JPH04195028A - 光非線形特性を有する光ファイバ - Google Patents

光非線形特性を有する光ファイバ

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JPH04195028A
JPH04195028A JP2326407A JP32640790A JPH04195028A JP H04195028 A JPH04195028 A JP H04195028A JP 2326407 A JP2326407 A JP 2326407A JP 32640790 A JP32640790 A JP 32640790A JP H04195028 A JPH04195028 A JP H04195028A
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JP
Japan
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core
optical fiber
optical
layer
linear characteristic
Prior art date
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Pending
Application number
JP2326407A
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English (en)
Inventor
Akira Iizuka
飯塚 顕
Kunio Ogura
邦男 小倉
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光ファイバに関するものであり、特に光非線形
特性を有する光ファイバに関する。
〔従来の技術〕
従来、光非線形材料に関して多くの研究が行なわれてい
る(例えば1西沢、「非線形ガラス」。
オプトニューズ、 1990.No、3第14〜15ペ
ージしかしながら、コア及びクラッドを有する光ファイ
バにおいて低出力のレーザー光で光非線形特性を示すも
のは全く知られていない。
もし、低出力で光ファイバのコアに非線形特性を与える
ことができれば、光ファイバに種々の用途が考えられる
。たとえば、レーザーのパワーをコアに集中させて他の
光ファイバとの接続を容易にするなどが考えられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
バルクの形態を持つ非線形材料を作製しても。
光源のパワーを材料内に集中できないので、光非線形特
性を発生させるためには、kw−MWオーダもの高出力
のレーザー光源が必要になるという問題がある。
したがって1本発明は比較的低出力のレーザー光でも光
非線形特性を示す光ファイバを提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段および作用〕本発明では、
上記問題を解決するため9例えば、IW程度以下の低出
力のレーザー光でも光非綿特性を生しさせるために、非
線形材料を用いて光ファイバのコアを形成する。
すなわち1本発明においては、コア、および。
このコアの外部に形成され、コアの屈折率より低い屈折
率を有するクラッドを有する光ファイバのコアを、低出
力のレーザー光をそのコア内↓こ入射させたときでも、
光非線形性を示す半導体微粒子又は有機物をコア内に分
散させて光非線形特性を有するコアを形成する。
〔実施例] 以下本発明の光非線形特性を有する光ファイハノ実施例
について述べる。
本実施例では、内径10μm、外径125μmのキャピ
ラリーガラスを作り、その細孔の中にSi (OCzH
s) 4とCd (CH3COO) 2のアルコール溶
液を注入し、しかる後にこれら注入物をH2Sガスの雰
囲気中で焼成して光ファイバのコア部を形成した。外径
125μmのガラスは光ファイバのクラッド部に相当す
る。
キャピラリーガラスをそのまま扱うと表面に傷がつき易
く6強度低下のためその後の処理、そして、加熱処理が
難しい。そこで1機械的強度を向上させ製造作業の能率
を上げるべく、キャピラリーガラスの表面にカーボン層
を被覆した。さらにカーボン被覆層の上に、銅(Cu)
を被覆し、さらに銅被覆層の上に金(Au)を被覆した
。カーボン被覆層は、後述する無電解(化学)メツキ法
による銅被覆層形成過程における光ファイバへの水分透
過を防止する機能をも果たしている。これらの被覆層の
形成によって、キャピラリーガラスチューブは強度が向
上し、加熱処理などのその後の処理が安定かつ容易にな
る。
以下、上記実施例を第1図の断面図を参照して詳述する
まず、VAD法により5iC14スートを作り、Heと
SiF、とC1□との雰囲気(1350’C)内で焼結
透明化して屈折率が△−0,3%の石英ガラス母材を形
成した。
このガラス母材の外径が62.5mmとなるように形成
し、中心部に直径5mmの穴を超音波ドリルであけた。
このガラス母材(長さ200mm)を、1700〜18
0 Q ’cで加熱する線引炉(図示せず)の中に入れ
て線引して、外径がほぼ125μmの石英ガラスに線引
したところ、その内部に直径はぼ10μmの細孔1を形
成させることができた。
さらにこの細孔1を有するガラス管を熱CVD反応炉(
図示せず)に導入した。この熱CVD反応炉にはアセチ
レンガス(C2H2)とへリューム(He )が導入さ
れており、前記アセチレンガスが熱分解されて上記線引
されたガラス管の外壁に厚さほぼ500人のカーボンを
主成分とするカーボン層3が堆積された。
このカーボン層3が被覆されたキャピラリーチューブ上
に、すなわち、カーボン層3の上にCuを無電解メツキ
法によって10μmの厚さに堆積させて銅層4を形成し
た。
さらに、この銅層4上にAuを電解メツキ法によって2
μmの厚さだけ堆積させ金層5を形成させた。
二のようにして形成した!r1層と金層とからなる2重
の金属層が被覆されたキャピラリーチューブ10を50
cmの長さとして、第2図に示すように、一端に注射器
2を接続し、オープンとなったキャピラリーチューブ1
0の他端を、10瀬のSi(○C2H3)、、1mのC
d (CH3COO)2、そして15m1のエチルアル
コールの混合熔液工4中に挿入し、注射器I2で溶液を
キャピラリーチューブ10の細孔1内に吸い上げた。お
よそ30分間放置すると、細孔1内の内側に付着したア
ルコール溶液のうちアルコールが蒸発し、siやCdを
含むゾルが細孔1内に生成された。
ゾルを生成させた後(30分間放置後)、再度注射器1
2でSiとCdを溶解したエチルアルコール溶液を吸い
上げ30分間放置した。この操作を更にもう一度行ない
1合計3回、細孔1の内部にゾルを生成させた。
細孔1内にSiとCdを含むゾルを導入した金属被覆キ
ャピラリーチューブ1oを、第3図に示す電気炉18が
配設された石英炉心管16を有するコア部分製造装置内
の石英炉心管16の中に置き、ゾルにH2SガスとHe
ガスを触れさせながら、600°Cで焼結した。その結
果、細孔1内にはSin、を主成分とするCdS粒子が
分散されたガラスとなり1 クラッド部2より屈折率の
大きいコア部7が形成され、フッ素がドープされている
クラッド部分2と相まって単一モード型光ファイバが得
られる(第1図参照)。
この光ファイバのコア7中へ波長532nm。
出力IWのパワーを持つレーザー光を入射させたところ
、光非線形特性を示す光双安定性が認められた。
本発明の実施に際しては、上述したものの他。
種々の形態をとることができる。
上述した実施例では、コア部7を半導体微粒子であるC
dSを分散させたガラスで形成したが。
それ以外にCdSe、CdTe、CuC1,Se、Te
等を分散させてコア部7を形成させることができる。
また、S l  (OC2H5)4と共にPMMA−ア
ミノ−ニトロ−アニリンを分散させ、この溶液を細孔1
内に吸い上げ、さらに、400〜500 ’Cで焼結さ
せても上記同様の非線形特性を示すコア部7を有する光
ファイバを得ることができた。
さらに1本発明によれば、上述した単一モート光ファイ
バばかりでなく、マルチモートファイバを形成させるこ
ともできる。
また3粒径0.1μm程度の合成石英粒子をキャピラリ
ーチューブ10内の細孔1に注射器で吸い上げ、これに
毛管現象によってCd、Te、CU、あるいは、PMM
A−アミノ−ニトロ−アニリンを溶解させたアルコール
または水溶液を吸い上げ、さらに、500〜800°C
で焼結しても。
非線形特性を有するコアを形成することができる第1図
に示したカーボン層3.#A層4および金層5は、コア
部7およびクラッド部2を有する光ファイバの強度向上
、加熱処理を容易にするため、そして電気的接続を可能
にするために設けられている。
カーボン被覆層3は、上述したように、無電解メツキ法
で銅層4を形成するときに無電解メツキ溶液にクラッド
部2が浸漬されて、無電解メツキ溶液の水分によりクラ
ッド部2の特性が劣化することを防止するための耐水性
、そして、将来の使用段階において、コア部7に水素が
侵入してその特性劣化が生ずるのを防止するだめの耐水
素性を得るために形成されている。またカーボン被覆層
3は強度が高く、クランド部2に密着しているので5そ
れ自体、クラッド部2を傷の発生など機械的に補強して
いる。
光ファイバの強度向上、加熱処理、電気的接続のための
上記銅層4に代えて、無電解メツキ法に通し電解メツキ
の電極の1つとなるNiを形成させてもよい。また、金
層5に代えて銀(Ag)などを形成させてもよい。さら
に、銅層4またはNi層のみ、あるいは1両者の層を形
成してもよい。さらに、無電解メツキ法に代えて、カー
ボン層3の上にスパッタリング法または金属蒸着法で直
接、AI、Au、Ag、Cu、Niなどを形成させても
よい。カーボン被覆層はこれらスパッタリング法または
金属蒸着法においてクラッド部二二対する保護被覆とし
ても作用する。
上述した金属層は適宜、単層又:よ多重層に形成させる
ことができる。
以上述べたように1本発明の実施例によれば。
低出力のレーザ光で光非線形特性を示す光ファイバを得
ることができた。このような光ファイバは、光非線形特
性が必要となる種々の用途1例えば、低レーザー光を用
いた光スィッチ、光演算装置、光スイツチ回路などに用
いることができる。
〔発明の効果〕
以上に述べたように1本発明によれば、低出力のレーザ
ー光でも光非線形特性を示すコア部を有する光ファイバ
を形成するこができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例キャピラリーチューブおよ
び非線形ガラス光ファイバの横断面図。 第2図は第1実施例のキャピラリーチューブ内の細孔に
コア形成材料を導入する方法を示す図。 第3図は、コアを最終的二二形成させる装置の断面図で
ある。 (符号の説明) l・・細孔、  2・・クラッド部、 3・・カーボン層、4・・Cu層。 5・・Au層、   7・・コア部。 10・・金属被覆キャピラリーチューブ。 14・・コア形成用溶液。 ]6・・石英炉心管、  18・・電気炉。 特許出願人 古河電気工業株式会社 代理人   弁理士   佐藤隆久 第1図 第2図 〆旧

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、コア、および、このコアの外部に形成され、コアの
    屈折率より低い屈折率を有するクラッドを有する光ファ
    イバであって、低出力のレーザー光をコア中に入射した
    ときでも光非線形性を示す半導体微粒子又は有機物がコ
    ア内に分散されて光非線形特性を有するコアを形成して
    いることを特徴とする光ファイバ。
JP2326407A 1990-11-28 1990-11-28 光非線形特性を有する光ファイバ Pending JPH04195028A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996010282A1 (en) * 1994-09-29 1996-04-04 British Telecommunications Public Limited Company Optical fibre with quantum dots
CN1317574C (zh) * 2005-03-04 2007-05-23 浙江工业大学 纳米晶体量子点光纤及光纤放大器
WO2007140960A1 (en) * 2006-06-05 2007-12-13 Trumpf, Inc. Hollow core fiber laser

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