JPH04189167A

JPH04189167A - オーバレイ展開制御方式

Info

Publication number: JPH04189167A
Application number: JP2320320A
Authority: JP
Inventors: Seiichi Kurihara; 清一栗原; Naoto Fujii; 直人藤井
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1990-11-22
Filing date: 1990-11-22
Publication date: 1992-07-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［概要］カット紙プリンタ装置におけるオーバレイ展開制御方式
に関し、両面印刷時に表面と裏面に同一オーバレイデータの印刷
がある場合、表面に展開したオーバレイを配置データで
制御して、裏面にも印刷するこきができるようして、印
刷速度を向上させるようにしたオーバレイ展開制御方式
を提供することを目的とし、オーバレイデータを展開するオーバレイ展開処理部と、
展開されたオーバレイデータを保存しておくビットマツ
プメモリと、保存されているオーバレイデータの印刷制
御を行う印刷制御部を備え、同一のオーバレイデータを
表面および裏面に印刷するときは、１回だけオーバレイ
展開処理を行い、その同一オーバレイデータを配置デー
タにより制御する制御手段を設けて、両面のオーバレイ
データの印刷制御を行うように構成する。

「産業上の利用分野］本発明は、カット紙プリンタ装置におけるオーバレイ展
開制御方式に関する。

コンピュータシステムの高速化に伴い、その出力デバイ
スの一つであるプリンタ装置においても、高速化が要求
されている。

このため、印刷速度の低下につながる要因の一つである
両面印刷時のオーバレイ展開をより高速化する必要があ
る。

［従来の技術］従来のカット紙プリンタ装置における両面印刷時のオー
バレイ展開制御方式においては、第９図のフローチャー
トに示すように、表面と裏面がともに同一オーバレイデ
ータの印刷であっても、とじしろを考慮にいれると、表
面は、第１０図（３）に示すように、ビットマツプメモ
リ　（ＢＭＭ）１上でオーバレイデータ２が展開され、
裏面は、第１０図（４）に示すように、ビットマツプメ
モリ１上でオーバレイデータ２が展開される。

そして、展開結果を保存しているビットマツプメモリ１
が用紙と１対１で対応しているため、表面のために展開
したオーバレイデータ２を裏面に使用することができな
い。すなわち、第１０図（１）に示す表面の印刷結果お
よび第１０図（２）に示す裏面の印刷結果を得るために
は、表面と裏面で同一オーバレイデータ２であってもペ
ージ毎にオーバレイ展開処理を行っていた。

［発明が解決しようとする課題］しかしながら、このような従来のオーバレイ展開制御方
式にあっては、両面印刷時において、表面と裏面に同一
オーバレイデータを印刷しようとする場合でもページ毎
にオーバレイ展開処理を行うようにしているため、無駄
な展開時間が消費され、印刷速度の低下を招くという問
題点があった。

本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
のであって、両面印刷時に表面と裏面に同一オーバレイ
の印刷がある場合、表面に展開したオーバレイを配置デ
ータで制御して、裏面にも印刷することができるように
して、印刷速度を向上させるようにしたオーバレイ展開
制御方式を提供することを目的としている。

［課題を解決するための手段］第１図は本発明の原理説明図である。

第１図において、２６はオーバレイデータ４２を展開す
るオーバレイ展開処理部、２７は展開されたオーバレイ
データ４２を保存しておくビットマツプメモリ、２８は
保存されているオーバレイデータ４２の印刷制御を行う
印刷制御部、２９は同一のオーバレイデータ４２を表面
および裏面に印刷するときは、１回だけオーバレイ展開
処理を行い、その同一オーバレイデータ４２を配置デー
タにより制御する制御手段である。

［作用］本発明においては、両面のオーバレイ印刷の表面の処理
時には、オーバレイ展開処理部２６でオーバレイデータ
４２の展開処理を一回行い、ビットマツプメモリ２７に
保存し、印刷制御部２８で表面の印刷制御を行う。つぎ
に、裏面の処理時には、表面と同一オーバレイデータ４
２であれば、オーバレイ展開処理部２６で展開しないで
印刷制御部２８に配置データ（オフセット値）の指示と
ともに印刷制御依頼をすることにより裏面の印刷を行う
。したがって、裏面が表面と同一オーバレイデータ４２
の場合、展開処理を省くことができ、オーバレイデータ
４２を伴う両面印刷時の印刷速度の向上を図ることがで
きる。

［実施例］以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第２図〜第８図は本発明の一実施例を示す図である。

第２図はプリントコントローラ装置を示す図である。

第２図において、１１はホストＣＰＵ１２から文字デー
タまたはオーバレイデータが入力するチャネルコントロ
ーラ、１３はダイレクトメモリアクセスを制御するＤＭ
Ａコントローラ、１４はシステムプログラムが格納され
るＲＯＭ、１５はフロッピィドライブを制御するＦＤコ
ントローラ、１６はエラーなどの表示などを行うオペレ
ーションパネルである。

１７はチャネルコントローラ１１を介して文字データが
入力するメモリ、１８および１９は文字データの展開を
それぞれ行う文字データ展開部、２０はフラグなどが格
納されるメモリ、２１は文字データの展開を制御するＭ
ＰＵ、２２は展開された文字データが保存されるビット
マツプメモリ、２３は展開された文字データの印刷の制
御を行う印刷制御部、２４は展開された文字データまた
は展開されたオーバレイデータの印刷を行うメカ部であ
る。

２５はチャネルコントローラ１１を介してオーバレイデ
ータが格納されるフォームズオーバレイメモリ、２６は
フォームズオーバレイメモリ２５にセットされたホスト
ＣＰＵ１２からの圧縮されたオーバレイデータを所定の
アルゴリズムにより生データに伸長し、ビデオ展開する
オーバレイ展開処理部、２７は展開されたオーバレイデ
ータを保存しておくビットマツプメモリ、２８は展開さ
れたオーバレイデータの印刷の制御を行うもので、ビッ
トマツプメモリ２７の対応するアドレスデータを読み取
り、メカ部２４にビデオ信号を出力する印刷制御部であ
る。

２９はこのプリントコントローラ装置の全体を制御する
ＭＰＵであり、ＭＰＵ２９は、同一のオーバレイデータ
を表面および裏面に印刷するとき、１回だけオーバレイ
展開処理を行い、配置データで制御して、表面で一度展
開したデータを裏面に使用することができるように制御
する制御手段としての機能を有する。

次に、前記印刷制御部２８は、第３図に示すような印刷
制御レジスタ３０を有している。

印刷制御レジスタ３０は、ステータス部（ＳＴＲ）３１
、コマンド部（ＣＭＲ）３２、プリンタコントロール部
（ＰＣＲ）３３、プリンタステータス部（ＰＳＲ）３４
、マスクビット部（ＭＢＲ）３５、インタラブドフラグ
部（ＩＦＲ）３６、イクスクルーシブオアピット部（Ｅ
ＢＲ）３７、テスト部（ＴＳＴＲ）３８、レフトマージ
ン部（ＬＭＲ）３９、ワイドデータ部（ＷＤＲ）４０お
よびメモリアドレス部（ＭＡＲ）４１より構成されてい
る。

また、メモリアドレス部（ＭＡＲ）４１には、第４図に
示すように、ラストライン、オン／オフ、アップ／ダウ
ン、レフト／ライト、クリアの各制御情報およびビット
マツプメモリ２７上の先頭アドレスが設定される。

次に、動作を説明する。

第５図は動作を説明するフローチャートである。

第５図において、まず、表面の場合、ステップＳ１で同
一オーバレイであるか否かを判別し、同一オーバレイで
ないときは、ステップＳ２でオーバレイ展開処理を行い
、ステップＳ３で印刷処理を行う。

次に、裏面の場合、ステップＳ１で同一オーバレイであ
るかを判別し、同一オーバレイであるときは、ステップ
Ｓ４で両面印刷であるか否かを判別し、両面印刷である
ときは、ステップＳ５で配置データ（オフセット）の指
定を行う。

すなわち、同一オーバレイの展開は一回のみとし、両面
の場合、その配置データの変更により一度展開したデー
タをそのまま利用するようにしている。

ここで、表面および裏面の展開データを共有するために
は、ビットマツプメモリ２７に展開したオーバレイデー
タを用紙送り方向に対してＸ方向およびＹ方向に移動さ
せることが必要となる。

第６図において、レフトマージン部（ＬＭＲ）３９はス
キャン方向の各スキャン開始信号よりドラムの書き込み
開始までのドツトを示すレジスタであり、この値が０に
なったワイドデータ部（ＷＤＲ）４０の値によりドラム
書き込み信号をオンにする。なお、第６図中、■はメモ
リアドレス部（ＭＡＲ）４１内のビデオオフ区間を、■
はビデオオン区間を、示す。

このレフトマージン部（ＬＭＲ）３９の値は、ドツト単
位に制御が可能であり、この値の変更が紙送り方向に対
するＸ方向の配置移動に対して有効である。すなわち、
第７図に示すように紙送り方向に対するＸ方向へのオー
バレイデータ４２の配置移動は、ＭＰＵ２９より印刷制
御部２８に依頼する時点で、レフトマージン部（ＬＭＲ
）３９に表面の場合にはＮを、裏面の場合にはＭを設定
することにより、行うことができる。

また、前述したように、メモリアドレス部（ＭＡＲ）４
１には、第４図に示すように、ビットマツプメモリ２７
上の先頭アドレスと各制御情報が設定されており、この
先頭アドルスの設定値の変更が紙送り方向に対するＸ方
向の配置移動に対して有効である。

すなわち、紙送り方向に対するＸ方向へのオーバレイデ
ータ４２の配置移動は、第８図に示すように、ＭＰＵ２
９より印刷制御部２８に依頼する時点で、メモリアドレ
ス部（ＭＡＲ）４１に設定するビットマツプメモリ２７
の先頭アドルスを表面の場合にはＡの値を、裏面の場合
にはＢの値を設定することにより、行うことかできる。

［発明の効果］以上説明したように、本発明によれば、カット紙プリン
タ装置の両面印刷時において、同一オーバレイ印刷があ
る場合、オーバレイ展開を表面および裏面に対して行う
必要かなく、表面で一度印刷したオーバレイ展開データ
を裏面にも利用することができ、オーバレイ展開の処理
時間を省くことができ、印刷速度を向上させることがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理説明図、第２図は本発明の一実施例を示す図、第３図はプリンタ制御レジスタの構成図、第４図はメモ
リアドレス部の構成図、第５図は動作を説明するフローチャート、第６図はＬＭ
ＲさＷＤＲの説明図、第７図はＸ方向配置移動の説明図、第８図はＸ方向配置移動の説明図、第９図は従来のフローチャート、第１０図は印刷結果とビットマツプメモリを示す図であ
る。図中、１１・・・チャネルコントローラ、１２・・・ホストＣＰＵ。１３・・・ＤＭＡコントローラ、１４・・・ＲＯＭ。１５・・・ＦＤコントローラ、１６・・・オペレーションパネル、１７・・・メモリ、１８．１９・・・文字データ展開部、２０・・・メモリ、２１・・・ＭＰＵ。２２・・・ビットマツプメモリ、２３・・・印刷制御部、２４・・・メカ部、２５・・・フォームズオーバレイメモリ、２６・・・オ
ーバレイ展開処理部、２７・・・ビットマツプメモリ、２８・・・印刷制御部、２９・・・ＭＰＵ　（制御手段）、３０・・・印刷制御レジスタ、３１・・・ステータス部、３２・・・コマンド部、３３・・・プリンタコントロール部、３４・・・プリンタステータス部、３５・・・マスクビット部、２６・・・インタラブドフラグ部、３７・・・イクスクルーシブオアビット部、３８・・・
テスト部、３９・・・レフトマージン部、４０・・・ワイドデータ部、４１・・・メモリアドレス部、４２・・・オーバレイデータ。

Claims

【特許請求の範囲】オーバレイデータ（４２）を展開するオーバレイ展開処
理部（２６）と、展開されたオーバレイデータ（４２）
を保存しておくビットマップメモリ（２７）と、保存さ
れているオーバレイデータ（４２）の印刷制御を行う印
刷制御部（２８）を備え、同一のオーバレイデータ（４２）を表面および裏面に印
刷するときは、１回だけオーバレイ展開処理を行い、そ
の同一オーバレイデータ（４２）を配置データにより制
御する制御手段（２９）を設けて、両面のオーバレイデ
ータ（４２）の印刷制御を行うことを特徴とするオーバ
レイ展開制御方式。