JPH04193183A - 低周波治療器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、家庭用の低周波治療器に関する。

［従来の技術］ 従来この種の低周波治療器は、予めその機器内に備えて
いる治療モードを、スイッチの切り換え操作と連動して
選択していく形式のものが一般的であった。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上記した低周波治療器にあっては、治療
用信号の発生周期などの各種条件は平均的な人間に適合
する様に設定されているため、ともするとその日の体調
などが影響して刺激のりズムが自分の体にあわず、逆に
不快感を催す場合があるなどの不都合があった。

本発明は上記した問題に鑑みてなされたものであって、
使用者に最適の治療用信号を操作者口らが容易に得るこ
とができる低周波治療器を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 本発明にかかる低周波治療器は、第１図にその概略的な
構成を示すごとく、治療用信号（２０）を発生する手段
と、該信号発生手段への通電時期を規制する電源スイッ
チ（３０）と、信号発生手段の入力側に繋がれる出力制
御用のスイッチ（１６）とを備えている。

本発明は、上記した出力制御用スイッチ（１６）の操作
と連動し、該スイッチ（１６）の操作時期に対応して治
療用信号（２０）を発生可能としたことを特徴とする。

上記した出力制御用スーイッチ（１６）を１つだけとし
、信号発生手段から出力される治療用信号（２ｏ）を、
比較的パルスレートの高い低周波信号とするとともに、
スイッチ（１６）の操作期間中に対応して信号（２０）
が連続して出力される様に構成することができる。

また、上記した出力制御用のスイッチ（１６）を複数と
し、各スイッチ毎に異なった波形の信号を発生可能とす
るとともに、操作期間の長短にかかわらず単発のパルス
信号を発生可能とするスイッチ（１６ａ）と、操作期間
の長短に対応して連続的に信号を発生可能とするスイッ
チ（１６ｂ）とから構成してもよい。

「作用」 上記した構成により、電源スイッチ（３０）を入れると
、電池（２８）の様な電源から治療用信号発生手段に通
電されて低周波治療器は待機状態となる。

ここで出力制御用スイッチ（１６）を自分の好みのリズ
ムでオンオフ操作すると、該スイッチ（１６）の操作時
期に対応して治療用信号（２０）が導子（２４）に取り
出され、好みにあったリズムの電気刺激が得られるので
ある。

出力制御用のスイッチ（１６）が１つの場合は、該スイ
ッチ（１６）のオン時間あるいはオン間隔を、第５図（
ａ）の様に適宜選択することにより、第５図（ｂ）の如
く、刺激の長短および発生間隔が自由に選べる。

一方、スイッチ（１６）を複数設けて、各スイッチ（１
６ａ−１６ｂ）毎に異なった波形の治療用信号（２０ａ
・２０ｂ）を発生可能とすることにより、例えば第４図
（Ｃ）に示す如く、単発の「たたき」状態に対応した刺
激（２０ａ）と、連続したパルス列からなる「もみ」状
態に対応した刺激の様な全く異なった刺激（２０ｂ）の
組み合わせを選択できる。

［実施例］ 本発明にかかる低周波治療器（１０）は、第２図および
第３図にその概略的な構成を示す如く、矩形扁平状の本
体ケース（１２）の上面（１４）側に、出力制御用スイ
ッチ（１６）の操作ノブ（１８・］９）を２つ並べて備
えるとともに、そのノブ（１８・１９）の上方位置に、
治療用信号（２０）の出力時期を示す表示用の発光ダイ
オード（２２）を設けている。更に本体ケース（１２）
内部には、治療用信号（２ｏ）を導子（２４）に向けて
出力可能とする電子回路（２６）と、該電子回路（２６
）に駆動電力を供給する電池（２８）とを内蔵する。

また、本体ケース（１２）の側面位置に、電池（２８）
から電子回路（２６）への通電時期を規制する電源スイ
ッチ（３０）を備えた出力調整用の可変抵抗器（３２）
を設ける一方、本体ケース（１２）の上端位置に、導子
（２４）を着脱自在に接続するためのジャック（３４）
を備えている。

導子（２４）は、本体ケース（１２）側から出力される
治療用信号（２０）を患部の皮膚面に印加するためのも
のであって、紛縁性の基台（３６）の上に平板状の電極
（３８）を備え、該電極（３８）を導電性の粘着パッド
（４０）で覆ったもの２つを１組とし、両ｆｆｉ極（３
８）をコード（４２）先端のプラグ（４４）で、本体ケ
ース（１２）側のジャック（３４）に接続する様にして
いる。

上記した電子回路（２６）は、発振部（４６）から出力
されるクロック信号を基準信号とし、ＲＯＭ内に記憶し
たプログラムに従って作動する１デツプマイコンを制御
部（４８）として備える。制御部（４８）では、出力選
択部（５０）から入力される選択信号（５２）の入力と
連動して、該選択状態に対応した駆動信号（５４）を出
力部（５８）に送るとともに、駆動信号（５４）の出力
状態に対応した表示、例えば治療用信号（２０）の出力
期間に対応して本体ケース上面（１４）の発光ダイオー
ド（２２）を点灯する様な表示を表示部（５６ンで行う
様にしている。

ａカ選択部（５０）は、第４図（Ｃ）で例示する指圧時
における「たたく」あるいは「もむ」状態を模した治療
用信号（２０ａ・２０ｂ）に対応して１つずつ備えた出
力制御用のオンオフスイッチ（１６ａ・１６ｂ）であっ
て、該スイッチ（１６）のオン操作を行うための操作ノ
ブ（１８・］９）を本体ケース（１２）の上面（１４）
側に備えている。

出力部（５８）は従来と略同様の構成であって、例えば
電池（２８）から出力される数Ｖ程度の低電圧を、チョ
ッパタイプの昇圧回路（６０）で数十Ｖ以りの高電圧に
変換する。すなわち、制御部（４８）から出力される十
分高い周波数の昇圧信号（６２）の入力と連動してチョ
ークコイルに流れる電流を高速に断続してパルス電圧を
発生し、この電圧をコンデンサで積分することにより、
電池電圧より十分高い電圧を形成するのである。

一方、出力選択部（５０）から人力される第４図（ａ）
または（ｂ）の様な選択信号（５２ａ・５２ｂ）に対応
して、制御部（４８）からは駆動信号（５４）が出力制
御回路（６４）に送られる。出力制御回路（６４）は、
昇圧回路（６０）で形成された高電圧の出力を規制する
ための出力回路（６６）のオン時期を制御するものであ
って、駆動信号（５４）の入力と連動し、所定形状の制
御信号（６８）を出力回路（６６）に送り、昇圧回路（
６０）においてコンデンサに蓄えた電荷をパルス状の出
力信号（７０）として取り出す。

出力回路（６６）により取り出された出力信号（７０）
は、可変抵抗器（３２）で必要なピーク値に分圧され、
導子（２４）の画電極（３８・３８）に向けて治療用信
号（２０）として送られるので、導子（２４）の粘着パ
ッド（４０）を予め患部に離間して貼着しておくことに
より、画電極（３８）間の皮膚面に所定の低周波電流が
流れるのである。

本発明は上記した構成において、出ノｊ選択部（５０）
に備えた操作ノブ（１８・１９）の抑圧操作時期と連動
して、第４図（Ｃ）の様な治療用信号（２０）を出力可
能としたことを特徴とする。

すなわち、　「たたく」側の操作ノブ（１８）を押すと
、第４図（ａ）の様に操作ノブ（１８）の押圧長さに関
係なく、一方の極性または両極性のパルスが対となり、
あるいはまた、各極性のパルス（２０ａ）が操作ノブ（
１８）の１回の操作毎に交互に出力される結果、治療用
信号（２０）は単発状態のパルス信号として構成される
。

一方、　「もむ」側の操作ノブ（１９）を押すと、該操
作ノブ（１９）を押圧している期間だけ、例えば数ｋＨ
ｚ程度の周波数で、ピーク値が一定あるいは徐々に増大
したのち一定値となるパルス列（２０ｂ）が治療用信号
（２０）として出力される。

したがって、操作者の任意のタイミングで操作ノブ（１
８）または（１９ンをオン操作すると、第４図（Ｃ）の
様に、単発パルス（２０ａ）または連続パルス列（２０
ｂ）が任意の間隔または発生順序で出力されるのである
。

なお、出力制御用スイッチ（１６）を］つとし、第５図
（ａ）の様に出力制御用スイッチ（１６）の操作ノブを
押した期間に対応して、上記した「もむ」状態の治療用
信号（２０）のみが、第５図（ｂ）の如く出力される様
に構成してもよい。

また、出力選択部（５０）に備える出力制御用スイッチ
（１６）を３以上に増加し、各スイッチ毎に異なった波
形の治療用信号（２０）を個別に出力させることも可能
である。

更にまた、操作ノブの押圧力を検知し、治療用信号（２
０）のピーク値を検知圧に対応させて増減させることも
可能である。

［発明の効果］ 本発明は上記の如く、電源スイッチ（３０）とは別に出
力制御用のスイッチ（１６）を設け、該スイッチ（１６
）を操作した場合にのみ、スイッチ（１６）の操作時期
に対応して治療用信号（２０）が出力される様に構成し
たので、操作者の希望する任意のタイミングで治療用信
号（２０）が出力される。

更に、出力割部用のスイッチ（１６）を１つとし、該ス
イッチ（１６）の操作期間に対応した間だけ治療用信号
（２０）を出力させることにより、構成および操作手順
の簡略化を図りながら、操作者の希望するリズムの治療
用信号（２０）が容易に得られる。

また出力制御用のスイッチ（１６）を複数とし、各スイ
ッチ（１６）毎に異なった波形の治療用信号（２０）が
発生される様に構成することにより、変化に富んだ波形
の治療用信号（２０）が任意のタイミングで発生される
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の基本的な構成を示す説明図である。 第２図ないし第４図は本発明の一実施例を示し、第２図
は外観形状を示す斜視図、第３図は回路構成を示すブロ
ック図、第４図（ａ）〜（Ｃ）は出力制御用スイッチの
操作タイミングと治療用信号の出力時期との関係を示す
波形図である。 第５図（ａ）（ｂ）は他の実施例における第４図と略同
様な関係を示す波形図である。 （１６）・・・・出力制御用ス１′ツチ（１８・１９）
・・　操作ノブ （２０）・・・・治療用信号 （２４）・・・・導子 （２８）・・・・電池 （３０）・・・・電源スイッチ （４８）・・・・制御部 （５０）・・・・出力選択部 （５２）・・・・選択信号 発明者　伊藤　清明

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、治療用信号（２０）を発生する手段と、該信号発生
   手段への通電時期を規制する電源スイッチ（３０）と、 信号発生手段の入力側に繋がれる出力制御用のスイッチ
   （１６）とを備え、 上記した出力制御用スイッチ（１６）の操作時期に対応
   して治療用信号（２０）を発生可能としたことを特徴と
   する低周波治療器。 ２、上記した出力制御用スイッチ（１６）は１つであり
   、 信号発生手段から出力される治療用信号（２０）は、繰
   り返し周期の比較的短いパルス列であって、スイッチの
   操作中に対応して信号が連続して出力される請求項１記
   載の低周波治療器。 ３、上記した出力制御用スイッチ（１６）は複数あって
   、 信号発生手段では各スイッチ毎に異なった波形の信号を
   発生可能とするとともに、 操作期間の長短にかかわらず単発のパルス信号を発生可
   能とするスイッチ（１６ａ）と、操作期間の長短に対応
   した長さの信号を連続して発生可能とするスイッチ（１
   ６ｂ）とから構成したことを特徴とする請求項１記載の
   低周波治療器。