JPH084743A - 緩み止め付き固着具 - Google Patents

緩み止め付き固着具

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JPH084743A
JPH084743A JP6159692A JP15969294A JPH084743A JP H084743 A JPH084743 A JP H084743A JP 6159692 A JP6159692 A JP 6159692A JP 15969294 A JP15969294 A JP 15969294A JP H084743 A JPH084743 A JP H084743A
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JP
Japan
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locking
washer
bolt
seat plate
locking claw
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JP6159692A
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English (en)
Inventor
Toyoji Hashimoto
豊治 橋本
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HASHIMOTO SHINWA SETSUBI KK
Original Assignee
HASHIMOTO SHINWA SETSUBI KK
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B39/00Locking of screws, bolts or nuts
    • F16B39/22Locking of screws, bolts or nuts in which the locking takes place during screwing down or tightening
    • F16B39/28Locking of screws, bolts or nuts in which the locking takes place during screwing down or tightening by special members on, or shape of, the nut or bolt
    • F16B39/32Locking by means of a pawl or pawl-like tongue
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S411/00Expanded, threaded, driven, headed, tool-deformed, or locked-threaded fastener
    • Y10S411/955Locked bolthead or nut
    • Y10S411/956Automatic base clutch
    • Y10S411/961Pawl and ratchet
    • Y10S411/962Bolthead or nut-carried pawl
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S411/00Expanded, threaded, driven, headed, tool-deformed, or locked-threaded fastener
    • Y10S411/955Locked bolthead or nut
    • Y10S411/974Side lock
    • Y10S411/978Pawl and ratchet

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bolts, Nuts, And Washers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が簡単で量産に向き、施工の如何にかか
わらず作用・効果が確実であって、使用が容易、反覆使
用に耐える緩み止め付き固着具の提供。 【構成】 皿状ワッシャ8aを通して被固着材に螺着し
たボルト頭1の下部に係止する頚下座板3に係止板4及
び弾性係止爪6aを立設し、その自由端を被固着材に係
止した皿状ワッシャ8aの周縁9に設けた内向きの係止
縦溝10aに係合させるようにして、ボルト頭1の一方向
回転のみを許容するようにした緩み止め付き固着具で、
前記弾性係止爪6aを変位させることによって、係止爪
6aと皿状ワッシャ8aの係止縦溝10aとの係合を外
し、固着具の反復使用を可能にした緩み止め付き固着
具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、緩み止め機構を備えた
固着具、詳しくは、六角頭を有するボルト、小ねじなど
の緩みまたは脱落を、確実に防止することができる係脱
可能な緩み締め付き固着具に関する。
【0002】
【従来の技術】ボルトの六角頭下面を、ワツシャ(座
金)に滑接させることによって、ボルトの締め付けが緩
まぬようにした緩み止め付き固着具の技術は、従来から
各種型式の機構が提案され、また、その改良も行われて
いる。
【0003】たとえば、座金内にカプセル入り接着液を
装着して、ボルトの締め付けによりカプセルを壊し接着
液が流出して被締め付け材とボルト頭との間を結合する
ようにしたもの(実公昭53−32199 号公報参照)とか、
座金に厚みのある弾性リングを嵌装し、締め付けにより
前記弾性リングを押し潰すようにし、ボルトの回転抵抗
を増加させたもの(特公昭50−29102 号公報参照)と
か、
【0004】皿形止め座金を用いてボルト頭の逆回転に
抵抗するようにしたもの(特公昭43−25405号公報参
照)、または、座金に突起を設けて、同突起をボルト頭
下面の環状溝に嵌入することによりボルトの緩み止めを
するもの(実公昭4−7907号公報参照)等々が見受けら
れるが、いずれの場合も、ボルトの緩み止め機能に確実
性がないとか、反復使用の可能性が小さいとか、ボルト
・ナット自体を別途加工する必要があるなどの問題点が
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、従来
公知の、この種の構造型式に内在する問題点を解消する
ことを目的とし、市場に流通する固着具に加工を施す必
要がなく、ボルトまたはナット側に装着して利用するこ
とができ、構造が簡単で生産コストを低く抑えることが
でき、施工の如何にかかわらず作用が確実であって使用
範囲が広く、必要に応じ反覆使用に耐える、緩み止め付
き固着具を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述目的を達
成するために、以下に述べるとおりの各構成要件を具備
している。 (1) 六角ボルトに嵌挿される頚下座板の外縁におい
て、前記ボルト頭の六角筒の一面に沿って立上る係止板
を設け、前記ボルトと座板との間で自由回転を拘束する
と共に、立上り係止板の横方向自由端を外方に湾曲して
弾力的係止爪を形成してなる座板を頚下に嵌着したボル
トと、前記ボルトのねじ軸に挿着するワッシャの縁部を
立ち上がらせ皿形に形成して、その円筒状外縁の内側で
ボルト頭に対向する側面に凹凸条を形成して、前記係止
爪端を係止する複数の縦溝を設け、かつ被締め付け面側
に滑り止め効果を持たせたワッシャとよりなり、ボルト
締め付け時に、係止板の外方向に湾曲した係止爪が、ワ
ッシャ外周内側面の係止縦溝に弾性的に係止するように
し、座板を介して六角ボルトの緩み方向回転を拘束する
ことを特徴とする緩み止め付き固着具。
【0007】(2) 六角ボルトに嵌挿される頚下座板
の外縁において、前記ボルト頭の六角筒の一面に沿って
立上る係止板を設け、前記ボルトと座板との間で自由回
転を拘束すると共に、立上り係止板の横方向自由端を外
方に湾曲して弾力的係止爪を形成してなる座板を頚下に
嵌着したボルトと、前記ボルトのねじ軸に挿着するワッ
シャの周縁上面部に沿って放射方向に凹凸条を形成し、
前記係止爪端を係止する複数の放射状係止溝を設け、か
つ被締め付け面側に滑り止め効果を持たせたワッシャと
よりなり、ボルト締め付け時に、係止板の外方向に湾曲
した係止爪が、ワッシャ外周縁部の放射状係止溝に弾性
的に係止するようにし、座板を介して六角ボルトの緩み
方向回転を拘束することを特徴とする緩み止め付き固着
具。
【0008】(3) 頚下座板に設けた係止板乃至係止
爪の一部を延長して係止爪解除片とし、同解除片は、ボ
ックスレンチの開口の縁部に係合して変位し、前記係止
爪自由端をワッシャに設けた係止溝から離して、その係
合関係を解除することを特徴とする上記第(1)項また
は第(2)項記載の緩み止め付き固着具。
【0009】
【作用】 被締め付け材の所定個所に(皿状)ワッシャをセッ
トする。その際は、前記ワッシャの底面と被締め付け面
との密着面には凹凸を設けるとか、粘着材、接着剤など
を挾むとかして、固着具により締め付けたことにより被
締め付け材とワッシャとの間の滑り止め作用を安定して
保持するようする。その時、前記ワッシャの皿状面は、
締め付け材に対して外向きにセットされている。
【0010】 被締め付け材の裏面に固着具(例え
ば、ナット)を重ね合わせ、ワッシャの中心孔に六角ボ
ルトのねじ軸を挿入して、そのねじ軸を前記固着具のね
じ孔に螺合し、被締め付け材を締め付ける。そのとき
は、あらかじめ前記ボルトとの間で相互回転を拘束する
立上り係止板を備え、横方向自由端を外方に湾曲し係止
爪を形成した前記座板をボルト頚下に挿通しておく。前
記立上り係止板及びその横方向自由端を外方に湾曲して
形成した係止爪は、複数個であって良い。
【0011】 六角ボルト頚下に挿通した座板の外縁
の立上り係止板が、前記ボルトと座板との間で相互回転
がないよう拘束すると共に、複数の同係止板の横方向自
由端に設けた弾力的係止爪が、(皿状)ワッシャの外縁
内側に設けた複数条の係止溝に弾性的に係合するように
作用する。当然のことながら、固着具の締め付け方向回
転に対しては、係止爪自由端が弾性力に抗し変位してワ
ッシャ外縁に設けた係止縦溝に係合、かつ、外れて係止
溝面を圧迫しながら摺接・回転し、結局、その状態は固
着具に適宜の締め付けトルクが付与されるまで続くこと
になる。
【0012】 ワッシャの外縁に設けた複数条の係止
縦溝に弾性的に係止した少なくとも一枚の係止爪は、固
着具の緩み方向(締め付け方向に対し逆)回転に対抗し
ワッシャに設けた係止溝に係止して変位せず、それが係
止爪自由端、座板の立上り板を介してボルト頭の回転を
拘束し、種々の原因により発生する固着具の自然な緩み
回転傾向を規制する。
【0013】勿論、その際、上述ワッシャは被締め付け
材に対し滑りがあってはならない。そのために各種の手
段を施しているが、固着具の締め付けに伴ってワッシャ
それ自体が被締め付け面に圧着され、ワッシャの底面が
被締め付け材に密着して両者間に滑りが生じ難くなるこ
とにも留意されたい。条件によっては、接着材、粘着材
などを挾む必要がない場合もあり得る。ただし、緩み止
めの信頼性を確実に優先させるところには実施すべきで
ない。
【0014】座板に設けた複数個の係止爪自由端は、そ
の成形が折り曲げ加工を含み精密な成形が施し難くその
位相に僅かなムラがあるため、被締め付け材に対して固
着具に所定の締め付けトルクを与える如何なる回転位相
にあっても複数個の前記係止爪の少なくとも一つが、ワ
ッシャの係止溝に係合している可能性があり、仮に、ボ
ルトを逆転(緩み方向に回転)しようとしても、ワッシ
ャの係止溝と弾性ある係止爪自由端とが係止して、前記
ボルトの逆転を拘束する。また、ボルト締め付けの終端
で、係止爪と溝とが係止していなくても、僅かに逆転し
たのち直ちに両者の係止関係が発生する。したがって、
微妙な大きさの締め付けトルクに対応して、緩み止め効
果を奏し得る。
【0015】 締め付け具がナットの場合には、固着
具と被締め付け材との間の緩み防止を行うだけでは足り
ず、前記ナットと被締め付け材との間の回転防止をしな
ければ、全体的な緩み止め効果が生じない。その際には
ナットそれ自体が嵌まる凹部を備えたワッシャをナット
に付加し、前記ワッシャの底板に被締め付け材に対して
滑り止め効果を持たせる処理を施して、ナットの回転を
防止する。
【0016】 何らかの都合で、この種型式の固着具
の締付けを解除したい場合には、六角ボルト頭に適応す
る開口を備えたボックススパナを前記ボルト頭に嵌合・
挿入すると、その開口縁で前記座板に設けた複数個の弾
力的係止爪の解除片を内側に押圧して、その係止爪自由
端をワッシャに設けた係止溝から離脱させ、両者の係止
関係を解除し、その状態で固着具を緩み方向に回転して
締め付け状態から開放する。ただし、ボルトの緩み方向
回転中は常に、ワッシャの係止溝から弾性係止爪の自由
端を隔離して置くことを要する。
【0017】 ボルト頭の座板に設けた弾性係止爪
(解除片)に加えた外力、たとえばボックススパナのボ
ルト頭への挿入を外せば、前記弾性係止爪部材は再び旧
位置に復帰して、その自由端係止爪がワッシャに設けた
係止溝に係合する位置まで復帰するので、上記項に述
べた状態に戻る。かくして、緩み止め付き固着具は、再
度、再再度の使用に耐える。
【0018】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に沿って説明
するが、本実施例を構成する各部材は、本出願当時の当
業界における技術水準の範囲内で適宜の設計変更が可能
であることに鑑みれば、格別の理由を示すことなく本実
施例の構成のみに基づいて本発明の要旨を限定的に解す
べきでない。
【0019】図1は、本発明緩み止め付き固着具を構成
する六角頭ボルトの一実施例の斜面図、図2は、本発明
緩み止め付き固着具の座板の詳細構成斜視図、図3は、
ワッシャの斜視図を示すもので、図中、1は、固着具の
六角ボルト頭、2は、六角ボルトのねじ軸部であって、
これらの固着具は業界に流通している六角ボルトであ
り、改めて加工する必要はない。なお、ねじ軸2の長さ
は使用対象材に応じて任意である。
【0020】3は、ボルト頭の頚下に嵌着する座板で、
略ボルトの六角頭と同形に形成し、その各稜線に沿って
任意個所に立ち上げた係止板4によりボルト頭1の側面
を包むようにし、ボルトの回転軸に対し座板との間の自
由回転を拘束すると共に、両者のセンターを合わせるよ
うに設ける。もっとも、座板3に設けた中央孔5の内径
をボルトのねじ軸2の外径に近いよう設けることによ
り、両者のセンター合わせを容易にすることができる。
【0021】前記係止板4のうちの少なくとも一枚には
横に伸長し、かつ、外方に湾曲して設けた弾性的係止爪
6aを形成する。前記係止爪6aは係止板4の設置数に
も関係するが、2〜4ケ所設けることが望ましい。弾性
的係止爪6aの自由端は、後述するワッシャの係止溝に
弾力的に係合する位置まで延長する。
【0022】前記係止爪6aの取付け方向・向きは、ボ
ルトを締め付け方向に回転するときに係止爪自由端が、
後述するワッシャの係止溝に弾力的に係合しても摺接動
するだけで、係止することがない側に設けている。ただ
し、ボルトを緩み方向に回転するときには、前記係止爪
自由端がワッシャの係止溝に係止して、それ以上、回転
することがない。本実施例では、右ねじボルトの場合を
示している。
【0023】係止爪6aの上部は外方に伸出して係止解
除片7を形成する。前記解除片7を何らかの手段で内側
方向に押圧・変位させることにより、弾性に抗して係止
爪6aを同方向に揺動させ、その自由端を係止溝との係
止から開放することができる。
【0024】8aは、皿状ワッシャで、外径は六角ボル
ト頭の径よりも若干大きく、その外縁筒(立上り壁)部
9の内側全周面に係止縦溝10aを施し、同溝が、さきの
係止爪6aの自由端と係合するように設けている。前記
係止縦溝10aの形状は、同一ピッチで鋸歯状であること
が好ましいが、頂角60°のローレットであっても同等の
作用を奏することが確かめられている。外縁筒(立上り
壁)部9の丈は、対応する係止爪6aの自由端が確実に
係止でき、固着具の邪魔にならないる程度とする。
【0025】皿状ワッシャ8aの中央孔11も、ボルトの
ねじ軸2の外径に、ほぼ一致して設け、ボルトと皿状ワ
ッシャ8aとのセンター合わせを容易にする。もっと
も、六角ボルト頭1の外径と皿状ワッシャ8aの外縁筒
(立上り壁)部9の内側径とが略、等しいので、前記ワ
ッシャの外縁筒部9内径に六角ボルト頭1が嵌着すると
きには自ずと両者のセンター合わせができる。
【0026】12は、ワッシャの外縁筒部9に1ないし2
条ほど設けた水抜き切り込み溝で、皿状ワッシャ8aに
雨滴が溜り、係止爪6aまたは係止縦溝10a部材が発錆
することがないよう、ここから水分を流出させる。皿状
ワッシャ8aの底面には、感圧性接着材を塗着してあ
る。
【0027】図4は、緩み止め付き固着具の一実施例を
組付けて示す斜視図で、図中、1は、六角ボルト頭、4
は、座板から立ち上げた係止板、6aは、その弾性係止
爪、7は、係止爪解除片、8aは、皿状ワッシャ、10a
はワッシャ8aの外縁筒部9内面に設けた係止縦溝、12
は前記外縁筒部9に設けた水抜き溝を示しており、そこ
では、皿状ワッシャ8aの外縁筒部9に設けた複数の鋸
歯状係止縦溝10aの1つに対し、座板から立ち上げた弾
性係止爪6aの自由端が係合している構成が見える。前
記の弾性係止爪6aの自由端が皿状ワッシャ8a内に嵌
入し易いように、皿状ワッシャ8aの外縁筒部9の上部
内径側に、面取りを施すことが望ましい。
【0028】図において、ボルト頭1を右回りに回転さ
せる場合は、弾性係止爪自由端が撓み係止縦溝10aの各
凹凸部を摺擦して左方向に移動するが、右回り、すなわ
ち固着具を緩み方向に回転させようとすると、弾性係止
爪自由端が、直ちに係止縦溝10aの溝底に係止する。し
たがって緩み止め効果を具備するものとなっている。こ
こで、弾性係止爪6aの解除片7を内側に押圧すれば係
止爪6aは弾性力に抗して変位し、自由端が係止縦溝10
aの溝底から開放されることが理解される。
【0029】図において、皿状ワッシャ8aの外縁筒部
の径に略、等しい内径を備えた弾性材キャップを六角ボ
ルト頭及び皿状ワッシャの外縁筒部に被嵌・カバーすれ
ば、係止爪6aまたは係止縦溝10a付近で塵、雨滴など
の付着・汚損を防ぎ、また発錆を予防して、緩み止め機
構の耐用期限を維持することに役立つ。
【0030】図5は、緩み止め付き固着具の組付け状態
の上面図を示し、図中、1は、六角ボルト頭で、その径
は、皿状ワッシャ8aの外縁筒部9内径よりも、僅かに
小さいものとなっている。ワッシャ8aの筒部9内径と
六角ボルト頭1との隙間に配置し、ボルト頭の稜付近に
基部を沿わせて設けた弾性係止爪6aの自由端が、外縁
筒部9内側の係止縦溝10aに係合していることが理解さ
れる。本実施例の場合は、弾性係止爪6aを対称的に一
対設けている。
【0031】図6は、緩み止め付き固着具の別の実施例
の斜視図で、図中、1は、六角ボルト頭、4は、座板か
ら立ち上げた係止板、6bは、その弾性係止爪、7は、
係止爪解除片、8bはワッシャ、10bは、ワッシャ8b
の外周縁上面部に沿って放射状に設けた鋸歯状係止溝で
ある。六角ボルト頭1の直径は、ワッシャ8bの外径よ
りも、相当量小さいものとなっており、両者の直径差の
部分のワッシャの上面外周縁に沿って、環状に放射方向
係止溝10bが施される。斜視図は、ワッシャ8bの上面
外周縁に設けた複数の鋸歯状係止溝10bの1つに対し、
座板から立ち上げた弾性係止爪6bの自由端が係合して
いる状態を示しているが、係止爪6bは2個以上係合さ
せるようにしてもよい。
【0032】図において、ボルト頭1を右回りに回転さ
せる場合は、弾性係止爪自由端が撓み、係止溝10bの各
先端を摺擦して左方向に移動するが、右回り、すなわち
緩み方向に回転させようとすると、弾性係止爪自由端は
直ちに係止溝10bの溝底に係止することは、さきの実施
例の場合と同様である。すなわち、緩み止め効果を備え
たものとなっている。ここで、弾性係止爪6bの解除片
7を内側に押圧すれば(図7参照)係止爪6bは弾性力
に抗して変位し、その自由端が係止溝10bの溝底から開
放されることが理解される。
【0033】図7は、図6におけるボルト頭1と座板と
の組合せのみを抜出して示す斜視図で、図中、六角ボル
ト頭1の頚下に重ねた座板から立ち上げた係止板4及び
弾性係止爪6bの自由端が、ボルト頭のそれぞれの側面
を囲み、相互の自由回転を拘束している。解除片7に連
結された弾性係止爪6bの自由端は、右下の関係図に示
すように常時、ワッシャ外縁の鋸歯状係止溝10bの1つ
に係止し、座板、係止板4を介して六角ボルト頭1の左
方向回りを拘束する。すなわち、緩み止め防止効果を奏
する。前記解除片7及び弾性係止爪6bの自由端は矢印
方向に押圧することにより弾性力に抗して変位し、ワッ
シャ外縁の鋸歯状係止溝10bの係合から外れ、その際は
緩み止め防止効果を失う。
【0034】図8は、図6に示す緩み止め固着具の平面
図で、図中、1は、六角ボルト頭、8bは、ワッシャ、
10bは、ワッシャ8bの周縁に沿って刻んだ鋸歯状係止
溝である。図9は、ナット側ワッシャ13の斜視図で、中
央に孔14を設けた、やや厚目の座板の一面にナットを埋
め込む六角状凹み15を設けてある。本実施例では、ナッ
トの外径をナットの径よりも僅かに大きく形成し、その
周縁が連続するようにしている。また、他面には滑り止
め処理、たとえば感圧接着剤を施す。ワッシャ13は、ナ
ット側に取付けることが一般であるが、ボルト・ナット
を一対にして用いるときには、ボルト側に施すようにし
ても良い。
【0035】図10は、その平面図を示す。図中、15は、
座板面に設けた六角状凹みであるが、その一辺と外周弧
とにより形成される半月形凸部を、ワッシャの中心に対
し対称的に一対設けるだけで、ナットとワッシャ13との
間の相対的回転を防止することができる。また、それに
よりワッシャ13の六角状凹み15内に水分が溜るとか、水
分が氷結するとか、外気により銹が生ずるとか、塵、ご
み等が溜ることのない効果を奏する。
【0036】
【発明の効果】本発明は、以上説明したとおり、被固着
材に係止したワッシャを通して六角ボルトを被固着材に
螺着するに当たり、ボルトの六角頭に組合わせた座板に
設けた係止爪をワッシャの係止溝に係合するようにして
いるので、 一度、六角ボルトを被固着材に螺着すると、ワッシ
ャの係止溝に係合する係止爪を介して、同ボルトの緩み
方向回転を拘束するので緩み止め効果を奏し、その機能
は確実である。
【0037】 ワッシャに設けた係止溝のピッチを可
及的に細かくするとか、複数係止爪の位置・位相を僅か
に変えるなどすれば、緩み止め付き六角ボルトの締め付
けトルクを微細に調整することが可能になる。 固着具、被固着材に格別の工作を施すことなく、緩
み止め機能を与えることができる。 ボルト及びナットを用いるときは、そのいずれかの
側に係止爪付き座板、係止溝付きワッシャを施せばよ
く、他方側にはワッシャを用いることができる。
【0038】 ボックススパナを用いれば、係止爪機
構を解除することができ、一度、被固着材に螺着した六
角ボルトを簡単に緩めることができる。すなわち、反復
使用が可能である。 保護キャップを嵌着することにより、緩み止め機構
を外界から保護することができる。 施工方法が容易で、その施工の巧拙により緩み止め
機能に差が生じることがない。等々、従来公知の、この
種緩み止め付き固着具には期待することができない格別
の作用、効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明緩み止め付き固着具の一実施例の斜視図
である。
【図2】同緩み止め付き固着具の座板の一実施例斜視図
である。
【図3】同緩み止め付き固着具の係止縦溝付きワッシャ
の一実施例斜視図である。
【図4】同緩み止め付き固着具の組付け状態を示す一実
施例斜視図である。
【図5】図4に示す固着具の組付け状態の平面図であ
る。
【図6】本発明緩み止め付き固着具の組付け状態を示す
別の実施例斜視図である。
【図7】同固着具のボルト頭と座板の組合せの斜視図で
ある。
【図8】図6に示す固着具の組付け状態の平面図であ
る。
【図9】本発明緩み止め付き固着具のット側のワッシャ
の一実実施例斜視図である。
【図10】図9に示すワッシャのの平面図である。
【符号の説明】 1 ボルト頭 2 ねじ軸 3 座板 4 係止板 5 中央孔 6a 係止爪 7 解除片 8a 皿状ワッシャ 9 外縁筒部 10a 係止縦溝 11 中央孔 12 水抜き切り込み溝 13 ワツシャ 14 中央孔 15 六角状凹み。
【手続補正書】
【提出日】平成6年10月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】図7は、図6におけるボルト頭1と座板と
の組合せのみを抜出して示す斜視図で、図中、六角ボル
ト頭1の頚下に重ねた座板から立ち上げた係止板4及び
弾性係止爪6bの自由端が、ボルト頭のそれぞれの側面
を囲み、相互の自由回転を拘束している。解除片7に連
結された弾性係止爪6bの自由端は、右下の関係図に示
すように常時、ワッシャ外縁の鋸歯状係止溝10bの1
つに係止し、座板、係止板4を介して六角ボルト頭1の
左方向回りを拘束する。すなわち、緩み止め効果を奏す
る。その際、弾性係止爪6bの自由端は、関係図に示す
ように鋸歯状係止溝10bの1つに45〜60゜の傾斜
で係止すればよいが、前述の関係は弾性係止爪6bの折
り曲げ成形によっても実現可能である。前記解除片7及
び弾性係止爪6bの自由端は矢印方向に押圧することに
より弾性力に抗して変位し、ワッシャ外縁の鋸歯状係止
溝10bの係合から外れ、その際は緩み止め効果を失
う。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 六角ボルトに嵌挿される頚下座板の外縁
    において、前記ボルト頭の六角筒の一面に沿って立上る
    係止板を設け、前記ボルトと座板との間で自由回転を拘
    束すると共に、立上り係止板の横方向自由端を外方に湾
    曲して弾力的係止爪を形成してなる座板を頚下に嵌着し
    たボルトと、前記ボルトのねじ軸に挿着するワッシャの
    縁部を立ち上がらせ皿形に形成して、その円筒状外縁の
    内側でボルト頭に対向する側面に凹凸条を形成して、前
    記係止爪端を係止する複数の縦溝を設け、かつ被締め付
    け面側に滑り止め効果を持たせたワッシャとよりなり、 ボルト締め付け時に、係止板の外方向に湾曲した係止爪
    が、ワッシャ外周内側面の係止縦溝に弾性的に係止する
    ようにし、座板を介して六角ボルトの緩み方向回転を拘
    束することを特徴とする緩み止め付き固着具。
  2. 【請求項2】 六角ボルトに嵌挿される頚下座板の外縁
    において、前記ボルト頭の六角筒の一面に沿って立上る
    係止板を設け、前記ボルトと座板との間で自由回転を拘
    束すると共に、立上り係止板の横方向自由端を外方に湾
    曲して弾力的係止爪を形成してなる座板を頚下に嵌着し
    たボルトと、前記ボルトのねじ軸に挿着するワッシャの
    周縁上面部に沿って放射方向に凹凸条を形成し、前記係
    止爪端を係止する複数の放射状係止溝を設け、かつ被締
    め付け面側に滑り止め効果を持たせたワッシャとよりな
    り、 ボルト締め付け時に、係止板の外方向に湾曲した係止爪
    が、ワッシャ外周縁部の放射状係止溝に弾性的に係止す
    るようにし、座板を介して六角ボルトの緩み方向回転を
    拘束することを特徴とする緩み止め付き固着具。 【請求項3 頚下座板に設けた係止板乃至係止爪の一部
    を延長して係止爪解除片とし、同解除片は、ボックスレ
    ンチの開口の縁部に係合して変位し、前記係止爪自由端
    をワッシャに設けた係止溝から離して、その係合関係を
    解除することを特徴とする請求項1または2記載の緩み
    止め付き固着具。
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