JPH04196399A - 液晶表示素子ドライバｉｃ搭載治具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、液晶表示素子のガラス板上に設けた電極に、
液晶表示素子の表裏にＴＣＰ（ＴａｐｅＣａｒｒｉｅｒ
　Ｐａｃｋａｇｅ）を効率よく搭載するための液晶表示
素子の治具に関する。

［従来の技術］ 従来の板状部品の表裏から作業を行う方法として、特開
昭６１−２５２６９２に記載されているごとく、板状部
品を治具の厚み分たけ移動させてチャックし直し、しか
るのちに治具ごと板状部品を反転させるという方式か提
案されている。

［発明が解決しようとする課題］ 上記従来技術は、カラス板で構成された部品のように脆
弱な部品を対象とする点に配慮がされておらず、液晶表
示素子へ適用するには部品の破損の恐れが大きく、製品
歩留りの点で問題があった。

本発明の目的は、上記した問題点を解決して、液晶表示
素子を一度、治具にチャックしたならば、部品をチャッ
クし直すことなく、部品の表裏ｌ＼ＴＣＰの搭載を可能
にする治具を提供するにある。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために、本発明による液晶表示素子
ドライバＩＣ搭載治具は、それぞれに電極を形成し、そ
れぞれの電接が対向する向きに一定のギャップを持って
貼り合せ、そのギャップが構成する空間に液晶を封止し
た２枚のガラス板にＴＣＰを縦横の位置に搭載する組立
作業において、脆性材料であるカラス板の破損による歩
留りの低下及び、縦横のＴＣＰ搭載作業の切替に伴う、
液晶表示素子の治具交換作業を廃止し、自動化に対応か
可能にするために、液晶表示素子をチャックする液晶表
示素子固着手段を設け、かつ表方向からＴＣＰ搭載作業
を行うための開口部を液晶表示素子固着手段に設け、さ
らに、液晶表示素子を固着したま八、同固着手段を１８
０°回転させて、固定する固定手段を設け、１回の液晶
表示素子のチャックで、液晶表示素子の２枚のカラス板
の表裏にＴＣＰを搭載可能に構成したものである。

［作用］ 上記の液晶表示素子ドライバＩＣ搭載治具は、脆弱なカ
ラス板から成る液晶表示素子を１回のチャック動作で治
具に固着し、そのまＡの状態で、固着手段を１８０°回
転し固定することにより、２枚のカラス板の表裏にＴＣ
Ｐをそれぞれ所定の位置に搭載する二とかできる。

［実施例］ 第１図は本発明に係る液晶表示素子ドライバ１Ｃ搭載治
具の１実施例を示す平面図である。

第２図は、第１図のＡＡ′の断面図である。同様に第３
図は、第１図のＢＢ’の断面図である。

第４図は、第１図のように装着治具に固定した液晶表示
素子を装着治具ごと１８０°回転した状態を示す平面図
である。

第５図は、第４図のＣＣ′断面図である。

第６図は、ＴＣＰを搭載前の液晶表示素子の斜視図であ
り、第７図は、液晶表示素子にＴ　Ｃ，Ｐを複数個搭載
した状態を示す斜視図である。

第６図に示すように、液晶表示素子１は上下２枚のガラ
ス板１ａ、ｌｂか一定の間隔を保って、周囲か固着され
、その間隔か形成する空間に液晶が封止されている。

一方、２枚のガラス板１ａ、］ｂの対向する面には、液
晶の並ひ方をコントロールするために電圧を加えるため
の透明電極の対か形成され、それぞれが表示素子の画素
に対応して、カラス板１ａ。

］ｂの段差部ｃ、ｄに引き出されてきている。

この液晶表示素子１のカラス板〕ｂには、第７図のよう
に上方からＴＣＰ２ａが搭載され、ガラス板１ａにはこ
の図の下方からＴＣＰ２ｂが搭載されるようになってい
る。

第１図ないし第３図によって液晶表示素子ドライバ１Ｃ
搭載治具の構成及び機能を説明する。

液晶表示素子１は装着治具１０に設けた図中のＸ方向の
位置決め部１１によってそのＸ方向の位置が決められ、
クランプブロック１２をカイドパ１３に添ってバネ１４
によってＸ方向へ押しつける力によってクランプされて
いる。

一方、Ｙ方向は装着治具１ｏの一部に設けたＹ方向位置
決め部１５によってそのＹ方向の位置か決められ、かつ
偏心カム１６によって、Ｙ方向へ押付けられクランプさ
れるようになっている。

さらに、装着治具１０はピン２０によって、フ＼　レー
ム２１に回転自在に支持されており、また、フレーム２
１に孔設された穴２２にすきまなく摺動自在に挿入され
たロケートピン２３が装着治具１０に孔設したロケート
ピン２３とすきまなく摺動自在の大きさの孔２４に挿入
されることによって、回転せずに固定できるようになっ
ている。

この状態で液晶表示素子１のガラス板ｌｂ上にＴＣＰ２
ａを第７図に示すように搭載する。

次に、第６図１ａ部にＴＣＰ２ｂを搭載する場合である
が、第１図ないし第３図のロケートピン２３を抜き、装
着治具１０をピン２０を中心としてフレーム２１の表裏
に対して１８０°回転させ改めてロケートビシ２３をフ
レーム２１及び、装着治具１０のそれぞれの穴２２及び
２４に挿入して装着治具１０をフレーム２１に対して固
定する。

二のときピン２０からフレームの穴２２及び装着治具の
穴２４の位置は左右正確に対称となっていることは言う
までもない。

このようにして、液晶表示素子ｌの治具に対するクラン
プを外すことなく、液晶表示素子１を１８０°回転、固
定することかでき装着治具１０に設けた穴部３０を通し
てＴＣＰ２ｂをカラス板ｌａ上に搭載することができる
。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明の液晶表示素子ドライムＩ
Ｃ搭載治具を用いれば、カラス類で脆弱な液晶表示素子
の表裏にＴＣＰを搭載する作業において液晶表示素子を
とり外す二となく１８０゜反転かでき、ガラスの破損等
による歩留りの減少を防止することができるとともに、
ライン化した搭載装置にも、人手を介さずに、液晶表示
素子の供給かできる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施するために構成した本発明治具の
１実施例を示す平面図、 第２図は第１図の断面図、第３図は第１図の断面図、第
４図は、液晶表示素子を１８０°反転した状態を示す平
面図、第５図は第４図の断面図、第６図はＴＣＰ搭載前
の液晶表示素子の斜視図、第７図はＴＣＰ搭載後の液晶
表示素子を示す斜視図、である。 １、ｌａ、ｌｂ・・・液晶表示素子、 ２ａ、２ｂ・ＴＣＰ。 １０・・・装着治具、 １２・・・クランプブロック、 ］６・偏心カム、 ２０・・ピン、 ２３・・ロケートピン、 ２１・・フし・−ムー 躬　１　口 躬　３１Ｕ 躬　４　口 第　Ｓ　閃

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．ガラス製の液晶表示素子を固着する手段を設け、固
   着手段全体を１対のピンにて回転自在に支持するととも
   に、前記固着手段が１８０゜回転ごとにフレームに固着
   する手段を設け、かつ液晶表示素子の２枚のガラス板の
   表裏にＴＣＰを搭載可能なように搭載押付力を受ける部
   分を設けたことを特徴とする液晶表示素子ドライバＩＣ
   搭載治具。