JPH04192778A - テレビジョン信号変換方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、テレビジョン信号をアスペクト」七の異なる
第２のテレビジョン信号に変換するテレビジョン信号変
換方法に関する。特に、アスペクト比１６：９のＭＵＳ
Ｅ信号をアスペクト比４：３のＮＴＳＣ信号に変換する
ＭＵＳＥ、／ＮＴＳＣコンバータに於けるテレビジョン
変換方法に関する。

（ロ）従来の技術 衛星放送に於いて次世代の高品位テレビジョンであるハ
イビジョンが放送されている。このハイビジョンの信号
は、Ｍ　Ｕ　Ｓ　Ｅ　、Ｊｉ式と呼ばれる帯域圧縮技術
により、帯域圧縮さｔＬる。そして、この帯域圧縮され
た信号（ＭＵＳＥ信号）が放送さｆｔでいる。このハイ
ビジョンのアスペクト比は、１６：９である。

このＭ　Ｕ　Ｓ　Ｅ信号を通常のＮＴＳＣ用のテレビジ
ョン受ｆ象機で見るために第６図の如きＭＵＳＥ／ＮＴ
ＳＣコンバータ（］、　（１０）が販売さノｔでいる（
例えば三菱電機製ＵＣ−５０００）。このλ１ＵＳＥ／
ＮＴＳＣコンバータ（１，００）は、λ４ＵＳＥ信号を
ＮＴＳＣ信号に変換する。尚、このＭＵＳＥ／’ＮＴＳ
Ｃコンバータの動作については、例えば電子技術出版株
式会社発行の雑誌［テレビ技術１９８９年１０月号」の
３１Ｐ・〜４５Ｐに説明されている。

ところで、ハイビジョンのアスペクト比は第７図（ａ）
に示す如く、］６：９である。そして、ＮＴＳＣテレビ
ジョンのアスペクト比は、Ｉ：３である。このため、元
ハイビジョンの画像をＮＴＳＣのテレビジョンに映出す
る場合は、第７図（ｂ）の如くハイビジョンの画面の側
部の画面を切り捨てるモートと、第７図（ｃ）の如く、
映像部分（ａ　、１）の１−下にブランキング領工或（
＋）　）（ｂ　）　（可視ブランキング領域）を設ける
モード（ワイドモード）がある。

この後者のワイドモードに於いて、第７図（Ｃ）のブラ
ンキング領域（ｂ）は、使用者の操作により希望の色に
着色できる。

ところで、このＭＵＳＥ、／ＮＴＳＣコンバータの動作
を第８図を参照しつつ簡単に説明する。

このコンバータは主に以下の回路よりなる。

−３一 つまり、変換の対象となるアナログＭＵＳＥ映像信号を
ディジタル信号に変換するアナログ・′テ゛イジタル変
換器（１２）。異なる走査線数を変換するために走査線
を間引いたり、新たに作ったり（内挿）するための垂直
ローパスフィルタ（１３）。

２つの方式間の時間軸、アスペクト比を変換するための
時間軸変換回路（１４）。ＮＴＳＣ変換後の垂直・水平
帰線期間をペディスクルレベルとすると共に、前記ブラ
ンキング領域（ｂ）を任意の背景レベルとするための信
号切替回路（１５）。ＮＴＳＣ信号に方式変換されたデ
ィジタル信号をアナログ映像信号に変換するディジタル
／′アナログ変換器（１６）。

上記回路に於いて、アナログのＮＩＵＳＥ信号は入力端
子（１１）に入力され、次にアナログ、／ディジクル（
Ａ　、”　Ｉ）　）変換器（］２）により、サンプリン
グ周波数１６．２＼Ｉｔ（ｚ、量子−化ピント数８のデ
ィジタルデータに変換される。ワイドモードの変換方式
゛　　では、ハイビジョンの走査線３本につき、ＮＴＳ
Ｃの走査線１本を作り出せばよいから、垂直ロー−，１
− パスフｒルタ（１３）では、垂直の周波数帯域を３分の
１に制限する。

時間軸変換回路（］４）では、垂直ローパスフィルタ（
１３）を通ったハイビジョンの走査線３本につき、ＮＴ
ＳＣの走査線１本だけを取りだし、ＮＴＳＣの時間軸に
変換する。この時間軸変換回路０４）はメモリで構成さ
れている。ＭＵＳＥ信号はライン間でサンプル位相がオ
フセンｌ−しているので、ライン間で信号を加算する場
合、データを内挿により作り出し、サンプリング周波数
を３２４＼１１１ｚにしてから行う。つまり、時間軸変
換回路（１４）を構成するメモリに、ハイビジョンの走
査線３本につき１本のみ、データレート３２　、４　Ｍ
ｌ−Ｌｚで書き込み、第７図（ｃｌの映像部分（ａ３）
でのみ、Ｘ・ＴＳ（、：のデータレート１５．１２ｋｌ
Ｈｚで読み出す。

次に、信号切替回路（］５）は、映像部分（ａＮ、）で
は時間軸変換回路（１４）の出力を選択し、水平・垂直
帰線期間では端子（１８ａ）により設定されるペディス
クルレベルを選択し、ブランキング領域（ｂ）では端子
（１８ｂ）により設定される背景レベルが設定される。

最後に、ディジタル′アナログＣＤ／’Ａ）変換器（１
Ｇ）によりアナログ映像信号に変換され、ＮＴＳＣ方式
のテレビジョンモニタに表示さＩすることになる。

とこノ）で、前記背景レベルか黒レベルであったとする
と、１−記のようにハイビジョンＭ　Ｕ　Ｓ　Ｅ方式か
らＮＴＳＣ方式に変換された映像信号を、垂直方向に各
水平走査線のレベルを見ると、第５図（ａ）めようにな
る。ここで黒丸は灯数フィールド、白丸は偶数フィール
ドの映像信号とする。ところで、第５図（ａ）に示すよ
うに、ブランキング領域（ｂ）と映像部分（ａＮ、）の
境界の輝度レベルの差が太きい。

（ハ）発明が解決しようとする課題 このブランキング領域（１））とこのブランキング領域
に隣接した映像との間に、大きな輝度レベル差かあると
、テレビジョン受像機の陰極線管に於いて、高１下が大
きく変化して、偏向系の曲がりやドーミングが発生する
ことがある。

又、インクレース走音のため奇数フィールドと偶数フィ
ールドで走査線の位置が１ラインすれ境界部分に於いて
大きな輝度レベル差があるとブランキング領ｊ或（ｌ〕
）と映像部分（ａ　、１）との境界がちらつき、視覚上
妨害になる。

（ニ）課題を解決するための手段 本范明ては、映像の輝度レベルを検知し、その輝度レベ
ルによって、ブランキング領域の輝度し・＼ルを調節す
る。

又、本発明では、ブランキング領域（ｂ）と映像部分（
ａＮ、）の境界に、任意の走査線数分、所定のレベル、
例えば中間レベル（量子化ビ・ノドが８ビツトであメし
ば１２　ｇ　、”　２５６レベル近辺）に設定された信
号を挿入する。

（ホ）作　用 ハイビジョン包装の画像（特に明るい画像）において、
ブランキング領域と隣接する画像において、偏向系の曲
がりやドーミングを防ぐことができる。

又、本発明では、映像部分（ａＮ、）とブランキング領
域（ｂ）の境界に中間レベルの信号が挿入されるため、
境界のレベル変動か緩やかになりちらつきによる妨害が
減少して目立ちにくくなる。

（へ）実　施　例 第１図を参照しつつ、本発明の第１実施例を説明する。

尚第８図と同一部分には同一符号を付した。

第１図に於いて、（１９）はリーク積分回路であり、入
力ＭＵＳＥ信号を積分平滑して平均輝度レー＼ルを検知
する。そして、この輝度に合ったレベルの背景レベル信
号を出力する。つまり、＼ＴＳＣ１１！ＴＩ　向のブラ
ンキング領ｊ或（ｂ）の輝度は、映像部分（ａ、、１）
の輝度に応した値となる。

第２図に本発明の第２実施例を示す。

第２図に示す本発明による一実施例による信号切換回路
り］５）では、ワイドモード時、映像部分（ａ５）では
時間軸変換回路（１４）の出力、ブランキング領域（ｌ
〕）ては端子−（１８ｂ）て設定される信号レベル、ブ
ランキング領域と映像部分の境界の部分＝　　８　　− では端子（１８ｃ）で設定される信号レベル、水平・垂
直帰線期間では端子（］、８ａ）で設定されるペディス
クルレベルか各々選択され出力される。

第５図（ｂ）にこの時の出力信号レベルを示す。

この第５図（ｂ）に示されるように第５図（ａ）の促釆
のブランキング領域（ｂ）の走査線に於いて、番映像部
分（ｄｌ）に近接したライン（！１）を境界（（１）川
のラインとして、このライン（ｐｌ）のレー＼ルを中間
イｕ’＋：としている。

第３図にイくブε明の第３実施例を示す。この例は、境
界用のラインとして２本使用するものである。（１８ｃ
　ｌ　）は中間レベルＣ］　２８　、”　２５６　）入
力端子、（＋８Ｃ＋）は第２の中間レベル（６＝ｌ　、
−’　２５Ｇ）入力端子である。そして、第５図（Ｃ）
の如く、境界（ｄ）用の２本ライン（Ｆ、１）（Ｅ２）
のタイミングで人々出力さｈる。

第１図に本発明の第４実施例を示す。（２０）はＡｌｌ
ｉ度レベル検出回路であり、輝度の平均レベル又は画商
の−１−辺・１−辺の輝度レベルを検出する。（ｚ２）
は、この輝度レベルと背景レベルとの平均を出力する平
均回路である。この例では、境界（ｃｌ）に位ｉｉりす
るライン（ｐｌ）のｈ１１度レベルは、映像と背景との
中間値となる。

（ト）発明の効果 本発明の請求項１に依れば、ブランキング領域（１つ）
と画面映像部分（ａＮ、）との間に大きな輝度レベル差
が発生せす画１象が乱ノシることがない。

本発明の請求項２．３、−１に依１１ば、ブランキング
領ｔｋ（ｂ　）と画面の映（象部分（ａ１）との間に境
界部分（（１）を形成し、この境界部分（ｄ）のレベル
を絶対的（１２６，％２５６）又は相対的（背景レベル
、２＋映像部分′２）な中間ｆ１ａとすることによりち
らつきを視覚−１−小さく出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例を示す図である。 第２図は本発明の第２実施例を示す図である。 第３図は本発明の第３実施例を示す図である。 第・１図は４（発明の第４実施例を示す図である。 第５図は動作を説明するための図である。 第６図第７図及び第８図は１尾来例を説明するための図
である。 （ｌ〕ル・ブランキング領域、 （ｄ）・・・境界、 ＜ｙ１）＜ｐ、＋＞・・境界のライン、（ａ１）・・・
映像部分。 出願人　−５−洋電（幾株式会刊 代理人　弁理士　西野卓嗣ぐ外２名） （ａ） （ｂ）

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）入力された第１の方式の第１テレビジョン信号を
   アスペクト比の異なる第２の方式の第２テレビジョン信
   号に変換する場合に、前記アスペクト比の差によりブラ
   ンキング領域（ｂ）を生成するテレビジョン信号変換方
   法に於いて、 前記第１テレビジョン信号を積分処理して、この積分出
   力のレベルに応じて前記ブランキング領域（ｂ）の輝度
   レベルを制御するテレビジョン信号変換方法。
2. （２）入力された第１の方式の第１テレビジョン信号を
   アスペクト比の異なる第２の方式の第２テレビジョン信
   号に変換する場合に、前記アスペクト比の差により、少
   なくとも上部又は下部にブランキング領域（ｂ）を生成
   するテレビジョン信号変換方法に於いて、 映像部分（ａ＿Ｎ、）と前記ブランキング領域（ｂ）の
   境界（ｄ）のライン（ｌ＿１）の輝度レベルを中間値と
   することを特徴とするテレビジョン信号変換方法。
3. （３）入力された第１の方式の第１テレビジョン信号を
   アスペクト比の異なる第２の方式の第２テレビジョン信
   号に変換する場合に、前記アスペクト比の差により、少
   なくとも上部又は下部にブランキング領域（ｂ）を生成
   するテレビジョン信号変換方法に於いて、 映像部分（ａ＿Ｎ）と前記ブランキング領域（ｂ）の境
   界のライン（ｌ＿１）の輝度レベルを、前記映像部分（
   ａ＿Ｎ）の輝度レベルと前記ブランキング領域（ｂ）の
   輝度レベルの中間値とすることを特徴とするテレビジョ
   ン信号変換方法。
4. （４）前記中間値は奇数フィールドと偶数フィールドに
   よってその値が異なることを特徴とする請求項２又は３
   のテレビジョン信号変換方法。