JPH04210306A - 振動切削装置 - Google Patents

振動切削装置

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JPH04210306A
JPH04210306A JP2339144A JP33914490A JPH04210306A JP H04210306 A JPH04210306 A JP H04210306A JP 2339144 A JP2339144 A JP 2339144A JP 33914490 A JP33914490 A JP 33914490A JP H04210306 A JPH04210306 A JP H04210306A
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cutting
vibration
movable element
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input shaft
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Kozo Najima
名島 弘三
Hironori Tsuyukuchi
露口 浩典
Tsutomu Aoki
務 青木
Fukuo Wakano
若野 福男
Katsuhiro Ida
勝啓 井田
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Nippon Pneumatic Manufacturing Co Ltd
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B47/00Constructional features of components specially designed for boring or drilling machines; Accessories therefor
    • B23B47/34Arrangements for removing chips out of the holes made; Chip- breaking arrangements attached to the tool
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 この発明はドリルやミルなどの回転する切削刃物に切削
に有効な振動を与えるようにした切削装置に関するもの
である。 〔従来の技術〕 第7図は一般の切削工具の刃先による切削状態を示すも
のであり、aは金属材料からなるワーク、bは図の左方
に移動している刃先、Cは切削により生した切屑である
。 上記切屑Cは刃先すにより圧縮剪断されたブロックC′
で構成されており、圧縮と剪断を繰返す毎に刃先すは矢
印のように断続的に前進後退を繰返しながら移動してい
る。 この前進後退運動により生ずる振動が切削による自動振
動であり、−船釣にはきわめて微小な振動であるが、広
義の振動切削ともいえる。しかし、その振幅がある大き
さになるとびびり振動となる。 第8図の1は上記の一般的な従来の切削工具による切削
状態の波形を示すものであり、きわめて不規則であり、
小さい波形の部分は発熱し易く、大きい波形の部分はワ
ークに大きな掻傷を残し、面粗度が悪(なる。 従来ではこの有害なびびり振動を滅しるために、できる
だけ剛性の大きい工具数イ]構造をとっていた。 また、一方切削刃物を強制的に振動させ、第8図のHに
示すような均一な波形の振動を強制的に刃物に与えて切
削する振動切削装置がある。 〔発明が解決しようとする課題] 上記第8図Hのような強制的振動切削製置は、公知の1
lII9切削性において優れた特徴を有している。 しかし、起振装置としで、発振機よりの周波数で励振さ
れた電わい型や侑わい型の振動子が多く用いられており
、その他にも電磁振動型、電気−油圧型、機械〜油圧型
などが桿案されているが、これらは複雑な電気回路が必
要なものや油圧シリンダなどの大型で?MMな機能の高
価な装置を必要とする点で問題がある。 この発明の課題は上記第8図Iのような刃先の不規則な
振動を、上記第8図■のような複雑で高価な強制的振動
装置を用いないで、主としてボールのような可動子とば
ねからなる簡単な構造であるにかかわらず第8図mlに
示すように均一な波形の振動に変換して優れた切削性を
発揮することができる切削装置を提供することである。 また、ボールのような可動子やばねからなる振動ユニッ
トを回転軸と平行な軸方向に設け、この振動ユニット部
が遠心力による影響を受けないようにしたものである。 (課題を解決するための手段〕 上記の課題を解決するために、この発明は工作機械の主
軸により駆動される入力軸と、切削工具取付部を有する
出力軸との間に、切削刃物の刃先に生しる微小振動を受
けて、刃先の振動を均一にするための振動ユニットを設
けた振動切削装置において、上記振動ユニットを回転軸
芯と平行する軸方向に移動可能な可動子と、この可動子
を受ける凹部と、上記可動子を上記凹部に押し付けるば
ねにより構成したことを特徴とする振動切削装置および
上記入力軸または出力軸の何れか一方に複数の凹部を回
転中心と同心の円周上に等間隔で設け、他方には上記各
凹部に対向する複数の軸方向の貫通孔を設け、この各貫
通孔にばねにより前記各凹部に押し付けられる可動子を
はめて振動ユニットを構成した振動切削装置ならびに上
記可動子を装着した入力軸または出力軸の何れかには、
上記可動子を上記凹部に押し付けるばねを受ける進退自
在のトルクリングと、このトルクリングの前側にあって
、同トルクリングの前後位置を調整するトルクアジャス
トリングを設けた振動切削装置、さらに上記可動子をは
めた一部の貫通孔には可動子の変位を一定範囲内に制限
するための止めねしを装着した上記各振動切削装置と同
様の振動切削装置を提供する。 (作用] この発明は上記の構成であり、入力軸を工作機械の回転
主軸に固定し、この回転主軸とともに入力軸を回転し、
かつ前進さゼで刃物取付軸に固定した切削刃物をワーク
に押し付けて切削を開始する。 上記の切削作用において、切削応力の変動により切削刃
物の刃先に不規則な微小振動を発住するが、この微小振
動が出力軸に伝達される。 上記の刃先に発住する振動は、従来の切削装置では第8
図の1の波形のようにきわめて不規則なものであるが、
この発明の場合は出力軸の振動が、これに接している振
動ユニットにより調整されて均一化される。 すなわち、切削応力の振動中が小さい場合は振動ユニッ
トの連動量の変動+j+も小さく、ばねの圧縮量も小さ
いうえに、このとき働く振動ユニ、]、部の回転力伝達
のばね定数は小さく、刃先の振動はあまり制限されない
ので、従来の切削装置に比較して振動は拡大される。 ここで、振動ユニットとは第6図および第10図、第1
)1)ilに示す構成部分をいい、具体的には後記する
入力軸1のフランジ4の球状凹部15と、出力軸2の大
径部16の貫通孔21およびねし孔22と、これらの間
に介在させた可動子23と、ばね26および止めねし2
7.30からなっている。 また、刃先の切削応力の振動中が大となり、これに伴い
ばねの圧縮量が大きくなると第10図、第1)図に示す
ように、介在する可動子23の位置が八からBに変り、
これによって入力軸1と出力軸2の応力伝達の関係が変
化する。このため振動ユニット部の総合的な回転伝達の
ばね定数が犬となり、刃先の振巾を制限するので、刃先
の振lj目よ第8図■のように小さい振動は比較的大き
く、太きい振動は比較的小さくなって全体的に均一化し
て切削性能が向上する。 〔実施例] 第1図ないし第6同に示す実施例において、1は入力軸
、2は出力軸であり、入力軸1の後部はス)・レートシ
ャンク3のとなり、その前部にフうンジ4が一体に形成
しである。 前記入力軸1の中心孔5には前記出力軸2の後部の小径
軸部6が回転自在にはまっているが、その後端外周に小
径段部7が形成しである。 9は中心孔5の中間部内周に形成した突部で、この突部
9の後側にスラストヘアリング10を取付け、ストップ
ボルト1)の後端の大径頭部をスラストへフランジ10
にて支承させ、同ボルト1)は突部9内を回動自在に貫
通せしめて上記小径軸部6の中心後部の小径ねし孔12
にねじ込む。 また、上記小径段部7と突部9の前側間に多数のスチー
ルボール13を入れる。 上記フランジ4の前面には第1図ないし第3図のように
多数の凹部15を人力軸1の中心と同芯の円周上に等間
隔に設ける。 また、フランジ4の前面の内側に全周に亘る凹部17を
形成し、この凹部17と、出力軸4の大径部16の後面
内周寄りの全周に亘る凸部19の間に多数のスチールボ
ール20をはめる。 上記出力軸2の大径部16には第1図ないし第4図に示
すように、前後方向に貫通ずる多数の貫通孔21とねし
孔22を出力軸2の中心と同心の円周上に等間隔で設け
であるが、この各貫通孔21とねし孔22は前記フラン
ジ4の凹部15に一致する位置となる。 上記ねし孔22は複数の貫通孔21毎に1個の割合で設
けである。 上記の各貫通孔21およびねじ孔22にそれぞれスチー
ルボールからなる可動子23を可動的にはめ込みフラン
ジ4の凹部15にはまるようにする。 前記答礼21にはそれぞればね26をはめ、ねし孔22
には止めねし27をねじ込んで、その端面と可動子23
の間に若干の隙間を設け、さらにその前側には前端にロ
ーラピン29を有する止めねし30をねし込んでピン2
9を大径部16の前面に突出せしめる。 31はトルクリングで、出力軸2の大径部16の前側に
摺動自在にはまり、かっ各ローラビン29がはまる孔3
2を有している。 上記トルクリング31の前面には第5図のように、リン
グの中心と同心の複数の円弧状溝33を設けである。こ
の溝33は、第6図に示すように一端から他端へと次第
に深くなるように傾斜しかつ円弧状の横断面となってい
る。 34はトルクアジャストリングで、その後面にスチール
ボール35がはまる複数の凹孔36を設けて、ボール3
5が前記溝33にはまるようにし、さらに、リング34
の外周後部には、リング31の外側にはまる周壁37を
一体に設け、前記大径部16の前面外周に周壁37の後
端がはまる凹入段部39を設ける。 上記アジャストリング34には半径方向の複数のねし孔
40を設けて、このねじ孔40にねし込んだ止めねし4
1の内端を出力軸2の外周の複数の保合凹部42の何れ
かに係合させてリング34を出力軸2に固定する。 上記出力軸2の前端の刃物取付部46の外周には雄ねじ
43を同心に設け、内周には前部が拡大したテーパ孔4
4を同心に設ける。 51は前記テーパ孔44にはめたコレットで、54は前
記雄ねじ43にねし込んだ締め旬けねしである。 第9図は他の実施例を示すもので、止めねし27の先端
をねしのない軸部とし、ねし部を出力軸2に固定した受
リング28のねし孔にねし込んだもので、作用は第1図
の実施例と同様であるから同一の符号をつけて詳細な説
明は省略する。 上記実施例の作用を説明すると、ストレートシャンク3
を利用して工作機械の主軸に入力軸1を固定し、出力軸
2の刃物取付部46には、コレ・ノド51などを利用し
てドリルなどの切削刃物55を固定する。 最初は各ばね26の弾力あるいは止めねし27によって
各可動子23はフランジ4の各凹部15に係合して入力
軸1と出力軸2を結合しでいるから、入力軸1のトルク
が出力軸2に伝わって切削加工が始まる。 こうして切削刃物55の刃先がワークに切り込むと、第
7図に基づいて説明したように切削刀物55の刃先に不
規則な微小振動が発生し、この振動が切削刃物55を介
して出力軸2に伝達される。 すなわち、第6図および第10図、第1)1)mに示1
振動ユニントにおいて、入力軸と一体のフランジ4が矢
印方向に回転している場合、可動子23がばね26で凹
部15に押し付けられていることにより出力軸2に回転
が伝わる。 一方、切削刃物55の刃先で発生ずる自1)jl振動は
出力軸2から可動子23に伝わり、可動子23から凹部
15の周面に伝達される。 可動子23はスチールボールのような剛体であるため、
可動子23は円面部に衝突後攻18シて出力軸2の貫通
孔21の内面に衝突して衝撃を与える。 この場合の可動子23の振動は、極めて小さな回転振動
が主体であって、可動子23の中心位置の移動振巾はた
かだか数十μmの値であり、可動子23とばね26が数
mmも跳躍するような振動は生じない。 上記のように可動子23が貫通孔21を押すとき、ばね
26が若干圧縮されるが、切削応力の振動中が小さいと
きは振動ユニットの運動量の変化は小さく、ばね26の
圧縮量も小さいうえに、このとき働く振動ユニット部の
回転力伝達のばね定数は小さく、出力軸に固定した刃物
の刃先の振動はあまり制限されないので、刃先の振動は
切削効果の大きくなる範囲で従来の場合よりも拡大され
る。 また、刃先の切削応力の振動中が大きくなり、これに伴
いばね26の圧縮量が大きくなると、第10図Bおよび
第1)図Bに示すように、介在する可動子23の相対位
置が変って、入力軸1と出力軸2の応力伝達の関係が変
化する。すなわち、可動子23と貫通孔21の内面、止
めねじ27の先端とが当接する。このため、振動ユニッ
ト部の総合的な回転力伝達のばね定数が大きくなり、刃
先の振動を制限するので、刃物の振巾を切削効果の大き
い範囲に制限する。 上記の作用により刃先のびびり振動に近い大きな振動が
抑制され、一方、振IJの小さい振動は助長されていく
分大きくなって、第8図■のような均一化された振動と
なる。 なお、上記トルクアジャストリング34の各止めねじ4
1を弛め、リング34を出力軸2に対して回動すると、
リング34と共に回動するボール35が溝33内を移動
してトルクリング31を第2図のように軸方向に移動さ
セ、ばね2Edこよる可動子23の押圧力を変化さセる
ことかできる。 こうしてばねの強さを加減したのち、止めねし41をね
し込んで所定の凹部42に係合させることにより、切削
応力の振動IJの小さいときの伝達トルクを調節できる
。 〔発明の効果〕 この発明は上記のように入力軸を工作機械の回転主軸に
固定し、回転主軸とともに入力軸を回転させ、かつ前進
さセて出力軸の工具取付部に固定した切削刃物をワーク
に押し付けて、切削加工を行うが、この切削加工状態で
切削刃物の刃先に不規則な微小振動が発生する。この微
小振動が出力軸に伝達され、これにより振動ユニットを
振動させてばねの圧縮量を変化させるので、振動が振動
ユニットにより調整されるものである。すなわち、切削
応力の振動中の小さいときは振動ユニントの運動量の変
動1)も小さく、従ってばねの圧縮量も小さいうえに、
このとき働く振動ユニット部の回転力伝達のばね定数は
小さく、刃先の振動はあまり制限されないので、従来の
切削装置に比べて振動は拡大される。また、刃先の切削
応力の振動中が大きくなり、これに伴いばねの圧縮量が
大きくなると介在する可動子の位置が変り、入力軸と出
力軸の応力伝達の関係が変化する。このため振動ユニッ
トの総合的な回転伝達のばね定数が大となり、刃先の振
巾を制限する。 従って刃物の刃先の振動周波数の如何にかかわらず微細
振V〕は)広大され、過大振動は小さく(…えられて全
体として均一化されびびり振動がなくなる。 このため、第8図Hに示したような強制振動方式に比較
して、第8図mに示す如く刃先の振巾は若干大きく、振
動周波数は若干低いが振巾や振動周波数がほぼ均一とな
り(例えば、第8図Hの強制振動方式の振1)18μ巾
、周波数20KHzとした場合、第8図mの本発明方式
の場合、振巾12μm、周波数3〜10KHz程度の値
となる。)、切削刃物の刃先の振動が有効に利用されて
切削速度を速くできる。 また、仕」−げ面のIn度が小さくなり、へ1法精度が
向上する。さらに、強制振動方式の場合のように、複雑
で高価な起振装置が不要であるので、装置自体が安価で
小型化でき、取扱いが容品であるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の切削装置の一実施例を示す縦断側面
図、第2図は同上のトルク低減状態の要部縦断側面図、
第3図は第1図Δ−A線の横断面図、第4図は第1図の
B−B線の横断面図、第5図はトルクリングの正面図、
第6図は可動子の作用を示す展開拡大断面図、第7図は
刃先による切削状態を示す拡大断面図、第8図I、■、
■は各刃先の振動状態を示す波形図、第9図はこの発明
の他の実施例を示す一部縦断側面図、第1O図A、Bお
よび第1)図A、Bは振動ユニット部の各実施例の作用
を示す拡大断面図である。 1・・・・・・入力軸、   2・・・・・・出力軸、
4・・・・・・フランジ、   15・・・・・・凹部
、16・・・・・・大径部、  21・・・・・・貫通
孔、23・・・・・・可動子、  26・・・・・・ば
ね、31・・・・・・トルクリング、 34・・・・・・トルクアジャストリング、46・・・
・・・刃物取付部、55・・・・・・切削刃物。 特許出願人    日本ニューマチック工業株式会社 同 代理人    鎌   1) 文  二手続補正書
(自動 平成 3年 9月19日 平成2年特許願第339144号 2、発明の名称 振動切削装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 1第10図J及びI第1)図」を別紙の埋り情止しょ]
。 明     細     書 】1発明の名称 振動切削装置 2、特許請求の範囲 (1)工作i械の主軸により駆動される入力軸と刃物取
付部を有する出力軸とを少パーとA幻可−力]LMJ3
動切削装置。 (2)前記可動子を上記凹部に押し付けるばねを受ける
進退自在の□1受二外と、この里!ノーの前側にあって
、U去2ノーの前後位置を調整するヱ込土ス上14久を
設けたことを特徴とする請求項(1)記載の振動切削装
置。 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 この発明はドリルやエンドミル、タップなどの回転する
切削刃物に、切削に有効な振動を与えるようにした切削
装置に関する。 〔従来の技術〕 第7図は一般の切削工具の刃先による切削状態を示すも
のであり、aは金属材料からなるワーク、bは平均的に
図の左方に移動している刃先、Cは切削により生じた切
屑である。 上記切屑Cは刃先すにより圧縮剪断された微少ブロック
C′で構成されており、圧縮と剪断を繰返す毎に刃先す
は矢印のように断続的に前進後退を繰返しながら移動し
ている。 この前進後退運動により生ずる振動が切削による自動振
動であり、−船釣にはきわめて微小な振動であるが、広
義の振動切削ともいえる。しかし、その振幅が、何らか
の切削条件の変化によって、ある大きさになるとびびり
振動となる。 第8図の夏は上記の一般的な従来の切削工具による切削
状態の振幅波形を示すもので、きわめて不規則であり、
小さい振幅の部分は発熱し易く、大きい振幅の部分はワ
ークに大きな掻傷を残し、面粗度が悪くなる。 従来では、この存置な大きい振幅の部分の振動を滅しる
ために、できるだけ剛性の大きい工具取付構造を採用し
ていた。 しかし、剛性を大きくすればする程、逆に振幅の小さい
前者の部分は、ますます振幅が小さくなって、切屑及び
刃先の温度が高くなり、構成刃先の成長等によって切削
性が悪化する。 したがって有効な切削性を得るためには、大きい振幅は
比較的小さく、反対に小さい振幅は比較的大きくして、
全体に第8図■に示すような均一化された振動を作り出
す必要がある。 この目的のために、切削刃物を外部振動源によって強制
的に振動させ、第8図のHに示すような均一な波形の振
動を強制的に刃物に与えて切削を行なう振動切削装置が
ある。 〔発明が解決しようとする課題〕 上記のような強制的振動切削装置は、公知の通り切削性
において傍れた特徴を有している。 しかし、起振装置として、発振器で励磁された電わい型
や磁わい型の振動子が多く用いられており、その他にも
電磁振動型、電気−油圧型、機械−油圧型などが提案さ
れているが、これらは複雑な電気回路、機構が必要なも
のや、工作物取付台を振動させる油圧シリンダ形式のも
のなどの人形で高価な装置を必要とし、かつ適当な刃先
の振幅を得るために共振作用を利用しているので、一定
の周波数でのみ使用可能であって、切削途中の条件変化
に対応することができない問題がある。 そこでこの発明の課題は、上記第8図1のような刃先の
不規則な振動を、上記のように複雑で高価な上に適用範
囲の狭い強制的振動装置を使用しないで、例えばボール
のような可動子とばねのような抵抗と止めねしのような
振幅調整部材からなる簡単な構造の振動ユニットにより
、切削条件の変化にもかかわらず、第8回口に示すよう
に均一な振幅を安定して得ることができる切削装置を捉
供することである。 (課題の解決手段〕 上記の課題を解決するため、この発明においては、工作
機械の主軸により駆動される入力軸と刃物取付部を有す
る出力軸とを少くとも周方向に移動可能に連結する機構
と、前記入力軸と出力軸のいずれか一方に設けられた凹
部と、これに対応して他方に設りられた孔と、前記凹部
もしくは孔の周面との間に一定の間隙を有し、かつ前記
凹部と孔との間にまたがって取り付けられ前記凹部にば
ねで押圧され、前記間隙によって周方向の移動が制限さ
れた可動子と、この可動子の前記ばねを圧縮する方向の
移動を制限するストッパとによって振動切削装置を構成
したのである。 また、前記ばねの押圧力を調整するアジャストリングを
設けることができる。 〔作用〕 この発明は上記の構成であり、入力軸を工作機械の回転
主軸に固定し、この回転主軸とともに入力軸を回転し、
かつ前進させて刃物取付軸に固定した切削刃物をワーク
に押し付けて切削を開始する。 」二記の切削プロセスにおいて、切削力の変動により切
削刃物の刃先に不規則な微小振動が発生ずる。 上記の刃先に発生する振動は、従来の入力軸と出力軸が
一体となった切削装置では、第8図のIの振幅変動のよ
うにきわめて不規則なものであるが、入力軸と出力軸の
移動が許されていて、がっ一定の変動範囲に制限される
この発明の場合には、第8[NIIのように振ゆJが均
一化される。なお、第8図において、横軸は時間、縦軸
は振幅を示している。 いま、刃先がワークに切り込むと、入力軸から出力軸へ
、凹部と孔にまたがって配置されがっ凹部にばねで押し
付けられた可動子を介して回転力が伝達される。 このとき、切削力の変動幅が小さい場合は、回転力伝達
のねじり剛性は、主として前記ばねによって決定される
ので小さく、刃先の振動はあまり制限されないので、従
来の一体型切削装置に比較して振動の振幅は大きい。 また、刃先の切削力の変動幅が大となり、これにともな
って前記ばねの圧縮量が大きくなると可動子の位置が変
化し、ストッパに当接する。これによって、入力軸は、
前記ばねには無関係tこ出力軸を直接的に回転駆動する
ので、入力軸と出力軸とのねしり剛性は、従来の一体型
切削装置の場合に近い大きな値となり、刃先の振幅を制
限する。 このように、刃先の振幅は、第8図の1に示すような従
来の一体型切削装置に比べて、小さい振幅は比較的大き
く、大きい振幅は比較的小さくなって、全体的に第8図
■のように均一化する。 〔実施例〕 第1図ないし第6図に示す実施例において、1は入力軸
、2は出力軸であり、入力軸1の後部はストレートシャ
ンク3となり、その前部にフランジ4が一体に形成され
ている。 前記入力軸1の中心孔5には、前記出力軸2の後部の小
径軸部6が回転自在にはまっており、その後端外周に小
径段部7が形成されている。 前記中心rL5の中間部内周には、突部9が形成されて
おり、この突部9の外側には、スラストヘアリング10
が取付けられ、ストップボルト1)の後端の大径頭部が
スラストへフランジ10に支承され、同ボルト1)は、
突部9内を回動自在乙こ貫通して、上記小径軸部6の後
部の小径ねし孔12にねし込まれている。 また、上記小径段部7と突部9の前側間ムこ、多数のス
チールボール13がはめられている。 上記フランジ4の前面には、第1図ないし第3図のよう
に、多数の凹部15が入力軸1の中心と同芯の円周上に
設けられている。 また、フランジ4の前面の内側には、全周にわたって凹
部17が形成され、この凹部17と、出力軸4の大径部
16の後面内周寄に全周にわたって設けられた凸部19
0間に、多数のスチールボール20がはめられている。 上記出力軸2の大径部16には、第1図ないし第4図に
示すように、前後方向に貫通する多数の貫通孔21とね
し孔22が、出力軸2の中心と同心の円周上に設けられ
ている。この各貫通孔21とねし孔22は、前記フラン
ジ4の凹部15に対応している。そして、−]−記ねし
孔22は、複数の貫通孔21毎に1個の割合で設けであ
る。 上記の各貫通孔21およびねし孔22には、それぞれス
チールボールからなる可動子23が、可動的にはめ込ま
れ、かつフランジ4の凹部15にも可動子23の一部が
はまり込んでいる。 前記番孔21には、それぞればね26がはめ込まれ、ね
し孔22には止めねし27がねし込まれて、その先端面
と可動子23の間に微少間隙が設けられている。さらに
、その前側には前端には、ローラビン29を有する止め
ねし30がねし込まれている。そしてピン29は、大径
部16の前面に突出している。 前記出力軸2の大径部16の前側には、リング31が摺
動自在に嵌合している。このリング31は、各ローラピ
ン29がはまる孔32を有している。 上記リング31の前面には、第5図のように、リングの
中心と同心の複数の円弧状溝33が設けられている。こ
の溝33は、第6図に示すように、一端から他端へと次
第に深くなるように傾斜しかつ円弧状の横断面となって
いる。 前記リング31の前面には、アジャストリング34が取
り付けられている。このリング34の後面には、スチー
ルボール35がはまる複数の(ぼみ部36が設けられ、
このボール35は前記溝33にはまるようになっており
、さらに、リング34の外周後部には、リング31の外
側にはまるスカート部37が一体に設けられ、前記大径
部16の前面外周には、前記スカート部37の先端がは
まる段部39が設けられている。 上記アジャストリング34には、半径方向の複数のねじ
孔40が設けられ、このねし孔40にねじ込んだ止めね
し41の内端を、出力軸2の外周の複数の係合凹部42
の何れかに係合させて、リング34を出力軸2に固定す
るようになっている。 上記出力軸2の前端の刃物取付部46の外周には、雄ね
じ43が設けられ、内周には、前部が拡大したテーパ孔
44が同心に設けられている。 前記テーパ孔44には、コレット51がはめ込まれ、前
記雄ねし43にねし込んだ締め付けねし54によって締
結するようになっている。 第9図は他の実施例を示す。図示のように、止めねし2
7の先端をねしのない軸部とし、ねし部を出力軸2に固
定した受リング28のねし孔にねし込んである。また凹
部15は円錐状になっている。その他の構造及び機能は
、第1図の実施例と同様であるから、同一の符号をつけ
て詳細な説明は省略する。 ここで、この発明の特徴をなす振動ユニットとは、第1
図、第6図、第9図、第1O図、第1)図に示す構成部
分で、入力軸1のフランジ4の凹部15と、出力軸2の
大径部16の貫i1!l孔21及びねし孔22と、前記
凹部15と貫通孔21又はねし孔22の先端部に遊嵌さ
れた可動子23と、ばね26と、止めねし27.30よ
り成るものである。 次に、上記実施例の作用を説明すると、ストレ−トシャ
ンク3を利用して工作機械の玉軸に入力軸1を固定し、
出力軸2の刃物取イイ部46には、コレツト51などを
利用してドリルなどの切削刃物55を固定する。 最初は、第10図A1第1)図八に示すように各ばね2
6の弾性によって、各可動子23はフランジ4の各凹部
15に押圧され入力軸1と出力軸2を結合しているから
、入力軸1の回転が出力軸2に伝わって切削加工が始ま
る。 切削加工が始まると、第1θ図、第1)図に示す振動ユ
ニットにおいて、入力軸1と一体のフランジ4が矢印方
向に回転している場合、ばね26で押圧れた可動子23
が同図B、Cに示すようムこ、凹部15と貫通孔21の
先端部内周面を結合しているため出力軸2にトルクが伝
達される。 こうして切削刃物55の刃先がワークに切り込むと、切
削刃物55の刃先に不規則な微小振動が発注し、この切
削振動は、出力軸2を通して振動ユニ、トに伝達され、
第10図、第1)図に示す可動子23には、微小な繰り
返し変位が生じる。この場合の繰り返し変位即ち振動は
、極めて小さな転がり振動が主体であって、常に可動子
23は凹n1;15の曲面に接しており、可動子23の
中心位置の移動振幅は、たかだか数10μmの値であっ
て、可動子23とばね26が凹部15から離れて数篩も
反発、跳躍するような振動は生じない。勿論ストッパで
ある止めねし27がそれを許容しない。 上記のように、可動子23が貫通孔21の先端部内周面
を押すとき、ばね26が圧縮されるが、切削力の変動幅
が小さいときは、第10図、第1)図のBに示すように
、振動ユニットの回転力伝達のねしり剛性は、主として
ばね26によって決定されるので比較的小さく、従って
刃先の振動はあまり制限されないので、刃先の振幅は、
切削効果の大きくなる範囲で、従来の一体型切削装置の
場合に比較して大きくなる。 また、刃先の切削力の変動幅が大きくなり、これにとも
なってばね26の圧縮量が太き(なると、第10図、第
1)図のCに示すように、介在する可動子23の相対位
置が変って、入力軸1と出力軸2との回転力伝達の関係
も変化する。即ち、可動子23と貫通孔21の内周面及
び止めねし27の先端面が当接するため、出力軸2は、
ばね26とは無関係に、可動子23を介して入力軸1と
直接的に結合され、駆動されるので、振動ユニットの総
合的なねしり剛性は、従来の一体型切削装置に近い大き
な値となる。このため、刃先の拡幅は、切削効果の大き
い範囲で縮少、制限される。 上記の作用によって、刃先の過大な振幅は抑制され、反
対に振幅の小さい振動は、従来の一体型切削装置より大
きくなって、第8図のHに示すような均一化された振幅
となる。 なお、上記アジャストリング34の各止めねし41を弛
め、リング34を出力軸2に対して回転すると、リング
34と共に転勤するボール35が満33内を移動して、
リング31を第2図のように軸方向に移動させ、ばね2
6による可動子23の押圧力を変化させることができる
。 こうして止めねじ27の位置とばね26の強さを調整し
たのち、止めねじ41をねし込んで所定の凹部42に係
合させることにより、切削刃物の振幅幅及び振動数を切
削に有効な値に調節することができる。 なお、前記実施例においては、振動ユニットを軸方向に
設けた例、即ち入力軸1の端面に凹部15を設け、可動
子23を出力軸2の軸方向tこ設4Jた貫通孔21に挿
入したばね26で押圧し、止めねし27もこの貫通孔2
1内に挿入した例を示したが、振動ユニットを半径方向
に設けても同様の作用効果が得られる。例えば、前記凹
部15を出力軸2の外周に設け、これに対応して入力軸
1に半径方向の貫通孔21を形成して、この貫通孔21
内に挿入したばね26で可動子23を凹部15に押圧す
るのである。勿論止めねし27もこの半径方向貫通孔2
1内に挿入する。 さらに、凹部15とばね26とを前記第1図の実施例と
は逆にそれぞれ出力軸2と入力軸1に設けてもよい。 〔効果〕 この発明によれば、以上のように、入力軸と出刃軸を互
いに周方向に移動可能に連結し、入出力軸の一方に設け
た凹部と他方に設けた孔との間に可動子を取り付け、こ
れを凹部にばねで押し付けることによって回転力を伝達
するようLこし、かつ可動子の移動を周方向とばねを圧
縮する方向に一定範囲に制限したので、従来の一体型切
削装置の場合に生ずる不規則な刃先の振動のうち、小さ
い振幅の部分は、入力軸と出力軸の回転力伝達のねしり
剛性が、主として前記ばねによって決定されるので小さ
いため、刃先の振動はあまり制限をうけないので大きく
なり、大きい振幅の部分は、前記可動子の移動が制限さ
れて入出力軸間のねしり剛性が大きくなるため、刃先の
振幅が小さくなり、全体的に刃先の振幅が均一化され、
結果的に切削力の変動幅そのものも均一化する。 その上、切削条件の変化に対しても、振幅の均一化の効
果は変らない。 これによって、従来の一体型切削装置に比較して、切削
送り速度や回転数を速くすることができるので生産性が
向上し、切削後の工作物の仕上げ面粗度が向上し、工只
刃先寿命が長くなる。 さらに、強制振動切削装置に比較して、複雑で大形かつ
高価な装置が必要でなく、外観形状は従来の一体型の切
削装置とほとんど変らないので、調整、取扱いが簡単で
ある。 そのほか、振動周波数の広い範囲で、適用が可能である
等の数々の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の切削装置の一実施例を示す縦断側面
図、第2図は同上のトルク低減状態の要部縦断側面図、
第3回は第1図A−A線の横断面図、第4図は第1図の
B−B線の横断面図、第5図はリングの正面図、第6図
は可動子の作用を示す展開拡大断面図、第7図は刃先に
よる切削状態を示す拡大断面図、第8図I、■は各刃先
の振動状態を示す波形図、第9図はこの発明の他の実施
例を示す一部縦断側面図、第10図A、B、Cおよび第
1)図A、B、Cは振動ユニット部の各実施例の作用を
示す拡大断面図である。 1・・・・・・人力軸、    2・・・・・出力軸、
4・・・・・・フランジ、    15・・川・凹部、
16・・・・・・大径部、   21・・・・・・貫通
孔、23・・・・可動子、   26・・・・・・ばね
、31・・・・・リング、 34・・・・・・アジャストリング、 46・・・・・・刃物取付部、 55・・・・・切削刃
物。 特許出願人     日本ニューマチノク工業株式会社 同 代理人     鎌   1)  文   二第9
図 第10図       第1)図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)工作機械の主軸により駆動される入力軸と、刃物
    取付部を有する出力軸との間に、切削刃物の刃先の微小
    振動を受けて、刃先の振動を均一にするための振動ユニ
    ットを設けた振動切削装置において、上記振動ユニット
    を回転軸芯と平行する軸方向に移動可能な可動子と、こ
    の可動子を受ける凹部と、上記可動子を上記凹部に押し
    付けるばねにより構成したことを特徴とする振動切削装
    置。
  2. (2)上記入力軸または出力軸の何れか一方に複数の凹
    部を回転中心と同心の円周上に等間隔で設け、他方には
    上記各凹部に対向する複数の軸方向の貫通孔を設け、こ
    の各貫通孔にばねにより前記各凹部に押し付けられる可
    動子をはめて振動ユニットを構成したことを特徴とする
    請求項(1)記載の振動切削装置。
  3. (3)上記可動子を装着した入力軸または出力軸の何れ
    かには、上記可動子を上記凹部に押し付けるばねを受け
    る進退自在のトルクリングと、このトルクリングの前側
    にあって、同トルクリングの前後位置を調整するトルク
    アジャストリングを設けたことを特徴とする請求項(1
    )または(2)記載の振動切削装置。
  4. (4)上記可動子をはめた一部の貫通孔には可動子の変
    位を一定範囲内に制限するための止めねじを装着したこ
    とを特徴とする請求項(1)ないし(3)の何れかに記
    載の振動切削装置。
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