JPH04210825A - 絞りプレス成形方法 - Google Patents

絞りプレス成形方法

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JPH04210825A
JPH04210825A JP2411221A JP41122190A JPH04210825A JP H04210825 A JPH04210825 A JP H04210825A JP 2411221 A JP2411221 A JP 2411221A JP 41122190 A JP41122190 A JP 41122190A JP H04210825 A JPH04210825 A JP H04210825A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
punch
blank holder
workpiece
die
squeezing
Prior art date
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Pending
Application number
JP2411221A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Kadoma
義明 門間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[00011
【産業上の利用分野]この発明は、絞りプレス成形方法
に関し、特に被加工材の材料流入に方向性がある場合の
成形方法に関するものである。 [0002] 【従来の技術】周知のようにプレスによる絞り成形加工
は、プレス素材(ブランク)の一部を板厚方向に突出す
るよう塑性変形させて所望の形状を得る加工方法であり
、したがって、ブランクには圧縮と伸びとが複合かつ連
続して生じる。そのため絞り加工を行なう場合には、シ
ワの発生を防止するために適切な荷重でブランクをホル
トする必要があり、また割れや亀裂を防止するために、
適切な材料の流入を確保する必要がある。 [0003]特に、中央に絞り成形を行なうブランクの
周縁部において絞り成形を並行して行なう場合、あるい
は前工程で絞り成形したブランクの周囲に絞り加工を追
加する場合等のように、成形時に特定の方向からのみ材
料を流入させる必要がある場合においては、ポンチの頭
部を球形に形成して、許容される特定の方向からの材料
流入を促す方法も考えられる。 [0004]Lかし、絞り成形力はポンチにより被加工
材に加えられるので、被加工材とポンチの接触面に大き
な摩擦力が生じる。したがって、ポンチの頭部を単に球
形としただけでは、摩擦力によって材料の流動が妨げら
れ、図6のストローク線図に示すよう(−ブランクホル
ダ1と絞りダイス2とに挾持された被加工材Wは、材料
流入が許容されているB側(図6において右側)から流
入するが、A側から流入しないため、材料流入が不充分
となる。 [0005]そのため、球頭ポンチ3により突き上げら
れて、ブランクホルダ1と絞りダイス2とに周縁部を挟
持された被加工材WのB側からbl、b2〜b5の状態
に徐々に材料流入するため、接触点a2〜a4の範囲の
浅い絞り加工では良いが、被加工材Wの材料の流入が規
制されている図6のA側において、材料の伸びの限界を
越えてしまう85以上の深絞り加工では、亀裂や割れC
が生じるという問題があった。 [0006]そこで本出願人等は、特定の方向からの材
料流入を促すために、ポンチ頭部に球体を回転可能に設
けた絞り成形型について既に出願している(特願平2−
225941号)。 [0007]この従来の絞り成形型4では、図7に示す
ように下型ダイセット5の上面に、リテーナ6によって
ポンチホルダ7が固定され、このポンチホルダ7の上面
に球状のポンチ8が保持されている。 [0008]また、下型ダイセット5の上方にはブラン
クホルダ9がコイルスプリング10によって上方に付勢
されて設けられている。そしてブランクホルダ9の上方
には絞りダイス11と、この絞りダイス11が取付けら
れている上型ダイセット12とが配置されている。 [0009]そして、ポンチホルダ7の上面には、球面
の凹部7aが形成され、この凹部7aには前記球状のポ
ンチ8が、揺動可能に設けられたアーム8aの先端に取
付けられた状態で、その下半分を嵌合させて摺動可能に
保持されている。 [0010]したがって、絞りダイス11とブランクホ
ルダ9との間にスプリング10の弾性力により挾持され
た被加工材Wは、ポンチ8の球頭部8aによって絞り力
が加えられて変形する。 [00111一方、アーム8aの基端にはカムフォロア
13が設けられ、このカムフォロア13は前記ブランク
ホルダ9の下面に取付けられた駆動カム14のカム溝1
4aに係合させである。したがって、被加工材Wを挾持
する絞りダイス11とブランクホルダ9とが下降すると
、カムフォロア13が図7において右方向に駆動され、
その結果、ポンチ8の球頭部8bは、被加工材Wの材料
流入方向に沿って回転し、ポンチ8と被加工材〜■との
接触面の摩擦力によって、材料を所望の方向(B側)か
ら引込み、また材料の流れを阻害することなく円滑に流
入させる。その結果、材料流入が充分であるため、亀裂
や割れが発生することなく絞り成形できる。 [0012]
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記した従来
の絞り成形型4の場合には、ポンチホルダ7の先端に設
けた球形のポンチ8を回転させる機構が必要であり、そ
のため構造が複雑になるとともに、このポンチ8を回転
させる機構には大きな荷重がかかるため、円滑な回転動
作を長期に亘って維持することが困難であり、ひいては
これが型寿命を短くするという問題があった。 [0013]この発明は上記の事情に鑑みなされたもの
で、被加工材の伸び方向への材料流入を促進し、亀裂や
割れ等の成形不良の発生を防止することのできる絞りプ
レス成形方法を提供することを目的としている。 [0014]
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段としてこの発明は、絞りダイスとブランクホル
ダとで挟持した被加工材を、ポンチで押圧して絞り加工
を行ない、かつ絞り加工時の被加工材の材料流入に方向
性を有する絞りプレス成形方法において、前記ポンチを
、材料流入方向と同じ方向に所定角度傾斜させ、かつ材
料流入と同方向に水平移動可能に設けるとともに、被加
工材を挾持した絞りダイスとブランクホルダの昇降動作
に同期させて前記ポンチを水平移動させながら成形する
ことを特徴としている。 [0015]
【作用】プレス成形時に、被加工材の周縁部を挟持する
絞りダイスとブランクホルダとが下降し、被加工材が傾
斜したポンチの先端に当接して絞り加工が開始されると
、ブランクホルダの下降に同期してポンチがその傾斜方
向、すなわち、材料流入方向と同じ方向に水平移動を開
始する。したがって、絞りダイスとブランクホルダとに
周縁部を挾持された被加工材が、移動するポンチによっ
て特定方向からダイス孔内に充分に引込まれて、材料の
流入が規制されている側にも分配されるため、亀裂や割
れを発生されることなく絞り成形できる。 [0016]
【実施例】以下、この発明の絞りプレス成形方法の一実
施例を図1ないし図5に基づいて説明する。 [00171図1は、この発明の方法を行なう絞り成形
型の断面側面図で、絞り成形型21は、下型ダイセット
22の上にカムホルダ23が固定して設けられている。 このカムホルダ23の上には、受動カム24が、定めら
れた方向(図1において左右方向)に摺動可能に設けら
れている。また、受動カム24には先端に球頭部25a
を備えたポンチ25が、リテーナ25bによって所定の
角度θだけ傾けた状態で取付けられている。また受動カ
ム24の前面側とカムホルダ23の内側との間にはリタ
ーンスプリング31が圧縮状態で設けられており、この
受動カム24を後退方向(図1において右方向)に常時
付勢している。 [0018]また下型ダイセット22の上方には、ブラ
ンクホルダ26が、下型ダイセット22との間に配設し
たコイルスプリング27の弾性力によって支持されると
ともに、前記カムホルダ22の立上り部22aの内側面
にガイドされて垂直方向に昇降するように設けられ、ま
た立上り部22aの上端に備えたストッパ22bによっ
て上昇限が規定されて上方への抜は出しを防止されてい
る。また、このブランクホルダ26の所定の位置には傾
斜穴26aが、ポンチ25と同じ傾きで、かつポンチ2
5を挿通可能に貫通して形成されている。さらに、ブラ
ンクホルダ26の下面には、前記受動カム24の背面に
摺動可能に接触して、前進方向(図1において右から左
へ)に駆動する駆動カム28が取付けられている。 [0019]また上型ダイセット29の下面には、ダイ
ス孔30aを備えた絞りダイス30が、垂直方向に突出
して設けられている。 [00201なお、図1中の符号32は、各摺動部の表
面に貼り付けられたテフロン樹脂製等のスライドガイド
である。 [00211次に、この実施例の成形方法を、上記の絞
り成形型21を用いて行なった場合について、図2ない
し図5を参照して説明する。 [0022]先ず、被加工材Wをブランクホルダ26の
上面に載置した後、プレス機のラムの下降により上型ダ
イセット29が下降し始めると、上型ダイセット29の
下面に設けられた絞りダイス30の下端が、ブランクホ
ルダ26上の被加工材Wの上面に当接する(図2参照)
。 [0023]さらに下降させると、ブランクホルダ26
は絞りダイス30に押し下げられ、スプリング27の弾
性力に抗して下降する。このとき、被加工材Wはブラン
クホルダ26と絞りダイス30との間に、スプリング2
7の弾性力によって挾持されるとともに、被加工材Wの
絞り加工が開始される。 [0024]すなわち、絞りダイス30に押し下げられ
てブランクホルダ26が下降すると、ポンチ25の球頭
部25aが、図2において、絞りダイス30のセンタよ
り右側に離れた点a1にて被加工材〜■と接触する。 [0025] この状態からブランクホルダ26が更に
押し下げられると、ブランクホルダ26に設けられた駆
動カム28によって受動カム24が水平方向に前進駆動
されるとともに、受動カム24と一体に前進するポンチ
25が、ブランクホルダ26の傾斜穴26aから上方へ
の突出量を増し、被加工材〜\rを相対的に突き上げる
。 [0026] このとき、被加工材Wは図のA側で材料
の移動が規制されるか、あるいは絞り加工が並行して行
なわれていることにより、ポンチ25の前進に伴って被
加工材WがB側から引込まれ、加工の進展に従って、そ
の周縁部の挾持された部分がbl、b2.b3の順に減
少する。すなわち、材料の供給と延伸とがダイス孔30
a内で生じるため、球頭部25aと被加工材〜■との接
触点a1は、a2.a3.a4の順に絞りダイス29の
センタに接近する(図39図5参照)。また、ポンチ2
5による被加工材Wの引込み量は、このポンチ25の傾
斜角θを変えることによって調節でき、傾斜角θを大き
くすると引込み量も多くなる。 [0027]そして下死点に達した際に、被加工材Wと
ポンチ25との接触点が絞りダイス30のほぼ中心の点
A5の位置まで移動するように設定しておくことにより
、絞りダイス30のA側およびB側における被加工材W
の絞り率がほぼ均等となり、無理なく加工されて絞り成
形が完了する(図4参照)。 [0028]また、下死点を過ぎると、ブランクホルダ
26および絞りダイス30が上昇を開始し、ブランクホ
ルダ26と一体に駆動カム28が上昇するため、受動カ
ム24はリターンスプリング31の弾性力によって後退
する。そして、ブランクホルダ26がストッパ22bに
よって上昇を規制されると、絞りダイス30が上型ダイ
セット29と共に上昇して成形品が脱型される。 [0029]なお、上記実施例においては、絞り成形型
21のポンチ25を水平方向に移動させる手段としてカ
ム機構24.28を用いたので、構造が簡単で耐久性に
優れている。また、ポンチ25を水平方向に駆動する方
法としては、他に油圧シリンダ等のアクチュエータを用
いる方法がある。 [00301また、上記実施例おいては、先端を球形に
形成したポンチ25の場合について説明したが、この発
明の方法は、テーパ形状や円筒形等の他の形状のポンチ
による絞り加工の場合にも好適に実施することができる
。 [00311以上のようにこの実施例の方法によれば、
例えば、互いに接近して2つの絞り形状を同時に成形す
る等の材料流入方向が限定される場合に、被加工部材の
型内への材料流入を、特定の方向から行なうことができ
るので、成形品形状の自由度が向上し、製品形状の複雑
化に対応可能となり、また一体成形することによって溶
接等による接合を不要として製品の軽量化および低コス
ト化が可能となる。 [0032]
【発明の効果】以上説明したように、この発明の絞りプ
レス成形方法は、ポンチを成形時の材料流れ方向に傾斜
させかつ材料流入と同方向に水平移動可能に設け、絞り
ダイスの昇降に同期させてポンチを水平方向に移動させ
ながら絞り加工するので、移動するポンチによって引込
まれる型内への材料流入が充分に行なわれるため、絞り
成形時における亀裂や割れ等の成形不良の発生を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の方法を行なう絞り成形型の断面側面
図である。
【図2】絞りダイスとブランクホルダとの間に被加工材
を挾持した状態を示す説明図である。
【図3】ポンチが被加工材を引込む状態を示す説明図で
ある。
【図4】下死点に達して成形が完了した状態を示す説明
図である。
【図5】水平移動するポンチのストローク線図である。
【図6】従来の球頭絞り成形方法におけるポンチのスト
ローク線図である。
【図7】球頭部を回転させる機構を備えた従来の絞り成
形型の断面側面図である。
【符号の説明】
21 絞り成形型 22 下型ダイセット 23 カムホルダ 24 受動カム 25 ポンチ 25a  球頭部 26 ブランクホルダ 26a  傾斜穴 28 駆動カム 29 上型ダイセット 30 絞りダイス 30a  ダイス孔 31 リターンスプリング 32 スライドガイド W  被加工材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絞りダイスとブランクホルダとで挾持した
    被加工材を、ポンチで押圧して絞り加工を行ない、かつ
    絞り加工時の被加工材の材料流入に方向性を有する絞り
    プレス成形方法において、前記ポンチを、材料流入方向
    と同じ方向に所定角度傾斜させ、かつ材料流入と同方向
    に水平移動可能に設けるとともに、被加工材を挾持した
    絞りダイスとブランクホルダの昇降動作に同期させて前
    記ポンチを水平移動させながら成形することを特徴とす
    る絞りプレス成形方法。
JP2411221A 1990-12-17 1990-12-17 絞りプレス成形方法 Pending JPH04210825A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102012014201B3 (de) * 2012-07-18 2013-08-22 Audi Ag Rückhalteeinrichtung zur Beeinflussung des Materialflusses in einem Blechbearbeitungswerkzeug und Blechbearbeitungswerkzeug mit wenigstens einer solchen Rückhalteeinrichtung

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DE102012014201B3 (de) * 2012-07-18 2013-08-22 Audi Ag Rückhalteeinrichtung zur Beeinflussung des Materialflusses in einem Blechbearbeitungswerkzeug und Blechbearbeitungswerkzeug mit wenigstens einer solchen Rückhalteeinrichtung

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