JPH041925Y2 - - Google Patents

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JPH041925Y2
JPH041925Y2 JP1987091072U JP9107287U JPH041925Y2 JP H041925 Y2 JPH041925 Y2 JP H041925Y2 JP 1987091072 U JP1987091072 U JP 1987091072U JP 9107287 U JP9107287 U JP 9107287U JP H041925 Y2 JPH041925 Y2 JP H041925Y2
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JP
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water
electrode
sheet
adhesive sheet
fixed
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JPS63200410U (ja
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Priority to PCT/JP1988/000560 priority patent/WO1988009643A1/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、心電計や脳波計等に用いられる生体
用端子電極に係り、特に入浴時等においてもその
電気信号の検出が容易かつ正確に行なえるように
構成したものに関する。
(従来の技術) 生体用端子電極(以下ECG電極と称す)によ
り検出される生体電気現象を記録解析し、診断に
利用する場合、種々の環境条件における生体電気
現象から総合判断し、より効果的な治療に結びつ
けていく必要がある。その中の環境条件の1つと
して、入浴中あるいは水浴中における心電信号も
重要な解析材料と考えられている。
ところで本考案者等は、ECG電極として、第
4図に示すものを開発している。該ECG電極は、
コネクタ(図示せず)に備えた磁石により吸着さ
れるフエライト等の磁性材でなる円形の電極ベー
ス1を、合成樹脂等の電気絶縁材でなる円形のケ
ース2の開口部2aに保持し、電極ベース1に塩
化銀等の電極1aを固着し、ケース2には人体へ
の貼付け用の円形等の形状を有する粘着シート3
を接着剤4等を用いて固着し、電極ベース1には
導電性ゲルを含浸させたスポンジ5を重ね、接着
剤6により電極1aおよび電極ベース1と共にス
ポンジ5をケース2に固定している。
この第4図の構造のECG電極においては、粘
着シート3として、不織布を用いることが、人体
へのなじみを良好にし、かつ通気性、通水性を良
好とする意味で好ましいが、しかし、前記のよう
な入浴時等における診断にこのECG電極を用い
ると、電極と図示しないコネクタとの間の防水は
なされているとした場合、不織布でなる粘着シー
ト3における毛細管現象により、スポンジ5や電
極ベース1の部分にまで浸水し、電気信号のリー
クが生じるという不具合がある。
一方、前記浸水を防止しうる従来の他の製品例
として、粘着シート3の代わりに独立気泡性発泡
材を用いたものがある。しかし、この発泡材でな
るものは、防水性は優れているが、通気性、通水
性が無いため、入浴中に生じた汗が人体皮膚と発
泡材との間にたまり、この汗がスポンジ5に含浸
させた導電性ゲルと外部の水あるいは湯との間に
導通路を形成するおそれがある。この汗のたまり
と電気的導通は、発泡材は粘着力が弱く、この粘
着力を強くするために面積を大きくしていること
と、厚手であるために人体皮膚へのなじみが悪い
ことにより、助長される。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は上述のような問題点を解決し、人体へ
のなじみが良い材質の粘着シートを用いることが
可能で、電極からの電気信号のリークを防止しう
る構成の防水形ECG電極を提供することを目的
とする。
(問題点を解決するための手段) この目的を達成するため、本考案の防水形
ECG電極は、電極および導電性ゲルを含浸した
スポンジを有するケースの周縁部の下面に、非通
水性のリング状をなす防水用シートを固着し、該
防水用シートの外周側に、通気性、通水性を有す
る粘着シートの内周部を固着したことを特徴とす
る。
(実施例) 以下本考案の一実施例を第1図ないし第4図に
より説明する。第1図は本考案によるECG電極
を示す縦断面図、第2図はその底面図である。第
1図および第2図において、第4図と同じ符号は
同じ機能を有する構成部材を示す。7は前記電極
ケース2の周縁部2bの下面に接着剤8等により
固着した非通水性のリング状をなすシートであ
り、該シート7は独立気泡性の発泡材よりなる。
該シート7の下面には人体に粘着するための接着
剤9が塗布されている。該シート7を構成する発
泡材としては、ポリスチレン、ポリウレタン、塩
化ビニル樹脂、ポリエチレン等の発泡プラスチツ
ク、あるいはスポンジゴム等が用いられる。
粘着シート3は不織布等のような通気性、通水
性のものからなり、前記シート7の下面の内周側
Δrの部分を残して下面外周側に接着剤9あるい
は粘着シート3自体に塗布された接着剤により固
着される。
この構成によれば、粘着シート3およびシート
7を人体に貼付け、入浴あるいは水浴試験を行な
つている際、粘着シート3に沿つて毛細管現象に
より外部から内部へと水(湯を含む)が浸透して
来ても、非通気性シート7の部分で水の浸透が防
止され、スポンジ5の部分への水の浸透が防止さ
れ、スポンジ5内の導電性ゲルが外部の水と導通
することが防止される。
また、粘着シート3やシート7と人体との間に
汗が生じても、その汗は通水性を有する粘着シー
ト3に吸収されて外部に放出され、溜まることが
ない。
第3図は前記実施例の応用例としての防水形
ECG電極装置であり、ECG電極Aは、前記電極
の周縁部2bの上面に接着剤19により独立気泡
性のリング状をなすシール材20を固着してい
る。コネクタBは前記磁性材でなる電極ベース1
を吸引する永久磁石11を有し、該永久磁石11
を円形ヨーク12により保持し、該円形ヨーク1
2に外部計器接続用リード線13を半田付け14
し、ヨーク12の一部と半田付け部14を合成樹
脂でなる電気絶縁性のコネクタ本体15により一
体成形被覆してコネクタBを構成している。前記
ヨーク12の外径は、コネクタ本体15から露出
した部分が、前記ケース2に設けた開口部2aの
内径よりやや小さくし、図示のようにヨーク12
と電極ベース1とが接触して吸着されるようにな
つている。
前記コネクタ本体15の下面周囲には円形の突
出部15aが形成され、該突出部15aと前記ヨ
ーク12との間に円形凹部16が形成され、該円
形凹部16に接着剤17により独立気泡性発泡材
でなるリング状のシール材18が固着されてい
る。前記円形凹部16およびシール材18は、前
記ECG電極Aのケース2の中央開口部2aの周
辺の円形突出部2cに対応した部分に設けられ
る。
この応用例の構成によれば、図示のように、ケ
ース2の開口部2a内にヨーク12を挿入して磁
性材でなる電極ベース1に当接させることによ
り、電極ベース1が永久磁石11により吸引さ
れ、コネクタBがECG電極Aに接続される。こ
の場合、コネクタBをECG電極Aに押付ける必
要がない。また、この時、コネクタ本体15の突
出部15aが前記磁気吸引力によりシール材20
に圧接すると共に、前記ケース2の突出部2cが
シール材18に圧接する。従つて、両者の間から
の水の浸入が防止される。
また、本応用例のように、シール材20あるい
は18を予めケース2あるいはコネクタ本体15
に固着しておけば、磁気吸引力を利用してECG
電極AにコネクタBを接続する場合、ワンタツチ
で両者を接続し、防水性を得ることができ、操作
性が良い。
また、図示のように、コネクタBに設けた円形
凹部16にシール材18を設け、該円形凹部16
に嵌合されるECG電極Aのケース2の突出部2
cによつてシール材18を圧縮する構成としてい
るので、シール材18と突出部2cとの位置ずれ
が起きることなく、確実なシール効果が得られ
る。また図示のように、2つのシール材20,1
8を設ければ、仮に外周側の大径リング状シール
材20により浸水が起きたとしても、内周側の小
径リング状のシール材18により内部への浸水が
防水され、いずれか一方のみを設ける場合に比較
し、確実なシール効果が得られる。また、シール
性を上げるために、シール材18あるいは20の
表面に撥水剤を塗布することにより、浸水防水作
用が促進され、片方のみでのシールも可能とな
り、構造の単純化が計られる。
なお、上記実施例においては、粘着シート3を
シート7の下面に固着したが、シート7と周縁部
2bとの間に粘着シート3の内周部を挾持して固
着する等、本考案を実施する場合、本考案の要旨
を逸脱しない範囲において、上記実施例に限ら
ず、各構成部品の形状、構造について、種々の変
更、付加が可能である。
(考案の効果) 以上述べたように、本考案においては、電極お
よび導電性ゲルを含浸したスポンジを保持した電
極ケースの周縁部の下面に、非通水性のリング状
をなす防水用シートを固着し、該シートの外周側
に、通水性を有する粘着シートの内周部を固着し
たので、ECG電極の粘着シートからの浸水を防
止することができ、スポンジ内の導電性ゲルが外
部の水と導通することが防止され、入浴中あるい
は水浴中の試験が行なえる防水形ECG電極が提
供できる。
また、粘着シートや防水用シートと人体との間
に汗が生じても、その汗は通水性を有する粘着シ
ートに吸収され、溜まることがない。
また、粘着シートは柔軟性があるため、人体へ
のなじみが良く、剥離が生じず、小形化ができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるECG電極の一実施例を
示す縦断面図、第2図はその底面図、第3図は前
記実施例の応用例のECG電極装置を示す縦断面
図、第4図は従来のECG電極の構造を示す縦断
面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電極および導電性ゲルを含浸したスポンジを有
    するケースの周縁部の下面に、非通水性のリング
    状をなす防水用シートを固着し、該防水用シート
    の外周側に、通気性、通水性を有する粘着シート
    の内周部を固着したことを特徴とする防水形生体
    用端子電極。
JP1987091072U 1987-06-13 1987-06-13 Expired JPH041925Y2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987091072U JPH041925Y2 (ja) 1987-06-13 1987-06-13
US07/353,622 US4947846A (en) 1987-06-13 1988-06-10 Waterproof electrode device for a living body
PCT/JP1988/000560 WO1988009643A1 (en) 1987-06-13 1988-06-10 Water-proof terminal electrode device for living bodies
EP88905228A EP0317647B1 (en) 1987-06-13 1988-06-10 Water-proof terminal electrode device for living bodies
DE88905228T DE3885858T2 (de) 1987-06-13 1988-06-10 Wasserdichte elektrodenanschluss-vorrichtung für lebende organismen.

Applications Claiming Priority (1)

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JP1987091072U JPH041925Y2 (ja) 1987-06-13 1987-06-13

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Publication Number Publication Date
JPS63200410U JPS63200410U (ja) 1988-12-23
JPH041925Y2 true JPH041925Y2 (ja) 1992-01-23

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ID=30951520

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JPS63200410U (ja) 1988-12-23

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