JPH0420561Y2 - - Google Patents

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JPH0420561Y2
JPH0420561Y2 JP16853888U JP16853888U JPH0420561Y2 JP H0420561 Y2 JPH0420561 Y2 JP H0420561Y2 JP 16853888 U JP16853888 U JP 16853888U JP 16853888 U JP16853888 U JP 16853888U JP H0420561 Y2 JPH0420561 Y2 JP H0420561Y2
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plate
press
tray plate
tray
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JP16853888U
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JPH0288702U (ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B7/00Presses characterised by a particular arrangement of the pressing members
    • B30B7/02Presses characterised by a particular arrangement of the pressing members having several platens arranged one above the other

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)
  • Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、複数のプレスプレートを備え、合板
やプリント基板等の積層板を一回のプレスによつ
て複数枚形成可能な多段プレス装置に関する。
[従来技術及びその課題] 従来から、合板やプリント基板等の積層板を一
回のプレスによつて複数枚形成可能なものとし
て、上下一対のプレスフレームの間にプレスプレ
ートを複数段に設け、これらのプレスプレート上
に、それぞれ所定の被加工物を載置した搬送板を
挿置して、前記プレスフレームによる圧締作用に
よつて被加工物を同時にプレスするように構成し
た所謂多段プレス装置がある。
このような多段プレス装置において、被加工物
を載置したトレイ板をプレスプレート上の所定位
置まで挿入する際には、プレスプレート上を滑ら
せて挿入するのが一般的であり、このためその摺
動に起因してプレスプレートの表面が摩滅し、被
加工物に対するプレス精度が悪化するという問題
があつた。特に、ホツトプレートを用いたホツト
プレスの場合には、被加工物への伝熱性を考慮し
てトレイ板が薄肉とされるから、被加工物の重量
が大なる場合にはトレイ板が歪んだ状態でホツト
プレート上に挿入されることになり、ホツトプレ
ートが局部的に大きく摩滅してしまう。
このような問題を解消するため、特開昭60−
46898号公報に開示されるように、プレスプレー
トの側部にそのプレスプレートとは独立したロー
ラ台を配置し、トレイ板がその両側部においてロ
ーラ台に支持されつつ前記プレスプレート上に浮
上状態にて移動させる一方、トレイ板の下降乃至
プレスプレートの上昇によつてトレイ板がプレス
プレート上に載置されるように構成し、被加工物
を載置したトレイ板のプレスプレート上への挿入
に際して、それらトレイ板とプレスプレートとの
摺動を全く解消するようにしたものがある。
しかしながら、上記のようにトレイ板をローラ
台に支持させて移動させるように構成すると、ト
レイ板の挿入時に停止位置が一定せず、かつ、僅
かな傾斜や振動によつてもトレイ板が動いてしま
うと共に、特にホツトプレートを用いたホツトプ
レスの場合には、ローラ台を配置することによつ
てホツトプレートに対する配管が困難になるとい
う問題がある。
[考案の目的] 本考案は上記の如き事情に鑑み、ホツトプレー
トの摩滅を防止しつつ、被加工物を載置したトレ
イ板を一定位置に安定して挿置でき、然も、プレ
スプレートに対する配管等が容易に行なえる簡便
な構成の多段プレス装置の提供を目的とする。
[課題を解決する為の手段] 上記目的達成の為、本考案は、夫々のプレスプ
レートに対応する複数のトレイ板保持アームを備
えたトレイ板支持部材をプレスプレートの側方に
リンク部材を介して上下方向に揺動可能に配置す
ると共に、該トレイ板保持部材を揺動駆動する駆
動手段を備え、その上面に被加工物を載置したト
レイ板をトレイ板保持アームで保持することによ
りプレスプレート上に浮上状態で挿置可能とし、
駆動手段によるトレイ板保持部材の揺動によりト
レイ板をプレスプレート上に載置し且つトレイ板
保持アームがプレス動作時に於るトレイ板及びプ
レスプレー夫の移動空間内から退避するよう構成
したものである。
[考案の実施例] 以下に本考案の一実施例に図面に基づいて説明
する。
第1〜4図に示す多段プレス装置は、プレスプ
レートとしてホツトプレートを用いた熱圧プレス
装置1であつて、プリント基板等の積層板を熱圧
締処理するためのものである。
熱圧プレス装置1は、固定プレス盤2の四隅と
対応する下部フレーム3上に4本のガイド柱4
(第1図には示してない)を垂立させ、該ガイド
柱4に沿つて上下方向に移動可能に可動プレス盤
5を配置して構成されている。
可動プレス盤5は、下部フレーム3上に設置さ
れたプランジヤシヤフト6により図示しない油圧
駆動源からの油圧により昇降動され、固定プレス
盤2と可動プレス盤5との間に設置された複数段
のホツトプレート7の上下方向間隔を伸縮するこ
とにより、トレイ板31を介してホツトプレート
7上に載置されたプリント基板等の被加工物30
を熱圧締処理するよう構成されている。
前記ホツトプレート7の両側部には、第2図乃
至第3図に示す如く上側に位置するもの程より側
面方向に突出させた係止部71を設けてあり、ガ
イド柱4に固定した上方に向け広がる階段状の係
止部材41の段差部41aに前記係止部71が載
置されることにより、ホツトプレート7は相互に
所定間隔を有して配されると共に、可動プレス盤
5を上昇させると下部に位置するホツトプレート
7より順次段差部41aから持ち上げられて、複
数段のホツトプレート7の上下方向間隔が縮めら
れる。
また、前記ホツトプレート7に対してスチーム
等の熱源を供給するフレキシブルホース9が、ホ
ツトプレート7の後端面それぞれに接続されてい
る。
更に、前記ホツトプレート7の左右両側方に
は、夫々前後二本の縦フレーム8がガイド柱4と
平行として下部フレーム3に立設されており、該
縦フレーム8にトレイ板支持部材としてのリフタ
10が、上下二箇所でリンク20を介して平行に
(即ち垂直に)装着されており、該夫々のリフタ
10は垂直状態を保つた状態で揺動可能となつて
いる。
リフタ10の、ホツトプレート7と対向する側
には、夫々のホツトプレート7と対応させてトレ
イ板保持アームとしてのアーム11が突出形成さ
れている。
アーム11の上面には、四フツ化樹脂等の摩擦
抵抗が低く且つ耐摩耗性の高い素材により形成さ
れた摺動部材11Aが装着されている。
リフタ10の下端には、下部フレーム3に下端
が揺動可能に枢着された駆動手段としてのシリン
ダ21のシリンダロツドの先端が揺動可能に枢支
されており、リフタ10はシリンダ21により支
持され、該シリンダ21の駆動によりリフタ10
が揺動駆動されるようになつている。
そして、シリンダ21の駆動によりそのシリン
ダロツドが伸張した時、アーム11の摺動部材1
1Aの上面が各々対応するホツトプレート7上面
より所定量高くなり(第1図示)、この状態から
シリンダ21を収縮駆動すると第4図示の如くリ
フタ10が下方側に揺動し、摺動部材11Aの上
面がホツトプレート7上面より低くなると共に、
プレス作動時に於るトレイ板31及びホツトプレ
ート7の昇降域より外側に退避するようになつて
いる。
而して、上記の如く構成された熱圧プレス装置
1では、トレイ板31に載置された被加工物30
をホツトプレート7上に挿置する際には、まず、
下部固定プレスフレーム3上に設置されたプラン
ジヤシヤフト6によつて可動プレス盤5を下降さ
せ、各ホツトプレート7が係止部材41の段差部
41aに係止されて相互に所定間隔を有して配さ
れるようにする。更に、シリンダ21によつてリ
フタ10を上方に揺動させ、アーム11によりト
レイ板31を支持できるようにする。係る状態
で、被加工物30を載置したトレイ板31を、ア
ーム11の摺動部材11A上に滑らせて挿置す
る。
このとき、アーム11の摺動部材11Aの上面
はホツトプレート7の上面よりも上方位置である
ため、トレイ板31の挿入時にホツトプレート7
とトレイ板31とが摺動接触することがなく、ホ
ツトプレート7に対してトレイ板31が浮上状態
で移動するため、ホツトプレート7の摩滅を防止
できる。
また、トレイ板31は摺動部材11Aと摺動接
触して挿入されるので、挿入時に位置決めが不安
定になつたり、挿置後に振動や僅かな傾きによつ
て位置ズレが発生することも抑止される。
更に、リフタ10及びアーム11は、ホツトプ
レート7を取り囲む構成ではなく、ホツトプレー
ト7の周囲に点在されるためフレキシブルホース
9の配管がアーム11によつて阻害されることも
ない。
このようにしてアーム11上にトレイ板31を
支持させた後、シリンダ21を収縮駆動してリフ
タ10を下側に揺動させ、トレイ板31をホツト
プレート7上に載置する。その後更にリフタ10
を揺動させ、アーム11の先端がトレイ板31の
側端より外側となる迄揺動させる。つまり、アー
ム11がトレイ板31の移動空間から退避する迄
揺動させる。
ここで、プランジヤシヤフト6によつて可動プ
レス盤5を上昇させ、トレイ板31及び被加工物
30が載置されたホツトプレート7の上下方向間
隔を縮めて、被加工物13を熱圧締処理する。
被加工物30の熱圧締処理が終了すると、プレ
ス作動時と逆に各部を動作させ、被加工物30を
挿入したときと同様に、被加工物13を載置した
トレイ板31の両側下面をアーム11によつて支
持してホツトプレート7上面から浮上させ、摺動
部材11A上にトレイ板31を滑らせて加工済の
被加工物30を取り出すものである。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、トレイ
板がその両側部においてトレイ板保持アームによ
つて支持されてプレスプレート上に浮上状態で移
動可能とすると共に、該トレイ板保持アームをプ
レス動作空間内から退避動可能とした為、トレイ
板がホツトプレート上を摺動移動することによつ
てホツトプレートが摩滅することがなく、精度の
維持が可能となつて耐久性の高い多段プレスを得
ることができるものである。
又、プレスプレートに対する配管等も容易に行
なえるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す熱圧プレス装
置の正面図、第2図は第1図の平面図(断面−
に相当)、第3図は同上実施例におけるホツト
プレートの支持部を示す部分拡大図、第4図はト
レイ板保持部材が退避した状態の正面図である。 1……熱圧プレス装置、7……ホツトプレート
(プレスプレート)、10……リフタ(トレイ板保
持部材)、11……アーム(トレイ板保持アー
ム)、20……リンク(リンク部材)、21……シ
リンダ(駆動手段)、30……被加工物、31…
…トレイ板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数段のプレスプレートを備え、該夫々のプレ
    スプレート上に被加工物を載置したトレイ板を挿
    置した後上下一対のプレスフレームにより前記被
    加工物を同時にプレスするよう構成された多段プ
    レス装置において、前記夫々のプレスプレートに
    対応する複数のトレイ板保持アームを備えたトレ
    イ板支持部材を前記プレスプレートの側方にリン
    ク部材を介して上下方向に揺動可能に配置すると
    共に、該トレイ板保持部材を揺動駆動する駆動手
    段を備え、その上面に前記被加工物を載置した前
    記トレイ板を前記トレイ板保持アームで保持する
    ことにより前記プレスプレート上に浮上状態で挿
    置可能とし、前記駆動手段による前記トレイ板保
    持部材の揺動により前記トレイ板を前記プレスプ
    レート上に載置し且つ前記トレイ板保持アームが
    プレス動作時に於る前記トレイ板及びプレスプレ
    ートの移動空間内から退避するよう構成したこ
    と、を特徴とする多段プレス装置。
JP16853888U 1988-12-27 1988-12-27 Expired JPH0420561Y2 (ja)

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JPH0288702U JPH0288702U (ja) 1990-07-13
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