JPH0419059Y2 - - Google Patents

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JPH0419059Y2
JPH0419059Y2 JP18782986U JP18782986U JPH0419059Y2 JP H0419059 Y2 JPH0419059 Y2 JP H0419059Y2 JP 18782986 U JP18782986 U JP 18782986U JP 18782986 U JP18782986 U JP 18782986U JP H0419059 Y2 JPH0419059 Y2 JP H0419059Y2
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fitting
bolt
locking
bridge
hook
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は橋桁に軌道用の橋梁枕木を締結する軌
道用橋梁枕木締結金具に関するものである。
(従来技術) 従来の軌道用橋梁枕木締結金具1は、第5図及
び第6図A,Bに示すように下部に橋桁2へのフ
ツク部3Aを有するフツクボルト3を備え、該フ
ツクボルト3を橋桁2の上の軌道用の橋梁枕木4
の孔4Bに下から通し、且つフツク部3Aが橋桁
2から外れないように座金5の爪部5Aを橋梁枕
木4に食い込ませ、フツクボルト3のネジ部3C
にキー溝3Bを設け、このキー溝3Bに座金5の
ボルト通し孔5Bの内面の凸部5Cを嵌合し、ネ
ジ部3Cにナツト6を螺合して締付けることによ
り橋梁枕木4を橋桁2に固定していた。なお、7
は橋梁枕木4に支持されている軌道である。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような構造では、次のよう
な問題点があつた。
(イ) 橋梁枕木4が腐触した場合、フツクボルト3
に嵌合する座金5の爪部5Aの回り止め作用が
なくなり、弱い振動でもフツクボルト3が回転
し、フツク部3Aが橋桁2から外れる。
(ロ) 振動によるナツト6のゆるみに対する締め直
し作業時に、橋梁枕木4が腐触していると、座
金5の爪部5Aが食い込まないので、フツクボ
ルト4が回転し易い。
本考案の目的は、軌道用の橋梁枕木に腐触が生
じてもフツクボルトのフツク部が橋梁から外れな
いようにすることができる軌道用橋梁枕木締結金
具を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するための本考案の構成を、
実施例に対応する第1図A〜G乃至第4図A〜I
を参照して説明すると、本考案は橋桁2に軌道用
の橋梁枕木4を締結する軌道用橋梁枕木締結金具
1において、下部に橋桁2へのフツク部3Aを有
するフツクボルト3を備え、前記フツクボルト3
にはそのネジ部3Cの下に回り止め平行面3D−
Pを有する頸部3Dが設けられ、前記フツクボル
ト3の前記頸部3Dには前記橋梁枕木4の上に乗
つて支えられた状態で該頸部3Dの前記回り止め
平行面3D−Pに係合される回り止め平行面8A
−P付のボルト貫通口8Aを有する回り止め金具
8が嵌合され、前記回り止め金具8には前記ボル
ト貫通口8Aをその回り止め平行面8A−Pに平
行する側から前記フツクボルト3の前記頸部3D
に相互の前記回り止め平行面3D−P,8A−P
を係合させて嵌合するためのボルト導入開口部8
Bが設けられ、前記回り止め金具8は該回り止め
金具8が前記フツクボルト3から前記ボルト導入
開口部8Bを経て脱出しないように両係止部9
A,9Bを該回り止め金具8の係止部8Cと前記
橋梁枕木4の側面4Aとに係止されて前記フツク
ボルト3に嵌着された抜け止め金具9により抜け
止めされ、前記フツクボルト3の前記ネジ部3C
には前記抜け止め金具9及び前記回り止め金具8
を介して前記橋梁枕木4を締め付けるナツト11
が螺合されていることを特徴とする。
(作用) このようにすると、フツクボルト3の回り止め
は、該フツクボルト3の頸部3Dの回り止め平行
面3D−Pと、これに係合される回り止め平行面
8A−P付のボルト貫通口8Aを有する回り止め
金具8によりなされる。該回り止め金具8がその
ボルト導入開口部8Bを経てフツクボルト3から
脱出しないように、抜け止め金具9の両係止部9
A,9Bを該回り止め金具8の係止部8Cと橋梁
枕木4の側面4Aとに係止させて抜け止めされ
る。従つて、橋梁枕木4が腐触してもフツクボル
ト3のフツク部3Aが橋桁2から外れることはな
い。この場合、抜け止め金具9の回り止めは、該
金具9の係止部9Bを橋梁枕木4の側面4Aに係
止させるので、橋梁枕木4が全体的に腐蝕されな
い限り回り止め効果を維持させることができる。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面を参照して詳細に説
明する。第1図A〜G乃至第3図は本考案の第1
実施例を示したものである。図示のように本実施
例の軌道用橋梁枕木締結金具1は、下部に橋桁2
へのフツク部3Aを有するフツクボルトを備え、
該フツクボルト3にはそのネジ部3Cの下に回り
止め平行面3D−Pを有する頸部3Dが設けられ
ている。この頸部には橋梁枕木4の上に乗つて支
えられた状態で該頸部3Dの回り止め平行面3D
−Pに係合される回り止め平行面8A−P付のボ
ルト貫通口8Aを有する回り止め金具8が嵌合さ
れている。この回り止め金具8には、ボルト貫通
口8Aをその回り止め平行面8A−Pに平行する
側からフツクボルト3の頸部3Dに相互の回り止
め平行面3D−Pと8A−Pとを係合させて嵌合
するためのボルト導入開口部8Bがボルト貫通口
8Aに連続して設けられている。本実施例のボル
ト導入開口部8Bは、フツクボルト3の直径より
大きな貫通口により形成されている。回り止め金
具8は、該回り止め金具8がフツクボルト3から
ボルト導入開口部8Bを経て脱出しないように、
該回り止め金具8の係止部8Cと橋梁枕木4の側
面4Aとに係止部9A,9Bが係合されてフツク
ボルト3に孔9Cを利用して嵌着された抜け止め
金具9により抜け止めされている。フツクボルト
3のネジ部3Cにはワツシヤ10を介してナツト
11が螺合され、抜け止め金具9及び回り止め金
具8を介して橋梁枕木4を締め付けるようになつ
ている。
このような軌道用橋梁枕木締結金具1において
は、フツクボルト3の回り止めはその頸部3Dの
回り止め平行面3D−Pに回り止め金具8のボル
ト貫通口8Aにおける回り止め平行面3A−Pを
係合させることにより行われている。回り止め平
行面8A−P付ボルト貫通口8Aをフツクボルト
3の回り止め平行面3D−P付頸部3Dに嵌合さ
せるためのボルト導入開口部8Bを利用して逆に
該回り止め金具8がフツクボルト3から抜け出さ
ないようにするため、該回り止め金具8は抜け止
め金具9で抜け止めされている。このような抜け
止めは、該抜け止め金具9の係止部9Aを回り止
め金具8の係止部8Cに係止させ、係止部9Bを
橋梁枕木4の側面4Aに係止させることにより行
われている。係止部9Bは木製の橋梁枕木4の側
面4Aに係止させる関係上、係止部9Aより長く
形成されている。
第4図A〜Iは本考案の第2実施例を示したも
のである。本実施例では、回り止め金具8がU字
形をしていて、そのボルト貫通口8Aに連通する
ボルト導入開口部8Bが外開き口として形成され
ている。これに伴い抜け止め金具9は、孔9Cが
D字状をなしていて回り止め金具8を嵌合できる
ようにされている。回り止め金具8を抜け止めす
る係止部9Aは、本実施例では孔9Cの周面の一
部が兼用されている。回り止め金具8が抜け止め
金具9の孔9Cから浮き出ないようにするため、
両者の上には押え板12が載せられている。該押
え板12は孔12Aを利用してフツクボルト3に
嵌着されている。その他の構成は第1実施例と同
様になつている。
(考案の効果) 以上説明したように本考案では、フツクボルト
のネジ部の下の頸部に回り止め用平行面を設け、
この回り止め用平行面付頸部に、回り止め平行面
付ボルト貫通口を有する回り止め金具を相互の回
り止め平行面を係合させて装着したので、フツク
ボルトの回り止めを確実に図ることができる。回
り止め金具にはそのボルト貫通口に連通してボル
ト導入開口部を設けているので、フツクボルトに
対する該回り止め金具の装着を容易に行うことが
できる。更に、回り止め金具は抜け止め金具で抜
け止めされているので、そのボルト導入開口部を
経て該回り止め金具がフツクボルトから外れるの
を防止することができる。かつまた、回り止め金
具自身は橋梁枕木の側面に係止されているので、
回り止めすることができる。しかも、このように
橋梁枕木の側面に係止させると、該橋梁枕木の表
面が腐蝕しても全体的に腐蝕されない限り係止状
態を持続させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは本考案に係る金具の第1実施例の縦
断面図、第1図Bは第1図AのA−A線断面図、
第1図Cは本実施例で用いているフツクボルトの
頸部の側面図、第1図D,Eは本実施例で用いて
いる回り止め金具の側面及び平面図、第1図F,
Gは本実施例で用いている抜け止め金具の側面図
及び平面図である。第2図及び第3図は本実施例
の使用状態の側面図及び横断面図である。第4図
Aは本考案に係る金具の第2実施例の縦断面図、
第4図Bは第4図AのB−B線断面図、第4図C
は本実施例で用いているフツクボルトの頸部の側
面図、第4図D,Eは本実施例で用いている回り
止め金具の側面図及び平面図、第4図F,Gは本
実施例で用いている抜け止め金具の側面図及び平
面図、第4図H,Iは本実施例で用いている押え
金具の側面図及び平面図である。第5図は従来の
金具の使用状態の縦断面図、第6図A,Bは従来
の座金の平面図及び側面図である。 1……軌道用橋梁枕木締結金具、2……橋桁、
3……フツクボルト、3A……フツク部、3C…
…ネジ部、3D……頸部、3D−P……回り止め
平行部、4……橋梁枕木、4B……孔、6……ナ
ツト、7……軌道、8……回り止め金具、8A…
…ボルト貫通孔、8A−P……回り止め平行部、
8B……ボルト導入開口部、8C……係止部、9
……抜け止め金具、9A,9B……係止部、9C
……孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 橋桁に軌道用の橋梁枕木を締結する軌道用橋梁
    枕木締結金具において、下部に橋桁へのフツク部
    を有するフツクボルトを備え、前記フツクボルト
    にはそのネジ部の下に回り止め平行面を有する頸
    部が設けられ、前記フツクボルトの前記頸部には
    前記橋梁枕木の上に乗って支えられた状態で該頸
    部の前記回り止め平行面に係合される回り止め平
    行面付のボルト貫通口を有する回り止め金具が嵌
    合され、前記回り止め金具には前記ボルト貫通口
    をその回り止め平行面に平行する側から前記フツ
    クボルトの前記頸部に相互の前記回り止め平行面
    を係合させて嵌合するためのボルト導入開口部が
    設けられ、前記回り止め金具は該回り止め金具が
    前記フツクボルトから前記ボルト導入開口部を経
    て脱出しないように両係止部を該回り止め金具の
    係止部と前記橋梁枕木の側面とに係止させて前記
    フツクボルトに嵌着された抜け止め金具により抜
    け止めされ、前記フツクボルトの前記ネジ部には
    前記抜け止め金具及び前記回り止め金具を介して
    前記橋梁枕木を締め付けるナツトが螺合されてい
    ることを特徴とする軌道用橋梁枕木締結金具。
JP18782986U 1986-12-08 1986-12-08 Expired JPH0419059Y2 (ja)

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