JPH04192303A - チップ型サーミスタ - Google Patents

チップ型サーミスタ

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JPH04192303A
JPH04192303A JP2302059A JP30205990A JPH04192303A JP H04192303 A JPH04192303 A JP H04192303A JP 2302059 A JP2302059 A JP 2302059A JP 30205990 A JP30205990 A JP 30205990A JP H04192303 A JPH04192303 A JP H04192303A
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JP
Japan
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film
heat
thermistor
iron silicide
chip
Prior art date
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Pending
Application number
JP2302059A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Koshimura
正己 越村
Masashi Komabayashi
正士 駒林
Masahiro Hirama
平間 昌弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP2302059A priority Critical patent/JPH04192303A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は表面実装用のチップ型サーミスタに関する。更
に詳しくは電子回路の温度補償用に適するサーミスタに
関するものである。
[従来の技術] 近年、自動車電話をはじめとする移動体無線の普及から
その電子機器は様々な環境において用いられるようにな
ってきた。このためこうした電子機器に用いられる温度
補償用のサーミスタにはその温度環境に対する適合性が
ますます厳しく要求されるようになってきている。特に
小型化した表面実装型のサーミスタに対して大きな要望
が出されている。こうした要求及び要望に応えるために
電子機器の用途に応じて、この種のサーミスタには、抵
抗値が数Ω〜数MΩの広範囲であること、抵抗値と温度
係数であるB定数とを任意に組合せられること、及び抵
抗値及びB定数がそれぞれ高い精度であることが必要に
なってくる。
従来、この種のチップ型サーミスタとして、■第3図に
示すように、Mn、Co、Ni、Cu等を主成分とする
金属酸化物の焼結体をチップ状のセラミック素体1にし
た後、この素体1の両端部に導電性ペーストを焼付けて
端子電極2としたバルク型素子や、或いは■第4図に示
すように、上記■と同一の金属酸化物に内部電極1aを
設け、この焼結体をチップ状にしたセラミック素体1の
両端部に、導電性ペーストを焼付けて端子電極2とした
バルク型素子等のようなバルクのサーミスタ材料を用い
たものが知られている。
また、別のチップ型サーミスタとして、■第5図に示す
ように、アルミナなどの電気絶縁性素体3の上面両端部
に基底電極4を形成し、この電極4の上面及び電極4が
設けられていない素体3の上面にMn、Co、Ni、C
u等の金属酸化物、酸化ルテニウム及びガラスフリット
を含むサーミスタペーストを印刷、焼成して感熱性抵抗
厚膜5を形成した後、チップ状にしこの両端部に端子電
極6を形成した厚膜型素子や、或いは■第6図に示すよ
うに、基底電極4の上面と下面にそれぞれ上記■と同一
材料のサーミスタペースト印刷、焼成して感熱性抵抗厚
膜5を電極4,4で挟んだ状態で形成した後、上記■と
同様に端子電極6を形成した厚膜型素子が知られている
[発明が解決しよう゛とする課題] しかし、■の内部電極を有しないバルク型素子(第3図
)は、素子の形状寸法が画一的であるため、セラミック
素体上に占める面積をあまり変えることができない。一
方、サーミスタ材料を選択するとB定数と抵抗率が決ま
ってしまうため、素子のB定数と抵抗値は任意に組合せ
ることができない。■の内部電極を有するバルク型素子
(第4図)は、内部電極の大きさによって抵抗値を変え
ることができる反面、各素子の抵抗値のバラツキが大き
くなり、これを補正することが難しい。
■及び■の厚膜型素子は、基板との密着性及び焼結性を
高めるためにサーミスタペーストにガラス成分が添加さ
れていることから、焼成条件によって膜の状態が変化し
てB定数及び抵抗値のバラツキが大きい。このバラツキ
は抵抗値については厚膜抵抗と同様な手法により補正で
きるが、B定数については補正できない。
また、■の厚膜型素子(第5図)は、厚を薄くして低抵
抗にすることが難しいため、■の厚膜型素子(第6図)
が提案されているが、この素子は膜厚の変化が素子毎に
大きく、しかもトリミングにより電極間の短絡が起きや
すいため、抵抗値のバラツキを押えることができない。
本発明の目的は、上記問題点を解決するもので、任意の
B定数と抵抗値とを組合せて各種用途にきめ細かに対応
し得る幅広い特性を具備し、小型で基板に表面実装可能
なチップ型サーミスタを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 第1図に示すように、本発明のチップ型サーミスタ1は
、電気絶縁性素体10と、この素体10の上面に形成さ
れ鉄けい化物からなる感熱性抵抗膜11と、抵抗膜11
の両端部の上面又は下面に配設された少なくとも1対の
基底電極12.12と、基底電極12.12に接続して
素体10の両端部に形成された端子電極14.14とを
備える。
本発明の電気絶縁性素体10は、耐熱性を有し、鉄けい
化物の熱膨張率(IOX 10−’deg−”)に近い
熱膨張率を有し、鉄けい化物の付着性の大きいものであ
ればよい。例示すればアルミナ、フォルスライト、ステ
アライト、ベリリア、Mg−AMスピネル等の材料から
なる素体が好ましい。
感熱性抵抗膜11は鉄けい化物からなり、特に、鉄けい
化物の組成がFe1−ysiyであって、0.63≦y
≦0.71であることが好ましい。また鉄けい化物はF
e及びSiを主成分とし、この一部を金属元素Mで置換
してもよい。この場合、鉄けい化物の組成は(F e 
1−x Mx)1−y s ’ ”/であって、金属元
素Mは元素周期表の3A族、4A族。
5A族、6A族、7A族、8族及び1B族の元素から選
ばれた少なくとも1つの元素であり、X及びyがそれぞ
れ0<x≦0.30,0.63≦y≦071であること
が好ましい。特に好ましい元素は遷移金属元素(Sc、
Ti、V、Cr、Mn。
Fe、Co、Ni、Cu)又は白金属元素(Ru。
Rh、Pd、Os、I r、Pt)である。金属元素M
の含有率XがO,SOを越えるか又はSiの含有率yが
0.63〜0.71の範囲を外れる組成になると、B定
数が100OK以下となりサーミスタの特性上好ましく
ない。
この抵抗膜は0.01〜2μmの膜厚にサーミスタの用
途に応じて形成される。0.01μm未満の場合、抵抗
膜が素体と反応したり、また素体の凹凸により膜が形成
しにくいなどの素体からの影響を受は易く、また2μm
を越えると素体との熱膨張率の違いにより膜が剥離し易
くなるため、上記範囲に形成される。
基底電極12.12は2対以上あってもよく、また電極
12.12は感熱性抵抗膜11の上面に設けてもよい。
電気絶縁性素体10の両端部には基底電極12.12に
接続して端子電極14.14が形成される。基底電極及
び端子電極はいずれも耐熱性と耐蝕性に優れた導電性材
料からなる。
例示すれば基底電極についてはPt、Pt−Au。
Au−Pd−Pt等の電極材料が挙げられ、端子電極に
ついてはAg、Ag−Pd、Ag−Pt。
Pt、Au、Cu等を主たる成分とする電極材料が挙げ
られる。端子電極を基板にはんだ付けすることにより本
発明のサーミスタは基板上に実装される。
第2図に示すように、このはんだ付は時のはんだによる
電極食われを防止するため、端子電極14には耐熱性の
あるNiめっき層15及びはんだ濡れ性を向上させるた
めのSnめっき層16を形成することが好ましい。更に
感熱性抵抗膜11の上面に電気絶縁用保護膜13を形成
することが好ましい。保護膜13はイオン性のある湿気
や水分が感熱性抵抗膜に直接付着してサーミスタ特性が
変化するのを防止するもので、0.1〜10μmの膜厚
に形成される。0.1μm未満であると保護機能に劣り
、10μmを越えると熱膨張率の違いにより剥離し易く
なるため、上記範囲に形成される。この保護膜としては
、熱膨張率が感熱性抵抗膜のそれに近くて、耐蝕性に優
れた材料が選ばれる。例示すれば鉄けい化物の酸化物、
高純度けい素、二酸化けい素、窒化けい素等が挙げられ
る。
本発明のチップ型サーミスタを製造するには、先ずスク
ライブが形成された電気絶縁性基板の表面にスクリーン
印刷法により上述した金属ペーストを印刷して大気中で
焼付は厚膜を形成するか、或いはスパッタリング法等に
より薄膜を形成して基底電極を形成する。
次いでこの基板上に感熱性抵抗膜を形成する。
この感熱性抵抗膜は、気相成長法、電子ビーム蒸着法、
イオンビーム蒸着法、真空蒸着法、スパッタリング蒸着
法等により形成される。スパッタリング蒸着法が量産に
適しているため好ましい。スパッタリング蒸着は、Ar
ガスのような不活性ガス雰囲気中で行われ、ターゲット
には鉄とけい素の各粉末又は鉄とけい素と前述した金属
元素Mの各粉末を所定の比率で配合し、円盤状に粉末冶
金したものを使用する。蒸着した抵抗膜は結晶構造上、
FeSi、化合物又は(Fed)Si2化合物を形成し
ている必要があるため、基板を300〜950℃の温度
で加熱した状態で蒸着することが望ましい。
しかし室温で蒸着した後に、次に述べる熱処理によりF
eSi、化合物又は(FeM)Si 2化合物を得ても
よい。
感熱性抵抗膜を形成した後、その電気絶縁性素体を40
0〜985℃の温度範囲で熱処理すると、サーミスタと
しての感熱性の再現性がよく、がっ熱的安定性に優れる
ため好ましい。この熱処理は不活性ガス雰囲気中又は真
空中がより安定した特性を得るために好ましいが、大気
中でも特性が安定しているためよい。また熱処理は40
0’C未満であるとその効果が乏しく、985℃を越え
ると抵抗膜が熱的損傷を受は易くなる。
上記熱処理を行った後、抵抗膜のエツチングを行い、必
要により抵抗膜のトリミング処理及び電気絶縁用保護膜
の形成を行う。
この保護膜は前述した感熱性抵抗膜を形成した後の熱処
理によって形成されることもあるが、この熱処理後、更
に保護膜形成のために特別に熱処理することが好ましい
例えば、二酸化けい素の保護膜を作るには、熱処理した
電気絶縁性基板を大気中又は酸化性雰囲気中で500〜
1000℃の温度で更に熱処理すると、鉄けい化物の膜
表面の一部が分離し、抵抗膜上に5insの保護膜が形
成される。この熱処理は鉄けい化物の膜表面の一部を分
離させる必要があることから前述の熱処理と比べて、短
時間で若干高い温度で行われる。絶縁性を高めるために
、Sin、のターゲットを用いてスパッタリングしてS
in、の保護膜を形成してもよい。別の保護膜の成膜法
としては、鉄けい化物の薄膜を形成するときに、アルゴ
ンガスの雰囲気を一部酸素で置換し、活性スパッタリン
グを行って形成する方法もある。
保護膜を形成した後、電気絶縁性基板をスクライブに添
って分割した後、端子電極を形成し、必要によりこの端
子電極表面にNiめっき層及びSnめっき層を形成する
[作 用] 本発明のチップ型サーミスタは、鉄とけい素の組成比又
は鉄とけい素の組成比を所定の範囲内で変えたり、鉄の
一部を金属元素Mで置換して感熱性抵抗膜を形成できる
ため、種々の温度特性を有し、B定数が1000〜50
00 K、膜厚か0.01〜2μmで室温において数Ω
〜数MΩ以上の幅広い範囲の抵抗値を有し、少なくとも
300℃以上の温度で安定性の良いサーミスタ特性を備
える。
また感熱性抵抗膜の成膜時の形状寸法の自由度が比較的
高<、シかも形成された薄膜のトリミングも可能である
ため、一般にサーミスタに要求されるB定数及び抵抗値
の中から所望の特性を具備することができる。
[発明の効果コ 以上述べたように、本発明のチップ型サーミスタは、感
熱性抵抗膜がFe5ii系材料であるため、耐熱性及び
耐酸化性に優れ、しかも種々のB定数と抵抗値の組合せ
が可能になり、所望の特性のサーミスタが得られる。
また本発明のサーミスタの感熱性抵抗膜は、薄膜であっ
て厚膜と異なり、成膜するときのペーストに添加物等を
加えることがないため、抵抗値のバラツキはもちろん、
補正が不可能なり定数のバラツキも小さくでき、(7か
もレーザー、サンドブラスト等を用いたトリミングの微
細加工により容品に抵抗値の補正を行うことができる。
この結果、抵抗値及びB定数の各精度を高めることがで
きる。
また感熱性抵抗膜のF面に電気絶縁用保護膜を形成すれ
ば、外界の影響を受けにくくなり、かつ耐酸化性も高ま
るため、より特性が安定したチップ型サーミスタが得ら
れる。
更に端子電極にめっき層を設けることもでき、実装性、
信頼性に優れ、しかも小型化が可能であるため、表面実
装用部品として極めて好適である。
[実施例] 次に本発明の実施例を比較例とともに説明する。
〈実施例1〉 この例ではアルミナ基板から電気絶縁性素体を作製した
。先ずガラス粉末が混入された、所謂ガラスフリット入
り白金ペーストを予めスクライブが形成されたアルミナ
基板の上面にスクリーン印刷法により印刷し大気中にて
1000℃の温度で1時間焼付けて1対の基底電極を形
成した。
上記基底電極を形成した基板から18種類の鉄けい化物
の薄膜を形成した。そのうち4種類は鉄とけい素からな
る鉄けい化物、残りの14種類は鉄の一部を金属元素M
 (M=Mn、Cr、V。
Co、Ni、Pt、Pd)で置換した鉄けい化物からな
る薄膜であった。各基板の上面に高周波スパッタリング
法により鉄けい化物薄膜を形成した。
即ち、鉄とけい素の原子比及び鉄とけい素と金属元素M
 (M=Mn、Cr、V、Co、Ni、Pt。
Pd)の原子比を変えた18種類のターゲットを用意し
て各ターゲットを高周波スパッタリング装置の陰極に各
別に設け、数mTorr程度のArガス雰囲気中で高周
波電力300W、成膜速度3μm/hrの条件でスパッ
タリングし基板の上面に薄膜を形成した。
蒸着後、薄膜を形成した基板を600℃の温度で熱処理
した。続いて薄膜の一部をエツチングして、必要により
トリミングし、更に電気絶縁用保護咬を形成してからア
ルミナ基板を分割し電気絶縁性素体を得た。この素体の
両端部にAgペーストを焼付けた。この焼付は電極層の
表面にNiめっき及びSnめっきをこの順に行って、チ
ップ抵抗に相当する2、0mmX1.25mmX0.4
mmの外形寸法を有する18種類の基板表面実装用のチ
ップ型サーミスタを得た。
〈比較例1〉 実施例1の18種類のターゲットの中で、金属元素Mを
含有しない4種類のもののうち、鉄の原子比が最低のも
のより更に低いターゲット及び鉄の原子比が最高のもの
より更に高いターゲットを用いた以外は、実施例1と同
様にして2種類のチップ型サーミスタを作製した。
く比較例2〉 実施例1の18種類のターゲットの中で、金属元素Mを
含有する14種類のもののうち、金属元素Mの含有率が
最大のものより更にMの含有率の大きいターゲット、S
iの含有率が最小のものより更にSiの含有率の小さい
ターゲット及びSiの含有率が最大のものより更にSi
の含有率の大きいターゲットを用いた以外は、実施例1
と同様にして3種類のチップ型置−ニスタを作製し、た
実施例1.比較例1及び比較例2で作製した23種類の
サーミスタの特性を第1表に示す。
(以下、本頁余白) 第1表 23種類のチップ型サーミスタはいずれも膜厚1.0μ
m、電極間距*1mm、薄膜の幅1mmであった。B定
数は25℃と100℃の抵抗値より算出した。抵抗値は
25℃における値である。
また高抵抗化にするために、23種類のサーミスタのう
ち2種類について薄膜の表面の一部をレーザーにてトリ
ミング処理し、た。
第1表の結果から金属元素M (M=Mn、  Cr。
V、Co、Ni、Pt、Pd)の含有率Xが0.30以
下であるか、又はSiの含有率yが0.63〜0.71
の範囲内にあると、B定数が1000Kを上回り、温度
補償用のサーミスタに好適なサーミスタであることが判
った。
実施例1のチップ型サーミスタを用いてテーピングし、
自動挿入機でアルミナ印刷基板に実装したところ、特性
不良もなく作業性が著しく向上し自動化が可能であるこ
とが判った。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のチップ型サーミスタの断面図。 第2図は本発明の別のチップ型サーミスタの断面図。 第3図、第4図、第5図及び第6図は従来例のチップ型
サーミスタの断面図。 10:電気絶縁性素体、 11:感熱性抵抗膜、 12:基底電極、 13:電気絶縁用保護膜、 14:端子電極、 15:Niめっき層、 16 : Snめっき層。 特許出願人 三菱鉱業セメント株式会社手続補正書0.
え。 平成3年8月5日 特許庁長官  深 沢   亘 殿 2、発明の名称 チップ型サーミスタ 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 住所(居所)東京都千代田区大手町−丁目6番1号氏名
(名称)   三菱マテリアル株式会社4代理人 8 補正の内容 (1)明細書第12頁第12行目 「・・・1000〜5000K・・・」を「・・・50
0に以上・・・」と訂正する。 (2)明細書第17頁第1表 (以下、本頁余白) 第1表 第1表 と訂正する。 (3)明細書第18頁第12行目 rlooOK・・・」を r500K・・・」と訂正する0

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)電気絶縁性素体(10)と、前記素体(10)の上
    面に形成され鉄けい化物からなる感熱性抵抗膜(11)
    と、前記抵抗膜(11)の両端部の上面又は下面に配設
    された少なくとも1対の基底電極(12,12)と、前
    記基底電極(12,12)に接続して前記素体(10)
    の両端部に形成された端子電極(14,14)とを備え
    たチップ型サーミスタ。 2)鉄けい化物の組成が Fe_1_−_ySi_yであって、 0.63≦y≦0.71である請求項1記載のチップ型
    サーミスタ。 3)鉄けい化物はFe及びSiを主成分とし、この一部
    を金属元素Mで置換し、その組成が (Fe_1_−_xM_x)_1_−_ySi_yであ
    って、金属元素Mは元素周期表の3A族,4A族,5A
    族,6A族,7A族,8族及び1B族の元素から選ばれ
    た少なくとも1つの元素であり、x及びyがそれぞれ0
    <x≦0.30,0.63≦y≦0.71である請求項
    1記載のチップ型サーミスタ。 4)感熱性抵抗膜(11)の上面に電気絶縁用保護膜(
    13)が形成された請求項1記載のチップ型サーミスタ
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