作を行な
    わせるズームレンズ制御手段と、ストロボの発光を制御
    するストロボ制御手段とを具備し、前記露出制御部が前
    記シャッタ機構を「開」状態にし、前記計時手段の計時
    した時間が前記露光時間決定手段の決定した露光時間と
    一致した時に、前記ストロボ制御手段により前記ストロ
    ボを発光し、その後、前記ズームレンズ制御手段により
    前記電動ズームレンズに所定のズーミング動作を行なわ
    せ、このズーミング動作の終了後に前記露出制御部が前
    記シャッタ機構を「閉」状態にすることを特徴とするカ
    メラ。
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