JPH04204998A - スクロール画像表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的コ （産業上の利用分野） 本発明は、各種プラントプロセスの配管計装線図のフロ
ー等の画像データをスクロールして表示するスクロール
画像表示装置に関する。

（従来の技術） 各種プラントの運転状態は例えばカラーＣＲＴ表示装置
を用いて集約化して表示している。

このＣＲＴ表示装置の表示内容として一般的なものは、
　Ｐ　＆　Ｉ　Ｄ　（Ｐ　ｉｐｉｎｇ　ａｎｄ　Ｉ　ｎ
ｓｔｒｕｍｅｎｔａｔｉｏｎＤ　ｉａｇｒａｍ）と称せ
られるプロセスの配管計装線図のフローかある。このフ
ローを表示する場合は、フローをグラフツク化表示する
とともにプロセスデータの変化を逐次更新して表示する
。

一方、各種プラントプロセスの運転状態を監視するには
プロセスの前後状態、つまりプロセスの連続性を見る必
要がある。この要求を実現するためにプロセスの配管計
装線図全体のフローの画像データを作成し、この画像デ
ータをスクロールしてＣＲＴ表示装置に映し出す手法が
行われている。

第６図はかかる手法に適用した画像データの模式図であ
って、この画像データはＣＲＴ表示装置に映し、出され
る画像データ１の大きさに対し５て縦方向２倍、横方向
２倍の大きさとなっている。なお、２はＣＴＲ表示装置
に備えられているキーボードであって、このキーホード
２にはスクロールキー３が設けられている。このスクロ
ールキー３は画像データを」、下方層及び左右斜め方向
の各８方向に移動させる機能を右（１，ている。従って
、例えばスクロールキー３の右上方向のキー３ａを操作
すると、画像データは矢印（イ）方向にスクロールし、
ＣＲＴ表示装置に映し出される画像は画像データ上の右
斜め上方向に移動する。

又、ＣＲＴ表示装置にはタッチスクリーン機能か備えら
れている。ＣＲ，Ｔ表示装置に映し出された画像が第７
図に示すフローの一部であれば、この画像にはタグが割
り付けられている。すなわち、画像上の４はプロセスの
槽を表しており、この槽４にタグｒＰＩｃＯＩＪが割り
付けられてＣＲＴ表示装置に映し出される。し、かるに
、このタグ「ＰＩＣＯｌ、ｊの部分にオペレータがタッ
チすると、ＣＲＴ表示装置の画面には第８図に示すよう
に画面右側に槽４の圧力をコントロールする調整計の表
示パネルのイメージかウィンドウ表示される。

従って、オペレータはこのウィンドつ表示をμなから自
動・手動モートの変更や制御［」標設定値の変更、制御
用各種パラメータの変更、調節弁）−の操作端への手動
操作出力変更、その他のリモートオペレーションを行う
。

しかし、なから、上記プロセスフローの表示二丁法では
、ＣＲＴ表示装置に映し２出されている画像かプロセス
フロー全体のとの部分であるかを即座に把握することか
困難である。例えば、第７図に示すようにタグｒＰＩｃ
ＯＩＪか付されている画像であれば、このタグｒＰＩｃ
ＯＩＪを確認しないとどの部分であるか全く分からない
場合かある、。

このため、画像をスクロールさせる場合、所望の画像を
映し出すのにとの方向にスクロールさせねばよいか分か
りずらく、不慣れなオペレータではまごついて（７まう
。

又、ウィンドウ表示は常に画面の右側に固定表示され、
スクロールによって画像が変化しても変わらない。そし
て、このウィンドウ表示を消去するには再びタグｒＰＩ
ｃＯＩＪにタッチすることになる。例えば、第８図に示
すＣＲＴ表示装置の画像をスクロールして第９図に示す
画像に変更してもウィンドウ表示の内容は全く変わらな
い。この状態からウィンドウ表示を消去するには再び第
８図に示す画像のようにタグｒＰＩｃＯＩＪを画面に映
し出さねばならない。し、かじ、画像を元に戻すと１２
でもスクロールする方向が即座に分からす、このためＣ
ＲＴ表示による円滑なオペレーションができない。

（発明が解決しようとする課題） 以」、のように所望の画像を映【、出すのにどの方向に
スクロールさせればよいか分かりすらく、又ウィンドウ
表示を消去する操作が繁雑である。

そこで本発明は、映し出されている画像の位置を迅速に
把握できるとともに所望画像へのスクロール方向か容易
に分かるスクロール画像表示装置を提供することを目的
とする。

「発明の構成］ （課題を解決するだめの手段） 本発明は、画像表示装置により映【、５出す画像データ
の大きさよりも大きい表示用画像データをスクロール【
７て画像表示装置に映１．出すスクロール画像表示装置
において、画像表示装置に映し出されている画像データ
の座標を画像表示装置に表示する画像座標表示す段と、
表示用画像データにおける任意部分の画像データに対す
るデータを画像表示装置にウィンドウ表示するウィンド
ウ表示手段と、このウィンドウ表示された部分の画像デ
ータの座標をスクロールに拘らず画像表示装置に固定表
示するウィンドウ座標表示手段とを備えて上記目的を達
成しようとするスクロール画像表示装置である。

（作用） このような手段を備えたことにより、画像表示装置に映
し、出されている画像データに対し、て画像座標表示手
段により座標か表示され、又表示用画像データにおける
任意部分の画像データかウィントウ表示手段により画像
表示装置にウィンドウ表示される。このウィンドウ表示
された部分の画像データの座標はウィンドウ座標表示手
段によりスクロールに拘らず画像表示装置に固定表示さ
れる。

（実施例） 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。

第１図はスクロール画像表示装置の機能ブロック図であ
る。転送制御部１０にはＣＲＴ表示装置１１か接続され
るとともに画像移動部１２、ベース画像座標更新部１３
及びスクロール操作部１４が接続されている。画像移動
部１２には画像メモリ１５が接続されている。この画像
メモリ１５には第２図に示すようなプラントプロセスの
配管計装線図のフローの表示用画像データが記憶されて
いる。この表示用画像データはＣＲＴ表示装置ユ１によ
り映し出す画像データ（以下、ベース画像データと呼ぶ
）の大きさＡよりも縦方向２倍、横方向２倍の大きさを
有している。

前記スクロール操作部１４は表示用画像データを上下左
右及び左右斜め方向の各８方向に移動させる各スクロー
ルキーを有するもので、このスクロールキー操作の操作
内容は転送制御部１０に送られている。

この転送制御部１０はスクロールキー操作の操作方向を
受けて画像移動部１２及びベース画像座標更新部１３に
動作の許可指令を発するとともに画像移動部１２にスク
ロールキー操作の操作方向を渡す機能を有している。又
、転送制御部］０は画像移動部１２から送られてくるベ
ース画像データを受けてＣＲＴ表示装置１１に送る機能
、ベース画像座標更新部１３から送られてくるベース画
像データの座標データをＣＲＴ表示装置１１に送る機能
を有している。この場合、転送制御部１０は座標データ
をＣＲＴ表示装置１１の画面の右上部に表示させる指令
をＣＲＴ表示装置１１に送る。

画像移動部１２は転送制御部１０からの許可信号及びス
クロール操作方向を受けて画像メモリ１５に記憶されて
いる表示用画像データをスクロール操作方向に従ってス
クロールさせ、このスクロール位置のベース画像データ
を転送制御部１０に送る機能を有している。

ベース画像座標更新部１３は転送制御部１０からの許可
信号及びスクロール操作方向を受けて画像メモリ１５か
ら読み出されるベース画像データの座標を求めて転送制
御部１０に返送する機能を有している。この場合、ベー
ス画像座標更新部１３により求める座標は第２図に示す
座標ＸＹに従ってベース画像データの右上端としている
。

一方、ＣＲＴ表示装置１１のパネル表面にはタッチスク
リーン１６が取り付けられている。このタッチスクリー
ン１６はオペレータ等によりタッチがあると、このタッ
チ部分のタッチ座標データをタグナンバ座標設定部１７
に送る機能を有している。

このタグナンバ座標設定部１７はタッチスクリーン１６
からのタッチ座標データ及びベース画像座標更新部１３
からの座標データを受けてタッチされた表示用画像デー
タ上のタグナンバー座標を判断してウィンドウ割込み表
示部１８に送る機能を有している。

このウィンドウ割込み表示部１８は受は取ったタグナン
バー座標から、例えばこのタグナンバーの割り付けられ
たプロセス制御に対する調整計の表示パネルのイメージ
をＣＲＴ表示装置１１の画面の右側にウィンドウ表示す
るとともにタグナンバー座標を同画面の右上側に表示す
る機能を有している。この場合、ウィンドウ割込み表示
部１８はウィンドウ表示及びタグナンバー座標の表示内
容はスクロール操作かあっても変わらない。

次に上記の如く構成された装置の作用について説明する
。

オペレータによってスクロール操作部１４が操作され、
ベース画像データとして読み出される範囲が第２図に示
す部分に設定されると、転送制御部１０は動作許可信号
及びスクロール操作方向を画像移動部１２及びベース画
像座標更新部１３に送る。

このうち画像移動部１２は転送制御部１０からの許可信
号及びスクロール操作方向を受けて画像メモリ１５に記
憶されている表示用画像データをスクロール操作方向に
従ってスクロールさせ、このスクロール位置のベース画
像データを転送制御部１０に送る。

これと共にベース画像座標更新部１３は転送制御部１０
からの許ＩｉＪ信号及びスクロール操作方向を受けて画
像メモリ１５から読ろ出されるベース画像データの右上
端座標を求めて転送制御部］０に返送する。

この転送制御部１０は受は取ったベース画像データ及び
その座標データをＣＲＴ表示装置コ１に送る。これによ
りＣＲＴ表示装置１１には第３図に示すようなプロセス
フ［７−の一部分の画像か映し５出される。この画像の
右上端にはベース画像データの座標ｒＯ，ＯＪか表示さ
れている。なお、第２図ではベース画像データの右上端
が座標「０゜Ｏ」からずらし２て示しである。

この状態にスクロール操作部１４においてスクロール操
作されると、上記作用と同様に画像移動部１２は表示用
画像データをスクロール操イ′ｌス）向に従ってスクロ
ールさせてベース画像データを転送制御部１０に送る。

これと共にベース画像座標更新部］：３はスクロール操
作方向を受けて画像メモリ１５から読み出されるベース
画像データの右上端座標を求めて転送制御部１］−）に
返送する。そＬ７て、転送制御部１０は受は取−ンだベ
ース画像データ及びその座標データをＣＲＴ表示装置］
１に送る。これによりＣＲＴ表示装置１１にはスクロー
ルされたプロセスフローの一部分の画像か映【−２出さ
れるとともにその座標か表示される。

ＣＲＴ表示装置１１に第３図に示すプロセスフローか表
示されている状態にオペレータか槽１９のタグナンバｒ
ＰＩｃ］、０１Ｊに向かって夕・ソチすると、タッチス
クリーン１６はこのタッチされた部分のタッチ座標デー
タをタグナンバ座標設定部１７に送る。このタグナンバ
座標設定部１７はタッチ座標データ及びベース画像座標
更新部１３からの座標データを受けてタッチされた表示
用画像データ士、のタグナンバー座標を判断（てウィン
ドウ割込み表示部〕８に送る。このウィン（・つ割込み
表示部１８は受は取ったタグナンバー座標からこのタグ
ナンバーの割り飼けられたプロセス制御に対する調整計
の表示パネルのイメージを第４図に示すようにＣＲＴ表
示装置１１の画面の右側にウィンドウ表示する。これと
ともにウィンドウ割込み表示部１８はタグナンバー　ｒ
ＰＩｃｌｏｌＪの座標ｒ−７０，−３０ｊを同画面の右
上側に表示する。この場合、タグナンバー座標ｒ−７０
，−３０Ｊはベース画像データの座標ｒＯ，ＯＪの下方
に表示される。

この状態にスクロール操作部コ４においてスクロール操
作され、ＣＲＴ表示装置１１に第５図に示す表示用画像
データの他の部分の画像か映し、出されると、ベース画
像座標更新部１３は上記作用と同様にスクロール操作方
向を受けて画像メモリ１５から読み出されるベース画像
データの右上端座標を求めて転送制御部１０に返送する
。この場合、ＣＲＴ表示装置１１に映し出された画像は
表示用画像データの右」−４の部分であり、ベース画像
データの右１一端座標はｒｌｏｏ　、　１００　Ｊであ
る。

これとともにウィンドウ割込み表示部１８はタグナンバ
ー　「ＰＩＣｌｏｌ」の座標ｒ−７０，−３０」を同画
面の右＋側に固定表示する。

このように上記一実施例においては、ＣＲＴ表示装置コ
１に映し出されているベース画像データの座標か表示さ
れるとともにウィンドウ表示された画像データの座標を
スクロールに拘らず固定表示するようにしたので、ＣＲ
Ｔ表示装置１１に映し、出されている画像かプロセス−
７０−の全体のどの部分なのか即座に認識でき、画像を
スクロールさせる場合、所望の画像を映］１．出すのに
との方向にスクロールさせればよいか直くに分かる。こ
れにより、不慣れなオペレータでも容易に操作できる。

又、つ、イントウ表示の座標か固定表示されるので、ス
クロールによって画像か変化してもどの部分のウィンド
ウ表示かが即座に認識でき、かつそのウィンドウ表示を
戻すスクロール方向が直くに分かる。これにより、ＣＴ
）　’１”表示による円滑なΔペレーションかできる。

なお、本発明は上記一実施例に限定されるものでなくそ
の要旨を変更しない範囲で変形してもよい。例えば、各
座標の表示位置はＣＲ７表示装置１１の画面の右上とは
限らず他の位置でよい。又、座標ＸＹの付し方は表示用
画像データの左下端をｒＯ，ＯＪとして付してもよく、
座標の付し方に限定されることはない。さらに、表示用
画像データの大きさは縦方向２倍、横方向２倍に限定さ
れるものでない。

［発明の効果］ 以上詳記したように本発明によれば、映し出されている
画像の位置を迅速に把握できるとともに所望画像へのス
クロール方向が容易に分かるスクロール画像表示装置を
提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第５図は本発明に係わるスクロール画像表示
装置の一実施例を説明するための図であって、第１図は
機能ブロック図、第２図は表示用画像データの模式図、
第３図乃至第５図は表示作用を示す図、第６図乃至第９
図は従来技術を説明するだめの図である。 １０　転送制御部、１コ・・・ＣＲＴ表示装置、１２・
・画像移動部、１３・・・ベース画像座標更新部、１４
・・・スクロール操作部、１５・・・画像メモリ、１６
・・・タラナスクリーン、１７・・・タグナンバ座標設
定部、１８・・・ウィンドウ割込表示部。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第　１　図 第３図 第４図 第５図 第６図 第　　７Ｆ、−１ 第８図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　画像表示装置により映し出す画像データの大きさより
   も大きい表示用画像データをスクロールして前記画像表
   示装置に映し出すスクロール画像表示装置において、前
   記画像表示装置に映し出されている画像データの座標を
   前記画像表示装置に表示する画像座標表示手段と、前記
   表示用画像データにおける任意部分の画像データに対す
   るデータを前記画像表示装置にウィンドウ表示するウィ
   ンドウ表示手段と、このウィンドウ表示された部分の画
   像データの座標を前記スクロールに拘らず前記画像表示
   装置に固定表示するウィンドウ座標表示手段とを具備し
   たことを特徴とするスクロール画像表示装置。