JPH04208208A - 農業用温室内におけるだに忌避剤およびだに忌避装置 - Google Patents

農業用温室内におけるだに忌避剤およびだに忌避装置

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Publication number
JPH04208208A
JPH04208208A JP33802890A JP33802890A JPH04208208A JP H04208208 A JPH04208208 A JP H04208208A JP 33802890 A JP33802890 A JP 33802890A JP 33802890 A JP33802890 A JP 33802890A JP H04208208 A JPH04208208 A JP H04208208A
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JP
Japan
Prior art keywords
repellent
peppermint oil
silica gel
greenhouse
composition
Prior art date
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Pending
Application number
JP33802890A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiichi Tomioka
敏一 冨岡
Katsumi Tomita
勝己 冨田
Mariko Nouka
能化 眞理子
Atsushi Nishino
敦 西野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH04208208A publication Critical patent/JPH04208208A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Protection Of Plants (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は農業用の温室1 ビニールハウス内などに設置
するだに忌避剤およびだに忌避装置に関する。
従来の技術 従来より農作物に被害を与えるハダニ・ナミハダニ・ア
カダニ家 有害だに類に対し殺虫剤が多用されてきk 
また温室 ビニールハウス等では昼間乾燥状態に陥りや
すく、特にだに類の被害が多発する。これらの温室やビ
ニールハウスではその密閉性を利用し 内部に殺虫効果
のある気体を充満させて害虫を駆除する薫煙剤も多用さ
れている。
発明が解決しようとする課題 しかし 従来の殺虫剤や薫煙剤は有機リン系化合物をは
じめさして人体に有害な物が多く、作物収穫後の残留農
薬が問題となっている。さら番へ最近はだに類の上記農
薬に対する耐性が増大し温〇□ 室丙 ビニールハウス内でのだに類駆除が難しくなって
きている。そのためさらに強力な農薬が開発されている
。一方農薬が上記のように強力になるに従い農薬散布作
業中の呼吸器からの吸且 皮膚接触による障害が懸念さ
れ農薬散布従事者の健康面からも社会問題化するまでに
至っている。にも拘らずこれらは現在までのところ解決
ずべぎ課題として残されたままである。
本発明は上記課題を解決するもので、人体に刻し毒性が
低く、かつ持続した害虫忌避効果を示す優れただに忌避
剤およびだに忌避装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するため番へ 害虫忌避剤とし
て人体に対しより毒性の低い天然抽出物であるはっか油
を用(\ その有効成分の気散を必要な時期にのみ蒸散
さぜるよう制御することとしたものである。具体的には
シリカゲルを担体としこれにはっか油を担持させたもの
をだに忌避剤としたものである。
作用 天然に存在する物質であって人体に刻する毒性の低いは
っか油を忌避剤として使用するので安全性は高い。また
担体として使用するシリカゲルはそのポアサイズや実質
上のボア深さを適当に選択することにより周囲環境湿度
によるガス蒸散速度を調節することかできる。
第2図は本用途に適したシリカゲルの周囲環境湿度の変
化によるガス蒸散の変化状態を示す図である。例えば図
に示すような特性を有するシリカゲルを担体とし これ
にはっか油を含浸させた忌避剤では60%R1H,より
高湿度側では薬剤の蒸散性が抑制され 逆に低湿度側で
は促進される。
このことから、はっか油を含浸させた忌避剤からは低湿
度域でははっか油が徐放され 高湿度域ではシリカゲル
の吸湿性によりはっか油の蒸散は緩慢となり、結果とし
てだに類の活動の活発な昼間にはっか油を徐放し 夜間
ははっか油の蒸散を抑制することによりはっか油を効率
的に蒸散制御し薬効期間をより持続することができる。
さらにはっか油と相溶性のあるスチロール系樹脂と組み
合わせることによりさらに長期間持続性を保つことも可
能となる。
実施例 以下本発明の実施例について第1図および第2図を参照
しながら説明する。
実施例 1 第2図に本発明の用途に適したシリカゲルの、周囲環境
湿度の変化時の水分吸放出状態を示す。
第1図において1は忌避剤組成物て 第2図に示す特性
を有する粒径2〜3mmのシリカゲルを担体とし これ
を例えば180℃、 4時間乾燥させたものにはっか油
を充分含浸し風乾させて調製したものである。
一方紙製の箱体の側面四面に上記シリカゲルが散逸しな
い程度の網目の網を貼付した筺体2、もしくは和紙等は
っか油気散抵抗の低い材質で構成された袋状筺体(図示
せず)を準備しその中に上記忌避剤組成物1を充填する
この筺体2の上部には温室 ビニールハウスの棟訊 梁
部から係留可能な懸架部材3か設けられて温室 ビニー
ルハウス内へのガス拡散を図っている。
はっか油100m1を含浸した上記構成による本実施例
の忌避剤組成物を数(@ 2〜4m間隔でガラス温室内
に設置することにより約半年間だに類の忌避効果がみら
れた 実施例 2 上記実施例1と同様の特性を有するシリカゲルを粒径0
.1mm以下に粉砕した担体に上記実施例1と同様の方
法ではっか油を含浸させた忌避剤組成物を準備する。こ
れにはっか油と相溶性を有するAS、ABS、  スチ
ロール樹脂等のスチロール系樹脂粉末、農業用フィルム
上への塗布性を向上させる糊剤、 及び農作物に影響を
与えにくいアルコール系溶媒を混合した液剤を調製し忌
避剤とする。
上記忌避剤は 温室 ビニールハウスの構造部材や、マ
ルチフィルム等の農業資料にスプレーあるいは塗布する
ことによりだに類に対し忌避効果を発揮するものである
実施例 3 上記実施例1と同様の特性を有するシリカゲルを粒径1
0〜100μに粉砕した担体に実施例1と同様の方法で
はっか油を含浸させた組成物を準備する。これにはっか
油と相溶性を有するAS、ABS、  スチロール樹脂
等のスチロール系樹脂微粉末を、ハイブリダイゼーショ
ン等の方法で組成物の表面に被覆した忌避剤を調製する
この材料は実施例1と同様の方法で温室 ビニールハウ
ス中に懸架したり、また水の直接掛からない場所に散布
することにより長期間の忌避効果がある。
なお忌避剤として用いるはっか油は天然は、っか油であ
ってもこれと同一成分の合成はっか油であっても同様な
効果を示すことは言うまでもなt、%発明の効果 上記実施例から明らかなように本発明のだに忌避剤は 
使用環境湿度変化によりはっか油の蒸散が抑制されたり
、徐放されたりするシリカゲル担体にはっか油を含浸さ
せたものであり、これによりはっか油のだに類に対する
効果を長期間にわたり必要な時期に徐放させることがで
きる。またその徐放性をはっか油と相溶性のあるスチロ
ール系樹脂とを組み合わせることによりさらに長期間持
続性を発揮させることかできる。
温室やビニールハウスが閉鎖性の強い施設であることか
らこのような蒸散性の忌避剤は極めて効果的である。さ
らに 温室やビニールハウスは栽培環境の温度、湿度の
変化が大きいから、環境湿度によりガス蒸散性能を変化
させるシリカゲルを担体として用いることは必要な時に
必要な蒸散性ガスを温室やビニールハウス内に蒸散する
ことができるので害虫に対する効果は永続する。
天然にも存在する低毒性のはっか油を用いる忌避剤は作
物収穫後に残留していて耘 あるいは散布作業時に散布
者が接触しても安全である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の一部断面斜視医第2図は本
発明の用途に適したシリカゲルの周囲環境湿度変化時の
水分吸放出状態を示す図である。 ■・・・忌避剤組成惧 2・・・筺体 3・・・懸架部
材。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シリカゲル担体に天然または合成はっか油を吸着
    させた忌避剤組成物を農業用温室内に係留または散布で
    きる形状にした農業用温室内におけるだに忌避剤。
  2. (2)忌避剤組成物をスチロール系樹脂微粉末で表面被
    覆した請求項1記載の農業用温室内におけるだに忌避剤
  3. (3)微粉末シリカゲル担体に天然または合成はっか油
    を吸着させた忌避剤組成物をスチロール系樹脂粉末、糊
    剤、アルコール系溶剤等と混合し農業用温室内に散布可
    能な液状の形状とした農業用温室内におけるだに忌避剤
  4. (4)網状フィルターのついた窓と温室内に係留または
    畝上に設置できる部材とを有する筺体内に請求項1記載
    の忌避剤組成物を充填した農業用温室内におけるだに忌
    避装置。
JP33802890A 1990-11-30 1990-11-30 農業用温室内におけるだに忌避剤およびだに忌避装置 Pending JPH04208208A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0680690A1 (en) * 1994-05-04 1995-11-08 Tadayuki Yoshida Method for cultivating agricultural products
JPH08133907A (ja) * 1994-11-10 1996-05-28 Mikado Kako Kk 持続性害虫忌避性成形体及びその製造方法
JP2004155694A (ja) * 2002-11-06 2004-06-03 Topics:Kk シロアリ防除材料、シロアリ防除剤、及び、シロアリ防除剤の使用方法
WO2009025131A1 (ja) * 2007-08-20 2009-02-26 Nix, Inc. 害虫忌避組成物及びこれを含有した害虫忌避部材

Cited By (4)

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