JPH04191994A - 視覚障害者対応自動取引装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、金融機関等で使用される自動取引装置に係り
、特に晴眼者と視覚障害者の双方が利用できる視覚障害
者対応自動取引装置に関する。

［従来の技術］ 第５図は、従来の視覚障害者対応自動取引装置の操作部
を示す平面図である。図において、（１）は操作ガイダ
ンスを表示するＣＲＴデイスプレィ、（２）は暗証番号
、金額、取引種類等を選択する各種の入力キー１（３）
はこれらのキー（２）に対応して貼付けられた視覚障害
者用の点字シール、（４）は操作補助の音声を発するス
ピーカである。

上記構成の自動取引装置において、晴眼者はＣＲＴデイ
スプレィ（１）を見ながら、入力キー（２）を操作し、
一方、視覚障害者は点字シール（３）で入力キー（２）
の種類を判別しながら入力キー（２）を操作し目的の取
引を行う。なお、いずれの場合でも入力キー（２）が操
作されると、スピーカ（４）から音声が発せられて、そ
れが確認される。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上記構成の自動取引装置では、視覚障害
者にとっては以下のような課題があった。

すなわち、入力キーは晴眼者との兼用であり、全体のレ
イアウトがわかりづらく、誤入力が起こりやすい。また
、正しく入力できたとしても、操作に時間がかかり後続
の人を待たせることになることが多い。

本発明は、上記の課題を解決するために成されたもので
、晴眼者が使用できることはもちろん、視覚障害者でも
容易に操作できる自動取引装置を提供することを目的と
する。

Ｃ課題を解決するための手段］ 本発明に係る視覚障害者対応自動取引装置は、晴眼者用
の入力手段、紙幣及び硬貨の入出金手段、カード読込み
手段、通帳記帳手段、上記各手段の動作を制御する制御
手段を備えて成る自動取引装置において、 視覚障害者用の各種入力キー及び操作補助の音声受信用
イヤホンを実装し、上記自動取引装置に接続自在の携帯
用入力手段を備え、 該入力手段が上記自動取引装置に接続されたことを検知
し、晴眼者入力モードを視覚障害者入力モードに切換え
る入力モード切換え手段とを設けたものである。

［作　用ｊ 本発明において、晴眼者は自動取引装置自体に備えであ
る入力手段（この入力を制御手段が受付可能な状態にあ
る場合を晴眼者入力モードと呼ぶこととする）により、
目的の取引を行うことができる。

一方、視覚障害者は、先ず、各自所有している携帯用入
力手段を自動取引装置に接続する。すると入力モード切
換え手段がこれを検知し、晴眼者入力モードを携帯用入
力手段からの入力のみを受付ける状態（これを視覚障害
者入力モードと呼ぶこととする）に変える。これにより
、携帯用入力手段の各種キーの操作で入力が実行され、
しかも音声発生装置で操作補助の音声が合成されイヤホ
ンに入る。従って、視覚障害者の操作性が大幅に改善さ
れる。

［実施例］ 第１図は、本発明の一実施例を示す視覚障害者対応自動
取引装置の外観図である。図において、（６〉は自動取
引装置の本体、（７）はカードリーダ／レシートプリン
タのカード挿入／排出口、（８）は通帳記帳機の通帳挿
入／排出口、（９）は利用者への操作ガイダンスを表示
するＣＲＴデイスプレィ、（１０）は入力手段であるタ
ッチキー、（１１）は紙幣入出金機の紙幣挿入／排出口
、（１２）は硬貨入出金機の硬貨投入／排出口、（１３
）は晴眼者用のスピーカ、（１４）は携帯用入力装置を
接続するジャックである。

第２図は、第１図の自動取引装置に接続して使用される
入力装置を示し、視覚障害者が各自携帯するようにする
ものである。図において、（１５）は数、単位等の各入
力キー１（１６）はそれに対応した点字シール、（１７
）はイヤホン、（１ｇ）は自動取引装置本体（６）のジ
ャック（１４）に接続されるケーブルプラグであり、（
］９）はこの入力装置自体を示す。

第３図は、第１図の自動取引装置のブロック図を示す。

図において、第１図、第２図と同一符号は同一部分を示
す。（２０）は本装置の各１１０ユニツトの動作を制御
する主制御部である。また、（２１）はカードリーダレ
シートプリンタ、（２２）はジャーナルプリンタ、（２
３）は紙幣入出金機、（２４）は硬貨入出金機、（２５
）は通帳記帳機の各１１０ユニツトである。これらの各
１１０ユニツトは、図示していないシリアルインターフ
ェイスで主制御部（２０）と接続されている。（２Ｂ）
は操作表示制御部、（２７）は電源装置、（２８）はホ
ストコンピュータ（２９）とのインターフェイス部であ
る。（３ｏ）は携帯用入力装置（１９）の接続検知用セ
ンサーである。

上記の装置は次のようにして使用する。

晴眼者の場合は、従来同様、自動取引装置に備えられた
タッチキー（１０）を操作することにより、入出金等を
行う。

一方、視覚障害者の場合は、先ず携帯用入力装置のケー
ブルプラグ（１８）を本体のジャック（１４）に接続す
る。主制御部（２０）には、センサー（３ｏ）がこの接
続信号を受信すると、自動取引装置本体（６）の入力モ
ードを晴眼者入力モードから視覚障害者入力モードに切
り替えるように、あらがじめプグラムしておく。従って
、携帯用入力装置（１９）の接続後は、自動取引装置本
体（６）はタッチキー（１０）からの入力は受付けず、
専ら携帯用入力装置（１９）からの入力を受付ける。こ
れにより、携帯用入力装置（１９）の入力キー（１５）
を操作して、入出金等の取引を行うことができる。また
、主制御部（２０）には、携帯用入力手段（１９）をジ
ャック（１４）から外せば、入力モードを再び晴眼者入
力モードに切り換えるようにプログラムしておく。

第４図は、携帯用入力装置（１９）のブロック図である
。図において、第１図〜第３図と同一符号は同一部分を
示す。（３１）は入力キー（１５）の情報のエンコード
回路、（３２）は本体の主制御部（２０）に受取られた
、暗証番号、人出金額等の情報を音声に変える音声発生
回路である。この音声発生回路（３２）によって、入力
した暗証番号、人出金額等の操作補助の情報が音声でイ
ヤホンに入ってくるので、正確な入力が保障される。な
お、本実施例では、視覚障害者用の音声発生回路（３２
）を携帯用入力装置（１９）側に設けたが、自動取引装
置本体（６）側に設けてもよい。

［発明の効果］ 本発明の自動取引装置によれば、晴眼者用の入力手段に
加えて、視覚障害者用の各種入力キー及び操作補助の音
声受信用イヤホンを実装した携帯用入力手段と視覚障害
者入力モードへの切換え手段を備えたので、晴眼者はも
ちろんのこと、視覚障害者でも容易にしかも間違いの少
ない、入出金等の自動取引を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す視覚障害者対応自動取
引装置の外観図、第２図は視覚障害者携帯用入力装置の
外観図、第３図は第１図の自動取引装置のブロック図、
第４図は第２図の入力装置のブロック図、第５図は従来
の視覚障害者対応自動取引装置の操作部を示す平面図で
ある。 （６）・・・自動取引装置本体、（９）・・・ＣＲＴデ
イスプレィ、（１０）・・・タッチキー、（１４）・・
・接続ジャック、（１５）・・・入力キー１（Ｉγ）・
・・イヤホン、（Ｉ８）・・・ケーブルプラグ、（１９
）・・・携帯用入力装置、（２０）・・・主制御部、（
２１）・・・カードリーダレシートプリンタ、（２２）
・・・ジャーナルプリンタ、（２３）・・・紙幣入出金
機、（２４）・・・硬貨入出金機、（２５）・・・通帳
記帳機、（３０）・・・センサー 特許出願人　　　　　沖電気工業株式会社代理人　　弁
理士　　佐々木宗冶 ６：自動取引装置本体　　１０°タッチキー９：ＣＲＴ
デイスプレィ　　１４．接続ジャックら イＬｔＰＩＩＩ害名対応自動取引装置の外観図ｓｒ　　
図 視覚障害者携帯用入力装置の外観図 本発明の一実施例のブロック図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 晴眼者用の入力手段と、紙幣及び硬貨の入出金手段と、
   カード読込み手段と、通帳記帳手段と、上記各手段の動
   作を制御する制御手段とを備えて成る自動取引装置にお
   いて、 視覚障害者用の各種入力キー及び操作補助の音声受信用
   イヤホンを実装し、上記自動取引装置に接続自在の携帯
   用入力手段を備え、 該入力手段が上記自動取引装置に接続されたことを検知
   し、晴眼者入力モードを視覚障害者入力モードに切換え
   る入力モード切換え手段を設けたことを特徴とする視覚
   障害者対応自動取引装置。