JPH04187109A - 立体物展示具 - Google Patents

立体物展示具

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JPH04187109A
JPH04187109A JP31613690A JP31613690A JPH04187109A JP H04187109 A JPH04187109 A JP H04187109A JP 31613690 A JP31613690 A JP 31613690A JP 31613690 A JP31613690 A JP 31613690A JP H04187109 A JPH04187109 A JP H04187109A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、立体物展示具に係り、より詳しく言えば、手
製率、陶器、磁器、漆器、装身具のような美術工芸品や
遺跡からの出土品等の展示に適した立体物展示具に関す
るものである。
〈従来の技術〉 従来、美術工芸品や遺跡からの出土品等(以下立体物と
いう)を展示する際には、壁際に設けられた陳列ケース
内に展示するか、透明材料製直方体ケース内に入れて展
示室の中央に展示するのが普通であった。しかし、上記
の立体物は、あらゆる角度から鑑賞して初めてその価値
が理解されるものである。壁際に設けられた陳列ケース
内に展示した場合には、立体物の背面、上面あるいは底
面を見るのが困難であるという欠点があり、また、接近
して鑑賞できないという欠点もあった。一方、透明材料
でできた直方体のケース内に入れて展示室の中央に展示
すれば、立体物の背面や上面や底面を見るのが困難であ
るという欠点は回避される場合もあるが、接近して鑑賞
できないという欠点は依然残り、限られたスペースに多
くの物を展示することができないという欠点が新たに生
じる。
壁をえぐった空間に立体物を展示する方法も一部行われ
ているが、この方法では、上記のいずれの欠点をも解決
することができない。
また、近年わが国においても手製本の製作が盛んになっ
てきている。本の展示方法としては、従来から本のペー
ジを開いて鑑賞者の方へ向けて展示する方法が行われて
きた。このような方法は、例えば、実開昭60−195
572号に記載されている。しかし、美術工芸品として
の手製本の鑑賞のポイントは、第7図に示すとおり、表
裏表紙のほか背表紙、見返し、花ぎれ、天、小口等であ
る。このため、美術工芸品としての手製本は、背表紙を
鑑賞者の方へ向け、本を90度ないし180度に開いて
立てて展示されるのか一般的である。
表紙、背表紙のデザインにもよるが、本を開く角度は通
常、最も安定性の良い120度程度であることが多い。
すなわち、美術工芸品としての手製本の展示方法は、従
来性われてきた展示方法とは全く異なる。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明の目的の一つは、展示された立体物の背面、上面
あるいは底面を容易に見ることができ、接近して鑑賞す
ることが可能であり、かつ限られた空間に多くの物を展
示することができる立体物展示具を提供することである
また、本発明の他の目的は、上記諸特性を有し、かつ、
美術工芸品としての手製本の展示方法に即した展示が可
能な立体物展示具を提供することである。
く課題を解決するための手段〉 この目的は、 背面に開口部を有し、内側に展示物を収納できる透明半
筒状または透明半多角形柱状の展示物収納部材、 天縁飾、二片の側縁飾及び底板からなり、天縁飾と二片
の側縁飾、二片の側縁飾と底板がそれぞれ垂直に接合し
た縁飾部材、及び 鏡と裏板とからなり、 前記展示物収納部材の背面開口部の上側周縁及び底部に
前記縁飾部材を設け、前記背面開口部に着脱自在に前記
鏡及び裏板を備えてなる立体物展示具を提供することに
よって達成される。
はじめに本発明の立体物展示具の構成要件の一つである
展示物収納部材について説明する。
展示物収納部材の形状は、背面に開口部を有し、内側に
展示物を収納できる透明半筒状または透明半多角形状で
ある。
半筒状とは、真円柱または楕円柱を縦に二分した形状を
いう。この場合、必ずしも真円または楕円の中心を通る
断面で縦に二分したものでなくても良い。半筒状として
左右対称になるように縦に二分することが好ましい。こ
の形状は、特に陶器、磁器、漆器などを展示するのに適
している。
半多角形柱状とは、多角形柱を縦に二分した形状をいう
。半多角柱状としては、具体的には、直方体形、立方体
形、縦六角柱形、縦五角柱形、縦台形柱形、縦三角柱形
などが例示できる。この場合、左右対称の3−6角柱で
あることが好ましい。
これら直方体形、立方体形、縦六角柱形、縦五角柱形、
縦台形柱形、縦三角柱形の展示物収納部材を有する立体
物展示具によれば、種々の物品を展示することが可能で
あるが、手製本の展示に特に適している。手製本を展示
する場合には、上に述べたように、背表紙を鑑賞者の方
へ向け、約60度ないし約180度に本を開いた状態で
立直姿勢で展示する。本を開く角度は、通常、安定性の
良い120度程度が適当であるが、表表紙、背表紙、裏
表紙が一体となったデザインがされている場合には、約
160度ないし約180度に開いて展示するのがより効
果的である。前者の場合には、縦六角柱形、縦五角柱形
、縦台形柱形、縦三角柱形が、後者の場合には、直方体
形、立方体形が好ましい。
展示物収納部材は、背面に開口部を有し、内側に収納す
る立体物の出し入れができるようになっている。底部に
は、開口部があっても良く、なくても良い。
展示物収納部材の内部に立体物を載置するための台座が
設けられていても良い。また、後述の縁飾部材の底板、
に立体物を直装置いても良い。
展示物収納部材が縦三角柱形である場合、角柱の側面同
士のなす角の一つが60度以上160度以下であること
が好ましい。
展示物収納部材が縦台形柱形の場合、該台形が、後で述
べる天縁飾を付けるのに適当な長さの下底と、これに平
行で長さ1ないし10cmの上底と、長さの等しい2辺
とを有することが好ましい。
=7= 展示物収納部材が縦五角柱形である場合、該五角形が、
後述の天縁飾を付けるのに適当な長さの1辺、これに垂
直な2辺及びこの2辺と鈍角で交わり、互いに60度以
上160度以下の角度で交わる長さの等しい2辺とを有
することが好ましい。
展示物収納部材が縦六角柱形である場合、該六角形が、
後述の天縁飾を付けるのに適当な長さの1辺、これに垂
直な長さの等しい2辺及びこの2辺と鈍角で交わる長さ
の等しい2辺及び天縁飾に平行で、1ないし10cmの
長さの1辺を有することが好ましい。
これら展示物収納部材は、各部分を接着して作成しても
良く、一部または全部を一体成型により作成しても良い
展示物収納部材は、はぼ全体が透明材料で作られている
ことが、本発明の目的からみて必要である。透明材料の
材質は、特に限定されない。例えば、ガラス、アクリル
などである。透明材料は、無色であってもよいが、有色
であってもよい。展示物収納部材の形状によっては、透
明材料でできた部分をつなぐために不透明の連結具を用
いてもよい。また、透明材料でできた部分をつないだ個
所に不透明部分が生じていてもよい。さらに、透明材料
でできた部分をつないだ個所が一定の曲率を持つように
なっていてもよい。
次に、本発明の立体物展示具の構成要件の一つである縁
飾部材について説明する。
縁飾部材は、天縁飾、二片の側縁飾及び底板からなり、
天縁飾と二片の側縁飾、二片の側縁飾と底板がそれぞれ
垂直に接合している。
縁飾部材は、前記展示物収納部材の背面開口部の上側周
縁及び底部前側縁に設けられる。
天縁飾、側縁飾及び底板の材質は特に限定されない。通
常用いられる材料、例えば木材、金属、プラスチックな
どで良い。これら天縁飾、側縁飾及び底板に模様、色彩
、彫刻などの装飾が施されていれば、美感が増すが、必
ずしも装飾が施されている必要はない。底板の縁に沿っ
て同様の装飾が設けられていても良い。この場合の装飾
は、天縁飾、側縁飾の装飾と同一方向(正面)を向いて
いても良いが、鑑賞者の方に向けて斜めに向いていても
良い。底板は、展示物収納部材の底部よりやや大きめに
作成するのが展示物収納部材の固定安定性から見て好ま
しい。
天縁飾、側縁飾及び底板は、蟻継ぎ等の通常の方法によ
り接合される。
なお、底板に直接立体物を置く場合には、底板は立体物
の重量を支える役割を有するため、必要により強度のあ
る材料を使用してもよい。特に手製率は重量があるため
、このような態様が好ましい。
次に、鏡と裏板について説明する。
本発明に言う鏡は、実質的に平面である鏡の他、凸面状
、凹面状の鏡をも含む。鏡は裏板に対しである一定の角
度を持たせて重ね合わせ、展示物の背面が脇や上から見
えるようにしても良い。さらに、展示物収納部材に展示
物を載置するための透明の台座を設け、展示物の底部が
鑑賞者に見やすいように、該台座の下へ裏板から鏡が斜
めに突出して差し入れられるように重ね合わせても良い
鏡の重ね合わされた裏板は、鏡を展示物収納部材の内部
に向け、前記背面開口部に着脱自在なように設けられる
こうして作成された本発明の立体物展示具は、展示物収
納部材の内部に、立体物を入れて使用される。本発明の
立体物展示具は、壁にかけても良いが、テーブル等の上
に置いても良い。また、脚部を設けて立てられるように
しても良い。
〈実施例〉 以下に例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこれら
の例に限定されるものではない。
実施例1 第1図に本発明の一態様を示す。i a図は斜視図、1
b図は上面図、10図は正面図、1d図は側面図、10
図は裏面図、1f図は展示物収納部材、縁飾部材、鏡及
び裏板の接合部の断面図、1g図は分解図、1h図は使
用状態図である。
透明なアクリル樹脂を用いて、頂角が60度の二等辺三
角形の天板1を作成した。別に、やはり透明なアクリル
樹脂を用いて、側板2を曲げ加工により作成した。接着
剤を用いて、天板1と側板2とを互いに垂直に接着して
、展示物収納部材を作成した。
一方、木製の天縁飾3と二片の側縁飾4及び木製の底板
5を嵌合接着して縁飾部材を作成した。
底板5は、展示物収納部材の天板1よりやや大きい二等
辺三角形の二つの等辺の縁に、天縁飾3、側縁飾4と同
様、縁飾を付けたものである。この縁飾部材は、展示物
収納部材と嵌合可能なように、段部を設けである。また
、この段部は、展示物収納部材を取り付ける側と同じ側
に、後述する鏡9、裏板6が取り外し自在に嵌め込める
ように設けられている。
展示物収納部材を縁飾部材に嵌合した後、縁飾部材の裏
側から、鏡9を展示物収納部材の内部に向けて裏板6と
重ね合わせ、掛止具7を用いて嵌め込み固定した。裏板
6は木製の板である。
次に、裏板6、鏡9を外し、底板5の上に手製本10を
約90度に開いて展示し、鏡9、裏板6を再び縁飾部材
に嵌め込み固定した。天縁飾3の上辺を床から150c
mの高さに合わせ、裏面に吊り具を設けて本発明の立体
物展示具を壁に設置したところ、正面から手製本の表裏
表紙、上から花ぎれと天、鏡を通して見返しと小口とを
見ることができ、全体を容易に鑑賞することができた。
実施例2 第2図に本発明の一態様を示す。
透明ガラスを用いて、長方形の天板1を作成する。別に
、やはり透明ガラスを用いて、三枚の長方形の側板2を
作成する。接着剤を用いて、天板1と三枚の長方形の側
板2とを互いに垂直に接着し、また側板同士も接着して
、展示物収納部材を作成する。
一方、木製の天縁飾3と二片の側縁飾4及び木製の底板
5を嵌合接着して縁飾部材を作成する。
底板5は、展示物収納部材の天板1よりやや大きい長方
形の三つの辺の縁に、天縁飾3、側縁飾4と同様、縁飾
を付けたものである。この縁飾部材は、展示物収納部材
と嵌合可能なように、段部を設けである。また、この段
部は、展示物収納部材を取り付ける側と同じ側に、後述
する鏡9、裏板6が取り外し自在に嵌め込めるように設
けられている。
展示物収納部材を縁飾部材に嵌合した後、縁飾部材の裏
側から、鏡9を展示物収納部材の内部に向けて裏板6と
重ね合わせ、掛止具7を用いて嵌め込み固定した。裏板
6は木製の板である。
次に、裏板6、鏡9を外し、底板5の上に手製本をほぼ
180度に開いて展示し、鏡9、裏板6を再び縁飾部材
に嵌め込み固定する。天縁飾3の上辺を床から150c
mの高さに合わせ、裏面に吊り具を設けて本発明の立体
物展示具を壁に設置すれば、正面から手製本の表裏表紙
、上から花ぎれと天、鏡を通して見返しと小口とを見る
ことができ、全体を容易に鑑賞することができる。
実施例3 第3図に本発明の一態様を示す。
透明アクリル樹脂を用いて、頂角が150度で左右対称
の五角形の天板1を作成する。別に、やはり透明アクリ
ル樹脂を用いて、側板2を曲げ加工により作成する。接
着剤を用いて、天板1と側板2とを互いに垂直に接着し
て、展示物収納部材を作成する。
一方、木製の天縁飾3と二片の側縁飾4及び木製の底板
5を嵌合接着して縁飾部材を作成する。
底板5は、展示物収納部材の天板1と同一の大きさの五
角形の四つの辺の縁に、天縁飾3、側縁飾4と同様、縁
飾を付けたものである。この縁飾部材は、展示物収納部
材と嵌合可能なように、段部を設けである。また、この
段部は、展示物収納部材を取り付ける側と同じ側に、後
述する鏡9、裏板6が取り外し自在に嵌め込めるように
設けられている。
展示物収納部材を縁飾部材に嵌合した後、縁飾部材の裏
側から、鏡9を展示物収納部材の内部に向けて裏板6と
重ね合わせ、掛止具7を用いて嵌め込み固定した。裏板
6は木製の板である。
次に、裏板6、鏡9を外し、底板5の上に手製本を約1
50度に開いて展示し、鏡9、裏板6を再び縁飾部材に
嵌め込み固定する。天縁飾3の上辺を床から150 c
mの高さに合わせて、本発明の立体物展示具をテーブル
上に設置すれば、正面から手製本の表裏表紙、上から花
ぎれと天、鏡を通して見返しと小口とを見ることができ
、全体を容易に鑑賞することができる。
実施例4 第4図に本発明の一態様を示す。
透明アクリル樹脂を用いて、上底とそれに隣合う辺との
なす角が150度、上底の長さが4cmで左右対称の台
形の天板1を作成する。別に、やはり透明アクリル樹脂
を用いて、三枚の長方形の側板2を作成する。接着剤を
用いて、天板1と三枚の長方形の側板2とを互いに垂直
に接着し、また側板同士も接着して、展示物収納部材を
作成する。
一方、金属製の天縁飾3と二片の側縁飾4及び木製の底
板5を嵌合接着して縁飾部材を作成する。
底板5は、展示物収納部材の天板1と同一の大きさの台
形の三つの辺の縁に、天縁飾3、側縁飾4と同様、金属
製の縁飾を付けたものである。この縁飾部材は、展示物
収納部材と嵌合可能なように、段部を設けである。また
、この段部は、展示物収納部材を取り付ける側と同じ側
に、後述する鏡9、裏板6が取り外し自在に嵌め込める
ように設けられている。
展示物収納部材を縁飾部材に嵌合した後、縁飾部材の裏
側から、鏡9を展示物収納部材の内部に向けて裏板6と
重ね合わせ、掛止具7を用いて嵌め込み固定した。裏板
6は木製の板である。
次に、裏板6、鏡9を外し、底板5の上に手製本を約1
50度に開いて展示し、鏡9、裏板6を再び縁飾部材に
嵌め込み固定する。天縁飾3の上辺を床から150cm
の高さに合わせ、裏面に吊り具を設けて本発明の立体物
展示具を壁に設置すれば、正面から手製本の表裏表紙、
−ヒから花きれと天、鏡を通して見返しと小口とを見る
ことができ、全体を容易に鑑賞することができる。
実施例5 第5図に本発明の一態様を示す。
透明アクリル樹脂を用いて、2組の対辺が平行で左右対
称の六角形の天板1を作成する。別に、やはり透明アク
リル樹脂を用いて、側板2を曲げ加工により作成する。
接着剤を用いて、天板1と側板2とを互いに垂直に接着
して、展示物収納部材を作成する。
一方、木製の天縁飾3と二片の側縁飾4及び木製の底板
5を嵌合接着して縁飾部材を作成する。
底板5は、展示物収納部材の天板1よりやや大きい六角
形の五つの辺の縁に、天縁飾3、側縁飾4と同様、木製
の縁飾を付けたものである。この縁飾部材は、展示物収
納部材と嵌合可能なように、段部を設けである。また、
この段部は、展示物収納部材を取り付ける側と同じ側に
、後述する鏡9、裏板6が取り外し自在に嵌め込めるよ
うに設けられている。
展示物収納部材を縁飾部材に嵌合した後、縁飾部材の裏
側から、鏡9を展示物収納部材の内部に向けて裏板6と
重ね合わせ、掛止具7を用いて嵌め込み固定した。裏板
6は木製の板である。
次に、裏板6、鏡9を外し、底板5の上に手製本を約1
50度に開いて展示し、鏡9、裏板6を再び縁飾部材に
嵌め込み固定する。天縁飾3の上辺を床から150cm
の高さに合わせて、本発明の立体物展示具をテーブル上
に設置すれば、正面から手製本の表裏表紙、上から花ぎ
れと天、鏡を通して見返しと小口とを見ることができ、
全体を容易に鑑賞することができる。
実施例6 第6図に本発明の一態様を示す。
透明アクリル樹脂を用いて、半円形の天板1と半筒状の
側板2とからなる展示物収納部材を、−体成型にて作成
する。天板1と同形の半円形をした、透明アクリル樹脂
製の台座8を側板2の内側上から約3分の2の高さに、
垂直に接着する。
一方、ポリスチレン製の天縁飾3と二片の側縁飾4及び
ポリスチレン製の底板5を嵌合接着して縁飾部材を作成
する。底板5は、展示物収納部材の天板1と同一の大き
さの半円形の辺の縁に、天縁飾3、側縁飾4と同様、ポ
リスチレン製の縁飾を付けたものである。この縁飾部材
は、展示物収納部材と嵌合可能なように、段部を設けで
ある。
また、この段部は、展示物収納部材を取り付ける側と同
じ側に、後述する鏡9、裏板6が取り外し自在に嵌め込
めるように設けられている。
展示物収納部材を縁飾部材に嵌合した後、縁飾部材の裏
側から、鏡9、裏板6を重ね合わせて、掛止具7を用い
て嵌め込み固定する。裏板6は木製の板の上から3分の
2まで鏡が貼りつけてあり、その下からは鏡が斜め下前
方に突き出るように取り付けである。次に、鏡9の付い
た裏板6を外し、台座8の上に茶碗を置き、鏡9の付い
た裏板6を再び縁飾部材に嵌め込み固定する。天縁飾3
の上辺を床から約120cmの高さに合わせ、裏面に吊
り具を設けて本発明の立体物展示具を壁に設置すると、
正面から茶碗の正面、鏡を通して茶碗の背面と底面とを
見ることができ、全体を容易に鑑賞することができる。
 実施例7 第7図に本発明の一態様を示す。
透明アクリル樹脂を用いて、半楕円形の天板1と半楕円
筒状の側板2とからなる展示物収納部材を、一体成型に
て作成する。天板1と同形の半楕円形をした、透明アク
リル樹脂製の台座8を側板2の内側上から約3分の2の
高さに、垂直に接着する。
一方、天縁飾3と二片の側縁飾4及び底板5をポリスチ
レンの一体成型にて作成する。底板5は、展示物収納部
材の天板1と同一の大きさの半楕円形の辺の縁に、天縁
飾3、側縁飾4と同様、ポリスチレン製の縁飾を付けた
ものとなっている。この底板の上に鏡9を設ける。この
縁飾部材は、展示物収納部材と嵌合可能なように、段部
を設けである。また、この段部は、展示物収納部材を取
り付ける側と同じ側に、後述する鏡9、裏板6が取り外
し自在に嵌め込めるように設けられている。
展示物収納部材を縁飾部材に嵌合した後、縁飾部材の裏
側から、鏡9を展示物収納部材の内部に向けて裏板6と
重ね合わせ、掛止具7を用いて嵌め込み固定した。裏板
6は木製の板である。
次に、鏡9と裏板6を外し、台座8の上に茶碗を置き、
鏡9と裏板6を再び縁飾部材に嵌め込み固定する。天縁
飾3の上辺を床から約120cmの高さに合わせ、裏面
に吊り具を設けて本発明の立体物展示具を壁に設置する
と、正面から茶碗の正面、鏡を通して茶碗の背面と底面
とを見ることができ、全体を容易に鑑賞することができ
る。
〈発明の効果〉 本発明の立体物展示具によれば、立体物を展示するに際
し、立体物の背面や上面や底面を容易に見ることができ
、接近して鑑賞することが可能であり、かつ限られたス
ペースに多くの物を展示することができる。
また、本発明の立体物展示具は、上記緒特性を有し、か
つ美術工芸品としての手製本の展示をするために特に適
している。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図は、本発明の一態様を図示したものである。 1は天板、2は側板、3は天縁飾、4は側縁節、5は底
板、6は裏板、7は掛止具、9は鏡、10は手製本をそ
れぞれ表す。 第6.7図は、本発明の一態様を図示したものである。 1は半円形または半楕円形の天板、2は半筒状または半
楕円筒状の側板、3は天縁飾、4は側縁節、5は底板、
6は裏板、7は掛止具、8は台座、9は鏡を表す。 第8図は、手製本の各部分の名称を示したものである。 11は表紙、12は背表紙、1βは見返し、14は花ぎ
れ、15は天、16は小口をそれぞれ示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)背面に開口部を有し、内側に展示物を収納できる
    透明半筒状または透明半多角形柱状の展示物収納部材、 天縁飾、二片の側縁飾及び底板からなり、天縁飾と二片
    の側縁飾、二片の側縁飾と底板がそれぞれ垂直に接合し
    た縁飾部材、及び 鏡と裏板とからなり、 前記展示物収納部材の背面開口部の上側周縁及び底部に
    前記縁飾部材を設け、前記背面開口部に着脱自在に前記
    鏡及び裏板を備えてなる立体物展示具。
  2. (2)展示物収納部材に展示物を載置するための透明の
    台座が設けられ、該台座の下へ鏡が斜めに突出して差し
    入れられていることを特徴とする請求項1記載の立体物
    展示具。
  3. (3)底板上に鏡が設けられていることを特徴とする請
    求項1記載の立体物展示具。
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JPH0693855B2 (ja) 1994-11-24

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